JPH02273047A - 軸受端部構造 - Google Patents

軸受端部構造

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JPH02273047A
JPH02273047A JP9240989A JP9240989A JPH02273047A JP H02273047 A JPH02273047 A JP H02273047A JP 9240989 A JP9240989 A JP 9240989A JP 9240989 A JP9240989 A JP 9240989A JP H02273047 A JPH02273047 A JP H02273047A
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JP
Japan
Prior art keywords
thrust
steel ball
shaft
armature shaft
bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP9240989A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Matsumoto
松本 孜
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車のパワーシートやパワーウィンド等に応
用される減速機付き電動機の軸受端部構造に関するもの
である。
従来の技術 近年、乗用車は高級化指向に伴ない、パワーシートやパ
ワーウィンドの装着率が増大する傾向にある。以下、図
面を参照しながら、上述した従来の減速機付き電動機の
軸受端部構造について説明する。
第2図は従来の減速機付き電動機の軸受端部構造を示す
断面図である。第2図において、1はギヤケース、2は
軸端部軸受、3は電機子シャフト、4は鋼球で、鋼球4
は電機子シャフト3に挿入または圧入され、一部が電機
子シャフト3の先端から出ている。軸端部軸受2はギヤ
ケース1に圧入され、内側で電機子シャフト3を支えて
いる。6は鋼球受板で金属等の剛体で構成されている。
7はコイルばねで、8はスラストゴムである。
以上のように構成された軸受端部構造について、以下そ
の動作について説明する。
まず、電動機は一般にウオーム式の減速機となっており
、負荷の方向、たとえばシートの前傾、後傾で負荷の方
向が変わる。矢印方向に力が加わった時は、力は電機子
シャフト3から鋼球受板6に伝わる。この時、コイルは
ねとスラストゴム8が圧縮されて力を吸収する。このコ
イルはね7とスラストゴム8は同時に、組立時スラスト
無調整化を兼ねている。
発明が解決しようとする課題 しなしながら上記のような構成では、シートやウィンド
の負荷が一定であればコイルはね7とスラストゴム8の
圧縮量が一定になって、負荷とつり合った位置で止まる
が、特にシートのリクライニングの場合、シートに負荷
がかかっても傾斜角が変わらないように偏芯ビンを使用
したタウメル機構を使用する必要があり、この時タウメ
ルギャの回転に合わせて負荷が変動するのと、一般にプ
レス加工のタウメルギャが多いのでギヤ精度が出に<<
、そのためにギヤのかみ合いによる周期の短い負荷変動
が生じ、それがそのまま電機子シャフト3に伝わり、ス
ラスト方向の振動となって現われ、騒音不良となってい
た。また、ウィンドの場合もガラスの位置によって負荷
が変動して騒音不良が発生するという欠点を有していた
本発明は上記欠点に鑑み、構造が簡単で、負荷変動によ
る電機子シャフトのスラスト方向の振動がなく、負荷の
方向による回転音の差がな(、反転時の音を防止する軸
受端部構造を提供するものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明の軸受端部構造は、
少なくとも一方の軸受端部のスラスト受け部を、剛体か
ら成る鋼球受板と衝撃を吸収するだめのゴム等の弾性体
でできているスラストワッシャで構成し、鋼球受板を必
ず電機子シャフトの鋼球と接する側に配置し、部品の公
差を含めて、最大スラストを0.3M以下に抑えるよう
にしたものである。
作用 この構成によって、電機子シャフトから鋼球を通して加
えられた力を、スラストワッシャを適当な厚さと硬度に
しておくことによって吸収することができる。また、部
品の公差によってはスラストがマイナスになる場合もあ
るが、弾性体が圧縮されてスラストを0nI11に保ち
、スラスト方向への負荷変動による振動をな(すことが
できる。
実施例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明
する。第1図は本発明の実施例における軸受端部構成の
断面図を示すものである。第1図において、1はギヤケ
ース、2は軸端部軸受、3は電機子シャフト、4は鋼球
で電機子シャフト3に圧入または挿入されていて一部が
電機子シャフト3先端から出ている。5はスラストワッ
シャで、ゴム等の弾性体で構成されている。6は鋼球受
板で、スラストワッシャ5と共にギヤケース1内に構成
されていて、鋼球4とスラスト受板6が相対している。
以上のように構成された軸受端部構造について、以下そ
の動作について説明する。
まず、鋼球4と鋼球受板6の間の基本スラストを0.0
5 mmとしておき、各部品の公差を含めて、最小二乗
法で0.05mm±0.25mmとする。この時、スラ
ストは0.3mm〜−0,2mmとなるが、0.2閣の
時はスラストワッシャ5が圧縮されてスラストが0ff
lIllとなるように構成しである。スラストを0.3
nvnまでに抑えたのは、特にパワーシートの場合、電
動機が運転者の近くに配置されるために顕著に現われる
が、シートを前傾、または、後傾から前傾に反転させる
時、スラストが大きいと、負荷方向が変わるために、電
機子シャフト3がスラスト内で移動するために、鋼球4
と鋼球受板6とが当る時の衝突音がして運転者に不快感
を当えることから決定した。その値は表1に示す通りで
ある。電動機からの距離を運転者がシートに座った時の
690mにマイクを配置し、10台の平均値のAレベル
をデシベルで表わした。シートアッセンブリーの検査員
の判断基準以下となる値からスラストを0.3na以下
と設定した。また、負荷の方向によって第1図に示すよ
うに電機子シャフト3が矢印方向へ押された時、スラス
トワッシャ5の硬度を適当な値に調整しておけば、負荷
の変動による電機子シャフト3のスラスト方向への振動
を抑えることができるのでブラシと整流子の当り位置が
一定し、安定した音の電動機を供給することができる。
以上のように、本実施例によれば、少なくとも一方の軸
受端部のスラスト受け部を、剛体から成る鋼球受板と衝
撃を吸収するための弾性体から成るスラストワッシャで
構成し、最大スラストを0.3mm以下にすることによ
り、構造が簡単で負荷の変動から生じる電機子シャフト
のスラスト方向の振動を抑え、回転方向の反転時の不快
音を防止した減速機付電動機を提供できる。
発明の効果 以上のように本発明は、少なくとも一方の軸受端部のス
ラスト受け部を、剛体から成る鋼球受板と衝撃を吸収す
るための弾性体から成るスラストワッシャで構成し、最
大スラストを0.3nun以下に抑えることにより、負
荷の変動から生じる電機子シャフトのスラスト方向の振
動を抑え、回転方向の反転時の不快音を防止することが
できその実用的効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における軸受端部構造の断面図
、第2図は従来の実施例における軸受端部構造の断面図
である。 l・・・・・・ギヤケース、2・・・・・・軸端軸受、
3・・・・・・電機子シャフト、4・・・鋼球、5・・
・・・・スラストワッシャ、6・・・・・・鋼球受板、
7・・・・・・コイルばね、8・・・・・・スラストゴ
ム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも一方の軸受端部のスラスト受け部を、剛体か
    ら成る鋼球受板と衝撃を抑えるための弾性体から成るス
    ラストワッシャで構成し、最大スラストを0.3mm以
    下に抑えるようにした軸受端部構造。
JP9240989A 1989-04-12 1989-04-12 軸受端部構造 Pending JPH02273047A (ja)

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