JP2010215284A - 紙容器用注出具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シール箔によりシールされている紙容器の注ぎ口に設けられる紙容器用注出具において、下端部で紙容器の注ぎ口の周縁部分に熱溶着された筒状基部1と、筒状基部1の内部に固定されている注出筒3と、注出筒3の内部に設けられ、下端部にシール箔破断用カッター35aが形成されている筒状開封具35と、筒状基部1に開閉可能に設けられたキャップ5とからなり、筒状開封具は、その外面を囲むように水平面内で周方向に延びている複数本のストラップ37によって注出筒の内面に降下可能に連結されており、筒状開封具の降下によりカッターによりシール箔が破断され、注ぎ口が開放され、筒状開封具の外面には、筒状開封具の上昇を規制する上昇規制突起40が形成されている。
【選択図】図1
Description
例えば、特許文献1及び2には、下部にカッターを備えた開封具が、支持部材によって注出筒の内部に保持された構造が開示されている。これらの開封具では、何れも注出筒内面から上方に延びている複数の支持部材によって注出筒の中心部分に開封具が保持されており、この開封具を下方に押圧することにより、開封具が押し下げられてシール箔を破断し、同時に、注出筒の内面から上方に延びている複数の支持部材が下向きに反転するため、押し下げられた開封具が下方位置に安定に保持されるというものであり、容器内容液は、シール箔の破断により開放された注ぎ口から、開封具に形成されている開口や支持部材の間に形成されている開口を通って注ぎ出されることとなる。
本発明の他の目的は、上部から偶発的に圧力が加わった場合においても、開封具の降下によるシール箔の破断を効果的に防止し得る紙容器用注出具を提供することにある。
前記注ぎ口よりも大きな内径を有しており、下端部で前記紙容器の注ぎ口の周縁部分に熱溶着された筒状基部と、該筒状基部の内部に固定されている注出筒と、該注出筒内部に設けられ、前記注ぎ口よりも小さな外径を有しており且つ下端部にシール箔破断用カッター部が形成されている筒状開封具と、該筒状基部に開閉可能に設けられたキャップとからなり、
前記筒状開封具は、その外面を囲むように水平面内で周方向に延びている複数本のストラップによって前記注出筒の内面に降下可能に連結されており、該筒状開封具を降下させることにより、その下端部に設けられている前記カッター部により前記シール箔が破断され、前記注ぎ口が開放されると共に、
前記筒状開封具の外面には、前記シール箔を破断したときに前記注ぎ口よりも下方に位置し且つ前記注ぎ口の周縁部の下面との係合により該筒状開封具の上昇を規制する上昇規制突起が形成されていることを特徴とする紙容器用注出具が提供される。
(1)前記ストラップの両端は、それぞれ、前記筒状開封具の外面及び前記注出筒の内面に破断不能に連結され、その中間部分は、破断可能なブリッジにより前記筒状開封具の外面及び/または前記注出筒の内面に接合されていること、
(2)前記筒状開封具の上端には、該筒状開封具を降下させたとき、前記注ぎ口の周縁部の上面との係合により該筒状開封具の下方への移動を規制する下降規制フランジが形成されていること、
(3)前記筒状開封具の上端には押圧面が形成されており、該筒状開封具の側面に、注ぎ出される内容液の通路となる切欠きが形成されていること、
が好ましい。
さらに、上記のようなストラップにより筒状開封具が注出筒内面に支持されているため、シール箔を破断するための筒状開封具の下げ代(降下距離)を十分に確保することができ、シール箔を確実に破断することができる。
尚、先にも述べたように、注出筒3のヒンジ連結部7側は切欠かれて背の低い部分3aとなっているため、キャップ5を旋回して閉じたとき、シールリング25が注出筒3の上部にあたって旋回が妨害されることはない。
尚、ストラップ37の数は、複数本であれば2本に限定されることは無く、例えば、3本或いは4本のストラップ37を設けて、筒状開封具35の移動距離を調整することも可能である。
尚、図6の筒状開封具35においても、前述したものと同様の切欠き41を設けることができ、このような切欠き41により、内容液の全量を確実に排出することができる。
3:注出筒
5:キャップ
7:ヒンジ連結部
35:筒状開封具
35a:シール箔破断用カッター
37:ストラップ
40:上昇規制突起
60:紙容器
61:注ぎ口
63:シール箔
Claims (4)
- シール箔によりシールされている紙容器の注ぎ口に設けられる紙容器用注出具において、
前記注ぎ口よりも大きな内径を有しており、下端部で前記紙容器の注ぎ口の周縁部分に熱溶着された筒状基部と、該筒状基部の内部に固定されている注出筒と、該注出筒内部に設けられ、前記注ぎ口よりも小さな外径を有しており且つ下端部にシール箔破断用カッター部が形成されている筒状開封具と、該筒状基部に開閉可能に設けられたキャップとからなり、
前記筒状開封具は、その外面を囲むように水平面内で周方向に延びている複数本のストラップによって前記注出筒の内面に降下可能に連結されており、該筒状開封具を降下させることにより、その下端部に設けられている前記カッター部により前記シール箔が破断され、前記注ぎ口が開放されると共に、
前記筒状開封具の外面には、前記シール箔を破断したときに前記注ぎ口よりも下方に位置し且つ前記注ぎ口の周縁部の下面との係合により該筒状開封具の上昇を規制する上昇規制突起が形成されていることを特徴とする紙容器用注出具。 - 前記ストラップの両端は、それぞれ、前記筒状開封具の外面及び前記注出筒の内面に破断不能に連結され、その中間部分は、破断可能なブリッジにより前記筒状開封具の外面及び/または前記注出筒の内面に接合されている請求項1に記載の紙容器用注出具。
- 前記筒状開封具の上端には、該筒状開封具を降下させたとき、前記注ぎ口の周縁部の上面との係合により該筒状開封具の下方への移動を規制する下降規制フランジが形成されている請求項1または2に記載の紙容器用注出具。
- 前記筒状開封具の上端には押圧面が形成されており、該筒状開封具の側面に、注ぎ出される内容液の通路となる切欠きが形成されている請求項1乃至3の何れかに記載の紙容器用注出具。
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JP2009066745A JP5266475B2 (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | 紙容器用注出具 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014015248A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Toppan Printing Co Ltd | 打栓口栓 |
CN104780893A (zh) * | 2012-11-14 | 2015-07-15 | 雅培制药有限公司 | 适合与肠内喂养容器一起使用的帽部 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH10101121A (ja) * | 1996-10-02 | 1998-04-21 | Shikoku Kakoki Co Ltd | 容器開封装置 |
JPH11507901A (ja) * | 1995-06-21 | 1999-07-13 | エロパック ジステムズ アクチエンゲゼルシャフト | 容器用の注ぎ口装置 |
JP2008207874A (ja) * | 2007-02-01 | 2008-09-11 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | オーバーキャップ |
-
2009
- 2009-03-18 JP JP2009066745A patent/JP5266475B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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