JP4593288B2 - ガイドワイヤのチップ構造 - Google Patents

ガイドワイヤのチップ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4593288B2
JP4593288B2 JP2004565433A JP2004565433A JP4593288B2 JP 4593288 B2 JP4593288 B2 JP 4593288B2 JP 2004565433 A JP2004565433 A JP 2004565433A JP 2004565433 A JP2004565433 A JP 2004565433A JP 4593288 B2 JP4593288 B2 JP 4593288B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide wire
shaft
wire according
inner coil
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004565433A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006511304A (ja
Inventor
ブルバ、アンソニー
アール. レイノルズ、ブライアン
シャイアマン、ブライス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Boston Scientific Ltd Barbados
Original Assignee
Boston Scientific Ltd Barbados
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Boston Scientific Ltd Barbados filed Critical Boston Scientific Ltd Barbados
Publication of JP2006511304A publication Critical patent/JP2006511304A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4593288B2 publication Critical patent/JP4593288B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/09Guide wires
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/09Guide wires
    • A61M2025/09058Basic structures of guide wires
    • A61M2025/09083Basic structures of guide wires having a coil around a core
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/09Guide wires
    • A61M2025/09175Guide wires having specific characteristics at the distal tip

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Description

(発明の分野)
本発明は、血管内カテーテルとともに使用されるガイドワイヤに関する。より詳細には、本発明は、改良された先端チップを有するガイドワイヤに関する。
(従来技術の説明)
血管内カテーテルを使用することは、様々な種類の血管疾患を治療するための効果的な方法になってきている。通常、血管内カテーテルは、患者の血管系に挿入されて、血管系内を所望の目標部位に向かって進行させられる。この方法を用いて、冠状血管、脳血管及び末梢血管を含む、患者の血管系におけるほぼ全ての目的部位へ到達することができる。血管内カテーテルを治療に使用する例としては、経皮経管的血管形成術(PTA)及び経皮経管冠動脈形成術(PTCA)がある。
血管内カテーテルは、通常、ガイドワイヤとともに用いられる。ガイドワイヤは、目的部位に到達するまで患者の血管系内を進行させることができる。ガイドワイヤが適位に配置された後に、カテーテルにガイドワイヤを辿ってガイドワイヤ上を進ませ、カテーテルの先端が目的部位に到達するまで先端側へ進行させることができる。
ヒトの血管系は、非常に蛇行した管路である場合がある。ガイドワイヤに血管系内をうまく進行させるためには、ガイドワイヤが、特に先端近傍において、可撓性を有することが有益となる場合がある。ガイドワイヤの可撓性を高める方法には、様々な方法がある。例えば、ガイドワイヤを異なる可撓性を有する材料から製造したり、先端チップがテーパ状をなすようにする等の方法がある。
ガイドワイヤの血管系内における位置を判断するために、マーカバンドをガイドワイヤに対して連結してもよい。マーカバンドは、医師がガイドワイヤの位置を正確に監視することができるように、ガイドワイヤの先端チップに対して固定的に連結することができる。
(発明の概要)
本発明は、ガイドワイヤの改良に関する。より詳細には、本発明は、改良された先端チップを有するガイドワイヤに関する。先端チップを画像化することにより、医師は、ガイドワイヤの位置を、例えば透視スクリーンを用いて観察しながら、ガイドワイヤを正確に血管系内の特定の位置へ向かわせることができる。
ガイドワイヤは、基端および先端を有する長尺状シャフトを備えることができる。シャフトの先端には、ハンダからなるチップを配置することができる。ハンダからなるチップに隣接するシャフトの先端に対して、放射線不透過性内コイルを連結することができる。外コイルは、シャフトの長さに沿って配置することができ、外コイルの一部は、内コイル上方に配置してもよい。外コイルの先端は、ハンダからなるチップに対して連結されていてもよい。
内コイルは、先端側ハブと基端側ハブの間に配置することができる。先端側ハブは、シャフトに対して連結し、ハンダからなるチップ近傍に配置することができる。先端側ハブは、ハンダからなるチップと内コイルとの間の物理的な障壁として機能していてもよい。基端側ハブは、シャフトに対して連結され、内コイルの基端近傍に配置することができる。基端側ハブは、内コイルのシャフトに沿った基端側への移動をほぼ妨げることができる。基端側ハブおよび先端側ハブを備えることにより、先端チップは、画像化に有用な放射線不透過性コイルに加え、所望のレベルの可撓性を有することができる。
基端側ハブを備える代わりに、内コイル、外コイル、またはこれら両方が、シャフトに対して直接に連結されていてもよい。例えば、内コイルは、内コイルの基端において、シャフトに対して連結することができる。内コイルの基端をシャフトに対して連結することにより、ガイドワイヤが所望のレベルの可撓性を備えることができる。
(発明の詳細な説明)
以下、図面に基づき説明する。なお、各図面においては、類似する要素については、類似する符号を付す。詳細な説明及び図面は、請求される発明の実施例を例示するものである。
図1は、ガイドワイヤの先端チップの断面図である。ガイドワイヤ10は、基端14および先端16を有する長尺状シャフト、すなわちコアワイヤ12を備える。内コイル18は、コアワイヤ12の先端16に配置することができ、外コイル20は、コアワイヤ12の長さに沿って配置することができる。外コイル20の一部は、内コイル18の上方に配置される。ハンダからなるチップ等のチップ22は、先端16において、コアワイヤ12上に形成することができる。外コイル20の一部は、ハンダからなるチップ22に対して連結されていてもよい。先端側ハブ24は、ハンダからなるチップ22近傍に配置される。
コアワイヤ12は、ニッケル−チタン合金、ステンレス鋼、ニッケル−チタン合金とステンレス鋼の複合材料で構成することができる。あるいは、コアワイヤ12は、金属、ポリマー、これらの組み合わせもしくはこれらの複合材料、または他の好適な材料で構成してもよい。コアワイヤ12は、先端方向へ向かってテーパ状をなしていてもよい。本実施例によれば、コアワイヤ12は、複数の先端側の部分を備えるか、あるいは、単一のほぼテーパ状をなす先端16を備えることができる。各先端側の部分は、外径が小さな部分を備えていてもよく、あるいは、個々の部分が、特定の部分の長さに沿ってそれぞれテーパ状をなしていてもよい。当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく、各部分および先端の代替の構成が多数存在することは理解されるであろう。
外コイル20の一部は、ハンダからなるチップ22内に埋設されていてもよい。埋設とは、内部に配置された状態、連結された状態、入り込んだ状態、差し込まれた状態、固定された状態等を指す。したがって、ハンダからなるチップ22は、コイル20をコアワイヤ12に対して固定することができる。あるいは、外コイル20が、コアワイヤ12に対して、ハンダからなるチップ22近傍においてハンダ付けされていてもよい。
先端側ハブ24は、コアワイヤ12に対して連結されており、ハンダからなるチップ22近傍に配置することができる。より詳細には、先端側ハブ24は、ハンダからなるチップ22と内コイル18との間に配置することができる。本実施例によれば、先端側ハブ24は、ハンダからなるチップ22と内コイル18との間の物理的な障壁として機能していてもよい。この物理的な障壁により、特に、溶融した、または部分的に溶融したハンダがコアワイヤ12に沿って移動するガイドワイヤ10の製造時において、内コイル18がハンダからなるチップ22内に埋め込まれた状態となることを防止することができる。先端側ハブ24は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)や他の好適な材料で構成することができる。
内コイル18は放射線不透過性を有していてもよい。放射線不透過性コイルは、医療処置中に、透過スクリーンまたは他の画像化技術において比較的明るい像を得ることができる。この比較的明るい像により、ガイドワイヤ10の使用者は、コアワイヤ12の先端16の位置を判断しやすくなる。放射線不透過性内コイル18は、金、プラチナ、タングステン合金、放射線不透過性充填剤が組み込まれたプラスチック材料等、多数の放射線不透過性材料を含むことができるが、放射線不透過性材料はこれらに限定されるものではない。ガイドワイヤ10は、例えばコアワイヤ12の基端14近傍において、さらに別の放射線不透過性マーカを備えていてもよい。あるいは、内コイル18が、複数の別個のコイルを備えていてもよい。これら複数のコイルは、全体としては、内コイル18と同じ一般的物理的特性を有する。
先端側ハブ24に加え、ガイドワイヤ10は、基端側ハブ26をさらに備えていてもよい。内コイル18は、コアワイヤ12に沿って、先端側ハブ24および基端側ハブ26の間を延びていてもよい。内コイル18は、コアワイヤ12に対して永久的に固定されない状態で先端側ハブ24および基端側ハブ26の間に配置することができ、したがって先端側ハブ24および基端側ハブ26の間に遊びをもって配置することができる。また、基端側ハブ26は、内コイル18がコアワイヤ12に対して基端側へ移動することを妨げることができる。内コイル18を、コアワイヤ12に対して永久的に固定されない状態で先端側ハブ24と基端側ハブ26との間に配置することにより、ガイドワイヤ10の可撓性を高めることができる。可撓性が高まることにより、医師がガイドワイヤ10に血管系内を進行させる能力を高めることができる。
図1に示される実施例の別例においては、コアワイヤ12、外コイル20、先端側ハブ24、基端側ハブ26、またはこれらの組み合わせに対して連結される部分を有する内コイル18を備える。内コイル18は、例えば、上述した要素の任意の一つに対して、一箇所において、ハンダ付けされていてもよい。これらの実施例によれば、内コイル18は、ガイドワイヤ10の全体的な可撓性の変化が最小限となるように固定される。
基端側ハブ26は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で構成することができる。あるいは、基端側ハブ26は、熱収縮管で構成されていてもよい。一実施例においては、基端側ハブ26は、上に列記した材料と同様の材料で構成されていてもよい。
内コイル18の寸法は、長さを例えば約0.1〜1.8インチ(約2.54mm〜4.572cm)とすることができ、同コイルは、例えば約0.0080〜0.0120インチ(約0.203〜0.305mm)の外径を形成することができる。内コイル18が複数のコイルからなる実施例においては、コイル間には間隙が設けられていてもよい。この間隙は、例えば約0.3〜0.8インチ(約7.62mm〜2.032cm)の固定された距離とすることができるが、間隙は変化していてもよい。上述した寸法は、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。内コイル18の寸法の変更は、本発明の範囲から逸脱することなく行うことができる。
外コイル20は、ハンダからなるチップ22からコアワイヤ12の長さに沿って基端側へ延びていてもよい。外コイル20は、コアワイヤ12の基端14に対してロウ付けすることができる。外コイル20は、ニッケル−チタン合金またはステンレス鋼で構成されていてもよい。あるいは、外コイル20は、上に列挙された材料と同様の材料で構成されていてもよい。また、外コイル20は、シリコーンからなる外側コーティングをさらに備えていてもよい。
少なくともいくつかの実施例においては、内コイル18および外コイル20が、異なる方向または反対方向に向かって、巻回されるか、他の方法でシャフト12の周囲に配置されるように、内コイル18および外コイル20を構成することが望ましい場合がある。この特徴は、図4において最もよく示されており、図4に関する説明において説明されている。
ガイドワイヤ10は、さらに別の特徴を備えることができる。例えば、ガイドワイヤ10は、1個以上の基端側マーカバンドを備えることができる。これらのマーカバンドは、コアワイヤ12の基端14近傍に配置することができる。また、コアワイヤ12の基端14において、(図4および図5に示されるように)延長リボンをガイドワイヤ10に対して連結するために使用することができるコネクタを配置することができる。
図2は、別例におけるガイドワイヤの先端の断面図である。ガイドワイヤ110は、ガイドワイヤ10にほぼ類似するが、内コイル118がコアワイヤ12に対して連結可能な基端128をさらに備える点が異なる。内コイル118を使用することにより、ガイドワイヤ10のような基端側ハブ(即ち基端側ハブ26)を省略することができる。あるいは、内コイル118を、基端側ハブ26とともに用いてもよい。
基端128は、多数の方法により、コアワイヤ12に対して連結することができる。例えば、基端128は、コアワイヤ12に対してハンダ付けされていてもよい。あるいは、基端28は、熱溶着、熱収縮管による連結、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)による結合、または内コイル118の基端128をコアワイヤ12に対して物理的に結合することを含む他の方法を用いて連結することができる。
基端128をコアワイヤ12に連結することにより、ガイドワイヤ110の可撓性に与える影響が最小となる。したがって、基端128は、起こりうる可撓性の変化を最小限とするように、一箇所においてコアワイヤ12に対してハンダ付けすることができる。
図3は、第2の別例におけるガイドワイヤの先端の断面図である。ガイドワイヤ210は、ガイドワイヤ110とほぼ類似するが、外コイル220がコアワイヤ12に対して連結可能な基端領域230をさらに備える点が異なる。別例においては、外コイル220は、内コイル18とともに、または基端側ハブ26とともに、あるいは本明細書に記載される任意の実施例とともに用いることができる。
基端領域230は、上述した方法を含む多数の方法により、コアワイヤ12に対して連結することができる。例えば、基端領域230は、コアワイヤ12に対してハンダ付けされていてもよい。さらには、基端領域230の連結は、コアワイヤ12に対してハンダ付けされた(または他の方法で連結された)内コイル118とは関係なく行ってもよい。
図4には、別例におけるガイドワイヤ310が示されている。ガイドワイヤ310は、形態および機能は本願に記載される他のガイドワイヤとほぼ同じであるが、以下に記載するいくつかの点において異なる。ガイドワイヤ310は、先端316を有するシャフト312を備える。シャフト312は、シャフト12について上述したのと同様に、金属、合金、ポリマー、およびこれらの組み合わせ等で構成することができる。例えば、シャフト312は、ニッケル−チタン合金で構成されていてもよい。少なくともいくつかの実施例においては、シャフト312は、先端316近傍において、図1のテーパ領域に類似する幅が狭くなった領域、即ちテーパ領域332を有する。シャフト312の太さがテーパ領域332近傍において細くなることにより、例えば、ガイドワイヤ310の先端側の可撓性を維持すること、またはこの可撓性を高めることができる。
ガイドワイヤ310は、本明細書に記載される他の構造または構造上の特徴を備えていてもよい。例えば、ガイドワイヤ310は、ハブ24に類似する基端側ハブを備えることができる。
少なくともいくつかの実施例においては、シャフト312は、ハンダからなる先端チップ22の基端側の位置において断ち切られるか、またはその他の方法で終端していてもよい。先端側シャフト、すなわちリボン334は、シャフト312の先端316に対して連結されて、シャフト312およびハンダからなるチップ22の間を延びていてもよい。リボン334は、複数の目的を果たすために設けられていてもよい。例えば、リボン334は、ステンレス鋼の薄片からなっていてもよく、比較的剛性の高いハンダからなるチップ22と比較的可撓性の高いシャフト312の先端316との間において、追加の構造的な支持を行っていてもよい。また、ニッケル−チタン合金からなる構造(例:シャフト312)とスズまたはスズ−インジウム系ハンダからなる構造(例:チップ22)との結合を向上させることが望ましい場合がある。本実施例によれば、リボン334は、シャフト312とチップ22との結合を高めるために用いることができる。例えば、リボン334は(例えば接着剤、溶接、ハンダ付け、巻縮、結束、機械的な結合等により)、一端がハンダからなるチップ22に対して連結可能であり、他端がシャフトの先端316に対して連結可能となるように、ステンレス鋼で構成することができる。
ガイドワイヤ310は、それぞれコイル18および20と形態および機能がほぼ同じである内コイル318および外コイル320も備えることができる。例えば、内コイル318は、放射線不透過性材料で構成され、またはコーティングされ、あるいは他の方法で放射線不透過性材料を含んでいてもよく、また、シャフトの先端316近傍に配置されていてもよい。先端側ハブ24は、上述した方法と同様に、内コイル318の先端近傍に配置することができる。
複数のカップリング、結合部、または連結部を用いて、内コイル318、外コイル320、シャフト312(および/またはリボン334)からなる様々な組合せを連結することができる。例えば、外コイル318と内コイル318を連結することが望ましい場合がある。あるいは、内コイル318をシャフト312に対して、または外コイル320をシャフト312に対して、またはこれら3個の部品全てを連結することが望ましい場合もある。連結のタイプも変更することができる。例えば、部品の様々な組合せを、接着剤、ハンダ付け、溶接、機械的な結合、またはその他の好適な手段により連結することができる。さらには、連結位置も変更することができる。例えば、外コイル320と内コイル318を内コイルの基端328近傍の位置において連結することが望ましい場合がある。しかしながら、部品の任意の組み合わせを連結するに望ましい位置は、外コイル320の基端領域330近傍、内コイル318および外コイル320の先端近傍、またはガイドワイヤ310の長さに沿った他のほぼ任意の好適な位置とすることができることは理解されるであろう。
少なくともいくつかの実施例においては、内コイル318および/または外コイル320のピッチを変更することが望ましい場合がある。例えば、外コイルが一つ以上のピッチが大きな領域336を備え、内コイル318が一つ以上のピッチが大きな領域338を備えていてもよい。内コイル318および外コイル320が連結されている実施例においては、コイル318,320をピッチが大きな領域336,338近傍において連結することが望ましい場合がある。この構成により、多数の望ましい特徴をガイドワイヤ310に組み込むことができる。例えば、ハンダ結合339がコイル318,320を連結するために用いられる場合には、結合個所近傍にピッチが大きな領域336,338が設けられていることにより、ハンダが結合個所から横方向へ拡張されたり、緩やかに捩られたりすることを減少させる、または防止することができる。この特徴は、ハンダの捩れにより剛性の高い、または概して可撓性の低い領域をガイドワイヤ310に形成することになるため望ましいが、ガイドワイヤ310に所望される可撓性にとっては妨げとなる場合がある。
また、内コイル318および/または外コイル320の巻回方向を変更することが望ましい場合もある。例えば、内コイル318は、外コイル320とは反対の方向に巻回されていてもよい。この特徴により、ガイドワイヤ310に多数の望ましい特徴を組み込むことができる。例えば、コイル318,320の巻回方向の向きによって、コイル318,320が絡まり合うことを減少させる、または防止することができる。コイル318,320が絡まり合うことを減少させる、またはなくすことにより、ガイドワイヤ310の形状、外形、および完全性の維持を補助することができる。
本明細書に記載される他のガイドワイヤと類似する別例のガイドワイヤ410が図5に示されている。ガイドワイヤ410は、シャフト312とほぼ同一のシャフト412を備え、先端416およびテーパ領域432を備える。ガイドワイヤ410はさらに、外コイル420も備える。実施例によっては、外コイル420は、プラチナや上述した任意の材料等の放射線不透過性材料で構成されていてもよい。あるいは、外コイル420は、上述した他の外コイルと同一か、あるいはこれらに類似するものであってもよい。
ガイドワイヤ410は、シャフト412およびハンダからなる先端チップ22間を延びるリボン334とほぼ同一のリボン434を備えていてもよい。リボン434およびシャフト412は、上述したように接着剤または機械的結合等により連結することができる。上記連結に加え、または上記連結に代えて、リボン434を、コネクタ440によりシャフト412に対して連結してもよい。コネクタ440は、リボン434およびシャフト412を連結するために好適な、様々な異なる構造を備えることができる。例えば、コネクタ440は、ステンレス鋼からなる皮下管(hypodermic tubing) を備えていてもよい。あるいは、コネクタを、インコネル(INCONEL) 625等のニッケル−クロム−鉄合金で構成してもよい。インコネル625は、ステンレス鋼およびニッケル−チタン合金の両方の溶接に好都合である。インコネル625は、米国カリフォルニア州グローバービーチ(Grover Beach)に所在するカリフォルニア・ファイン・ワイヤ・カンパニー(California Fine Wire Company)より入手可能である。本発明の精神から逸脱することなく、コネクタ440を本明細書に記載される他の適切なガイドワイヤの実施例に含むことができることは理解されるであろう。
少なくともいくつかの実施例においては、スリーブ442をシャフト412の少なくとも一部の上方に配置することができる。例えば、スリーブ442は、外コイル420の基端側に位置するテーパ領域432の一部の上方に配置することができる。本実施例によれば、スリーブは、約10〜45cm(例えば30cm)の範囲の長さを有することができるが、さらに長くてもよい。スリーブ442は、例えば接着剤等、ほぼ任意の好適な方法により、シャフト412に対して連結することができる。スリーブ442は、ポリウレタン等のポリマーや、上記に列挙した任意の他の好適な材料で構成することができる。あるいは、スリーブ442は、タングステンまたはタングステン合金等の放射線不透過性材料でドープしたポリマーで構成することができる。
上述したのと同様に、外コイル420、シャフト412、リボン434、コネクタ440、およびスリーブ442の任意の様々な組み合わせを連結するために、多数のカップリング、結合部、または連結部を用いることができる。また、連結のタイプおよび連結位置も、上述したように、変更することができる。また、ガイドワイヤ410は、他の実施例において説明された他の構造的な特徴、例えば本明細書に記載されたものと類似する内コイルやハブ24等の基端側ハブを備えることもできる。
本明細書に記載された発明の数々の効果については、前記説明に記載されている。しかしながら、本願に開示されている事項は、多くの点において、単に例示的なものであることは理解されるべきである。構成の詳細に変更を加えることは可能であり、特に、形状、寸法、工程の順序については、本発明の範囲を逸脱することなく、変更可能である。本発明の範囲は、当然ながら、請求項に記載された文言において定義される。
一実施例におけるガイドワイヤの先端チップの断面図。 別例におけるガイドワイヤの先端の断面図。 別例におけるガイドワイヤの先端の断面図。 別例におけるガイドワイヤの先端の断面図。 別例におけるガイドワイヤ先端の断面図。

Claims (28)

  1. 基端及び先端を有する長尺状シャフトと、
    前記シャフトの先端に配置されるチップと、
    前記シャフトの先端に対して連結され、基端および先端を有する放射線不透過性内コイルと、
    前記シャフトの長さに沿って配置され、基端および先端を有する外コイルと、
    前記シャフトに対して連結され、前記内コイルの先端近傍に配置される先端側ハブと
    を備え、前記先端側ハブがポリテトラフルオロエチレンからなるガイドワイヤ。
  2. 前記シャフトがステンレス鋼からなる請求項1に記載のガイドワイヤ。
  3. 前記シャフトがニッケル−チタン合金からなる請求項1に記載のガイドワイヤ。
  4. 前記シャフトがニッケル−チタン合金およびステンレス鋼の複合材料からなる請求項1に記載のガイドワイヤ。
  5. 前記内コイルがプラチナからなる請求項1に記載のガイドワイヤ。
  6. 前記内コイルが金からなる請求項1に記載のガイドワイヤ。
  7. 前記内コイルがタングステン合金からなる請求項1に記載のガイドワイヤ。
  8. 前記外コイルがステンレス鋼からなる請求項1に記載のガイドワイヤ。
  9. 前記外コイルがニッケル−チタン合金からなる請求項1に記載のガイドワイヤ。
  10. 前記外コイルの先端が前記チップに対して連結される請求項1に記載のガイドワイヤ。
  11. 前記内コイルの基端が前記シャフトに対して連結される請求項1に記載のガイドワイヤ。
  12. 前記外コイルが前記シャフトに対して連結される基端部分をさらに備える請求項1に記載のガイドワイヤ。
  13. 前記シャフトに対して連結される基端側ハブをさらに備える請求項1に記載のガイドワイヤ。
  14. 前記基端側ハブがポリテトラフルオロエチレンからなる請求項13に記載のガイドワイヤ。
  15. 前記基端側ハブが、内コイルのシャフトに対する基端側への移動を妨げる請求項13に記載のガイドワイヤ。
  16. 前記シャフトに対して連結され、前記シャフトおよびチップ間を延びるリボンをさらに備える請求項1に記載のガイドワイヤ。
  17. 前記シャフトおよびリボンの結合部分近傍に配置されるコネクタをさらに備える請求項16に記載のガイドワイヤ。
  18. 前記外コイルが前記シャフトの周囲において第1の方向に巻回され、前記内コイルが前記シャフトの周囲において第2の方向に巻回され、前記第1の方向は、前記第2の方向とはほぼ反対方向である、請求項1に記載のガイドワイヤ。
  19. 前記内コイルが前記外コイルに対して連結される請求項1に記載のガイドワイヤ。
  20. 前記外コイルが第1のピッチが大きな領域を備え、この第1のピッチが大きな領域近傍において、前記内コイルおよび外コイルが連結される請求項19に記載のガイドワイヤ。
  21. 前記内コイルが第2のピッチが大きな領域を備え、この第2のピッチが大きな領域近傍において、前記内コイルおよび外コイルが連結される請求項20に記載のガイドワイヤ。
  22. 前記先端側ハブがハンダからなるチップで構成される請求項1に記載のガイドワイヤ。
  23. 前記外コイルが、第1のピッチを有する第1の領域と、前記第1のピッチよりも大きな第2のピッチを有するとともに前記第1の領域の先端側に位置する第2の領域とを有する請求項1に記載のガイドワイヤ。
  24. 前記内コイルが前記外コイルに対してハンダ付けされる請求項19に記載のガイドワイヤ。
  25. 前記内コイルが、その基端領域において、前記外コイルに対して連結される請求項19に記載のガイドワイヤ。
  26. 前記外コイルの先端が、前記内コイルの先端の先端側に位置する請求項1に記載のガイドワイヤ。
  27. 前記シャフトに対して連結され、前記内コイルの基端近傍に配置される基端側ハブをさらに備える請求項1に記載のガイドワイヤ。
  28. 前記チップがハンダからなるチップである請求項1に記載のガイドワイヤ。
JP2004565433A 2002-12-23 2003-12-11 ガイドワイヤのチップ構造 Expired - Fee Related JP4593288B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/328,371 US7077811B2 (en) 2002-12-23 2002-12-23 Guidewire tip construction
PCT/US2003/039688 WO2004060462A2 (en) 2002-12-23 2003-12-11 Dual coil guidewire with radiopaque distal tip

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006511304A JP2006511304A (ja) 2006-04-06
JP4593288B2 true JP4593288B2 (ja) 2010-12-08

Family

ID=32594448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004565433A Expired - Fee Related JP4593288B2 (ja) 2002-12-23 2003-12-11 ガイドワイヤのチップ構造

Country Status (6)

Country Link
US (2) US7077811B2 (ja)
EP (1) EP1578470B1 (ja)
JP (1) JP4593288B2 (ja)
AU (1) AU2003297014A1 (ja)
CA (1) CA2511536C (ja)
WO (1) WO2004060462A2 (ja)

Families Citing this family (59)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7153277B2 (en) * 2002-12-03 2006-12-26 Scimed Life Systems, Inc. Composite medical device with markers
US7077811B2 (en) * 2002-12-23 2006-07-18 Scimed Life Systems, Inc. Guidewire tip construction
US8377035B2 (en) 2003-01-17 2013-02-19 Boston Scientific Scimed, Inc. Unbalanced reinforcement members for medical device
JP4677205B2 (ja) * 2003-07-17 2011-04-27 テルモ株式会社 ガイドワイヤ
US7785273B2 (en) * 2003-09-22 2010-08-31 Boston Scientific Scimed, Inc. Guidewire with reinforcing member
US20070083132A1 (en) * 2005-10-11 2007-04-12 Sharrow James S Medical device coil
US8152742B2 (en) * 2006-05-01 2012-04-10 Boston Scientific Scimed, Inc. Crossing guide wire with corrugated shaping ribbon
JP5148936B2 (ja) * 2006-12-28 2013-02-20 テルモ株式会社 ガイドワイヤ
US7841994B2 (en) * 2007-11-02 2010-11-30 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical device for crossing an occlusion in a vessel
WO2009119386A1 (ja) * 2008-03-27 2009-10-01 テルモ株式会社 ガイドワイヤ
US11406791B2 (en) 2009-04-03 2022-08-09 Scientia Vascular, Inc. Micro-fabricated guidewire devices having varying diameters
JP4993632B2 (ja) * 2009-06-16 2012-08-08 朝日インテック株式会社 医療用ガイドワイヤ
JP5013547B2 (ja) * 2009-06-16 2012-08-29 朝日インテック株式会社 医療用ガイドワイヤ
JP4863321B2 (ja) * 2009-06-16 2012-01-25 朝日インテック株式会社 医療用ガイドワイヤ
CN102107040B (zh) * 2009-12-25 2013-05-01 朝日英达科株式会社 导线
JP5004256B2 (ja) * 2009-12-25 2012-08-22 朝日インテック株式会社 医療用ガイドワイヤ
JP5142229B2 (ja) * 2009-12-25 2013-02-13 朝日インテック株式会社 ガイドワイヤ
JP4889062B2 (ja) * 2010-02-19 2012-02-29 朝日インテック株式会社 ガイドワイヤ
JP5392783B2 (ja) * 2010-06-11 2014-01-22 朝日インテック株式会社 医療用ガイドワイヤ
JP5229830B2 (ja) * 2010-06-25 2013-07-03 朝日インテック株式会社 医療用ガイドワイヤ
JP5246884B2 (ja) 2010-08-10 2013-07-24 朝日インテック株式会社 ガイドワイヤ
JP5424499B2 (ja) * 2011-04-18 2014-02-26 朝日インテック株式会社 医療用ガイドワイヤ
US9072874B2 (en) * 2011-05-13 2015-07-07 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical devices with a heat transfer region and a heat sink region and methods for manufacturing medical devices
JP5392792B2 (ja) * 2011-06-06 2014-01-22 朝日インテック株式会社 ガイドワイヤ
JP5382881B2 (ja) * 2011-06-15 2014-01-08 朝日インテック株式会社 ガイドワイヤ
JP5370974B2 (ja) * 2011-12-16 2013-12-18 朝日インテック株式会社 医療用ガイドワイヤ
WO2013136581A1 (ja) * 2012-03-16 2013-09-19 テルモ株式会社 ガイドワイヤ
JP5652884B2 (ja) * 2012-07-27 2015-01-14 朝日インテック株式会社 ガイドワイヤ
US9968762B2 (en) * 2012-08-08 2018-05-15 Cook Medical Technologies Llc Wire guide with multiple tips
JP2014100300A (ja) * 2012-11-20 2014-06-05 Asahi Intecc Co Ltd ガイドワイヤ
JP2015159865A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 朝日インテック株式会社 ガイドワイヤ
WO2016028486A1 (en) * 2014-08-21 2016-02-25 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical device with support member
WO2016047363A1 (ja) * 2014-09-25 2016-03-31 テルモ株式会社 ガイドワイヤ
JP6313183B2 (ja) * 2014-10-09 2018-04-18 朝日インテック株式会社 ガイドワイヤ
JP5948535B1 (ja) * 2015-05-29 2016-07-06 株式会社エフエムディ 医療用ガイドワイヤ
JP6515012B2 (ja) * 2015-10-22 2019-05-15 朝日インテック株式会社 ガイドワイヤ
US11511085B2 (en) 2015-11-18 2022-11-29 Heraeus Deutschland GmbH & Co. KG Torque coil and method
JP6813243B2 (ja) * 2016-05-27 2021-01-13 朝日インテック株式会社 ガイドワイヤ
US9918705B2 (en) 2016-07-07 2018-03-20 Brian Giles Medical devices with distal control
US10391274B2 (en) 2016-07-07 2019-08-27 Brian Giles Medical device with distal torque control
US11207502B2 (en) 2016-07-18 2021-12-28 Scientia Vascular, Llc Guidewire devices having shapeable tips and bypass cuts
US11052228B2 (en) 2016-07-18 2021-07-06 Scientia Vascular, Llc Guidewire devices having shapeable tips and bypass cuts
JP2017070803A (ja) * 2016-12-15 2017-04-13 朝日インテック株式会社 ガイドワイヤ
US11452541B2 (en) 2016-12-22 2022-09-27 Scientia Vascular, Inc. Intravascular device having a selectively deflectable tip
US10610308B2 (en) * 2017-02-01 2020-04-07 Acclarent, Inc. Navigation guidewire with interlocked coils
JP6281731B1 (ja) * 2017-05-11 2018-02-21 株式会社エフエムディ 医療用ガイドワイヤ
JP2020521552A (ja) 2017-05-26 2020-07-27 サイエンティア・バスキュラー・エルエルシー 非らせんカット配列を有する微細加工医療デバイス
JP6421885B1 (ja) * 2018-01-11 2018-11-14 株式会社エフエムディ 医療用ガイドワイヤ
US11305095B2 (en) 2018-02-22 2022-04-19 Scientia Vascular, Llc Microfabricated catheter having an intermediate preferred bending section
JP7050920B2 (ja) 2018-06-29 2022-04-08 朝日インテック株式会社 ガイドワイヤ
CN112351808B (zh) 2018-07-19 2023-08-04 朝日英达科株式会社 导丝
JP7137396B2 (ja) * 2018-08-08 2022-09-14 株式会社ヨコオ ガイドワイヤ
US12011555B2 (en) 2019-01-15 2024-06-18 Scientia Vascular, Inc. Guidewire with core centering mechanism
US11285299B2 (en) * 2019-10-31 2022-03-29 Abbott Cardiovascular Systems Inc. Mold for forming solder distal tip for guidewire
US11904117B2 (en) * 2019-10-31 2024-02-20 Abbott Cardiovascular Systems Inc. Guidewire having radiopaque inner coil
US11911051B2 (en) 2019-10-31 2024-02-27 Abbott Cardiovascular Systems Inc. Dimpled joint for guidewire
US11684759B2 (en) 2020-01-22 2023-06-27 Abbott Cardiovascular Systems Inc. Guidewire having varying diameters and method of making
US20210228845A1 (en) * 2020-01-23 2021-07-29 Scientia Vascular, Llc Guidewire having enlarged, micro-fabricated distal section
WO2024116318A1 (ja) * 2022-11-30 2024-06-06 朝日インテック株式会社 医療デバイス

Family Cites Families (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4538622A (en) * 1983-11-10 1985-09-03 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Guide wire for catheters
US4763647A (en) 1987-01-06 1988-08-16 C. R. Bard, Inc. Dual coil steerable guidewire
US4811743A (en) * 1987-04-21 1989-03-14 Cordis Corporation Catheter guidewire
US5067489A (en) * 1988-08-16 1991-11-26 Flexmedics Corporation Flexible guide with safety tip
US4922924A (en) * 1989-04-27 1990-05-08 C. R. Bard, Inc. Catheter guidewire with varying radiopacity
US5063935A (en) * 1989-04-27 1991-11-12 C. R. Bard, Inc. Catheter guidewire with varying radiopacity
US5144959A (en) * 1989-08-15 1992-09-08 C. R. Bard, Inc. Catheter guidewire with varying radiopacity
US5345945A (en) * 1990-08-29 1994-09-13 Baxter International Inc. Dual coil guidewire with radiopaque distal tip
WO1992004072A1 (en) 1990-08-29 1992-03-19 Baxter International Inc. Dual coil guidewire with radiopaque distal tip
US5211636A (en) * 1990-10-31 1993-05-18 Lake Region Manufacturing Co., Inc. Steerable infusion guide wire
CA2057799C (en) * 1990-12-18 1999-02-02 Robert M. Abrams Superelastic guiding member
US5228453A (en) * 1991-05-07 1993-07-20 Target Therapeutics, Inc. Catheter guide wire
US5605162A (en) * 1991-10-15 1997-02-25 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Method for using a variable stiffness guidewire
US5253653A (en) * 1991-10-31 1993-10-19 Boston Scientific Corp. Fluoroscopically viewable guidewire for catheters
EP0940123B1 (en) * 1992-02-21 2004-04-07 Boston Scientific Limited Ultrasound imaging guidewire
JP2589666Y2 (ja) * 1992-08-26 1999-02-03 株式会社パイオラックス 医療用のガイドワイヤ
JPH06178811A (ja) * 1992-12-14 1994-06-28 Asahi Intetsuku Kk 医療用ガイドワイヤ
US5772609A (en) * 1993-05-11 1998-06-30 Target Therapeutics, Inc. Guidewire with variable flexibility due to polymeric coatings
EP0625358B1 (de) * 1993-05-19 1996-07-10 Schneider (Europe) Ag Führungsdraht
US5720300A (en) * 1993-11-10 1998-02-24 C. R. Bard, Inc. High performance wires for use in medical devices and alloys therefor
US6673025B1 (en) * 1993-12-01 2004-01-06 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Polymer coated guidewire
US5488959A (en) * 1993-12-27 1996-02-06 Cordis Corporation Medical guidewire and welding process
US6139510A (en) * 1994-05-11 2000-10-31 Target Therapeutics Inc. Super elastic alloy guidewire
US5666969A (en) * 1994-05-18 1997-09-16 Scimed Life Systems, Inc. Guidewire having multiple radioscopic coils
US5498250A (en) * 1994-05-18 1996-03-12 Scimed Life Systems, Inc. Catheter guide wire with multiple radiopacity
JPH08173547A (ja) * 1994-12-22 1996-07-09 Piolax Inc 医療用ガイドワイヤ
US5797856A (en) * 1995-01-05 1998-08-25 Cardiometrics, Inc. Intravascular guide wire and method
US5683449A (en) * 1995-02-24 1997-11-04 Marcade; Jean Paul Modular bifurcated intraluminal grafts and methods for delivering and assembling same
DE69517501T2 (de) * 1995-03-02 2001-03-08 Schneider (Europe) Gmbh, Buelach Verfahren zur Herstellung eines Führungsdrahtes
JPH08317989A (ja) * 1995-05-24 1996-12-03 Piolax Inc 医療用ガイドワイヤ
ATE173170T1 (de) * 1995-05-26 1998-11-15 Target Therapeutics Inc Super-elastischer führungsdraht aus verbundstoff
US5551444A (en) * 1995-05-31 1996-09-03 Radius Medical Technologies, Inc. Flexible guidewire with radiopaque outer coil and non-radiopaque inner coil
US5697380A (en) * 1996-01-11 1997-12-16 Intella Interventional Systems, Inc. Guide wire having distal extremity with adjustable support characteristic and method
US6039699A (en) * 1996-01-22 2000-03-21 Cordis Corporation Stiff catheter guidewire with flexible distal portion
US6068623A (en) * 1997-03-06 2000-05-30 Percusurge, Inc. Hollow medical wires and methods of constructing same
WO1998018516A1 (en) 1996-10-30 1998-05-07 C.R. Bard, Inc. Vascular guidewire with axisymmetric steering and spring forming elements
US6190332B1 (en) * 1998-02-19 2001-02-20 Percusurge, Inc. Core wire with shapeable tip
US6355016B1 (en) * 1997-03-06 2002-03-12 Medtronic Percusurge, Inc. Catheter core wire
NL1006254C2 (nl) 1997-06-06 1998-12-08 Cordis Europ Met MRI-verenigbare geleidingsdraad.
US6183420B1 (en) * 1997-06-20 2001-02-06 Medtronic Ave, Inc. Variable stiffness angioplasty guide wire
US6113557A (en) * 1997-06-20 2000-09-05 Medtronic Ave, Inc. Variable stiffness angioplasty guide wire
US6241690B1 (en) * 1998-05-26 2001-06-05 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Guidewire having exchangeable inner member
US6387060B1 (en) * 1998-06-17 2002-05-14 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Composite radiopaque intracorporeal product
ATE479464T1 (de) * 1998-12-01 2010-09-15 Abbott Cardiovascular Systems Führungsdraht mit einer linearen änderung der steifigkeit
US6620114B2 (en) * 2000-10-05 2003-09-16 Scimed Life Systems, Inc. Guidewire having a marker segment for length assessment
EP1432467B1 (en) * 2001-10-05 2005-12-14 Boston Scientific Limited Composite guidewire
US6918882B2 (en) * 2001-10-05 2005-07-19 Scimed Life Systems, Inc. Guidewire with stiffness blending connection
US20040064069A1 (en) * 2002-09-30 2004-04-01 Reynolds Brian R. Medical device with support member
US7077811B2 (en) * 2002-12-23 2006-07-18 Scimed Life Systems, Inc. Guidewire tip construction

Also Published As

Publication number Publication date
WO2004060462A3 (en) 2004-09-30
EP1578470B1 (en) 2013-06-05
AU2003297014A8 (en) 2004-07-29
US7998088B2 (en) 2011-08-16
US20060235337A1 (en) 2006-10-19
WO2004060462A2 (en) 2004-07-22
AU2003297014A1 (en) 2004-07-29
CA2511536A1 (en) 2004-07-22
US20040122340A1 (en) 2004-06-24
JP2006511304A (ja) 2006-04-06
EP1578470A2 (en) 2005-09-28
US7077811B2 (en) 2006-07-18
CA2511536C (en) 2011-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4593288B2 (ja) ガイドワイヤのチップ構造
JP4939754B2 (ja) マーカを備えた複合医療器具
US8083689B2 (en) Distal protection guidewire with nitinol core
US5267574A (en) Guidewire with spring and a heat shrinkable connection
US6694595B1 (en) Method of making a guidewire core
JP4808611B2 (ja) 長尺状体内医療器具
US6139511A (en) Guidewire with variable coil configuration
JP3723451B2 (ja) 放射線不透過性複合身体内器具
US5682894A (en) Guide wire
US5666969A (en) Guidewire having multiple radioscopic coils
US5762615A (en) Guideware having a distal tip with variable flexibility
US5865768A (en) Guide wire
US20080262474A1 (en) Medical device
US20120065623A1 (en) Guide wire with soldered multilayer coil member
JP2006509591A5 (ja)
JP2004516049A (ja) 長さ評価のためのマーカー区分を有するガイドワイヤ
EP1651302A2 (en) Guide wire with stranded tip
JP3380691B2 (ja) ガイドワイヤ
US6740050B2 (en) Intracorporeal member with improved transition section
JP2020022648A (ja) ガイドワイヤ
JP3683237B2 (ja) ガイドワイヤ
JP3683236B2 (ja) ガイドワイヤ
JP2004065794A (ja) ガイドワイヤ
JP4288048B2 (ja) ガイドワイヤ
JP2006150146A (ja) ガイドワイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100217

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100915

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4593288

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees