JP2007161087A - 車両用座席 - Google Patents
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Abstract
【課題】クッション部を前後動可能に支持する枠部とクッション部との間のガタ付きを防止して座り心地を向上した車両用座席を提供する。
【解決手段】支持体29には前後方向に延びる移動体35がボルト33及び摺接具34を介して前後方向へ移動可能に支持されている。摺接具34は、金属製の主部38と、合成樹脂製の副部43とによって構成されている。副部43の摺接突部45Aは、移動体35側のガイド孔351を形成する上側のガイド壁面313に接しており、副部43の摺接突部45Bは、ガイド孔351を形成する上側のガイド壁面313に接している。摺接突部45Aは、ガイド孔351内で主部38の嵌入部40とガイド孔351の上側のガイド壁面313との間に圧入状態で介在されており、摺接突部45Bは、ガイド孔351内で主部38の嵌入部40とガイド孔351の下側のガイド壁面314との間に圧入状態で介在されている。
【選択図】図6
【解決手段】支持体29には前後方向に延びる移動体35がボルト33及び摺接具34を介して前後方向へ移動可能に支持されている。摺接具34は、金属製の主部38と、合成樹脂製の副部43とによって構成されている。副部43の摺接突部45Aは、移動体35側のガイド孔351を形成する上側のガイド壁面313に接しており、副部43の摺接突部45Bは、ガイド孔351を形成する上側のガイド壁面313に接している。摺接突部45Aは、ガイド孔351内で主部38の嵌入部40とガイド孔351の上側のガイド壁面313との間に圧入状態で介在されており、摺接突部45Bは、ガイド孔351内で主部38の嵌入部40とガイド孔351の下側のガイド壁面314との間に圧入状態で介在されている。
【選択図】図6
Description
本発明は、枠部によってクッション部を支持する座部を備え、前記クッション部が前記枠部と背もたれ部とに対して車両の前後方向へ相対移動可能に設けられている車両用座席に関する。
座部と背もたれ部とが一体になって車両の前後方向へ位置調整可能な構成となっている座席の構成では、車両の前後方向におけるクッション部の前後長さは、人体の大腿部の長さを考慮して設定される。人体の大腿部の長さは、人によって長短様々であるが、通常、クッション部の前後長さは、比較的短い大腿部に合わせて設定される。クッション部の前後長さを比較的短い大腿部に合わせて設定した場合には、比較的長い大腿部を有する乗員にとっては、膝裏がクッション部から前方へはみ出してしまい、満足できる座り心地が得られない。
座部の枠部に対してクッション部を車両の前後方向へ相対移動可能とする構成では、クッション部が背もたれ部に対して車両の前後方向へ相対移動可能である。そのため、比較的長い大腿部を有する乗員に対しては、背もたれ部に対するクッション部の前後方向の位置を前方へ移すことによってクッション部の前端側を膝裏の下に配置することができ、満足できる座り心地を得ることができる。
座部の枠部に対してクッション部を車両の前後方向へ相対移動可能とするため、例えば特許文献1,2に開示のブッシュが枠部とクッション部との間に介在される。
特許文献1に開示の座席では、クッション部側の可動部材(特許文献1の図面における符合21,22で示す部材)がブッシュ(特許文献1の図面における符合4,6で示す部材)を介して固定部材(特許文献1の図面における符合11,12で示す部材)に懸架されている。ブッシュは、可動部材に設けられた前後に長いガイド孔(特許文献1の図面における符合2で示す部材)に嵌入されている。ブッシュには弾性部(特許文献1の図面における符合65,66で示す部材)が設けられている。弾性部は、ガイド孔の上下のガイド壁面とブッシュとの間で隙間が生じないようにするためのものであり、弾性体の存在によって可動部材と固定部材との間のガタつきが抑制される。
特許文献1に開示の座席では、クッション部側の可動部材(特許文献1の図面における符合21,22で示す部材)がブッシュ(特許文献1の図面における符合4,6で示す部材)を介して固定部材(特許文献1の図面における符合11,12で示す部材)に懸架されている。ブッシュは、可動部材に設けられた前後に長いガイド孔(特許文献1の図面における符合2で示す部材)に嵌入されている。ブッシュには弾性部(特許文献1の図面における符合65,66で示す部材)が設けられている。弾性部は、ガイド孔の上下のガイド壁面とブッシュとの間で隙間が生じないようにするためのものであり、弾性体の存在によって可動部材と固定部材との間のガタつきが抑制される。
特許文献2に開示の座席では、クッション部側の可動部材(特許文献2の図面における符合7で示す部材)がブッシュ(特許文献2の図面における符合2で示す部材)を介して固定部材(特許文献2の図面における符合1で示す部材)に懸架されている。ブッシュは、固定部材に設けられた前後に長いガイド孔(特許文献2の図面における符合11で示す部材)に嵌入されている。ブッシュには弾性部(特許文献2の図面における符合22で示す部材)が設けられている。弾性体は、可動部材と固定部材との間のガタつきを抑制する。
独国特許発明第10113153号明細書
独国特許発明第19624979号明細書
しかし、特許文献1,2では、ブッシュは単一材で形成されており、単一材からなるブッシュに弾性部を設けるためには、ブッシュ全体を例えば樹脂製にする必要がある。そうすると、乗員が着座することによる荷重の負荷や経年に伴う樹脂の劣化が激しく、樹脂の劣化が著しく進行した場合には、可動部材と固定部材との間でガタつきが生じ、座り心地が悪くなる。
本発明は、クッション部を前後動可能に支持する枠部とクッション部との間のガタ付きを防止して座り心地を向上した車両用座席を提供することを目的とする。
本発明は、枠部によってクッション部を支持する座部を備え、前記クッション部が前記枠部と背もたれ部とに対して車両の前後方向へ相対移動可能に設けられている車両用座席を対象とし、請求項1の発明は、前記枠部の一部である支持体と、前記クッション部の一部であって前記支持体に対して車両の前後方向へ相対移動可能な移動体と、前記支持体と前記移動体との一方に設けられた上下一対のガイド壁面と、前記支持体と前記移動体との前記一方とは異なる他方に設けられ、前記一対のガイド壁面に対して相対的に摺動可能な摺接具とを備え、前記一対のガイド壁面が、車両の前後方向へ延びる形状に形成されており、前記摺接具が、金属製の主部と、前記主部よりも弾性変形し易い副部とから構成されており、前記副部が、前記一対のガイド壁面と前記主部との間に介在され、且つ前記一対のガイド壁面の少なくとも一方と接触されていることを特徴とする。
副部は、主部とガイド壁面との間に介在され、且つガイド壁面に接している。つまり、主部とガイド壁面との間が主部よりも弾性変形し易い副部によって埋められている。従って、支持体と移動体との間におけるガタつきは、生じない。
好適な例では、前記副部は、前記主部に形成された凹部に嵌入されている。
このような凹部の存在は、主部とガイド壁面との間に介在される副部の部分の体積を稼ぎ、副部の成形性を良好にする上で有利である。
このような凹部の存在は、主部とガイド壁面との間に介在される副部の部分の体積を稼ぎ、副部の成形性を良好にする上で有利である。
好適な例では、前記支持体と前記移動体とのうち、前記摺接具の設置対象とは異なる側にガイド孔が設けられており、前記ガイド孔は、車両の前後方向へ延びる形状に形成されており、前記一対のガイド壁面は、前記ガイド孔の上下の孔形成壁面に設けられており、前記摺接具は、前記ガイド孔の上下のガイド壁面の少なくとも一方と前記副部とを接触させるように、且つ前記ガイド孔内を前後方向に移動可能に、前記ガイド孔に嵌入されており、前記副部は、前記ガイド孔内で前記主部と前記ガイド孔の前記ガイド壁面との間に介在されている。
副部は、ガイド孔内で主部とガイド孔のガイド壁面との間に介在され、且つガイド壁面に接している。つまり、主部とガイド壁面との間が副部によって埋められている。従って、支持体と移動体との間におけるガタつきは、生じない。
好適な例では、前記副部は、樹脂製又は弾性体製である。
副部を樹脂製又は弾性体製とした構成は、副部をガイド壁面に押接させ、且つ摺接具と移動体との間の円滑な摺接を可能とする上で、好適である。
副部を樹脂製又は弾性体製とした構成は、副部をガイド壁面に押接させ、且つ摺接具と移動体との間の円滑な摺接を可能とする上で、好適である。
好適な例では、前記副部は、弾性変形した状態で前記一対のガイド壁面と前記主部との間に介在されている。
支持体と移動体との間におけるガタつきを確実になくすことができる。
支持体と移動体との間におけるガタつきを確実になくすことができる。
本発明は、クッション部を前後動可能に支持する枠部とクッション部との間のガタ付きを防止して座り心地を向上した車両用座席を提供できるという優れた効果を奏する。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。なお、以下において、前後方向とは、車両の前後進方向のことであり、前方とは、車両の前進方向、後方とは、車両の後進方向のことである。又、右側とは、車両の前進方向に見て右側のことであり、左側とは、車両の前進方向に見て左側のことである。上下とは、車両の前進方向に見て垂直方向のことである。
図1(a)は、座部11と背もたれ部12とによって構成された車両用の座席10を示す。座部11を構成する左右一対のロアレール13,14〔ロアレール13は、図1(b)に図示〕は、前後方向に延びるように、前後一対のブラケット15,16を介して車両フロアに固定されている。
図1(b)に示すように、ロアレール13,14上にはアッパーレール17,18が前後方向へスライド可能に設けられており、アッパーレール17,18には連結ブラケット19が架設されている。アッパーレール17,18の前端部にはギヤボックス20,21が設けられている。ギヤボックス20,21内には減速歯車機構(図示略)が内蔵されている。ロアレール13,14にはナット22,23が止着されており、ナット22,23には前後方向に延びるネジ軸24,25が螺合されている。ネジ軸24,25は、アッパーレール17,18に回転可能に支持されており、ネジ軸24,25の前端部は、ギヤボックス20,21内の減速歯車機構に連結されている。
連結ブラケット19上には正逆転可能なモータ26が設置されている。モータ26の出力軸261の回転は、ギヤボックス20,21内の減速歯車機構に連結されている。出力軸261の回転は、減速歯車機構によって減速されてネジ軸24,25に伝えられる。減速歯車機構を介してモータ26から駆動力を得るネジ軸24,25は、同期して正逆転される。ナット22,23に螺合したネジ軸24,25が正転すると、ネジ軸24,25、ギヤボックス20,21、モータ26、連結ブラケット19及びアッパーレール17,18が一体になってロアレール13,14に対して前方へ移動する。ネジ軸24,25が逆転すると、ネジ軸24,25、ギヤボックス20,21、モータ26、連結ブラケット19及びアッパーレール17,18が一体になってロアレール13,14に対して後方へ移動する。つまり、ネジ軸24,25が正逆回転することにより、座部11及び背もたれ部12が一体になってロアレール13,14に対して前後に移動する。
図1(a),(b)に示すように、アッパーレール17,18の上面には前後一対のL字型のブラケット27,28が止着されており、ブラケット27,28の垂立部271,281には金属製の支持体29,30が前後方向に延びるように止着されている。背もたれ部12を構成する左右の側枠121,122は、支持体29,30の後端部に傾動可能に支持されている。つまり、背もたれ部12は、傾き角度調整可能に支持体29,30に支持されている。一対の支持体29,30及び連結ブラケット19は、背もたれ部12に対して前後方向へ相対移動不能な枠部55を構成する。
図3(a)及び図4(a)に示すように、支持体29には前後方向に延びる移動体35が一対のボルト33及び一対の摺接具34を介して前後方向へ移動可能に支持されている。移動体35の平板部350には一対の環状突部31が突設されており、環状突部31の内部が前後方向に延びる形状のガイド孔351に形成されている。環状突部31の上側の孔形成壁311と環状突部31の下側の孔形成壁312とは、平行になっている。孔形成壁311と孔形成壁312との対向する壁面(ガイド孔351の上下の孔形成壁面であり、以下、ガイド壁面313,314と記す)とは、平行になっている。
図3(b)に示すように、支持体30には前後方向に延びる移動体36が一対のボルト33及び一対の摺接具34を介して前後方向へ移動可能に支持されている。移動体36の平板部360には一対の環状突部32が突設されており、環状突部32の内部が前後方向に延びる形状のガイド孔361に形成されている。環状突部32の上側の孔形成壁321と環状突部32の下側の孔形成壁322とは、平行になっている。孔形成壁321と孔形成壁322との対向する壁面(ガイド孔361の上下の孔形成壁面であり、以下、ガイド壁面323,324と記す)とは、平行になっている。
図6(a),(b)に示すように、ガイド孔351にはボルト33が通されている。支持体29の平板部290にはボルト33のネジ部331が貫通されており、平板部290を貫通したネジ部331にはナット37が螺着されている。ボルト33の頭部332とネジ部331との間にはネジ部331よりも大径の支持部333が形成されている。ナット37を締め付けることによりネジ部331と支持部333との段差が支持体29の平板部290に押接され、ボルト33が支持体29に固定される。摺接具34は、ボルト33の支持部333に係合して支持されている。
図5(a),(b)に示すように、摺接具34は、金属(例えば鉄系の焼結体)製の主部38と、主部38よりも弾性変形し易い合成樹脂製の副部43とによって構成されている。合成樹脂としては、例えば、ポリアセタールあるいはナイロンが採用される。主部38は、四角形状の基底部39と、移動体35側から支持体29側へと基底部39から突出する四角形状の嵌入部40と、移動体35側から支持体29側へと基底部39の上下両端から突出する溝形成壁41,42とによって一体に形成されている。嵌入部40の上端面401と溝形成壁41との間にはガイド溝381が形成されており、嵌入部40の下端面402と溝形成壁42との間にはガイド溝382が形成されている。嵌入部40の上端面401には一対の凹部403が凹み形成されており、嵌入部40の下端面402には一対の凹部404が凹み形成されている。4つの凹部403,404の深さL1〔図6(c)に図示〕は、同じにしてある。
副部43は、四角形状の基底部44と、支持体29側から移動体35側へと基底部44の四隅から突出する四角柱形状の摺接突部45A,45Bとによって一体に形成されている。4つの摺接突部45A,45Bは、4つの凹部403,404に1対1に嵌合されている。摺接突部45A,45Bの上下方向の厚みL2〔図6(c)に図示〕は、同じにしてある。摺接突部45A,45Bの上下方向の厚みL2は、凹部403,404の深さL1よりも僅かに大きくしてある(L2>L1)。凹部403,404の幅(前後方向における長さ)と、摺接突部45A,45Bの幅(前後方向における長さ)とは、ほぼ同じにしてあり、凹部403,404は、主部38に対する前後方向への副部43の摺接突部45A,45Bの相対変位を規制する。
主部38の基底部39と嵌入部40とには通し孔383が貫設されており、副部43の基底部44には通し孔431が貫設されている。ボルト33の支持部333は、主部38の通し孔383と副部43の通し孔431とを貫通している。ガイド孔351に通されたボルト33とナット37との締め付けによってボルト33が支持体29に固定された状態では、移動体35の環状突部31の孔形成壁311がガイド溝381内に入り込んでおり、環状突部31の孔形成壁312がガイド溝382内に入り込んでいる。又、副部43の摺接突部45Aが環状突部31のガイド壁面313に接しており、副部43の摺接突部45Bが環状突部31のガイド壁面314に接している。つまり、摺接具34は、ガイド孔351の上下のガイド壁面313,314と副部43の摺接突部45A,45Bとを接触させるように、且つガイド孔351内を前後方向に移動可能に、ガイド孔351に嵌入されている。そして、摺接突部45Aは、ガイド孔351内で主部38の嵌入部40とガイド孔351の上側のガイド壁面313との間に圧入状態で介在されており、摺接突部45Bは、ガイド孔351内で主部38の嵌入部40とガイド孔351の下側のガイド壁面314との間に圧入状態で介在されている。つまり、摺接突部45Aは、ガイド孔351内で主部38の嵌入部40とガイド孔351の上側のガイド壁面313との間に弾性変形した状態で介在されており、摺接突部45Bは、ガイド孔351内で主部38の嵌入部40とガイド孔351の下側のガイド壁面314との間に弾性変形した状態で介在されている。
凹部403に嵌入された副部43の摺接突部45Aは、嵌入部40の上端面401からガイド溝381内へ突出しており、凹部404に嵌入された副部43の摺接突部45Bは、嵌入部40の下端面402からガイド溝382内へ突出している。つまり、凹部403は、摺接突部45Aと環状突部31のガイド壁面313とを接触させ、且つ嵌入部40の上端面401とガイド壁面313との間に間隙を生じさせるように、摺接突部45Aを保持している。又、凹部404は、摺接突部45Bと環状突部31のガイド壁面314とを接触させ、且つ嵌入部40の下端面402とガイド壁面314との間に間隙を生じさせるように、摺接突部45Bを保持している。
ボルト33及び摺接具34を用いた支持体30による移動体36の支持構造は、ボルト33及び摺接具34を用いた支持体29による移動体35の支持構造と同じである。
図1(a)及び図2に示す座クッション54は、図示しないブラケットを介して移動体35,36によって支持されている。
図1(a)及び図2に示す座クッション54は、図示しないブラケットを介して移動体35,36によって支持されている。
図2に示すように、移動体35,36には連結ブラケット46が架設されている。移動体35,36の前端部にはギヤボックス47,48が設けられている。ギヤボックス47,48内には減速歯車機構(図示略)が内蔵されている。支持体29,30にはナット49,50が止着されており、ナット49,50には前後方向に延びるネジ軸51,52が螺合されている。ネジ軸51,52は、移動体35,36に回転可能に支持されており、ネジ軸51,52の前端部は、ギヤボックス47,48内の減速歯車機構に連結されている。
連結ブラケット46上には正逆転可能なモータ53が設置されている。モータ53の出力軸531の回転は、ギヤボックス47,48内の減速歯車機構に連結されている。出力軸531の回転は、減速歯車機構によって減速されてネジ軸51,52に伝えられる。減速歯車機構を介してモータ53から駆動力を得るネジ軸51,52は、同期して正逆転される。ネジ軸51,52、ギヤボックス47,48、モータ53、連結ブラケット46及び移動体35,36からなる機構は、ナット49,50及び複数の摺接具34(本実施形態では4つ)によって、前後方向へ移動可能に支持されている。
座クッション54、連結ブラケット46及び移動体35,36は、枠部55によって支持されるクッション部56を構成する。
ナット49,50に螺合したネジ軸51,52が正転すると、ネジ軸51,52、ギヤボックス47,48、モータ53、連結ブラケット46及び移動体35,36が一体になって支持体29,30に対して前方へ相対的に移動する。図3(a)に示す移動体35の左側の鎖線位置は、実線位置から前方へ相対移動した状態を示し、図3(b)に示す移動体36の右側の鎖線位置は、実線位置から前方へ相対移動した状態を示す。つまり、支持体29,30に支持された座クッション54が背もたれ部12に対して前方へ相対移動する。ネジ軸51,52が逆転すると、ネジ軸51,52、ギヤボックス47,48、モータ53、連結ブラケット46及び移動体35,36が一体になって支持体29,30に対して後方へ相対移動する。図3(a)に示す移動体35の右側の鎖線位置は、実線位置から後方へ相対移動した状態を示し、図3(b)に示す移動体36の左側の鎖線位置は、実線位置から後方へ相対移動した状態を示す。つまり、支持体29,30に支持された座クッション54が背もたれ部12に対して後方へ相対移動する。
ナット49,50に螺合したネジ軸51,52が正転すると、ネジ軸51,52、ギヤボックス47,48、モータ53、連結ブラケット46及び移動体35,36が一体になって支持体29,30に対して前方へ相対的に移動する。図3(a)に示す移動体35の左側の鎖線位置は、実線位置から前方へ相対移動した状態を示し、図3(b)に示す移動体36の右側の鎖線位置は、実線位置から前方へ相対移動した状態を示す。つまり、支持体29,30に支持された座クッション54が背もたれ部12に対して前方へ相対移動する。ネジ軸51,52が逆転すると、ネジ軸51,52、ギヤボックス47,48、モータ53、連結ブラケット46及び移動体35,36が一体になって支持体29,30に対して後方へ相対移動する。図3(a)に示す移動体35の右側の鎖線位置は、実線位置から後方へ相対移動した状態を示し、図3(b)に示す移動体36の左側の鎖線位置は、実線位置から後方へ相対移動した状態を示す。つまり、支持体29,30に支持された座クッション54が背もたれ部12に対して後方へ相対移動する。
支持体29,30に対する移動体35,36の前後方向への相対移動は、環状突部31,32のガイド壁面313,314,323,324と、副部43の摺接突部45A,45Bとの摺接によって、案内される。
第1の実施形態では以下の効果が得られる。
(1)合成樹脂製の副部43の摺接突部45A,45Bは、ガイド孔351,361内で主部38の嵌入部40とガイド孔351,361のガイド壁面313,314,323,324との間に弾性変形した状態で介在され、且つガイド壁面313,314,323,324に接している。つまり、主部38の嵌入部40とガイド壁面313,314,323,324との間が合成樹脂製の副部43の摺接突部45A,45Bによって埋められている。従って、支持体29,30と移動体35,36との間におけるガタつきは、生じない。
(1)合成樹脂製の副部43の摺接突部45A,45Bは、ガイド孔351,361内で主部38の嵌入部40とガイド孔351,361のガイド壁面313,314,323,324との間に弾性変形した状態で介在され、且つガイド壁面313,314,323,324に接している。つまり、主部38の嵌入部40とガイド壁面313,314,323,324との間が合成樹脂製の副部43の摺接突部45A,45Bによって埋められている。従って、支持体29,30と移動体35,36との間におけるガタつきは、生じない。
金属製の主部38がガイド孔351,361内でガイド壁面313,314,323,324に沿って移動可能とするためには、主部38の嵌入部40とガイド壁面313,314,323,324との間に製造誤差を考慮したクリアランスを設ける必要がある。通常、このクリアランスは、小さいものであり、副部43は、このクリアランスを埋めるように、主部38とガイド壁面313,314,323,324との間に介在される。つまり、凹部403の深さL1と摺接突部45A,45Bの厚みL2との差(L2−L1)は、嵌入部40の上端面401とガイド孔351,361の上側のガイド壁面313,323との間のクリアランスと、嵌入部40の下端面402とガイド孔351,361の下側のガイド壁面314,324との間のクリアランスとに略等しい。
副部43の摺接突部45A,45Bがガイド壁面313,314,323,324に接する側でクリアランス〔=(L2−L1)〕分に相当する量の摩滅を生じたとしても、主部38の嵌入部40がガイド壁面313,314,323,324に接することになり、支持体29,30と移動体35,36との間でガタつきは、殆ど生じない。
(2)副部43の摺接突部45Bは、ガイド孔351,361の下側のガイド壁面314,324に接しており、座クッション54上に着座した乗員の体重は、専ら摺接突部45Bを介して支持体29,30に受け止められる。つまり、乗員が着座した状態でクッション部56が背もたれ部12に対して前後に相対移動されるときには、摺接突部45Bが座クッション54上に着座した乗員の体重による大きな荷重を受けながらガイド壁面314,324に摺接することになる。合成樹脂(特に、ポリアセタール)は、滑り性に優れている。従って、下側のガイド壁面314,324に合成樹脂製の副部43の摺接突部45Bを接触させる構成は、支持体29,30に対して移動体35,36を円滑に相対移動させる上で有効である。
(3)副部43の摺接突部45Aは、ガイド孔351,361の上側のガイド壁面313,323に接している。上側のガイド壁面313,323にも副部43の摺接突部45Aを接触させるようにした構成は、支持体29,30と移動体35,36との間におけるガタつきを確実に防止する上で、有効である。
(4)摺接突部45A,45Bの体積が大きいほど、摺接突部45A,45Bの強度を確保し易く、且つ経年に伴う摺接突部45A,45Bの劣化を抑制し易い。嵌入部40の上端面401とガイド壁面313,323との間に間隙を生じさせるように摺接突部45Aを凹部403によって保持する構成は、摺接突部45Aの体積を稼ぎ、副部の成形性を良好にする上で有利である。同様に、嵌入部40の下端面402とガイド壁面314,324との間に間隙を生じさせるように摺接突部45Bを凹部404によって保持する構成は、摺接突部45Bの体積を稼ぎ、副部の成形性を良好にする上で有利である。
(5)副部43を合成樹脂製とした構成は、摺接突部45A,45Bをガイド壁面313,323,314,324に押接させ、且つ摺接具34に対する移動体35,36の円滑な摺動を可能とする上で、好適である。副部43をポリアセタール製とした構成は、摺接具34に対する移動体35,36の円滑な摺動をもたらす上で、特に好適である。
(6)基底部44と摺接突部45A,45Bとによって副部43を一体形成した構成は、副部43の製作容易性、及び副部43の取り扱い容易性に関して、好適である。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
○図7(a),(b)に示すように、上側の摺接突部45Cと下側の摺接突部45Dとをそれぞれ1つずつとし、嵌入部40に設けられた上側の凹部403Cに摺接突部45Cを嵌入し、嵌入部40に設けられた下側の凹部404Dに摺接突部45Dを嵌入するようにしてもよい。
○図8(a),(b)に示すように、環状突部31の孔形成壁311の上面をガイド壁面313Eとし、孔形成壁312の下面をガイド壁面314Eとし、副部43の摺接突部45Aをガイド壁面313Eに摺接させ、摺接突部45Bをガイド壁面314Eに摺接させるようにしてもよい。摺接突部45Aは、溝形成壁41Eの下面に凹み形成された凹部411に嵌入されており、摺接突部45Bは、溝形成壁42Eの上面に凹み形成された凹部421に嵌入されている。この場合、摺接突部45Aは、主部38Eの上側の溝形成壁41Eとガイド壁面313Eとの間に介在され、摺接突部45Bは、主部38Eの下側の溝形成壁42Eとガイド壁面314Eとの間に介在される。
○第1の実施形態において、嵌入部40の上端面401に設けられる凹部403の個数を3個以上としてもよく、嵌入部40の下端面402に設けられる凹部404の個数を3個以上としてもよい。つまり、摺接突部45Aの個数を3個以上としてもよく、摺接突部45Bの個数を3個以上としてもよい。
○第1の実施形態において、摺接突部45A及び凹部403を無くしてもよい。
○第1の実施形態において、摺接突部45B及び凹部404を無くしてもよい。
○第1の実施形態において、副部43の基底部44を無くし、4つの摺接突部45A,45Bをそれぞれ別体としてもよい。
○第1の実施形態において、摺接突部45B及び凹部404を無くしてもよい。
○第1の実施形態において、副部43の基底部44を無くし、4つの摺接突部45A,45Bをそれぞれ別体としてもよい。
○第1の実施形態において、主部38をインサート部材として副部43を型成形してもよい。
○第1の実施形態において、副部43を弾性体製としてもよい。この場合、摺接突部45A,45Bを板バネ形状としたり、摺接突部45A,45Bをゴム製としてもよい。
○第1の実施形態において、副部43を弾性体製としてもよい。この場合、摺接突部45A,45Bを板バネ形状としたり、摺接突部45A,45Bをゴム製としてもよい。
○支持体29,30側に環状突部31,32及びガイド孔351,361を設け、移動体35,36側に摺接具34を止着するようにしてもよい。
前記した実施形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
前記した実施形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
〔1〕前記複数の副部は、基底部と、基底部に一体形成された複数の摺接突部とを備え、前記摺接突部は、前記凹部に嵌入されている請求項2に記載の車両用座席。
副部の製作が容易になり、副部の取り扱いが容易になる。
副部の製作が容易になり、副部の取り扱いが容易になる。
〔2〕前記副部は、前記ガイド孔の下側のガイド壁面に接する請求項1乃至請求項4、前記〔1〕項のいずれか1項に記載の車両用座席。
下側のガイド壁面に副部を接触させる構成は、支持体に対して移動体を円滑に相対移動させる上で有効である。
下側のガイド壁面に副部を接触させる構成は、支持体に対して移動体を円滑に相対移動させる上で有効である。
〔3〕前記副部は、前記上下のガイド壁面に接する前記〔1〕項に記載の車両用座席。
上側のガイド壁面にも副部を接触させるようにした構成は、支持体と移動体との間におけるガタつきを確実に防止する上で、有効である。
上側のガイド壁面にも副部を接触させるようにした構成は、支持体と移動体との間におけるガタつきを確実に防止する上で、有効である。
10…座席。11…座部。12…背もたれ部。29,30…支持体。313,314,323,324,313E,314E…孔形成壁面であるガイド壁面。34…摺接具。35,36…移動体。351,361…ガイド孔。38,38E…主部。403,404,403C,404D…凹部。43…副部。55…枠部。56…クッション部。
Claims (5)
- 枠部によってクッション部を支持する座部を備え、前記クッション部が前記枠部と背もたれ部とに対して車両の前後方向へ相対移動可能に設けられている車両用座席において、
前記枠部の一部である支持体と、
前記クッション部の一部であって前記支持体に対して車両の前後方向へ相対移動可能な移動体と、
前記支持体と前記移動体との一方に設けられた上下一対のガイド壁面と、
前記支持体と前記移動体との前記一方とは異なる他方に設けられ、前記一対のガイド壁面に対して相対的に摺動可能な摺接具とを備え、
前記一対のガイド壁面は、車両の前後方向へ延びる形状に形成されており、前記摺接具は、金属製の主部と、前記主部よりも弾性変形し易い副部とから構成されており、前記副部は、前記一対のガイド壁面と前記主部との間に介在され、且つ前記一対のガイド壁面の少なくとも一方と接触されている車両用座席。 - 前記副部は、前記主部に形成された凹部に嵌入されている請求項1に記載の車両用座席。
- 前記支持体と前記移動体とのうち、前記摺接具の設置対象とは異なる側にガイド孔が設けられており、前記ガイド孔は、車両の前後方向へ延びる形状に形成されており、前記一対のガイド壁面は、前記ガイド孔の上下の孔形成壁面に設けられており、前記摺接具は、前記ガイド孔の上下のガイド壁面の少なくとも一方と前記副部とを接触させるように、且つ前記ガイド孔内を前後方向に移動可能に、前記ガイド孔に嵌入されており、前記副部は、前記ガイド孔内で前記主部と前記ガイド孔の前記ガイド壁面との間に介在されている請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の車両用座席。
- 前記副部は、樹脂製又は弾性体製である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の車両用座席。
- 前記副部は、弾性変形した状態で前記一対のガイド壁面と前記主部との間に介在されている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の車両用座席。
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