JP2005096521A - 車両用パワーシートのスライドレール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用パワーシートのスライドレール構造におけるスクリューシャフトの両端を軸受支持することによって該スクリューシャフト回転時の軸振れを抑制し、異音発生を低減する。
【解決手段】スクリューシャフト40をロアレール10またはアッパレール20のいずれか一方のレールに支持する軸受部材31及び60が、前記スクリューシャフトの一端部40aが接続されたギアボックス30側の位置と、該ギアボックス側から最も離れた、該スクリューシャフトの他端部側40bの位置の2箇所に設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用パワーシートのスライドレール構造に関する。特に電動モータ等の駆動手段によりスクリューシャフトを回転駆動させることでアッパレールをロアレールに対して相対的に移動させて、車両シートを前後に移動させる車両用パワーシートのスライドレール構造に関する。
従来、この種の車両用パワーシートのスライドレール構造としては、特許文献1に示されている構造が知られている。
先ず、図7及び図8に基づいて特許文献1に記載されている車両用パワーシートのスライドレール構造を説明する。図7は前記スライドレール構造の長手方向と平行に切断して示す縦断面図、図8は前記スライドレール構造の分解斜視図である。
図7に良く示されているように、車両フロア2に固定されるロアレール20には、アッパレール10がその長手方向に移動可能に嵌合されている。アッパレール10には、その天井部10aの一端部から取付ブラケット81が延設されており、スクリューシャフト40の一端部40aが、取付ブラケット81に固設されたギアボックス30に接続されている。一方、スクリューシャフト40の他端部40bは、合成樹脂により一体成形された振動抑制部材80を介して、アッパレール10に回転可能に支持されている。また、スクリューシャフト40に螺合する摺動ナット部材50がロアレール20の底面部20aに固着されている。さらに、図8に良く示されているように、振動抑制部材80は、その両側にそれぞれ弾性変形可能に延設された弾性側片部92から突出した係合突起91によって、アッパレール10の側面に穿設された長孔94と係合し支持されている。このとき、図7から明らかなように、振動抑制部材80は係合突起91を介してアッパレール10の側面とのみ接しているだけであり、振動抑制部材80とアッパレール10の天井部10aとの間には空間部が設けられている。
なお、アッパレール10とロアレール20の接触部には、実際にはコロ状ベアリングまたは球状ベアリングが介装されているが、図7及び図8では見易くするため図示を省略している。
この従来構造によると、振動抑制部材80はその両側の各弾性側片部92の弾性変形によりアッパレール10に対して弾発的にある程度動き得る遊びが生じるので、スクリューシャフト40の回転駆動の際の振れは適度に吸収され、アッパレール10に振動が伝わるのを防止でき、アッパレール10に支持された車両シートのガタつきを抑制することで乗り心地を向上させることができる。
特開平7−232578号公報
しかしながら、上記した従来構造では、他端部40bがアッパレール10内に接触することによって生じる振動については有効であっても、スクリューシャフト40の他端部40bの振れを許容する構成であることから、前記他端部40bの振れ、つまり軸振れが摺動ナット部材50に与える影響については未対策のままである。
また、近年は車両用パワーシートのスライドレール構造に対して小型化が求められており、小型化の一環としてスクリューシャフト40を小径化すると、単品ばらつきや組付誤差が生じ易くなる。このため、ギアボックス30内のヘリカルギア35の中心軸とそれに組付けられているスクリューシャフト40の中心軸とのズレが生じ易くなり、やはり軸振れの問題が顕在化する。ここでも軸振れが摺動ナット部材50に与える影響が問題となる。
上記した軸振れが摺動ナット部材50に与える影響とは、主に異音の発生である。
ここで、異音が発生する様子を図9及び図10に基づいて説明する。図9はヘリカルギア35の中心軸Aとスクリューシャフト40の中心軸Bとのズレを示す概念図であり、図10はスクリューシャフト40の中心軸Bと摺動ナット部材50の中心軸Cとのズレを示す概念図である。
先ず、図9に示すように、各部材の単品ばらつきや組付誤差は、ギアボックスのヘリカルギア35の中心軸Aとスクリューシャフト40の中心軸Bとのズレをもたらし、スクリューシャフト40の軸振れとなって現れる。スクリューシャフト40の一端部40aをヘリカルギア35によって支持するだけでは、スクリューシャフト40の軸振れは抑えることができない。
次に、図9の軸振れが異音の発生につながる様子を図10に示す。
図9に示したスクリューシャフト40の軸振れがある場合、スクリューシャフト40が1回転する間に、その軸振れは中心軸BとB’の間を推移する。摺動ナット部材50はロアレール20に固着されているので、前記軸振れが中心軸BとB’の間を推移することは、摺動ナット部材50に対してその半径方向に負荷変動を与えることになる。したがって、その負荷変動はスクリューシャフト40が摺動ナット部材50と擦れる音、及びモータの回転変動となって現れ、スクリューシャフト40の回転に伴う、うなり音のような異音が発生する。
なお、上記した現象は、スライドレール構造の小型化を図るためにスクリューシャフト40の半径を小径化する程顕著に現れる。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、上記した車両用パワーシートのスライドレール構造におけるスクリューシャフトの両端を軸受支持することによって該スクリューシャフト回転時の軸振れを抑制し、異音発生を低減することにある。
上記課題を解決するために、本発明は次の手段をとる。
先ず、第1の発明に係る車両用パワーシートのスライドレール構造は次の手段をとる。すなわち、車両フロア側に固定されるロアレールと、車両シート側に固定され前記ロアレールに対し長手方向に移動可能に嵌合するアッパレールとを有し、前記ロアレールまたはアッパレールのいずれか一方のレールには軸受部材によって支持され該レールの長手方向に延びるスクリューシャフトと、該スクリューシャフトの一端部に接続されるギアボックスが取付けられ、他方のレールには前記スクリューシャフトに螺合する摺動ナット部材が該スクリューシャフトの長手方向に摺動可能に取付けられ、駆動手段からの出力によって前記ギアボックスを介して前記スクリューシャフトを回転させることで前記ロアレールを前記アッパレールに対して相対的に移動させて、前記車両シートを前後に移動させることが可能な車両用パワーシートのスライドレール構造であって、前記スクリューシャフトを前記ロアレールまたはアッパレールのいずれか一方のレールに支持する軸受部材が、前記スクリューシャフトの一端部が接続されたギアボックス側の位置と、該ギアボックス側から最も離れた、該スクリューシャフトの他端部側の位置の2箇所に設けられていることを特徴とする。
この第1の発明によれば、ヘリカルギアの中心軸とスクリューシャフトの中心軸が一致するので、スクリューシャフトの軸振れが抑制できる。また、スクリューシャフトの回転に伴う摺動ナット部材に対する負荷変動も抑制できる。
次に、第2の発明に係る車両用パワーシートのスライドレール構造は次の手段をとる。
すなわち、前述の第1の発明であって、前記スクリューシャフトのギアボックス側の位置に設けられた軸受部材が、該ギアボックスを構成する構成部品によって形成されることを特徴とする。
この第2の発明によれば、アッパレールとロアレールのいずれか一方のレールに対して、スクリューシャフトの一端部を十分な強度にて支持可能な軸受部材を、他の特別な部材を該レールに取付けることなく容易に設けることができる。
さらに、第3の発明に係る車両用パワーシートのスライドレール構造は次の手段をとる。すなわち、前述の第1または第2の発明であって、前記ギアボックス側から最も離れた、前記スクリューシャフトの他端部側の位置に設けられている軸受部材の一部に、該スクリューシャフトの半径方向の変形を許容可能とする弾性体が設けられていることを特徴とする。なお、この弾性体による半径方向の許容変形範囲は、他端部側の軸受部材の軸受機能を損なわない範囲で設定されるものであり、大きな変形を許容するものではない。すなわち、組付誤差等を吸収する僅かな変形を許容するものである。
この第3の発明によれば、弾性体により軸受部材の組付誤差等によるスクリューシャフトの他端部の軸振れが吸収される。
本発明は上述した手段をとることにより、次の効果を得ることができる。
先ず、第1の発明によれば、スクリューシャフトの一端部及び他端部の軸振れを抑制できるので、軸振れによる振動や異音の発生が抑えられる。
次に、第2の発明によれば、ギアボックスまわりが簡潔かつ強固な、車両用パワーシートのスライドレール構造が可能となる。すなわち、車両用パワーシートのスライドレール構造の小型化を図ることができる。
次に、第3の発明によれば、スクリューシャフトで最も軸振れの生じやすい、ギアボックスから最も離れた他端部における軸振れが弾性体に吸収されるので、軸振れによる振動や異音の発生がさらに抑えられる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。
本実施例は図1から図6に示されている。図1は本実施例に係る車両用パワーシートのスライドレール構造(以下「スライドレール」という。)の分解斜視図、図2は前記スライドレールを一部破断して示す側面図、図3は図2のIII−III断面図、図4は前記スライドレールのギアボックスの分解斜視図、図5は前記スライドレールの後端部軸受部と支持ブラケットの組付けを示す分解斜視図、図6は前記スライドレールの作用を示す概念図である。
なお、本実施例においては理解し易くするため、スライドレールの長手方向に前後の方向性を持たせて説明する。したがって、上記していた「一端部」が「前端部」、「他端部」が「後端部」となり、各部材の向きもそれに合わせて「前」、「後」の位置関係で説明する。
先ず、図1〜図3に基づいて本実施例に係るスライドレールを説明する。
アッパレール10は下向きに開口した、ハット形断面を持つレールであり、一方、ロアレール20は上向きに開口して、アッパレール10と嵌合するように側面が内側に屈曲成形された、溝形状のレールである。また、図3に良く示されているように、両レール10及び20には球状ベアリング21が介装され、両レール10及び20は嵌合された状態で滑らかに前後方向に移動可能に構成されている。
図1及び図3に良く示されているように、アッパレール10の天井部10aから見て、上方ではネジ孔10bを介してアッパレール10が車両シート1に固定されており、下方では溝形状の空間部がロアレール20の底面部20aに向かって開口している。前記溝形状の空間部には、その長手方向に沿ってスクリューシャフト40が収納されており、その一端部である前端部40aにはギアボックス30が接続されている一方、スクリューシャフト40の他端部である後端部40bには後端部軸受部材60が接続されている。図2に良く示されているように、ギアボックス30は、アッパレール10前端部の下方の開口部から挿入され、アッパレール10前端部の側面にある嵌合孔10cにその側面が嵌合され、固定ボルト71によってその上面が締着されてアッパレール10に取付けられる。一方、後端部軸受部材60は、支持ブラケット70を介してアッパレール10後端部の下方の開口部からアッパレール10後端部の天井部10aに嵌装され、支持ブラケット70が固定ボルト71によって上面を締着されることによってアッパレール10に取付けられる。
また、スクリューシャフト40の中間部分には摺動ナット部材50が挿通螺合されており、スクリューシャフト40の回転により、摺動ナット部材50が相対的に前後方向に摺動する。摺動ナット部材50の底部にはネジ孔50aが設けられており、図2に良く示されているように、摺動ナット部材50はロアレール20の底面部20aにネジによって固定され、さらにその底面部20aは車両フロア2に固定されている。したがって、摺動ナット部材50が相対的に前後方向に摺動すると、アッパレール10が車両フロア2に対して前後方向に移動し、ひいては車両シート1が前後方向に移動することになる。
次に、図4及び図5に基づいて、スクリューシャフト40の前端部40a及び後端部40bに接続されている各部材について説明する。
第1に、図4には、スクリューシャフト40の前端部40aに接続されているギアボックス30の分解斜視図が示されている。
ギアボックス30は、後部ベース部材31、第1サイドベース部材32、及び第2サイドベース部材33の3つの部材が互いに係止し合い、一つの箱状空間の側面を形成する構成となっている。なお、後部ベース部材31はスクリューシャフト40の前端部40aを軸受支持する、一端部軸受部材である。
前記箱状空間内では、スクリューシャフト40の前端部40aが挿通して一体的に固定されているヘリカルギア35がウォームギア34と噛合しており、例えば電動モータのような駆動手段の出力でウォームギア34を回転駆動させることにより、スクリューシャフト40を回転駆動させる構成となっている。
ウォームギア34は第1サイドベース部材32の側壁軸孔32cと第2サイドベース部材33の側壁軸孔33aで軸受支持されている。一方、ヘリカルギア35は、後部ベース部材31のベース部軸孔31dと第1サイドベース部材32のベース部軸孔32dによって、ワッシャ36を介して軸受支持されている。また、ギアボックス30の短手方向の長さを最小限にするため、第1サイドベース部材32の側壁部32a及び第2サイドベース部材33にはそれぞれ、ヘリカルギア35の外周面に最も近接する箇所に、矩形形状の逃げ孔32e及び33bが穿設されている。これにより、ヘリカルギア35の外周面がギアボックス30と接触するのを避けることができるので、ヘリカルギア35を特に小径化することなくギアボックス30の短手方向の長さを短くすることが可能となる。
ここで、スクリューシャフト40の前端部40aの軸受として機能する、後部ベース部材31について説明する。なお、後部ベース部材31の斜視図は図4に示されているが、側面図は図2に示されている。
後部ベース部材31は、鉛直方向に延びる矩形平板形状のベース部31bと、ベース部31bの略中央部からレール側に向かって水平方向に張り出す、矩形平板形状の張出部31aが一体となって構成されている。なお、前記したベース部31bの頂上部及び張出部31aの根元部の両側には、それぞれ第1サイドベース部材32の側壁部32a及び第2サイドベース部材33と係止するための側方突出部31eが設けられている。また、ベース部31bの下半分平面の略中央には、ヘリカルギア35に一体的に組付けられたスクリューシャフト40の前端部40aを軸受支持するベース部軸孔31dが穿設されており、一方、張出部31aの後半分平面の略中央には、アッパレール10の天井部10aに固定ボルト71で締着されるための張出部ネジ孔31cが穿設されている。
第2に、図5には、スクリューシャフト40の後端部40bに接続されている後端部軸受部材60と、後端部軸受部材60を支持する支持ブラケット70の組付けを示す分解斜視図が示されている。なお、後端部軸受部材60の側面断面図は図2に、平面断面図は図3に示されている。
後端部軸受部材60は、矩形平板形状の剛性体の本体60aが、支持ブラケット70との接触面を含む後側平面及び側面を覆うように嵌合する弾性体60bと嵌合している構成となっている。本体60aの平面中央部には縁部が後方に凸形状に張出した軸孔60cが穿設されており、この軸孔60cによってスクリューシャフト40の後端部40bが軸受支持される。一方、弾性体60bの平面中央部には嵌合孔60dが穿設されており、本体60aの軸孔60cの張出部分が嵌合する。なお、ここで述べる「剛性体」とは、例えば金属のような材質を指し、「弾性体」とは例えばゴムまたは軟質樹脂のような弾性変形可能な材質を指すものとする。
一方、支持ブラケット70は下向きに開口する逆U字形状の断面を持つ剛性体であり、側面部70aのU字の両端部にあたる箇所には、前方に向かって前方突出部70cが設けられており、後端部軸受部材60を下方から支持する構成となっている。支持ブラケット70の上面部70bにはボルト孔70dが設けられており、図2に良く示されているように、後端部軸受部材60を前方突出部70cに係止させてから固定ボルト71で締着することにより、支持ブラケット70と後端部軸受部材60がアッパレール10に組付固定される。
これにより、後端部軸受部材本体60aは、レール断面中における上下左右方向、及び後方を確実に支持されることになる。また、弾性体60bによって後端部軸受部材60の本体60aの振動は吸収されるので、スクリューシャフト40の振動が直接アッパレール10に伝わるのを抑えることができる。なお、弾性体60bによって半径方向に許容される変形範囲はわずかであり、組付誤差等の僅かな変形を吸収すれば足りるものである。したがって、弾性体60bによってスクリューシャフト40の軸振れの発生を防止するという本来の軸受性能を損なうものではない。
最後に、図6に基づいて異音発生が低減される様子を説明する。
図6には、スクリューシャフト40の前端部40aがギアボックス30の後部ベース部材31によって、また、後端部40bが後端部軸受部材60によって支持されている様子が示されている。この2点の支持により、ヘリカルギア35の中心軸Aとスクリューシャフト40の中心軸Bが一致する。したがって、スクリューシャフト40が中心軸周りに1回転する間に摺動ナット部50の中心軸Cにかかる負荷変動が少なくなり、異音発生が低減される。特に、この異音低減効果は、スライドレール構造の小型化を図るためにスクリューシャフト40の径を小径化した場合に顕著に発揮される。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明はその他各種の実施例が考えられるものである。
例えば、上記の実施例ではスクリューシャフト40の後端部軸受部材60として、後端部軸受部材60の本体60aの半径方向外周に弾性体60bを介在させて、半径方向に僅かに変形可能な構成としているが、弾性体60bをなくして、後端部軸受部材60の本体60aのみによってスクリューシャフト40の後端部を支持する構成としてもよい。
本発明の実施例に係る車両用パワーシートのスライドレール構造の分解斜視図である。 本発明の実施例に係る車両用パワーシートのスライドレール構造を一部破断して示す側面図である。 図2のIII−III断面図である。 本発明の実施例に係る車両用パワーシートのスライドレール構造のギアボックスの分解斜視図である。 本発明の実施例に係る車両用パワーシートのスライドレール構造の後端部軸受部と支持ブラケットの組付けを示す分解斜視図である。 本発明の実施例に係る車両用パワーシートのスライドレール構造の作用を示す概念図である。 従来の車両用パワーシートのスライドレール構造の長手方向と平行に切断して示す縦断面図である。 従来の車両用パワーシートのスライドレール構造の分解斜視図である。 従来の車両用パワーシートのスライドレール構造のヘリカルギアの中心軸とスクリューシャフトの中心軸とのズレを示す概念図である。 従来の車両用パワーシートのスライドレール構造のスクリューシャフトの中心軸と摺動ナット部材の中心軸とのズレを示す概念図である。
符号の説明
1 車両シート
2 車両フロア
10 アッパレール
10a アッパレール天井部
10b 車両シート取付ネジ孔
20 ロアレール
20a ロアレール底面部
21 球状ベアリング
30 ギアボックス
31 ベース部材(一端部軸受部材)
31a 張出部
31b ベース部
31c 張出部ネジ孔
31d ベース部軸孔
31e 側方突出部
32 第1サイドベース部材
32a 側壁部
32b ベース部
32c 側壁軸孔
32d ベース部軸孔
32e ヘリカルギア逃げ孔
33 第2サイドベース部材
33a 側壁軸孔
33b ヘリカルギア逃げ孔
34 ウォームギア
35 ヘリカルギア
36 ワッシャ
40 スクリューシャフト
40a スクリューシャフト一端部(前端部)
40b スクリューシャフト他端部(後端部)
50 摺動ナット部材
50a ネジ孔
50b 取付ネジ
60 他端部(後端部)軸受部材
60a 本体
60b 弾性体
60c 本体軸孔
60d 弾性体嵌合孔
70 支持ブラケット
70a 側壁部
70b 上面部
70c 前方突出部
70d ボルト孔
71 固定ボルト
80 振動抑制部材
81 取付ブラケット
91 係合突起
92 弾性側片部
93 軸受部
94 アッパレール長孔
95 電動モータ
A ヘリカルギア中心軸
B スクリューシャフト中心軸
C 摺動ナット部材中心軸

Claims (3)

  1. 車両フロア側に固定されるロアレールと、車両シート側に固定され前記ロアレールに対し長手方向に移動可能に嵌合するアッパレールとを有し、前記ロアレールまたはアッパレールのいずれか一方のレールには軸受部材によって支持され該レールの長手方向に延びるスクリューシャフトと、該スクリューシャフトの一端部に接続されるギアボックスが取付けられ、他方のレールには前記スクリューシャフトに螺合する摺動ナット部材が該スクリューシャフトの長手方向に摺動可能に取付けられ、駆動手段からの出力によって前記ギアボックスを介して前記スクリューシャフトを回転させることで前記ロアレールを前記アッパレールに対して相対的に移動させて、前記車両シートを前後に移動させることが可能な車両用パワーシートのスライドレール構造であって、
    前記スクリューシャフトを前記ロアレールまたはアッパレールのいずれか一方のレールに支持する軸受部材が、前記スクリューシャフトの一端部が接続されたギアボックス側の位置と、該ギアボックス側から最も離れた、該スクリューシャフトの他端部側の位置の2箇所に設けられていることを特徴とする車両用パワーシートのスライドレール構造。
  2. 請求項1に記載の車両用パワーシートのスライドレール構造であって、
    前記スクリューシャフトのギアボックス側の位置に設けられた軸受部材が、該ギアボックスを構成する構成部品によって形成されることを特徴とする車両用パワーシートのスライドレール構造。
  3. 請求項1または2に記載の車両用パワーシートのスライドレール構造であって、
    前記ギアボックス側から最も離れた、前記スクリューシャフトの他端部側の位置に設けられている軸受部材の一部に、該スクリューシャフトの半径方向の変形を許容可能とする弾性体が設けられていることを特徴とする車両用パワーシートのスライドレール構造。
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