JPH11331422A - データ送信装置とデータ送信方法 - Google Patents

データ送信装置とデータ送信方法

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JPH11331422A
JPH11331422A JP10139338A JP13933898A JPH11331422A JP H11331422 A JPH11331422 A JP H11331422A JP 10139338 A JP10139338 A JP 10139338A JP 13933898 A JP13933898 A JP 13933898A JP H11331422 A JPH11331422 A JP H11331422A
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destination
input
data
dial
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JP10139338A
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Toko Yamada
都弘 山田
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤発呼を防止し、送信処理に要する時間と通
話料金を節約し、誤発呼により送信先が受ける迷惑を軽
減する。 【解決手段】 データ送信装置は、操作部1から入力さ
れた番号または番号登録部2に予め登録されている番号
の中から選択した番号に発呼する。発呼先からの応答に
より、発呼先がデータを受信できない装置であるか否か
を判別し、受信できない装置であると判別した場合、再
発呼を中止すると共にその番号を誤番号として誤番号蓄
積部9に蓄積する。誤番号蓄積部9は、操作部1から入
力されたダイヤル番号と蓄積している電話番号の何れか
が一致する場合には、入力番号が誤番号であるとして発
呼を停止する。番号登録部2に予め登録されているダイ
ヤル番号が誤番号であると判別された場合、番号登録部
2が登録しているそのダイヤル番号を消去し、番号が再
入力された場合は、再入力された番号に置換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再発呼機能や、ダ
イヤル番号をメモリに登録するメモリダイヤル機能を有
するファクシミリ装置等のデータ送信装置およびデータ
送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、入力又は選
択したダイヤル番号が間違っていた場合や、接続した相
手先がファクシミリ装置でなく一般の電話機であった場
合でも発呼してしまう。
【0003】回線がつながらなかった場合に再発呼する
機能を有するファクシミリ装置の場合には、相手が、通
常の電話機である場合には、ファクシミリ通信が出来な
いため、一旦回線を切断し、設定時間後に再度同じ相手
に発呼する。この場合、受信側のオペレータは、受話器
を一度持ち上げた後に電話を切るしかなく、その後も同
じファクシミリ装置から何度も発呼されてくるので、対
処のしようがなく送信側以上に迷惑を受ける。
【0004】このような問題を解決するため、特開平0
6−105009号公報に開示されたファクシミリ装置
は、相手先が電話機であることを判別した場合には、発
呼番号の確認を促すメッセージを出力することによっ
て、オペレータに誤発呼であったことを示す。
【0005】また、特開平02−105665号公報に
開示されたファクシミリ装置は、受信側のファクシミリ
装置が出力する応答信号を検出できない場合、相手先は
ファクシミリ装置でないと判断し、音声により相手先に
ファクシミリ装置による誤発呼である旨を通知する。
【0006】また、特開平02−105665号公報に
開示されたファクシミリ装置のように、相手側がファク
シミリ装置でないことが判明し、音声によって相手先に
ファクシミリ装置による誤発呼である旨を通知する場合
も、誤発呼であったことにオペレータが気づかない限
り、上記と同様に再発呼が行われる。
【0007】また、従来のファクシミリ装置では、誤発
呼した後に正しい相手に発呼する場合、再度ダイヤル番
号を入力し直すと同時に、原稿のデータをメモリに蓄積
し直さなければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のような誤発呼が
繰り返されることにより、送信側のファクシミリ装置は
送信動作にかかる時間と送信先に電話回線を接続するた
めの通信料金を無駄にする。
【0009】また、過去に間違えたダイヤル番号を再び
入力することによって、同じ相手先に再度迷惑を与えて
しまう可能性がある。
【0010】また、登録されているダイヤル番号が間違
っている場合、ダイヤル番号の修正手続きは複雑であ
る。そのため、オペレータによっては、登録されている
該当ダイヤル番号の修正をその場で行わない可能性があ
る。この場合、他のオペレータが間違っているダイヤル
番号を再び選択する可能性がある。そのため、相手側に
再度迷惑を与えてしまう可能性がある。
【0011】また、誤発呼した場合に再度ダイヤル番号
を入力し直すことで、メモリに蓄積した原稿のデータが
無駄になってしまう。
【0012】この発明は、上記実情に鑑みてなされたも
ので、ダイヤル番号の間違いによる送信者及び受信者の
不利益を低減することを目的とする。
【0013】より、具体的には、ダイヤル番号の間違い
による、相手先が受ける迷惑を軽減し、データの誤送信
による送り手の時間と労力と通話料金の無駄を節約する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかるデータ送信装置は、送
信先のダイヤル番号を入力する入力手段(ダイヤル番号
を直接入力してもよく、或いは、予め登録されている番
号の中から任意の番号を選択して入力してもよい)と、
前記入力手段が入力したダイヤル番号の相手先に発呼す
る発呼手段と、前記相手先が返信する応答信号により、
その相手先が自装置が送信するデータを受信可能な装置
であるか否かを判定する相手先判定手段と、前記相手先
判定手段が、相手先は受信不可能な装置であると判定し
た場合、再発呼を中止する発呼中止手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0015】この構成によれば、発呼先が電話機等のデ
ータを受信できない装置であった場合には、無駄な再発
呼が中止される。従って、複数回にわたって、間違った
ダイヤル番号に発呼する事態を防止でき、送信コストを
低減すると共に受信側の迷惑を低減できる。
【0016】また、本発明の第2の観点にかかるデータ
送信装置は、ダイヤル番号を入力する入力手段と、誤ダ
イヤル番号を蓄積する誤番号蓄積手段と、前記入力手段
が入力したダイヤル番号が、前記誤番号蓄積手段が蓄積
している誤ダイヤル番号の何れかと一致するか否かを判
定する正誤判定手段と、前記正誤判定手段が、一致しな
いと判定した場合に、前記入力手段が入力したダイヤル
番号の相手先に発呼し、一致すると判定した場合に発呼
を行わない発呼手段と、を備えることを特徴とする。
【0017】この構成によれば、入力されたダイヤル番
号が、誤番号蓄積手段に蓄積されている誤ダイヤル番号
のいずれかと同一であった場合には、発呼自体が行われ
ない。従って、通信コストの無駄を押さえ、着呼側の迷
惑を防止することができる。なお、誤ダイヤル番号と
は、データを受信することができない装置のダイヤル番
号、送信先として予定されていないダイヤル番号等を総
称するものである。
【0018】また、本発明の第3の観点にかかるデータ
送信装置は、ダイヤル番号を入力する入力手段と、前記
入力手段が入力したダイヤル番号をメモリに登録する登
録手段と、前記登録手段が登録しているダイヤル番号の
相手先が、自装置が送信するデータを受信可能な装置で
あるか否かを、その相手先が送信する信号により判定す
る相手先判定手段と、前記相手先判定手段が、相手先は
受信不可能な装置であると判定した場合、前記登録手段
が登録しているその相手先のダイヤル番号を、前記入力
手段が再入力したダイヤル番号に変更する変更手段と、
を備えることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、登録されているダイヤ
ル番号が不適切なものであると相手先判定手段により判
定された場合には、再入力されたダイヤル番号に自動的
に変更される。従って、誤ったダイヤル番号を繰り返し
選択して、発呼する事態を防止できる。
【0020】また、本発明の第4の観点にかかるデータ
送信装置は、ダイヤル番号を入力する入力手段と、前記
入力手段が入力したダイヤル番号をメモリに登録する登
録手段と、前記登録手段が登録しているダイヤル番号の
相手先が、自装置が送信するデータを受信可能な装置で
あるか否かを、その相手先が送信する信号により判定す
る相手先判定手段と、前記相手先判定手段が、相手先は
受信不可能な装置であると判定した場合、前記登録手段
が登録しているその相手先のダイヤル番号を消去する消
去手段と、を備えることを特徴とする。
【0021】この発明によれば、登録されているダイヤ
ル番号が不適切なものであると相手先判定手段により判
定された場合には、そのダイヤル番号が消去される。従
って、誤ったダイヤル番号を繰り返し選択して、発呼す
る事態を防止できる。
【0022】前記消去手段は、例えば、前記相手先判別
手段が、相手先が受信不可能な装置であることを判定し
た場合、ダイヤル番号を再入力すべきことを報知する手
段と、前記入力手段が規定時間内にダイヤル番号を再入
力すると前記登録手段が前記メモリに登録したその相手
先のダイヤル番号を再入力されたダイヤル番号に修正
し、再入力しないと、前記登録手段が登録したその相手
先のダイヤル番号を消去する手段とを備えてもよい。
【0023】また、本発明の第5の観点にかかるデータ
送信装置は、ダイヤル番号を入力する入力手段と、送信
対象のデータを蓄積するデータ蓄積手段と、前記入力手
段が入力したダイヤル番号が、正しいダイアル番号であ
るか否かを判定する相手先判定手段と、前記相手先判定
手段が、ダイヤル番号が誤ったダイヤル番号であると判
定した場合、前記入力手段が再入力したダイヤル番号
に、前記データ蓄積手段が蓄積しているデータを送信す
る送信手段と、を備えることを特徴とする。
【0024】この発明によれば、誤ったダイヤル番号を
入力した場合でも、一旦蓄積した送信データを無駄にす
ることなく、適切なダイヤル番号に送信することが可能
となる。
【0025】前記相手先判定手段は、前記入力手段が入
力したダイヤル番号の相手先に発呼し、前記相手先から
の応答信号により、その相手先が自装置が送信するデー
タを受信可能な装置であるか否かを判定し、受信できな
い装置であると判定した時に誤ったダイヤル番号である
と判定する手段と、前記入力手段が入力したダイヤル番
号が、予め登録されている誤ダイヤル番号の何れかと一
致するか否かを判定し、一致すると判定した場合に、誤
ったダイヤル番号であると判定する手段と、の少なくと
も一方を備えてもよい。
【0026】また、本発明の第6の観点にかかるデータ
送信方法は、入力されたダイヤル番号に発呼し、前記相
手先が返信する応答信号から、その相手先が送信先とし
て適切か否かを判定し、不適切と判定した際に、再発呼
を防止する、ことを特徴とする。
【0027】また、本発明の第7の観点にかかるデータ
送信方法は、ダイヤル番号を入力し、入力したダイヤル
番号が、予め登録されているダイヤル番号の何れかと一
致するか否かを判定し、一致しないと判定した場合に、
入力入力したダイヤル番号に発呼し、一致すると判定し
た場合に発呼を行わない、ことを特徴とする。
【0028】また、本発明の第8の観点にかかるデータ
送信方法は、予め登録されているダイヤル番号の相手先
に発呼し、その相手先からの応答により、相手先が送信
先として適切か否かを判定し、不適切と判定した場合
に、ダイヤル番号が再入力されると、予め登録されてい
るそのダイヤル番号を、再入力されたダイヤル番号に変
更する、ことを特徴とする。
【0029】また、本発明の第9の観点にかかるデータ
送信方法は、予め登録されているダイヤル番号の相手先
に発呼し、その相手先からの応答により、相手先が送信
先として適切か否かを判定し、不適切と判定した場合
に、予め登録されているそのダイヤル番号を消去する、
ことを特徴とする。
【0030】また、本発明の第10の観点にかかるデー
タ送信方法は、送信対象のデータと送信先のダイヤル番
号を入力し、入力したダイヤル番号が、正しいダイヤル
番号であるか否かを判定し、誤ったダイアル番号である
と判定し、ダイヤル番号を再入力した場合に、再入力し
たダイヤル番号に、送信対象のデータを送信する、こと
を特徴とする。
【0031】これらの方法によっても、送信側および受
信側の負担およびコストを低減できる。
【0032】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して、本発明
によるデータ送信装置の実施形態を説明する。
【0033】図1は本発明の装置を備えたファクシミリ
装置の構成を示すブロック図である。
【0034】このファクシミリ装置は、操作部1と、番
号登録部2と、原稿読取部3と、データ蓄積部4と、番
号正誤判定部5と、極性反転検出部6と、制御部7と、
相手先判定部8と、誤番号蓄積部9と、データ記録部1
0と、入力監視部11と、表示部12とから構成され
る。
【0035】操作部1は、複数のキーを備え、ダイヤル
番号を入力し、さらに番号登録部2が予め登録している
ダイヤル番号を選択する。
【0036】番号登録部2は、操作部1が入力したダイ
ヤル番号を内部メモリに登録し、入力監視部11の指示
により、登録していたダイヤル番号を消去する。
【0037】原稿読取部3は、イメージセンサ等を備
え、制御部7の指示により原稿を読み取ってデータ化
し、原稿のデータをデータ蓄積部4に送信する。
【0038】データ蓄積部4は、原稿読取部3が読み取
ったデータを蓄積し、入力監視部11の指示により蓄積
しているデータを消去する。
【0039】番号正誤判定部5は、操作部1が入力した
ダイヤル番号および番号登録部2が登録しているダイヤ
ル番号が、誤番号蓄積部9が蓄積している誤ダイヤル番
号の何れかと一致するか否かを判定し、判定結果を制御
部7に送信する。
【0040】極性反転検出部6は、交換機から回線を介
して供給される信号の極性の反転を検出する。交換機
は、相手先への回線の接続時に、この信号の極性を反転
する。極性反転検出部6は、極性反転を検出したことを
制御部7に通知する。
【0041】制御部7は、CPU(Central Processing
Unit ;中央演算処理ユニット)と、CPUの動作を規
定するプログラムを記憶するメモリ等から構成され、こ
の装置全体を制御する。制御動作の詳細については、図
2を参照して後述する。
【0042】相手先判定部8は、制御部7が、送信先の
装置からの応答信号を規定時間内に受信したか否かを示
す情報に基づき、相手先がデータを受信可能な装置であ
るか否かを判定し、その判定結果を制御部7に送信す
る。また、相手先がデータを受信できない装置、例え
ば、通常の電話機であった場合は、入力監視部11にも
その判定結果を通知する。
【0043】誤番号蓄積部9は、制御部7から送信され
た誤ダイヤル番号(データを受信できない装置のダイヤ
ル番号、発呼先として不適当なダイアル番号等)を蓄積
する。
【0044】データ記録部10は、制御部7が受信した
データを記録する。
【0045】入力監視部11は、相手先判定部8が、相
手先は受信不可能な装置であると判定してから、規定時
間内に操作部1がダイヤル番号を入力するか否かを監視
する。また、入力がない場合、番号登録部2がその相手
先のダイヤル番号を登録しているときは、番号登録部2
にそのダイヤル番号を消去する指示を出す。さらに、デ
ータ蓄積部4に蓄積しているデータを消去する指示を出
す。その後、番号登録部2とデータ蓄積部4に消去指示
を出したという情報を制御部7に送信する。
【0046】表示部12は、制御部7の制御に従ってメ
ッセージを表示する。
【0047】次に、この実施の形態のファクシミリ装置
のデータ送受信動作を図2のフローチャートを参照して
説明する。
【0048】オペレータは、送信する原稿を原稿読取部
3にセットし、ファクシミリ通信を行おうとする相手先
のダイヤル番号を入力する(ステップS101)。ダイ
ヤル番号の入力は、操作部1からダイヤル番号を直接入
力してもよくまたは、番号登録部2の内部メモリに予め
登録されているダイヤル番号の内から操作部1の操作に
より任意のものを選択してもよい。
【0049】次に、番号正誤判定部5は、入力されたダ
イヤル番号が誤番号蓄積部9が蓄積している誤ダイヤル
番号の何れかと一致するか否かを判定する(ステップS
102)。
【0050】一致すると判定された場合(ステップS1
02;Yes)、制御部7は「誤ダイヤル番号である
為、発呼出来ない」旨のメッセージを表示部12に表示
し、オペレータに対しダイヤル番号の再入力を要求する
(ステップS109)。そして、再びステップS101
からの処理を行う。
【0051】ステップS102において、入力されたダ
イヤル番号が、誤番号蓄積部9が蓄積している誤ダイヤ
ル番号の何れとも一致しないと判定された場合(ステッ
プS102;No)、原稿読取部3は制御部7の指示に
より、オペレータがセットした原稿を読み取り、データ
化する(ステップS103)。データ蓄積部4は、原稿
読取部3が読み取った原稿のデータを蓄積する(ステッ
プS104)。
【0052】その後、制御部7はステップS101で入
力されたダイヤル番号に発呼する(ステップS10
5)。
【0053】制御部7は、極性反転検出部6が電話回線
の電圧の極性反転を検出したという情報を規定時間内に
送信してくるか否かを判定する(ステップS106)。
【0054】極性反転検出部6が極性反転を検出したと
いう情報を規定時間内に送信してこなかった場合(ステ
ップS106;No)、制御部7は再発呼の処理(再発
呼まで所定時間待機や再発呼回数のカウント、一定回数
再発呼を行った後の不達通知処理等)を行い(ステップ
S110)、ステップS106にリターンする。
【0055】ステップS106において、極性反転検出
部6が極性反転を検出したという情報を規定時間内に送
信してきたと判断した場合(ステップS106;Ye
s)、続いて制御部7は規定時間内に相手先(ダイヤル
先)が応答信号を返信するか否かを判定する(ステップ
S107)。
【0056】規定時間内に相手先が応答信号を返信した
場合(ステップS107;Yes)、制御部7は通常の
ファクシミリ通信を行い(ステップS108)、送信処
理を終了する。即ち、ステップS104でデータ蓄積部
4に蓄積したデータを相手先にファクシミリ送信する。
【0057】ステップS107において、規定時間内に
相手先が応答信号を返信しなかったと判定した場合(ス
テップS107;No)、制御部7は相手先判定部8
の、相手先は受信不可能な装置である、という判定結果
を受け、同じ相手先への再発呼を中止する(ステップS
111)。
【0058】さらに、制御部7はその相手先のダイヤル
番号を誤ダイヤル番号として、誤番号蓄積部9に蓄積す
る(ステップS112)。
【0059】その後、制御部7は「誤ダイヤル番号であ
る為、ダイヤル番号の再入力を要求する」旨のメッセー
ジを表示部12に表示する(ステップS113)。
【0060】そして、入力監視部11は相手先判定部8
の、相手先は受信不可能な装置である、という判定結果
を受け、規定時間内に操作部1が新しいダイヤル番号を
入力するかどうかを監視する(ステップS114)。
【0061】規定時間内に新しいダイヤル番号が入力さ
れない場合(ステップS114;No)、番号登録部2
がステップS112で新たに誤ダイヤル番号となったダ
イヤル番号を登録しているときは、番号登録部2はその
ダイヤル番号を消去する(ステップS115)。但し、
番号登録部2がそのダイヤル番号を登録していない場
合、番号登録部2はステップS115の処理を行わな
い。
【0062】そして、データ蓄積部4は入力監視部11
の指示により、蓄積しているデータを消去する(ステッ
プS116)。
【0063】制御部7は、入力監視部11が送信する消
去指示を出したという情報を受け、「番号登録部の受信
不可能な装置のダイヤル番号またはデータ蓄積部のデー
タを消去した」旨のメッセージを表示部12に表示し
(ステップS117)、送信処理を終了する。
【0064】ステップS114において、規定時間内に
操作部1より新しいダイヤル番号が入力された場合(ス
テップS114;Yes)、番号正誤判定部5はこのダ
イヤル番号が誤番号蓄積部9が蓄積しているダイヤル番
号の何れかと一致するか否かを判定する(ステップS1
18)。
【0065】一致する場合、再びステップS113から
の処理を行う、つまりオペレータにダイヤル番号の再入
力を要求する。
【0066】ステップS114で入力されたダイヤル番
号が誤番号蓄積部9が蓄積しているダイヤル番号と一致
しない場合(ステップS118;No)、番号登録部2
がステップS112で新たに誤ダイヤル番号となったダ
イヤル番号を登録しているときは、制御部7は番号登録
部2のそのダイヤル番号をステップS114で入力され
たダイヤル番号に変更する(ステップS119)。但
し、番号登録部2がそのダイヤル番号を登録していない
場合、制御部7はステップS119の処理を行わない。
【0067】そして、再びステップS105からの処理
を行う、つまり再発呼を行う。そして、制御部7が通常
のファクシミリ通信を行い(ステップS108)また
は、メッセージを表示部12に表示し(ステップS11
7)、送信処理を終了するまで以上の処理を行う。
【0068】次に、上述の動作を、具体例に基づいて説
明する。
【0069】具体例1.過去に間違えたダイヤル番号
(通常の電話機などの応答信号を返送してこない装置の
ダイヤル番号)を、オペレータが操作部1より再び入力
した場合。
【0070】オペレータは送信する原稿を原稿読取部3
にセットし、操作部1よりダイヤル番号を入力する(ス
テップS101)。オペレータが入力したダイヤル番号
の相手先は、データの受信が不可能な装置であるという
ことが過去に判明しているので、そのダイヤル番号は誤
番号蓄積部9に蓄積されている。したがって、ステップ
S102の判定はYesとなり、オペレータはステップ
S101のダイヤル番号の入力からやり直すことにな
る。
【0071】このように、過去に間違えたダイヤル番号
を誤って入力した場合には、発呼自体を防止でき、受信
側の迷惑を防止し、送信側の不要な送信コストの発生を
抑え、データの再読み込み等の労力を軽減することがで
きる。
【0072】具体例2.番号登録部2が予め登録してい
るダイヤル番号が通常の電話機のダイヤル番号であり、
オペレータがそのダイヤル番号を初めて選択した場合。
【0073】オペレータは送信する原稿を原稿読取部3
にセットし、操作部1より番号登録部2が登録している
ダイヤル番号を選択する(ステップS101)。オペレ
ータが番号登録部2から選択したダイヤル番号は、初め
て選択された番号であるので、誤番号蓄積部9はその番
号をまだ蓄積していない。したがって、ステップS10
2でNoと判定され、原稿読取部3が原稿を読み取り
(ステップS103)、データ蓄積部4がそのデータを
蓄積し(ステップS104)、相手先に発呼が行われる
(ステップS105)。しかし、ダイヤル番号が間違っ
ているために、応答信号が返送されず、ステップS10
7の判定はNoとなる。このため、同じ相手先への再発
呼が中止され(ステップS111)、このダイヤル番号
は誤ダイヤル番号として、誤番号蓄積部9に蓄積される
(ステップS112)。そして、制御部7はダイヤル番
号の再入力を要求する旨のメッセージを表示部12に表
示する(ステップS113)。
【0074】このメッセージに応答して、オペレータが
規定時間内に正しいダイヤル番号を操作部1より入力す
ると、ステップS114でYesと判定され、ステップ
S118でNoと判定され、オペレータが始めに番号登
録部2から選択したダイヤル番号は、ステップS114
で再入力されたダイヤル番号に変更される(ステップS
119)。そして、正しいダイヤル番号の相手先に再発
呼が行われ、通常のファクシミリ通信が行われて送信処
理を終了する。
【0075】このように、相手先が通常の電話機等であ
った場合には、再発呼が防止され、受信側の迷惑を抑え
ることができる。また、送信側も通信コストを抑えるこ
とができる。さらに、読み取った原稿を再利用でき、登
録番号も自動的に変更されるので、誤った番号を再度選
択するおそれもない。
【0076】一方、ステップS113で制御部7がダイ
ヤル番号の再入力を要求する旨のメッセージを表示部1
2に表示したにもかかわらず、オペレータが誤発呼した
ことに気づかず、ダイヤル番号を再入力しない場合、ス
テップS114の判定はNoとなる。そして、番号登録
部2はオペレータが始めに選択したダイヤル番号を消去
する(ステップS115)。続いてデータ蓄積部は蓄積
しているデータを消去する(ステップS116)。そし
て、制御部7は表示部12に番号登録部2が登録してい
るダイヤル番号とデータ蓄積部4が蓄積しているデータ
を消去した旨のメッセージを表示して(ステップS11
7)、送信処理を終了する。
【0077】このように、オペレータがダイアル番号を
再入力しない場合でも、登録されているダイアル番号が
消去されるので、誤った番号を再度選択するおそれもな
い。
【0078】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れず、種々の変形および応用が可能である。
【0079】例えば、上記実施の形態では、制御部7と
は、別個に番号登録部2,番号正誤判定部5,極性反転
検出部6,相手先判定部8,入力監視部11等を配置し
たが、これらの部分が実行する機能の全部または一部を
制御部7が実行してもよい。
【0080】また、上記実施の形態では、ダイヤル番号
を入力した後に、原稿を読み取ったが、原稿を読み取っ
た後に、ダイヤル番号を入力してもよい。また、ステッ
プS101で選択されたダイヤル番号がステップS10
2で、誤番号蓄積部9に蓄積されている番号と一致する
と判定された場合に、ステップS109で、登録されて
いるダイヤル番号を消去するか否かをオペレータに確認
し、オペレータの指示に従って、消去してもよい。
【0081】また、スピーカを設け、ステップS10
9,S113,S117等のメッセージを、音声で報知
してもよい。また、ステップS117の処理では、いわ
ゆる不達通知に相当する送信できなかった旨の通知を印
刷して出力してもよい。
【0082】さらに、この発明はファクシミリ装置に限
定されず、データを送信する装置全般に適用可能であ
る。例えば、コンピュータで作成したドキュメントを、
相手先のファクシミリ装置又はコンピュータに送信する
場合にも同様に適用可能である。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ送
信装置によれば、誤発呼による受信側の迷惑を低減し、
送信側の送信コストおよび無駄な送信作業を低減でき
る。
【0084】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるファクシミリ装置
の主要部の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すファクシミリ装置のデータ送信処理
手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 操作部 2 番号登録部 3 原稿読取部 4 データ蓄積部 5 番号正誤判定部 6 極性反転検出部 7 制御部 8 相手先判定部 9 誤番号蓄積部 10 データ記録部 11 入力監視部 12 表示部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイヤル番号を入力する入力手段と、 前記入力手段が入力したダイヤル番号の相手先に発呼す
    る発呼手段と、 前記相手先が返信する応答信号により、その相手先が自
    装置が送信するデータを受信可能な装置であるか否かを
    判定する相手先判定手段と、 前記相手先判定手段が、相手先は受信不可能な装置であ
    ると判定した場合、再発呼を中止する発呼中止手段と、
    を備えることを特徴とするデータ送信装置。
  2. 【請求項2】ダイヤル番号を入力する入力手段と、 誤ダイヤル番号を蓄積する誤番号蓄積手段と、 前記入力手段が入力したダイヤル番号が、前記誤番号蓄
    積手段が蓄積している誤ダイヤル番号の何れかと一致す
    るか否かを判定する正誤判定手段と、 前記正誤判定手段が、一致しないと判定した場合に、前
    記入力手段が入力したダイヤル番号の相手先に発呼し、
    一致すると判定した場合に発呼を行わない発呼手段と、
    を備えることを特徴とするデータ送信装置。
  3. 【請求項3】ダイヤル番号を入力する入力手段と、 前記入力手段が入力したダイヤル番号をメモリに登録す
    る登録手段と、 前記登録手段が登録しているダイヤル番号の相手先が、
    自装置が送信するデータを受信可能な装置であるか否か
    を、その相手先が送信する信号により判定する相手先判
    定手段と、 前記相手先判定手段が、相手先は受信不可能な装置であ
    ると判定した場合、前記登録手段が登録しているその相
    手先のダイヤル番号を、前記入力手段が再入力したダイ
    ヤル番号に変更する変更手段と、 を備えることを特徴とするデータ送信装置。
  4. 【請求項4】ダイヤル番号を入力する入力手段と、 前記入力手段が入力したダイヤル番号をメモリに登録す
    る登録手段と、 前記登録手段が登録しているダイヤル番号の相手先が、
    自装置が送信するデータを受信可能な装置であるか否か
    を、その相手先が送信する信号により判定する相手先判
    定手段と、 前記相手先判定手段が、相手先は受信不可能な装置であ
    ると判定した場合、前記登録手段が登録しているその相
    手先のダイヤル番号を消去する消去手段と、を備えるこ
    とを特徴とするデータ送信装置。
  5. 【請求項5】前記消去手段は、前記相手先判別手段が、
    相手先が受信不可能な装置であることを判定した場合、
    ダイアル番号を再入力すべきことを報知する手段と、前
    記入力手段が規定時間内にダイヤル番号を再入力すると
    前記登録手段が前記メモリに登録したその相手先のダイ
    ヤル番号を再入力されたダイヤル番号に修正し、再入力
    しないと、前記登録手段が登録したその相手先のダイヤ
    ル番号を消去する手段とを備える、ことを特徴とする請
    求項4に記載のデータ送信装置。
  6. 【請求項6】ダイヤル番号を入力する入力手段と、 送信対象のデータを蓄積するデータ蓄積手段と、 前記入力手段が入力したダイヤル番号が、正しいダイヤ
    ル番号であるか否かを判定する相手先判定手段と、 前記相手先判定手段が、ダイヤル番号が誤ったダイヤル
    番号であると判定した場合、前記入力手段が再入力した
    ダイヤル番号に、前記データ蓄積手段が蓄積しているデ
    ータを送信する送信手段と、を備えることを特徴とした
    データ送信装置。
  7. 【請求項7】前記相手先判定手段は、前記入力手段が入
    力したダイヤル番号の相手先に発呼し、前記相手先から
    の応答信号により、その相手先が自装置が送信するデー
    タを受信可能な装置であるか否かを判定し、受信できな
    い装置であると判定した時に誤ったダイヤル番号である
    と判定する手段と、前記入力手段が入力したダイヤル番
    号が、予め登録されている誤ダイヤル番号の何れかと一
    致するか否かを判定し、一致すると判定した場合に、誤
    ったダイヤル番号であると判定する手段と、の少なくと
    も一方を備える、ことを特徴とした請求項6に記載のデ
    ータ送信装置。
  8. 【請求項8】入力されたダイヤル番号に発呼し、前記相
    手先が返信する応答信号から、その相手先が送信先とし
    て適切か否かを判定し、不適切と判定した際に、再発呼
    を防止する、ことを特徴とするデータ送信方法。
  9. 【請求項9】ダイヤル番号を入力し、入力したダイヤル
    番号が、予め登録されている誤ダイヤル番号の何れかと
    一致するか否かを判定し、一致しないと判定した場合
    に、入力したダイヤル番号に発呼し、一致すると判定し
    た場合に発呼を行わない、ことを特徴とするデータ送信
    方法。
  10. 【請求項10】予め登録されているダイヤル番号の相手
    先に発呼し、その相手先からの応答により、相手先が送
    信先として適切か否かを判定し、不適切と判定した場合
    に、ダイヤル番号が再入力されると、予め登録されてい
    るそのダイヤル番号を、再入力されたダイヤル番号に変
    更する、ことを特徴とするデータ送信方法。
  11. 【請求項11】予め登録されているダイヤル番号の相手
    先に発呼し、その相手先からの応答により、相手先が送
    信先として適切か否かを判定し、不適切と判定した場合
    に、予め登録されているそのダイヤル番号を消去する、
    ことを特徴とするデータ送信方法。
  12. 【請求項12】送信対象のデータと送信先のダイヤル番
    号を入力し、入力したダイヤル番号が、正しいダイアル
    番号であるか否かを判定し、誤ったダイアル番号である
    と判定し、ダイヤル番号を再入力した場合に、再入力し
    たダイヤル番号に、送信対象のデータを送信する、こと
    を特徴としたデータ送信方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003060772A (ja) * 2001-08-17 2003-02-28 Toshiba Tec Corp ファクシミリ装置
JP2007251523A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Murata Mach Ltd 通信端末装置

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