JP6813243B2 - ガイドワイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、血管、尿管等の体内管腔へのカテーテルの挿入及び血管の動脈瘤形成部への体内留置具の挿入の際に使用されるガイドワイヤに関する。
血管、尿管等の体内管腔へのカテーテルの挿入及び血管の動脈瘤形成部への体内留置具の挿入の際に使用されるガイドワイヤは、一般に、コアシャフトと、そのコアシャフトの先端部を覆うコイル体と、コアシャフトの先端とコイル体の先端とを接合する先端接合部とを備えている。
例えば、特許文献1には、コア部材1(コアシャフトに相当)と、そのコア部材1の先端部を覆うコイル状部材2(コイル体に相当)と、コア部材1の先端とコイル状部材2の先端とを接合する先端チップ3(先端接合部に相当)とを備えたガイドワイヤが記載されている(図1等参照)。
ガイドワイヤは、一般に、コイル体の内腔にコアシャフトを挿入し、コイル体とコアシャフトとをロウ材等の接合部材で接合することによって製造される。しかしながら、コイル体の先端とコアシャフトの先端とを接合する際には、ロウ材等の接合部材がコアシャフトの先端から基端側に流れ込み、その流れ込み量を制御することが困難であり、結果的にコイル体の先端とコアシャフトの先端とを接合した先端接合部の長さを制御することが困難であった。
先端接合部の長さは、ガイドワイヤの性能上非常に重要な要素であり、例えば、先端接合部の長さが短い場合には、コアシャフトとコイル体との接合強度が不足し、手技中にコアシャフトとコイル体とが外れてしまい、最悪の場合には、ガイドワイヤの先端が患者の体内に残留する危険性があった。
一方、先端接合部の長さが長い場合には、ガイドワイヤの先端柔軟性が損なわれ、手技中にガイドワイヤの先端が血管を穿孔する可能性があった。
特開平9−182799号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、コイル体の先端とコアシャフトの先端とを接合する際のロウ材等の接合部材のコアシャフトへの流れ込み量を制御して、コアシャフトとコイル体との接合強度と、ガイドワイヤの先端柔軟性とを確保したガイドワイヤを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の第1の態様は、コアシャフトと、そのコアシャフトの外周を覆うコイル体と、前記コアシャフトの先端と前記コイル体の先端とを接合する接合部とを備えたガイドワイヤにおいて、前記コアシャフトは、前記接合部の基端において放射方向に突出する凸部と、前記凸部より先端側に軸方向に延びる先端部と、を備え、前記凸部は、前記コアシャフトを屈曲させて、前記コアシャフトと一体的に形成されており、前記凸部において、前記先端側を向く面は前記接合部に接していることを特徴とする。
さらに、本発明の第の態様は、第の態様の発明において、前記凸部は、前記コアシャフトを螺旋状に湾曲させて形成されていることを特徴とする。
本発明の第1の態様のガイドワイヤによれば、コアシャフトと、そのコアシャフトの外周を覆うコイル体と、コアシャフトの先端とコイル体の先端とを接合する接合部とを備えたものを対象として、コアシャフトは、接合部の基端において、放射方向に突出する凸部と、凸部より先端側に軸方向に延びる先端部と、を備え、凸部は、コアシャフトを屈曲させて、コアシャフトと一体的に形成されており、凸部において、先端側を向く面は前記接合部に接している。従って、コイル体の先端とコアシャフトの先端とを接合する際に、ロウ材等の接合部材のコアシャフトへの流れ込み量が制御され、コアシャフトとコイル体との接合強度を確保することができるとともに、ガイドワイヤの先端柔軟性を確保することができる。
また、凸部は、コアシャフトを屈曲させてコアシャフトと一体的に形成されているため、突起部を簡単に形成することが出来る。
さらに、第の態様のガイドワイヤによれば、第の態様のガイドワイヤにおいて、凸部は、コアシャフトを螺旋状に湾曲させて形成されているので、突起部を簡単に形成することができるとともに、ロウ材等の接合部材のコアシャフトへの流れ込み量をより確実に制御することができる。
本発明の第1実施形態のガイドワイヤの側断面図である。 第1実施形態のガイドワイヤに使用されるコアシャフトの正面図である。 第2実施形態のガイドワイヤの側断面図である。 第2実施形態のガイドワイヤに使用されるコアシャフトの正面図である。 第3実施形態のガイドワイヤの側断面図である。 第4実施形態のガイドワイヤに使用されるコアシャフトの正面図である。
以下、上述した本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態のガイドワイヤの側断面図であり、図2は、第1実施形態のガイドワイヤに使用されるコアシャフトの正面図である。
図1において、ガイドワイヤ1は、コアシャフト3と、そのコアシャフト3の先端部に固着されたコイル体5と、そのコイル体5の先端とコアシャフト3の先端とを接合する先端接合部13(本発明の「接合部」に相当)と、コイル体5の基端とコアシャフト3とを接合する基端接合部17と、先端接合部13と基端接合部17との間でコイル体5とコアシャフト3とを接合する中間接合部15とを備えている。
コアシャフト3は、基端から先端側に向って先細りとなる丸棒形状であり、先端から円筒状の第1先端部11a、後述する突起部7(本発明の凸部に相当)、第2先端部11b、第3テーパ部11c、第4円筒部11d、第5テーパ部11e及び第6円筒部11fを備えている。
本実施形態のコアシャフト3は、先端接合部13の基端面において、コアシャフト3の長手方向に直行する方向に放射状に突出する円盤上の突起部7を備えている(図2参照)。本実施形態の突起部7は、その外径がコイル体5の内径よりも小さく、突起部7とコイル体5との間には空隙が形成されている。
突起部7は、後述するように、ガイドワイヤの製造工程において、先端接合部13を構成するロウ材の流れこみを防止し、先端接合部13の長さを規制するものである。本実施形態の突起部7は、その外径がコイル体5の内径よりも小さく、突起部7とコイル体5との間に空隙を形成しているが、本実施形態において、その空隙からロウ材が漏れ出すことはなく、突起部7と空隙におけるロウ材の表面張力によって先端接合部13の長さが規制される。
なお、コアシャフト3の材料は特に限定されるものではないが、本実施形態では、ステンレス鋼が使用されており、その他Ni−Ti合金等の超弾性合金を使用することも可能である。
コイル体5は、一本の金属素線19をコアシャフト3の周りに螺旋状に巻回することにより中空円筒形状に形成されている。コイル体5の材料も特に限定されるものではないが、本実施形態では、ステンレス鋼が使用されており、その他タングステンを使用することも可能である。
なお、本実施形態では、コイル体5は、一本の金属素線19をコアシャフト3の周りに螺旋状に巻回することにより中空円筒形状に形成されているが、コイル体5は、複数の金属素線をコアシャフトの周りに螺旋状に巻回することにより中空円筒形状に形成しても良いし、複数の金属素線を撚って形成された1本の撚線をコアシャフトの周りに螺旋状に巻回することにより中空円筒形状に形成しても良いし、複数の金属素線を撚って形成された撚線を複数本コアシャフトの周りに螺旋状に巻回することにより中空円筒形状に形成しても良い。
また、本実施形態のコイル体5は、一本の金属素線19をコアシャフト3の周りに螺旋状に巻回することにより中空円筒形状に形成されているが、本発明は、ロウ材等の接合部材がコアシャフトに沿って流れ込み易い場合のコイル体に効果が顕著に現れる。
すなわち、本発明は、複数の金属素線を撚って形成された撚線を複数本コアシャフトの周りに螺旋状に巻回することにより中空円筒形状に形成したコイル体の場合に効果が顕著である。この点は、後述する第2実施形態乃至第4実施形態において同様である。
先端接合部13は、ガイドワイヤ1の先端を構成し、略半球形状をなしており、先端接合部13の基端部の外径はコイル体5の外径と略同一となっている。先端接合部13の材料も、特に限定されるものではないが、本実施形態では、Ag−Sn系ロウ材が使用されており、その他Au−Sn系ロウ材を使用することも可能である。
基端接合部17は、その基端部の外径がコイル体5の外径と略同一となっている。基端接合部17の材料も、特に限定されるものではないが、本実施形態では、Ag−Sn系ロウ材が使用されており、その他Au−Sn系ロウ材を使用することも可能である。
中間接合部15も、その外径がコイル体5の外径と略同一となっている。基端接合部15の材料も、特に限定されるものではないが、本実施形態では、Ag−Sn系ロウ材が使用されており、その他Au−Sn系ロウ材を使用することも可能である。
本実施形態のガイドワイヤ1によれば、コアシャフト3と、そのコアシャフト3の外周を覆うコイル体5と、コアシャフト3の先端とコイル体5の先端とを接合する先端接合部13とを備え、コアシャフト3は、先端接合部13の基端において、放射方向に突出する円盤状の突起部7を備えているので、コイル体5の先端とコアシャフト3の先端とを接合する際に、ロウ材等の接合部材のコアシャフト3への流れ込み量が制御され、コアシャフト3とコイル体5との接合強度を確保することができるとともに、ガイドワイヤ1の先端柔軟性を確保することができる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態を説明するが、第1実施形態と共通する部分については説明を省略し、図中では同じ符号を付することとする。
図3は、第2実施形態のガイドワイヤの側断面図であり、図4は、第2実施形態のガイドワイヤに使用されるコアシャフトの正面図である。
図3において、ガイドワイヤ21は、コアシャフト23と、そのコアシャフト23の先端部に固着されたコイル体5と、そのコイル体5の先端とコアシャフト23の先端とを接合する先端接合部13と、コイル体5の基端とコアシャフト23とを接合する基端接合部17と、先端接合部13と基端接合部17との間でコイル体5とコアシャフト23とを接合する中間接合部15とを備えている。
コアシャフト23は、基端から先端側に向って先細りとなる丸棒形状であり、先端から第1先端部31a、後述する突起部27(本発明の凸部に相当)、第2先端部31b、第3テーパ部31c、第4円筒部31d、第5テーパ部31e及び第6円筒部31fを備えている。
本実施形態のコアシャフト23は、先端接合部13の基端面において、コアシャフト23の長手方向に直行する方向に放射状に突出する円盤上の突起部27を備えている(図4参照)。本実施形態の突起部27は、その外径がコイル体5の内径よりも大きく形成されている。
突起部27は、第1実施形態の突起部7と同様、ガイドワイヤの製造工程において、先端接合部13を構成するロウ材のコアシャフト23基端側への流れこみを防止し、先端接合部13の長さを規制するものである。本実施形態の突起部27は、その外径がコイル体5の内径よりも大きいので、突起部27自体によってロウ材の流れ込みを防止し、先端接合部13の長さが規制される。
なお、コアシャフト23の材料は特に限定されるものではないが、本実施形態では、ステンレス鋼が使用されており、その他Ni−Ti合金等の超弾性合金を使用することも可能である。
本実施形態のガイドワイヤ21によれば、コアシャフト23と、そのコアシャフト23の外周を覆うコイル体5と、コアシャフト23の先端とコイル体5の先端とを接合する先端接合部13とを備え、突起部27は、コイル体5の内径を超えて放射方向に突出しているので、コイル体5の先端とコアシャフト23の先端とを接合する際に、ロウ材等の接合部材のコアシャフト23への流れ込み量が確実に制御され、コアシャフト23とコイル体5との接合強度をさらに確保することができるとともに、ガイドワイヤ21の先端柔軟性を確保することができる。
(第3実施形態)
以下、第3実施形態を説明するが、第1実施形態と共通する部分については説明を省略し、図中では同じ符号を付することとする。
図5は、第3実施形態のガイドワイヤの側断面図である。
図5において、ガイドワイヤ41は、コアシャフト43と、そのコアシャフト43の先端部に固着されたコイル体5と、そのコイル体5の先端とコアシャフト43の先端とを接合する先端接合部13と、コイル体5の基端とコアシャフト43とを接合する基端接合部17と、先端接合部13と基端接合部17との間でコイル体5とコアシャフト43とを接合する中間接合部15とを備えている。
コアシャフト43は、基端から先端側に向って先細りとなる丸棒形状であり、先端から第1先端部51a、後述する突起部47(本発明の凸部に相当)、第2先端部51b、第3テーパ部51c、第4円筒部51d、第5テーパ部51e及び第6円筒部51fを備えている。
本実施形態のコアシャフト43は、先端接合部13の基端面において、コアシャフト43の長手方向に直行する方向に屈曲する先端屈曲部47aと、コアシャフト43の長手方向に直行し、先端屈曲部とは反対方向に屈曲する基端屈曲部47bとを備えている。本実施形態の突起部47は、先端屈曲部47a及び基端屈曲部47bがコイル体5内面との間に空隙が形成されるようになっている。
突起部47は、第1実施形態の突起部7及び第2実施形態の突起部27と同様、ガイドワイヤの製造工程において、先端接合部13を構成するロウ材のコアシャフト43基端側への流れこみを防止し、先端接合部13の長さを規制するものである。本実施形態の突起部47は、コアシャフト43の先端自体を屈曲して形成しているので、突起部47を簡単に形成することができる。
なお、コアシャフト43の材料は特に限定されるものではないが、本実施形態では、ステンレス鋼が使用されており、その他Ni−Ti合金等の超弾性合金を使用することも可能である。
本実施形態のガイドワイヤ41によれば、コアシャフト43と、そのコアシャフト43の外周を覆うコイル体5と、コアシャフト43の先端とコイル体5の先端とを接合する先端接合部13とを備え、突起部47は、コアシャフト43と一体的に形成されているので、突起部47を簡単に形成することができ、先端接合部13を構成するロウ材のコアシャフト43基端側への流れこみを防止し、先端接合部13の長さを規制することを簡単に実現することができる。
(第4実施形態)
以下、第4実施形態を説明するが、第3実施形態と共通する部分については説明を省略し、図中では同じ符号を付することとする。
図6は、第4実施形態のガイドワイヤに使用されるコアシャフトの正面図である。
図5における突起部47は、コアシャフト43の長手方向に直行する方向に屈曲する先端屈曲部47aと、コアシャフト43の長手方向に直行し、先端屈曲部47aとは反対方向に屈曲する基端屈曲部47bとを備えていたが、図6における突起部57は、コアシャフト43の長手方向に直行する方向に突出しながら、コアシャフト43の長手方向に螺旋状に巻回されている。
本実施形態の突起部57においても、第3実施形態の突起部47と同様、ガイドワイヤの製造工程において、先端接合部13を構成するロウ材のコアシャフト43基端側への流れこみを防止し、先端接合部13の長さを規制するものである。本実施形態の突起部57も、コアシャフト43の先端自体を変形して形成されているので、突起部57を簡単に形成することができ、先端接合部13を構成するロウ材のコアシャフト43基端側への流れこみをより確実に防止し、先端接合部13の長さをより確実に規制するものである。
以上、本発明の各種実施形態のガイドワイヤについて説明してきたが、本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更して実施することが可能である。
例えば、上述した実施形態では、突起部は、コアシャフトと一体的に形成されているものとして記載したが、突起部は、必ずしもコアシャフトと一体的に形成されていなくても良い。しかしながら、突起部はコアシャフトと一体的に形成させた方が、溶融した高温のロウ材の流れ込みをより確実に防止することができる。
また、上述した実施形態では、コアシャフト及び突起部は断面円形であるとして説明したが、必ずしも断面円形である必要はなく、断面楕円形状、断面多角形状、断面矩形状、断面三角形状であってもよいし、対称性を考慮すれば、断面円形以外では、断面正多角形状であることが望ましい。
また、上述した実施形態においては、突起部の材料は、金属として記載したが、、溶融した高温のロウ材に耐えうるものであれば、樹脂等の非金属材料で構成しても良い。
さらに、上述した実施形態においては、先端接合部の材料をAg−Sn系ロウ材またはAu−Sn系ロウ材としたが、コアシャフトとコイル体との接合強度を満たすものであれば、接着剤を使用することも可能である。
1,21,41・・・ガイドワイヤ
5・・・コイル体
7,27,47,57・・・突起部
13・・・先端接合部
15・・・中間接合部
17・・・基端接合部

Claims (2)

  1. コアシャフトと、
    そのコアシャフトの外周を覆うコイル体と、
    前記コアシャフトの先端と前記コイル体の先端とを接合する接合部とを備えたガイドワイヤにおいて、
    前記コアシャフトは、前記接合部の基端において放射方向に突出する凸部と、前記凸部より先端側に軸方向に延びる先端部と、を備え、
    前記凸部は、前記コアシャフトを屈曲させて、前記コアシャフトと一体的に形成されており、
    前記凸部において、前記先端側を向く面は前記接合部に接していることを特徴とするガイドワイヤ。

  2. 前記凸部は、前記コアシャフトを螺旋状に湾曲させて形成されていることを特徴とする請求項に記載のガイドワイヤ。
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