JP2009006737A - スライド機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造で、且つコンパクトなスライド機構を得る。
【解決手段】ベースプレート部材11と、ベースプレート部材11の上に被さって相対的にスライドするアッパプレート部材12と、ベースプレート部材11の上面部或いはアッパプレート部材12の下面部にスライド方向に形成されたガイド溝14と、ガイド溝14内に回転可能に配置され、弾性圧縮力及び弾性復元力を備えた弾性体20と、ベースプレート部材11の上部にアッパプレート部材12を被せた際に、弾性体20が弾性圧縮を受けるようにベースプレート部材11とアッパプレート部材12をスライド可能に保持する保持機構とを備えており、弾性体20を圧縮した状態で転がり接触させることで、スムーズで高級感のある作動フィーリングが得られる。
【選択図】図3
【解決手段】ベースプレート部材11と、ベースプレート部材11の上に被さって相対的にスライドするアッパプレート部材12と、ベースプレート部材11の上面部或いはアッパプレート部材12の下面部にスライド方向に形成されたガイド溝14と、ガイド溝14内に回転可能に配置され、弾性圧縮力及び弾性復元力を備えた弾性体20と、ベースプレート部材11の上部にアッパプレート部材12を被せた際に、弾性体20が弾性圧縮を受けるようにベースプレート部材11とアッパプレート部材12をスライド可能に保持する保持機構とを備えており、弾性体20を圧縮した状態で転がり接触させることで、スムーズで高級感のある作動フィーリングが得られる。
【選択図】図3
Description
本発明は、摺動時に適切な滑り抵抗を有するスライド機構に関し、特に、自動車用コンソールボックスの上部に設けられる前後スライド自在な蓋やアームレスト等のスライド機構に関する。
自動車の運転席と助手席との間には、センターコンソールが設置されている。この種のセンターコンソールの上部には、乗員の腕を載せるためのアームレストが設けられている。アームレストは腕を載せるだけでなく、ヒンジを中心に開閉させることにより、下方に設けられた物品収納部内へ小物を出し入れすることができる。
アームレストは、乗員の腕を載せる位置が、乗員の座席位置や体格に応じて前後に変化するため、センターコンソールの上部で前後にスライドできるようになっている。すなわち、アームレストを、センターコンソールの上部に固定されるベースプレート部材と、ベースプレート部材の上側にスライド自在に取付けられるアッパプレート部材とで形成し、乗員の腕が載せられる方のアッパプレート部材だけを前後にスライドさせている。
アッパプレート部材のベースプレート部材に対するスライド機構としては、ベースプレート部材に形成した左右一対の案内バーに、アッパプレート部材側に設けたスペーサを、アッパプレート部材から左右両側部分を下側に長く折り曲げた板バネの下端部で付勢しながら摺動させる構造になっている。そして、乗員がアッパプレート部材を手で押す力により、アッパプレート部材のスペーサがベースプレート部材の案内バーに擦れながら移動し、最適な前後位置を選べるようになったものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1によれば、スペーサと案内バーとの摩擦により、アッパプレート部材にはスライド方向で所定の操作抵抗が付与され、アッパプレート部材から手を離しても、アッパプレート部材が勝手にスライドしないようになっている。板バネの左右両側部分を下側に長く折り曲げて、板バネの下端部による弾性変形ストロークを大きく確保して、部品間の寸法誤差の吸収と、スライド時の安定した摺動抵抗を得るようにしている。
また、センターコンソールの上部に設けられた前後スライド自在なアームレストであって、 センターコンソールの上部に設けられたベースプレート部材と、ベースプレート部材に対して前後スライド自在に取付けられたアッパプレート部材とを備え、ベースプレート部材の上面に、断面コ形を有するサイドレールを、互いに向かい合った状態で、前後方向に沿って左右両側に配し、該サイドレールの内部に、断面コ形で左右方向のみ移動自在状態のライナーを、バネ部材を介して左右方向内側へ付勢した状態で収納し、該ライナーの内部に、アッパプート部材の下面に固定されたスライダーの左右両縁部を摺動自在に係合させたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−159026
特開2005−254881
しかしながら、特許文献1に示すものでは、左右両側部分を下側に長く折り曲げた板バネを用いるため、アームレストの上下寸法が大きくなり、アームレストの下方にあるセンターコンソールの物品収納部のスペースを圧迫している。その上、構造が複雑であり、部品点数が多く組付性に劣る。
特許文献2に示すものでは、ロアプレート部材に配したサイドレールの内部にライナーを収納し、ライナーにスライダーの左右両縁部を摺動自在に係合させ、スライダーの左右両縁部とライナーとの間に安定した摺動抵抗を付与し且つ部品間の寸法誤差を吸収するために必要な付勢力を与えるための手段として、ライナーとサイドレールとの間に位置するバネ部材を採用しているので、構造が複雑で、コストアップになる。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、簡単な構造で、且つコンパクトなスライド機構を得ることを目的とする。特に、本発明では、適切なスライド抵抗を得るために、弾性復元力があり、且つスライドに伴って回転するゴムボールのような弾性体を介在させて、ベースプレート部材とアッパプレート部材とを相対的にスライドさせることを特徴とする。
第1の発明は、ベースプレート部材と、該ベースプレート部材の上に被さって相対的にスライドするアッパプレート部材と、該ベースプレート部材の外向き面部或いはアッパプレート部材の内向き面部にスライド方向に形成されたガイド溝と、該ガイド溝内に回転可能に配置され、弾性圧縮力及び弾性復元力を備えた弾性体と、該ベースプレート部材の上側に該アッパプレート部材を被せた際に、該弾性体が弾性圧縮を受けるように該ベースプレート部材と該アッパプレート部材をスライド可能に保持する保持機構とを備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、弾性体が、ゴムボールからなることを特徴とする。
第3の発明は、第1又は2の発明において、ガイド溝が、ベースプレート部材の上面部に形成され、弾性体がガイド溝から飛び出る大きさで、アッパプレート部材の下面部で弾性圧縮されて配設されていることを特徴とする。
第4の発明は、第1ないし3のいずれか1つの発明において、ベースプレート部材の上面部の両側部にガイド溝が設けられ、両ガイド溝の間にアッパプレート部材が前後方向にスライドする際のストッパ部が設けられていることを特徴とする。
第5の発明は、第1ないし4のいずれか1つの発明において、アッパプレート部材が、ベースプレート部材の上面部に対向する上カバー部と、ベースプレート部材の両側面部に対向する横カバー部を備えた断面略コ字状部材からなり、保持機構は、ベースプレート部材の両側面部にスライド方向に形成され、第1テーパ面を有する第1案内溝と、横カバー部に取付けられて第1案内溝に挿入され、第1案内溝の第1テーパ面に当接する第2テーパ面を備える突出部を備えることを特徴とする。
第6の発明は、第3ないし5のいずれか1つの発明において、ベースプレート部材のガイド溝に対向して、アッパプレート部材の下面部に第2ガイド溝が設けられ、ベースプレート部材のガイド溝及び第2ガイド溝に夫々傾斜面が形成され、両傾斜面に弾性体が接触するようになっていることを特徴とする。
第7の発明は、第1ないし6のいずれか1つ発明において、ベースプレート部材及びアッパプレート部材とが、自動車用コンソールボックスの蓋であることを特徴とする。
第8の発明は、第7の発明において、アッパプレート部材の上面にクッション部材が設けられ、クッション部材が、シート着座者のアームレストであることを特徴とする。
第1の発明によれば、弾性体を圧縮した状態で転がり接触させているので、スムーズで高級感のある作動フィーリングが得られる。特に、弾性体を滑り接触でなく、転がり接触させているので、スライド作動力のバラツキが少なく、磨耗も少ない。弾性体を圧縮しているので、その反発力によりガタツキを抑制できる。弾性体の圧縮率・硬度を変更することにより、容易にスライド作動力の調整ができる。
第2の発明によれば、アッパプレート部材を確実に安定してスライドさせることができる。
第3の発明によれば、構成が簡単であり、組み付け性も容易である。
第4の発明によれば、簡単な構成でアッパプレート部材を前端部及び後端部の位置に確実に保持できる。
第5の発明によれば、組付性に優れ、メンテナンス等の調整も容易である。
第6の発明によれば、傾斜面によって、アッパプレート部材とベースプレート部材の上下左右方向の位置決めができるので、構成が簡単で且つ確実に位置決めできる。
第7の発明によれば、摺動時に適切な滑り抵抗を有するスライド機構を有する自動車用コンソールボックスの蓋が得られる。
第8の発明によれば、着座者に応じた位置にアームレストを下端な構成で、確実にスライドできる。
(実施形態1)
図1〜図4は、本発明の実施形態1に係るものである。図1は、自動車の車室内を助手席側の斜め前方から見た図であり、左右の独立した前席1のうち図面手前側の前席(右ハンドルの車両であれば助手席)を省いた状態で図示してある。左右の前席1の間には、トンネル部2の上にセンターコンソール3が配設され、センターコンソール3は前席1のシートクッション1aのほぼ前端から後端に亘って前後方向に延びる長さ寸法を有している。センターコンソール3には、物品収納部4が設けられている。この物品収納部4の上部には、図示を省略する開閉機構によって開閉可能な蓋部材5が設けられている。この蓋部材5は、図2に示すように、表皮材6、クッション材7及びフレーム部材8を有するアームレスト9を備える。このアームレスト9は、後述するように、前席1の着座者に応じて前後方向にスライド可能になっている。
図1〜図4は、本発明の実施形態1に係るものである。図1は、自動車の車室内を助手席側の斜め前方から見た図であり、左右の独立した前席1のうち図面手前側の前席(右ハンドルの車両であれば助手席)を省いた状態で図示してある。左右の前席1の間には、トンネル部2の上にセンターコンソール3が配設され、センターコンソール3は前席1のシートクッション1aのほぼ前端から後端に亘って前後方向に延びる長さ寸法を有している。センターコンソール3には、物品収納部4が設けられている。この物品収納部4の上部には、図示を省略する開閉機構によって開閉可能な蓋部材5が設けられている。この蓋部材5は、図2に示すように、表皮材6、クッション材7及びフレーム部材8を有するアームレスト9を備える。このアームレスト9は、後述するように、前席1の着座者に応じて前後方向にスライド可能になっている。
図2及び図3に示すように、蓋部材5は、板状のベースプレート部材11と、ベースプレート部材11の上面に被さるアッパプレート部材12とを備える。アッパプレート部材12にアームレスト9のフレーム部材8がブラケット10を介して取り付けられている。
ベースプレート部材11の上面部11aの両側には、図3に示すように、ガイド溝14が前後方向に計4カ所形成されている。これらのガイド溝14にゴムボールなどの弾性体20が配設されている。
ベースプレート部材11の上面部11aの両側には、図3に示すように、ガイド溝14が前後方向に計4カ所形成されている。これらのガイド溝14にゴムボールなどの弾性体20が配設されている。
アッパプレート部材12は、ベースプレート部材11の上面部11aに被さる上カバー部15と、上カバー部15の両側に一体に形成され、ベースプレート部材11の両側面部に対向する横カバー部16を備え、上カバー部15と横カバー部16とで断面略コ字状になっている。なお、横カバー部16の下端部には、ブラケット10と接続される受け部16aが外側に向けて一体に形成されている。
ベースプレート部材11の両側面部11bには、前後方向に第1案内溝21が設けられ、第1案内溝21の上面及び下面にはそれぞれ第1テーパ面22が形成されている。第1案内溝21に対向して、アッパプレート部材12の横カバー部16に開口部16bが設けられている。突出部23は、第1案内溝21に挿入可能で、第1テーパ面22に当接する第2テーパ面24を備える。突出部23の取付部23aがアッパプレート部材12の横カバー部16に取り付けられ、突出部23の第2テーパ面24がアッパプレート部材12の横カバー部16から内側に突出して、第1テーパ面22に当接するように配設されている。
図2に示すように、ベースプレート部材11とアッパプレート部材12とを組み付けた際には、突出部23の第2テーパ面24が第1案内溝21の第1テーパ面22に当接するように、突出部23を横カバー部16にボルト等で螺合する。このことで、ベースプレート部材11とアッパプレート部材12との上下左右方向の位置決めが行われる。
即ち、ベースプレート部材11に設けたガイド溝14に配設された弾性体20がガイド溝14から自然に飛び出る量に比較して、ベースプレート部材11の上面部11aとアッパプレート部材12の上カバー部15の下面部15aとの間隔のほうが狭くなるようにベースプレート部材11とアッパプレート部材12とが取付けられ、即ち、弾性体20が弾性復元力を有して圧縮され、回転可能な状態となっている。突出部23及び第1テーパ面22によって、ベースプレート部材11とアッパプレート部材12との保持機構を構成している。この状態で、着座者がアームレスト9を前方に押してアッパプレート部材12を前方にスライドさせると、図4に示すように、アッパプレート部材12がベースプレート部材11に対して、前方にスライドすることができる。なお、図4では、説明の簡素化のために、アームレスト9の構造を省略している。スライド作動する時に、アッパプレート部材12とベースプレート部材11と左右の隙間が適正になっていると共に、ゴムボール20が圧縮された状態のままで回転するので、アッパプレート部材12がガタつくことなく前方移動できる。特に、アッパプレート部材12は前端位置まで適切な抵抗感(圧縮されたゴムボールの回転抵抗)を保って適正な位置に前進移動できる。その結果、ベースプレート部材11とアッパプレート部材12との上下左右方向のガタが防止されると共に、アッパプレート部材12をスライドさせた際に、弾性体20が弾性圧縮を受けて回転するので、適切なスライド抵抗を有してスライドできるようになっている。
ガイド溝14は、アッパプレート部材12の前後方向の移動距離に対して、半分の距離の長さで良く、ガイド溝14を長く設けなくても良いメリットを有する。なお、前後左右の安定性を考えて、左右2カ所及び前後2カ所の計4カ所のガイド溝14を設けたが、ガイド溝の大きさや数量は、アッパプレート部材12の移動距離や大きさ等に応じて設ければよいものであって、上記数量に限られるものではない。
(実施形態2)
図5は、本発明の実施形態2に係るものであり、実施形態1の図3と同様な図を示す。実施形態2において、実施形態1と同じものは同じ符号とし、異なる部分のみ別符号とし、異なる部分のみ説明する。実施形態2では、実施形態1に対して、アッパプレート部材12を一番前側に移動させた場合と一番後側に移動させた場合の節度感を解るようにさせると共に、不用意に別方向に移動しないようなストッパ部を設けたものである。
図5は、本発明の実施形態2に係るものであり、実施形態1の図3と同様な図を示す。実施形態2において、実施形態1と同じものは同じ符号とし、異なる部分のみ別符号とし、異なる部分のみ説明する。実施形態2では、実施形態1に対して、アッパプレート部材12を一番前側に移動させた場合と一番後側に移動させた場合の節度感を解るようにさせると共に、不用意に別方向に移動しないようなストッパ部を設けたものである。
このストッパ部について説明する。ベースプレート部材11の上面部11aに形成したガイド溝14の幅方向中央部分に凹部31が形成されている。この凹部31に節度形状部32が一体に設けられている。この節度形状部32は、前後方向両端部32a、32bが盛り上がった形状となっている。この節度形状部32に接触するバネ部材33が孔部34にボルト等を挿入してアッパプレート部材12の上カバー部15の下面部15aに取り付けられている。バネ部材33の突出部35が前後方向両端部32a、32bを乗り越えた位置になると、アッパプレート部材12、即ちアームレスト9が前端部、或いは後端部に位置することとなり、安定してその位置に保持でき、ストッパ部として機能するようになっている。
(実施形態3)
図6は、本発明の実施形態3に係るものであり、実施形態1の図2と同様な図である。なお、図6は、説明の簡略化のために、アームレストを省略し、ベースプレート部材及びアッパプレート部材のみ示した図としている。実施形態3では、実施形態1と同じ部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。ベースプレート部材41の上面部には、断面略V字状ガイド溝44が設けられ、アッパプレート部材42の下面には、突出段部43が設けられている。突出段部43には、断面略V字状ガイド溝45が設けられている。断面略V字状ガイド溝44の傾斜面44aと断面略V字状ガイド溝45の傾斜面45aに挟まるように弾性体(ゴム製ボール)20が圧縮される状態になっている。アッパプレート部材42の両側部46の下端部には、上下案内部46aが内側に伸びて一体に設けられている。この上下案内部46aによって、アッパプレート部材42とベースプレート部材41との間隔が上記状態、即ち弾性体20が圧縮される状態に取り付けられるようになっている。なお、アッパプレート部材42とベースプレート部材41との上下左右方向のガタは、断面略V字状ガイド溝44、45の傾斜面44a、45aで無くすようになっている。
この実施形態3では、アッパプレート部材42の両側部46の間隔を大きく取れない場合や、両側部46の外側に他に干渉するものがある場合などには有効である。
図6は、本発明の実施形態3に係るものであり、実施形態1の図2と同様な図である。なお、図6は、説明の簡略化のために、アームレストを省略し、ベースプレート部材及びアッパプレート部材のみ示した図としている。実施形態3では、実施形態1と同じ部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。ベースプレート部材41の上面部には、断面略V字状ガイド溝44が設けられ、アッパプレート部材42の下面には、突出段部43が設けられている。突出段部43には、断面略V字状ガイド溝45が設けられている。断面略V字状ガイド溝44の傾斜面44aと断面略V字状ガイド溝45の傾斜面45aに挟まるように弾性体(ゴム製ボール)20が圧縮される状態になっている。アッパプレート部材42の両側部46の下端部には、上下案内部46aが内側に伸びて一体に設けられている。この上下案内部46aによって、アッパプレート部材42とベースプレート部材41との間隔が上記状態、即ち弾性体20が圧縮される状態に取り付けられるようになっている。なお、アッパプレート部材42とベースプレート部材41との上下左右方向のガタは、断面略V字状ガイド溝44、45の傾斜面44a、45aで無くすようになっている。
この実施形態3では、アッパプレート部材42の両側部46の間隔を大きく取れない場合や、両側部46の外側に他に干渉するものがある場合などには有効である。
(実施形態4)
図7は、本発明の実施形態4に係るものであり、実施形態3の図6と同様な図である。実施形態4では、実施形態3と同じ部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。実施形態4では、実施形態3の上下案内部46aに代えて、実施形態1のような突出部47を設けたものである。ただし、実施形態1の突出部23では第2テーパ面24を備え、第1案内溝21も第1テーパ面22を備えていたが、この実施形態4では突出部47によってアッパプレート部材42とベースプレート部材41との左右方向の位置決めを行なう必要がないので、テーパ面のない突出部47としている。
図7は、本発明の実施形態4に係るものであり、実施形態3の図6と同様な図である。実施形態4では、実施形態3と同じ部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。実施形態4では、実施形態3の上下案内部46aに代えて、実施形態1のような突出部47を設けたものである。ただし、実施形態1の突出部23では第2テーパ面24を備え、第1案内溝21も第1テーパ面22を備えていたが、この実施形態4では突出部47によってアッパプレート部材42とベースプレート部材41との左右方向の位置決めを行なう必要がないので、テーパ面のない突出部47としている。
(実施形態5)
図8は、本発明の実施形態5に係るものであり、実施形態3の図6と同様な図である。実施形態5では、実施形態3と同じ部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。実施形態5では、実施形態3に設けた断面略V字状ガイド溝44,45の位置を側面部に持ってきたものである。即ち、断面略V字状ガイド溝54をベースプレート部材51の両側面部に設け、断面略V字状ガイド溝55をアッパプレート部材52の側面部56に設けたものである。56aは上下案内部を示す。
図8は、本発明の実施形態5に係るものであり、実施形態3の図6と同様な図である。実施形態5では、実施形態3と同じ部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。実施形態5では、実施形態3に設けた断面略V字状ガイド溝44,45の位置を側面部に持ってきたものである。即ち、断面略V字状ガイド溝54をベースプレート部材51の両側面部に設け、断面略V字状ガイド溝55をアッパプレート部材52の側面部56に設けたものである。56aは上下案内部を示す。
この実施形態5では、アッパプレート部材52とベースプレート部材51との間隔を狭めることができ、蓋部材やアームレストを厚くできない場合に好適である。
(実施形態6)
図9は、本発明の実施形態6に係るものであり、実施形態3の図6と同様な図である。実施形態6では、実施形態3と同じ部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。実施形態6では、実施形態3の断面略V字状ガイド溝44,45を簡略化したものである。即ち、ベースプレート部材61に形成するガイド溝64の内側面のみに外向きの傾斜面64aを形成し、アッパプレート部材62に形成する突出段部63は断面略V字状ガイド溝45ではなく、内向きで傾斜面63aを形成したものである。傾斜面64aと傾斜面63aとで、ゴムボール20を挟むことで、上下方向及び左右方向の位置決めを行うことができる。
図9は、本発明の実施形態6に係るものであり、実施形態3の図6と同様な図である。実施形態6では、実施形態3と同じ部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。実施形態6では、実施形態3の断面略V字状ガイド溝44,45を簡略化したものである。即ち、ベースプレート部材61に形成するガイド溝64の内側面のみに外向きの傾斜面64aを形成し、アッパプレート部材62に形成する突出段部63は断面略V字状ガイド溝45ではなく、内向きで傾斜面63aを形成したものである。傾斜面64aと傾斜面63aとで、ゴムボール20を挟むことで、上下方向及び左右方向の位置決めを行うことができる。
なお、傾斜面64aをガイド溝64の外側で内向きに設け、傾斜面63aを突出段部63の内側で外向きに設けても良い。
実施形態6では、実施形態3に比較して、構造が簡単で、軽量化できる。
(実施形態7)
図10は、本発明の実施形態7に係るものであり、実施形態3の図6と同様な図である。実施形態7では、実施形態3と同じ部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。実施形態7では、実施形態3のゴムボール20でなく、別構造である弾性体200を設けたものである。弾性体200は、円柱状の芯部材201とこの芯部材201に一体に設けられた回転軸部202と、芯部材201の円周方向外周に接合されたリング状のゴム部材203からなる。
図10は、本発明の実施形態7に係るものであり、実施形態3の図6と同様な図である。実施形態7では、実施形態3と同じ部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。実施形態7では、実施形態3のゴムボール20でなく、別構造である弾性体200を設けたものである。弾性体200は、円柱状の芯部材201とこの芯部材201に一体に設けられた回転軸部202と、芯部材201の円周方向外周に接合されたリング状のゴム部材203からなる。
ベースプレート部材71に形成されるガイド溝は、回転軸部202を受ける受部73と、リング状のゴム部材203の底面が浮いた状態で位置する溝部75を有する。アッパプレート部材72の下面に傾斜面74が形成され、この傾斜面74にリング状のゴム部材203弾性体200が接触している。なお、両側部76の上下案内部76aは、実施形態3の両側部46の上下案内部46aと同じものである。
実施形態7では、芯部材があるので、弾性体のみの場合に比べ、より高い荷重を受けることが出来る。また、弾性体が回転軸を中心に、その場で回転する為、ガイド溝に転がるスペースを設ける必要が無く、よりコンパクトな構造に出来る。
(実施形態8)
図11は、本発明の実施形態8に係るものであり、実施形態7の図10と同様な図である。実施形態8では、実施形態7と同じ部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。実施形態8では、実施形態7の弾性体200と同じ弾性体を設けたものである。異なる点は、実施形態7(図10)の傾斜面74を有するアッパプレート部材72の代わりに、下面がフラットなアッパプレート部材82とし、アッパプレート部材82の下面にリング状のゴム部材203が平面で接触する構造とした点である。左右方向の位置決めは、アッパプレート部材82の両側面部86の下端部に形成した傾斜面部86aを、ベースプレート部材81の傾斜面部81aに接触させることで行うようにしている。
図11は、本発明の実施形態8に係るものであり、実施形態7の図10と同様な図である。実施形態8では、実施形態7と同じ部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。実施形態8では、実施形態7の弾性体200と同じ弾性体を設けたものである。異なる点は、実施形態7(図10)の傾斜面74を有するアッパプレート部材72の代わりに、下面がフラットなアッパプレート部材82とし、アッパプレート部材82の下面にリング状のゴム部材203が平面で接触する構造とした点である。左右方向の位置決めは、アッパプレート部材82の両側面部86の下端部に形成した傾斜面部86aを、ベースプレート部材81の傾斜面部81aに接触させることで行うようにしている。
実施形態8では、アッパープレート部材82の下面に位置決め用の傾斜面を付ける必要がなく、更にコンパクトな構造にすることが出来る。
(実施形態9)
図12は、本発明の実施形態9に係るものであり、実施形態8の図11と同様な図である。実施形態9では、実施形態8と同じ部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。実施形態9では、実施形態8の弾性体200と同じ弾性体を設けたものである。異なる点は、実施形態8(図11)の傾斜面部86a及びベースプレート部材81の傾斜面部81aの代わりに、実施形態1の突出部23と同様な突出部93を、アッパプレート部材92の両側面部96に設けたものである。ベースプレート部材91には、突出部93が挿入される溝部97が設けられている。
図12は、本発明の実施形態9に係るものであり、実施形態8の図11と同様な図である。実施形態9では、実施形態8と同じ部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。実施形態9では、実施形態8の弾性体200と同じ弾性体を設けたものである。異なる点は、実施形態8(図11)の傾斜面部86a及びベースプレート部材81の傾斜面部81aの代わりに、実施形態1の突出部23と同様な突出部93を、アッパプレート部材92の両側面部96に設けたものである。ベースプレート部材91には、突出部93が挿入される溝部97が設けられている。
実施形態9のメリットは、アッパプレート部材92を上から被せて組みつけられる為、組付性が向上する。即ち、引き出し状に横からスライドさせるように組み付けることに比較して、組付が容易である。アッパプレ−ト部材92をスライドして引き出した時に、突出部93でアッパプレ−ト部材92がベースプレート部材91に支持されているので、支持剛性を上げることが出来る。
上記実施形態において、弾性体20は、圧縮力を受けて部分的に圧縮されるが弾性復元力を備えて、且つガイド溝内を回転できれば上記実施形態のものに限られるものではなく、他の形状、材質でも良い。また、実施形態1〜6のゴムボール20は中空のゴムボールでも、中実のボールでも良い。弾性体は、ゴム材に限られるものではなく、弾性復元力がある合成樹脂、例えば、ウレタンエラストマーなどの熱可塑性エラストマーでも良い。
また、弾性体200は、全体がゴム材でも良く、全体が、弾性復元力があるエラストマーであっても良い。
また、弾性体200は、全体がゴム材でも良く、全体が、弾性復元力があるエラストマーであっても良い。
以上の実施形態では、センターコンソールの蓋部材5の構造として説明したが、これに限られるものではなく、自動車用品の他の部分のスライド機構に適用しても良く、自動車用品に限らず他の用品や他の用途にも適用できるものである。
また、蓋部材5が回転して開閉するもので説明したが、アームレスト9自体がスライドするだけで蓋部材5は開閉せず、下方の物品収納部4に対して別の開閉口から小物の出し入れを行うようになっていても良い。
ベースプレート部材とアッパプレート部材との間で、相対的な摺動時に適切な滑り抵抗を有するスライド機構を備えたものであれば、各種のスライド機構に適用可能である。特に、自動車用コンソールボックスの上部に設けられる前後スライド自在な蓋やアームレスト等のスライド機構に適用可能である。
3 センタ−コンソール
5 蓋部材
9 アームレスト
11 ベースプレート部材
12 アッパプレート部材
14 ガイド溝
15 上カバー部
16 横カバー部
20 弾性体
21 第1案内溝
23 突出部
5 蓋部材
9 アームレスト
11 ベースプレート部材
12 アッパプレート部材
14 ガイド溝
15 上カバー部
16 横カバー部
20 弾性体
21 第1案内溝
23 突出部
Claims (8)
- ベースプレート部材と、
該ベースプレート部材の上に被さって相対的にスライドするアッパプレート部材と、
該ベースプレート部材の外向き面部或いはアッパプレート部材の内向き面部にスライド方向に形成されたガイド溝と、
該ガイド溝内に回転可能に配置され、弾性圧縮力及び弾性復元力を備えた弾性体と、
該ベースプレート部材の上側に該アッパプレート部材を被せた際に、該弾性体が弾性圧縮を受けるように該ベースプレート部材と該アッパプレート部材をスライド可能に保持する保持機構とを備えることを特徴とするスライド機構。 - 弾性体が、ゴムボールからなることを特徴とする請求項1に記載のスライド機構。
- ガイド溝が、ベースプレート部材の上面部に形成され、弾性体がガイド溝から飛び出る大きさで、アッパプレート部材の下面部で弾性圧縮されて配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスライド機構。
- ベースプレート部材の上面部の両側部にガイド溝が設けられ、両ガイド溝の間にアッパプレート部材が前後方向にスライドする際のストッパ部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のスライド機構。
- アッパプレート部材が、ベースプレート部材の上面部に対向する上カバー部と、ベースプレート部材の両側面部に対向する横カバー部を備えた断面略コ字状部材からなり、保持機構は、ベースプレート部材の両側面部にスライド方向に形成され、第1テーパ面を有する第1案内溝と、横カバー部に取付けられて第1案内溝に挿入され、第1案内溝の第1テーパ面に当接する第2テーパ面を備える突出部を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のスライド機構。
- ベースプレート部材のガイド溝に対向して、アッパプレート部材の下面部に第2ガイド溝が設けられ、ベースプレート部材のガイド溝及び第2ガイド溝に夫々傾斜面が形成され、両傾斜面に弾性体が接触するようになっていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1つに記載のスライド機構。
- ベースプレート部材及びアッパプレート部材とが、自動車用コンソールボックスの蓋であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のスライド機構。
- アッパプレート部材の上面にクッション部材が設けられ、クッション部材が、シート着座者のアームレストであることを特徴とする請求項7に記載のスライド機構。
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- 2007-06-26 JP JP2007167159A patent/JP2009006737A/ja active Pending
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