JP2000264358A - 包装容器 - Google Patents

包装容器

Info

Publication number
JP2000264358A
JP2000264358A JP11067848A JP6784899A JP2000264358A JP 2000264358 A JP2000264358 A JP 2000264358A JP 11067848 A JP11067848 A JP 11067848A JP 6784899 A JP6784899 A JP 6784899A JP 2000264358 A JP2000264358 A JP 2000264358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging container
lid
opening
container
lid portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11067848A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Sagawa
大輔 佐川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Tetra Pak KK
Original Assignee
Nihon Tetra Pak KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Tetra Pak KK filed Critical Nihon Tetra Pak KK
Priority to JP11067848A priority Critical patent/JP2000264358A/ja
Publication of JP2000264358A publication Critical patent/JP2000264358A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】包装容器を開封するための作業を簡素化するこ
とができ、包装容器を容易に開封することができ、環境
が汚染されることがないようにする。 【解決手段】容器本体30と、該容器本体30に固着さ
れた支持部と、該支持部に対して移動自在に配設された
蓋(ふた)部分41と、該蓋部分41と対向させて配設
され、かつ、蓋部分41と連結され、蓋部分41の移動
に伴って前記容器本体30を開封する開封部材とを有す
る。この場合、蓋部分41を移動させるだけで、開封部
材によって包装容器27が開封されるので、内蓋(ぶ
た)を取り除く必要がない。したがって、包装容器27
を開封するための作業を簡素化することができる。ま
た、蓋部分41と開封部材とが連結されているので、包
装容器30が開封された後に開封部材がその場に廃棄さ
れることがなくなる。その結果、環境が汚染されること
がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装容器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、液体食品を収容する包装
容器においては、開封することによって形成された注出
口を繰り返し開閉することができるように樹脂製のスク
リューキャップを備え、該スクリューキャップは、注出
口部分及び蓋(ふた)部分から成る。
【0003】図2は従来の包装容器の要部断面図であ
る。
【0004】図において、10は包材11を所定の形状
に成形することによって形成された容器本体であり、該
容器本体10の頂壁tにおける所定位置に開口12が形
成され、該開口12に樹脂製のスクリューキャップCが
配設される。該スクリューキャップCは、注出口部分1
3及び蓋部分21から成る。そして、前記注出口部分1
3は、外周に雄ねじ14aが形成された筒状のねじ部1
4、該ねじ部14の下端に一体に形成された環状のベー
ス15、該ベース15より径方向外方に突出させて形成
された環状のフランジ部16、前記ベース15より径方
向内方に一体に形成された円板状の内蓋(ぶた)として
の密封部17、及び該密封部17の上方に一体に形成さ
れた摘(つま)み部18から成る。前記密封部17の外
周縁には、樹脂を薄肉にすることによって環状の破断溝
19が形成され、ベース15と密封部17とは環状の薄
い破断線部p1によって連結される。また、前記摘み部
18には、指を掛けるための穴18aが形成される。
【0005】一方、前記蓋部分21は、内周に前記雄ね
じ14aと対応させて雌ねじ24aが形成された筒状の
ねじ部24、及び該ねじ部24の上端を閉鎖する円板状
の閉鎖部25から成る。したがって、前記雄ねじ14a
と雌ねじ24aとを螺(ら)合させることによって、前
記蓋部分21を注出口部分13に対して着脱することが
できる。
【0006】そして、注出口部分13は、前記開口12
をねじ部14が貫通するように、開口12の内周縁部に
ベース15を位置させ、かつ、頂壁tの裏面にフランジ
部16を押し当てて、容器本体10の内側から取り付け
られる。この場合、前記包材11とフランジ部16は、
熱シール法、高周波シール法、超音波シール法等のシー
ル法によって固着される。
【0007】前記構成の包装容器において、蓋部分21
を摘んで回転させ、注出口部分13から取り外すと、前
記摘み部18が露出する。そこで、穴18aに指を掛け
て摘み部18を引き上げると、前記破断線部p1が破断
されて密封部17が引き上げられる。その結果、容器本
体10の内側と外側とが連通させられるとともに、密封
部17が取り除かれて、図示されない円形の注出口が形
成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の包装容器においては、蓋部分21を注出口部分13
から取り外した後、穴18aに指を掛けて摘み部18を
引き上げ、密封部17を取り除く必要がある。したがっ
て、包装容器を開封するための作業が煩わしい。
【0009】また、穴18aに指を掛けて摘み部18を
引き上げる際に、少し強めの力が必要になるので、包装
容器を開封するのがその分困難になる。さらに、取り除
かれた密封部17がその場に廃棄されると、環境が汚染
されてしまう。
【0010】本発明は、前記従来の包装容器の問題点を
解決して、包装容器を開封するための作業を簡素化する
ことができ、包装容器を容易に開封することができ、環
境が汚染されることがない包装容器を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の包
装容器においては、容器本体と、該容器本体に固着され
た支持部と、該支持部に対して移動自在に配設された蓋
部分と、該蓋部分と対向させて配設され、かつ、蓋部分
と連結され、蓋部分の移動に伴って前記容器本体を開封
する開封部材とを有する。
【0012】本発明の他の包装容器においては、さら
に、前記開封部材は、破断線部を介して前記支持部と一
体に形成される。
【0013】本発明の更に他の包装容器においては、さ
らに、前記開封部材は、容器本体の包材に形成された破
断面部に固着される。
【0014】本発明の更に他の包装容器においては、さ
らに、前記蓋部分は支持部に対して螺合によって着脱さ
れる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施の形態における
包装容器の要部断面図、図3は本発明の第1の実施の形
態における包装容器の要部斜視図、図4は本発明の第1
の実施の形態における開封状態の包装容器の要部断面図
である。
【0017】図において、27は包装容器、30は包材
11を所定の形状に成形することによって形成された容
器本体であり、該容器本体30の頂壁tにおける所定位
置に開口32が形成される。また、C1は該開口32に
配設された樹脂製の蓋体としてのスクリューキャップで
あり、該スクリューキャップC1は、注出口部分33、
該注出口部分33に対して移動自在に配設された蓋部分
41、及びリング29から成る。
【0018】また、前記注出口部分33は、外周に雄ね
じ34a及び突起34bが形成された筒状のねじ部3
4、該ねじ部34の下端に一体に形成された環状のベー
ス35、該ベース35より径方向外方に突出させて形成
された環状のフランジ部36、前記ベース35より径方
向内方に、かつ、前記蓋部分41の閉鎖部45と対向さ
せて、ベース35と一体に形成された円板状の内蓋とし
ての密封部37、及び該密封部37の上方に一体に形成
された断面が「L」字状の形状を有する引上部38から
成る。前記密封部37の外周縁には、樹脂を薄肉にする
ことによって環状の破断溝39が形成され、ベース35
と密封部37とは環状の薄い破断線部p2によって連結
される。また、前記引上部38には円錐(すい)形の係
止穴38aが形成される。なお、前記ねじ部34、ベー
ス35及びフランジ部36によって支持部が、密封部3
7及び引上部38によって開封部材が構成される。
【0019】前記蓋部分41とリング29とは、スクリ
ューキャップC1の円周方向における複数箇所において
わずかな樹脂によって形成された図示されない破断点部
を介して連結される。また、蓋部分41の外周面には凹
凸51が形成され、前記蓋部分41を摘んで回転させる
と、蓋部分41が上方に移動させられるのに対して、リ
ング29は、溝29aと突起34bとが係止させられる
ことによって同じ位置で回転し続けるので、前記破断点
部が破断され、蓋部分41とリング29とが分離させら
れる。したがって、包装容器27が開封されているかど
うかを外観で認識することができる。なお、前記容器本
体30は中央の断面が四角形、又はほぼ八角形の形状を
有するように成形される。
【0020】一方、前記蓋部分41は、内周に前記雄ね
じ34aと対応させて雌ねじ44aが形成された筒状の
ねじ部44、及び該ねじ部44の上端を閉鎖する円板状
の閉鎖部45から成る。したがって、前記雄ねじ34a
と雌ねじ44aとを螺合させることによって、前記蓋部
分41を注出口部分33に対して着脱することができ
る。また、前記閉鎖部45の裏面の中央部から下方に向
けて係止ロッド55が形成され、該係止ロッド55は、
本体部56、及び該本体部56の下端に一体に形成され
た円錐形の係止フック57から成る。前記係止ロッド5
5は前記係止穴38aを貫通して下方に延び、係止ロッ
ド55と引上部38とが回転自在に係止させられる。そ
のために、前記本体部56の外径は係止穴38aの内径
よりわずかに小さくされ、前記係止フック57の最大径
は係止穴38aの内径よりわずかに大きくされる。した
がって、雄ねじ34aと雌ねじ44aとを螺合させて蓋
部分41を注出口部分33に対して組み付ける場合に
は、係止フック57の傾斜面が係止穴38aの傾斜面に
沿って移動し、係止フック57を係止穴38a内に嵌
(かん)入させることができるが、係止フック57を係
止穴38aから引き抜くことはできない。なお、係止フ
ック57を係止穴38a内に嵌入させた状態において、
係止フック57の上端と係止穴38aの下端との間にわ
ずかな間隙(げき)が形成される。
【0021】そして、注出口部分33は、前記開口32
をねじ部34が貫通するように、開口32の内周縁部に
ベース35を位置させ、かつ、頂壁tの裏面にフランジ
部36を押し当てて、容器本体30の内側から取り付け
られる。この場合、前記包材11とフランジ部36は、
熱シール法、高周波シール法、超音波シール法、ホット
メルト法等のシール法によって固着又は溶着される。
【0022】前記構成の包装容器27において、蓋部分
41を摘んで回転させると、リング29は移動しないの
に対して、蓋部分41が回転に伴って上方に移動させら
れるので、破断点部が破断されて蓋部分41とリング2
9とが分離させられる。続いて、蓋部分41を更に回転
させると、蓋部分41が上方に移動するのに伴って係止
ロッド55も上方に移動させられ、引上部38が引き上
げられる。その結果、図4に示されるように、前記破断
線部p2が破断されて密封部37が引き上げられ、容器
本体30の内側と外側とが連通させられる。そして、蓋
部分41を注出口部分33から取り外すのに伴って密封
部37が取り除かれ、ベース35の内側に円形の注出口
59が形成される。このようにして、包装容器27を開
封することができる。
【0023】なお、ねじ部34、44の軸方向寸法を十
分に大きくすることによって、蓋部分41が上方に移動
する距離を長くすると、蓋部分41を注出口部分33か
ら取り外す前に密封部37を取り除くことができる。
【0024】また、包装容器27を再封する場合、雄ね
じ34aと雌ねじ44aとを螺合させて蓋部分41を注
出口部分33に対して組み付けると、スクリューキャッ
プC1によって包装容器27の内側と外側とが封止され
る。
【0025】このように、蓋部分41を回転させるだけ
で、密封部37を引き上げて包装容器27を開封するこ
とができるので、包装容器27を開封するための作業を
簡素化することができる。また、前記雄ねじ34aと雌
ねじ44aとを螺合させることによって、蓋部分41を
回転させる力を、蓋部分41を軸方向に移動させる力に
変換し、かつ、増幅することができるので、引上部38
を引き上げて包装容器27を開封するために必要な力を
小さくすることができる。したがって、包装容器27を
容易に開封することができる。さらに、蓋部分41を注
出口部分33から取り外した後に、係止フック57と引
上部38とが係止させられるので、密封部37及び引上
部38がその場に廃棄されることがなくなる。その結
果、環境が汚染されることがなくなる。
【0026】なお、必要に応じて取り除かれた密封部3
7を係止ロッド55から引き抜くこともできる。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【0028】図5は本発明の第2の実施の形態における
包装容器の要部断面図、図6は本発明の第2の実施の形
態における開封状態の包装容器の第1の要部断面図、図
7は本発明の第2の実施の形態における開封状態の包装
容器の第2の要部断面図である。
【0029】図において、27は包装容器、60は包材
71を所定の形状に成形することによって形成された容
器本体であり、該容器本体60の頂壁tにおける所定位
置に蓋体としての樹脂製のスクリューキャップC2が配
設される。該スクリューキャップC2は、注出口部分3
3、該注出口部分33に対して移動自在に配設された蓋
部分41、リング29、及び前記蓋部分41の閉鎖部4
5と対向させて配設された断面が「コ」字状の形状を有
する開封部材としての内蓋83から成る。
【0030】前記注出口部分33は、外周に雄ねじ34
aが形成された筒状のねじ部34、及び該ねじ部34の
下端に一体に形成された環状のベース75から成る。ま
た、前記内蓋83は、円板状の本体部92、及び該本体
部92の上方に一体に形成された断面が「L」字状の形
状を有する引上部88から成る。そして、該引上部88
には円形の係止穴88aが形成される。なお、前記ねじ
部34及びベース75によって支持部が構成される。
【0031】本実施の形態において、注出口部分33は
容器本体60の外周面側から取り付けられる。そのため
に、前記頂壁tにおける所定位置に凹部82が形成さ
れ、該凹部82にシール領域AR1が、凹部82の周縁
にシール領域AR2が設定されるとともに、前記シール
領域AR1に、前記本体部92の下面に形成された第1
の固着面が、前記シール領域AR2に、前記ベース75
の下面に形成された第2の固着面がそれぞれ押し当てら
れる。また、前記凹部82は、包材71の他の部分より
薄肉にされて、前記本体部92とほぼ同じ寸法の円形の
破断面部p3を構成する。
【0032】そして、前記シール領域AR1と前記第1
の固着面とが、また、シール領域AR2と前記第2の固
着面とが、熱シール法、高周波シール法、超音波シール
法、ホットメルト法等のシール法によって固着又は溶着
される。
【0033】前記包材71は、包装容器27の外方から
内方にかけて順に形成された、図示されない外側層、紙
基材、接着層、バリヤ層、接着層及び内側層から成る。
なお、通常、前記外側層、接着層及び内側層は、ポリエ
チレン、エチレン共重合体等の樹脂によって形成され
る。また、前記バリヤ層はアルミ箔(はく)等によって
形成される。なお、前記外側層の外側表面、又は紙基材
の外側表面には必要に応じて所定の印刷が施される。
【0034】本実施の形態においては、前記凹部82を
形成するために、包材71の製造段階において、紙基材
に破断面部p3と対応する形状のパンチ穴が形成される
ので、前記破断面部p3は、外側層、接着層、バリヤ層
及び内側層だけで形成され、外側層と接着層とが接触さ
せられ、紙基材の厚さ分だけ薄くされる。したがって、
内蓋83に固着された破断面部p3は、前記凹部82の
周縁に沿って容易に破断される。
【0035】一方、前記蓋部分41は、内周に前記雄ね
じ34aと対応させて雌ねじ44aが形成された筒状の
ねじ部44、及び該ねじ部44の上端を閉鎖する円板状
の閉鎖部45から成り、該閉鎖部45の裏面の中央部か
ら下方に向けて係止ロッド55が形成され、該係止ロッ
ド55は、本体部56及び円錐形の係止フック57から
成る。前記係止ロッド55は前記係止穴88aを貫通し
て下方に延び、係止ロッド55と引上部88とが回転自
在に係止させられる。そのために、前記本体部56の外
径は係止穴88aの内径よりわずかに小さくされ、前記
係止フック57の最大径は係止穴88aの内径よりわず
かに大きくされる。したがって、雄ねじ34aと雌ねじ
44aとを螺合させて蓋部分41を注出口部分33に対
して組み付ける場合には、係止フック57の傾斜面が係
止穴88aの内面に沿って移動し、係止フック57を係
止穴88a内に嵌入させることができるが、係止フック
57を係止穴88aから引き抜くことはできない。な
お、係止フック57を係止穴88a内に嵌入させた状態
において、係止フック57の上端と係止穴88aの下端
との間にわずかな間隙が形成される。
【0036】前記構成の包装容器27において、蓋部分
41を摘んで回転させると、リング29は移動しないの
に対して、蓋部分41が回転に伴って上方に移動させら
れるので、破断点部が破断されて蓋部分41とリング2
9とが分離させられる。続いて、蓋部分41を更に回転
させると、蓋部分41が上方に移動するのに伴って係止
ロッド55も上方に移動させられ、引上部88が引き上
げられる。その結果、図6に示される半開状態におい
て、前記破断面部p3が破断され始めて本体部92が引
き上げられ、容器本体60の内側と外側とが連通させら
れる。そして、図7に示される全開状態において、蓋部
分41を注出口部分33から取り外すのに伴って内蓋8
3が取り除かれ、ベース75の内側に円形の注出口94
が形成される。このようにして、包装容器27を開封す
ることができる。
【0037】なお、ねじ部34、44の軸方向寸法を十
分に大きくすることによって、蓋部分41が上方に移動
する距離を長くすると、蓋部分41を注出口部分33か
ら取り外す前に内蓋83を取り除くことができる。
【0038】また、包装容器27を再封する場合、雄ね
じ34aと雌ねじ44aとを螺合させて蓋部分41を注
出口部分33に対して組み付けると、スクリューキャッ
プC2によって包装容器27の内側と外側とが封止され
る。
【0039】本実施の形態においては、あらかじめ包材
71に開口が形成されないので、開口を密封する必要が
ない。したがって、包装容器27の液密性を向上させ、
液体食品が漏れ出すのを防止することができる。
【0040】本実施の形態においては、注出口部分33
と内蓋83とが別体に形成されるが、注出口部分33と
内蓋83とを環状の破断溝を介して一体に形成すること
もできる。また、本実施の形態においては、紙基材にパ
ンチ穴を形成することによって破断面部p3を形成する
ようになっているが、紙基材にミシン目を形成すること
によって破断部を形成することもできる。
【0041】前記各実施の形態においては、スクリュー
キャップC1、C2について説明しているが、蓋部分を
注出口部分に対して揺動自在に配設し、蓋部分の移動、
すなわち、揺動に伴って包装容器を開封するようにする
こともできる。
【0042】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、包装容器においては、容器本体と、該容器本体に
固着された支持部と、該支持部に対して移動自在に配設
された蓋部分と、該蓋部分と対向させて配設され、か
つ、蓋部分と連結され、蓋部分の移動に伴って前記容器
本体を開封する開封部材とを有する。
【0044】この場合、蓋部分を移動させるだけで、開
封部材によって包装容器が開封されるので、内蓋を取り
除く必要がない。したがって、包装容器を開封するため
の作業を簡素化することができる。
【0045】また、蓋部分と開封部材とが連結されてい
るので、包装容器が開封された後に開封部材がその場に
廃棄されることがなくなる。その結果、環境が汚染され
ることがなくなる。
【0046】本発明の他の包装容器においては、さら
に、前記蓋部分は支持部に対して螺合によって着脱され
る。
【0047】この場合、蓋部分を回転させる力を、蓋部
分を軸方向に移動させる力に変換し、かつ、増幅するこ
とができるので、包装容器を開封するために必要な力を
小さくすることができる。したがって、包装容器を容易
に開封することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における包装容器の
要部断面図である。
【図2】従来の包装容器の要部断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における包装容器の
要部斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における開封状態の
包装容器の要部断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における包装容器の
要部断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における開封状態の
包装容器の第1の要部断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における開封状態の
包装容器の第2の要部断面図である。
【符号の説明】
11、71 包材 27 包装容器 30、60 容器本体 34、44 ねじ部 35、75 ベース 36 フランジ部 37 密封部 38 引上部 41 蓋部分 83 内蓋 p2 破断線部 p3 破断面部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)容器本体と、(b)該容器本体に
    固着された支持部と、(c)該支持部に対して移動自在
    に配設された蓋部分と、(d)該蓋部分と対向させて配
    設され、かつ、蓋部分と連結され、蓋部分の移動に伴っ
    て前記容器本体を開封する開封部材とを有することを特
    徴とする包装容器。
  2. 【請求項2】 前記開封部材は、破断線部を介して前記
    支持部と一体に形成される請求項1に記載の包装容器。
  3. 【請求項3】 前記開封部材は、容器本体の包材に形成
    された破断面部に固着される請求項1に記載の包装容
    器。
  4. 【請求項4】 前記蓋部分は支持部に対して螺合によっ
    て着脱される請求項1に記載の包装容器。
JP11067848A 1999-03-15 1999-03-15 包装容器 Pending JP2000264358A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11067848A JP2000264358A (ja) 1999-03-15 1999-03-15 包装容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11067848A JP2000264358A (ja) 1999-03-15 1999-03-15 包装容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000264358A true JP2000264358A (ja) 2000-09-26

Family

ID=13356802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11067848A Pending JP2000264358A (ja) 1999-03-15 1999-03-15 包装容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000264358A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060097691A (ko) * 2006-08-21 2006-09-14 김성일 봉인부재를 갖는 용기뚜껑
JP2007238140A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Japan Crown Cork Co Ltd 複合容器蓋
JP2008510661A (ja) * 2004-08-20 2008-04-10 テトラ ラバル ホールデイングス エ フイナンス ソシエテ アノニム 注出可能な食品製品を入れる密封包装容器のための開口装置
KR100870151B1 (ko) * 2007-06-01 2008-11-24 남준욱 저장용기용 개폐구.
JP2013071762A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Japan Crown Cork Co Ltd 容器蓋
JP2013107673A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Toppan Printing Co Ltd 容器用口栓
JP2013107674A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Toppan Printing Co Ltd 容器用口栓
JP2015003757A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 株式会社吉野工業所 詰め替え容器
JP2015009858A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 株式会社吉野工業所 詰め替え容器
JP2020183280A (ja) * 2019-04-26 2020-11-12 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ
JP2022055995A (ja) * 2020-09-29 2022-04-08 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008510661A (ja) * 2004-08-20 2008-04-10 テトラ ラバル ホールデイングス エ フイナンス ソシエテ アノニム 注出可能な食品製品を入れる密封包装容器のための開口装置
KR101385918B1 (ko) * 2004-08-20 2014-04-29 테트라 라발 홀딩스 앤드 피낭스 소시에떼아노님 쏟을 수 있는 식품을 포함하는 밀봉 포장체용 개구 장치
JP2007238140A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Japan Crown Cork Co Ltd 複合容器蓋
KR20060097691A (ko) * 2006-08-21 2006-09-14 김성일 봉인부재를 갖는 용기뚜껑
KR100870151B1 (ko) * 2007-06-01 2008-11-24 남준욱 저장용기용 개폐구.
JP2013071762A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Japan Crown Cork Co Ltd 容器蓋
JP2013107673A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Toppan Printing Co Ltd 容器用口栓
JP2013107674A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Toppan Printing Co Ltd 容器用口栓
JP2015003757A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 株式会社吉野工業所 詰め替え容器
JP2015009858A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 株式会社吉野工業所 詰め替え容器
JP2020183280A (ja) * 2019-04-26 2020-11-12 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ
JP2022055995A (ja) * 2020-09-29 2022-04-08 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2620554B2 (ja) 複合容器蓋
JP4160163B2 (ja) キャップ付き容器
KR100712084B1 (ko) 포장용기
JP2000264358A (ja) 包装容器
JP2009534262A (ja) 飲み口もしくは注ぎ口及びフォイル突刺具を具えるプラスティック製蓋体
US20080224350A1 (en) Fluid dispensing closure and method of manufacturing the same
EP2913278B1 (en) Capped spout
US8431201B2 (en) Plastic cap and container
JP3654542B2 (ja) 広口瓶用のキャップ
JPH09226754A (ja) 口栓及び口栓付き液体紙容器
JPH1129164A (ja) 合成樹脂製ヒンジキャップ
JP3314550B2 (ja) 液体容器用口栓とキャップとのセット
JP2008230642A (ja) キャップ付き注出口
JP2004269016A (ja) 内圧開放特性を有する容器蓋。
JP2019026316A (ja) キャップおよびキャップ付きボトル
JP2010215284A (ja) 紙容器用注出具
JPS5856207Y2 (ja) 再封鎖可能な替え蓋
JP2000103457A (ja) 熱可塑性樹脂製ボトルの密封構造
JP2002114246A (ja) 容器本体と蓋体とからなる包装用容器
JPH09124065A (ja) 分別廃棄容易な合成樹脂製容器蓋
JPH0744588Y2 (ja) 注出口栓
JP4234834B2 (ja) 紙容器のキャップ構造
JP2023124442A (ja) ヒンジキャップ
JP2021178644A (ja) キャップおよびキャップの開封方法
JPH03289441A (ja) 易開封性蓋

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090309

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090407