JPH0248377Y2 - - Google Patents

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JPH0248377Y2
JPH0248377Y2 JP1985064244U JP6424485U JPH0248377Y2 JP H0248377 Y2 JPH0248377 Y2 JP H0248377Y2 JP 1985064244 U JP1985064244 U JP 1985064244U JP 6424485 U JP6424485 U JP 6424485U JP H0248377 Y2 JPH0248377 Y2 JP H0248377Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、例えば、豆腐類等の食品等を収容す
るフランジ付の容器本体と、この容器本体の開口
部を閉蓋してフランジ部に熱シールされ、開封時
には引き剥がして取り除かれるフイルム蓋とから
なる、いわゆるイージーオープン形式の容器に関
し、詳しくは、容器本体に収容される内容物が液
体を含む主として固形物からなるかなり体積及び
重量があるものであつても、実用に十分耐えうる
シール強度が確保され、しかも開封時にフイルム
蓋の引き剥がしが容易にできる容器に関する。
(ロ) 従来の技術 従来から、イージーオープン形式の容器は、ヨ
ーグルト、プリン、ゼリー等の容器として広く使
用されている。これらはいずれも容器の内容積が
小さいため、容器に形状保持性があり、そこに収
容される内容物の体積・重量も比較的小さいもの
であり、しかも内容物は粘性を有するものである
ため、流通保管時等に落下衝撃によつて蓋のシー
ル部に加わる内圧が比較的小さく、したがつて容
易に引き剥がすことができる程度の比較的弱いシ
ール強度であつても通常の取扱いではシール漏れ
の不良も発生せず、十分に実用に耐えうるもので
あつた。しかし、例えば、豆腐、卵豆腐、ごま豆
腐、ゆず豆腐、ピーナツ豆腐等の豆腐類の容器で
は、比較的形状の大きな内容積の大きい容器を使
用し、その内部に液体を含む体積・重量の比較的
大きな固形物からなる内容物を収容するため、薄
板合成樹脂製の容器本体と、フイルム蓋とで構成
される容器は軟らかく外力によつて容易に変形し
易い状態となり、また特に、卵豆腐のように加熱
処する場合には内容物の固形分が液体内で遊動し
て容器本体の内壁や蓋の内面に衝突し易い状態に
おかれることになり、流通保管時等に落下衝撃が
加わるとシール部に大きな内圧力が加わることに
なる。このため、従来のこの種の容器ではイージ
ーオープン形式を採用することができず、フラン
ジ付容器本体のフランジ部上面全体にフイルム蓋
を熱シールしてシール強度を大きくし、容器の開
封を行う場合には包丁等でフイルム蓋を破り内容
物を取り出していた。
なお、必ずしもイージーオープン形式の容器に
関する技術ではないが本考案に関連する従来技術
として、実開昭53−144440号公報及び実開昭54−
119580号公報のフランジ付容器のフランジ部上面
の全周に突起を形成した容器が存在する。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記のように、従来の特に、薄板合成樹脂製容
器本体ののフイルム蓋とで構成され、容器形状・
内容積が比較的大きく、比較的重量のある内容物
を収容する容器ではシール強度を大きくする必要
があることから、一般的にはこれと相反する開封
の容易さを犠牲にし、イージーオープン構造を採
用できないという問題がある。
また、実開昭53−144440号公報及び実開昭54−
119580号公報の容器をイージーオープン形式の容
器として使用するとしても、前者にあつては、フ
ランジ部上の突起が容器本体の側壁上に位置する
ため、熱シール時にこの側壁が障害となつて熱シ
ール用の受台が当てにくく、シールが不確実にな
る虞れがあり、また落下時の衝撃等による内圧力
が突起部分に形成されるシール部に直接加わり、
シール漏れが発生する虞れがある。また両者とも
フランジ部上面に突起あるいは溝が複数本形成さ
れるため、手で蓋を引き剥がすにはシール強度が
大き過ぎるという問題がある。
本考案は従来の問題点を解決するものであり、
特に、シール強度と開封容易性とが両立しない上
記従来の容器にあつても、実用に十分なシール強
度をもたせるとともに蓋を手指で容易に引き剥が
すことができるようにし、シール漏れの点で耐衝
撃性に強い耐熱性容器を提供することを目的とす
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の容器は、上記の問題点を解決するた
め、側壁上部の開口部周囲にフランジ部を有し、
該フランジ部の上面の該側壁より外側に全周にわ
たつて少くとも1以上の角部を有する突状帯が形
成されるとともに、該突状帯の立ち上がり基部に
溝部が形成される軟質合成樹脂製の容器本体と、
内面に熱溶着用の合成樹脂製薄板層を有し、上記
容器本体の開口部を閉蓋して突状帯部分に熱シー
ルされ、外縁部に設けられ引き剥がすための手掛
かりとされる耳蓋部が上記突状帯の少くとも1以
上の角部の外側に配置されるフイルム蓋とからな
るものとして構成した。
なお、本考案の容器本体の形状は、普通には四
角形が考えられるが、その他の角形でもよく、さ
らに他の形状、例えば、円形、だ円形等の曲線形
状でもよい。そして、この容器本体のフランジ部
に形成される突状帯の角部とは、例えば、四角形
の容器本体にあつては、容器本体の開口部の外側
のフランジ部上面に相似形に形成される四角形の
突状帯の四箇所の隅部のことをいい、これらの隅
部は必ずしも角ばつたものではなく、適度な丸み
を帯びているのが普通である。また、突状帯の角
部は、鋭角、直角に限定するような狭いものでは
なく、広く先端が丸みを帯びた鈍角も含むものと
する。さらに、容器本体が曲線形状で突状帯もそ
れに対応するものであるとき、円曲線の一部分に
意図的に形成した角部もここでいう突状帯の角部
である。本考案では、このような角部が少くとも
1箇所以上突状帯中に存在することが必要であ
る。
(ホ) 作用 本考案の容器は、容器本体のフランジ部の上面
に全周にわたつて形成した突状帯部分にフイルム
蓋を加圧熱シールすると、すなわち、突状帯の上
にフイルム蓋を重ね下方から受台で受け止められ
るとともに上方から加熱部材で押圧すると、突状
帯の立ち上がり基部に溝部が形成してあるために
突状帯は加圧に対する弾発性を有し、突状帯の天
部全面がフイルム蓋に方遍なく密着して確実にシ
ールされるとともに、突状帯の天部と接触するフ
イルム蓋の内面の熱溶着用の合成樹脂製薄膜層は
熱により溶け押圧力で突状部の天部の両側に押し
出されて肉だまりとなつて凝固し、突状帯の両側
には線状の強力なシール部が形成される。
このシール部は、突状帯のシール部に対向する
フイルム蓋の引き剥ぎ力に対してはその力がシー
ル部の長さ方向に分散するため、大きな抵抗力を
示す。このことはシール部が内容物から受ける内
圧力に十分に耐えうることを意味する。他方、突
状帯のシール部の方向に沿つたフイルム蓋の引き
剥ぎ力に対してはその力が巾の狭い線状部分に集
中して働くため、加わる力が有効に働いて比較的
小さな力でもフイルム蓋が剥がれる。このことは
シール強度が大きい本考案容器のシール部も加え
る力の方向によつては容易に蓋を剥がすことがで
きることを意味する。
本考案の容器は、容器本体のフランジ部の上面
に形成される突状帯を少くとも1以上の角部を有
するものとし、突状帯部分に熱シールされるフイ
ルム蓋の引き剥がし用の耳蓋部を突状帯の少くと
も1以上の角部の外側に配置するようにしたた
め、耳蓋部を手指で摘み内側に引つ張れば、フイ
ルム蓋は、まず突状帯の角部が剥がされ、以下こ
の角部を形成する2本の突状帯部分に沿つて剥が
される。このとき、フイルム蓋に加える引つ張り
力は、角部の両側の突状帯に沿つた2つのフイル
ム蓋の引き剥ぎ力となるため、上記の理由で、小
さな力でも容易に引き剥がせることになる。
なお、突状帯を1本の無端状に形成すれば、小
さな力で引き剥がしが可能で、シール強度にも問
題がない。そして最後までフイルム蓋をきれいに
引き剥がすことができる。
また本考案の容器は、突状帯が容器本体の側壁
より外側のフランジ部上面に形成されるものであ
るため、熱シール時に、上方からの加熱部材に対
応してフランジ部の下部に当てる受台が容器本体
の側壁に邪魔されることがなく、またフイルム蓋
はフランジ部の突状帯部分に熱シールされ、その
内側はフランジ部に溶着されないため、突状帯の
内側のフランジ部上面とその真上のフイルム蓋の
間に隙間が形成され、ここに内容物の液汁が満た
された場合、容器に加わる内圧の変化をある程度
吸収・緩和する緩衝地帯を形成し、シール部を保
護する作用をなす。
さらに、フイルム蓋の耳蓋部が配置される突状
帯の角部の外側のフランジ部に、耳蓋部による蓋
の引き剥がし方向に沿つて延長突状部を形成すれ
ば、蓋を引き剥がす最初の手掛かりとなる耳蓋部
ないしその近部の蓋部分がフランジ部から容易に
剥離される。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の実施例について図面に基いて説
明する。図示の容器は、卵豆腐の収容容器であ
る。
図において、1は薄板合成樹脂製の容器本体で
あり、側壁2上部の開口部3周囲にフランジ部4
を有するものである。この容器本体1は、例え
ば、ポリプロピレンの単層薄板材やガス不透過性
を有するエバールを間に挟み内外にポリプロピレ
ンを積層した軟質の薄板材を使用して真空成型に
よつて形成される。
5はフランジ部4の上面の側壁2より外側に、
全周にわたつて形成された1本の無端状の突状帯
であり、この突状帯5は四角形の容器本体1のフ
ランジ部4に形成されるため、フランジ部4の四
つの隅部6にそれぞれ角部7が形成されている。
また、フランジ部4の隅部6のうち2箇所には、
耳蓋部13によるフイルム蓋12の引き剥がす方
向に沿つて(この場合は、フランジ部4の外縁か
ら突状帯5までの長さが周囲で同一とすると、突
状帯5の角部7とフランジ部4の外縁角部を結ぶ
45゜の角度)突状帯5の角部7に接続する延長突
状部8が形成される。
突状帯5の断面形状は、例えば第3図に図示す
るように略台形に形成され、その天部9の両側に
は熱シールの際にフイルム蓋12の熱溶着用の合
成樹脂製薄膜層14の肉だまりが突状帯5とフイ
ルム蓋12との両側接触端部で大きく形成されて
シール強度を高めるため、傾斜面部10が形成さ
れ、また突状帯5の立ち上がり基部には、突状帯
5の形を保持するため立ち上がり部に弾性を付与
する溝部11が形成されている。
12は容器本体1の開口部3を閉蓋し、突状帯
5部分に熱シールされるフイルム蓋であり、この
フイルム蓋12は、ポリエチレン等の融点の低い
材質からなる熱溶着用の合成樹脂製薄膜層を内面
に配設し、その外面にポリエステル等の比較的融
点の高い薄膜層を配設したラミネートフイルムを
使用したり、これら樹脂薄膜層の間にナイロンや
アルミ等のガス不透過性を有する薄膜層や金属箔
層を配設したラミネートフイルムを使用し、その
肉厚は90〜120μ程度である。
13はフイルム蓋12の外縁部に設けられる耳
蓋部であり、蓋12を容器本体1から引き剥がす
手掛かりとされる部分である。
この耳蓋部13は、フランジ部4の隅部6のう
ち延長突状部8が形成される突状帯5の角部7の
外側に配置されるようにされる。
第4図は、容器本体1の突状帯5とフイルム蓋
12の熱溶着シール部を説明するものであり、突
状帯5上にフイルム蓋12を重ね、フランジ部4
の下部より弾性材からなる受台20で支え、上方
より加熱部材21で加圧すると、フイルム蓋12
の内面に配設された熱溶着用の合成樹脂製薄膜層
14が溶けて突状帯5の天部9より両側に押し出
され肉だまり15のシール部が形成されることを
示すものである。この場合、突状帯5の天部9で
は合成樹脂製薄膜層14が流れ出すため、フイル
ム蓋12との関係では弱溶着部ということがで
き、また天部9の両側の肉だまり15部分は線状
の強溶着部ということができる。
第5図は、容器のシール部付近を示すものであ
り、16は卵液と調味液の混合物を加熱凝固させ
た卵豆腐、17は調味液である。突状帯5の内側
のフランジ部4上面とその真上のフイルム蓋12
の間には隙間18が形成され、この隙間18には
調味液17が満たされてシール部19に内圧力が
加わつた場合に、これをある程度吸収する緩衝部
を構成する。第5図中22はフランジ部4の外周
に設けたフイルム蓋12とフランジ部上面との熱
溶着部である。この熱溶着部22はイージーオー
プン性を損わない程度のベタシールによつてもよ
いが、シール面に混合液が付着した状態で加熱溶
着する場合にはローレツト加工がよい。
考案者は、長さ110mm、巾75.5mm、深さ31.5mm、
内容積261.6cm3の寸法のポリプロピレン単層薄板
からなる容器本体を使用し、内部に卵液と調味液
の混合液270〜280gを充填した後、天部9の巾が
1.0mm、基部の巾が1.6mm、高さが0.8mmの立ち上が
り基部に溝部11,11を形成した突状帯5に外
層から内層に向つてポリエステル/ナイロン/特
殊ポリエチレンが積層されてなるフイルム蓋12
を熱シールした。そして、93℃で30〜40分間殺菌
した試料を90cmの高さから1回落下させる落下テ
ストを行なつた。その結果、まず、殺菌のための
加熱ではシール部に全く異常がなく、また落下テ
ストについても全数合格し、シール部の耐熱性及
び耐衝撃性が実用上十分なものであることを確認
した。
また考案者は上記の容器で実験したところ、シ
ール部に対して直角方向の力では3〜8Kg/cmで
フイルム蓋が剥がれ、シール部に対して平行の力
では1.2〜1.8Kg/cmでフイルム蓋が剥がれた。
なお、本考案容器では、第1図に図示するよう
に、熱シールしないフランジ部4上面の突状帯5
の外側と、この上に重ねられるフイルム蓋12の
周辺部とは、それらの間に異物が入り込んだりフ
イルム蓋12が捲れたりしないように、格子状等
部分的に溶着して両者を係止する熱溶着部22が
形成されることが多い。この場合、一般にはロー
レツト加工が施こされる。このローレツト加工
は、従来から公知の方法で行うもので、例えば、
フランジ部4の下部に受台を当てるとともに押当
面が格子状の凹凸に形成された加熱部材を上方か
らフランジ部4に重合されたフイルム蓋12の該
当部分に押型しするものである。このローレツト
加工部分22(熱溶着部)は、部分的な溶着であ
り、その溶着力は比較的容易に引き剥がしができ
るので、何らフイルム蓋12のイージーオープン
性の支障となるものではない。
なおまた、上記ローレツト加工は、フランジ部
4の外側に突出するフイルム蓋12の耳蓋部13
にも施すことができる。この場合、フイルム蓋1
2とフランジ部4とのローレツト加工と同時に行
えば1つの工程で済み、簡単である。耳蓋部13
にローレツト加工を施すと、耳蓋部13の材質も
フイルム蓋12と同質の薄いフイルム材であるの
で、耳蓋部13の表裏は、型押する加熱部材の押
当面に対応した凹凸面に形成されることになる。
本考案容器は、実用に耐えるシール強度をもつ
とともにフイルム蓋12のイージーオープンを実
現したものであるため、いくらイージーオープン
といつてもフイルム蓋12の引き剥がしには、そ
れ相当の力を必要とする。そこで、耳蓋部13に
ローレツト加工を施してその表裏を凹凸面に形成
すれば、この耳蓋部13を摘む手指の滑り止めと
して働いてフイルム蓋12の開封を容易にするも
のである。
(ト) 考案の効果 以上述べたように本考案の容器は、容器本体の
フランジ部上面に形成された立ち上がり基部に溝
部を形成してある突状帯にフイルム蓋を熱シール
するため、突状帯は加圧に対する弾発性を有し、
突状帯の天部全面がフイルム蓋と万遍なく密着さ
れ確実にシールする。また突状帯の両側に線状の
強力な溶着部が形成され、大きなシール強度を持
たせることができて、例えば豆腐類の容器として
も十分に使用に耐えうる。
また本考案の容器では、フイルム蓋の耳蓋部を
配置する位置を、突状帯の角部の外側としたた
め、耳蓋部を引つ張つたときのフイルム蓋を剥が
す力は突状帯に沿つたものとなり、線状の溶着部
はそれと平行する力には弱いので、手指の力で容
易に開封できる。特に突状帯を1本の無端状にす
れば、開封性がよい。
さらに本考案の容器では、突状帯が容器本体の
側壁より外側のフランジ上面に形成されるため、
熱シール時に、加熱部材と対応する受台を側壁に
邪魔されずに突状帯の下部に当てることができ、
熱シールを確実に行うことができるとともに、シ
ール部の内側のフランジとフイルム蓋との隙間が
内圧力に対する緩衝部として作用し、シール部の
耐衝撃性を向上させることができる。また突状帯
をフランジ部上面のほぼ中央に設けることによ
り、フランジ部外周と合わせてシールすることが
可能となる。
さらにまた本考案の容器ではフイルム蓋の耳蓋
部が配置される突状帯の角部の外側のフランジ部
に、耳蓋部による蓋の引き剥がす方向に沿つて延
長突状部を形成すれば、最も力を要する最初の引
き剥がしが容易にでき、上記開封容易性の効果と
結び付いて蓋のイージーオープン性をより完全な
ものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る容器の斜視図、
第2図は容器本体の斜視図、第3図は突状帯の拡
大断面図、第4図は熱シールの説明図、第5図は
容器のシール部付近の断面図である。 1……容器本体、2……側壁、3……開口部、
4……フランジ部、5……突状帯、7……突状帯
の角部、8……突状帯の延長突状部、11,11
……溝部、12……フイルム蓋、13……耳蓋
部、14……熱溶着用の合成樹脂製薄膜層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 側壁上部の開口部周囲にフランジ部を有し、
    該フランジ部の上面の該側壁より外側に全周に
    わたつて少なくとも1以上の角部を有する突状
    帯が形成されるとともに、該突状帯の立ち上が
    り基部にフランジ部の下部に突出する溝部が形
    成される軟質合成樹脂製の容器本体と、内面に
    熱熔着用の合成樹脂製薄膜層を有し、上記容器
    本体の開口部を閉蓋して突状帯部分に熱シート
    され、外縁部に設けられ引き剥すための手掛か
    りとされる耳蓋部が上記突状帯の少なくとも1
    以上の角部の外側に配置されるフイルム蓋とか
    らなる容器。 (2) 上記突状帯は、1本の無端状である実用新案
    登録請求の範囲第1項の容器。 (3) 上記フイルム蓋の耳蓋部が配置される突状帯
    の角部の外側のフランジ部に、耳蓋部による蓋
    の引き剥し方向に沿つて延長突状部を形成した
    実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項のい
    ずれかに記載の容器。
JP1985064244U 1985-05-01 1985-05-01 Expired JPH0248377Y2 (ja)

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