JPWO2016056633A1 - ウォーム減速機およびウォーム減速機の組立方法 - Google Patents

ウォーム減速機およびウォーム減速機の組立方法 Download PDF

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Abstract

ウォームホイール(15)をホイール収容部(19)内に回転可能に支持し、ウォーム(14a)を、先端部と基端寄り部分に1対の転がり軸受(16c,16d)を外嵌し、ウォーム収容部の中心軸に対して、ウォームホイールの径方向外方にオフセットさせた状態で、ウォーム収容部内に開口側から挿入し、ウォームの先端部に外嵌した転がり軸受(16c)を、ウォームホイールのうちウォーム収容部内に最も突出した部分の外径側を通過させ、ウォーム歯(13)とウォームホイールの歯部(20)とを噛合させてから、ウォーム収容部内の所定位置までウォームを更に挿入する、ウォーム減速機の組立方法を提供する。

Description

本発明は、例えば、電動式パワーステアリング装置に組み込んで使用するウォーム減速機およびその組立方法に関する。
図14に示すように、自動車用の操舵装置は、ステアリングホイール1の回転をステアリングギヤユニット2の入力軸3に伝達し、入力軸3の回転に伴って左右1対のタイロッド4、4を押し引きして、前車輪に舵角を付与する。ステアリングホイール1は、ステアリングシャフト5の後端部に支持固定しており、ステアリングシャフト5は、円筒状のステアリングコラム6を軸方向に挿通した状態で、ステアリングコラム6に回転可能に支持している。ステアリングシャフト5の前端部は、自在継手7を介して中間シャフト8の後端部に接続し、中間シャフト8の前端部を、別の自在継手9を介して、入力軸3に接続している。
上述の操舵装置で、電動モータ10を補助動力源としてステアリングホイール1を操作する為に要する力の低減を図る為の電動式パワーステアリング装置が、従来から広く知られている。この電動式パワーステアリング装置には減速機を組み込むが、この減速機として、大きなリード角を有し、動力の伝達方向に関して可逆性を有するウォーム減速機が、従来から一般的に使用されている。図15は、電動式パワーステアリング装置に組み込んだウォーム減速機の従来構造の1例として、特許文献1に記載された構造を示している。ウォーム減速機21は、電動モータ10aに固定した、減速機用のハウジング11の内側に設けられており、ウォーム軸12の軸方向中間部にウォーム歯13を形成したウォーム14と、ウォーム歯13と噛合するウォームホイール15とを備える。ウォーム14は、軸方向両端部を、深溝型玉軸受等の1対の転がり軸受16a、16bにより、ハウジング11のウォーム収容部17の内側に回転可能に支持されている。ウォーム14の一端部(図15の左端部)を電動モータ10aの出力軸18に接続する事により、ウォーム14を回転駆動可能としている。
ウォームホイール15は、ハウジング11のホイール収容部19の内側に回転可能に設けられており、自身の回転中心軸を、ウォーム14に対して捩れの位置に配置している。ウォームホイール15は、製造コストの低廉化と軽量化とを目的として、金属製のホイール部29の周囲に合成樹脂製の歯部20を結合固定する事で造られている。そして、歯部20を、ウォーム歯13に隙間なく(バックラッシュを零とした状態で)噛合させる事により、ウォームホイール15とウォーム14との間で回転力を、バックラッシュに基づくタイムラグを生じる事なく伝達可能としている。ウォームホイール15は、ステアリングシャフト5aの前端寄り部分に外嵌固定している。これにより、電動モータ10aで発生した回転駆動力を、ウォーム14とウォームホイール15とから成るウォーム減速機21を介して、ステアリングシャフト5aに伝達可能としている。
上述のウォーム減速機21は、例えば、次の様にして組み立てる。先ず、ハウジング11のうち、ウォーム14を収容するウォーム収容部17の奥端部(図15の右端部)に設けた軸受保持部22aに、先端側の転がり軸受16a(図15の右方)の外輪を内嵌固定(締り嵌めで内嵌)する。次に、ウォームホイール15を、ハウジング11のホイール収容部19内に回転可能に支持する。そして、ウォーム14を、ウォーム歯13がウォームホイール15の歯部20と干渉しない様に、ウォーム収容部17の中心軸に対して、ウォームホイール15の径方向外方(図15の上方)にオフセットさせた(ずらせた)状態で、ウォーム収容部17の開口部からこのウォーム収容部17内に挿入する。ウォーム14をウォーム収容部17内にある程度挿入した段階で、ウォーム14をウォームホイール15の径方向内方(図15の下方)に変位させ、ウォーム歯13とウォームホイール15の歯部20とを互いに噛合させる。ウォーム歯13と歯部20とを互いに噛合させた状態で、ウォームホイール15を回転させながら、更にウォーム14をウォーム収容部17内に挿入し、ウォーム14の先端部を、先端側の転がり軸受16aの内輪に圧入する。そして、ウォーム収容部17の中間部に設けた軸受保持部22bと、ウォーム14の中間部外周面(ウォーム歯13よりも基端側部分)との間に、基端側の転がり軸受16b(図15の左方)を圧入する(基端側の転がり軸受16bの外輪を軸受保持部22bに隙間嵌め又は締り嵌めで内嵌すると共に、内輪をウォーム14の中間部外周面に締り嵌めで外嵌する)。次に、ウォーム収容部17の内周面に設けた係止溝23に止め輪24を係止する事で基端側の転がり軸受16b、延いては、ウォーム14の軸方向変位を阻止する。そして、ウォーム14の基端部(図15の左端部)に、電動モータ10aの出力軸18を接続し、電動モータ10aを収容したモータケース25によりウォーム収容部17の開口部を塞ぐ。
このウォーム減速機の組立方法の場合、ウォーム14と、ウォーム14を回転可能に支持する為の1対の転がり軸受16a、16bとを、それぞれ別々にハウジング11のウォーム収容部17内に組み付ける。この為、組立コストが嵩み、ウォーム減速機21の製造コストが嵩む。
また、特許文献2には、予圧付与部材を取り付けたハウジングのウォーム軸収容部に、各玉軸受を取り付けたウォーム軸を挿入し、挿入後、予圧付与部材の腕部の弾性復元力によって、各玉軸受に予圧を付与している。この場合、ウォーム軸は、基端部側の玉軸受の外輪を予圧付与部材の腕部と接触させながら挿入されることから、ウォーム軸は、その軸方向に沿って移動させる必要がある。このため、ウォームホイールは、ウォーム軸の組み立て時に先端側の玉軸受と干渉しないように、ウォーム軸の組み立て後に、組み立てる必要がある。
日本国特開2006−142400号公報 日本国特開2012−117648号公報
本発明は、上述の事情に鑑みて、組立コストの低減を図れる、ウォーム減速機およびその組立方法を提供する。
本発明の実施形態に係るウォーム減速機の組立方法において、ウォーム減速機は、ハウジングと、ウォームホイールと、ウォームとを備える。
前記ハウジングは、ホイール収容部と、前記ホイール収容部に対し捩れの位置に存在して前記ホイール収容部にその一部を連続させたウォーム収容部とを有する。
前記ウォームホイールは、前記ホイール収容部内に回転可能に支持されている。
前記ウォームは、ウォーム軸の軸方向中間部にウォーム歯を設けられ、前記ウォーム歯を前記ウォームホイールと噛合させた状態で、前記ウォーム歯を挟んだ軸方向の2位置を1対の軸受により前記ウォーム収容部内に回転可能に支持されている。
本発明の実施形態に係るウォーム減速機の組立方法では、前記ウォームホイールを前記ホイール収容部内に回転可能に支持させ、前記ウォームの前記ウォーム歯を挟んだ軸方向の前記2位置に前記1対の軸受を外嵌し、前記ウォーム歯と前記ウォームホイールとが干渉しない様に、前記ウォームを前記ウォームホイールの径方向外方にオフセットさせた状態で、前記ウォーム収容部内に前記ウォーム収容部の開口側から挿入する。
そして、前記1対の軸受のうち前記ウォームの挿入方向前側に外嵌された軸受を、前記ウォームホイールの外周縁(歯先円)の前記ウォーム収容部内に最も突出した部分の外径側を通過させる。その後、前記ウォームを、前記ウォームホイールの径方向内方に変位させ、前記ウォーム歯と前記ウォームホイールとを噛合させ、前記ウォーム歯と前記ウォームホイールとを噛合させながら、前記ウォーム収容部内の所定位置までこのウォームを更に挿入する事により、前記ウォームを前記1対の軸受により前記ウォーム収容部に対し回転可能に支持する。
上述の組立方法を実施する場合、具体的には、前記ウォームの挿入方向前側に存在する軸受の外径を、このウォームの径方向に関する、前記ウォームホイールの外周縁(歯先円)のうち前記ウォーム収容部内に最も突出した部分と前記ウォーム収容部の内面との間の距離よりも小さくする。この場合、前記ウォームの挿入方向前側に外嵌された軸受の外径を、前記ウォーム歯の歯先円直径よりも小さくしてもよい。また、前記ウォームの挿入方向前側に外嵌された軸受の外径を、前記ウォーム歯の歯底円直径よりも大きくしてもよい。
上述の組立方法において、前記1対の軸受がいずれも外輪と内輪との間に複数の転動体を設けて成る転がり軸受とし、前記ウォームの軸方向に関して、前記ウォーム収容部の内周面の2位置に前記1対の転がり軸受の外輪をそれぞれ保持する為の1対の軸受保持部を設けてもよい。そして、前記1対の転がり軸受のうちの一方の転がり軸受の外輪を、前記1対の軸受保持部のうちの一方の軸受保持部に内嵌し始めた後で、前記1対の転がり軸受のうちの他方の転がり軸受の外輪を、前記一対の軸受保持部のうちの他方の軸受保持部に内嵌し始めてもよい。
上述の組み立て方法において、前記ウォーム歯と前記ウォームホイールとの間にバックラッシュを設けなくてもよい。この場合、より具体的には、前記ウォーム歯をこのウォームホイールに向け弾性的に押圧する為の予圧付与機構を設けなくてもよい。
また、前記ウォーム収容部の奥端部に設けた前記一方の軸受保持部は、前記ウォーム収容部の内周面よりも小径の内周面を有し、前記ウォーム収容部は、その内周面から前記軸受保持部に向かって縮径するガイド部を有し、前記ウォームの挿入方向前側に外嵌された軸受を、前記ガイド部に当接させながら前記ウォームを、前記ウォームホイールの径方向内方に変位させ、前記ウォーム歯と前記ウォームホイールとを噛合させるようにしてもよい。
本発明の別の実施形態に係るウォーム減速機は、前記1対の軸受をいずれも外輪と内輪との間に複数の転動体を設けて成る転がり軸受とし、前記ウォームを、前記1対の転がり軸受により、前記ウォーム収容部の内周面の2位置に設けた1対の軸受保持部にそれぞれ回転可能に支持している。更に、前記1対の軸受保持部のうち前記ウォーム収容部の奥端部に設けた一方の軸受保持部を有底円筒状とし、前記1対の転がり軸受のうち前記ウォームの先端部にその内輪を外嵌固定した一方の転がり軸受の外輪を、前記一方の軸受保持部に他の部材を介さずに直接内嵌固定(圧入)している。そして、前記一方の転がり軸受の外輪の外径を、前記ウォームの径方向に関する、前記ウォームホイールの外周縁(歯先円)のうち前記ウォーム収容部内に最も突出した部分と、前記ウォーム収容部の内面との間の距離よりも小さくしている。
この場合、前記一方の転がり軸受の外径は、前記歯先円直径よりも小さくしてもよい。
また、前記一方の転がり軸受の外径は、前記ウォーム歯の歯底円直径よりも大きくしてもよい。
また、前記ウォーム収容部の内周面上部に径方向外方に凹んだ逃げ凹部を形成してもよく、前記逃げ凹部は第1の半径を有する円弧形状を有し、前記第1の半径は、前記ウォームの外半径である第2の半径以上であってもよい。
また、前記ウォーム収容部の奥端部に設けた前記一方の軸受保持部は、前記ウォーム収容部の内周面よりも小径の内周面を有し、前記ウォーム収容部は、その内周面から前記軸受保持部に向かって縮径するガイド部を有してもよい。
さらに、前記ウォーム収容部の開口側の前記他方の軸受保持部の内径をd22dとし、前記ウォームの挿入方向前側の転がり軸受の外輪の外径をD16cとし、前記ウォームホイールの外径をD15とし、前記ウォームホイールの中心軸と前記ウォーム収容部の中心軸との間の距離をLとした場合、次の(1)式の関係を満たす構成であってもよい。
上述のウォーム減速機の組立方法によれば、ハウジングのウォーム収容部内に、ウォームと、このウォームを回転可能に支持する為の1対の軸受とを一体に組み付ける事ができる為、組立コストを抑えられ、ウォーム減速機の製造コストの低減を図れる。
又、前記ウォームを、ウォーム歯とウォームホイールとが干渉しない様に、このウォームホイールの径方向外方にオフセットさせた状態で前記ウォーム収容部内に挿入し、前記両軸受のうち前記ウォームの挿入方向前側に存在する軸受を、前記ウォームホイールのうち前記ウォーム収容部内に最も突出した部分の外径側を通過させた後、前記ウォーム歯と前記ウォームホイールとを噛合させる。この為、前記ウォームの前記ウォーム収容部内への組み付け時に、これらウォーム歯とウォームホイールとを噛合させた状態での前記ウォームの軸方向変位量を、このウォームをオフセットせず、組み付け作業の開始当初から前記ウォーム歯とウォームホイールとを噛合させた場合(ウォームをオフセットさせるスペースが存在しない様な場合)と比較して、少なく抑えられる。この結果、例えば前記ウォーム歯と前記ウォームホイールとの間にバックラッシュを設けない場合にも、これらウォーム歯やウォームホイールに傷等の損傷を生じ難くできる。
又、前記ウォームを、前記ウォーム収容部内への組み付け作業の最終段階に於いて、径方向に関する位置決めを図った状態でこのウォーム収容部内へ組み付ける事ができる。
又、上述のウォーム減速機は、上述の様な組立方法により組み立てられる為、製造コストを低減する事ができる。
本発明の第1実施形態を、ハウジングとウォームとを組み付ける以前の状態で示す断面図。 本発明の第1実施形態を、ハウジングのウォーム収容部内にウォームを挿入し、ウォームの先端部に外嵌固定した一方の転がり軸受を、ウォームホイールの最上部の外径側に位置させた状態で示す断面図。 図2のX−X断面図。 本発明の第1実施形態を、ウォームを、ウォームホイールの径方向内方に変位させ、ウォーム歯とウォームホイールとを噛合させた状態で示す断面図。 本発明の第1実施形態を、ウォームを、ハウジングのウォーム収容部内に更に挿入した状態で示す断面図。 本発明の第1実施形態を、ウォームを、ハウジングのウォーム収容部に組み付けた状態で示す断面図。 本発明の第2実施形態を示す、図2と同様の図。 ウォームを、図7の状態からウォーム収容部内に更に挿入し、このウォームの挿入方向後側の転がり軸受の側面と、このウォーム収容部の端面とが当接した状態で示す、図7と同様の図。 ウォームを、図8の状態からウォームホイールの径方向内方に変位させた状態で示す、図7と同様の図。 ウォームを、図9の状態からウォーム収容部内に更に挿入した状態で示す、図7と同様の図。 ウォームを、ハウジングのウォーム収容部に組み付けた状態で、ウォームをウォームホイールに対して押圧する予圧機構を追加した図。 ウォーム歯が端部まで形成されていないウォームを、ウォームホイールの径方向内方に変位させ、ウォーム歯とウォームホイールとを噛合させた状態で示す断面図。 ハウジングにガイド部を設けた、本発明の変形例を示す断面図。 従来から知られている自動車用操舵装置の1例を示す、部分切断側面図。 パワーステアリング装置のうち、ウォーム減速機を組み込んだ部分の断面図。
[第1実施形態]
図1〜6は、本発明の第1実施形態を示している。本実施形態は、ハウジングのウォーム収容部内に、ウォームと、ウォームを回転可能に支持する為の1対の軸受とを一体に組み付けて、組立コストの低減を図る。本実施形態のウォーム減速機の組立方法における、ウォーム減速機21aは、ウォーム減速機21aを構成する各部材の一部の寸法関係を除き、前述の図15に示したウォーム減速機21と基本的には同様の構成を有する。
即ち、本実施形態のウォーム減速機21aは、電動モータ10aに固定した、減速機用のハウジング11aの内側に設けられており、ウォーム軸12の軸方向中間部にウォーム歯13を形成したウォーム14aと、ウォーム歯13と噛合するウォームホイール15とを備える。ハウジング11aは、ウォームホイール15を収容するホイール収容部19と、ホイール収容部19に一部が連続(開口)した状態で設けられたウォーム収容部17aとを備える。ホイール収容部19の中心軸とウォーム収容部17aの中心軸とは、互いに捩れの位置関係にある。ウォーム14aは、先端部(図1,2,4〜6の右端部)と基端寄り部分(図1,2,4〜6の左端寄り部分)とを、深溝型玉軸受等の1対の転がり軸受16c、16dにより、ハウジング11aのウォーム収容部17aの内側に回転可能に支持している。即ち、1対の転がり軸受16c、16dのうちの先端側(前記ウォーム減速機21aを組み立てる際のウォーム収容部17aに対するウォーム14aの挿入方向前側で、図1、2、4〜6の右側)の転がり軸受16cを構成する内輪を、ウォーム14aの先端部に外嵌固定(締り嵌めで外嵌)すると共に、先端側の転がり軸受16cを構成する外輪を、ウォーム収容部17aの奥端部(図1、2、4〜6の右端部)に設けた奥側の軸受保持部22aに隙間嵌めで内嵌している。但し、先端側の転がり軸受16cを構成する外輪を、この奥側の軸受保持部22aに締り嵌めで内嵌しても良い。又、1対の転がり軸受16c、16dのうちの基端側(前記ウォーム減速機21aを組み立てる際のウォーム収容部17aに対するウォーム14aの挿入方向後側で、図1、2、4〜6の左側)の転がり軸受16dを構成する内輪を、ウォーム14aの基端寄り部分に外嵌固定すると共に、この基端側の転がり軸受16dを構成する外輪を、ウォーム収容部17aの開口部に設けた開口側の軸受保持部22dに隙間嵌めで内嵌している。そして、この開口側の軸受保持部22dのうちで基端側の転がり軸受を内嵌した部分と軸方向に隣接する部分に係止した止め輪(スナップリング)等により、基端側の転がり軸受16dを構成する外輪が開口側の軸受保持部22dから抜け出るのを防止している。但し、この基端側の転がり軸受16dを構成する外輪を、開口側の軸受保持部22dに締り嵌めで内嵌しても良い。ウォーム収容部17aの内周面のうちの上部(このウォーム収容部17aの径方向に関して、前記ウォームホイール15側と反対側に位置する部分)には、径方向外方(図1〜6の上方)に凹んだ逃げ凹部28が設けられている。又、ウォーム14aの基端部を電動モータ10aの出力軸18(図15参照)に接続して、ウォーム14aを回転駆動可能にしている。
ウォームホイール15は、ハウジング11aのホイール収容部19の内側に回転可能に設けられており、自身の回転中心軸を、ウォーム14aに対して捩れの位置に配置している。ウォームホイール15は、金属製のホイール部29の周囲に合成樹脂製の歯部20を結合固定する事で造られている。そして、歯部20を、ウォーム歯13に隙間なく(バックラッシュを零とした状態で)噛合させている。従って、本実施形態の場合、ウォーム歯13を歯部20に向け弾性的に押圧する為の予圧付与機構は設けていない。ウォームホイール15は、ステアリングシャフト5aの前端寄り部分に外嵌固定している。これにより、電動モータ10aで発生した回転駆動力を、ウォーム14aとウォームホイール15とから成るウォーム減速機21aを介して、ステアリングシャフト5aに伝達可能としている。
上述のウォーム減速機21aは、次の様にして組み立てる。先ず、図1に示す様に、ウォームホイール15を、ハウジング11aのホイール収容部19内の所定位置に回転可能に支持する。また、ウォーム14aの先端部と基端寄り部分とに、転がり軸受16c、16dを構成する内輪を外嵌固定(締り嵌めで外嵌)する。次に、図2〜4に示す様に、ウォーム14aを、ウォーム歯13がウォームホイール15の歯部20と干渉しない様に、ウォーム収容部17aの中心軸に対して、ウォームホイール15の径方向外方(図1〜6の上方)にオフセットさせた(ずらせた)状態で、ウォーム収容部17aの開口部からウォーム収容部17a内に挿入する(ウォーム収容部17aの奥端側に向けて軸方向に変位させる)。そして、ウォーム14aの先端部に支持固定した先端側の転がり軸受16c(ウォーム14aの挿入方向前側に存在する)を、ウォームホイール15の外周縁(歯先円)のうち、ウォーム収容部17a内に最も突出した部分(最上部)の外径側(上方)、つまりウォーム14aの軸方向におけるウォームホイール15の中心の外径側(上方)を、ウォームホイール15と干渉しない様に通過させる。
この為に、本実施形態の場合には、ウォーム減速機21を構成する各部材の寸法を、図1に示すように、次の様に規制している。即ち、開口側の軸受保持部22dの内径をd22dとし、先端側の転がり軸受16c(を構成する外輪)の外径をD16cとし、ウォームホイール15の外径(前記歯部20の歯先円の直径)をD15とし、ウォーム歯13の歯先円の直径Dとし、ウォームホイール15の中心軸とウォーム収容部17aの中心軸(組立完了後のウォーム14aの中心軸と一致)との間の距離をLとした場合、次の(1)式の関係を満たす様に、前記各部材の寸法を規制している。
これにより、ウォーム14aを、ウォーム収容部17aの中心軸に対してオフセットさせた状態で、このウォーム収容部17aの開口部からこのウォーム収容部17a内に挿入した場合に、先端側の転がり軸受16cと、開口側の軸受保持部22dの内周面とが干渉する事を防止している。
また、本実施形態の場合、ウォーム収容部17aの内周面上部に径方向外方に凹んだ逃げ凹部28を形成して、ウォーム14aを、このウォーム収容部17aの中心軸に対して、ウォームホイール15の径方向外方にオフセットさせた状態でウォーム収容部17a内に挿入しても、ウォーム歯13がウォーム収容部17aの内周面と干渉しない様にしている。
また、本実施形態の場合には、先端側の転がり軸受16c(を構成する外輪)の外径D16cを、ウォームホイール15の外周縁の最上部とウォーム収容部17aの内周面(逃げ凹部28の底部)との、ウォーム14aの径方向に関する距離Gよりも小さくしている(D16c<G)。これにより、ウォーム14aを、ウォーム収容部17aの中心軸に対してオフセットさせた状態で、このウォーム収容部17aの開口部からこのウォーム収容部17a内に挿入した場合に、先端側の転がり軸受16cと、ウォーム収容部17aの内周面及びウォームホイール15とが干渉する事を防止している。また、本実施形態では、逃げ凹部28は軸方向の断面視で半径Rの円弧形状を有している。この際、半径Rはウォーム14a(ウォーム歯13)の外半径RとR≧Rの関係を有している。
このような関係を有することで、ウォーム14aをウォーム収容部17aと干渉しないように適切に逃げ凹部28に逃がしつつ、ウォーム14aを軸方向に変位させることができる。
尚、本実施形態の場合には、先端側の転がり軸受16cの外径D16cを、ウォーム歯13の歯底円直径Dよりも大きくしている(D16c>D)。これにより、ウォーム14aの先端部の強度及び剛性を確保すると共に、先端側の転がり軸受16cのラジアル負荷容量を確保している。尚、ウォームの先端部の強度及び剛性、並びに、ウォームの先端部に支持固定した先端側の転がり軸受のラジアル負荷容量を十分に確保できれば、この先端側の転がり軸受の外径をウォーム歯の歯底円直径よりも小さくする事もできる。これに対し、ウォーム14aの基端寄り部分に支持固定した基端側の転がり軸受16d(を構成する外輪)の外径D16dは、ウォーム歯13の歯先円直径Dよりも大きくしている(D16d>D)。
このため、ウォーム収容部の奥端部に設けた一方の軸受保持部22cは、ウォーム収容部17aの内周面よりも小径の内周面を有し、ウォーム収容部17aの内周面よりもホイール収容部19側に形成されている。また、ウォーム収容部の開口側に設けた一方の軸受保持部22dは、ウォーム収容部17aの内周面よりも大径の内周面を有し、一方の軸受保持部22cと同心に形成される。
先端側の転がり軸受16cを、ウォームホイール15の外周縁の最上部を通過させ、更にウォーム14aをウォーム収容部17a内に挿入して、この先端側の転がり軸受16cの先端面(図1、2、4〜6の右端面)を、ウォーム収容部17aの奥端部に設けた軸受保持部22cと、ウォーム収容部17aの中間部内周面と連続する段差部26に突き当てる。この状態で、ウォーム14aを、ウォーム14aの中心軸と、ウォーム収容部17aの中心軸とが同心となる様に、ウォームホイール15の径方向内方(図1〜6の下方)に変位させ、図4に示す様に、ウォーム歯13とこのウォームホイール15の歯部20とを互いに噛合させる。詳細には、先端側の転がり軸受16cの先端面が、ウォーム収容部17aの中間部内周面に連続する段差部26に当接したとき(ウォーム14aをウォームホイール15の径方向内方に変位させる際)、ウォーム歯13はウォームホイール15の中心にある歯部20と噛合させる。この状態で、先端側の転がり軸受16cの外輪と、軸受保持部22cとが同心に配置される。本実施形態の場合、軸受保持部22cを、奥端側(図1、2、4〜6の右側)が塞がった有底円筒状としている。
なお、軸受保持部22cは、常時塞がった有底円筒状に限らず、底部22c1を蓋など別部材で構成することで、有底円筒状としてもよく、メンテナンスの際などに、底部22c1を開口させてもよい。
この状態から、ウォームホイール15を回転させながら、更にウォーム14aをウォーム収容部17a内に挿入する事により、図5から図6に示す様に、先端側の転がり軸受16cの外輪を軸受保持部22cに直接圧入(締り嵌めで内嵌)する又は隙間嵌めで内嵌すると共に、基端側の転がり軸受16dの外輪を、ウォーム収容部17aの開口部に設けた軸受保持部22dに直接圧入(締り嵌めで内嵌)する又は隙間嵌めで内嵌する。本実施形態の場合、軸受保持部22c、22dの内周面は、開口側(図1、2、4〜6の左側)から奥端側(図1、2、4〜6の右側)に向かうに従って(前記ウォーム14aの挿入方向前側に向かうに従って)外輪が嵌合する位置の直前まで内径が小さくなる方向に僅かに傾斜している。従って、ウォーム14aは、1対の転がり軸受16c、16dの外輪を1対の軸受保持部22c、22dにそれぞれ圧入する事に伴って径方向に関する位置決めが図られ、ウォーム歯13と歯部20との噛合状態が適正になる(噛合部にバックラッシュが存在しない状態になる)。又、本実施形態の場合、ウォーム14aをウォーム収容部17a内に挿入する事に伴い、先ず、ウォーム14aの先端部に支持固定した先端側の転がり軸受16cの外輪を、ウォーム収容部17aの奥端部に設けた軸受保持部22cに圧入(内嵌)し始める。そして、先端側の転がり軸受16cの外輪を軸受保持部22cにある程度(半分程度)圧入した段階で、ウォーム14aの基端寄り部分に支持固定した基端側の転がり軸受16dの外輪を、ウォーム収容部17aの開口部に設けた軸受保持部22dに圧入させられる様に、各部の寸法を規制している。即ち、本実施形態の場合には、先端側の転がり軸受16cが、特許請求の範囲に記載した一方の転がり軸受に相当し、基端側の転がり軸受16dが、同じく他方の転がり軸受に相当する。
ウォーム14aは、基端側の転がり軸受16dの先端面を、軸受保持部22dと、ウォーム収容部17aの中間部とを連続する段差部27に突き当て、軸方向に関する位置決めを図る。次に、ウォーム収容部17aの開口部のうち、基端側の転がり軸受16dを内嵌した部分(軸受保持部22d)と軸方向に隣接する部分(段差部27と反対側に隣接する部分)に、止め輪を係止する等して基端側の転がり軸受16d、延いては、ウォーム14aの軸方向変位を阻止する。尚、止め輪に加えて、又は、止め輪に変えて、例えば、スクリュー(ナット)、又は、スクリューで固定された板状部材(板ばね)等の部材により、基端側の転がり軸受16dの外輪をウォーム14aの先端側に付勢する事もできる。そして、ウォーム14aの基端部に設けたスプライン軸部30を、電動モータ10aの出力軸18にスプライン係合させると共に、電動モータ10aを収容したモータケース25によりウォーム収容部17aの開口部を塞ぐ。
上述の本実施形態のウォーム減速機の組立方法によれば、ハウジング11aのウォーム収容部17a内に、ウォーム14aと、ウォーム14aを回転可能に支持する為の1対の転がり軸受16c、16dとを一体に組み付ける事ができる為、組立コストを抑えられ、ウォーム減速機21aの製造コストを低減する事ができる。
又、本実施形態の場合、ウォーム14aを、ウォーム収容部17aの中心軸に対して、ウォームホイール15の径方向外方にオフセットさせた状態でウォーム収容部17a内に挿入し、ウォーム14aの先端部に外嵌した先端側の転がり軸受16cと、ウォームホイール15のうちウォーム収容部17a内に最も突出した部分の外径側とを干渉しない様に通過させた後、ウォーム歯13とウォームホイール15の歯部20とを噛合させる様にしている。この為、ウォーム14aのウォーム収容部17a内への組み付け時に、ウォーム歯13と歯部20とを噛合させた状態でのウォーム14aの軸方向変位量を、ウォームをオフセットせず、組み付け作業の開始当初からウォーム歯とウォームホイールの歯部とを噛合させた場合(ウォームをオフセットするスペースが存在しない様な場合)と比較して、少なく抑えられる。従って、本実施形態のウォーム減速機21aの様に、ウォーム歯13と歯部20との間にバックラッシュを設けていない場合にも、ウォーム減速機21aの組立時に、ウォーム歯13や歯部20に傷等の損傷を生じ難くできる。特にウォーム減速機21aは、ウォームホイール15の歯部20を合成樹脂により構成している為、組立時の損傷防止効果を顕著に得る事ができる。
又、本実施形態の場合、ウォーム14aのウォーム収容部17a内への組み付け作業の最終段階で、ウォーム14aの先端部に支持固定した先端側の転がり軸受16cの外輪を、ウォーム収容部17aの奥端部に設けた軸受保持部22cに圧入し、ある程度圧入した後、ウォーム14aの基端寄り部分に支持固定した他方の転がり軸受16dの外輪を、ウォーム収容部17aの開口部に設けた軸受保持部22dに圧入し始める様に構成している。つまり、基端側の転がり軸受16dの外輪の軸受保持部22dへの圧入作業を、径方向に位置決めをある程度図った状態で行える為、ウォーム歯13と歯部20との間にバックラッシュを設けていない構造でも、圧入作業を容易に行う事ができる。
[第2実施形態]
図7〜10は、本発明の第2実施形態を示している。第1実施形態では、ウォーム14aに固定された1対の転がり軸受16c、16d間の長さが、ウォーム収容部17bの段差部26から他方の軸受保持部22dの開口端までの長さより長いが、本実施形態では、ウォーム14bに固定された1対の転がり軸受16c、16d間の長さが、ウォーム収容部17bの段差部26から他方の軸受保持部22dの開口端までの長さより短い場合を示している。
本実施形態のウォーム減速機の組立方法の場合、上述した第1実施形態の場合と同様に、ウォーム14bを、ウォーム収容部17bの中心軸に対して、ウォームホイール15の径方向外方にオフセットさせた状態で、このウォーム収容部17bの開口部からこのウォーム収容部17b内に挿入する。そして、前記ウォーム14bの先端部(図7〜10の右端部)に外嵌した先端側の転がり軸受16cを、前記ウォームホイール15の外周縁の最上部を通過させ、更に前記ウォーム14bを前記ウォーム収容部17b内に挿入して、図8に示す様に、このウォーム14bの基端寄り部分に外嵌した基端側の転がり軸受16dの先端側側面(このウォーム14bの挿入方向前側の側面で、図7〜10の右側面)を、前記ウォーム収容部17bの開口側端面(図7〜10の左端面)に突き当てる。この状態で、前記ウォーム14bを、このウォーム14bの中心軸と、前記ウォーム収容部17bの中心軸とが同心となる様に、前記ウォームホイール15の径方向内方に変位させ、図9に示す様に、前記ウォーム14bの軸方向中間部に設けたウォーム歯13と前記ウォームホイール15の歯部20とを互いに噛合させる。次に、このウォームホイール15を回転させながら、更に前記ウォーム14bを前記ウォーム収容部17b内に挿入する。これにより、前記基端側の転がり軸受16dの外輪を、このウォーム収容部17bの開口部に設けた軸受保持部22dに内嵌し始める。但し、前記ウォームホイール15の回転を阻止した状態で、前記ウォーム14bを回転させながら、このウォーム14bを前記ウォーム収容部17b内に挿入する事もできる。何れにしても、前記基端側の転がり軸受16dの外輪をこの軸受保持部22dにある程度(半分程度)内嵌した段階で、前記ウォーム14aの先端部に支持固定した一方の転がり軸受16cの外輪を、前記ウォーム収容部17aの奥端部に設けた軸受保持部22cに内嵌する。即ち、本実施形態の場合には、前記基端側の転がり軸受16dが、特許請求の範囲に記載した一方の転がり軸受に相当し、前記先端側の転がり軸受16cが、特許請求の範囲に記載した他方の転がり軸受に相当する。
その他の部分の構成及び作用は、第1実施形態と同様である。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものでなく、適宜、変形、改良などが可能である。
例えば、本発明の実施の形態に係るウォーム減速機の組立方法により、ウォームをウォーム収容部に組み付けた状態で、ウォームをウォームホイールに対して押圧する為に、図11に示す予圧機構を追加することもできる。図11において、転がり軸受16cの外周部の上部には、板ばね収容部42がハウジング11aに形成されている。転がり軸受16cの外周部の下半部に相当するハウジング11aの部分には、転がり軸受16cの水平方向の外径部を摺動可能に案内する、互いに平行な平面部43を設けている。板ばね収容部に波形形状の板ばね41を収容し、この板ばね41によって転がり軸受16cを図11において、下方へ移動させる付勢力を発生させている。この付勢力によって軸端の一端を転がり軸受16cの内輪に挿入されたウォーム14aがウォームホイール15に対して付勢される。
なお、本実施形態では、ウォーム歯13が端部にまで形成されていたが、図12に示すように、ウォーム歯13aが端部にまで形成されていない場合であっても、ウォーム14aをウォームホイール15の径方向内方に変位させる際にはウォーム歯13aはウォームホイール15の中心にある歯部20と噛合させる。
また、図13に示すように、段差部26に変えて、一方の転がり軸受16cと軸受保持部22cとが同心に配置されるように転がり軸受16cをガイドするガイド部31を設けてもよい。この場合、一方の転がり軸受16cをガイド部31に当接させながら、ウォーム14aを径方向内方にも変位させて、一方の転がり軸受16cと軸受保持部22cを同心に配置する。つまり、ガイド部31を設けることによって、ウォーム14aを軸方向に変位させる力に基づきウォーム14aを径方向内方にも変位させて、一方の転がり軸受16cと軸受保持部22cを同心に配置することができる。本実施形態においては、ガイド部31は軸受保持部22cに向かう円錐面を有しているが、ウォーム収容部17aの内周面から軸受保持部22cに向かって縮径するものであれば、ガイド部の形状はこれに限られない。
尚、本実施形態の場合には、先端側の転がり軸受16cの外径D16cを、ウォーム歯13の歯先円直径Dよりも小さくしているが(D16c<D)、ウォーム歯13の歯先円直径Dよりも大きくしてもよい(D16c>D)。この場合、逃げ凹部28の半径Rは、R1≧D16c/2であってもよい。
本出願は、2014年10月9日出願の日本特許出願2014―207998、2015年2月25日出願の日本特許出願2015―035315、2015年9月1日出願の日本特許出願2015−171648号、及び2015年4月24日出願の国際特許出願PCT/JP2015/062585号に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
1 ステアリングホイール
2 ステアリングギヤユニット
3 入力軸
4 タイロッド
5、5a ステアリングシャフト
6 ステアリングコラム
7 自在継手
8 中間シャフト
9 自在継手
10、10a 電動モータ
11、11a ハウジング
12 ウォーム軸
13、13a ウォーム歯
14、14a、14b ウォーム
15 ウォームホイール
16a〜16c 転がり軸受
17、17a、17b ウォーム収容部
18 出力軸
19 ホイール収容部
20 歯部
21、21a ウォーム減速機
22a〜22d 軸受保持部
23 係止溝
24 止め輪
25 モータケース
26 段差部
27 段差部
28 逃げ凹部
29 ホイール部
30 スプライン軸部
31 ガイド部
41 板ばね
42 板ばね収容部
43 平面部

Claims (10)

  1. ホイール収容部と、前記ホイール収容部に対し捩れの位置に存在して前記ホイール収容部にその一部を連続させたウォーム収容部とを有するハウジングと、
    前記ホイール収容部内に回転可能に支持されたウォームホイールと、
    ウォーム軸の軸方向中間部にウォーム歯を設けられ、前記ウォーム歯を前記ウォームホイールと噛合させた状態で、前記ウォーム歯を挟んだ軸方向の2位置をそれぞれ1対の軸受により前記ウォーム収容部内に回転可能に支持されたウォームと
    を備えるウォーム減速機の組立方法であって、
    前記ウォームホイールを前記ホイール収容部内に回転可能に支持させ、
    前記ウォームの前記ウォーム歯を挟んだ軸方向の前記2位置に前記1対の軸受を外嵌し、
    前記ウォーム歯と前記ウォームホイールとが干渉しない様に、前記ウォームを前記ウォームホイールの径方向外方にオフセットさせた状態で、前記ウォーム収容部内に前記ウォーム収容部の開口側から挿入し、
    前記1対の軸受のうち前記ウォームの挿入方向前側に外嵌された軸受を、前記ウォームホイールの外周縁の前記ウォーム収容部内に最も突出した部分の外径側を通過させ、
    前記ウォームを、前記ウォームホイールの径方向内方に変位させ、前記ウォーム歯と前記ウォームホイールとを噛合させ、
    前記ウォーム歯と前記ウォームホイールとを噛合させながら、前記ウォーム収容部内の所定位置まで前記ウォームを更に挿入する事により、前記ウォームを前記1対の軸受により前記ウォーム収容部に対し回転可能に支持する、ウォーム減速機の組立方法。
  2. 前記1対の軸受がいずれも外輪と内輪との間に複数の転動体を設けて成る転がり軸受であり、前記ウォームの軸方向に関して、前記ウォーム収容部の内周面の2位置に前記1対の転がり軸受の外輪をそれぞれ保持する為の1対の軸受保持部を設けており、
    前記1対の転がり軸受のうちの一方の転がり軸受の外輪を、前記1対の軸受保持部のうちの一方の軸受保持部に内嵌し始めた後で、前記1対の転がり軸受のうちの他方の転がり軸受の外輪を、前記1対の軸受保持部のうちの他方の軸受保持部に内嵌し始める、請求項1に記載のウォーム減速機の組立方法。
  3. 前記ウォーム歯と前記ウォームホイールとの間にバックラッシュを設けない、請求項1または2に記載のウォーム減速機の組立方法。
  4. 前記ウォーム収容部の奥端部に設けた前記一方の軸受保持部は、前記ウォーム収容部の内周面よりも小径の内周面を有し、
    前記ウォーム収容部は、その内周面から前記軸受保持部に向かって縮径するガイド部を有し、
    前記ウォームの挿入方向前側に外嵌された軸受を、前記ガイド部に当接させながら前記ウォームを、前記ウォームホイールの径方向内方に変位させ、前記ウォーム歯と前記ウォームホイールとを噛合させる、請求項2又は3に記載のウォーム減速機の組立方法。
  5. ホイール収容部と、前記ホイール収容部に対し捩れの位置に存在してこのホイール収容部にその一部を連続させたウォーム収容部とを有するハウジングと、
    前記ホイール収容部内に回転可能に支持されたウォームホイールと、
    ウォーム軸の軸方向中間部にウォーム歯を設けられ、前記ウォーム歯を前記ウォームホイールと噛合させた状態で、前記ウォーム歯を挟んだ軸方向の2位置を1対の軸受により前記ウォーム収容部の内周面の2位置に回転可能に支持されたウォームと
    を備えるウォーム減速機に於いて、
    前記1対の軸受がいずれも外輪と内輪との間に複数の転動体を設けて成る転がり軸受であり、
    前記ウォームを、前記1対の転がり軸受により、前記ウォーム収容部の内周面の前記2位置に設けた1対の軸受保持部に回転可能に支持しており、
    前記1対の軸受保持部のうち前記ウォーム収容部の奥端部に設けた一方の軸受保持部が有底円筒状であり、
    前記1対の転がり軸受のうち前記ウォームの先端部にその内輪を外嵌固定した一方の転がり軸受の外輪を、前記一方の軸受保持部に直接内嵌固定しており、
    前記一方の転がり軸受の外輪の外径が、前記ウォームの径方向に関する、前記ウォームホイールの外周縁のうち前記ウォーム収容部内に最も突出した部分と、前記ウォーム収容部の内面との間の距離よりも小さい、ウォーム減速機。
  6. 前記ウォームの挿入方向前側に外嵌された軸受の外径は、前記ウォーム歯の歯先円直径よりも小さい、請求項5に記載のウォーム減速機。
  7. 前記ウォームの挿入方向前側に外嵌された軸受の外径は、前記ウォーム歯の歯底円直径よりも大きい、請求項5または6に記載のウォーム減速機。
  8. 前記ウォーム収容部の内周面上部に径方向外方に凹んだ逃げ凹部を形成しており、
    前記逃げ凹部は第1の半径を有する円弧形状を有し、前記第1の半径は、前記ウォームの外半径以上である、請求項5〜7のうち何れか1項に記載のウォーム減速機。
  9. 前記ウォーム収容部の奥端部に設けた前記一方の軸受保持部は、前記ウォーム収容部の内周面よりも小径の内周面を有し、
    前記ウォーム収容部は、その内周面から前記軸受保持部に向かって縮径するガイド部を有する、請求項5〜8のうち何れか1項に記載のウォーム減速機。
  10. 前記ウォーム収容部の開口側の前記他方の軸受保持部の内径をd22dとし、前記ウォームの挿入方向前側の転がり軸受の外輪の外径をD16cとし、前記ウォームホイールの外径をD15とし、前記ウォームホイールの中心軸と前記ウォーム収容部の中心軸との間の距離をLとした場合、次の(1)式の関係を満たす、請求項5〜9のうち何れか1項に記載のウォーム減速機。
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