JPS6217420Y2 - - Google Patents

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JPS6217420Y2
JPS6217420Y2 JP1981021161U JP2116181U JPS6217420Y2 JP S6217420 Y2 JPS6217420 Y2 JP S6217420Y2 JP 1981021161 U JP1981021161 U JP 1981021161U JP 2116181 U JP2116181 U JP 2116181U JP S6217420 Y2 JPS6217420 Y2 JP S6217420Y2
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JP
Japan
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container
lid
synthetic resin
main body
flange
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JP1981021161U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は内部に主として飲、食品が内填されて
いる再密封可能な合成樹脂製容器に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
バター,マーガリン,ジヤム,ヨーグルト等の
飲,食品(食料品)が内部に内填され、密封され
ている合成樹脂製容器においては、内填物をすり
替えることが不可能なように、蓋体と容器本体と
を熱溶着等で固着したものが多々使用されている
(例えば実公昭38−19194号公報や実開昭51−
116207号公報等)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、前記従来の合成樹脂製容器は、例え
ば実公昭38−19194号公報に示されるものにおい
ては、蓋体と容器本体との溶着部を切断するため
の工夫が何も無く、開封操作が煩わしかつたり、
また、実公昭51−116207号公報に示されるものに
おいては、溶着部の剥離のきつかけを簡単になし
得るような工夫はなされているものの、開封操作
を容易に行うという点からは十分でないうえに、
一たび溶着部の剥離のなされた後では、容器本体
を蓋体で再密封することが不可能である等の欠点
を有するものである。
これに対して、本考案は、内填物をすり替える
ことが不可能、即ち元詰め保証されている合成樹
脂製容器で、しかも開封が容易で、且つ1回では
使い切れない内填物を再密封することの出来る機
能を有する容器を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の再密封可能な合成樹脂製容器は、内部
に内填物が収納されているカツプ状をなす合成樹
脂製の容器本体と、該容器本体のフランジ部の1
部に溶着されて前記容器本体の開口部を閉塞して
いる合成樹脂製の蓋体とからなるものである。
前記合成樹脂製の容器本体は、該容器本体の開
口縁から外側に向つて張り出し形成され、かつ、
その一部分に凹陥周溝が凹設されているフランジ
部を有する構成とされており、また、前記合成樹
脂製の蓋体は、前述の容器本体内に圧入されて該
容器本体の内周壁に密嵌される蓋主体と、該蓋主
体の周縁から外側に向つて張り出し形成されてい
るフランジ部とで構成されているものである。
前記合成樹脂製の容器本体と蓋体とからなる本
考案の容器は、前記容器本体におけるフランジ部
上に蓋体のフランジ部が重視され、これらの両フ
ランジ部は、前記容器主体におけるフランジ部の
前記凹陥周溝より外側の外側辺部分で熱接着され
ており、かつ、前記凹陥周溝に対向する位置の蓋
体のフランジ部にはノツチが周設された構成とさ
れているものである。
〔実施例〕
以下本考案の再密封可能な合成樹脂製容器につ
いての具体的な構成を図面実施例に基いて説明す
る。
第1図に示される本考案の再密封可能な合成樹
脂製容器1は、内填物を内部に収納しているカツ
プ状をなす合成樹脂製の容器本体2と、該合成樹
脂製の容器本体2の開口部を閉塞している同じく
合成樹脂製の蓋体3とからなるものである。合成
樹脂製の容器本体2は、該容器本体2の開口縁か
ら外側に向つて張り出し形成されているフランジ
部4を有しており、該フランジ部4には凹陥周溝
5が凹設された構成から成つている。一方、前記
合成樹脂製の蓋体3は、容器本体2内に圧入され
て該容器本体の内周壁に密嵌されている蓋主体6
と、蓋主体6の周縁から外側に向つて張り出し成
形されているフランジ部7とによつて構成されて
いるものである。前述の容器本体2におけるフラ
ンジ部4に前記蓋体3におけるフランジ部7が重
積され、且つ容器主体2と蓋体3とは容器本体2
におけるフランジ部4の前記凹陥周溝5より外側
の外側辺部分8と蓋体3におけるフランジ部7と
の間の熱接着Sにより固着され、しかも蓋体3に
おけるフランジ部7には、該フランジ部7に重積
されている容器本体2におけるフランジ部4の凹
陥周溝5に対向する位置にノツチ9が周設せしめ
られた構成とされている。
第1図に示される再密封可能な合成樹脂製容器
1においては、容器本体2の上方部内側壁に周設
されている膨出部10によつて形成されているア
ンダーカツト構造11と、側壁部12と底壁部1
3とからなる容器状を呈する蓋主体6における側
壁部12の下部に設けられているアンダーカツト
構造14との間の嵌合、係止機構によつて、蓋主
体6が容器本体2内に密嵌された構成とされてい
る。
尚、蓋主体6における底壁部13に設けられて
いるリング状の凸曲部15は、蓋主体6を容器本
体2内に押し込み、両者を密嵌せしめる際に、蓋
主体6に加えられる押圧力により側壁部12を弾
性変形しやすくするための弾性変形余裕部分であ
る。
以上の第1図に示される合成樹脂製容器1にお
いては、容器状を呈する蓋主体6の開口部を、ア
ルミニウム箔16で閉塞し、容器本体2と蓋主体
6とによつて構成される第1の密封空隙S1を内填
物が収納される第1収納室とすると共に、蓋主体
6とアルミニウム箔16とで構成される第2の密
封空隙S2を、例えばスプーン等の別添品を収納す
る第2の収納室として利用し得るようにしてあ
る。
第2図に例示される本考案の再密封可能な合成
樹脂製容器20は、内填物を内部に収納している
カツプ状をなす合成樹脂製の容器本体2と、該合
成樹脂製の容器本体2の開口部を閉塞している同
じく合成樹脂製の蓋体3とからなるものである。
この合成樹脂製容器20は、第1図に示される前
記合成樹脂製容器1と同様に、容器本体2内に圧
入されて該容器本体の内周壁に容器状を呈する蓋
主体6が密嵌された構成、即ち、容器本体2の口
部内側壁に周設されている膨出部17によつて形
成されているアンダーカツト構造18と、容器状
を呈する蓋主体6における側壁部12の上部に設
けられているアンダーカツト構造19との間の嵌
合、係止機構によつて両者が密嵌された構成とさ
れている。
尚、符号21で表示される板状体は、蓋主体6
における側壁部12の内壁面に周設されいる凹陥
部22に係止され、且つ側壁部12の上端周方向
に部分的に設けられている突設部23によつて不
測の脱抜が防止されている中蓋である。
第3図に例示される本考案の再密封可能な合成
樹脂製容器30は、内填物を内部に収納している
カツプ状をなす合成樹脂製の容器本体2と、該合
成樹脂製の容器本体2の開口部を閉塞している同
じく合成樹脂製の蓋体3とからなるものであり、
蓋体3における蓋主体6が容器本体2内に圧入さ
れて該容器本体の内周壁に密嵌された構成、即
ち、容器本体2の上方部内側壁に周設されている
凹陥部24によつて形成されているアンダーカツ
ト構造25と、容器状を呈する蓋主体6の側壁部
12の下部に設けられているアンダーカツト構造
26との間の嵌合、係止機構によつて容器本体2
内に蓋主体6が密嵌された構成とされているもの
である。
第4図、第5図は本考案の合成樹脂製容器を開
封する際の状態を要部縦断面図であり、先ず第4
図に例示するように、容器本体2と蓋体3との固
着部分たる熱接着S部分を上方に押し上げる(あ
るいは下方に押し下げる)ことにより、ノツチ9
を切断し、しかる後に第5図に示されるようにノ
ツチ9より内側のフランジ部7を更に上方へ引き
上げ、蓋体3を容器本体2から分離、除去して開
封操作を行うものである。
尚、第2〜5図示実施例に示される合成樹脂製
容器においては、第1図示実施例に示される合成
樹脂製容器と共通する構成部分については、第1
図に示された合成樹脂製容器1に示した符号と同
一の符号を以つて表示した。
また、容器本体2とそれに対応する蓋体3との
外郭形状は、円筒形状は勿論のこと、四角柱、三
角柱、六角柱等の多角柱形状とすることも出来
る。
〔考案の作用及び効果〕
本考案の合成樹脂製容器は、容器本体内に蓋体
の蓋主体が圧入されて前記容器本体の内周壁に密
嵌されており、しかも容器本体はその開口縁から
外側に向つて張り出し形成されているフランジ部
を、また蓋体は前記容器本体内に圧入されて該容
器本体の内周壁に密嵌されている蓋主体の周縁か
ら外側に向つて張り出し成形されているフランジ
部をそれぞれ有しており、容器本体と蓋体とは容
器主体におけるフランジ部に重積されている蓋体
のフランジ部との間で、容器主体におけるフラン
ジ部に設けられている凹陥周溝より外側の外側辺
部分で超音波接着手段や高周波接着手段等による
熱接着により固着され、かつ、蓋体における前記
フランジ部には、容器主体におけるフランジ部に
設けられている前記凹陥周溝に対向する位置にノ
ツチが周設された構成を具備するものであるか
ら、ノツチの破壊により開封操作が実施される際
には、容器本体のフランジ部が蓋体のフランジ部
に形成されているノツチ部分に対して補強材とし
て作用するようなことがなく、従つて、容器本体
と蓋体との間の熱接着部を上方へ押し上げるか、
あるいは該熱接着部を下方へ押し下げるだけで、
ノツチが簡単に切断され、蓋体と容器本体との間
の固着を取り外すことが出来るので、開封操作が
容易であるばかりでなく、蓋体と容器本体との間
の熱接着部を全く剥離させることなく、単にノツ
チ部分を前述のようにして破壊するだけで開封が
完了するので、易開封性とするために考慮される
熱接着部の接着強度のコントロールが一切不要で
あり、確実なる易開封性が保証されるものであ
る。
また、本考案の合成樹脂製容器においては、前
述のノツチ部分の破壊によつて開封された後で
も、蓋体と容器本体との間の密封性が維持される
構成とされているので、開封後においても、蓋体
における蓋主体を容器本体内に押し込むだけで内
填物を再び密封することが出来るという作用、効
果を奏する。
更に、本考案の合成樹脂製容器においては、容
器本体と蓋体とが熱接着で固着され、この密封空
隙内に内填物が充填された構成とされているの
で、内填物を流通段階の途中ですり替えることが
不可能であり、元詰保証された内填物用の容器と
しての作用、効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の再密封可能な合成樹
脂製容器のそれぞれ別の実施例を示す要部縦断面
図であり、第4図、第5図は本考案の合成樹脂製
容器を開封する際の状態を示す要部縦断面図であ
る。 1:再密封可能な合成樹脂製容器、2:カツプ
状をなす合成樹脂製の容器本体、3:合成樹脂製
の蓋体、4:容器本体2の開口縁から外側に向つ
て張り出しているフランジ部、5:凹陥周溝、
6:容器本体2内に密嵌される蓋主体、7:蓋体
3におけるフランジ部、8:フランジ部4におけ
る凹陥周溝5より外側の外側辺部分、9:ノツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に内填物が収納されているカツプ状をなす
    合成樹脂製の容器本体と、該容器本体の開口部を
    閉塞する同じく合成樹脂製の蓋体とからなる容器
    において、前記合成樹脂製の容器本体は、該容器
    本体の開口縁から外側に向つてフランジ部が張り
    出し形成され、しかも、該フランジ部には凹陥周
    溝が凹設されており、前記蓋体は、容器本体内に
    圧入されて該容器本体の内周壁に密嵌される蓋主
    体と、その周縁から外側に向つて張り出し成形さ
    れたフランジ部とからなり、該フランジ部は前記
    容器本体のフランジ部に重積されており、蓋体の
    フランジ部と容器本体におけるフランジ部の前記
    凹陥周溝より外側の外側辺部分とが熱接着されて
    いると共に、蓋体の前記フランジ部には、前記容
    器主体のフランジ部における凹陥周溝に対向する
    位置にノツチが周設されていることを特徴とする
    再密封可能な合成樹脂製容器。
JP1981021161U 1981-02-17 1981-02-17 Expired JPS6217420Y2 (ja)

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JPS57134264U JPS57134264U (ja) 1982-08-21
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