JP4752553B2 - 通信端末装置 - Google Patents
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Description
また、ユーザ毎にユーザIDとパスワードを設定する必要があり、近年のように派遣スタッフや契約社員を多数配置し、スタッフの入れ替わりが頻繁にあるような部署や企業では、ユーザIDとパスワードの管理が煩雑となる問題がある。
ここに、短縮ダイヤルはワンタッチダイヤルを含み、その場合、短縮ダイヤルの入力は、ワンタッチダイヤルキーを選択操作して行われる。
また、本発明の通信端末装置は、電話機、ファクシミリ装置、それらの複合機を含むものである。
例えば、特定の部署や特定の取引先に対して営業報告や在庫情報などを、多数の派遣社員などに、定期的にファクシミリ送信させる際に、必要な発呼先の短縮ダイヤルのパスワードのみを伝えることにより、誤送信による情報の漏洩を防止することができる。
また、テンキーダイヤル入力、リダイヤル入力による発呼動作を禁止することにより、短縮ダイヤル発呼以外の発呼動作が禁止されるので、より確実に誤送信を防止し、セキュリティを確保することができる。
また、短縮ダイヤル発呼以外の発呼動作が禁止されるので、社員や部外者などによる私的利用を禁止することができるため、コスト面及びセキュリティ面において優れた通信端末装置となる。
短縮ダイヤル情報記憶手段は、操作部18から短縮ダイヤル30aの登録時に、発呼先番号30bとともに、パスワード30cを登録させて、短縮ダイヤル登録テーブル30を順次更新して、制御手段を構成するCPU10の制御により、発呼先番号30bがRAM14から読み出し可能となる。
また、発呼先番号30bの登録時に企業名や部署名、担当者名などの情報も登録する構成としてもよい。
さらに、短縮ダイヤル登録時に、特定の管理者のみが短縮ダイヤルを登録できるようにユーザIDやパスワードなどによる認証手段(不図示)を更に備える構成としてもよい。これにより、特定の者以外の者が短縮ダイヤルを登録することを防止することができる。
ここで、パスワード30cの入力要求は、表示部17に表示される構成、あるいは音声メッセージなどで通知する構成としてもよい。
一方、短縮ダイヤル30aの入力後、所定時間内にスタートキーの押下がされない場合は、発呼動作を行わず終了する(ステップ100、101、107)。
また、短縮ダイヤル30a毎にパスワード30cを設定するため、ユーザ毎にユーザIDやパスワードを設定する必要がなく、管理等が煩雑にならず、簡易な構成により誤送信を防止することが可能となり、例えば、特定の部署や特定の取引先に対して営業報告や在庫情報などを、多数の派遣社員などに、定期的にファクシミリ送信させる際に、必要な発呼先の短縮ダイヤル30aのパスワード30cのみを伝えることにより、誤送信による情報の漏洩を防止することができる。
一方、短縮ダイヤル30aの入力以外のテンキーダイヤルあるいはリダイヤルが入力されると、エラーメッセージを出力し、発呼動作を行わず終了する(ステップ200、210、211)。
また、エラーメッセージの出力は、表示部17に表示される構成、あるいは音声メッセージなどで通知する構成としてもよい。
尚、テンキーダイヤル入力、リダイヤル入力による発呼動作の禁止(ステップ210、211)は、通信端末装置に所定のモードを設けておき、それを選択したときに実行されるような構成としてもよい。
これにより、適宜、管理者などがテンキーダイヤル入力、リダイヤル入力による発呼動作の禁止を設定することが可能となる。
尚、発呼先番号30bには企業名や部署名、担当者名などの情報を含む構成としてもよい。これにより、より確実にユーザは、発呼すべき発呼先番号30bの情報を認識することができ、誤送信の防止が可能となる。
さらに、短縮ダイヤル発呼以外の発呼動作が禁止されるので、社員や部外者などによる私的利用を禁止することができるため、コスト面及びセキュリティ面において優れた通信端末装置となる。
尚、他の構成は実施例1と同様であるため説明を省略する。
11 NCU
12 モデム
13 ROM
14 RAM
15 スキャナ
16 画像メモリ
17 表示部
18 操作部
19 コーデック
20 プリンタ
21 ダイヤル発呼手段
30 短縮ダイヤル登録テーブル
30a 短縮ダイヤル
30b 発呼先番号
30c パスワード
F ファクシミリ装置
L 通信回線
Claims (3)
- 短縮ダイヤル発呼機能を備えた通信端末装置において、
短縮ダイヤルの登録時に、短縮ダイヤルと発呼先番号とともに、当該短縮ダイヤル毎のパスワードを登録させる短縮ダイヤル情報記憶手段と、
相手先発呼のため、短縮ダイヤルの入力後、発呼指令がなされたときに、パスワードの入力を要求し、かつ入力されたパスワードが、その短縮ダイヤルに対応して登録したパスワードと一致したときのみ、短縮ダイヤルに対応させて前記短縮ダイヤル情報記憶手段に記憶されている発呼先番号を読出して、所定の発呼動作を行う一方、
相手先発呼のため、短縮ダイヤルの入力以外のテンキーダイヤルの入力またはリダイヤルの入力がなされたときには、当該相手先への発呼動作を禁止する制御手段とを備えたことを特徴とする通信端末装置。 - 請求項1において、
発呼動作の前に発呼先番号を表示する表示部を更に備え、
前記制御手段は、前記パスワードの入力を要求し、一致した場合には、前記表示部に、発呼すべき発呼先番号を表示してから、所定時間の間は、発呼指令を待ち、再度の発呼指令を受け付けたときに、発呼動作を行うようにしていることを特徴とする通信端末装置。 - 請求項1または2において、
前記短縮ダイヤルの登録時に、ユーザIDまたはパスワードによる認証を行う認証手段を更に備えていることを特徴とする通信端末装置。
Priority Applications (1)
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JP2006071182A JP4752553B2 (ja) | 2006-03-15 | 2006-03-15 | 通信端末装置 |
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JP2006071182A JP4752553B2 (ja) | 2006-03-15 | 2006-03-15 | 通信端末装置 |
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