JP2013527823A - ちょうつがい付き蓋を持つ多部品閉鎖体 - Google Patents

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Abstract

流体収納容器のための閉鎖体はベースおよび一体型蓋を具える。ベースは側壁およびこの側壁の上端面に形成された肩部を有する。注ぎ口が肩部から上方に延在すると共に注ぎ口の上端面に形成された開口を有する。一体型蓋はリング部およびカバー部を有する。ちょうつがい部はカバー部をリング部に結合すると共にカバー部が閉位置から開位置まで移動することを可能にする。このちょうつがい部は閉位置にあるカバー部と共に完全にリング部の外縁内に配される。カバー部は閉位置にある注ぎ口の上端面の開口を覆ってベースと一体型蓋との間の流体密封シールを形成する。

Description

(関連した出願に対する相互参照)
この出願は、2010年1月5日に提出された米国出願第12/655673号に対する優先権を請求し、その開示は参照することによってこの明細書に組み入れられる。
(連邦政府の後援による研究または成果)
適用できない。
本開示は、流体収納容器のための概ね閉鎖体に関する。より詳細には、本開示は流体収納容器の方向付けに関係なく流体収納容器に装着されることができる流体収納容器のための多部品の閉鎖体に関する。
飲料ボトルおよびモータ油ボトルの如き多くの流体収納容器には、使用者がボトル内の流体にアクセスすることを可能にする注ぎ口またはノズルが設けられている。この注ぎ口またはノズルは、蓋または引き上げ蓋を持つ閉鎖体によってしばしば覆われている。使用者は、ちょうつがい付きの蓋を閉位置から開位置へと動かすことにより、容器の内容物にアクセスすることができる。使用者はまた、ちょうつがい付きの蓋を閉位置に動かして戻すことにより、容器に対して流体密封シールを与えることもできる。このような適用例は、使用者が容器の内容物に対するアクセスを間欠的に希望するが、内容物にアクセスした後に容器の内容物がこぼれるのを回避することもまた望む可能性がある水やジュース,スポーツドリンクまたは子供らのための飲料用ボトルの如きある特定の飲物を収納する容器において特に有用である。
既存の多部品の閉鎖体は、位置記憶なしストラップをしばしば利用して蓋のカバー部を蓋のリング部に結合している。さらに、このストラップは蓋のリング部の外側面に結合され、ストラップの一部がリング部によって形成される周縁の外側に位置する。従って、蓋を閉鎖体の架台に結合する場合、すなわちリング部をベースに押し付けることにより、ストラップが損傷したり、またはストラップが組み立て器具の操作に干渉する可能性を回避するため、リングをベースへと押し付ける組み立て器具に対してストラップを特定の向きに維持しなければならない。これはより複雑な組み立て工程を必要とし、完成した閉鎖体を作り出すために必要な時間の量を増大させる可能性があり、閉鎖体を作り出すための費用をさらに増大させる可能性がある。さらに、リング部の外側面に結合されるストラップを製造することが困難であり、金型から蓋部品を取り外すために分割軸線に摺動可能な金型部品を必要とする可能性がある。従って、組み立て中に組み立て器具に対する周方向の位置合わせを必要とせず、また摺動可能な金型部品を必要とせず、しかもちょうつがいが開位置にある場合に位置の記憶を持った注ぎ口またはノズルへのアクセスを維持することができる蓋付きの閉鎖体に対する要求が存在する。
さらにまた、既存のちょうつがい付き閉鎖体は、最初にあけた後であっても閉位置での流体密封シールを形成するために閉じることができるので、閉鎖体がすでに開けられていたことを使用者が判断できるように、付加的な不正開封防止機能を設けることがしばしば望まれる。多くの不正開封防止機能は、ちょうつがい付き蓋を持つ閉鎖体の部分の間で概ね垂直方向に配され、ちょうつがい付きの蓋を最初にあけた時にこの不正開封防止機能が変形、または破損しさえするようになっている。このような垂直の機能を持った閉鎖体を製造することはまた、成型(すなわち溝加工)のための摺動可能な金型部品や、費用が嵩む二次作業を必要とする可能性もある。
本発明は、従来技術のこれらの限界および他の欠点のいくつかを克服し、これまで利用できなかった新しい機能を提供しようとするものである。本発明の特徴および利点の完全な解説が以下の詳細な説明にゆだねられ、添付図面を参照して進められる。
一実施形態によると、流体収納容器のための閉鎖体は、ベースおよび一体型蓋を具える。ベースは、側壁およびこの側壁の上端面に形成された肩部を有する。注ぎ口が肩部から上方に延在し、この注ぎ口はその上端面に形成された開口を有する。一体型蓋は、リング部と、ちょうつがい部と、カバー部とを有する。ちょうつがい部は、カバー部をリング部に結合すると共にカバー部が閉位置から開位置まで移動することを可能にする。ちょうつがい部は閉位置におけるカバー部と共に完全にリング部の外縁内に配される。カバー部は、閉位置にある注ぎ口の上端面の開口を覆い、ベースと一体型蓋との間に流体密封シールを形成する。
他の実施形態によると、流体収納容器のための閉鎖体はベース部および蓋部を具える。ベース部は、概ね水平な肩部と、第1の概ね垂直な側壁と、第2の概ね垂直な側壁と、固定溝とを具える。概ね水平な肩部は、外縁および内縁を有する。第1の概ね垂直な側壁は、肩部の外縁から第1の方向に延在する。第2の概ね垂直な側壁は、肩部の内縁から第2の方向に延在する。第2の概ね垂直な側壁は、概ね水平なリムで終わる。この概ね水平なリムは、そこに形成した開口を有する。固定溝は、第1の概ね垂直な側壁と第2の概ね垂直な側壁との間で径方向に配される。蓋はベース部の固定溝に対応した形状を持つ周縁を有する結合リングを有し、固定溝内で摩擦嵌合を形成する。カバー部は、結合リングに対してちょうつがい結合を有する。カバー部は、閉位置と開位置との間を移動可能である。このカバー部が閉位置にある場合、ちょうつがい結合は結合リングの周縁内に配される。カバー部はベース部の水平なリムの開口を覆って配される。結合リングと、カバー部と、少なくとも1つの不正開封防止機能とは単一の部品を形成する。
さらなる一実施形態によると、流体収納容器のための蓋は、結合リングと、カバー部と、ちょうつがいとを具える。結合リングは、概ね円形形状の周縁を有する。カバー部は、ちょうつがいによって結合リングに結合される。カバー部は、閉位置と開位置との間を移動可能である。ちょうつがいは、結合リングとカバー部との間に形成される。カバー部が閉位置にある場合、ちょうつがいは結合リングの周縁内に配される。
他の特徴および利点は、添付図面と共に用いられる以下の詳述から明白となろう。
一実施形態による流体収納容器のための閉鎖体の閉位置における立体投影図である。 図1の実施形態による流体収納容器のための閉鎖体の開位置における立体投影図である。 図1の3−3線を通って作られた断面図である。 図1の実施形態による流体収納容器のための閉鎖体の平面図である。 図1の実施形態による流体収納容器のための閉鎖体の一部の詳細な立体投影図である。 他の実施形態による流体収納容器のための閉鎖体の正面図である。 図6のA−A線を通って作られた流体収納容器のための閉鎖体の断面図である。 図7の流体収納容器のための閉鎖体のベース部の図面である。 図7の流体収納容器のための閉鎖体の蓋部の図面である。 図6の流体収納容器のための閉鎖体の蓋部の平面図である。
さて、本発明を理解するため、例示の方法により添付図面を参照しつつ記述されよう。
この発明は、図に示した多くの異なる形態での実施例を可能にすると同時に、この開示内容が本発明の原理の例示として考慮されるべきであり、本発明の広い形態を例示した実施形態に限定するように意図していないという理解と共に本発明の好ましい実施形態がここで詳細に記述されよう。
図1〜図5は一実施形態による流体収納容器10のための閉鎖体を描いている。この閉鎖体10は、ベース部12および蓋部14を具えている。ベース部12は、肩部18から垂れ下がる第1の概ね垂直な側壁16を具えている。肩部18は、外縁19および内縁21(図3)を有する。第1の概ね垂直な側壁16は、外縁19にて肩部18に接続している。第2の概ね垂直な側壁20が肩部18の内縁21から立ち上がっている。この第2の概ね垂直な側壁20は、概ね水平なリム23で終わる。この概ね水平なリム23は、そこに形成した開口22を有する。この開口22は、閉鎖体10が配される流体収納容器(図示せず)内の流体がこの流体収納容器から流れ出ることを可能にする。ベース部12にはねじが切られて容器のためのねじ込み式キャップとして機能することができる。ベース部12をスナップ止めキャップか、容器または他の任意の形態の一部として形成できることが意図される。
蓋部14は、ちょうつがい28を介して結合される結合リング24とカバー部26とを具えている。結合リング24は、図1〜図5の実施形態において完全な円を形成するように描かれているが、円の一部を利用でき、あるいは完全または部分的な多角形を結合リング24のための形状として利用できることが意図される。図1〜図5に示すように、蓋部14を成形プラスチックスの如き材料の単一部品にて形成することができる。
蓋部14は、図1に示すような閉位置から、図2に示すような開位置まで移動可能である。閉位置において、蓋部14は、カバー部26に配されるプラグシール36(図3)として流体が流体収納容器の開口22から流出するのを阻止し、ベース部の開口22に接触して締まり嵌めを形成するように配される。例えばガスケットやOリング,ブレード状シールまたは同種のものの如き付加的な種類のシールもまた、蓋部14と開口22との間に形成可能であることも意図される。
図3で最も良く見られるように、ベース部12は、肩部18に形成した固定溝32を有する。この固定溝32は、蓋部14の結合リング24の結合部34を収納するようになっている。結合リング24は、ベース部の固定溝32に対して概ね対応した形状を有する。この固定溝32は、蓋部14の結合部34が結合リング24をベース部12に固定するように相互に作用する固定リップ33を有する。しかしながら、図3に示すように、結合部34はタブの形態にあり、摩擦嵌合または締まり嵌めの如き他の幾何学的な構成が蓋部14の結合部34をベース部12の固定溝32に固定するために利用可能であることが意図される。固定溝32が肩部から18を立ち上がっているのを示しているけれども、固定溝32が結合リング24の一部を支持する肩部18の近傍に形成される固定リップを持った固定突起であってよく、または他の種類のコネクターであってよいことが付加的に意図される。
蓋部14のカバー部26は、開口タブ30を付加的に有する。この開口タブ30は、ちょうつがい28の反対側の蓋部14に配されている。開口タブ30を蓋部14の他のどこかに位置決め可能であることが意図される。開口タブ30は、使用者が蓋部14を閉位置から開位置へとより容易に動かすことを可能にする。
図4および図5は、カバー部26と結合リング24との間に配された複数の不正開封防止機能38を示す。不正開封防止機能38は、概ね水平面に配される。不正開封防止機能38は、蓋部14のカバー部26が閉位置から開位置へと動かされた場合、変形および/または切り離される。これは、蓋部14がその閉および/または開位置から動かされたという視覚的証拠を使用者に与える。従って、蓋部14が閉位置に戻されていたとしても、使用者は、不正開封防止機能38が変形しているか、または結合リング24およびカバー部26の両方に対してすでに結合されていないかに基づき、流体収納容器の内容物が蓋部14をあけることによってアクセスされたかどうかを理解しよう。不正開封防止機能38は減少した幅を持った断面を有することができ、不正開封防止機能が減少した幅を持った断面部分にて変形すると共に概ね不正開封防止機能28が減少した幅を持った断面部分にて脆弱になり、従って結合リング24およびカバー部26から切り離されるようになっている。
図4は、蓋部14のちょうつがい28を付加的に描いている。このちょうつがい28は、カバー部26を結合リング24に結合する。ちょうつがい28は、第1のウェブ44aおよび第2のウェブ44bによって結合される結合リング領域40およびカバー部領域42を有する。ちょうつがい28の結合リング領域40は、結合リング24の外縁または外縁内に配され、すなわち言い換えると、ちょうつがい28の結合リング領域40は結合リング24の最大径よりも大きくない場所で結合リング24に結合している。ちょうつがい28を結合リング24の外縁に結合することは、蓋部14のちょうつがい28を作り出すために金型内での摺動動作の必要性を排除する。ちょうつがい28の結合リング領域40およびカバー部領域42が半円形状を有することを意図しているが、他の形状を用いることも可能である。ちょうつがい28は、蓋部14があらかじめ設定した開口の量を超えると、蓋部14を開位置に保持するようになっている。それとして、使用者が蓋部14に力を加えて蓋部14のプラグシール36を再び挿入し、開口22へと戻すまで、開口22は塞がれない状態となる。
蓋部14が閉位置にある場合、ちょうつがい28は、結合リング24の外縁の直径または周辺内に完全に置かれる。従って、蓋部14のすべては、リングの表面の下または上にかかわらず、結合リング24の外縁内に置かれる。ちょうつがいをリングの表面か、またはその下方に装着した場合、ベース部12に対する蓋部14の方向付けを調整する必要がなく、固定溝32に挿入される結合リング24を介して蓋部14をベース部12に装着する際に、ベース部12に対する蓋部14の組み立てを単純化させる。
ちょうつがい28は、ベース部12の肩部18の高さか、それよりも上に配される。肩部18の上に位置するちょうつがい28の位置を高くするほど、ちょうつがい28の開口角度がより大きくなる。
さて、図6〜図10を参照すると、他の実施形態による流体収納容器100のための閉鎖体が描かれている。閉鎖体100は、ベース部102および蓋部104を具えている。ベース部102は、肩部108から垂れ下がる第1の概ね垂直な側壁106を具えている。肩部108は、外縁110および内縁112(図7,図8)を有する。第1の概ね垂直な側壁106は、外縁110にて肩部108に接続する。注ぎ口114が肩部108の内縁112から立ち上がっている。この注ぎ口114は、概ね水平なリム116(図8)にて終わっている。この概ね水平なリム116は、そこに形成した開口118を有する(図8)。この開口118は、閉鎖体100が配される流体収納容器(図示せず)内の流体が流体収納容器から流出することを可能にする。開口118を流体収納容器からの流体の流量を調整するような大きさに作ることができ、より大きな開口118は、より多量の流体流量を可能にするのに対し、より小さな開口は、より少量の流体流量を可能にする。
図9および図10に最も良く示すように、蓋部104は、ちょうつがい124を介して結合した結合リング120およびカバー部122を具えている。図6〜図10に示すように、蓋部104は単一部品の材料にて形成される。
蓋部104は、図1に示すような閉位置から、図2に示すような開位置まで移動可能である。閉位置において、蓋部104は、この蓋部104が閉位置にある場合にベース部102の開口118に接触するように位置決めされると共にカバー部122に配されるプラグシール126(図7)として、流体収納容器の開口118から流体が流出することを阻止する。
図8に最も良く見られるように、ベース部102は肩部108に形成した固定溝128を有する。この固定溝128は、蓋部104の結合リング120の結合部130(図9)を収納するようになっている。結合リング120は、ベース部102の固定溝128に概ね対応した形状を有する。固定溝128は、蓋部104の結合部130が結合リング120をベース部102に固定するように相互に作用する固定リップ132を有する。図9に示すように、結合部130がタブの形態にあるけれども、蓋部104の結合部130をベース部102の固定溝128に固定するため、摩擦嵌合または締まり嵌めの如き他の幾何学的な構成を利用可能であることが意図される。
蓋部102のカバー部122は、開口タブ134を付加的に有する。この開口タブ134は、ちょうつがい124の反対側の蓋部104に配される。開口タブ134は、使用者が蓋部を閉位置から開位置へとより容易に動かすことを可能にする。
図10は、カバー部122と結合リング120との間に配された複数の不正開封防止機能136を示す。これら不正開封防止機能136は、概ね水平面に配される。不正開封防止機能136は、蓋部104のカバー部122が閉位置から開位置へと移動すると、変形および/または切り離される。それによって、蓋部104が開かれたという視覚的証拠を使用者に与える。従って、蓋部14が閉位置に戻されていたとしても、使用者は、不正開封防止機能38が変形しているか、または結合リング24およびカバー部26の両方に対してすでに結合されていないかに基づき、蓋部104を開けたことにより流体収納容器の内容物がアクセスされたかどうかを理解しよう。不正開封防止機能136は、図10に示すように、例えば概ねS字形状またはZ字形状の如き、非直線であるように描かれている。非直線の不正開封防止機能136は、この不正開封防止機能136の中間点近傍により少ない材料を含み、従って蓋部104をあけた場合、不正開封防止機能136がより脆弱になりやすく、その場所の視覚的な変形が進むようになる。
図10は、蓋部104のちょうつがい124を付加的に明瞭に描いている。ちょうつがい124は、カバー部122を結合リング120に結合する。このちょうつがい124は、ウェブ142によって結合される結合リング領域138とカバー部領域140(図9)とを有する。ちょうつがい124の結合リング領域138およびカバー部領域140は半円形状を有しているが、他の形状を利用可能であることが意図される。ちょうつがい124は、蓋部104があらかじめ設定した開口の量を超えると、蓋部104を開位置に保持するようになっている。それとして、使用者が蓋部104に力を加えて蓋部104のプラグシール126を再び挿入し、開口118へと戻すまで、開口118は塞がれない状態となる。
蓋部104が閉位置にある場合、ちょうつがい124は結合リング120の外縁またはその内側に完全に置かれる。従って、蓋部104のすべては、結合リング120の外縁またはその内側に置かれる。ちょうつがいをリングか、またはその下方に装着した場合、ベース部102に対する蓋部104の方向付けを調整する必要がなく、固定溝128に挿入される結合リング120を介して蓋部104をベース部102に装着する際に、ベース部102に対する蓋部104の組み立てを単純化させる。
ポリプロピレンおよびポリエチレンの単独重合体および共重合体の如き多種多様な脆いおよび/または伸びる重合体材料から流体収納容器10,100のための閉鎖体を製造可能であることが意図される。
ベース部および蓋部を形成するために異なる材料を利用可能であることが付加的に意図される。例えば、不透明な材料から製造されるベース部を有するのに対し、キャップ部が概ね透明な材料か、または異なる色の不透明な材料から製造されることが望まれることがある。
特定の実施形態を例示しかつ記述したけれども、多くの変更が本発明の精神から著しく逸脱することなく想起され、その保護範囲は、添付した特許請求の範囲によって限定されるに過ぎない。

Claims (20)

  1. 側壁と、この側壁の上端面に形成された肩部と、この肩部から上方に延在する注ぎ口とを有し、この注ぎ口がその上端面に形成された開口を有するベースと、
    リング部と、ちょうつがい部と、カバー部とを有し、前記ちょうつがい部が前記カバー部を前記リング部に結合して前記カバー部が閉位置から開位置まで移動することを可能にし、前記ちょうつがい部は前記閉位置にある前記カバー部と共に完全に前記リング部の外縁内に配され、前記リング部が前記ベースに結合される一体型蓋と
    を具え、前記カバー部は前記閉位置にある前記注ぎ口の上端面の前記開口を覆って前記ベースと前記一体型蓋との間に流体密封シールを形成することを特徴とする流体収納容器のための閉鎖体。
  2. 前記カバー部は、前記閉位置にある前記カバー部と共に前記注ぎ口の上端面の開口内に配されるようになっているプラグシールをさらに具えたことを特徴とする請求項1に記載の流体収納容器のための閉鎖体。
  3. 前記カバー部が開口タブをさらに具えたことを特徴とする請求項1に記載の流体収納容器のための閉鎖体。
  4. 前記ベースが前記肩部に形成された固定溝をさらに具えたことを特徴とする請求項1に記載の流体収納容器のための閉鎖体。
  5. 前記リング部は結合部をさらに具え、この結合部は前記固定溝と相互に作用して前記カバーを前記ベースに結合するようになっていることを特徴とする請求項4に記載の流体収納容器のための閉鎖体。
  6. 前記ちょうつがい部がリング部領域とカバー部領域とを具えたことを特徴とする請求項1に記載の流体収納容器のための閉鎖体。
  7. 前記ちょうつがい部は前記リング部領域と前記カバー部領域との間に配された少なくとも1つのウェブ部を付加的に具えたことを特徴とする請求項6に記載の流体収納容器のための閉鎖体。
  8. 前記カバー部と前記リング部との間に概ね水平な向きに配された複数の不正開封防止機能をさらに具え、これら複数の不正開封防止機能が概ね直線状であることを特徴とする請求項1に記載の流体収納容器のための閉鎖体。
  9. 前記カバー部と前記リング部との間に概ね水平な向きに配された複数の不正開封防止機能をさらに具え、これら複数の不正開封防止機能が概ね非直線形状であることを特徴とする請求項1に記載の流体収納容器のための閉鎖体。
  10. 前記複数の不正開封防止機能は、非直線形状の中間点近傍でより少ない材料を含むことを特徴とする請求項9に記載の流体収納容器のための閉鎖体。
  11. 外縁および内縁を有する概ね水平な肩部と、
    この肩部の外縁から第1の方向に延在する第1の概ね垂直な側壁と、
    前記肩部の内縁から第2の方向に延在して概ね水平なリムで終わり、この概ね水平なリムがそこに形成された開口を有する第2の概ね垂直な側壁と、
    前記肩部から延在し、前記第1の概ね垂直な側壁と前記第2の概ね垂直な側壁との間に径方向に配された固定溝と
    を具えるベース部と、
    このベース部の前記固定溝に対応した形状を持つ周縁を有し、前記固定溝内に少なくとも一部が配される結合リングと、
    この結合リングに対してちょうつがい結合を有すると共に閉位置と開位置との間を移動可能であり、前記ベース部の水平なリムの前記開口を覆って配されるカバー部であって、このカバー部が閉位置にある場合に前記ちょうつがい結合が前記結合リングの周縁内に配されるカバー部と
    を具える蓋部と
    を具え、前記結合リングと、前記カバー部と、前記少なくとも1つの不正開封防止機能とが単一の部品であることを特徴とする流体収納容器のための閉鎖体。
  12. 前記結合リングが前記固定溝に対して摩擦嵌合を形成することを特徴とする請求項11に記載の流体収納容器のための閉鎖体。
  13. 前記結合リングと前記カバー部との間を結合する少なくとも1つの不正開封防止機能をさらに具え、この少なくとも1つの不正開封防止機能は概ね水平な向きを有し、カバー部が前記閉位置から前記開位置に動かされると、前記少なくとも1つの不正開封防止機能が変形することを特徴とする請求項11に記載の流体収納容器のための閉鎖体。
  14. 前記少なくとも1つの不正開封防止機能が概ね非直線形状であることを特徴とする請求項14に記載の流体収納容器のための閉鎖体。
  15. 前記ちょうつがい結合が結合リング部領域およびカバー部領域を具えたことを特徴とする請求項11に記載の流体収納容器のための閉鎖体。
  16. 前記ちょうつがい結合は、前記結合リング部領域と前記カバー部領域との間に配される少なくとも1つのウェブ部を付加的に具えたことを特徴とする請求項15に記載の流体収納容器のための閉鎖体。
  17. 前記カバー部は、前記概ね水平なリムの開口内に配されるようになっているプラグシールをさらに具えたことを特徴とする請求項11の流体収納容器のための閉鎖体。
  18. 概ね円形状を持った周縁を有する結合リングと、
    この結合リングに結合され、閉位置と開位置との間を移動可能であるカバー部と、
    前記結合リングと前記カバー部との間に形成され、前記カバー部が閉位置にある場合に前記結合リングの周縁内に配されるちょうつがいと
    を具えたことを特徴とする流体収納容器の蓋部のためのカバー。
  19. 前記結合リングと前記カバー部との間を結合する少なくとも1つの不正開封防止機能をさらに具え、この少なくとも1つの不正開封防止機能が概ね水平な向きを有し、前記カバー部が閉位置から開位置に動かされた場合に前記少なくとも1つの不正開封防止機能が変形し、前記少なくとも1つの不正開封防止機能はこの不正開封防止機能の中間点近傍でより少ない材料を含むことを特徴とする請求項18に記載の流体収納容器の蓋部のためのカバー。
  20. 前記ちょうつがいは、結合リング部領域と、カバー部領域と、これら結合リング部領域およびカバー部領域の間に配される少なくとも1つのウェブ部とを具えたことを特徴とする請求項18に記載の流体収納容器の蓋部のためのカバー。
JP2012548093A 2010-01-05 2011-01-05 ちょうつがい付き蓋を持つ多部品閉鎖体 Pending JP2013527823A (ja)

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