JP2002067982A - ラックピニオン式ステアリング装置 - Google Patents

ラックピニオン式ステアリング装置

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JP2002067982A JP2000261196A JP2000261196A JP2002067982A JP 2002067982 A JP2002067982 A JP 2002067982A JP 2000261196 A JP2000261196 A JP 2000261196A JP 2000261196 A JP2000261196 A JP 2000261196A JP 2002067982 A JP2002067982 A JP 2002067982A
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yoke
pinion
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    • F16H55/02Toothed members; Worms
    • F16H55/26Racks
    • F16H55/28Special devices for taking up backlash
    • F16H55/283Special devices for taking up backlash using pressure yokes
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラックとピニオンとのガタつきによる歯打ち
音が異音としてドライバーに伝わり、不快感を与えるの
を抑制することができるラックピニオン式ステアリング
装置を提供する。 【解決手段】 一端部及び他端部がそれぞれサポートヨ
ーク7及びヨークプラグ9に当接する円柱状部材(柱状
部材)11を少なくとも有する合成樹脂製の緩衝手段を
設ける。この緩衝手段により、ラック6aとピニオン5
aとの歯打ち音がサポートヨーク7からヨークプラグ9
に伝播するのを抑制し、その音圧レベルを低減させた
り、その音質を変化させたりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
に用いられるラックピニオン式ステアリング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のラックピニオン式ステア
リング装置を示す要部断面図である。図2に示すよう
に、従来のラックピニオン式ステアリング装置は、軸受
51,52によってハウジング50に対して回転自在に
支持され、先端部にピニオン53aが形成されたピニオ
ン軸53と、そのピニオン軸53に直交する方向に支持
され、ピニオン53aと噛み合うラック54aが形成さ
れたラック軸54とを備えている。ピニオン軸53は図
示を省略したステアリングホイールに連結されており、
ラック軸54は操舵輪(図示せず)に連結されている。
また、ラック軸54のラック54aの背面側は、例えば
同図に示すように、円弧状に形成されている。
【0003】ハウジング50にはラック軸54に直交す
る筒状のサポートヨーク収容孔50aが設けられてい
る。このサポートヨーク収容孔50aの内部には、上記
ラック軸54に直接的に摺動接触する摺接部材56を介
在して、そのラック軸54を支持するサポートヨーク5
5、そのサポートヨーク55の背面側に配置され、当該
サポートヨーク収容孔50aを塞ぐヨークプラグ57、
及びサポートヨーク55とヨークプラグ57との間に圧
縮された状態で配置されたスプリング58が収容されて
いる。
【0004】前記摺接部材56は、ラック軸54からサ
ポートヨーク55に作用する荷重を受け止めるために、
金属又は合成樹脂により構成されたものであり、図に示
すようにサポートヨーク55に設けられた凹部に装着さ
れている。上記ヨークプラグ57は、サポートヨーク収
容孔50aの端部に螺着され、ロックナット59によっ
て所定の位置に固定されている。また、サポートヨーク
55はスプリング58によりラック軸54に押し付けら
れ、ラック54aとピニオン53aとの間に予圧を付加
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のラックピニオン式ステアリング装置では、
操舵輪からラック軸54に伝わる振動や衝撃荷重によ
り、ラック軸54のラック54aとピニオン軸53のピ
ニオン53aとがガタついて、いわゆる歯打ち音を生じ
ることがあった。特に、中央から両端部に向かってギヤ
比が低くなるよう変化させたVGR(Variable Gear Ra
tio)ラックをラック軸54に適用したタイプでは、ラ
ック軸54からサポートヨーク55に高荷重が伝わるこ
とがあるので、摺接部材56を金属により構成する必要
があった。このため、上記サポートヨーク収容孔50a
内では、接触部分が実質的に全て金属により構成され
て、前記の歯打ち音がラック軸54から摺接部材56、
サポートヨーク55、及びヨークプラグ57を順次伝播
して、ハウジング50から外部に伝わった。その結果、
この従来のラックピニオン式ステアリング装置では、上
記歯打ち音が異音としてドライバーに伝わり、ドライバ
ーに不快感を与えてしまうという問題点があった。
【0006】上記のような従来の問題点に鑑み、本発明
は、ラックとピニオンとのガタつきによる歯打ち音が異
音としてドライバーに伝わり、不快感を与えるのを抑制
することができるラックピニオン式ステアリング装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジングに
対して回転自在に支持され、先端にピニオンが設けられ
たピニオン軸と、前記ピニオンと噛み合うラックを側面
に設けたラック軸とを有するラックピニオン式ステアリ
ング装置であって、前記ハウジングに形成された筒状の
サポートヨーク収容孔に摺動自在に収容され、前記ラッ
ク軸をラックの背面側で支持するサポートヨークと、前
記サポートヨークに一端部が当接しそのサポートヨーク
を前記ラック軸側に付勢して、そのラックと前記ピニオ
ンとを所定の圧力で噛み合わせるための付勢部材と、前
記ハウジングに取り付けられ、前記付勢部材の他端部を
受け止めるとともに、前記サポートヨーク収容孔を塞ぐ
ヨークプラグと、一端部及び他端部がそれぞれ前記サポ
ートヨーク及び前記ヨークプラグに当接する柱状部材を
少なくとも有する合成樹脂製の緩衝手段とを備えたもの
である(請求項1)。
【0008】上記のように構成されたラックピニオン式
ステアリング装置においては、サポートヨーク及びヨー
クプラグに一端部及び他端部がそれぞれ当接する柱状部
材を少なくとも有する合成樹脂製の緩衝手段を設けてい
る。それゆえ、ラックとピニオンとのガタつきによる歯
打ち音が生じた場合でも、前記の緩衝手段によって上記
歯打ち音がサポートヨークからヨークプラグに伝播する
のを抑制して、その音圧レベルを低減させたり、その音
質を変化させたりすることができ、その歯打ち音が異音
としてドライバーに伝わることを抑制してドライバーに
不快感を与えるのを抑えることができる。
【0009】また、上記のラックピニオン式ステアリン
グ装置(請求項1)において、前記付勢部材が、前記サ
ポートヨーク収容孔の中心部分に配置した圧縮コイルば
ねによって構成され、前記柱状部材が前記圧縮コイルば
ねの内部に配置され、さらに前記緩衝手段が、一端部及
び他端部がそれぞれ前記サポートヨーク及び前記ヨーク
プラグに当接した状態で前記圧縮コイルばねの周りに配
置されたリング状部材を備えていることが好ましい(請
求項2)。この場合、柱状部材及びリング状部材の双方
が上記歯打ち音の伝播を抑制するとともに、緩衝手段を
圧縮コイルばねの内外にそれぞれ配置される柱状部材と
リング状部材とに分けて構成しているので、例えば自動
車に設置されているラックピニオン式ステアリング装置
に対して、その装置内の圧縮コイルばね等を変更するこ
となく、前記の柱状部材及びリング状部材を取り付け
て、その装置での歯打ち音の抑制性能を容易に向上させ
ることができる。
【0010】また、上記のラックピニオン式ステアリン
グ装置(請求項1または2)において、前記緩衝手段が
ウレタン樹脂からなることが好ましい(請求項3)。こ
の場合、ウレタン樹脂により緩衝手段を構成しているの
で、上記歯打ち音の伝播をより効率よく抑制することが
できる。
【0011】また、上記のラックピニオン式ステアリン
グ装置(請求項1〜3のいずれか)において、前記サポ
ートヨークと前記ヨークプラグの互いに対向する端面間
に、皿バネを介在していることが好ましい(請求項
4)。この場合、皿バネがサポートヨーク収容孔の軸方
向に対して角度をもって揺動しようとするサポートヨー
クを確実に受け止めて、そのサポートヨークの揺動を抑
えることができる。
【0012】また、上記のラックピニオン式ステアリン
グ装置(請求項1〜4のいずれか)において、前記ラッ
ク軸と前記サポートヨークとの間に、メタルシートを介
在していることが好ましい(請求項5)。この場合、メ
タルシートがラック軸との摩擦に対する耐熱性及び耐摩
耗性を向上して、ラック軸からサポートヨークに高荷重
が伝わる場合でも、サポートヨークはメタルシートに変
形や溶解を生じることなくラック軸を支持することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のラックピニオン式
ステアリング装置の好ましい実施形態について、図面を
参照しながら説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施形態によるラック
ピニオン式ステアリング装置の要部断面図である。図に
おいて、本実施形態のラックピニオン式ステアリング装
置には、軸受2,3によってハウジング1に対して回転
自在に支持され、先端部にピニオン5aが形成されたピ
ニオン軸5と、そのピニオン軸5に直交する方向に支持
され、ピニオン5aと噛み合うラック6aを側面に形成
したラック軸6とが設けられている。ハウジング1の上
端部とピニオン軸5との間には、オイルシール4が装着
されている。上記ピニオン軸5の他方の先端部には、図
示を省略したステアリングホイールが連結される。ま
た、ラック軸6は、図の紙面に垂直な方向に延ばされた
ものであり、その両端部には左右の操舵輪(図示せず)
が連結されて、上記ステアリングホイールによって回動
可能に構成されている。尚、図1には、Y字型の断面形
状をもつラック軸6を示したが、例えば図2に示した円
弧状のものでもよい。
【0015】上記ハウジング1には、ラック軸6に直交
する筒状のサポートヨーク収容孔1aが設けられてい
る。このサポートヨーク収容孔1aの内部には、上記ラ
ック軸6をラック6aの背面6b側で支持する略円柱状
のサポートヨーク7、ハウジング1に取り付けられて当
該サポートヨーク収容孔1aを塞ぐヨークプラグ9、及
びサポートヨーク7とヨークプラグ9との間に配置され
た付勢部材としての圧縮コイルばね10が設けられてい
る。また、サポートヨーク収容孔1aの内部には、緩衝
手段としての円柱状部材11及びリング状部材12が設
けられ、さらに皿バネ13が当該サポートヨーク収容孔
1aの内周面に近接して配置されている。
【0016】上記サポートヨーク7は、図の左右方向に
若干の範囲で摺動可能となるように、サポートヨーク収
容孔1a内に保持されたものであり、かつ圧縮コイルば
ね10によって左方向に付勢されている。サポートヨー
ク7のラック軸6側には、そのラック6aの背面6b側
の形状に対応して形成されたY字状(横向き)の谷状部
7aが設けられている。また、サポートヨーク7には、
前記谷状部7aと反対側の端部に凹部7bが設けられ、
さらに略円柱状の中心部分で谷状部7aと凹部7bとを
連通した貫通孔7cが形成されている。
【0017】前記の谷状部7aには、ラック軸6に摺接
する摺接部材としてのメタルシート8が取り付けられて
いる。このメタルシート8は、例えば鋼板上に銅板を積
層した積層板にフッ素樹脂をさらにコーティングしたも
のであり、上記谷状部7aに合致した形状を有してい
る。さらに、メタルシート8には、突起部8aが設けら
れ、サポートヨーク7の貫通孔7cに圧入されている。
これにより、当該メタルシート8は、サポートヨーク7
に一体的に取り付けられて、ラック軸6から荷重が作用
したときでも、サポートヨーク7上で位置ずれを生じる
ことなくその谷状部7aに装着された状態を維持するこ
とができる。尚、上記の説明では、サポートヨーク7に
貫通孔7cを設けて、突起部8aを圧入する構成につい
て説明したが、貫通孔7cの代わりに、突起部8aが圧
入される凹部や溝をサポートヨーク7に設けてサポート
ヨーク7とメタルシート8とを一体的にする構成でもよ
い。
【0018】また、上記のようなメタルシート8をラッ
ク軸6とサポートヨーク7との間に介在させることによ
り、ラック軸6との摩擦に対する耐熱性及び耐摩耗性を
向上することができるので、ラック軸6からサポートヨ
ーク7に高荷重が伝わる場合でも、サポートヨーク7は
メタルシート8に変形や溶解を生じることなくラック軸
6を支持することができる。
【0019】ヨークプラグ9は、図1に示したように、
サポートヨーク収容孔1aの開口端に螺着され、さらに
ロックナット14によって所定の位置に固定されてい
る。ヨークプラグ9のサポートヨーク7側の端部には、
例えば筒状の凹部9aが設けられている。上記圧縮コイ
ルばね10は、その一端部が上記サポートヨーク7の凹
部7bの底面7b1に当接し、他端部がヨークプラグ9
の凹部9aの底面9a1に当接して、圧縮された状態で
サポートヨーク7とヨークプラグ9との間に配置されて
いる。また、この圧縮コイルばね10は、上記サポート
ヨーク収容孔1aの中心部分に配置されたものであり、
その内部には円柱状部材11が配置され、その周りには
リング状部材12が配置されている。この圧縮コイルば
ね10の付勢力によって、サポートヨーク7がメタルシ
ート8を介してラック軸6に押し付けられて、ラック6
aとピニオン5aとが所定の圧力で噛み合わされる。
【0020】前記の円柱状部材11及びリング状部材1
2は、合成樹脂により構成されたものであり、各々の一
端部及び他端部がサポートヨーク7及びヨークプラグ9
にそれぞれ当接している。円柱状部材11及びリング状
部材12は、ピニオン5aとラック6aとの歯打ち音が
サポートヨーク7からヨークプラグ9に伝播するのを抑
制して、その音圧レベルを低減させたり、その音質を変
化させたりする。また、円柱状部材11のサポートヨー
ク7側の一端部には、円柱状の突起部11aが設けら
れ、サポートヨーク7の貫通孔7cに圧入されている。
このような突起部11aを設けることにより、当該円柱
状部材11をサポートヨーク7に容易に一体的に取り付
けることができ、さらには当該円柱状部材11のサポー
トヨーク収容孔1aへの挿入及び取付作業を容易、かつ
確実なものとすることができ、当該装置の組立作業を簡
単化することができる。尚、前記の説明では、円柱状部
材11をサポートヨーク7に一体的に取り付けてサポー
トヨーク収容孔1a内に配置する構成について説明した
が、ヨークプラグ9に円柱状部材11を一体的に取り付
けてサポートヨーク収容孔1a内に配置する構成でもよ
い。
【0021】また、リング状部材12は、サポートヨー
ク7及びヨークプラグ9のいずれかの凹部7b、9aに
嵌入されて、サポートヨーク7またはヨークプラグ9に
一体的に取り付けられた後、その外周面がサポートヨー
ク7の凹部7b及びヨークプラグ9の凹部9aの各内周
面と密接した状態でサポートヨーク収容孔1a内に配置
されている。このように、リング状部材12を前記のい
ずれかの凹部7b、9aに嵌入して、一体化したサポー
トヨーク7またはヨークプラグ9とともにサポートヨー
ク収容孔1a内に配置しているので、当該リング状部材
12のサポートヨーク収容孔1aへの挿入及び取付作業
を容易、かつ確実なものとすることができ、当該装置の
組立作業を簡単化することができる。尚、これらの円柱
状部材11及びリング状部材12は、圧縮されていない
状態、つまりほぼ自由長に延びた状態でサポートヨーク
7とヨークプラグ9との間に配置されている。
【0022】また、これらの円柱状部材11及びリング
状部材12は、射出成型あるいは切削により形成された
ものであり、サポートヨーク7からの荷重に対する耐久
性及び上記歯打ち音の緩衝性に鑑みて、材質や厚みなど
に規定される硬さが適宜選択されたものである。尚、前
記の射出成型による円柱状部材11及びリング状部材1
2の形成では、金型を用いた一般的な方法でそれらの円
柱状部材11及びリング状部材12を個別に形成したも
のであるが、例えば一体化するサポートヨーク7に直接
的に樹脂を射出する、いわゆるインサート成型の方法で
円柱状部材11を形成してもよい。
【0023】皿バネ13は、上記圧縮コイルばね10、
円柱状部材11、及びリング状部材12が挿通される孔
部を有するものであり、圧縮されていない状態でサポー
トヨーク7とヨークプラグ9との間に配置されている。
この皿バネ13は、上述のように、サポートヨーク収容
孔1aの内周面に近接して配置されているので、サポー
トヨーク収容孔1aの軸方向に対して角度をもって揺動
しようとするサポートヨーク7を確実に受け止めて、そ
のサポートヨーク7の揺動を抑えることができる。その
結果、上記の揺動に起因してサポートヨーク7の端部外
周がサポートヨーク収容孔1aの内周面に引っ掛かるい
わゆるフレッチングの発生を抑制することができる。
【0024】上記のように構成されたラックピニオン式
ステアリング装置では、たとえラック6aとピニオン5
aとのガタつきによって歯打ち音が生じた場合でも、合
成樹脂製の円柱状部材11及びリング状部材12が上記
歯打ち音がサポートヨーク7からヨークプラグ9に伝播
するのを抑制して、その音圧レベルを低減させたり、そ
の音質を変化させたりする。その結果、本実施形態のラ
ックピニオン式ステアリング装置では、上記のような歯
打ち音が異音としてドライバーに伝わることを抑制して
ドライバーに不快感を与えるのを抑えることができる。
【0025】また、本実施形態のラックピニオン式ステ
アリング装置では、サポートヨーク収容孔1aの中心部
分に位置決めされた圧縮コイルばね10の内部及び外部
に円柱状部材11及びリング状部材12をそれぞれ配置
して、前述のように歯打ち音を緩衝する構成としてい
る。それゆえ、自動車等の車両に装備されている既設の
ラックピニオン式ステアリング装置に対して、その装置
内の圧縮コイルばね10やこの圧縮コイルばね10に当
接するサポートヨーク7などの構成部材を変更すること
なく、前記の円柱状部材11及びリング状部材12を取
り付けることができ、その装置での歯打ち音(異音)の
抑制性能を容易に向上させることができる。
【0026】尚、発明者等の実験によれば、ウレタン樹
脂により円柱状部材11及びリング状部材12(緩衝手
段)を構成することによって、上記歯打ち音をより効率
よく抑制することが確認された。さらに、この緩衝手段
では、前記歯打ち音の抑制性に加えて、例えば前記ウレ
タン樹脂において、それに含まれるポリエステルあるい
はポリエーテルの重合度などを変更することにより、当
該緩衝手段内を伝わる音や振動の周波数や振幅を容易に
変化させることも可能であり、例えばコトコト音などの
パルス波的な歯打ち音を滑らかな音色の音、すなわち歯
打ち音の音質を変化してドライバーに不快感を与えない
音に変換することもできた。
【0027】また、上記の説明では、圧縮コイルばね1
0の内部に配置した円柱状部材11と、その圧縮コイル
ばね10の周りに配置したリング状部材12とを緩衝手
段として設けた構成について説明したが、本発明の実施
形態はこれに限定されるものではなく、例えば圧縮コイ
ルばね10の軸径を大きくして、かつ大きい直径を有す
る円柱状部材11を前記の圧縮コイルばね10の内部に
配置して、リング状部材12を割愛した構成でもよい。
また、円柱状の形状に限定されるものではなく、一端部
及び他端部がそれぞれサポートヨーク7及びヨークプラ
グ9に当接する多角形等の柱状部材であればよい。
【0028】また、上記の説明では、圧縮コイルばね
(付勢部材)10の他端部と接する底面9a1を備えた
凹部9aをヨークプラグ9に設けた場合について説明し
たが、この付勢部材はサポートヨーク7をラック軸6側
に付勢して、そのラック6aとピニオン5aとを所定の
圧力で噛み合わせるものであればよい。具体的には、例
えば付勢部材を収容できる孔部をサポートヨーク7側に
設け、かつその孔部に収容された付勢部材の端部と接す
る表面をヨークプラグ9の端部に設けた構成でもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように構成された本発明は以下の
効果を奏する。請求項1のラックピニオン式ステアリン
グ装置によれば、ラックとピニオンとのガタつきによる
歯打ち音が生じた場合でも、柱状部材を少なくとも有す
る合成樹脂製の緩衝手段が上記歯打ち音がサポートヨー
クからヨークプラグに伝播するのを抑制して、その音圧
レベルを低減させたり、その音質を変化させたりするの
で、その歯打ち音が異音としてドライバーに伝わること
を抑制してドライバーに不快感を与えるのを抑えること
ができる。
【0030】請求項2のラックピニオン式ステアリング
装置によれば、柱状部材とリング状部材との双方が上記
歯打ち音の伝播を抑制するので、その歯打ち音が異音と
してドライバーに伝わることを抑制してドライバーに不
快感を与えるのを抑えることができる。さらに、圧縮コ
イルばねの内外にそれぞれ配置される柱状部材とリング
状部材とに分けて構成しているので、圧縮コイルばね等
の当該装置の構成部材を変更することなく異音の抑制性
能を容易に向上させることができる。
【0031】請求項3のラックピニオン式ステアリング
装置によれば、ウレタン樹脂により緩衝手段を構成して
いるので、上記歯打ち音の伝播をより効率よく抑制する
ことができる。
【0032】請求項4のラックピニオン式ステアリング
装置によれば、皿バネがサポートヨーク収容孔の軸方向
に対して角度をもって揺動しようとするサポートヨーク
を確実に受け止めて、そのサポートヨークの揺動を抑え
ることができる。
【0033】請求項5のラックピニオン式ステアリング
装置によれば、メタルシートがラック軸との摩擦に対す
る耐熱性及び耐摩耗性を向上して、ラック軸からサポー
トヨークに高荷重が伝わる場合でも、サポートヨークは
メタルシートに変形や溶解を生じることなくラック軸を
支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるラックピニオン式ス
テアリング装置を示す要部断面図である。
【図2】従来のラックピニオン式ステアリング装置を示
す要部断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a サポートヨーク収容孔 5 ピニオン軸 5a ピニオン 6 ラック軸 6a ラック 7 サポートヨーク 8 メタルシート 9 ヨークプラグ 10 圧縮コイルばね(付勢部材) 11 円柱状部材(緩衝手段) 12 リング状部材(緩衝手段) 13 皿バネ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングに対して回転自在に支持され、
    先端にピニオンが設けられたピニオン軸と、前記ピニオ
    ンと噛み合うラックを側面に設けたラック軸とを有する
    ラックピニオン式ステアリング装置であって、 前記ハウジングに形成された筒状のサポートヨーク収容
    孔に摺動自在に収容され、前記ラック軸をラックの背面
    側で支持するサポートヨークと、 前記サポートヨークに一端部が当接しそのサポートヨー
    クを前記ラック軸側に付勢して、そのラックと前記ピニ
    オンとを所定の圧力で噛み合わせるための付勢部材と、 前記ハウジングに取り付けられ、前記付勢部材の他端部
    を受け止めるとともに、前記サポートヨーク収容孔を塞
    ぐヨークプラグと、 一端部及び他端部がそれぞれ前記サポートヨーク及び前
    記ヨークプラグに当接する柱状部材を少なくとも有する
    合成樹脂製の緩衝手段とを備えたことを特徴とするラッ
    クピニオン式ステアリング装置。
  2. 【請求項2】前記付勢部材が、前記サポートヨーク収容
    孔の中心部分に配置した圧縮コイルばねによって構成さ
    れ、 前記柱状部材が前記圧縮コイルばねの内部に配置され、
    さらに前記緩衝手段が、一端部及び他端部がそれぞれ前
    記サポートヨーク及び前記ヨークプラグに当接した状態
    で前記圧縮コイルばねの周りに配置されたリング状部材
    を備えていることを特徴とする請求項1記載のラックピ
    ニオン式ステアリング装置。
  3. 【請求項3】前記緩衝手段がウレタン樹脂からなること
    を特徴とする請求項1または2記載のラックピニオン式
    ステアリング装置。
  4. 【請求項4】前記サポートヨークと前記ヨークプラグの
    互いに対向する端面間に、皿バネを介在していることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のラックピニオ
    ン式ステアリング装置。
  5. 【請求項5】前記ラック軸と前記サポートヨークとの間
    に、メタルシートを介在していることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか記載のラックピニオン式ステアリン
    グ装置。
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