JP4571573B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ファクシミリ装置、電話機等の、電話帳に通信相手先の宛先情報に加えて付加情報を登録することのできる通信装置に関する。
近年、ファクシミリ装置では、ITU−T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)のTシリーズ勧告30で規定されるFコード等の特定機能を示す情報を設定したオプション信号を使用したファクシミリ通信が行われるようになってきている。例えば、FコードSUBを付加すれば、親展送信や中継同報送信ができ、FコードSEPを付加すれば、相手機に蓄積されている掲示板文書のポーリング受信ができる。
Fコードとしては、次のものが使用可能である。
・SUB(SUB address、送信用Fコード)
親展ボックス・中継ボックスへ送信する際に指定するID
・SID(Sender ID)
SUBを使って送信する際のパスワード(SUB指定時のみ有効)
・SEP(Selective Polling、取り出し用Fコード)
掲示板ボックスから受信する際に指定するID
・PWD(Password)
SEPを使って受信する際のパスワード(SEP指定時のみ有効)
このようなFコードの入力を簡易化する方法として、特許文献1や特許文献2では、短縮ダイヤル機能(電話帳)やリダイヤル機能に宛先を記憶させる際、電話番号とともにFコードを記憶し、記憶した宛先を選択したときに、電話番号とともに記憶したFコードも入力されるようにしている。また、特許文献3には、Fコード入力を容易にするとともにFコード送信を確実に行えるよう、テーブルに相手先名、サブアドレスSUB、パスワードSID、および、暗証番号を対応付けて登録する技術が開示されている。
特開2001−169072号公報 特開2002−290692号公報 特開2000−69208号公報
しかしながら、Fコードを付加して記憶させた宛先は、電話帳等から選択させると無条件にFコードも入力されてしまうため、親展送信や中継同報送信等をせずに送信したい場合、電話帳等でFコードを付加して記憶した宛先は使用できない。このため、同じ電話番号の相手先に対しても、中継同報送信等をせずに通常に送信したい場合はFコードを付加しない宛先として記憶させた上で、中継同報送信等をしたい場合は別途Fコードを付加した宛先として記憶させなければならず、同じ電話番号の相手先をそれぞれ別々の宛先として記憶させなければならないという問題があった。
また、これらを別々の宛先として記憶させたとしても、通常送信をしたい場合に誤ってFコードが付加されている宛先の方を選択してしまうことがあり、そうなると意図しないのに文書が他のファクシミリに転送されてしまうことがあり、セキュリティ上問題がある。そもそも、FコードはIDやパスワードを示すものであり、送出する必要がないのにこれらのFコードが送出されてしまうのは、セキュリティ上好ましくない。
なお、Fコードの場合について説明したが、Fコード以外のサブアドレスや独自のプロトコルによる付加情報についても同様の問題がある。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、Fコード等の付加情報の送信機能をONにしたときのみ、電話帳宛先に登録されている付加情報を有効にすることにより、一つの電話帳宛先を、付加情報を使わない通常送信と付加情報を使った送信の両方で使えるようにし、意図しないのに誤って付加情報が送出されたり、文書が転送されたりするのを防止することのできる通信装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、請求項1に記載されるように、登録された宛先を保持する宛先保持手段と、上記宛先保持手段に登録する各宛先として、通信相手先の電話番号からなる宛先情報とともにファクシミリ伝送手順により送信されるFコードからなる付加情報を登録する登録手段とを有する通信装置であって、上記宛先保持手段に登録された宛先が選択されたときに、Fコード送信の機能がON設定になっている場合にのみ、その宛先に登録されている付加情報を有効とする手段を有する通信装置を要旨としている。
また、請求項2に記載されるように、請求項1に記載の通信装置において、上記付加情報は、FコードのSUBおよびSIDであるものとすることができる。
また、請求項3に記載されるように、請求項1に記載の通信装置において、上記付加情報は、FコードのSEPおよびPWDであるものとすることができる。
また、請求項4に記載されるように、登録された宛先を保持する宛先保持手段と、上記宛先保持手段に登録する各宛先として、通信相手先の電話番号からなる宛先情報とともにファクシミリ伝送手順により送信されるFコードからなる付加情報を登録する登録手段とを有する通信装置であって、Fコード送信の機能をON設定に設定変更したときに、選択済みの宛先に登録されている付加情報を有効とするとともに、そのFコード送信の機能をON設定以外に設定変更したときに、選択済みの宛先に登録されている付加情報を無効とする手段を有するものとすることができる。
また、請求項5に記載されるように、請求項4に記載の通信装置において、上記付加情報は、FコードのSUBおよびSIDであるものとすることができる。
また、請求項6に記載されるように、請求項4に記載の通信装置において、上記付加情報は、FコードのSEPおよびPWDであるものとすることができる。
また、請求項7に記載されるように、請求項1または4のいずれか一項に記載の通信装置において、選択された宛先に対し、上記付加情報が有効である場合に、その旨をユーザに知らせる手段を有するものとすることができる。
また、請求項8に記載されるように、登録された宛先を保持する宛先保持手段と、上記宛先保持手段に登録する各宛先として、通信相手先の電話番号からなる宛先情報とともにファクシミリ伝送手順により送信されるFコードからなる第1および第2の付加情報を登録する登録手段とを有する通信装置であって、上記宛先保持手段に登録された宛先が選択されたときに、Fコード送信の第1の機能がON設定になっている場合にのみ、その宛先に登録されている第1の付加情報を有効とするとともに、Fコードポーリングの第2の機能がON設定になっている場合にのみ、その宛先に登録されている第2の付加情報を有効とする手段を有するものとすることができる。
また、請求項9に記載されるように、請求項8に記載の通信装置において、上記第1の付加情報は、FコードのSUBおよびSIDであり、上記第2の付加情報は、FコードのSEPおよびPWDであるものとすることができる。
また、請求項10に記載されるように、請求項8に記載の通信装置において、上記第1の機能をON設定にする設定と、上記第2の機能をON設定にする設定とを、同時に設定できないよう規制する手段を有するものとすることができる。
また、請求項11に記載されるように、請求項8に記載の通信装置において、選択された宛先に対し、上記第1の付加情報もしくは上記第2の付加情報が有効である場合、それぞれどちらの付加情報が有効であるかをユーザに知らせる手段を有するものとすることができる。
また、請求項12〜14に記載されるように、通信装置の制御方法として構成することができる。
本発明の通信装置にあっては、Fコード等の付加情報の送信機能をONにしたときのみ、電話帳宛先に登録されている付加情報を有効にすることにより、一つの電話帳宛先を、付加情報を使わない通常送信と付加情報を使った送信の両方で使えるようにし、意図しないのに誤って付加情報が送出されたり、文書が転送されたりするのを防止することができる。
以下、本発明の好適な実施形態につき図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる複合機の構成例を示す図である。この複合機は、G3ファクシミリ通信を行うためのG3ファクシミリ機能と、複写物をプリントアウトするための複写機能を備えている。
図1において、システム制御部1は、この複合機の各部の制御処理、所定のG3ファクシミリ伝送制御手順処理、および、複写機制御処理を行うものである。システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものである。パラメータメモリ3は、この複合機に固有な各種の情報を記憶するためのものである。時計回路4は、現在時刻情報を出力するためのものである。
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものである。操作表示部7は、この複合機を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
G3ファクシミリモデム10は、G3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。網制御装置11は、この複合機をアナログ公衆網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、G3ファクシミリモデム10、および、網制御装置11は、内部バス12に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス12を介して行われている。また、網制御装置11とG3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれる。
図2は操作表示部7の一例を示す図である。図2において、スタートキー7aは、この複合機の送受信動作の開始を指令入力するためのものであり、ストップキー7bは、この複合機の動作の停止を指令入力するためのものである。テンキー7cは、電話番号などの数字(数値)情報を入力するためのものであり、クリアキー7dは、テンキー7cより入力した電話番号等を消去するためのものである。
ファクスキー7eは、この複合機の動作モードをファクシミリモードへ設定するためのものであり、コピーキー7fは、この複合機の動作モードをコピーモードへ設定するためのものであり、初期設定キー7gは、この複合機の動作モードを初期設定モードへ設定するためのものである。
液晶表示器7hは、この複合機の操作ガイダンスの表示や、入力情報のフィードバック表示などの種々のメッセージを表示するためのものであり、この液晶表示器7hには、ユーザのタッチ入力操作のためのタッチパネル7iが付設されている。ユーザの操作入力は、液晶表示器7hに表示される操作項目に対して画面をタッチ操作することで行われ、そのユーザのタッチ操作の発生およびタッチ座標等は、付設されているタッチパネル7iにより検出されて、システム制御部1へと通知される。
図3はG3プロトコルによるファクシミリ通信のSUB送信の例を示すシーケンス図である。図3において、まず発呼側から着呼側に1100Hzの呼出信号CNGを送信する(ステップS1)。着呼側端末はCNGを受信すると発呼側に2100Hzの被呼端末識別信号CEDを送信する(ステップS2)。
次に着呼側からCEDに続いて被呼端末識別信号CSI、デジタル識別信号DISを送信する(ステップS3)。CSIでは発呼側に着呼側端末のCSIコード(国際識別番号)を伝え、DISでは受信側の有する機能(受信側でサポートしている記録幅能力、解像度能力、圧縮方式等)を伝える。
これに対し発呼側ではDISを受信後、送信機識別SIDとサブアドレスSUB、そして送信端末識別信号TSI、デジタル命令信号DCSを送信する(ステップS4)。TSIでは着呼側に発呼側のCSIコードを伝え、DCSでは発呼側の機能とDISでわかった着呼側の端末機能から決定した交信条件(どの画像幅、解像度、圧縮方式で送信するか等)を伝える。
ここで、SUBは着呼側に対し親展受信や中継同報送信を依頼するためのIDとして用いられ、SIDはそれら親展受信や中継同報送信を行うときのパスワードとして用いられることが多い。例えば、「1234」という親展ボックスが開設されている時に、SUBとして「1234」が指定された通信を着呼すると、その通信で送信された文書は自動的に印刷はされず、その「1234」という親展ボックスに蓄積される。ここで、親展ボックスにパスワードを設定し、発呼側からはパスワードをSIDで指定して、そのSIDが親展ボックスのパスワードと一致しないと文書の受信を拒否する(通信断にする)というようにすることもある。また、着呼側に「1234」という中継ボックスが開設されており、その中継ボックスの送信先にA、Bという宛先が設定されていると、SUBとして「1234」が指定された通信を着呼すると、送信された文書を宛先A、Bに転送する。ここでも、中継ボックスにパスワードを設定し、発呼側からはパスワードをSIDで指定して、そのSIDが中継ボックスのパスワードと一致しないと文書の受信を拒否する(通信断にする)というようにすることもある。このように、SUBは着呼側に開設された親展ボックスや中継ボックスのIDを指定するものであり、SIDはそれらのボックスのパスワードを指定するものである。従って、SIDを指定せずSUBのみを指定することはあるが、SUBを指定せずにSIDのみを指定することはない。SUBもSIDも0〜9の数字、*、#を用いて最大20桁まで指定できる。
次に通信速度を決定するため、発呼側から着呼側にトレーニング信号TCFを送信する(ステップS5)。この信号に対し着呼側で正常に受信できたら発呼側に受信準備確認信号CFRを送信する(ステップS6)。
続いて、発呼側から着呼側に文書(画像)を送信する(図ではPIXとして示す)(ステップS7)。画像送信後、次のページがない場合は発呼側から着呼側に手順終了信号EOPを送信する(次ページがある場合は別の信号を送信するがここでは省略する)(ステップS8)。着呼側ではEOPを受け取ると発呼側にメッセージ確認信号MCFを送信する(ステップS9)。そして、発呼側から着呼側に切断命令信号DCNを送信し(ステップS10)、回線を切断して交信が終了する。
図4はG3プロトコルによるファクシミリ通信のSEPポーリング受信の例を示すシーケンス図である。図4において、着呼側から発呼側にCSI、DISを送信するところまで(ステップS11〜S13)は図3と同じである。
それに対し発呼側から着呼側にパスワードPWD、選択ポーリングSEP、起呼端末識別信号CIG、デジタル送信命令信号DTCを送信する(ステップS14)。CIGでは発呼側端末のCSIコードを伝え、DTCは相手端末に画像の送信権を委譲することを伝える。つまり、通常の通信では発呼側から着呼側に画像を送信する(発呼側=画像送信側、着呼側=画像受信側となる)が、発呼側から着呼側にDTCを送信することにより、以後、着呼側から発呼側に画像を送信する(発呼側=画像受信側、着呼側=画像送信側となる)ことになる。
ここで、SEPは着呼側(画像送信側)に対してポーリング受信を行うための掲示板のIDとして用いられ、PWDはポーリング受信を行うときのパスワードとして用いられることが多い。例えば、「1234」という掲示板ボックスが開設され、その掲示板ボックスにあらかじめ文書が蓄積されているときに、SEPとして「1234」が指定された通信を着呼すると、DTC受信によって画像送信権が着呼側に委譲される場合、着呼側から発呼側に掲示板ボックス「1234」に蓄積されている文書を送信する。ここで、掲示板ボックスにパスワードを設定し、発呼側からはパスワードをPWDで指定して、そのPWDが掲示板ボックスのパスワードと一致しないとポーリング受信を拒否する(通信断にする)というようにすることもある。このように、SEPは着呼側に開設された掲示板ボックスのIDを指定するものであり、PWDはその掲示板ボックスのパスワードを指定するものである。従って、PWDを指定せずにSEPのみを指定することはあるが、SEPを指定せずにPWDのみを指定することはない。SEPもPWDも0〜9の数字、*、#を用いて最大20桁まで指定できる。
発呼側から着呼側にDTCを送信した後は、着呼側(画像送信側)から発呼側(画像受信側)にTSI、DCSを送信する(ステップS15)。以後、図3の手順と発呼側・着呼側が入れ替わって信号・画像(PIX)を送受信する(ステップS16〜S21)。
一方、この複合機には、1つのキー操作で宛先を指定入力することができるワンタッチダイヤル機能が備えられており、そのワンタッチダイヤル機能で参照する複数の宛先登録情報は、図5に示すような電話帳テーブルに登録されている。なお、電話帳テーブルは図1における不揮発性のパラメータメモリ3に保持されている(別途、不揮発性の電話帳メモリを設け、そこに保持するようにしてもよい)。
図5において、電話帳テーブルは、BOOK_MAX個からなる配列Bookで構成され、各配列は登録番号を保持する数値変数No、キー表示名を保持する文字列変数Key、宛先名称を保持する文字列変数Name、電話番号を保持する文字列変数Tel、そしてSUB、SID、SEP、PWDを保持する文字列変数Sub、Sid、Sep、Pwdから成っている。i番目(i=0〜BOOK_MAX−1)の配列要素はBook[i]で表し、Book[i]の登録番号、キー表示名、宛先名称、電話番号、SUB、SID、SEP、PWDはそれぞれBook[i].No、Book[i].Key、Book[i].Name、Book[i].Tel、Book[i].Sub、Book[i].Sid、Book[i].Sep、Book[i].Pwdで表す。Noには、その配列に宛先が未登録の場合0がセットされ、登録済みの場合は他の配列要素のNoと重ならない0でない番号がセットされる。従って、Book[i].Noが0ならBook[i]には宛先未登録、0でなければ宛先登録済みとなる。Keyにはワンタッチ宛先ボタンに表示する名称が設定され、Nameにはその宛先を選択した時に表示する名称が設定される。また、Tel、Sub、Sid、Sep、Pwdは設定値がなければNULL(空文字列)をセットしておく。
図6は入力された宛先を保持するための変数Adrの例を示す図である。なお、変数Adrは図1におけるシステムメモリ2に保持される。
図6において、変数Adrは図5の配列Book[]に対してKey以外の同じ要素を持っている。これは、キー表示名を使用することがないからであるが、図5と同じ要素としても差し支えない。
入力中宛先の登録番号はAdr.No、入力中宛先の電話番号はAdr.Tel、等で表し、Adr.TelがNULLなら宛先が未入力であることを示す。また、Adr.Noが0なら、宛先未入力か、電話帳以外から宛先が入力されていること(テンキーによって宛先が入力されている)を示す。
発呼時には、まずAdr.Telの電話番号に電話をかけ、通信開始後、図3・図4に示したタイミングでAdr.Sub、Adr.Sid、Adr.Sep、Adr.Pwdに入っている内容に従ってSUB、SID、SEP、PWDを送信する(それぞれNULLなら送信しない)。
図7は電話帳から宛先を選択する画面例を示す図である。(a)は宛先未入力(Adr.Tel=NULL)時の画面であり、画面上側にある枠が宛先内容枠で、宛先未入力時は何も表示しない。画面下側には、電話帳から宛先を選択するためのワンタッチ宛先ボタン(ここでは8つ、それぞれ電話帳テーブルのKeyで設定されているキー表示名が表示される)と、ワンタッチ宛先ボタンのページを切り替えるためのスクロールボタン(三角形のマークが付されたボタン)が表示されている。
例えば(a)で「東京本社」というワンタッチ宛先ボタンを押下すると、(b)の画面のようになる。(b)では、選択した「東京本社」という宛先のワンタッチボタンが反転し、宛先内容枠内に選択した宛先の電話番号(Tel)・名称(Name)が表示される。反転しているワンタッチ宛先ボタンを押すと宛先の選択解除という操作になり、(a)のように宛先未入力の画面に戻る。
図8はFコード送信の無効・有効を制御する場合の画面フローを示す図である。図8において、各画面では、ワンタッチ宛先ボタン表示部分の下に「Fコード送信」というボタンがあり、このボタンが反転しているとFコード送信機能ON、反転していないとFコード送信機能OFFとなる。ボタンを押下するたびにボタンは通常表示(OFF)と反転表示(ON)で入れ替わる(図8(a1)と(b1))。
ここで、図5の電話帳テーブルの例と同じように、Keyが「東京本社」である電話帳宛先は、電話番号(Tel)=“3333”、SUB=“1234”、SID=“5555”、Keyが「渋谷支店」である電話帳宛先は、電話番号(Tel)=“0*#”、SUB=NULL、SID=NULL(すなわちSUB・SIDは未登録)とする。
図8(a1)に示すFコード送信機能OFFの時に、電話帳ではSUB・SIDが登録されている宛先「東京本社」を選択しても、(a2)に示すように、入力宛先としてはSUB・SIDは有効とはならない。つまり、この時はAdr.Sub=NULL、Adr.Sid=NULLとなる。
図8(b1)に示すFコード送信機能ONの時に、電話帳ではSUB・SIDが登録されている宛先「東京本社」を選択すると、(b2)に示すように、入力宛先としてSUB・SIDが有効となる。すなわち、この時はAdr.Sub=“1234”、Adr.Sid=“5555”となる。また、Fコード送信機能ONであっても、SUB・SIDが登録されていない宛先「渋谷支店」を選択しても、(b3)に示すように、SUB・SIDは有効にはならない。
なお、(a1)に示す宛先未入力の状態においては入力内容がクリアされている場合を示したが、直前の操作内容を保持するようにしてもよい。この場合、同じ宛先に続けて送信等を行う場合の操作を簡略化することができる。また、直前の操作におけるFコード送信等の選択状態だけを残すようにすることもできる。更に、予めFコード送信等の選択状態のデフォルトを設定しておき、その状態から開始するようにすることもできる。
図9は図8の画面フローに対応するワンタッチ宛先選択時の処理フローを示す図である。ここで、Nは電話帳テーブルにおける選択された電話帳宛先のインデックスとする。例えば、図5の電話帳テーブルに対して、Keyが「渋谷支店」というワンタッチ宛先を選択した場合はN=3となる。
図9において、宛先が選択されて処理が開始すると、まずNo、Name、TelをBook[N]からAdrに反映する(ステップS31)。ここではSEP・PWDは有効とはしないのでAdr.SepとAdr.PwdはNULLにする。
続いて、Fコード送信機能がONになっているか否か判断し(ステップS32)、ONになっていれば、Sub・SidもBook[N]からAdrに反映するが(ステップS33)、Fコード送信機能がOFFになっていれば、Adr.Sub、Adr.SidもNULLにセットする(ステップS34)。
こうすることで、電話帳にSUBやSIDが登録されていても、Fコード送信機能がOFFであったら入力宛先にはSUB・SIDは反映されず、発呼時にもSUBやSIDが送信されない。従って、明示的にSUB送信を行いたい場合はFコード送信機能をONにする必要があるので、そうでない場合に誤ってSUBが送信されることはない。すなわち、電話帳宛先を選択したとき、Fコード送信機能がONになっている場合のみ、電話帳宛先に登録されているFコードSUB・SIDを有効とするようにしたことにより、一つの電話帳宛先を、通常送信と親展送信/中継同報送信の両方で使えるようになり、意図しないのに誤ってSUB・SIDが送出されたり、中継同報送信機能が働いて文書が転送されたりするのを防止することができる。
同様に、図8に示した「Fコード送信」ボタンに代え、「Fコードポーリング」というOFF/ONボタンを設け、Fコードポーリング機能がONの時のみ電話帳宛先のSEP・PWDを入力宛先に反映させるようにすることができる。このように、電話帳宛先を選択したとき、Fコードポーリング機能がONになっている場合のみ、電話帳宛先に登録されているFコードSEP・PWDを有効とするようにしたことにより、一つの電話帳宛先を、通常送信と掲示板ポーリング受信の両方で使えるようになり、意図しないのに誤ってSEP・PWDが送出されるのを防止することができる。
図10はFコード送信の無効・有効を制御する場合の他の画面フローを示す図である。ここで、図5の電話帳テーブルの例と同じように、Keyが「東京本社」である電話帳宛先は、電話番号(Tel)=“3333”、SUB=“1234”、SID=“5555”とする。
図10(a)は図8(a2)と同じで、電話帳には「東京本社」という宛先にSUB・SIDが登録されているが、Fコード送信機能OFFであるために入力宛先ではSUB・SIDが無効となっている状態である。この状態で、「Fコード送信」ボタンを押下してFコード送信機能をONにすると、(b)のように電話帳の「東京本社」という宛先に登録されているSUB・SIDが有効になり、再度「Fコード送信」ボタンを押下してFコード送信機能をOFFにすると、(a)のようにSUB・SIDが無効になる。
図11は図10の画面フローに対応するFコード送信ボタン押下時の処理フローを示す図である。「Fコード送信」ボタンの押下時にFコード送信機能OFF→ONか、ON→OFFかを判断し(ステップS41)、押下時にFコード送信機能ONで、これをOFFにする場合はAdr.SubもAdr.SidもNULLにセットする(ステップS42)。
押下時にFコード送信機能OFFで、これをONにする場合、Adr.No=0(宛先未入力か、電話帳から選択された宛先でない場合)であるか否か判断し(ステップS43)、Adr.No=0である場合は何もせず終了する。
Adr.No=0でなく、電話帳宛先が選択されている場合、電話帳テーブルからAdr.NoとNoが一致するもの検索し(ステップS44)、その電話帳テーブル宛先からSub、SidをAdrに反映する(ステップS45)。
このようにすることで、Fコード送信機能OFFの状態で宛先を選択しても、後でFコード送信機能ONにすることによりSUB・SIDを有効にさせることができる。すなわち、Fコード送信機能をOFF→ONにしたとき、選択済みの電話帳宛先に登録されているFコードSUB・SIDを無効→有効にし、Fコード送信機能をON→OFFにしたとき、選択済みの電話帳宛先に登録されているFコードSUB・SIDを有効→無効にするようにしたことにより、一つの電話帳宛先を、通常送信と親展送信/中継同報送信の両方で使えるようになり、意図しないのに誤ってSUB・SIDが送出されたり、中継同報送信機能が働いて文書が転送されたりするのを防止することができ、電話帳宛先を選択した後でも、Fコード送信機能のOFF/ONを切り替えることによってFコードSUB・SIDの無効/有効が切り替わるようにできる。
同様に、Fコードポーリング機能OFFの状態で宛先を選択しても、後でFコードポーリング機能をONにしたときに、入力済みの宛先のSEP・PWDを有効とさせるようにすることができる。このように、Fコードポーリング機能をOFF→ONにしたとき、選択済みの電話帳宛先に登録されているFコードSEP・PWDを無効→有効にし、Fコードポーリング機能をON→OFFにしたとき、選択済みの電話帳宛先に登録されているFコードSEP・PWDを有効→無効にするようにしたことにより、一つの電話帳宛先を、通常送信と掲示板ポーリング受信の両方で使えるようになり、意図しないのに誤ってSEP・PWDが送出されるのを防止することができ、電話帳宛先を選択した後でも、Fコードポーリング機能のOFF/ONを切り替えることによってFコードSEP・PWDの無効/有効が切り替わるようにできる。
図12は入力中の宛先のSUBの有効・無効を表示する処理フローを示す図である。すなわち、入力中の宛先のSUBが有効ならば宛先内容枠の右側に「Fコード(SUB)」と表示するようにしたものである。この処理フローはワンタッチ宛先を選択した後・解除した後、Fコード送信機能OFF/ONを切り替えた後に行われる。
まず、Adr.SubがNULLであるか否か判断し(ステップS51)、NULLでなければ宛先内容枠の右側に「Fコード(SUB)」と表示し(ステップS52)、NULLなら宛先内容枠の右側を非表示にする(ステップS53)。
このように、選択した電話帳宛先に対し、FコードSUBやSEPが有効かどうかを画面に表示するようにしたことにより、Fコードが送出されるのかどうかユーザが容易に分かるようにすることができる。
図13はFコード送信およびFコードポーリングの無効・有効を制御する場合の画面フローを示す図である。図13では図8に加えてFコードポーリング機能のOFF/ONを設定する「Fコードポーリング」というボタンが追加されている。(a1)(a2)(b1)(b2)については図8と同様である。図13において、「Fコードポーリング」ボタンが反転しているとFコードポーリング機能ON、反転していないとFコードポーリング機能OFFとなる。ボタンを押下するたびにボタンは通常表示(OFF)と反転表示(ON)で入れ替わる(図13(a1)と(c1))。
Fコードポーリング機能がONの状態でワンタッチ宛先を選択した場合は、(c2)に示すように電話帳に登録されているSEPが有効になり、Fコードポーリング機能がOFFの状態でワンタッチ宛先を選択した場合は、(a2)に示すように電話帳に登録されているSEPが無効になる。
なお、図13において、Fコード送信機能がON(Fコード送信ボタンが反転)の状態では、Fコードポーリングボタンが半輝度状態になっておりボタンが押下できなくなっている。また、Fコードポーリング機能がON(Fコードポーリングボタンが反転)の状態では、Fコード送信ボタンが半輝度状態になっておりボタンが押下できなくなっている。このため、Fコード送信機能とFコードポーリング機能を同時にONすることはできないようになっている。なお、半輝度状態で示したボタンについても押せるようにし、選択状態が切り替わるようにしてもよい。
図14は図13の画面フローに対応するワンタッチ宛先選択時の処理フローを示す図である。図14では、変数Adrへの反映(ステップS61)においてAdr.SepとAdr.PwdをNULLにしない点を除き、Fコード送信のON・OFFによるAdr.Sub、Adr.Sidの設定まで(ステップS62〜S64)は図9のフローと同様である。
これに加え、図14では、Fコードポーリング機能がONか否か判断し(ステップS65)、ONなら、Adr.SepとAdr.PwdをBook[N]から反映させ(ステップS66)、Fコードポーリング機能がOFFなら、Adr.SepとAdr.PwdをNULLにしている(ステップS67)。
このように、SUB(・SID)・SEP(・PWD)が登録されている電話帳宛先を選択したとき、Fコード送信機能がONになっている場合は、電話帳宛先に登録されているFコードSUB(・SID)を有効とし、Fコードポーリング機能がONになっている場合は、電話帳宛先に登録されているFコードSEP(・PWD)を有効とするようにしたことにより、一つの電話帳宛先を、通常送信、親展送信/中継同報送信、掲示板ポーリング受信のいずれでも使えるようにすることができる。
図15は図13の画面フローに対応するFコード送信ボタン押下時の処理フローを示す図である。図15において、まずFコード送信ボタンが半輝度であるか否か判断し(ステップS71)、半輝度になっているときは何もせずに終了する。Fコード送信ボタンが半輝度でない場合はFコード送信機能がOFFであるか否か判断し(ステップS72)、OFFになっているときは、Fコード送信機能をONに設定し(ステップS73)、Fコード送信ボタンを反転表示、Fコードポーリングボタンを半輝度表示にする(ステップS74)。一方、Fコード送信機能がONになっているときは、Fコード送信機能をOFFに設定し(ステップS75)、Fコード送信ボタン・Fコードポーリングボタンを通常表示に戻す(ステップS76)。
Fコードポーリングボタンを押下したときの処理フローも同様に行うことができる(Fコード送信とFコードポーリングを丁度入れ替えた処理となる。)。
このように、Fコード送信機能とFコードポーリング機能の両方を同時にONできないようにしたことにより、FコードSUBと、FコードSEPが同時に送出されることが防止できる。
図16は入力中の宛先のSUB・SEPの有効を表示する処理フローを示す図である。すなわち、入力中の宛先のSUBが有効ならば宛先内容枠の右側に「Fコード(SUB)」、SEPが有効なら同じ位置に「Fコード(SEP)」と表示するための処理フローである。なお、この処理フローはワンタッチ宛先を選択した後・解除した後、Fコード送信機能OFF/ONを切り替えた後、Fコードポーリング機能OFF/ONを切り替えた後に行われる。
図16において、まずAdr.SubがNULLでないか否か判断し(ステップS81)、NULLでない場合は宛先枠右側に「Fコード(SUB)」と表示する(ステップS82)。また、Adr.SubがNULLの場合は、続いてAdr.SepがNULLでないか否か判断し(ステップS83)、NULLでない場合は宛先枠右側に「Fコード(SEP)」と表示する(ステップS84)。Adr.SepがNULLの場合は宛先枠右側を非表示とする(ステップS85)。
このように、選択した電話帳宛先に対し、Fコードが有効になっている場合、SUBとSEPのどちらが有効なのかを画面に表示するようにしたことにより、SUBが送出される(親展送信/中継同報送信が行われる)のか、SEPが送出される(掲示板ポーリング受信が行われる)のかユーザが容易に分かるようにすることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
本発明の一実施形態にかかる複合機の構成例を示す図である。 操作表示部の一例を示す図である。 G3プロトコルによるファクシミリ通信のSUB送信の例を示すシーケンス図である。 G3プロトコルによるファクシミリ通信のSEPポーリング受信の例を示すシーケンス図である。 電話帳テーブルの例を示す図である。 入力された宛先を保持するための変数Adrの例を示す図である。 電話帳から宛先を選択する画面例を示す図である。 Fコード送信の無効・有効を制御する場合の画面フローを示す図である。 ワンタッチ宛先選択時の処理フローを示す図である。 Fコード送信の無効・有効を制御する場合の他の画面フローを示す図である。 Fコード送信ボタン押下時の処理フローを示す図である。 入力中の宛先のSUBの有効・無効を表示する処理フローを示す図である。 Fコード送信およびFコードポーリングの無効・有効を制御する場合の画面フローを示す図である。 ワンタッチ宛先選択時の処理フローを示す図である。 Fコード送信ボタン押下時の処理フローを示す図である。 入力中の宛先のSUB・SEPの有効を表示する処理フローを示す図である。
符号の説明
1 システム制御部
2 システムメモリ
3 パラメータメモリ
4 時計回路
5 スキャナ
6 プロッタ
7 操作表示部
7a スタートキー
7b ストップキー
7c テンキー
7d クリアキー
7e ファクスキー
7f コピーキー
7g 初期設定キー
7h 液晶表示器
7i タッチパネル
8 符号化復号化部
9 画像蓄積装置
10 G3ファクシミリモデム
11 網制御装置
12 内部バス

Claims (14)

  1. 登録された宛先を保持する宛先保持手段と、
    上記宛先保持手段に登録する各宛先として、通信相手先の電話番号からなる宛先情報とともにファクシミリ伝送手順により送信されるFコードからなる付加情報を登録する登録手段とを有する通信装置であって、
    上記宛先保持手段に登録された宛先が選択されたときに、Fコード送信の機能がON設定になっている場合にのみ、その宛先に登録されている付加情報を有効とする手段を有することを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置において、
    上記付加情報は、FコードのSUBおよびSIDであることを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1に記載の通信装置において、
    上記付加情報は、FコードのSEPおよびPWDであることを特徴とする通信装置。
  4. 登録された宛先を保持する宛先保持手段と、
    上記宛先保持手段に登録する各宛先として、通信相手先の電話番号からなる宛先情報とともにファクシミリ伝送手順により送信されるFコードからなる付加情報を登録する登録手段とを有する通信装置であって、
    Fコード送信の機能をON設定に設定変更したときに、選択済みの宛先に登録されている付加情報を有効とするとともに、そのFコード送信の機能をON設定以外に設定変更したときに、選択済みの宛先に登録されている付加情報を無効とする手段を有することを特徴とする通信装置。
  5. 請求項4に記載の通信装置において、
    上記付加情報は、FコードのSUBおよびSIDであることを特徴とする通信装置。
  6. 請求項4に記載の通信装置において、
    上記付加情報は、FコードのSEPおよびPWDであることを特徴とする通信装置。
  7. 請求項1または4のいずれか一項に記載の通信装置において、
    選択された宛先に対し、上記付加情報が有効である場合に、その旨をユーザに知らせる手段を有することを特徴とする通信装置。
  8. 登録された宛先を保持する宛先保持手段と、
    上記宛先保持手段に登録する各宛先として、通信相手先の電話番号からなる宛先情報とともにファクシミリ伝送手順により送信されるFコードからなる第1および第2の付加情報を登録する登録手段とを有する通信装置であって、
    上記宛先保持手段に登録された宛先が選択されたときに、Fコード送信の第1の機能がON設定になっている場合にのみ、その宛先に登録されている第1の付加情報を有効とするとともに、Fコードポーリングの第2の機能がON設定になっている場合にのみ、その宛先に登録されている第2の付加情報を有効とする手段を有することを特徴とする通信装置。
  9. 請求項8に記載の通信装置において、
    上記第1の付加情報は、FコードのSUBおよびSIDであり、
    上記第2の付加情報は、FコードのSEPおよびPWDであることを特徴とする通信装置。
  10. 請求項8に記載の通信装置において、
    記第1の機能をON設定にする設定と、上記第2の機能をON設定にする設定とを、同時に設定できないよう規制する手段を有することを特徴とする通信装置。
  11. 請求項8に記載の通信装置において、
    選択された宛先に対し、上記第1の付加情報もしくは上記第2の付加情報が有効である場合、それぞれどちらの付加情報が有効であるかをユーザに知らせる手段を有することを特徴とする通信装置。
  12. 登録された宛先を保持する宛先保持手段と、
    上記宛先保持手段に登録する各宛先として、通信相手先の電話番号からなる宛先情報とともにファクシミリ伝送手順により送信されるFコードからなる付加情報を登録する登録手段とを有する通信装置の制御方法であって、
    上記宛先保持手段に登録された宛先が選択されたときに、Fコード送信の機能がON設定になっている場合にのみ、その宛先に登録されている付加情報を有効とすることを特徴とする通信装置の制御方法。
  13. 登録された宛先を保持する宛先保持手段と、
    上記宛先保持手段に登録する各宛先として、通信相手先の電話番号からなる宛先情報とともにファクシミリ伝送手順により送信されるFコードからなる付加情報を登録する登録手段とを有する通信装置の制御方法であって、
    Fコード送信の機能をON設定に設定変更したときに、選択済みの宛先に登録されている付加情報を有効とするとともに、そのFコード送信の機能をON設定以外に設定変更したときに、選択済みの宛先に登録されている付加情報を無効とすることを特徴とする通信装置の制御方法。
  14. 登録された宛先を保持する宛先保持手段と、
    上記宛先保持手段に登録する各宛先として、通信相手先の電話番号からなる宛先情報とともにファクシミリ伝送手順により送信されるFコードからなる第1および第2の付加情報を登録する登録手段とを有する通信装置の制御方法であって、
    上記宛先保持手段に登録された宛先が選択されたときに、Fコード送信の第1の機能がON設定になっている場合にのみ、その宛先に登録されている第1の付加情報を有効とするとともに、Fコードポーリングの第2の機能がON設定になっている場合にのみ、その宛先に登録されている第2の付加情報を有効とすることを特徴とする通信装置の制御方法。
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