JP2002079946A - ラックピニオン式ステアリング装置 - Google Patents

ラックピニオン式ステアリング装置

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JP2002079946A
JP2002079946A JP2000271773A JP2000271773A JP2002079946A JP 2002079946 A JP2002079946 A JP 2002079946A JP 2000271773 A JP2000271773 A JP 2000271773A JP 2000271773 A JP2000271773 A JP 2000271773A JP 2002079946 A JP2002079946 A JP 2002079946A
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    • B62D3/02Steering gears mechanical
    • B62D3/12Steering gears mechanical of rack-and-pinion type
    • B62D3/123Steering gears mechanical of rack-and-pinion type characterised by pressure yokes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H55/02Toothed members; Worms
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    • F16H55/28Special devices for taking up backlash
    • F16H55/283Special devices for taking up backlash using pressure yokes
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    • F16H55/283Special devices for taking up backlash using pressure yokes
    • F16H55/285Special devices for taking up backlash using pressure yokes with rollers or balls to reduce friction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転がり接触させるローラからなるラックガイ
ドを用いた場合にも、打音及び摩擦音並びに摩擦抵抗を
低減でき、而して、操舵者及び搭乗者に不快感を与える
ことのない上に、操舵性を阻害することのないラックピ
ニオン式ステアリング装置を提供すること。 【解決手段】 ラックピニオン式ステアリング装置1
は、中空部2を有したギヤケース3と、ギヤケース3に
ころがり軸受4及び5を介して回転自在に支持されたス
テアリング軸6と、中空部2に配されて、ステアリング
軸6の軸端部に一体的に設けられたピニオン7と、ピニ
オン7に噛合うラック歯8が形成された金属製のラック
バー9と、ギヤケース3の中空部2に配されて、ラック
バー9を摺動自在に支持するラックガイド手段10とを
具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドルの回転動
作に連動してピニオンを回転させ、該ピニオンと噛合す
るラック歯を有したラックバーを往復移動させて操舵を
行うようにした、自動車等の車両に用いられるラックピ
ニオン式ステアリング装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種のラックピニオ
ン式ステアリング装置は、通常、ギヤケースと、このギ
ヤケースにピニオン軸を介して回転自在に支持されたピ
ニオンと、このピニオンに噛合うラック歯が形成された
ラックバーと、ギヤケース内に配されて、ラックバーを
摺動自在に支持するラックガイドと、このラックガイド
をラックバーに向かって押圧するコイルばねとを具備し
ている。
【0003】斯かるラックピニオン式ステアリング装置
においては、ラックバーのラック歯とピニオンとの噛合
部でピニオン軸の回転に伴って互いに離反する向きの力
が作用してラックバーに撓みが生じ、ラック歯の歯列方
向へのガタつきが大きくなる結果、ラック歯とピニオン
との歯部間に打音が生じるために、ラックバーを間にし
てピニオン軸と反対側にラックガイドを設け、このラッ
クガイドをコイルばねの押圧力によりピニオン軸側に押
圧し、ラックガイドをラックバーに摺接させてラックバ
ーとの摺動抵抗を低減して、ラックバーの軸方向への移
動を円滑に許容しつつ、ラック歯の歯列方向のガタつき
を抑制し、ラック歯とピニオンとの噛合部での打音を低
減させるようになっている。
【0004】ラックガイドをラックバーに摺接させるタ
イプのラックピニオン式ステアリング装置では、通常、
そのラックガイドは、鉄系焼結金属製又は合成樹脂製で
あるが、鉄系焼結金属製のラックガイドは、ラックバー
からの衝撃荷重に対しては十分な機械的強度を有する反
面、比較的大きな摺動摩擦抵抗のために操舵性を阻害す
る一方、合成樹脂製のラックガイドは、鉄系焼結金属製
のそれとは反対に、摺動摩擦抵抗を小さくできて操舵性
をそれほど阻害しないが、機械的強度に問題を有してい
る上に、荷重が大きい場合には摺動摩擦抵抗が大きくな
ると言う問題をも有している。
【0005】これに対して、ラックバーに摺接させるラ
ックガイドに代えてラックバーに転がり接触させるタイ
プのラックピニオン式ステアリング装置では、ラックガ
イドとして金属製のローラが用いられるが、斯かる金属
製のローラの場合には、転がり時における金属同士の打
音に加えて、ローラの両端面の滑り接触による金属同士
の摩擦音及び摩擦抵抗を生じ、これら打音及び摩擦音に
より操舵者及び搭乗者に不快感を与える上に、摩擦抵抗
の増大により操舵性を阻害する虞がある。
【0006】本発明は、斯かる事情に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは、転がり接触させる
ローラからなるラックガイドを用いた場合にも、打音及
び摩擦音並びに摩擦抵抗を低減でき、而して、操舵者及
び搭乗者に不快感を与えることのない上に、操舵性を阻
害することのないラックピニオン式ステアリング装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様のラ
ックピニオン式ステアリング装置は、ギヤケースと、こ
のギヤケースに回転自在に支持されたピニオンと、この
ピニオンに噛合うラック歯を有したラックバーと、この
ラックバーを摺動自在に支持するラックガイド手段とを
具備しており、ここで、ラックガイド手段は、ギヤケー
ス内に装着されたラックガイド基体と、ラックバーの円
弧状外周面に当接してラックバーを移動自在に支持する
と共に、ラックガイド基体の凹所に回転自在に配された
ローラ部材とを具備しており、ラックガイド基体は、基
体本体と、ラックバーの円弧状外周面においてローラ部
材が当接する部位を間にして当該ラックバーの円弧状外
周面の他の二部位に摺動自在に当接すると共に、ラック
ガイド基体の凹所の開口を規定するように基体本体に固
着された固定部材とを具備しており、ローラ部材は、筒
状の芯金と、この芯金の外周面に嵌装されていると共に
円筒状の外周面でラックバーの円弧状外周面に当接した
樹脂製の外側筒体とを有しており、この外側筒体は、芯
金の両端面から軸方向に夫々突出した環状の突出端部を
有しており、この突出端部の夫々の端面は、ラックガイ
ド基体の凹所を規定する凹所側壁面に摺動自在に当接し
ている。
【0008】第一の態様のラックピニオン式ステアリン
グ装置によれば、ローラ部材の芯金の外周面に樹脂製の
外側筒体が嵌装されているために、ラックバーと芯金と
の金属同士の打音をなくし得、しかも、斯かる樹脂製の
外側筒体が芯金の両端面から軸方向に夫々突出した環状
の突出端部を有し、この突出端部の夫々の端面が凹所側
壁面に摺動自在に当接しているために、ラックバーの移
動によるローラ部材の回転においては、樹脂製の突出端
部の夫々の端面と凹所側壁面との摺動当接となり、芯金
と凹所側壁面との金属同士の直接の摺動当接を回避で
き、而して、打音及び摩擦音並びに摩擦抵抗を低減で
き、操舵者及び搭乗者に不快感を与えることのない上
に、操舵性を阻害しないようにできる。
【0009】外側筒体及び固定部材のうちの少なくとも
一方は、好ましくは、本発明の第二の態様のラックピニ
オン式ステアリング装置のように、ポリアミド樹脂、ポ
リアセタール樹脂、ポリオレフィン樹脂又はポリエステ
ル樹脂からなるが、斯かる樹脂に代えて低摩擦係数を有
し機械的強度の大きいその他の樹脂からなっていてもよ
い。
【0010】本発明の第三の態様のラックピニオン式ス
テアリング装置では、第一又は第二の態様のその装置に
おいて、ラックガイド手段は、ローラ部材をラックガイ
ド基体に回転自在に支持する軸部材を具備しており、ロ
ーラ部材は、芯金の内周面に嵌装されている少なくとも
軸部材の外周面と摺接する内周面を樹脂製とした内側筒
体を具備しており、軸部材は、内側筒体を貫通してラッ
クガイド基体に装着されており、内側筒体は、軸部材に
回転自在に支持されている。
【0011】第三の態様のラックピニオン式ステアリン
グ装置のように、芯金の内周面にも内周面を樹脂製とし
た内側筒体を嵌装し、斯かる内側筒体を介してローラ部
材を軸部材に回転自在に支持させると、ここにおいて
も、金属同士の摩擦音並びに摩擦抵抗を低減できること
になる。
【0012】内側筒体は、好ましくは、本発明の第四の
態様のラックピニオン式ステアリング装置のように、ポ
リアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリオレフィン樹
脂又はポリエステル樹脂からなるが、第二の態様のそれ
と同様に、斯かる樹脂に代えて低摩擦係数を有し機械的
強度の大きいその他の樹脂からなっていてもよく、さら
に本発明の第五の態様のラックピニオン式ステアリング
装置のように、鋼板と該鋼板上に一体に被着形成された
多孔質金属焼結層と該焼結層に含浸被覆された合成樹脂
層とからなる複層材料を、合成樹脂層を内側にして捲回
した所謂巻きブッシュであってもよい。
【0013】本発明の第六の態様のラックピニオン式ス
テアリング装置では、第一から第五のいずれかの態様の
その装置において、ラックバーの円弧状外周面は、当該
円弧状外周面の曲率中心と、当該円弧状外周面にローラ
部材が当接する部位の中央部とを結ぶ直線に対して角度
30°から50°の範囲内のいずれかの部位で固定部材
に摺動自在に当接している。
【0014】第六の態様の装置においては、角度30°
から50°の全範囲でラックバーの円弧状外周面が固定
部材に摺動自在に当接していてもよいが、角度30°か
ら50°の一部の範囲で当接していてもよい。
【0015】本発明の第七の態様のラックピニオン式ス
テアリング装置では、第一から第六のいずれかの態様の
その装置において、固定部材は、互いに対面する一対の
側壁部と、この一対の側壁部を連結すると共に、一対の
側壁部と協働してローラ部材の一部を通過させる凹所の
開口を形成する一対の連結部と、ラックバーの円弧状外
周面の他の二部位に夫々摺動自在に当接する一対の傾斜
部とを一体的に有している。
【0016】第七の態様における固定部材の傾斜部は、
ラックバーの円弧状外周面に当接するその外面が凸面、
平面及び凹面のいずれかになるように、好ましくは、平
面又はラックバーの円弧状外周面の曲率半径よりも大き
な曲率半径をもった円弧凹面となるように、形成されて
いる。
【0017】本発明では、ラックバーの円弧状外周面の
ローラ部材への当接と、ラックバーの円弧状外周面の固
定部材の傾斜部への当接とを、常に同様に行わせる必要
がなく、ラックバーの円弧状外周面の固定部材の傾斜部
への当接を、常時はラックバーの位置を保持する程度で
あるが、ラックバーに大きな荷重が付加された場合に
は、斯かる荷重によるラックバーの大きな変位を阻止す
るように、ラックバーの円弧状外周面のローラ部材への
当接に比較して緩く行わせるようにしてもよい。
【0018】固定部材は、基体本体に接着剤等を用いて
固着してもよいが、好ましくは、本発明の第八の態様の
ラックピニオン式ステアリング装置のように、一対の連
結部の夫々に一体的に形成された突起部を具備した固定
部材を用い、突起部を基体本体の孔に嵌着して、固定部
材を基体本体に固着する。突起部により基体本体に固着
された固定部材では、ラックバーの移動によるラックバ
ーとの摺動においても基体本体に対して滑って脱落する
ことがなく、ラックバーを長期に亘って所望に案内する
ことができる。
【0019】本発明の第九の態様のラックピニオン式ス
テアリング装置では、第一から第八のいずれかの態様の
その装置において、ラックガイド基体をラックバーに向
かって弾性的に付勢する弾性手段を具備しており、ラッ
クガイド基体は、ラックバーに対して進退自在になるよ
うにギヤケースに摺動自在に接触してギヤケース内に装
着されている。
【0020】弾性手段としては、コイルばね、皿ばね、
板ばね、ゴム等のいずれを用いてもよいが、好ましく
は、コイルばね又は皿ばねを用いる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に本発明及びその実施の形態の
例を、図を参照して更に詳細に説明する。なお、本発明
はこれら例に何等限定されないのである。
【0022】図1から図4において、本例のラックピニ
オン式ステアリング装置1は、中空部2を有した金属製
のギヤケース3と、ギヤケース3にころがり軸受4及び
5を介して回転自在に支持されたステアリング軸6と、
中空部2に配されて、ステアリング軸6の軸端部(ピニ
オン軸)に一体的に設けられたピニオン7と、ピニオン
7に噛合うラック歯8が形成された金属製のラックバー
9と、ギヤケース3の中空部2に配されて、ラックバー
9を摺動自在に支持するラックガイド手段10と、ラッ
クガイド手段10のラックガイド基体11をラックバー
9に向かって弾性的に付勢する弾性手段としての皿ばね
12とを具備している。
【0023】ギヤケース3は、中空のギヤケース本体1
5と、ギヤケース本体15の端面にねじ等により固着さ
れた蓋部材17とを具備しており、ギヤケース本体15
は円筒部18を有しており、ステアリング軸6の軸心に
対して直角なA方向においてギヤケース本体15を貫通
して、当該直角なA方向に移動自在に配されたラックバ
ー9は、ラック歯8が形成された面に対向する裏面側に
所定の曲率半径の円弧状外周面19を有している。
【0024】ステアリング軸6の軸端部に一体的に設け
られたピニオン7は、当該ステアリング軸6並びにころ
がり軸受4及び5を介してギヤケース3のギヤケース本
体15に回転自在に支持されている。
【0025】ラックガイド手段10は、ギヤケース本体
15の円筒部18内に装着されていると共に、凹所21
を有した前記のラックガイド基体11と、ラックバー9
の円弧状外周面19に当接してラックバー9をA方向に
移動自在に支持すると共に、ラックガイド基体11の凹
所21にR方向に回転自在に配されたローラ部材22
と、ローラ部材22をラックガイド基体11にR方向に
回転自在に支持する軸部材23とを具備している。
【0026】ラックガイド基体11は、円柱状の金属製
の基体本体25と、ラックバー9の円弧状外周面19に
おいてローラ部材22が当接する部位26を間にして当
該ラックバー9の円弧状外周面19の他の二部位27及
び28にA方向に摺動自在に当接すると共に、ラックガ
イド基体11の凹所21の開口を規定するように基体本
体25に固着された固定部材29とを具備している。
【0027】基体本体25は、その円筒状の外周面31
が円筒部18の円筒状の内周面32にラックバー9に対
して進退方向Bに摺動自在に嵌装されており、こうし
て、ラックガイド基体11は、ラックバー9に対して進
退自在になるようにギヤケース3に摺動自在に接触して
ギヤケース3内に装着されている。
【0028】合成樹脂、好ましくはポリアミド樹脂、ポ
リアセタール樹脂、ポリオレフィン樹脂又はポリエステ
ル樹脂からなる固定部材29は、互いに対面する一対の
側壁部35及び36と、一対の側壁部35及び36を連
結すると共に、一対の側壁部35及び36と協働してロ
ーラ部材22の一部を通過させる凹所21の開口41を
形成する一対の連結部37及び38と、ラックバー9の
円弧状外周面19の他の二部位27及び28に夫々摺動
自在に当接する一対の傾斜部39及び40と、一対の連
結部37及び38の夫々に一体的に形成された突起部4
2及び43とを一体的に有している。
【0029】固定部材29は、突起部42及び43が基
体本体25の孔45及び46に嵌着されて、基体本体2
5に固着されている。
【0030】ラックバー9の円弧状外周面19は、当該
円弧状外周面19の曲率中心Oと、当該円弧状外周面1
9にローラ部材22が当接する部位26の中央部とを結
ぶ直線47に対して角度α=30°から50°の範囲内
のいずれかの部位、本例では角度α=40°の部位27
及び28で固定部材29の傾斜部39及び40の夫々に
摺動自在に当接している。
【0031】ローラ部材22は、金属製であって円筒状
の芯金51と、芯金51の円筒状の外周面52に嵌装さ
れていると共に円筒状の外周面53でラックバー9の円
弧状外周面19に当接した樹脂製の外側筒体54と、芯
金51の円筒状の内周面55に嵌装されている、少なく
とも内周面を樹脂製とした内側筒体56とを有してい
る。この内側筒体56としては、ポリアミド樹脂、ポリ
アセタール樹脂、ポリオレフィン樹脂又はポリエステル
樹脂、あるいは鋼板と該鋼板上に一体に被着形成された
多孔質金属焼結層と該焼結層に含浸被覆された合成樹脂
層とからなる複層材料を、合成樹脂層を内側にして捲回
した所謂巻きブッシュから形成されている。
【0032】ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポ
リオレフィン樹脂又はポリエステル樹脂からなる外側筒
体54は、芯金51の両端面61及び62から軸方向X
に夫々突出した円環状の突出端部63及び64を有して
おり、突出端部63及び64の夫々の円環状の端面65
及び66は、ラックガイド基体11の凹所21を規定す
る凹所側壁面67及び68に摺動自在に当接している。
なお、ローラ部材22は、外側筒体54の外周面53が
ラックガイド基体11の凹所21を規定する他の凹所壁
面69に対して隙間を有するようにして、凹所21に配
されている。
【0033】軸部材23は、その両端部71及び72が
基体本体25の孔73及び74に挿入され、その中央部
75が内側筒体56を貫通して、ラックガイド基体11
の基体本体25に装着されており、内側筒体56は、軸
部材23にR方向に回転自在に支持されている。
【0034】皿ばね12は、基体本体25と蓋部材17
との間に圧縮されて配されており、皿ばね12の弾性力
により外側筒体54の外周面53は、ラックバー9の円
弧状外周面19に弾性的に押圧されている。
【0035】以上のラックピニオン式ステアリング装置
1において、ラックガイド手段10は、ステアリング軸
6の回転において、ラックバー9の円弧状外周面19に
摺接する固定部材29の傾斜部39及び40とラックバ
ー9の円弧状外周面19に転がり接触するローラ部材2
2の外側筒体54とで、ラック歯8のピニオン7への噛
合いを確保して、しかも、当該噛合いによるステアリン
グ軸6の軸心に対して直角なA方向のラックバー9の移
動を案内する。
【0036】そして、ラックピニオン式ステアリング装
置1では、ローラ部材22の芯金51の外周面52に樹
脂製の外側筒体54が嵌装されているために、ラックバ
ー9と芯金51との金属同士の打音をなくし得、しか
も、斯かる樹脂製の外側筒体54が芯金51の両端面6
1及び62から軸方向Xに夫々突出した環状の突出端部
63及び64を有し、突出端部63及び64の夫々の端
面65及び66が凹所側壁面67及び68に摺動自在に
当接しているために、ラックバー9の移動によるローラ
部材22のR方向の回転においては、樹脂製の突出端部
63及び64の夫々の端面65及び66と凹所側壁面6
7及び68との摺動当接となり、芯金51と凹所側壁面
67及び68との金属同士の直接の摺動当接を回避で
き、而して、打音及び摩擦音並びに摩擦抵抗を低減で
き、操舵者及び搭乗者に不快感を与えることのない上
に、操舵性を阻害しないようにできる。
【0037】また、ラックピニオン式ステアリング装置
1では、芯金51の内周面55にも少なくとも内周面を
樹脂製とした内側筒体56を嵌装し、斯かる内側筒体5
6を介してローラ部材22を軸部材23に回転自在に支
持させているために、ここにおいても、金属同士の摩擦
音並びに摩擦抵抗を低減できる。
【0038】更に、ラックピニオン式ステアリング装置
1では、固定部材29を基体本体25に突起部42及び
43を用いて固着しているために、ラックバー9のA方
向の移動による摺動においても固定部材29が基体本体
25に対して滑って脱落することがなく、ラックバー9
を長期に亘って所望に案内することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、転がり接触させるロー
ラ部材からなるラックガイド手段を用いた場合にも、打
音及び摩擦音並びに摩擦抵抗を低減でき、而して、操舵
者及び搭乗者に不快感を与えることのない上に、操舵性
を阻害することのないラックピニオン式ステアリング装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラックピニオン式ステアリング装置の
好ましい実施の態様の一例の断面図である。
【図2】図1に示す例のラックガイド手段の平面図であ
る。
【図3】図1に示す例のラックガイド手段等の側面断面
図である。
【図4】図1に示す固定部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 ラックピニオン式ステアリング装置 3 ギヤケース 7 ピニオン 8 ラック歯 9 ラックバー 10 ラックガイド手段 11 ラックガイド基体 19 円弧状外周面 21 凹所 22 ローラ部材 25 基体本体 29 固定部材 51 芯金 54 外側筒体 61、62 端面 63、64 突出端部 65、66 端面 67、68 凹所側壁面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギヤケースと、このギヤケースに回転自
    在に支持されたピニオンと、このピニオンに噛合うラッ
    ク歯を有したラックバーと、このラックバーを摺動自在
    に支持するラックガイド手段とを具備しており、ラック
    ガイド手段は、ギヤケース内に装着されたラックガイド
    基体と、ラックバーの円弧状外周面に当接してラックバ
    ーを移動自在に支持すると共に、ラックガイド基体の凹
    所に回転自在に配されたローラ部材とを具備しており、
    ラックガイド基体は、基体本体と、ラックバーの円弧状
    外周面においてローラ部材が当接する部位を間にして当
    該ラックバーの円弧状外周面の他の二部位に摺動自在に
    当接すると共に、ラックガイド基体の凹所の開口を規定
    するように基体本体に固着された固定部材とを具備して
    おり、ローラ部材は、筒状の芯金と、この芯金の外周面
    に嵌装されていると共に円筒状の外周面でラックバーの
    円弧状外周面に当接した樹脂製の外側筒体とを有してお
    り、この外側筒体は、芯金の両端面から軸方向に夫々突
    出した環状の突出端部を有しており、この突出端部の夫
    々の端面は、ラックガイド基体の凹所を規定する凹所側
    壁面に摺動自在に当接しているラックピニオン式ステア
    リング装置。
  2. 【請求項2】 外側筒体及び固定部材のうちの少なくと
    も一方は、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリ
    オレフィン樹脂又はポリエステル樹脂からなる請求項1
    に記載のラックピニオン式ステアリング装置。
  3. 【請求項3】 ラックガイド手段は、ローラ部材をラッ
    クガイド基体に回転自在に支持する軸部材を具備してお
    り、ローラ部材は、芯金の内周面に嵌装されている少な
    くとも軸部材の外周面と摺接する内周面を樹脂製とした
    内側筒体を具備しており、軸部材は、内側筒体を貫通し
    てラックガイド基体に装着されており、内側筒体は、軸
    部材に回転自在に支持されている請求項1又は2に記載
    のラックピニオン式ステアリング装置。
  4. 【請求項4】 内側筒体は、ポリアミド樹脂、ポリアセ
    タール樹脂、ポリオレフィン樹脂又はポリエステル樹脂
    からなる請求項3に記載のラックピニオン式ステアリン
    グ装置。
  5. 【請求項5】 内側筒体は、鋼板と該鋼板上に一体に被
    着形成された多孔質金属焼結層と該焼結層に含浸被覆さ
    れた合成樹脂層とからなる複層材料で形成されている請
    求項3に記載のラックピニオン式ステアリング装置。
  6. 【請求項6】 ラックバーの円弧状外周面は、当該円弧
    状外周面の曲率中心と、当該円弧状外周面にローラ部材
    が当接する部位の中央部とを結ぶ直線に対して角度30
    °から50°の範囲内のいずれかの部位で固定部材に摺
    動自在に当接している請求項1から5のいずれか一項に
    記載のラックピニオン式ステアリング装置。
  7. 【請求項7】 固定部材は、互いに対面する一対の側壁
    部と、この一対の側壁部を連結すると共に、一対の側壁
    部と協働してローラ部材の一部を通過させる凹所の開口
    を形成する一対の連結部と、ラックバーの円弧状外周面
    の他の二部位に夫々摺動自在に当接する一対の傾斜部と
    を一体的に有している請求項1から6のいずれか一項に
    記載のラックピニオン式ステアリング装置。
  8. 【請求項8】 固定部材は、一対の連結部の夫々に一体
    的に形成された突起部を具備しており、この突起部が基
    体本体の孔に嵌着されて、基体本体に固着されている請
    求項7に記載のラックピニオン式ステアリング装置。
  9. 【請求項9】 ラックガイド基体をラックバーに向かっ
    て弾性的に付勢する弾性手段を具備しており、ラックガ
    イド基体は、ラックバーに対して進退自在になるように
    ギヤケースに摺動自在に接触してギヤケース内に装着さ
    れている請求項1から8のいずれか一項に記載のラック
    ピニオン式ステアリング装置。
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