JPH118751A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH118751A
JPH118751A JP9177659A JP17765997A JPH118751A JP H118751 A JPH118751 A JP H118751A JP 9177659 A JP9177659 A JP 9177659A JP 17765997 A JP17765997 A JP 17765997A JP H118751 A JPH118751 A JP H118751A
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JP
Japan
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relay
telephone number
relay request
cadence
request reservation
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JP9177659A
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English (en)
Inventor
Satoshi Ishikawa
智 石川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はカデンス回数により中継依頼予約受
付、取消及び中継送信等を行うファクシミリ装置を提供
する。 【解決手段】ファクシミリ装置は、中継依頼予約の有効
期間管理を行った後、情報受信端末起動信号を受信する
と、回線から通知される発信元電話番号を取得し、呼出
信号を受信すると、呼出信号のカデンス回数をカウント
する。カウントしたカデンス回数及び取得した発信元電
話番号がパラメータメモリのカデンステーブルに登録さ
れているかチェックし、登録されていると、当該カデン
ステーブルに登録されている処理内容が、中継依頼予約
取消のときには、中継依頼予約取消を行い、中継依頼予
約受付のときには、中継依頼予約の受付処理を行う。中
継依頼予約の受付処理を行うと、タイマーをスタートさ
せ、当該タイマーがタイムアウトする前に当該相手先か
ら自動着信を行うカデンス回数の着信があると、画像デ
ータを受信して、受信した画像データを画像蓄積メモリ
に一旦蓄積した後、中継依頼予約の相手先にファクシミ
リ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、カデンス回数に基づいて中継送信処
理を行うファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ファクシミリ装置や通信網の発達
に伴なって、遠隔の複数の相手先に同一の文書(画情
報)を送信することが多くなっている。このような複数
の遠隔の相手先に画像データ(画情報)を送信する場
合、いわゆる中継送信を利用して送信することが行なわ
れる。
【0003】このようなファクシミリ通信方式において
は、例えば、中継依頼局から中継局に受信局を指定して
中継依頼を行なうと、中継局は、中継依頼局から送られ
てきた画像データを、一旦画像メモリに蓄積した後、所
定時期に、画像メモリから読み出して受信局に送信し、
また、さらに別の中継局の中継が必要なときには、当該
別の中継局に中継依頼を行う。
【0004】このような他のファクシミリ装置からの中
継依頼を受けて、受信した画像データを他のファクシミ
リ装置に中継送信するファクシミリ装置としては、例え
ば、本出願人が先に出願したファクシミリ装置(特開平
7−177334号公報参照)がある。
【0005】このファクシミリ装置は、中継送信の受信
局番号を送出するように相手機からのDTMF(Dual T
one Multifrequency)を検出する検出部を備え、中継依
頼機能を有しないファクシミリ装置や他のメーカーのフ
ァクシミリ装置からの中継依頼送信をDTMF信号によ
り容易に受け付けるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、一度着呼した
後、相手ファクシミリ装置からのDTMF信号により中
継依頼要求を受け付けるようになっていたため、中継依
頼局のファクシミリ装置で、DTMFによる中継依頼操
作を行っている間も、回線が接続されているため、課金
され、通信料金を削減する上で、改良の余地があった。
【0007】そこで、請求項1記載の発明は、回線の提
供する電信元電話番号通知サービスを利用して、着呼
時、カウントした呼出信号のカデンス回数が自動着信を
行うカデンス回数として予め設定されている自動着信カ
デンス回数未満の所定回数のときには、当該着呼を中継
依頼予約要求であると判断して、回線から通知される発
信元電話番号を取得して当該発信元電話番号を発信元電
話番号記憶手段に記憶させ、その後、自動着信カデンス
回数以上の着呼があり、取得した発信元電話番号が発信
元電話番号記憶手段に記憶されている発信元電話番号と
一致すると、自動着信を行ってファクシミリ受信した画
像データを、予め記憶されている中継送信先に中継送信
することにより、中継依頼に要する通信費を削減しつ
つ、中継依頼機能を有しないファクシミリ装置や他のメ
ーカーのファクシミリ装置からの呼出信号により適切に
中継依頼要求の受け付けを行って、安価で、利用性の良
好な中継送信を行うファクシミリ装置を提供することを
目的としている。
【0008】請求項2記載の発明は、中継依頼予約を受
け付ける特定の発信元電話番号毎に予め中継送信先の電
話番号を記憶し、自動着信カデンス回数未満の呼出信号
を受信したとき、回線から通知された発信元電話番号が
予め中継依頼予約を受け付ける特定の発信元として登録
されている特定発信元の電話番号と一致するときにのみ
中継依頼要求を受け付けることにより、間違い電話等の
ような自動着信カデンス回数未満の呼出信号により中継
依頼要求を受け付けて、その後に同じ相手ファクシミリ
装置から送信されてくる画像データを中継送信するとい
う誤動作や秘密を要する画像データが誤って他のファク
シミリ装置に送信されることを防止して、より一層安全
性の良好な中継送信を行うことのできるファクシミリ装
置を提供することを目的としている。
【0009】請求項3記載の発明は、カデンス回数毎に
異なる中継送信先の電話番号を記憶し、中継依頼予約受
付時に、カウントしたカデンス回数に対応して記憶され
ている中継送信先に、その後当該中継依頼要求をしてき
た相手ファクシミリ装置から送信されてくる画像データ
を中継送信することにより、通信費を削減しつつ、複数
の中継送信先の中から中継送信先を特定して、多数の中
継送信先に対して中継送信を行い、安価で、より一層利
用性の良好な中継送信を行うファクシミリ装置を提供す
ることを目的としている。
【0010】請求項4記載の発明は、中継依頼予約受付
後に、当該中継依頼予約を受け付けた相手ファクシミリ
装置から受信したカデンス回数が予め記憶されている中
継依頼予約を取り消すカデンス回数であると、当該相手
ファクシミリ装置から先に受け付けた中継依頼予約を取
り消すことにより、一度受け付けた中継依頼予約を呼出
信号のカデンス回数で取り消すことができるようにし
て、より一層利用性の良好な中継送信を行うファクシミ
リ装置を提供することを目的としている。
【0011】請求項5記載の発明は、中継依頼予約受付
後、当該中継依頼予約をしてきた相手ファクシミリ装置
から画像データが送信されてくる前に、所定の経過時間
が経過すると、中継依頼予約を取り消すことにより、同
じ相手先からの中継送信用ではない他の画像データを誤
って中継送信するという誤動作を防止し、より一層安全
性が良好で、利用性の良好な中継送信を行うファクシミ
リ装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、発信元電話番号通知サービスを提供
する回線に接続され、当該発信元電話番号通知サービス
により通知される発信元電話番号を取得する発信元電話
番号取得手段と、画像データを記憶する画像データ記憶
手段と、を備え、前記回線に接続された相手ファクシミ
リ装置からの中継依頼要求を受け付け、当該相手ファク
シミリ装置から送信されてきた前記画像データを、前記
画像データ記憶手段に一時記憶した後、指定の相手先に
ファクシミリ送信する中継送信を行うファクシミリ装置
であって、前記中継送信先のファクシミリ装置の電話番
号を予め記憶する送信先記憶手段と、前記発信元電話番
号取得手段の取得した前記発信元電話番号を記憶する発
信元電話番号記憶手段と、前記回線からの呼出信号のカ
デンスを検出するカデンス検出手段と、前記カデンス検
出手段の検出した前記カデンスの回数をカウントするカ
デンス回数カウント手段と、着呼時、前記カデンス回数
カウント手段のカウントした前記カデンス回数が自動着
信を行う前記カデンス回数として予め設定されている自
動着信カデンス回数未満の所定回数のときには、当該着
呼を前記中継依頼予約要求であると判断して、前記発信
元電話番号取得手段の取得した前記発信元電話番号を前
記発信元電話番号記憶手段に記憶させ、その後、前記自
動着信カデンス回数以上の着呼があり、前記発信元電話
番号取得手段の取得した前記発信元電話番号が前記発信
元電話番号記憶手段に記憶されている前記発信元電話番
号と一致すると、自動着信を行って前記画像データをフ
ァクシミリ受信して前記画像データ記憶手段に一時記憶
させ、前記送信先記憶手段に記憶されている前記中継送
信先に前記画像データ記憶手段に記憶させた前記画像デ
ータを中継送信する制御手段と、を備えることにより、
上記目的を達成している。
【0013】上記構成によれば、回線の提供する電信元
電話番号通知サービスを利用して、着呼時、カウントし
た呼出信号のカデンス回数が自動着信を行うカデンス回
数として予め設定されている自動着信カデンス回数未満
の所定回数のときには、当該着呼を中継依頼予約要求で
あると判断して、回線から通知される発信元電話番号を
取得して当該発信元電話番号を発信元電話番号記憶手段
に記憶させ、その後、自動着信カデンス回数以上の着呼
があり、取得した発信元電話番号が発信元電話番号記憶
手段に記憶されている発信元電話番号と一致すると、自
動着信を行ってファクシミリ受信した画像データを、予
め記憶されている中継送信先に中継送信するので、中継
依頼に要する通信費を削減しつつ、中継依頼機能を有し
ないファクシミリ装置や他のメーカーのファクシミリ装
置からの呼出信号により適切に中継依頼要求の受け付け
を行うことができ、安価で、利用性の良好な中継送信を
行うことができる。
【0014】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記送信先記憶手段は、前記中継依頼予約を受け
付ける特定の発信元電話番号毎に予め前記中継送信先の
電話番号を記憶し、前記制御手段は、前記発信元電話番
号取得手段の取得した前記発信元電話番号が前記送信先
記憶手段に登録されている前記特定発信元電話番号と一
致するときにのみ、前記中継依頼要求を受け付けるもの
であってもよい。
【0015】上記構成によれば、中継依頼予約を受け付
ける特定の発信元電話番号毎に予め中継送信先の電話番
号を記憶し、自動着信カデンス回数未満の呼出信号を受
信したとき、回線から通知された発信元電話番号が予め
中継依頼予約を受け付ける特定の発信元として登録され
ている特定発信元の電話番号と一致するときにのみ中継
依頼要求を受け付けるので、間違い電話等のような自動
着信カデンス回数未満の呼出信号により中継依頼要求を
受け付けて、その後に同じ相手ファクシミリ装置から送
信されてくる画像データを中継送信するという誤動作や
秘密を要する画像データが誤って他のファクシミリ装置
に送信されることを防止することができ、より一層安全
性の良好な中継送信を行うことができる。
【0016】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記送信先記憶手段は、前記カデンス回数毎に異な
る前記中継送信先の電話番号を記憶し、前記制御手段
は、前記中継依頼予約受付時に、前記カデンス回数カウ
ント手段のカウントした前記カデンス回数に対応して前
記送信先記憶手段に記憶されている前記中継送信先に、
その後当該中継依頼要求をしてきた前記相手ファクシミ
リ装置から送信されてくる前記画像データを中継送信す
るものであってもよい。
【0017】上記構成によれば、カデンス回数毎に異な
る中継送信先の電話番号を記憶し、中継依頼予約受付時
に、カウントしたカデンス回数に対応して記憶されてい
る中継送信先に、その後当該中継依頼要求をしてきた相
手ファクシミリ装置から送信されてくる画像データを中
継送信するので、通信費を削減しつつ、複数の中継送信
先の中から中継送信先を特定して、多数の中継送信先に
対して中継送信を行うことができ、安価で、より一層利
用性の良好な中継送信を行うことができる。
【0018】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、前記中継依頼予約を取り
消すカデンス回数を記憶する処理内容記憶手段をさらに
備え、前記制御手段は、前記中継依頼予約受付後に、当
該中継依頼予約を受け付けた前記相手ファクシミリ装置
から受信した前記カデンス回数が前記処理内容記憶手段
に記憶されている前記中継依頼予約を取り消す前記カデ
ンス回数であると、前記受け付けた中継依頼予約を取り
消すものであってもよい。
【0019】上記構成によれば、中継依頼予約受付後
に、当該中継依頼予約を受け付けた相手ファクシミリ装
置から受信したカデンス回数が予め記憶されている中継
依頼予約を取り消すカデンス回数であると、当該相手フ
ァクシミリ装置から先に受け付けた中継依頼予約を取り
消すので、一度受け付けた中継依頼予約を呼出信号のカ
デンス回数で取り消すことができ、より一層利用性の良
好な中継送信を行うことができる。
【0020】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、前記中継依頼予約受付時
からの経過時間を計時する計時手段をさらに備え、前記
制御手段は、前記中継依頼予約受付後、当該中継依頼予
約をしてきた前記相手ファクシミリ装置から前記画像デ
ータが送信されてくる前に、前記計時手段が所定の経過
時間を計時すると、前記中継依頼予約を取り消すもので
あってもよい。
【0021】上記構成によれば、中継依頼予約受付後、
当該中継依頼予約をしてきた相手ファクシミリ装置から
画像データが送信されてくる前に、所定の経過時間が経
過すると、中継依頼予約を取り消すので、同じ相手先か
らの中継送信用ではない他の画像データを誤って中継送
信するという誤動作を防止することができ、より一層安
全性が良好で、利用性の良好な中継送信を行うことがで
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0023】図1〜図5は、本発明のファクシミリ装置
の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明のファ
クシミリ装置の一実施の形態を適用したファクシミリ装
置1の回路ブロック図である。
【0024】図1において、ファクシミリ装置1は、制
御部2、システムメモリ3、パラメータメモリ4、スキ
ャナ5、プロッタ6、網制御部7、モデム8、画像蓄積
メモリ9、符号化・復号化部10及び操作表示部11等
を備えており、上記各部は、システムバス12により接
続されている。
【0025】システムメモリ(発信元電話番号記憶手
段)3は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Ra
ndom Access Memory)等で構成され、システムメモリ3
には、ファクシミリ装置1の基本処理プログラム及び中
継処理プログラムが格納されているとともに、これら各
処理処理プログラムを実行するのに必要な各種データ及
びシステムデータ等が格納されている。また、システム
メモリ3は、制御部2のワークメモリとして利用され、
制御部2が基本処理プログラム及び中継処理プログラム
に基づいてファクシミリ装置1の各部を制御する際の演
算途中の各種データや演算結果の各種データ、例えば、
後述する回線Lから通知される発信元電話番号や中継依
頼受付有無情報等を記憶する。
【0026】制御部(制御手段)2は、システムメモリ
3内の基本処理プログラム及び中継処理プログラムに基
づいて、システムメモリ3をワークメモリとして利用し
つつファクシミリ装置1の各部を制御し、ファクシミリ
装置1としての基本処理を実行するとともに、後述する
中継処理を実行する。
【0027】パラメータメモリ(送信先記憶手段、処理
内容記憶手段)4は、中継送信する相手先に関する情
報、例えば、相手先名、相手先のファクシミリ番号等を
記憶するとともに、発信元電話番号に対応する呼出信号
のカデンス回数と処理内容との関係を示すカデンステー
ブル等を記憶している。このカデンステーブルは、例え
ば、図2に示すように、発信元電話番号(発信元の電話
番号)、呼出信号のカデンス回数及び処理内容がテーブ
ル形式で設定され、発信元電話番号毎に設定されるとと
もに、当該発信元電話番号の相手先からの呼出信号のカ
デンス回数(1回、2回、・・・)毎に、当該呼出信号
のカデンス回数に対するファクシミリ装置1での処理内
容(例えば、中継予約取り消し、続けて送る画像データ
をワンタッチ1の相手先に送信、続けて送る画像データ
を短縮00の相手先に送信、続けて送信する画像データ
をファクシミリ番号24−6810の相手先に送信及び
自動着呼処理等が設定されている。このカデンステーブ
ルは、ファクシミリ装置1の操作表示部11のキー操作
により設定することができ、また、その設定内容の変更
及び消去を行うことができる。また、パラメータメモリ
4は、操作表示部11のワンタッチキーに対応して入力
される送信相手先のファクシミリ番号及び短縮番号に対
応して入力される送信相手先のファクシミリ番号等の送
信相手先のファクシミリ番号をワンタッチキー及び短縮
番号に対応させて記憶する。
【0028】なお、図2においては、カデンステーブル
は、発信元電話番号毎に、呼出信号のカデンス回数とそ
のカデンス回数に応じた処理内容が設定されているが、
カデンステーブルとしては、上記内容に限るものではな
く、例えば、全ての発信元電話番号に対して共通に、呼
出信号のカデンス回数と処理内容を設定してもよいし、
発信元電話番号毎に、共通の呼出信号のカデンス回数と
処理内容を設定してもよい。また、カデンステーブルに
は、呼出信号の入力回数とそのときのカデンス回数に対
応する処理内容を設定してもよい。例えば、1回目の呼
出信号の入力時のカデンスが1回であると、ワンタッチ
番号を使用することの指示、2回目の呼出信号のカデン
スの回数で当該ワンタッチ番号の指示、3回目の呼出信
号で転送文書の送信を行う等であってもよい。
【0029】スキャナ5は、例えば、CCD(Charge C
oupled Device )を利用したイメージスキャナ等が利用
されており、一般に、ADF(自動原稿送り装置)を備
えている。ADFには、複数枚の原稿がセットされ、A
DFは、セットされた原稿を1枚ずつスキャナ5の原稿
読取位置に送給する。スキャナ5は、ADFから搬送さ
れてきた原稿を走査し、原稿の画像を所定の解像度で読
み取る。
【0030】プロッタ6は、例えば、サーマル素子を利
用したサーマル記録装置あるいは電子写真式記録装置等
が使用されており、受信した画像やスキャナ5で読み取
った画像を記録紙に記録出力する。
【0031】網制御部7には、回線L、例えば、公衆電
話回線等が接続されており、網制御部7は、回線の捕
捉、発信先電話番号である選択信号の送出及び着信の検
出等を行って、所定の発呼動作及び着信動作を行う。フ
ァクシミリ装置1に接続されている回線Lは、発信元電
話番号通知サービスを提供する。網制御部7は、回線L
から入力される呼出信号のカデンス(呼出信号の周波数
及び呼出信号のオン時間とオフ時間)を検出するカデン
ス検出部を内蔵しており、カデンス検出部(カデンス検
出手段)は、検出した呼出信号のカデンスを制御部2に
出力する。制御部2は、このカデンス検出手段から入力
されるカデンスの回数をカウントして、カウントしたカ
デンス回数に基づいて、パラメータメモリ4のカデンス
テーブルに対応する中継処理を行う。したがって、制御
部2は、カデンス回数をカウントするカウント回数カウ
ント手段としても機能する。
【0032】モデム(発信元電話番号取得手段)8は、
網制御部7に接続されており、G3(グループ3)のフ
ァクシミリモデム機能を備えている。モデム8は、伝送
制御信号を送受信するための低速モデム(例えば、V.
21等)及び主に画像データを送受信するための高速モ
デム(例えば、V.17、V.29あるいはV.27
等)等を備え、特に、発信元電話番号を受信するための
モデム機能(例えば、V.23)を備えている。モデム
8は、モデム機能を使用して、送信信号の変調及び受信
信号の復調を行うとともに、回線Lの提供する発信元電
話番号通知サービスにより通知される発信元の電話番号
を取得して、取得した発信元電話番号を制御部2に出力
する。
【0033】画像蓄積メモリ(画像データ記憶手段)9
は、ハードディスク等で構成され、スキャナ5により読
み取られた全原稿の画像データを蓄積するとともに、受
信した画像データを蓄積する。
【0034】符号化・復号化部10は、画像データの画
像蓄積メモリ9への蓄積の効率化及び伝送時間の短縮化
を図るためのものであり、所定の符号化方式に従って画
像データを符号化し、また、符号化された画像データを
復号化する。
【0035】操作表示部11は、テンキー、スタートキ
ー及びワンタッチキー等の各種操作キーを備えるととも
に、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備
え、操作キーからは、送信操作等の各種命令が入力さ
れ、ディスプレイには、操作キーから入力された命令内
容やファクシミリ装置1からファクシミリ装置1のオペ
レータに通知する各種情報が表示される。
【0036】次に、本実施の形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、発信元電話番号通知サービスを提
供する回線Lを介して相手ファクシミリ装置から送信さ
れてくる呼出信号のカデンス回数により中継送信の予
約、中継送信先の指定及び予約解除等を行うところにそ
の特徴がある。
【0037】すなわち、ファクシミリ装置1の接続され
ている回線Lは、発信元の電話番号を着信元に通知する
発信元電話番号通知サービスを提供する。すなわち、当
該回線Lの交換機(加入者線交換機)は、図3に示すよ
うに、情報受信端末(ファクシミリ装置1等)に着信を
行う際に、まず、発信元の情報端末(電話機やファクシ
ミリ装置等)から回線L(L1、L2)の極性を反転し
た後、情報受信端末起動信号を送出する情報受信端末の
起動処理を行い、次いで、情報受信端末から1次応答信
号(直流ループ)を受信すると、発信元電話番号(V.
23モデム)を情報受信端末に送信する情報の送出を行
う。次に、交換機は、情報受信端末から受信完了信号
(直流ループ断)を受信すると、呼出信号を情報受信端
末に送出するとともに、同時に、発信側へ呼出音を送出
する端末の呼出を行い、情報受信端末から2次応答信号
(直流ループ)を受信すると、通信パスを形成して、課
金を開始する通信状態に入る。
【0038】そこで、図3の情報受信端末としてのファ
クシミリ装置1は、回線Lの発信元電話番号通知サービ
スと呼出信号のカデンス回数を利用して、図4及び図5
に示すように、中継処理を行う。
【0039】すなわち、ファクシミリ装置1は、図4に
示すように、待機状態において、制御部2が、中継依頼
予約があるかシステムメモリ2の中継依頼受付有無情報
を検索することによりチェックし(ステップS1)、中
継依頼予約があるときには、後述する中継依頼予約の有
効期間を計時するタイマーがタイムアウトしたかチェッ
クする(ステップS2)。
【0040】ステップS2で、タイムアウトしていない
ときには、制御部2は、ステップS4に移行し、ステッ
プS2で、タイムアウトしているときには、中継依頼予
約の取り消しを行って(ステップS3)、情報受信端末
起動信号を受信したかチェックする(ステップS4)。
【0041】ステップS4で、図3に示した情報受信端
末起動信号を受信しないときには、制御部2は、そのま
ま、待機状態を継続して、ステップS1に戻り、ステッ
プS4で、情報受信端末起動信号を受信すると、図3に
示したように、回線を閉結して1次応答信号を送出し、
回線Lの交換機から発信元電話番号を受信すると、受信
完了信号を送出する(ステップS5)。制御部2は、こ
の取得した発信元電話番号をシステムメモリ3に記憶す
る。
【0042】制御部2は、回線Lの交換機から呼出信号
を受信すると、網制御部7のカデンス検出部から入力さ
れる呼出信号のカデンス回数のカウントを開始し(ステ
ップS6)、図5に示すように、呼出信号のカデンス回
数が、予め設定されている自動着呼を行うカデンス回数
に達したかチェックする(ステップS7)。
【0043】ステップS7で、カウントした呼出信号の
カデンス回数が自動着呼を行うカデンス回数に達してい
ないときには、制御部2は、呼出信号が消滅したかチェ
ックし(ステップS8)、呼出信号が消滅していないと
きには、図4のステップS6に戻って、呼出信号のカデ
ンスの回数のカウントを継続して(ステップS6)、当
該カウントしたカデンス回数が自動着呼を行うカデンス
回数に到達したかチェックする(ステップS7)。
【0044】図5のステップS7で、カウントした呼出
信号のカデンス回数が自動着呼を行うカデンス回数に達
していないときには、制御部2は、呼出信号が消滅した
かチェックし(ステップS8)、呼出信号が消滅する
と、パラメータメモリ4のカデンステーブルを検索し
て、ステップS5で取得してシステムメモリ3に記憶し
た発信元電話番号及びカウントした呼出信号のカデンス
回数と一致する発信元電話番号とカデンス回数がパラメ
ータメモリ4のカデンステーブルに登録されているかチ
ェックする(ステップS9)。
【0045】ステップS9で、上記受信した発信元電話
番号とカデンス回数と一致する発信元電話番号とカデン
ス回数がパラメータメモリ4のカデンステーブルに登録
されていないときには、制御部2は、適切な着信ではな
いと判断して、待機状態に戻り、ステップS1から上記
同様の処理を行う。
【0046】ステップS9で、上記受信した発信元電話
番号とカデンス回数と一致する発信元電話番号とカデン
ス回数がパラメータメモリ4のカデンステーブルに登録
されているときには、制御部2は、当該受信した発信元
電話番号の当該検出したカデンス回数に対して登録され
ている処理内容が、中継依頼予約取り消しであるか、す
なわち、発信元電話番号に対応して登録されている処理
内容が中継依頼予約取り消しであるカデンス回数と検出
したカデンス回数が一致するかチェックする(ステップ
S10)。例えば、図2の場合、制御部2は、発信元電
話番号が1234−56−7890のとき、カデンス回
数が中継予約取り消しである1回であるかチェックす
る。
【0047】ステップS10で、処理内容が中継依頼予
約取り消しでないときには、制御部2は、中継依頼予約
であると判断して、当該カデンス回数に対応する処理内
容で中継依頼予約の受付処理を行う(ステップS1
1)。例えば、制御部2は、図2の場合、発信元電話番
号が1234−56−7890であると、カデンス回数
が2回のときには、ワンタッチキー1に登録されている
相手先に中継送信を依頼されたものとして中継依頼予約
の受付処理を行い、カデンス回数が3回のときには、短
縮キー00に対応して登録されている相手先に中継送信
を依頼されたものとして中継依頼予約の受付処理を行
い、また、カデンス回数が4回のときには、予め中継送
信先として登録されている相手先である24−6810
に中継送信を依頼されてものとして中継依頼予約の受付
処理を行う。
【0048】制御部2は、上記中継依頼予約の受付処理
を行うと、タイマーをスタートさせ(ステップS1
2)、待機状態に戻って、ステップS1から上記同様に
処理する。
【0049】上記ステップS10で、処理内容が中継依
頼予約取り消しであるときには、制御部2は、ステップ
S3に戻って、中継依頼予約の取り消し処理を行い(ス
テップS3)、待機状態に戻る。
【0050】上記ステップS7で、カウントした呼出信
号のカデンス回数が自動着呼を行うカデンス回数に達し
たときには、制御部2は、網制御部7を介して自動着呼
を行い(ステップS13)、通常のファクシミリ通信手
順によりファクシミリ受信を行って、受信した画像デー
タを画像蓄積メモリ9に蓄積する(ステップS14)。
【0051】制御部2は、ファクシミリ受信を完了する
と、中継依頼予約かがあるかチェックし(ステップS1
5)、中継依頼予約があるときには、当該中継依頼予約
に基づいて、当該中継依頼予約の相手先に発呼し、相手
先が応答すると、通常のファクシミリ通信手順により上
記画像蓄積メモリ9に蓄積した画像データを当該相手先
に送信する(ステップS16)。
【0052】制御部2は、全ての画像データを当該中継
依頼予約の相手先に送信すると、ファクシミリ送信処理
を終了して、中継依頼予約を消去し(ステップS1
7)、画像蓄積メモリ9内の当該画像データを消去し
て、処理を終了する(ステップS18)。
【0053】ステップS15で、中継依頼予約がないと
きには、通常のファクシミリ受信であると判断して、通
常の受信画像データと同様の処理、例えば、受信画像デ
ータをプロッタ6に転送して、プロッタ6で受信画像を
記録出力した後、画像蓄積メモリ9から当該受信画像デ
ータを削除して処理を終了する(ステップS18)。
【0054】そして、上記中継依頼予約を受け付けた
後、当該相手ファクシミリ装置から画像データが送信さ
れてくる前に、図4のステップS2でタイムアウトする
と、当該受け付けた中継依頼予約を取り消す取消処理を
行う(ステップS3)。
【0055】このように、本実施の形態によれば、ファ
クシミリ装置1は、回線Lの提供する電信元電話番号通
知サービスを利用して、着呼時、カウントした呼出信号
のカデンス回数が自動着信を行うカデンス回数として予
め設定されている自動着信カデンス回数未満の所定回数
のときには、当該着呼を中継依頼予約要求であると判断
して、回線Lから通知される発信元電話番号を取得して
当該発信元電話番号をシステムメモリ3に記憶させ、そ
の後、自動着信カデンス回数以上の着呼があり、取得し
た発信元電話番号がシステムメモリ3に記憶されている
発信元電話番号と一致すると、自動着信を行ってファク
シミリ受信した画像データを、予め記憶されている中継
送信先に中継送信する。したがって、中継依頼に要する
通信費を削減しつつ、中継依頼機能を有しないファクシ
ミリ装置や他のメーカーのファクシミリ装置からの呼出
信号により適切に中継依頼要求の受け付けを行うことが
でき、安価で、利用性の良好な中継送信を行うことがで
きる。
【0056】また、ファクシミリ装置1は、中継依頼予
約を受け付ける特定の発信元電話番号毎に予め中継送信
先の電話番号をパラメータメモリ4に記憶し、自動着信
カデンス回数未満の呼出信号を受信したとき、回線から
通知された発信元電話番号が予め中継依頼予約を受け付
ける特定の発信元として登録されている特定発信元の電
話番号と一致するときにのみ中継依頼要求を受け付けて
いる。したがって、間違い電話等のような自動着信カデ
ンス回数未満の呼出信号により中継依頼要求を受け付け
て、その後に同じ相手ファクシミリ装置から送信されて
くる画像データを中継送信するという誤動作や秘密を要
する画像データが誤って他のファクシミリ装置に送信さ
れることを防止することができ、より一層安全性の良好
な中継送信を行うことができる。
【0057】さらに、ファクシミリ装置1は、カデンス
回数毎に異なる中継送信先の電話番号をパラメータメモ
リ4に記憶し、中継依頼予約受付時に、カウントしたカ
デンス回数に対応してパラメータメモリ4に記憶されて
いる中継送信先に、その後当該中継依頼要求をしてきた
相手ファクシミリ装置から送信されてくる画像データを
中継送信している。したがって、通信費を削減しつつ、
複数の中継送信先の中から中継送信先を特定して、多数
の中継送信先に対して中継送信を行うことができ、安価
で、より一層利用性の良好な中継送信を行うことができ
る。
【0058】また、ファクシミリ装置1は、中継依頼予
約受付後に、当該中継依頼予約を受け付けた相手ファク
シミリ装置から受信したカデンス回数がパラメータメモ
リ4に予め記憶されている中継依頼予約を取り消すカデ
ンス回数であると、当該相手ファクシミリ装置から先に
受け付けた中継依頼予約の取り消を行う。したがって、
一度受け付けた中継依頼予約を呼出信号のカデンス回数
で取り消すことができ、より一層利用性の良好な中継送
信を行うことができる。
【0059】さらに、ファクシミリ装置1は、中継依頼
予約受付後、当該中継依頼予約をしてきた相手ファクシ
ミリ装置から画像データが送信されてくる前に、所定の
経過時間が経過すると、中継依頼予約の取り消しを行
う。したがって、同じ相手先からの中継送信用ではない
他の画像データを誤って中継送信するという誤動作を防
止することができ、より一層安全性が良好で、利用性の
良好な中継送信を行うことができる。
【0060】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、回線の提供する電信元電話番号通知サービス
を利用して、着呼時、カウントした呼出信号のカデンス
回数が自動着信を行うカデンス回数として予め設定され
ている自動着信カデンス回数未満の所定回数のときに
は、当該着呼を中継依頼予約要求であると判断して、回
線から通知される発信元電話番号を取得して当該発信元
電話番号を発信元電話番号記憶手段に記憶させ、その
後、自動着信カデンス回数以上の着呼があり、取得した
発信元電話番号が発信元電話番号記憶手段に記憶されて
いる発信元電話番号と一致すると、自動着信を行ってフ
ァクシミリ受信した画像データを、予め記憶されている
中継送信先に中継送信するので、中継依頼に要する通信
費を削減しつつ、中継依頼機能を有しないファクシミリ
装置や他のメーカーのファクシミリ装置からの呼出信号
により適切に中継依頼要求の受け付けを行うことがで
き、安価で、利用性の良好な中継送信を行うことができ
る。
【0062】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、中継依頼予約を受け付ける特定の発信元電話番
号毎に予め中継送信先の電話番号を記憶し、自動着信カ
デンス回数未満の呼出信号を受信したとき、回線から通
知された発信元電話番号が予め中継依頼予約を受け付け
る特定の発信元として登録されている特定発信元の電話
番号と一致するときにのみ中継依頼要求を受け付けるの
で、間違い電話等のような自動着信カデンス回数未満の
呼出信号により中継依頼要求を受け付けて、その後に同
じ相手ファクシミリ装置から送信されてくる画像データ
を中継送信するという誤動作や秘密を要する画像データ
が誤って他のファクシミリ装置に送信されることを防止
することができ、より一層安全性の良好な中継送信を行
うことができる。
【0063】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、カデンス回数毎に異なる中継送信先の電話番号
を記憶し、中継依頼予約受付時に、カウントしたカデン
ス回数に対応して記憶されている中継送信先に、その後
当該中継依頼要求をしてきた相手ファクシミリ装置から
送信されてくる画像データを中継送信するので、通信費
を削減しつつ、複数の中継送信先の中から中継送信先を
特定して、多数の中継送信先に対して中継送信を行うこ
とができ、安価で、より一層利用性の良好な中継送信を
行うことができる。
【0064】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、中継依頼予約受付後に、当該中継依頼予約を受
け付けた相手ファクシミリ装置から受信したカデンス回
数が予め記憶されている中継依頼予約を取り消すカデン
ス回数であると、当該相手ファクシミリ装置から先に受
け付けた中継依頼予約を取り消すので、一度受け付けた
中継依頼予約を呼出信号のカデンス回数で取り消すこと
ができ、より一層利用性の良好な中継送信を行うことが
できる。
【0065】請求項5記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、中継依頼予約受付後、当該中継依頼予約をして
きた相手ファクシミリ装置から画像データが送信されて
くる前に、所定の経過時間が経過すると、中継依頼予約
を取り消すので、同じ相手先からの中継送信用ではない
他の画像データを誤って中継送信するという誤動作を防
止することができ、より一層安全性が良好で、利用性の
良好な中継送信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施の形態を適
用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図2】図1のパラメータメモリに記憶されているカデ
ンステーブルの一例を示す図。
【図3】発信元電話番号通知サービスを提供する加入者
交換機と情報受信端末との接続シーケンスを示す図。
【図4】図1のファクシミリ装置による中継処理を示す
フローチャート。
【図5】図4の中継処理の続きの処理を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 制御部 3 システムメモリ 4 パラメータメモリ 5 スキャナ 6 プロッタ 7 網制御部 8 モデム 9 画像蓄積メモリ 10 符号化・復号化部 11 操作表示部 12 システムバス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発信元電話番号通知サービスを提供する回
    線に接続され、当該発信元電話番号通知サービスにより
    通知される発信元電話番号を取得する発信元電話番号取
    得手段と、画像データを記憶する画像データ記憶手段
    と、を備え、前記回線に接続された相手ファクシミリ装
    置からの中継依頼要求を受け付け、当該相手ファクシミ
    リ装置から送信されてきた前記画像データを、前記画像
    データ記憶手段に一時記憶した後、指定の相手先にファ
    クシミリ送信する中継送信を行うファクシミリ装置であ
    って、前記中継送信先のファクシミリ装置の電話番号を
    予め記憶する送信先記憶手段と、前記発信元電話番号取
    得手段の取得した前記発信元電話番号を記憶する発信元
    電話番号記憶手段と、前記回線からの呼出信号のカデン
    スを検出するカデンス検出手段と、前記カデンス検出手
    段の検出した前記カデンスの回数をカウントするカデン
    ス回数カウント手段と、着呼時、前記カデンス回数カウ
    ント手段のカウントした前記カデンス回数が自動着信を
    行う前記カデンス回数として予め設定されている自動着
    信カデンス回数未満の所定回数のときには、当該着呼を
    前記中継依頼予約要求であると判断して、前記発信元電
    話番号取得手段の取得した前記発信元電話番号を前記発
    信元電話番号記憶手段に記憶させ、その後、前記自動着
    信カデンス回数以上の着呼があり、前記発信元電話番号
    取得手段の取得した前記発信元電話番号が前記発信元電
    話番号記憶手段に記憶されている前記発信元電話番号と
    一致すると、自動着信を行って前記画像データをファク
    シミリ受信して前記画像データ記憶手段に一時記憶さ
    せ、前記送信先記憶手段に記憶されている前記中継送信
    先に前記画像データ記憶手段に記憶させた前記画像デー
    タを中継送信する制御手段と、を備えたことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記送信先記憶手段は、前記中継依頼予約
    を受け付ける特定の発信元電話番号毎に予め前記中継送
    信先の電話番号を記憶し、前記制御手段は、前記発信元
    電話番号取得手段の取得した前記発信元電話番号が前記
    送信先記憶手段に登録されている前記特定発信元電話番
    号と一致するときにのみ、前記中継依頼要求を受け付け
    ることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記送信先記憶手段は、前記カデンス回数
    毎に異なる前記中継送信先の電話番号を記憶し、前記制
    御手段は、前記中継依頼予約受付時に、前記カデンス回
    数カウント手段のカウントした前記カデンス回数に対応
    して前記送信先記憶手段に記憶されている前記中継送信
    先に、その後当該中継依頼要求をしてきた前記相手ファ
    クシミリ装置から送信されてくる前記画像データを中継
    送信することを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記ファクシミリ装置は、前記中継依頼予
    約を取り消すカデンス回数を記憶する処理内容記憶手段
    をさらに備え、前記制御手段は、前記中継依頼予約受付
    後に、当該中継依頼予約を受け付けた前記相手ファクシ
    ミリ装置から受信した前記カデンス回数が前記処理内容
    記憶手段に記憶されている前記中継依頼予約を取り消す
    前記カデンス回数であると、前記受け付けた中継依頼予
    約を取り消すことを特徴とする請求項1から請求項3の
    いずれかに記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】前記ファクシミリ装置は、前記中継依頼予
    約受付時からの経過時間を計時する計時手段をさらに備
    え、前記制御手段は、前記中継依頼予約受付後、当該中
    継依頼予約をしてきた前記相手ファクシミリ装置から前
    記画像データが送信されてくる前に、前記計時手段が所
    定の経過時間を計時すると、前記中継依頼予約を取り消
    すことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに
    記載のファクシミリ装置。
JP9177659A 1997-06-18 1997-06-18 ファクシミリ装置 Pending JPH118751A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013038629A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Brother Ind Ltd ファクシミリ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013038629A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Brother Ind Ltd ファクシミリ装置

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