JP3227212U - 容器用オープナー - Google Patents

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Abstract

【課題】力の弱い子供、女性、又は高齢者などでも、握力を要することなくペットボトル容器のキャップを容易に開栓できるうえに、缶容器のプルトップの開栓を容易に行える容器用オープナーを提供する。【解決手段】ペットボトルのキャップを挟持する長尺レール部11と、長尺レール部11から延設した板体に互いに対向する向きに一対の短爪部12a、12bを設けた。また、長尺レール部11は、長手方向の一端から他端に向かってレール幅が次第に拡幅させ、長尺レール部11のキャップと当接する箇所に凹凸部を設けた。【選択図】図1

Description

本発明は、力の弱い子供、女性、又は高齢者などでも、飲料水、調味料、薬剤又は洗剤などの流体が内部に充填されたペットボトル容器のキャップ、又は缶容器のプルトップの開栓を容易に行える容器用オープナーに関するものである。
一般的に、ペットボトル容器は、キャップを回転させて開栓する構造となっている。しかしながら、キャップの直径が3cm程度と小さいうえに、キャップが開栓されたか否かを容易に判断できるように回転時にキャップと容器間に破断が生じる構造が採られているため、キャップの開栓時には相当な力を要する。キャップの外周面には滑り止め用の縦目ローレットが設けられ、把持し易くされているものの、力の弱い子供や女性、又は握力の低下した高齢者などは、キャップの開栓が容易に行えない。
また、缶容器にあっては、その上面に設けられたリング部分を指で引き起こして開栓する、いわゆるプルトップ方式が広く採用されている。プルトップの開栓時には、リング部分と缶容器の僅かな隙間に指先をいれて指をリング部分に掛けて引き起こすため、開栓時には相当な力を要するうえに、爪先を破損し易い。このため、ボトル容器のキャップと同様に、力の弱い子供や女性、又は高齢者などは、プルトップの引き起こしが容易に行えない。さらにネイルアートを施している女性などにとっては、爪先を破損する恐れから缶容器の使用自体を避けているのが実情である。
そこで従来、ペットボトル等のキャップオープナーとプルトップオープナーの機能を併せ持つ開栓器具が提案されている。このような開栓器具として特許文献1には、ボトル容器のキャップに挿通される円形状の挿通孔を一端に有する長尺な第1の本体と、この第1の本体の長手方向中央部に長手方向中央部が枢支され、挿通孔に挿通されたキャップの縦目ローレットに対し半径方向外方から進出して当該縦目ローレットに当接する鋸刃状の押え部を一端に有する長尺な第2の本体と、この第2の本体の他端に設けられ、缶飲料のプルトップのリング部分に係止する爪部とを備えたものが開示されている。
また、特許文献2には、略矩形を呈する薄板状の基板に、ボトル容器のキャップに挿通されるほぼ真円形状の挿通孔が設けられているとともに、前記挿通孔の内周面には、前記キャップの開栓時に当該キャップの外周面の縦目ローレットの溝の開栓方向前側に対し先端が開栓方向後方から当接する複数のキャップ開栓用爪部が設けられている一方、前記基板の1つの角部には、缶容器のプルトップのリング部分に挿通されるように前記基板の短手方向外向きに突出するプルトップ開栓用爪部が設けられたものが開示されている。
特開2009−249035号公報 特開2013−107691号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2で開示されている開栓器具は、ペットボトルのキャップに開口部を嵌合させ、使用者の握力により開口部を縮径させてキャップと開口部を密着させてキャップを回転させる構造となっているため、使用者の握力が弱い場合は、開栓が容易に行えなかった。例えば栄養ドリンクなどキャップ径が小径の場合は、キャップ外周面と開口部の内周面にできる隙間が大きく、開口部を縮径させてキャップ外周面と開口部の内周面を密着させるには、相当程度の握力が必要であった。
本考案は、上記の問題点に鑑みなされたもので、力の弱い子供、女性、又は高齢者などでも、握力を要することなくペットボトル容器のキャップを容易に開栓できるうえに、缶容器のプルトップの開栓を容易に行える容器用オープナーを提供することを目的とする。
このため本考案の容器用オープナーは、ペットボトルのキャップを挟持する長尺レール部と、該長尺レール部から延設した板体に互いに対向する向きに設けられた一対の短爪部を備えることを第1の特徴とする。
また、前記長尺レール部が、長手方向の一端から他端に向かってレール幅が次第に拡幅部を有することを第2の特徴とする。さらに、前記長尺レール部の前記キャップと当接する箇所に凹凸部が形成されていることを第3の特徴とする。
本考案の容器用オープナーは、以下の優れた効果を有する。
(1)ペットボトルのキャップを開封する長尺レール部と、缶容器のプルトップの開栓する一対の短爪部を有するため、1つのオープナーで種々の容器を開栓することができ、使い勝手が良い。
(2)一対の短爪部を有しているため、一方の短爪部をプルトップに掛け、他方の短爪部を缶容器の周縁に係止し、梃子の原理を用いてプルトップを弱い力で円滑に引き上げられる。したがって、技量を要することなくプルトップを簡単に開栓することができる。
(3)ペットボトルのキャップと当接する長尺レール部は、そのレール幅が次第に拡幅しているため、例えば栄養ドリンクのキャップなどペットボトルのキャップに比べて小サイズのキャップであっても確実に当接することができる。すなわち、様々なキャップのサイズを開栓することが可能となる。さらに、レース幅がより狭小な箇所でキャップと当接させることで、開栓時に使用者の握力に頼ることなく、キャップとオープナーの密接度を高めることができる。
(4)長尺レール部のキャップと当接する箇所に凹凸部を形成しているため、キャップ外周に設けられている縦目ローレットと効率良く当接し、弱い力で容易にキャップを開栓することができる。
本考案に係る容器用オープナーの一実施例を示す底面方向から見た斜視図である。 図1の容器用オープナーの上面方向から見た斜視図である。 図1の容器用オープナーがキャップに当接した様子を説明する側面図である。 図1の容器用オープナーによりプルトップを開栓する様子を説明する斜視図である。
以下、本考案を実施するための最良の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。図1は本考案に係る容器用オープナーの一実施例を示す底面方向から見た斜視図であり、図2は図1の容器用オープナーの上面方向から見た斜視図であり、図3は図1の容器用オープナーがキャップに当接した様子を説明する側面図であり、図4は図1の容器用オープナーによりプルトップを開栓する様子を説明する斜視図である。
図1乃至図4に示すように、本考案の容器用オープナー本体1は、ペットボトルのキャップ2を挟持する長尺レール部11と、この長尺レール部11から延設した平板部13に設けられた一対の短爪部(12a、12b)から構成され、一体的に形成されている。容器用オープナー本体1は、ペットボトル等のキャップ2、又は缶容器のプルトップ3の開栓を行う際に、その力に耐久できる素材、例えばステンレスなどの金属素材や強化プラスチックなどの樹脂素材などでも良く、素材の限定はされない。
長尺レール部11は、短手方向の断面図で略C字形状に形成されており、その開放部分(レール幅)が、長手方向の一端側から他端側に向かって次第に拡幅しており、この拡幅部111にペットボトル等のキャップ2が挟持される。拡幅部111が、次第に拡幅していることで、キャップ2のサイズは種々のサイズに対応することができるとともに、より狭小な部分で挟持させることで、確実にキャップ2と容器用オープナー本体1が当接することができる。すなわち、容器用オープナー本体1に加える力を効率良くキャップ2に伝達することができるため、例えば力の弱い子供、女性、又は高齢者などでも容易にキャップ2の開栓を行うことができる。
拡幅部111のキャップ2に当接する箇所には、複数の凹凸部112が形成されている。一般的にキャップ2の外周面には、滑り止め用の凹凸、いわゆる縦目ローレットが設けられている。そのため、凹凸部112が縦目ローレットと効率良く当接し、しっかりとキャップ2を挟持し、弱い力でも容易にキャップ2を開栓することができる。
一対の短爪部(12a、12b)は、長尺レール部11から延設した平板部13から、図1において上面側(図2において底面側)に突出して設けられている。これは、長尺レール部11と缶容器の周縁31が干渉することを防ぐためであり、例えば平板12cが長手方向により長く、長尺レール部11と缶容器の周縁31が干渉するおそれがない場合は、短爪部(12a、12b)の突出方向は、図1において底面側(図2において上面側)でも良い。また、図示した実施例では、平板部13に開口部14が設けられている。開口部14は、プルトップ3とほぼ同サイズの開口である。開口部14は、缶容器の上面に設けられているプルトップ3との干渉を防いでいるが、短爪部(12a、12b)が充分に長く設けられ、プルトップ3と干渉するおそれがない場合は、必ずしも開口部14は必要としない。
次に本考案の容器用オープナー1を用いてキャップ2やプルトップ3を開栓する場合の操作方法を図3、図4に基づいて説明する。
図3に示すように、ペットボトルを立てた状態で、キャップ2の上方から拡幅部111にキャップ2を挟み込むよう接近させる。容器用オープナー1を水平方向(キャップ2が拡幅部111のより狭小な位置にくる向き)にスライドさせ、キャップ2と拡幅部111をしっかりと当接させる。それから、容器用オープナー1を開栓方向へ回転させる。すると、キャップ2の縦目ローレットと凹凸部112がしっかりと噛み合っているため、弱い力で確実に開栓することができる。さらに、容器用オープナー1からキャップ2を外す際には、キャップ2を拡幅部111のより拡幅した方向へスライドさせる、もしくはそのままキャップ2を垂直方向(縦目ローレットの縦目方向)へ引き抜くことで容易に容器用オープナー1からキャップ2を離脱させることができる。
一方、缶容器のプルトップ3をあける場合は、図4に示すように、缶容器を立てた状態で、図中一点鎖線矢印に示す方向から、短爪部12aをプルトップ3のリングに挿通させ、短爪部12bを缶容器の周縁31に当接させる。そして短爪部12bを支点とした梃子の原理によりプルトップ3を引き起こすことが可能となる。したがって、技量を要することなくプルトップ3を簡単に開栓することができる。
なお、本実施例において、拡幅部111は必ずしも設ける必要はなく、例えば拡幅部111を同幅に形成し、特定サイズのキャップ2を開栓するようにしても良い。このように、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは言うまでもない。
1 容器用オープナー本体
2 キャップ
3 プルトップ
11 長尺レール部
12 短爪部
13 平板部
14 開口部
111 拡幅部
112 凹凸部

Claims (3)

  1. ペットボトルのキャップを挟持する長尺レール部と、該長尺レール部から延設した板体に互いに対向する向きに設けられた一対の短爪部を備えることを特徴とする容器用オープナー。
  2. 前記長尺レール部が、長手方向の一端から他端に向かってレール幅が次第に拡幅部を有することを特徴とする請求項1に記載の容器用オープナー。
  3. 前記長尺レール部の前記キャップと当接する箇所に凹凸部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の容器用オープナー。
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