JP4595493B2 - 回転体支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載される回転体の支持構造に関する。
車両には種々の回転体が搭載されており、その回転体の中には、アウターレースとインナーレースとの間に複数個の転動体を有する転がり軸受によってハウジングに軸心周りに回転可能に支持されているものがある。たとえば、ディファレンシャル装置に備えられるデフケースがそれであり、上記転がり軸受としては、円錐ころ軸受や、アンギュラ玉軸受が用いられる。これら円錐ころ軸受やアンギュラ玉軸受は、(1)軸のラジアル方向およびアキシアル方向の位置決めのため、(2)軸受の剛性確保のため、および、(3)アキシアル方向、ラジアル方向の振動および共振、異音の防止のため、適正な予圧を与える必要がある。
上記予圧を調整する方法として、軸受のアウターレースとハウジングとの間にシムを介装することがよく知られている。軸受のアウターレースとハウジングとの間にシムを介装することによって予圧調整を行う場合、軸受のアウターレースとハウジングとの間の隙間には、それらアウターレースやハウジングなどの加工公差に起因するばらつきがあることから、数種類或いはそれ以上の異なる厚さのシムを用意し、その用意した複数種類のシムの中から実際の隙間に応じたシムを選択することになる。
この方法では複数種類のシムを用意する必要がある上、組み付け工程で寸法を測定して、最適なシムを選択する必要があるので、用意しなければならない部品点数が多く、また、組み付けにも時間がかかってしまうという問題がある。
そこで、上記シムに代えて、皿バネを用いることが提案されている(たとえば、特許文献1)。皿バネを用いる場合には、軸受のアウターレースとハウジングとの間の隙間にばらつきがあっても、皿バネの軸長が伸縮することによってその隙間を常に埋めることができるため、1種類の皿バネを用意するだけでよく、また、組み付けの際の寸法測定も不要になる。
特開2003−343692号公報
しかし、前記特許文献1のように、予圧調整に皿バネを用いる場合、デフケースに駆動力が伝達されることにより、デフケースがハウジングに対して軸方向に相対的に移動させられると、皿バネが塑性変形させられてしまい、その結果、軸受に適正な予圧を与えることができなくなってしまう可能性があった。また、皿バネは、それが介装されている部材との間の接触が線接触であることから、デフケースのハウジングに対する相対移動の繰り返しにより、デフケース、ハウジング、および皿バネが摩耗してしまう可能性もあった。
上記のような課題は、ディファレンシャル装置に限らず、カウンターシャフトなど、適正な予圧を必要とする回転体については同様に生じうる。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、適正な予圧を長期間付与することができ、且つ、部材の摩耗を抑制することができる回転体支持構造を提供することにある。
上記目的を達成するための第1発明は、アウターレースとインナーレースとの間に複数個の転動体を有する転がり軸受によって、回転体をハウジングに軸心周りに回転可能に支持する回転体支持構造であって、(a) 所定の弾性力を有するウェーブスプリングが前記アウターレースと前記ハウジングとの間に配置され、(b) そのウェーブスプリングが前記アウターレースの軸方向の移動により完全に縮長させられる前にそのアウターレースの移動を衝止するストッパ機構を備え、(c) 前記ストッパ機構として、前記アウターレースの側面が衝止される衝止面と、その衝止面の外周側または内周側において前記ウェーブスプリングを収容し、軸方向の長さがそのウェーブスプリングが完全に縮長させられた場合の長さよりも長くされている環状凹部とが形成され、且つ、前記ハウジングよりも高硬度の材料で構成されたストッパ部材を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するための第2発明は、アウターレースとインナーレースとの間に複数個の転動体を有する転がり軸受によって、回転体をハウジングに軸心周りに回転可能に支持する回転体支持構造であって、(a) 所定の弾性力を有するウェーブスプリングが前記アウターレースと前記ハウジングとの間に配置され、(b) そのウェーブスプリングが前記アウターレースの軸方向の移動により完全に縮長させられる前にそのアウターレースの移動を衝止するストッパ機構を備え、(c) 前記ウェーブスプリングは、前記回転体の軸方向の一端を支持する前記転がり軸受と前記ハウジングとの間、および、前記回転体の軸方向の他端を支持する前記転がり軸受と前記ハウジングとの間にそれぞれ設けられるとともに、前記ストッパ機構もそれぞれのウェーブスプリングに対して設けられ、(d) 且つ、その2つのウェーブスプリングのばね定数および自由長の少なくとも一方が互いに異なることにより、前記回転体に駆動力が伝達されない状態において、一方の転がり軸受のアウターレースが一方の前記ストッパ機構に衝止させられるようになっていることを特徴とする。
また、第発明は、第2発明の回転体支持構造において、前記ハウジングに、前記アウターレースの側面が衝止される衝止面と、その衝止面の外周側または内周側において前記ウェーブスプリングを収容する環状凹部とが形成され、そのウェーブスプリングの前記ハウジング側の端部から前記衝止面までの軸方向の長さがそのウェーブスプリングが完全に縮長させられた場合の長さよりも長くされていることにより、前記ストッパ機構が構成されていることを特徴とする。
また、第発明は、第2発明または第3発明の回転体支持構造において、前記ハウジングと前記ウェーブスプリングのそのハウジング側の端部との間に、そのハウジングよりも硬度の高い保護部材が配置されていることを特徴とする。
また、第発明は、第1発明乃至第発明のいずれかの回転体支持構造において、前記アウターレースは、常温下では前記ウェーブスプリングの付勢力によって動かされないが、車両走行による温度上昇時にはそのウェーブスプリングの付勢力によって前記ハウジングに対して相対移動させられるように、そのハウジングに嵌め入れられていることを特徴とする。
また、第発明は、第1発明乃至第発明のいずれかの回転体支持構造において、前記回転体がデフケースであることを特徴とする。
また、第発明は、第1発明乃至第発明のいずれかの回転体支持構造において、前記回転体がカウンターシャフトであることを特徴とする。
第1発明によれば、ウェーブスプリングの付勢力によって転がり軸受に予圧が付与されるので、予圧調整用のシムを廃止することができる。従って、組み付け時間の短縮が可能となる。また、ウェーブスプリングは、それが介装される部材と面接触することから、皿バネを用いる場合よりもハウジングおよびアウターレースとの間の接触面積が向上して、これらの部材の摩耗を抑制することができる。また、ストッパ機構により、ウェーブスプリングが完全に縮長させられることが防止されるので、ウェーブスプリングの塑性変形が防止される。上記摩耗抑制および塑性変形防止により、必要な予圧を発生させることができる弾性力が長期間維持される。また、ストッパ機構をハウジングの形状で構成する場合に比較して、ハウジングの形状が簡素化されることから、ハウジングの加工工数を削減することができ、また、ストッパ部材はハウジングよりも高硬度の材料で構成されていることから、ウェーブスプリングの動作によってハウジングが局部的に高い応力を受けて損傷することも防止される。
また、第2発明によれば、ウェーブスプリングの付勢力によって転がり軸受に予圧が付与されるので、予圧調整用のシムを廃止することができる。従って、組み付け時間の短縮が可能となる。また、ウェーブスプリングは、それが介装される部材と面接触することから、皿バネを用いる場合よりもハウジングおよびアウターレースとの間の接触面積が向上して、これらの部材の摩耗を抑制することができる。また、ストッパ機構により、ウェーブスプリングが完全に縮長させられることが防止されるので、ウェーブスプリングの塑性変形が防止される。上記摩耗抑制および塑性変形防止により、必要な予圧を発生させることができる弾性力が長期間維持される。また、回転体に駆動力が伝達されていない状態でも、ハウジングに対する回転体の相対位置が安定する。
発明によれば、ハウジングの形状によって前記ストッパ機構が構成されていることから、部品点数が少なくなって、コスト低減が可能となる。
発明によれば、車両の加速、減速、後退が繰り返されることにより、ウェーブスプリングが繰り返し伸縮させられたとしても、ウェーブスプリングからの応力は、ハウジングよりも高硬度の保護部材を介してハウジングに伝達されるので、ハウジングに局所的な応力が加わることが抑制される。従って、ウェーブスプリングの動作によってハウジングが局部的に高い応力を受けて損傷することが防止される。
発明によれば、適切に予圧抜けを防止することができる。
本発明の回転体支持構造は、回転体としてデフケースを有するディファレンシャル装置やカウンターシャフトの支持構造に適用可能であり、ディファレンシャル装置としては、はすば歯車型ピニオンギヤを用いたディファレンシャル装置や、複数対のピニオンギヤを用いたディファレンシャル装置など、公知の種々の形式のディファレンシャル装置に適用可能である。また、ディファレンシャル装置は、差動制限機能を有するものであってもよい。
ウェーブスプリングとは、線材をコイル状に巻き、且つ、波形状としたものであり、巻き数が2回以上のものだけでなく、1回巻きのものも含まれる。線材をコイル状に巻いたものであるので、プレス打ち抜き製のものと異なり両端部を有するが、その両端部が互いに結合されていてもよい。また、複数のウェーブスプリングが積層されて使用されてもよい。
ウェーブスプリングは、ハウジングとアウターレースとの間に直接介装されてもよいし、前記第3発明のように、ハウジングとウェーブスプリングとの間に保護部材が配置されることにより、ウェーブスプリングがハウジングとアウターレースとの間に間接的に介装されていてもよい。
ウェーブスプリングおよびストッパ機構は、回転体の軸方向両端部にそれぞれ設けられていることが好ましいが、いずれか一方の側のみに設けられていても一応の効果が得られる。また、ウェーブスプリングおよびストッパ機構が回転体の軸方向両端部にそれぞれ設けられる場合、ばね定数および自由長が互いに同じである2つのウェーブスプリングを用いてもよいが、前記第5発明のように、2つのウェーブスプリングのばね定数および自由長の少なくとも一方が互いに異なるように設定されることが好ましい。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例であるディファレンシャル装置10の断面図である。このディファレンシャル装置10は、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)型車両に好適に用いられるものである。また、図1は、加速時または無負荷時の状態を示している。
ディファレンシャル装置10は、回転体として鋳鉄製のデフケース12を有しており、そのデフケース12内に、一対のピニオンギヤ14および一対のサイドギヤ16等が収容されている。デフケース12には、箱状の本体部12aから両側に突き出す一対の筒部12bが、互いに同一軸心上となるように形成されており、その筒部12bの内周面に嵌入穴18が形成されている。また、デフケース12には、本体部12aから上記嵌入穴18の軸心に対して垂直となる方向に突き出す突起部12cが形成されている。
上記デフケース12の本体部12aには、前記ピニオンギヤ14およびサイドギヤ16等を収容する収容室20が形成されており、収容室20は、前記嵌入穴18と連通させられている。また、本体部12aには、軸心が互いに共通するとともにその軸心が前記嵌入穴18の軸心と直交し、且つ、収容室20と連通する一対の連通穴22と、その一対の連通穴22のうちの前記突起部12c側の連通穴22と直交し、本体部12aを貫通するピン挿入穴24とが形成されている。
上記構成のデフケース12は、そのデフケース12の一対の筒部12bの外周にそれぞれ配置された一対の円錐ころ軸受26(すなわち転がり軸受)によって、アルミ合金製のハウジング28に相対回転可能に支持されている。この円錐ころ軸受26は、筒部12bの外周に嵌め付けられるインナーレース30と、ハウジング28に嵌め入れられるアウターレース32と、それらインナーレース30およびアウターレース32の間に介装される複数個の円錐ころ34(すなわち転動体)とを有している。
ハウジング28には、上記一対のアウターレース32の外側面32a(他方のアウターレース32とは反対側の側面)が衝止させられる一対の衝止面36と、その衝止面36の内周側に隣接し、軸方向外側(アウターレース32から離隔する側)に凹んだ一対の環状凹部38とが形成されている。また、一方の衝止面36とアウターレース32との間には、他方のアウターレース32が衝止面36に衝止させられた状態においてクリアランス40が形成されている。上記一対の環状凹部38には、一方の端が前記アウターレース32の外側面32aに当接させられて、そのアウターレース32を他方のアウターレース32側へ付勢するウェーブスプリング42R、42Lがそれぞれ収容されている。この環状凹部38の軸方向の長さは、その環状凹部38に収容されているウェーブスプリング42R、42Lが完全に縮長させられた場合の軸方向長さよりも長くされている。上記ハウジング28の形状、すなわち、衝止面36および環状凹部38により、ストッパ機構44が構成される。
図2は、上記ウェーブスプリング42の一例を示す斜視図である。図2に示すように、ウェーブスプリング42は、円周方向に緩やかな波形状が連続するものであり、それが介装されている部材、すなわち、アウターレース32およびハウジング28と面接触する。
図1に戻って、前記一対のアウターレース32は、ともに、常温時には上記ウェーブスプリング42R、42Lからの付勢力によって軸方向へ移動させられないが、車両走行によってハウジング28の温度が上昇(たとえば80〜100℃)して、そのハウジング28が膨脹したときには、ウェーブスプリング42R、42Lからの付勢力によって軸方向へ移動させられる程度にハウジング28に軽圧入されている。
デフケース12の前記一対の連通穴22には、小歯車軸46が挿し通されており、収容室20に収容された一対のピニオンギヤ14は、この小歯車軸46に回転可能に支持されている。一対のサイドギヤ16は、上記一対のピニオンギヤ14とそれぞれ噛み合っている。サイドギヤ16の軸心は前記嵌入穴18の軸心と一致させられており、ドライブシャフト48R、48Lは、嵌入穴18を通って一対のサイドギヤ16の内周にスプライン嵌合されている。
デフケース12のピン挿入穴22には、上記小歯車軸46を径方向に貫通し、その小歯車軸46が軸方向へ移動するのを禁止する固定ピン50が挿入されている。さらに、デフケース12の突起部12cの一方の側面(図1の左側の側面)には、前記サイドギヤ16と同心上となるようにリングギヤ52が当接させられており、リングギヤ52はボルト54によりデフケース12に固定されている。上記リングギヤ52は、自動変速機の出力軸となるカウンターシャフト80(図5参照)と一体回転させられるディファレンシャルドライブギヤ85(図5参照)と噛み合わされており、そのディファレンシャルドライブギヤ85によりリングギヤ52が回転させられると、ボルト54によりリングギヤ52と一体とされたデフケース12は、サイドギヤ16の軸心回りに回転させられる。そして、このデフケース12の回転駆動力は、ピニオンギヤ14を介してサイドギヤ16にトルク配分されて伝達される。
なお、リングギヤ52は、はす歯とされており、加速時には、リングギヤ52と前記ディファレンシャルドライブギヤ85とのかみ合いによりデフケース12は図右側への軸方向力を受けるので、図1に示すように、図右側のアウターレース32が衝止面36に衝止させられる。このとき、ウェーブスプリング42Rは縮長させられるが、そのウェーブスプリング42Rが収容されている環状凹部38の軸方向長さは、ウェーブスプリング42Rが完全に縮長させられた場合の長さよりも長くされているので、ウェーブスプリング42Rの塑性変形が防止される。また、このとき、他方のアウターレース32は、ウェーブスプリング42Lによって押されて軸方向に移動させられるので、そのウェーブスプリング42L側の円錐ころ軸受26の予圧抜けが防止される。
一方、減速時または後退時には、デフケース12は図左側への軸方向力を受けるので、図左側のアウターレース32が衝止面36に衝止させられる。このときは、ウェーブスプリング42Lが縮長させられるが、そのウェーブスプリング42Lが収容されている環状凹部38の軸方向長さも、そのウェーブスプリング42Lが完全に縮長させられた場合の長さよりも長くされているので、ウェーブスプリング42Lの塑性変形も防止される。また、このときは、図右側のアウターレース32がウェーブスプリング42Rによって押されて軸方向に移動させられるので、そのウェーブスプリング42R側の円錐ころ軸受26の予圧抜けも防止される。
なお、ウェーブスプリング42R、42Lのばね定数および自由長は、ハウジング28とデフケース12との線膨張係数の違いを考慮した前記クリアランス40が所定の公差範囲内である場合に、予め設定された所定範囲内の適正予圧を円錐ころ軸受26に付与できるように設定されている。また、本実施例では、図左側のウェーブスプリング42Lは、図右側のウェーブスプリング42Rよりも自由長が長くされており、ウェーブスプリング42R、42Lの変位にかかわらず、左側のウェーブスプリング42Lの付勢力が右側のウェーブスプリング42Rの付勢力よりも常に大きくなるように設定されている。そのため、ハウジング28の温度上昇時、すなわち、ウェーブスプリング42の付勢力によってアウターレース32が軸方向に移動可能な状態となった時は、デフケース12に駆動力が伝達されない無負荷状態であっても、図1に示すように、一方のアウターレース32が衝止面36に衝止させられる位置まで、デフケース12およびボルト54によりデフケース12と一体化されたリングギヤ52が移動させられるので、リングギヤ52のかみ合い位置が安定する。
以上、説明したように、本実施例によれば、ウェーブスプリング42の付勢力によって円錐ころ軸受26に予圧が付与されるので、予圧調整用のシムを廃止することができる。従って、組み付け時間の短縮が可能となる。また、ウェーブスプリング42は、それが介装される部材と面接触することから、皿バネを用いる場合よりもハウジング28およびアウターレース32との間の接触面積が向上して、これらの部材28、32の摩耗を抑制することができる。また、ストッパ機構44により、ウェーブスプリング42が完全に縮長させられることが防止されるので、ウェーブスプリング42の塑性変形が防止される。上記摩耗抑制および塑性変形防止により、必要な予圧を発生させることができる弾性力が長期間維持される。
また、本実施例によれば、ハウジング28の形状によりストッパ機構44が構成されていることから、部品点数が少なくなって、コスト低減が可能となる。
また、本実施例によれば、左側のウェーブスプリング42Lの付勢力が常に右側のウェーブスプリング42Rの付勢力よりも大きくなるように設定されているので、デフケース12に駆動力が伝達されない状態でも、ハウジング28に対するデフケース12の相対位置が安定する。
また、本実施例によれば、アウターレース32は、常温下ではウェーブスプリング42R、42Lの付勢力によって動かされないが、車両走行による温度上昇時にはそのウェーブスプリング42R、42Lの付勢力によってハウジング28に対して相対移動させられる程度にそのハウジング28に軽圧入されているので、適切に予圧抜けが防止される。
また、本実施例によれば、ウェーブスプリング42により円錐ころ軸受26に予圧を付与していることから、軸受の予圧方法として従来から知られているコイルバネを用いる場合よりも少ない隙間で使用でき、且つ、円周上で均一な反力を得ることができる。また、皿バネでは対応できないような、低いばね定数から高いばね定数まで、幅広い設計も可能である。
次に、本発明の第2実施例を説明する。なお、以下の説明において、前述の実施例と同一の構成を有する部分には、同一の符号を付して説明を省略する。
図3は、第2実施例のディファレンシャル装置60の断面図である。このディファレンシャル装置60が第1実施例のディファレンシャル装置10と異なる点は、環状凹部62の軸方向長さが第1実施例のものよりも長くされており、その環状凹部62に、保護部材として機能するサポートリング64が嵌め入れられている点のみである。
上記サポートリング64は、炭素鋼など、ハウジング28よりも高硬度の材料で構成されており、サポートリング64のハウジング28に当接させられている側とは反対側の側面に、ウェーブスプリング42の一方の端が当接されている。なお、サポートリング64のウェーブスプリング42側の側面から衝止面36までの軸方向長さは、第1実施例の環状凹部38の軸方向長さと等しくされている。従って、第2実施例では、ハウジング28の衝止面36と、このサポートリング64とによりストッパ機構66が構成される。
この第2実施例によれば、車両の加速、減速、後退が繰り返されることにより、ウェーブスプリング42が繰り返し伸縮させられたとしても、ウェーブスプリング42からの応力は、ハウジング28よりも高硬度のサポートリング64を介してハウジング28に伝達されるので、ハウジング28に局所的な応力が加わることが抑制される。従って、ウェーブスプリング42の動作によってハウジング28が局部的に高い応力を受けて損傷することが防止される。
次に、本発明の第3実施例を説明する。図4は、第3実施例のディファレンシャル装置70の断面図である。第3実施例では、アウターレース32の軸方向外側に隣接するようにして、アウターレース32と略等しい外径を有するストッパ部材72がハウジング28に嵌め入れられている。
上記ストッパ部材72は、ストッパ機構および保護部材として機能するものであり、たとえば炭素鋼などのハウジング28よりも高硬度の材料で構成され、アウターレース32の外側面32aが衝止させられる衝止面72aと、その衝止面72aの内周側に隣接し、軸方向外側に凹む環状凹部72bとが形成されている。この環状凹部72bは、第1実施例の環状凹部38と同一形状であり、この環状凹部72bにウェーブスプリング42R、42Lが収容される。また、一方のストッパ部材72の衝止面72aとアウターレース32との間には、第1実施例と同様に、他方のアウターレース32が衝止面72aに衝止させられた状態においてクリアランス40が形成されている。
この第3実施例によれば、ストッパ機構をハウジング28の形状で構成する場合に比較して、ハウジング28の形状が簡素化される。すなわち、第3実施例によれば、ハウジング28に第1実施例の衝止面36および環状凹部38を形成する必要がない。そのため、ハウジング28の加工工数を削減することができる。また、ストッパ部材72はハウジング28よりも高硬度の材料とされていることから、ウェーブスプリング42の動作によってハウジング28が局部的に高い応力を受けて損傷することも防止される。
次に、本発明の第4実施例を図5に基づいて説明する。図5は、本発明がカウンターシャフト80の支持構造に適用された例である。回転体であるカウンターシャフト80は、そのカウンターシャフト80の軸方向の両側においてそのカウンターシャフト80の外側にそれぞれ配置された一対の円錐ころ軸受82、84を介してハウジング28に相対回転可能に支持されている。これら円錐ころ軸受82、84は、それぞれ、カウンターシャフト80の端部に嵌合させられるインナーレース82a、84aと、ハウジング28に嵌め入れられるアウターレース82b、84bと、それらインナーレース82a、84aおよびアウターレース82b、84bの間に介装される円錐ころ82c、84cとを備えている。
カウンターシャフト80には、前記リングギヤ52と噛み合わされるディファレンシャルドライブギヤ85が一体的に設けられており、円錐ころ軸受82のインナーレース82aはそのディファレンシャルドライブギヤ85の一方の側面に当接させられることによりカウンターシャフト80に対する軸方向の相対位置が定まっている。このディファレンシャルドライブギヤ85の他方の側面には、カウンターシャフト80にスプライン嵌合されたカウンタードリブンギヤ86の一方の側面が当接させられている。このカウンタードリブンギヤ86の他方の側面に円錐ころ軸受84のインナーレース84aの側面が当接させられることにより、そのインナーレース84aはカウンターシャフト80に対する軸方向の相対位置が定まっている。
ハウジング28には、アウターレース82b、84bの外側面82d、84d(他方のアウターレース84b、82bとは反対側の側面)が衝止させられる環状の衝止面88、90が形成されるとともに、その衝止面88、90の内周側に隣接して、その衝止面88、90に対して軸方向外側(上記外側面82d、84dから離隔する側)に凹んだ環状凹部92、94がそれぞれ形成されている。上記一対の衝止面88、90間の距離は、アウターレース82b、84bの外側面82d、84d間の距離よりも僅かに長くなっており、そのために、一方のアウターレース(図5ではアウターレース84b)の外側面84dが衝止面90に衝止させられた状態でも、他方のアウターレース82bの外側面82dと衝止面88との間には、クリアランス96が生じる。
上記環状凹部92、94には、軸方向の一方の端がアウターレース82b、84bの外側面82d、84dに当接させられて、そのアウターレース82b、84bを他方のアウターレース84b、82b側へ付勢するウェーブスプリング98R、98Lがそれぞれ収容されている。この環状凹部92、94の軸方向の長さは、その環状凹部92、94に収容されているウェーブスプリング98R、98Lが完全に縮長させられた場合の軸方向長さよりも長くされている。従って、本実施例では、衝止面88および環状凹部92、または衝止面90および環状凹部94により、ストッパ機構100が構成される。
なお、本実施例において用いるウェーブスプリング94R、94Lは、一回巻きである点において共通するが、互いにばね定数が異なったものが用いられており、また、アウターレース82b、84bは、車両走行によってハウジング28の温度が上昇してハウジング28が膨脹したときに、ウェーブスプリング98R、98Lからの付勢力やカウンターシャフト80に伝達される駆動力によって軸方向へ移動させられる程度にハウジング28に軽圧入されている。
以上、説明した本実施例は、回転体がカウンターシャフト80である点において第1実施例と異なるが、その回転体(すなわちカウンターシャフト80)の支持構造に関しては前述の第1実施例と同様の構成を有するので、前述した第1実施例と同様の効果が得られる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例では、転がり軸受として円錐ころ軸受26、82、84が用いられていたが、それに代えて、アンギュラ玉軸受が用いられてもよい。
また、FR(フロントエンジン・リアドライブ)型車両において広く用いられているハイポイドギヤ対によって自動変速機からの駆動力が伝達される形式のディファレンシャル装置にも本発明は適用できる。
また、前述の第1実施例では、左右一対のウェーブスプリング42R、42Lの自由長を互いに異ならせることにより、それらウェーブスプリング42R、42Lの変位にかかわらず、一方の付勢力が他方の付勢力よりも常に大きくなるようにされていたが、巻き数を互いに異ならせることによって、一方の付勢力が他方の付勢力よりも常に大きくなるようにされていてもよい。
また、第4実施例のように、本発明をカウンターシャフト80の支持構造に適用する場合にも、第2実施例のようにウェーブスプリング98とハウジング28との間にハウジングよりも高硬度のサポートリングを介在させたり、第3実施例のように、ストッパ機構をハウジングとは別体として、ストッパ機構として機能するストッパ部材を用いることもできる。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
本発明の一実施例であるディファレンシャル装置の断面図である。 図1のウェーブスプリングの一例を示す斜視図である。 第2実施例のディファレンシャル装置の断面図である。 第3実施例のディファレンシャル装置の断面図である。 本発明の第4実施例であり、カウンターシャフトの支持構造の断面図である。
符号の説明
10:ディファレンシャル装置、 12:デフケース、 26:円錐ころ軸受(転がり軸受)、 28:ハウジング、 30:インナーレース、 32:アウターレース、 34:円錐ころ(転動体)、 36:衝止面、 38:環状凹部、 42:ウェーブスプリング、 44:ストッパ機構、 60:ディファレンシャル装置、 62:環状凹部、 64:サポートリング(保護部材)、 66:ストッパ機構、 70:ディファレンシャル装置、 72:ストッパ部材(ストッパ機構)、 72a:衝止面、 72b:環状凹部、 80:カウンターシャフト(回転体)、 82:円錐ころ軸受(転がり軸受)、 82a:インナーレース、 82b:アウターレース、 82c:円錐ころ(転動体)、 84:円錐ころ軸受(転がり軸受)、 84a:インナーレース、 84b:アウターレース、 84c:円錐ころ(転動体)、 88:衝止面、 90:衝止面、 92:環状凹部、 94:環状凹部、 98:ウェーブスプリング、 100:ストッパ機構

Claims (7)

  1. アウターレースとインナーレースとの間に複数個の転動体を有する転がり軸受によって、回転体をハウジングに軸心周りに回転可能に支持する回転体支持構造であって、
    所定の弾性力を有するウェーブスプリングが前記アウターレースと前記ハウジングとの間に配置され、
    該ウェーブスプリングが前記アウターレースの軸方向の移動により完全に縮長させられる前に該アウターレースの移動を衝止するストッパ機構を備え
    前記ストッパ機構として、
    前記アウターレースの側面が衝止される衝止面と、該衝止面の外周側または内周側において前記ウェーブスプリングを収容し、軸方向の長さが該ウェーブスプリングが完全に縮長させられた場合の長さよりも長くされている環状凹部とが形成され、且つ、前記ハウジングよりも高硬度の材料で構成されたストッパ部材を備えることを特徴とする回転体支持構造。
  2. アウターレースとインナーレースとの間に複数個の転動体を有する転がり軸受によって、回転体をハウジングに軸心周りに回転可能に支持する回転体支持構造であって、
    所定の弾性力を有するウェーブスプリングが前記アウターレースと前記ハウジングとの間に配置され、
    該ウェーブスプリングが前記アウターレースの軸方向の移動により完全に縮長させられる前に該アウターレースの移動を衝止するストッパ機構を備え、
    前記ウェーブスプリングは、前記回転体の軸方向の一端を支持する前記転がり軸受と前記ハウジングとの間、および、前記回転体の軸方向の他端を支持する前記転がり軸受と前記ハウジングとの間にそれぞれ設けられるとともに、前記ストッパ機構もそれぞれのウェーブスプリングに対して設けられ、
    且つ、該2つのウェーブスプリングのばね定数および自由長の少なくとも一方が互いに異なることにより、前記回転体に駆動力が伝達されない状態において、一方の転がり軸受のアウターレースが一方の前記ストッパ機構に衝止させられるようになっていることを特徴とする回転体支持構造。
  3. 前記ハウジングに、前記アウターレースの側面が衝止される衝止面と、該衝止面の外周側または内周側において前記ウェーブスプリングを収容する環状凹部とが形成され、
    該ウェーブスプリングの前記ハウジング側の端部から前記衝止面までの軸方向の長さが該ウェーブスプリングが完全に縮長させられた場合の長さよりも長くされていることにより、前記ストッパ機構が構成されていることを特徴とする請求項2に記載の回転体支持構造。
  4. 前記ハウジングと前記ウェーブスプリングの該ハウジング側の端部との間に、該ハウジングよりも硬度の高い保護部材が配置されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の回転体支持構造。
  5. 前記アウターレースは、常温下では前記ウェーブスプリングの付勢力によって動かされないが、車両走行による温度上昇時には該ウェーブスプリングの付勢力によって前記ハウジングに対して相対移動させられるように、該ハウジングに嵌め入れられていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の回転体支持構造。
  6. 前記回転体がデフケースであることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の回転体支持構造。
  7. 前記回転体がカウンターシャフトであることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の回転体支持構造。
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