JP2006306188A - 車両用電動シートリクライニング装置 - Google Patents

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Mitsuo Narasaki
光生 楢崎
Yasushi Asano
靖 淺野
Shinya Nakamura
真也 中村
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Abstract

【課題】 車両用電動シートリクライニング装置におけるシートバック側のアームに、リクライナーの駆動用モータユニットを固定する場合における共鳴音等発生の不都合を解消する。
【解決手段】 モータユニット5のハウジング8とアーム1との間に弾性体からなるスペーサ10を介在させる。
【選択図】図4

Description

この発明は、シートバック側のアームに、ラウンドタイプのリクライナーを固定した車両用電動シートリクライニング装置に関する。
インナーギヤとアウターギヤ、及び、インナーギヤを偏心駆動する手段とを有する、いわゆる少歯数差ハイポサイクロイドギヤを用いたリクライナーの中で、とりわけ特許文献1に開示されているようなラウンドタイプのリクライナーは、シートクッション側のベースプレートに固定する円盤状のシェルと、シートバックのサイドフレームを構成するアームに固定する円盤状のシェルとを有する。そして、このラウンドタイプのリクライナーで電動リクライニング装置を構成する場合、モータユニットをアームに固定することがある。
なお、アームにモータユニットを固定した例としては下記特許文献2が提供されている。
特開2004−229951号公報 実開平6−5546号公報
ところで、特許文献2のように、モータユニットをアームに固定した場合に、モータ作動時の音及び振動はアームに伝達される。ここで、アームには薄い鋼板が用いられていることから、アームが共振し、発生する音圧が高くなり、作動音が大きく感じられるという問題がある。
そこで、この発明は簡単な構成により、アームの振動を低減してモータの作動音を低くした車両用電動シートリクライニング装置を提供する。
この発明は請求項1に記載したように、シートクッション側のアームの一側面にラウンドタイプのリクライナーを固定するとともに、シートクッション側のアームの他側面にモータユニットを固定した車両用電動シートリクライニング装置において、前記モータユニットのハウジングと前記アームの他側面とを弾性体からなるスペーサを介して当接させたことを特徴とする車両用電動シートリクライニング装置である。
また、請求項2によれば、ゴム又はウレタンからなる弾性体をモータユニットのハウジングに取り付けるとともに、この弾性体をアームの他側面に接触させたことを特徴とする請求項1記載の車両用電動シートリクライニング装置である。
モータユニットのハウジングとアームの側面とを弾性体を介して当接させているため、アームの持つばね定数を変化させて発生する音圧を低減できるとともに、ハウジングとアームの振動を軽減することができ、これにより、簡単な構成で作動音を小さくできる。また、弾性体をハウジングに取り付けるとともに、この弾性体をアームの側面に当接させているため、アームに別途制振部材を取り付ける必要がなく、組み付け性の向上とコストの低減を図ることができる。
以下に、この発明の実施例を説明する。図1は車両用電動シートリクライニング装置の正面図、図2はその側面図である。ほぼ座高に匹敵するだけの丈長を有するシートバックのサイドフレームを構成するアーム1の回動基部、すなわちリクライナーを固定する部位の一側面に、図3及び図4に詳細を示すように、ラウンドタイプのリクライナー2が固定されている。リクライナー2側の一方のシェル3はシートクッション(図示略)を固定する側のベースプレート4に固定してあり、また、リクライナー2側の他方のシェル3aはシートバック(図示略)のサイドフレームを構成するアーム1に固定されている。ベースプレート4とシェル3、及び、アーム1とシェル3aの結合は、シェル3,3aに形成した凸部をベースプレート4、アーム1に形成した孔に挿入して溶接固定する構造となっている。なお、シェル3,3aにボルトを突設し、ベースプレート4、アーム1に形成した孔にこのボルトを挿入してナットで固定する構造としてもよい。
6はホルダーリングで、シェル3,3aの周縁部をかしめ結合する。 また、7は、補強のための補助プレートであり、アーム1に溶接等で固定されるとともに、シェル3aの凸部が挿入される孔を有しており、アーム1とともに補助プレート7もシェル3aの凸部と溶接固定される。
リクライナー2は、図3及び図4に示すように、アーム1側のシェル3aの内周面に内歯を形成してアウターギヤとなすと共に、その内歯に係合する外歯を形成したインナーギヤ18をシェル3に固定し、ホルダーリング19でシェル3,3aを突き合わせ、その外周部を支持することで少歯数差ハイポサイクロイドギヤが構成されている。シェル3aの中心孔には、センターブッシュ12が回動可能に支持されており、センターブッシュ12に設けた偏心カム部がインナーギヤ18の中心孔に挿入されている。そのため、シェル3aとシェル3の中心は偏心している。
センターブッシュ12の中心孔に挿入された駆動シャフト13を、モータユニット5で回転させることで、センターブッシュ12の偏心カム部が偏心回転し、インナーギヤ18とアウターギヤの噛合いがずれていくことで、シェル3に対してシェル3aが回動する。これにより、ベースプレート4に対するアーム1の傾きが変化することになる。
一方、駆動シャフト3を回転駆動するモータユニット5は、アーム1の他側面にボルト16により固定される。リクライナー2はシートの左右両側に配置されており、この二つのリクライナー2のセンターブッシュ12の中心孔を一本の駆動シャフト13が貫通している。モータユニット5の出力軸には駆動シャフト13を挿通する挿通孔15を形成してあり、モータユニット5の出力軸の回転を駆動シャフトを介して左右のリクライナー2のセンターブッシュ12に伝達している。そして、モータユニット5の回り止めとして、モータユニット5に設けた取付孔を貫通したボルト16が補助プレート7とアーム1を挿通し、該ボルト16をアーム1の一側面側に溶接固定したナット17に螺合してある。
ここで、モータユニット5のハウジング8とアーム1とを弾性体からなるスペーサ10を介して当接させる。ハウジング8にはスペーサ10が取り付けられる。スペーサ10は、ハウジング8の頭部を包囲するように形成したゴム又はウレタン等の弾性体からなり、図5に示すように、モータユニット5のハーネス11が遊ばないように保持する保持部材を兼ねるようにしてもよい。なお、スペーサ10は環状とせずに、アーム1側のハウジング8側面に貼着する短冊状のものとしてもよい。
かくして、モータユニット5のハウジング8とアーム1とを弾性体からなるスペーサ10を介して当接させたので、アーム1が薄い鋼板であっても、モータユニット5の作動時に、スペーサ10がハウジング8及びアーム1が発生する振動音の音圧を低減させるとともに、ハウジング8とアーム1の振動を低減できる。また、アーム1に別途制振部材を取り付ける必要がなく、組み付け性の向上とコストの低減が図れる。更に、モータユニット5のハーネス11をスペーサ10で共にハウジング8に巻き付けることで、ハーネス11の組付け固定が同時に行えることとなる。
この発明の実施例を示す車両用電動シートリクライニング装置の正面図である。 この発明の実施例を示す車両用電動シートリクライニング装置の側面図である。 図1の要部正面図である。 図3のA−A線断面図である。 モータユニットの一部正面図である。
符号の説明
1…アーム
2…リクライナー
3…シェル
4…ベースプレート
5…モータユニット
7…補助プレート
8…ハウジング
10…スペーサ
11…ハーネス

Claims (2)

  1. シートクッション側のアームの一側面にラウンドタイプのリクライナーを固定するとともに、シートクッション側のアームの他側面にモータユニットを固定した車両用電動シートリクライニング装置において、前記モータユニットのハウジングと前記アームの他側面とを弾性体からなるスペーサを介して当接させたことを特徴とする車両用電動シートリクライニング装置。
  2. ゴム又はウレタンからなる弾性体をモータユニットのハウジングに取り付けるとともに、この弾性体をアームの他側面に接触させたことを特徴とする請求項1記載の車両用電動シートリクライニング装置。
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