JPH0715549A - 通信端末装置 - Google Patents
通信端末装置Info
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- JPH0715549A JPH0715549A JP5149929A JP14992993A JPH0715549A JP H0715549 A JPH0715549 A JP H0715549A JP 5149929 A JP5149929 A JP 5149929A JP 14992993 A JP14992993 A JP 14992993A JP H0715549 A JPH0715549 A JP H0715549A
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- destination
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、通話機能、ファクシミリ通信機能
あるいはデータ通信機能のうち少なくとも一機能以上を
備えた公衆一般回線に接続される通信端末装置に関し、
通信が成立したときに電話番号等の送信先情報を記憶す
ることにより送信先情報の自動登録を実現して、設定登
録が容易な通信端末装置を提供することを目的とする。 【構成】 公衆一般回線からの回線信号を取り込み通信
信号を検出する回線信号検出部12と、回線信号検出部12
による検出情報とROM13内に設けられた通信判定情報
メモリ13cに設定されている通信判定情報とを照合して
少なくとも通信の成立または不成立を判別するMPU11
と、通信が成立したときに送信先情報として少なくとも
入力された送信先の電話番号を記憶し登録する送信先情
報メモリ14bを有するRAM14と、を備えたことを特徴
とする。
あるいはデータ通信機能のうち少なくとも一機能以上を
備えた公衆一般回線に接続される通信端末装置に関し、
通信が成立したときに電話番号等の送信先情報を記憶す
ることにより送信先情報の自動登録を実現して、設定登
録が容易な通信端末装置を提供することを目的とする。 【構成】 公衆一般回線からの回線信号を取り込み通信
信号を検出する回線信号検出部12と、回線信号検出部12
による検出情報とROM13内に設けられた通信判定情報
メモリ13cに設定されている通信判定情報とを照合して
少なくとも通信の成立または不成立を判別するMPU11
と、通信が成立したときに送信先情報として少なくとも
入力された送信先の電話番号を記憶し登録する送信先情
報メモリ14bを有するRAM14と、を備えたことを特徴
とする。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆一般回線に接続さ
れる通信端末装置に関し、電話番号等の登録操作が容易
な通信端末装置に関する。
れる通信端末装置に関し、電話番号等の登録操作が容易
な通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公衆一般回線に接続される通信端
末装置としては電話機、ファクシミリ通信端末装置また
はデータ通信端末装置が知られており、これらの通信端
末装置はそれぞれ専用の通信端末装置として用いられて
いたが、近年、通話機能およびファクシミリ通信機能の
自動切換えを可能にして電話機とファクシミリ通信装置
とが複合化された複合通信端末装置が製品化されてい
る。なお、この通信端末装置は、例えば特公昭56−7
340号公報に記載されているように、回線信号の周期
のバラツキ値および平均値を予め設定されている規格値
と比較しその周期性の有無を確認することによって通話
信号と各種信号とを判別するようになっている。
末装置としては電話機、ファクシミリ通信端末装置また
はデータ通信端末装置が知られており、これらの通信端
末装置はそれぞれ専用の通信端末装置として用いられて
いたが、近年、通話機能およびファクシミリ通信機能の
自動切換えを可能にして電話機とファクシミリ通信装置
とが複合化された複合通信端末装置が製品化されてい
る。なお、この通信端末装置は、例えば特公昭56−7
340号公報に記載されているように、回線信号の周期
のバラツキ値および平均値を予め設定されている規格値
と比較しその周期性の有無を確認することによって通話
信号と各種信号とを判別するようになっている。
【0003】このような通信端末装置としては、例え
ば、特公昭61−38899号公報または特公昭61−
38900号公報に記載されている。この通信端末装置
(以降、第1従来例という)は、オペレータが選択した
予め入力されている電話番号を発信番号順に、入力する
直前に1桁づつ音声によって出力し、オペレータがその
番号に従って入力することにより間違い電話を防止する
ようになっている。
ば、特公昭61−38899号公報または特公昭61−
38900号公報に記載されている。この通信端末装置
(以降、第1従来例という)は、オペレータが選択した
予め入力されている電話番号を発信番号順に、入力する
直前に1桁づつ音声によって出力し、オペレータがその
番号に従って入力することにより間違い電話を防止する
ようになっている。
【0004】また、実開平2−128460号公報に
は、送信原稿に表示されている送信先の電話番号を示す
バーコードを読み取りそのバーコードから得られた電話
番号によって自動発呼するようにして、煩わしい送信先
の電話番号の入力を省き、素早く送信することのできる
通信端末装置(以降、第2従来例という)が記載されて
いる。
は、送信原稿に表示されている送信先の電話番号を示す
バーコードを読み取りそのバーコードから得られた電話
番号によって自動発呼するようにして、煩わしい送信先
の電話番号の入力を省き、素早く送信することのできる
通信端末装置(以降、第2従来例という)が記載されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1従
来例にあっては、予め電話番号等の送信先情報を登録し
ておき再送信する際の操作を容易にしたり、誤送信を防
止することは可能であるが、通話機能のみの電話機に比
べファクシミリ通信装置およびデータ通信端末装置は設
定入力する項目が多いためその操作が困難である。その
ため、設定項目や設定手順を表示部に表示して入力する
ようにしたものがあるが、設定項目が多いため画面の切
り換え等の操作が煩雑であり、さらに表示部を大画面化
しなければならなかった。なお、通話機能のみの電話機
でも予め電話番号を登録しなければならないためファク
シミリ通信装置およびデータ通信端末装置程ではないが
登録操作は困難であった。
来例にあっては、予め電話番号等の送信先情報を登録し
ておき再送信する際の操作を容易にしたり、誤送信を防
止することは可能であるが、通話機能のみの電話機に比
べファクシミリ通信装置およびデータ通信端末装置は設
定入力する項目が多いためその操作が困難である。その
ため、設定項目や設定手順を表示部に表示して入力する
ようにしたものがあるが、設定項目が多いため画面の切
り換え等の操作が煩雑であり、さらに表示部を大画面化
しなければならなかった。なお、通話機能のみの電話機
でも予め電話番号を登録しなければならないためファク
シミリ通信装置およびデータ通信端末装置程ではないが
登録操作は困難であった。
【0006】また、複合通信端末装置では設定項目がよ
り多くなるため登録操作の困難性はより顕著になり、復
合通信機能を備えているにもかかわらずいずれか1つの
用途でしか用いられていない場合が多かった。そして、
このような通信端末装置には、送信先を検索するための
いわゆる電子電話帳という機能を設けているものもある
が、その登録は同様にかなりの操作が要求されるため登
録の操作が煩雑であった。
り多くなるため登録操作の困難性はより顕著になり、復
合通信機能を備えているにもかかわらずいずれか1つの
用途でしか用いられていない場合が多かった。そして、
このような通信端末装置には、送信先を検索するための
いわゆる電子電話帳という機能を設けているものもある
が、その登録は同様にかなりの操作が要求されるため登
録の操作が煩雑であった。
【0007】このような不具合を解消するため、例え
ば、特開平3−29460号公報には、予め記憶させて
いる操作手順をプリント出力することにより表示部の画
面を頻繁に切り換えることなく登録等の操作を可能にす
るとともに、その表示部の大画面化を防止する通信端末
装置が提案されているが、プリント出力された文書を確
認しながら操作しななければならず表示部の大画面化の
防止は可能であるが、操作性を向上させるまでには至っ
ていない。
ば、特開平3−29460号公報には、予め記憶させて
いる操作手順をプリント出力することにより表示部の画
面を頻繁に切り換えることなく登録等の操作を可能にす
るとともに、その表示部の大画面化を防止する通信端末
装置が提案されているが、プリント出力された文書を確
認しながら操作しななければならず表示部の大画面化の
防止は可能であるが、操作性を向上させるまでには至っ
ていない。
【0008】また、第2従来例にあっては、送信原稿に
表示されたバーコードを読み取ることにより送信先の電
話番号の入力を省くことは可能であるが、送信先毎にバ
ーコードを作製しなけらばならず、またそのバーコード
を送信原稿に表示する手間が掛かり送信する操作は容易
であるがその前準備が煩雑になってしまうという問題が
あった。
表示されたバーコードを読み取ることにより送信先の電
話番号の入力を省くことは可能であるが、送信先毎にバ
ーコードを作製しなけらばならず、またそのバーコード
を送信原稿に表示する手間が掛かり送信する操作は容易
であるがその前準備が煩雑になってしまうという問題が
あった。
【0009】そして、電話機とファクシミリ通信装置と
が複合化された複合通信端末装置が製品化されている
が、データ通信端末装置は業務用として主に用いられる
のでデータ通信のみに用いられることが多く他の通信機
能と複合化されることはなかった。但し、データ通信端
末装置に電話機能を設けたものが開発されているが、こ
のデータ通信端末装置では実用上データ通信の使用頻度
が少なかったり、通話のみの通信であるため複合化を考
慮したものではなかった。
が複合化された複合通信端末装置が製品化されている
が、データ通信端末装置は業務用として主に用いられる
のでデータ通信のみに用いられることが多く他の通信機
能と複合化されることはなかった。但し、データ通信端
末装置に電話機能を設けたものが開発されているが、こ
のデータ通信端末装置では実用上データ通信の使用頻度
が少なかったり、通話のみの通信であるため複合化を考
慮したものではなかった。
【0010】そこで、請求項1記載の発明は、通信が成
立したときに少なくともその電話番号を記憶し登録する
ことにより送信先情報の自動登録を実現して、設定登録
が容易な通信端末装置を提供することを目的とする。請
求項2記載の発明は、送信先情報として通信種別を記憶
し登録するとともに再送信時に送信先の通信端末装置の
種類を知らせることにより誤送信を防止して、確実な通
信作業を可能にする通信端末装置を提供することを目的
とする。
立したときに少なくともその電話番号を記憶し登録する
ことにより送信先情報の自動登録を実現して、設定登録
が容易な通信端末装置を提供することを目的とする。請
求項2記載の発明は、送信先情報として通信種別を記憶
し登録するとともに再送信時に送信先の通信端末装置の
種類を知らせることにより誤送信を防止して、確実な通
信作業を可能にする通信端末装置を提供することを目的
とする。
【0011】請求項3記載の発明は、送信原稿がセット
されていないときに送信原稿の未セットを検出するとと
もに未セットを知らせることにより誤送信を防止して、
確実な通信作業を可能にするファクシミリ通信機能を備
えた通信端末装置を提供することを目的とする。請求項
4記載の発明は、通信が不成立のときに不成立原因を判
定するとともにその対処方法を知らせることによりその
ときの対処を容易にして、効率の良い通信作業を可能に
する通信端末装置を提供することを目的とする。
されていないときに送信原稿の未セットを検出するとと
もに未セットを知らせることにより誤送信を防止して、
確実な通信作業を可能にするファクシミリ通信機能を備
えた通信端末装置を提供することを目的とする。請求項
4記載の発明は、通信が不成立のときに不成立原因を判
定するとともにその対処方法を知らせることによりその
ときの対処を容易にして、効率の良い通信作業を可能に
する通信端末装置を提供することを目的とする。
【0012】請求項5記載の発明は、入力された送信先
名が既に登録されているか検索したり検索された送信先
名の送信先情報を同時に表示することにより電話番号の
検索を容易にして、操作性の優れた通信端末装置を提供
することを目的とする。請求項6記載の発明は、既に登
録されている送信先情報を転送することにより登録のた
めの操作をすることなく転送元の送信先情報を転送先に
登録可能にして、利便性の優れた通信端末装置を提供す
ることを目的とする。
名が既に登録されているか検索したり検索された送信先
名の送信先情報を同時に表示することにより電話番号の
検索を容易にして、操作性の優れた通信端末装置を提供
することを目的とする。請求項6記載の発明は、既に登
録されている送信先情報を転送することにより登録のた
めの操作をすることなく転送元の送信先情報を転送先に
登録可能にして、利便性の優れた通信端末装置を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、通話機能、ファクシミリ通信機能
あるいはデータ通信機能のうち少なくとも一機能以上を
備えた公衆一般回線に接続される通信端末において、前
記回線からの回線信号を取り込み通信信号を検出する通
信信号検出手段と、該検出手段による検出情報から少な
くとも通信の成立または不成立を判別する通信判別手段
と、通信が成立したときに送信先情報として少なくとも
入力された送信先の電話番号を記憶し登録する送信先登
録手段と、を備えたことを特徴とするものである。
求項1記載の発明は、通話機能、ファクシミリ通信機能
あるいはデータ通信機能のうち少なくとも一機能以上を
備えた公衆一般回線に接続される通信端末において、前
記回線からの回線信号を取り込み通信信号を検出する通
信信号検出手段と、該検出手段による検出情報から少な
くとも通信の成立または不成立を判別する通信判別手段
と、通信が成立したときに送信先情報として少なくとも
入力された送信先の電話番号を記憶し登録する送信先登
録手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0014】請求項2記載の発明は、前記通信判別手段
が通信信号検出手段による検出情報から通信の成立また
は不成立や通信種別を判別し、前記送信先登録手段が送
信先情報としてその電話番号および前記通信種別を記憶
するよう構成し、入力された送信先の電話番号と前記送
信先登録手段により登録されている電話番号とを照合す
る電話番号照合手段と、該照合手段により照合された電
話番号が既に登録済みであるときに該電話番号の通信種
別を音声で知らせる第1音声出力手段と、を設けたこと
を特徴とするものである。
が通信信号検出手段による検出情報から通信の成立また
は不成立や通信種別を判別し、前記送信先登録手段が送
信先情報としてその電話番号および前記通信種別を記憶
するよう構成し、入力された送信先の電話番号と前記送
信先登録手段により登録されている電話番号とを照合す
る電話番号照合手段と、該照合手段により照合された電
話番号が既に登録済みであるときに該電話番号の通信種
別を音声で知らせる第1音声出力手段と、を設けたこと
を特徴とするものである。
【0015】請求項3記載の発明は、セットされた送信
原稿を検出する原稿検出手段を有し、少なくとも前記フ
ァクシミリ通信機能を備えた通信端末であって、前記送
信原稿の画像情報を送信する際、前記原稿検出手段によ
り前記送信原稿の未セットが検出されたときに、送信原
稿が未セットであることを音声で知らせる第2音声出力
手段と、前記画像情報の送信を禁止する通信禁止手段
と、を設けたことを特徴とするものである。
原稿を検出する原稿検出手段を有し、少なくとも前記フ
ァクシミリ通信機能を備えた通信端末であって、前記送
信原稿の画像情報を送信する際、前記原稿検出手段によ
り前記送信原稿の未セットが検出されたときに、送信原
稿が未セットであることを音声で知らせる第2音声出力
手段と、前記画像情報の送信を禁止する通信禁止手段
と、を設けたことを特徴とするものである。
【0016】請求項4記載の発明は、前記通信判別手段
により通信の不成立を判別されたときに、前記通信信号
検出手段による検出情報から不成立原因を判定する原因
判定手段と、該判定手段により判定された不成立原因の
対処方法を音声で知らせる第3音声出力手段と、を設け
たことを特徴とするものである。請求項5記載の発明
は、前記送信先情報に送信先名を設定入力する送信先名
設定手段を設け、入力された送信先名を前記送信先情報
に既に登録されているか検索する送信先名検索手段と、
該検索手段により検索された送信先名の送信先情報を少
なくとも1つ以上表示可能な表示手段と、を設けたこと
を特徴とするものである。
により通信の不成立を判別されたときに、前記通信信号
検出手段による検出情報から不成立原因を判定する原因
判定手段と、該判定手段により判定された不成立原因の
対処方法を音声で知らせる第3音声出力手段と、を設け
たことを特徴とするものである。請求項5記載の発明
は、前記送信先情報に送信先名を設定入力する送信先名
設定手段を設け、入力された送信先名を前記送信先情報
に既に登録されているか検索する送信先名検索手段と、
該検索手段により検索された送信先名の送信先情報を少
なくとも1つ以上表示可能な表示手段と、を設けたこと
を特徴とするものである。
【0017】請求項6記載の発明は、所定のコード信号
を着信したとき前記送信先登録手段に登録されている送
信先登録情報を送信する登録情報送信手段と、該登録情
報送信手段により送信されてきた送信先情報を前記送信
先登録手段に登録する追加登録手段と、を設けたことを
特徴とするものである。
を着信したとき前記送信先登録手段に登録されている送
信先登録情報を送信する登録情報送信手段と、該登録情
報送信手段により送信されてきた送信先情報を前記送信
先登録手段に登録する追加登録手段と、を設けたことを
特徴とするものである。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明では、通信信号検出手段に
より回線からの回線信号が取り込まれて通信信号が検出
され、通信判別手段によりその検出情報から少なくとも
通信の成立または不成立が判別される。そして、通信が
成立したときには、送信先登録手段により送信先情報と
して少なくとも送信先の電話番号が記憶され登録され
る。したがって、送信先の電話番号が自動登録される。
より回線からの回線信号が取り込まれて通信信号が検出
され、通信判別手段によりその検出情報から少なくとも
通信の成立または不成立が判別される。そして、通信が
成立したときには、送信先登録手段により送信先情報と
して少なくとも送信先の電話番号が記憶され登録され
る。したがって、送信先の電話番号が自動登録される。
【0019】請求項2記載の発明では、入力された送信
先の電話番号と送信先登録手段により登録されている電
話番号とが電話番号照合手段により照合され、入力され
た電話番号が既に登録済みであるときにその電話番号の
通信種別が第1音声出力手段により音声によってオペレ
ータに知らされる。したがって、入力した送信先の通信
種別がオペレータに認識される。
先の電話番号と送信先登録手段により登録されている電
話番号とが電話番号照合手段により照合され、入力され
た電話番号が既に登録済みであるときにその電話番号の
通信種別が第1音声出力手段により音声によってオペレ
ータに知らされる。したがって、入力した送信先の通信
種別がオペレータに認識される。
【0020】請求項3記載の発明では、送信原稿がセッ
トされていないときに、送信原稿の未セットが原稿検出
手段により検出され、原稿の未セットが第2音声出力手
段により音声によってオペレータに知らされるとととも
に、通信禁止手段により送信原稿の画像情報の送信が禁
止される。したがって、原稿の未セットがオペレータに
認識されるとともに誤送信が防止される。
トされていないときに、送信原稿の未セットが原稿検出
手段により検出され、原稿の未セットが第2音声出力手
段により音声によってオペレータに知らされるとととも
に、通信禁止手段により送信原稿の画像情報の送信が禁
止される。したがって、原稿の未セットがオペレータに
認識されるとともに誤送信が防止される。
【0021】請求項4記載の発明では、通信判別手段に
より通信の不成立が判別されたときに、通信信号検出手
段による検出情報から原因判定手段により不成立原因が
判定され、判定手段により判定された不成立原因の対処
方法が第3音声出力手段により音声によってオペレータ
に知らさる。したがって、オペレータの対処が容易にさ
れる。
より通信の不成立が判別されたときに、通信信号検出手
段による検出情報から原因判定手段により不成立原因が
判定され、判定手段により判定された不成立原因の対処
方法が第3音声出力手段により音声によってオペレータ
に知らさる。したがって、オペレータの対処が容易にさ
れる。
【0022】請求項5記載の発明では、送信先情報に送
信先名を設定入力する送信先名設定手段が設けられ、送
信先名検索手段により入力された送信先名が送信先情報
に既に登録されているか検索され、既に登録されていた
場合には、表示手段によりその送信先名の送信先情報が
少なくとも1つ以上表示される。したがって、送信先名
から電話番号が容易に検索される。
信先名を設定入力する送信先名設定手段が設けられ、送
信先名検索手段により入力された送信先名が送信先情報
に既に登録されているか検索され、既に登録されていた
場合には、表示手段によりその送信先名の送信先情報が
少なくとも1つ以上表示される。したがって、送信先名
から電話番号が容易に検索される。
【0023】請求項6記載の発明では、転送先から送信
された所定のコード信号を転送元が着信したとき、転送
元では登録情報送信手段により送信先登録手段に登録さ
れている送信先情報が送信され、また転送先では転送元
から送信されてきた送信先情報が追加登録手段により送
信先登録手段に登録される。したがって、送信先登録手
段を操作することなく転送元の送信先登録手段に登録さ
れている送信先情報が転送先に登録される。
された所定のコード信号を転送元が着信したとき、転送
元では登録情報送信手段により送信先登録手段に登録さ
れている送信先情報が送信され、また転送先では転送元
から送信されてきた送信先情報が追加登録手段により送
信先登録手段に登録される。したがって、送信先登録手
段を操作することなく転送元の送信先登録手段に登録さ
れている送信先情報が転送先に登録される。
【0024】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図5は請求項1〜6の何れかに記載の発明に係る通
信端末装置を示す一実施例を示す図であり、図1はその
全体構成を示す図で、図2〜図5はその各部の構成を示
す図である。
1〜図5は請求項1〜6の何れかに記載の発明に係る通
信端末装置を示す一実施例を示す図であり、図1はその
全体構成を示す図で、図2〜図5はその各部の構成を示
す図である。
【0025】まず、構成を説明する。図1において、11
はマイクロ・プロセッサ・ユニットであり、マイクロ・
プロセッサ・ユニット11には回線信号検出部12、不揮発
性メモリ13、揮発性メモリ14、通信制御部15、オペポー
ト制御部16、画像処理部17、印字制御部18および音声再
生録音制御部19が接続されており、マイクロ・プロセッ
サ・ユニット11は不揮発性メモリ13内に格納されている
プログラムに従って揮発性メモリ14およびこれら各部15
〜19を制御するようになっている。また、このマイクロ
・プロセッサ・ユニット11は公衆一般回線の回線信号を
取り込み通信信号を検出する回線信号検出部12が検出す
る通信信号に基づいて揮発性メモリ14内に記憶されてい
る記憶情報を書き換えるようになっている。なお、以下
単に、マイクロ・プロセッサ・ユニット11はMPU11、
不揮発性メモリ13はROM(Read Only Memory)13、揮
発性メモリ14はRAM(Random Access Memory)14とも
いう。また、公衆一般回線はPSTN(Public Switche
d Telephone Network)ともいう。
はマイクロ・プロセッサ・ユニットであり、マイクロ・
プロセッサ・ユニット11には回線信号検出部12、不揮発
性メモリ13、揮発性メモリ14、通信制御部15、オペポー
ト制御部16、画像処理部17、印字制御部18および音声再
生録音制御部19が接続されており、マイクロ・プロセッ
サ・ユニット11は不揮発性メモリ13内に格納されている
プログラムに従って揮発性メモリ14およびこれら各部15
〜19を制御するようになっている。また、このマイクロ
・プロセッサ・ユニット11は公衆一般回線の回線信号を
取り込み通信信号を検出する回線信号検出部12が検出す
る通信信号に基づいて揮発性メモリ14内に記憶されてい
る記憶情報を書き換えるようになっている。なお、以下
単に、マイクロ・プロセッサ・ユニット11はMPU11、
不揮発性メモリ13はROM(Read Only Memory)13、揮
発性メモリ14はRAM(Random Access Memory)14とも
いう。また、公衆一般回線はPSTN(Public Switche
d Telephone Network)ともいう。
【0026】ROM13は、図2に示すように、システム
全体の制御プログラムを書込み設定されているシステム
制御メモリ13aと、オペポート制御部15により制御され
各種情報を表示する表示部21(例えば、液晶表示器)の
表示フォーマットを書込み設定されている表示フォーマ
ットメモリ13bと、回線信号検出部12により検出される
通信信号と照合して通信を判定する判定情報が書込み設
定されている通信判定用情報メモリ13cと、オペポート
制御部15に接続されたキー入力部22から情報を入力する
際に用いる文字が登録されている辞書メモリ13dと、記
憶情報を送受信するアプリケーション・ソフトが書込み
設定されているアプリケーション制御メモリ13eと、か
ら構成されている。
全体の制御プログラムを書込み設定されているシステム
制御メモリ13aと、オペポート制御部15により制御され
各種情報を表示する表示部21(例えば、液晶表示器)の
表示フォーマットを書込み設定されている表示フォーマ
ットメモリ13bと、回線信号検出部12により検出される
通信信号と照合して通信を判定する判定情報が書込み設
定されている通信判定用情報メモリ13cと、オペポート
制御部15に接続されたキー入力部22から情報を入力する
際に用いる文字が登録されている辞書メモリ13dと、記
憶情報を送受信するアプリケーション・ソフトが書込み
設定されているアプリケーション制御メモリ13eと、か
ら構成されている。
【0027】RAM14は、図3に示すように、所定の通
信機能が動作する際に用いられる所定の信号を記憶する
制御メモリ14aと、電話番号、通信種別(送信先の前記
回線に接続されている端末通信装置の種別)や宛先名か
らなる送信先情報を記憶し登録する送信先情報メモリ14
bと、キー入力部22から情報を入力する際にオペレータ
が登録したり使用するキャラクタ文字を記憶し登録する
外字メモリ14cと、から構成されている。
信機能が動作する際に用いられる所定の信号を記憶する
制御メモリ14aと、電話番号、通信種別(送信先の前記
回線に接続されている端末通信装置の種別)や宛先名か
らなる送信先情報を記憶し登録する送信先情報メモリ14
bと、キー入力部22から情報を入力する際にオペレータ
が登録したり使用するキャラクタ文字を記憶し登録する
外字メモリ14cと、から構成されている。
【0028】通信制御部15には、通話する際に用いられ
るハンドセット23と、PSTNとのインターフェースで
あるLIU(Loop Interface Unite)24が接続されてお
り、この通信制御部15は、図4に示すように、LIU24
を介してハンドセット23からの通話信号をPSTNに送
受信する際に通話品質を管理するためのアナログ回路か
らなるアナログ・インタフェースのスピーチネットワー
ク回路15aと、ファクシミリ通信(以下、FAX通信と
もいう)する際のFAX通信制御用のFAXモデム15b
と、データ通信する際のデータ通信制御用のデータモデ
ム15cと、から構成されている。すなわち、本実施例
は、通話機能、FAX通信機能およびデータ通信機能を
備えている。
るハンドセット23と、PSTNとのインターフェースで
あるLIU(Loop Interface Unite)24が接続されてお
り、この通信制御部15は、図4に示すように、LIU24
を介してハンドセット23からの通話信号をPSTNに送
受信する際に通話品質を管理するためのアナログ回路か
らなるアナログ・インタフェースのスピーチネットワー
ク回路15aと、ファクシミリ通信(以下、FAX通信と
もいう)する際のFAX通信制御用のFAXモデム15b
と、データ通信する際のデータ通信制御用のデータモデ
ム15cと、から構成されている。すなわち、本実施例
は、通話機能、FAX通信機能およびデータ通信機能を
備えている。
【0029】オペポート制御部16に接続されているキー
入力部22は、図5に示すように、電話番号等を入力する
テンキー22aと、表示部21に表示される各種情報をスク
ロールするスクロールキー22bと、同一の送信先に再送
信する際に用いるリダイヤルキー22cと、送信先情報メ
モリ14bに登録されている短縮番号を用いて通信する際
に用いる短縮キー22dと、オンフックで通話する際に用
いるON−HOOKキー22eと、スクロールキー22bに
よりスクロールされた情報を選択する選択キー22fと、
辞書メモリ13dを用いて漢字変換する変換キー22gと、
から構成されている。
入力部22は、図5に示すように、電話番号等を入力する
テンキー22aと、表示部21に表示される各種情報をスク
ロールするスクロールキー22bと、同一の送信先に再送
信する際に用いるリダイヤルキー22cと、送信先情報メ
モリ14bに登録されている短縮番号を用いて通信する際
に用いる短縮キー22dと、オンフックで通話する際に用
いるON−HOOKキー22eと、スクロールキー22bに
よりスクロールされた情報を選択する選択キー22fと、
辞書メモリ13dを用いて漢字変換する変換キー22gと、
から構成されている。
【0030】画像処理部17は、送信原稿の画像情報を読
み込むスキャナ25が接続されており、画像処理部17はス
キャナ25により読み込まれた画像データを処理するよう
になっている。印字制御部18は、FAX受信情報や画像
情報をコピーする際に用紙にその情報をプリントする普
通紙プロッタ26が接続されており、印字制御部18はこの
普通紙プロッタ26を制御するようになっている。
み込むスキャナ25が接続されており、画像処理部17はス
キャナ25により読み込まれた画像データを処理するよう
になっている。印字制御部18は、FAX受信情報や画像
情報をコピーする際に用紙にその情報をプリントする普
通紙プロッタ26が接続されており、印字制御部18はこの
普通紙プロッタ26を制御するようになっている。
【0031】音声再生録音制御部19には、スピーカ27、
マイク28および音声ROM29が接続されており、音声再
生録音制御部19はマイク28からの音声情報を処理して音
声ROM29に格納し、また音声ROM29に格納された固
定メッセージ(図15に示す)をスピーカ27から出力する
ようになっている。また、31は送信原稿や用紙等を搬送
する搬送系のモータであり、32はスキャナ25により読み
取られる送信原稿のセットやドアの開閉等を検出するセ
ンサであり、33は各種電圧を供給する電源ユニット(P
SU)である。なお、34はRAM14のバックアップ電源
用電池であり、35は直流カットのためのコンデンサであ
る。
マイク28および音声ROM29が接続されており、音声再
生録音制御部19はマイク28からの音声情報を処理して音
声ROM29に格納し、また音声ROM29に格納された固
定メッセージ(図15に示す)をスピーカ27から出力する
ようになっている。また、31は送信原稿や用紙等を搬送
する搬送系のモータであり、32はスキャナ25により読み
取られる送信原稿のセットやドアの開閉等を検出するセ
ンサであり、33は各種電圧を供給する電源ユニット(P
SU)である。なお、34はRAM14のバックアップ電源
用電池であり、35は直流カットのためのコンデンサであ
る。
【0032】次に、請求項1記載の発明の構成を説明す
る。図1において、MPU11は、キー入力部22のテンキ
ー22aにより入力された電話番号をオペポート制御部16
を介してRAM14の送信先情報メモリ14bに蓄積すると
ともに通信制御部15を動作させてLIU24からPSTN
に電話番号を発呼する。このとき、回線信号検出部12
は、通信制御部15からLIU24の間をモニターし通話信
号を検出する。このMPU11は回線信号検出部12による
検出情報からやり取りされる信号をROM13の通信判定
用情報メモリ13cに格納してある通信判定用情報の項目
(例えば、図13に示すような各種トーン、各種コード、
音声、あるいはデータ等の検出)と照合して通信の種別
を判断し、その信号の流れ(図14に示す経時変化の推
移)からその通信の成立あるいは不成立を判断(例えば
図14に示すようにダイヤル・トーンを検出した後、ビジ
ー・トーンを検出した場合には話中と判断)する。
る。図1において、MPU11は、キー入力部22のテンキ
ー22aにより入力された電話番号をオペポート制御部16
を介してRAM14の送信先情報メモリ14bに蓄積すると
ともに通信制御部15を動作させてLIU24からPSTN
に電話番号を発呼する。このとき、回線信号検出部12
は、通信制御部15からLIU24の間をモニターし通話信
号を検出する。このMPU11は回線信号検出部12による
検出情報からやり取りされる信号をROM13の通信判定
用情報メモリ13cに格納してある通信判定用情報の項目
(例えば、図13に示すような各種トーン、各種コード、
音声、あるいはデータ等の検出)と照合して通信の種別
を判断し、その信号の流れ(図14に示す経時変化の推
移)からその通信の成立あるいは不成立を判断(例えば
図14に示すようにダイヤル・トーンを検出した後、ビジ
ー・トーンを検出した場合には話中と判断)する。
【0033】そして、MPU11は、通信が成立したとき
にはRAM14内の送信先情報メモリ14bに電話番号とと
もに通信種別をヘッダ番号を付して蓄積し、不成立のと
きはRAM14の登録情報メモリ14bに蓄積したその電話
番号をクリアするようになっている。すなわち、回線信
号検出部12は通信信号検出手段を、MPU11は通信判別
手段を、RAM14の送信先情報メモリ14bは送信先登録
手段を構成している。
にはRAM14内の送信先情報メモリ14bに電話番号とと
もに通信種別をヘッダ番号を付して蓄積し、不成立のと
きはRAM14の登録情報メモリ14bに蓄積したその電話
番号をクリアするようになっている。すなわち、回線信
号検出部12は通信信号検出手段を、MPU11は通信判別
手段を、RAM14の送信先情報メモリ14bは送信先登録
手段を構成している。
【0034】次に、請求項1記載の発明の作用を説明す
る。まず、オペレータが通話、FAX通信あるいはデー
タ通信するためにキー入力部22のテンキー22aを用いて
電話番号を発呼すると、その電話番号は通信制御部15に
送られてLIU24を介して回線に送出されるとともにM
PU11によって一旦RAM14の送信先情報メモリ14bに
蓄積される。そして、回線信号検出部12によりこの通信
の間の通信信号が検出される。次いで、この通信が終了
すると、MPU11により回線信号検出部12が検出した通
信信号に基づいて通信判定用情報メモリ13cに設定され
ている前記通信判定用情報の項目およびその経時変化の
推移からこの通信の種別や成立あるいは不成立が判定さ
れる。
る。まず、オペレータが通話、FAX通信あるいはデー
タ通信するためにキー入力部22のテンキー22aを用いて
電話番号を発呼すると、その電話番号は通信制御部15に
送られてLIU24を介して回線に送出されるとともにM
PU11によって一旦RAM14の送信先情報メモリ14bに
蓄積される。そして、回線信号検出部12によりこの通信
の間の通信信号が検出される。次いで、この通信が終了
すると、MPU11により回線信号検出部12が検出した通
信信号に基づいて通信判定用情報メモリ13cに設定され
ている前記通信判定用情報の項目およびその経時変化の
推移からこの通信の種別や成立あるいは不成立が判定さ
れる。
【0035】そして、この通信が成立したと判定された
とき、送信先情報メモリ14bに蓄積された電話番号に通
信種別が加えられてヘッダ番号が付与され、図6に示す
ように、そのヘッダ番号を短縮ダイヤルとして記憶登録
される。このとき、図7に示すように、登録するか否か
オペレータに選択される。また、この通信が不成立と判
定されたときには送信先情報メモリ14bに蓄積されてい
た電話番号はクリアされる。なお、登録する際にはオペ
レータが表示部21およびキー入力部22を用いて宛先名を
入力する。
とき、送信先情報メモリ14bに蓄積された電話番号に通
信種別が加えられてヘッダ番号が付与され、図6に示す
ように、そのヘッダ番号を短縮ダイヤルとして記憶登録
される。このとき、図7に示すように、登録するか否か
オペレータに選択される。また、この通信が不成立と判
定されたときには送信先情報メモリ14bに蓄積されてい
た電話番号はクリアされる。なお、登録する際にはオペ
レータが表示部21およびキー入力部22を用いて宛先名を
入力する。
【0036】したがって、オペレータがキー入力部22を
操作することなく送信先の電話番号および通信種別が自
動登録される。なお、RAM14の送信先情報メモリ14b
内に登録されている短縮ダイヤルはオペレータの排出指
示により、MPU11によって短縮ダイヤルの一覧表がR
AM14から印字制御部18に転送され、普通紙プロッタ26
によりプリントアウトさせることができるので、表示部
21に表示させなくても送信先の短縮番号を確認すること
ができる。
操作することなく送信先の電話番号および通信種別が自
動登録される。なお、RAM14の送信先情報メモリ14b
内に登録されている短縮ダイヤルはオペレータの排出指
示により、MPU11によって短縮ダイヤルの一覧表がR
AM14から印字制御部18に転送され、普通紙プロッタ26
によりプリントアウトさせることができるので、表示部
21に表示させなくても送信先の短縮番号を確認すること
ができる。
【0037】次に、請求項2記載の発明の構成を説明す
る。図1において、MPU11は、キー入力部22のテンキ
ー22aにより入力された電話番号をオペポート制御部16
を介してRAM14の送信先情報メモリ14bに蓄積すると
ともに、送信先情報メモリ14bに登録済みの電話番号と
入力された電話番号とを照合する。そして、その電話番
号が登録済みの場合にはその電話番号の通信種別を知ら
せるメッセージを音声ROM29に格納されている前記固
定メッセージの項目から選択し、音声再生録音制御部19
を動作させ、スピーカー27からそのメッセージ(例え
ば、図15に示す項目1のように”この電話番号のお相手
は通話です”)を出力させオペレータに通信種別を認識
させるようになっている。
る。図1において、MPU11は、キー入力部22のテンキ
ー22aにより入力された電話番号をオペポート制御部16
を介してRAM14の送信先情報メモリ14bに蓄積すると
ともに、送信先情報メモリ14bに登録済みの電話番号と
入力された電話番号とを照合する。そして、その電話番
号が登録済みの場合にはその電話番号の通信種別を知ら
せるメッセージを音声ROM29に格納されている前記固
定メッセージの項目から選択し、音声再生録音制御部19
を動作させ、スピーカー27からそのメッセージ(例え
ば、図15に示す項目1のように”この電話番号のお相手
は通話です”)を出力させオペレータに通信種別を認識
させるようになっている。
【0038】また、MPU11は、オペレータが短縮キー
22cにより短縮ダイヤルを使用した場合も同様に、送信
先情報メモリ14bに登録されている同一ヘッダ内に蓄積
されている通信種別に対応したメッセージを音声ROM
29に格納されている前記固定メッセージの項目から選択
し、音声再生録音制御部19を動作させ、スピーカー27か
らそのメッセージを出力させオペレータに通信種別を認
識させるようになっている。すなわち、MPU11は電話
番号照合手段を構成し、音声再生録音制御部19は第1音
声出力手段を構成している。
22cにより短縮ダイヤルを使用した場合も同様に、送信
先情報メモリ14bに登録されている同一ヘッダ内に蓄積
されている通信種別に対応したメッセージを音声ROM
29に格納されている前記固定メッセージの項目から選択
し、音声再生録音制御部19を動作させ、スピーカー27か
らそのメッセージを出力させオペレータに通信種別を認
識させるようになっている。すなわち、MPU11は電話
番号照合手段を構成し、音声再生録音制御部19は第1音
声出力手段を構成している。
【0039】次に、請求項2記載の発明の作用を説明す
る。オペレータが通信のために電話番号を入力する際、
RAM14の送信先情報メモリ14bに記憶されている短縮
ダイヤルを使用した場合には、MPU11によりそのヘッ
ダ(短縮ダイヤル)の通信種別に対応したメッセージが
音声ROM29内に格納されている前記固定メッセージか
ら選択され、そのメッセージが音声ROM29から音声再
生録音制御部19を介してスピーカー27から出力される。
また、オペレータがキー入力部22のテンキー22aを用い
て電話番号を入力した場合は、その電話番号は一旦送信
先情報メモリ14bのN番目に蓄積され、その電話番号が
MPU11により図6中破線で示すように登録済みの電話
番号と照合され、登録されている電話番号があったとき
にはその電話番号の通信種別に対応したメッセージが同
様にスピーカー27から出力される。
る。オペレータが通信のために電話番号を入力する際、
RAM14の送信先情報メモリ14bに記憶されている短縮
ダイヤルを使用した場合には、MPU11によりそのヘッ
ダ(短縮ダイヤル)の通信種別に対応したメッセージが
音声ROM29内に格納されている前記固定メッセージか
ら選択され、そのメッセージが音声ROM29から音声再
生録音制御部19を介してスピーカー27から出力される。
また、オペレータがキー入力部22のテンキー22aを用い
て電話番号を入力した場合は、その電話番号は一旦送信
先情報メモリ14bのN番目に蓄積され、その電話番号が
MPU11により図6中破線で示すように登録済みの電話
番号と照合され、登録されている電話番号があったとき
にはその電話番号の通信種別に対応したメッセージが同
様にスピーカー27から出力される。
【0040】したがって、入力された電話番号が既に登
録済みであるときにはその電話番号の通信種別がスピー
カ27から出力されオペレータに認識される。そのため、
回線に対して電話番号を送出する前に、オペレータが送
信先端末の種別が何か判るので、通信種別が異なるとき
直ちに送信を中止することができ、誤発信を防止するこ
とができる。
録済みであるときにはその電話番号の通信種別がスピー
カ27から出力されオペレータに認識される。そのため、
回線に対して電話番号を送出する前に、オペレータが送
信先端末の種別が何か判るので、通信種別が異なるとき
直ちに送信を中止することができ、誤発信を防止するこ
とができる。
【0041】次に、請求項3記載の発明の構成を説明す
る。図1において、MPU11は、キー入力部22のテンキ
ー22aにより入力された電話番号をオペポート制御部16
を介してRAM14の送信先情報メモリ14bに蓄積すると
ともに、送信先情報メモリ14bに登録済みの電話番号と
入力された電話番号とを照合した結果、その電話番号の
通信種別がFAXの場合、送信原稿のセットを検出する
センサ32の検出情報をチェックして、セットされていな
いときには図15に示す前記固定メッセージの項目4を音
声ROM29から選択し、音声再生録音制御部19を動作さ
せ、スピーカー27からそのメッセージを出力する。ま
た、スキャナ25による送信原稿の原稿画像の読み込みを
禁止してFAX通信を禁止するようになっている。
る。図1において、MPU11は、キー入力部22のテンキ
ー22aにより入力された電話番号をオペポート制御部16
を介してRAM14の送信先情報メモリ14bに蓄積すると
ともに、送信先情報メモリ14bに登録済みの電話番号と
入力された電話番号とを照合した結果、その電話番号の
通信種別がFAXの場合、送信原稿のセットを検出する
センサ32の検出情報をチェックして、セットされていな
いときには図15に示す前記固定メッセージの項目4を音
声ROM29から選択し、音声再生録音制御部19を動作さ
せ、スピーカー27からそのメッセージを出力する。ま
た、スキャナ25による送信原稿の原稿画像の読み込みを
禁止してFAX通信を禁止するようになっている。
【0042】また、送信先の通信種別が「TEL&FA
X」の場合には、通話後FAXするときがあるので、前
記固定メッセージの項目5を選択し、音声再生録音制御
部19を動作させ、スピーカー27からそのメッセージを出
力するようになっている。すなわち、センサ32は原稿検
出手段を構成し、音声再生録音制御部19は第2音声出力
手段を構成し、MPU11は通信禁止手段を構成してい
る。
X」の場合には、通話後FAXするときがあるので、前
記固定メッセージの項目5を選択し、音声再生録音制御
部19を動作させ、スピーカー27からそのメッセージを出
力するようになっている。すなわち、センサ32は原稿検
出手段を構成し、音声再生録音制御部19は第2音声出力
手段を構成し、MPU11は通信禁止手段を構成してい
る。
【0043】次に、請求項3記載の発明の作用を説明す
る。キー入力部22のテンキー22aにより入力された電話
番号と送信先情報メモリ14bに登録済みの電話番号とが
MPU11により照合される。そして、その照合結果の通
信種別がFAX通信の場合、送信原稿のセットがセンサ
32により検出され、セットされていないときにはMPU
11により前記固定メッセージの項目4が音声ROM29か
ら選択されて音声再生録音制御部19によりスピーカー27
からそのメッセージが出力されるとともに、スキャナ25
による送信原稿の原稿画像の読み込みが禁止されFAX
通信が禁止される。
る。キー入力部22のテンキー22aにより入力された電話
番号と送信先情報メモリ14bに登録済みの電話番号とが
MPU11により照合される。そして、その照合結果の通
信種別がFAX通信の場合、送信原稿のセットがセンサ
32により検出され、セットされていないときにはMPU
11により前記固定メッセージの項目4が音声ROM29か
ら選択されて音声再生録音制御部19によりスピーカー27
からそのメッセージが出力されるとともに、スキャナ25
による送信原稿の原稿画像の読み込みが禁止されFAX
通信が禁止される。
【0044】また、前記照合結果の通信種別が「TEL
&FAX」の場合には、電話後FAXする場合があるの
で、MPU11により前記固定メッセージの項目5が選択
され、音声再生録音制御部19によりスピーカー27からそ
のメッセージが出力される。したがって、送信原稿がセ
ットされていないときに、原稿の未セットが音声再生録
音制御部19により音声によってオペレータに知らされる
ととともに、MPU11により送信原稿の画像情報の送信
が禁止される。したがって、原稿の未セットがオペレー
タに認識されるとともに誤送信が防止される。
&FAX」の場合には、電話後FAXする場合があるの
で、MPU11により前記固定メッセージの項目5が選択
され、音声再生録音制御部19によりスピーカー27からそ
のメッセージが出力される。したがって、送信原稿がセ
ットされていないときに、原稿の未セットが音声再生録
音制御部19により音声によってオペレータに知らされる
ととともに、MPU11により送信原稿の画像情報の送信
が禁止される。したがって、原稿の未セットがオペレー
タに認識されるとともに誤送信が防止される。
【0045】次に、請求項4記載の発明の構成を説明す
る。図1において、MPU11は、回線信号検出部12によ
り検出された通信信号を通信判定用情報メモリ13cに設
定されている前記通信判定用情報(図13に示している)
の項目およびその前記経時変化の推移(図14に示してい
る)からその通信の成立あるいは不成立を判定するとと
もに、その通信が不成立であると判定したときその不成
立の原因を判断し、音声ROM29に設定されている前記
固定メッセージ(図15に示している)の項目を選択・決
定し、音声再生録音制御部19を動作させてスピーカー27
からそのメッセージを出力(HELP機能)するように
なっている。すなわち、MUP11は原因判定手段を構成
し、音声再生録音制御部19は第3音声出力手段を構成し
ている。
る。図1において、MPU11は、回線信号検出部12によ
り検出された通信信号を通信判定用情報メモリ13cに設
定されている前記通信判定用情報(図13に示している)
の項目およびその前記経時変化の推移(図14に示してい
る)からその通信の成立あるいは不成立を判定するとと
もに、その通信が不成立であると判定したときその不成
立の原因を判断し、音声ROM29に設定されている前記
固定メッセージ(図15に示している)の項目を選択・決
定し、音声再生録音制御部19を動作させてスピーカー27
からそのメッセージを出力(HELP機能)するように
なっている。すなわち、MUP11は原因判定手段を構成
し、音声再生録音制御部19は第3音声出力手段を構成し
ている。
【0046】次に、請求項4記載の発明の作用を説明す
る。回線信号検出部12により検出された通信信号から通
信の不成立が判定されたとき、通信判定用情報メモリ13
cに設定されている前記通信判定用情報の項目およびそ
の前記経時変化の推移からその不成立の原因が判断さ
れ、その原因に対応する音声ROM29に設定されている
前記固定メッセージの項目が選択・決定され、音声再生
録音制御部19が動作されてスピーカー27からそのメッセ
ージが出力される。
る。回線信号検出部12により検出された通信信号から通
信の不成立が判定されたとき、通信判定用情報メモリ13
cに設定されている前記通信判定用情報の項目およびそ
の前記経時変化の推移からその不成立の原因が判断さ
れ、その原因に対応する音声ROM29に設定されている
前記固定メッセージの項目が選択・決定され、音声再生
録音制御部19が動作されてスピーカー27からそのメッセ
ージが出力される。
【0047】したがって、通信の不成立が判別されたと
きに、不成立原因やその対処方法が音声再生録音制御部
19により音声によってオペレータに知らされる。そのた
め、オペレータの対処が容易にされる。次に、請求項5
記載の発明の構成を説明する。図1において、MPU11
は、表示部21に前記送信先情報を表示するとき、送信先
情報メモリ14bに記憶されている送信先情報と表示フォ
ーマットメモリ13bに記憶されている表示フォーマット
とをオペポート制御部16に送り、オペポート制御部16は
前記表示フォーマットに従って送信先情報を表示部21に
例えば、図9に示すように表示するようになっている。
きに、不成立原因やその対処方法が音声再生録音制御部
19により音声によってオペレータに知らされる。そのた
め、オペレータの対処が容易にされる。次に、請求項5
記載の発明の構成を説明する。図1において、MPU11
は、表示部21に前記送信先情報を表示するとき、送信先
情報メモリ14bに記憶されている送信先情報と表示フォ
ーマットメモリ13bに記憶されている表示フォーマット
とをオペポート制御部16に送り、オペポート制御部16は
前記表示フォーマットに従って送信先情報を表示部21に
例えば、図9に示すように表示するようになっている。
【0048】そして、MPU11はキー入力部22によって
入力された宛先名を電話番号、通信種別と共に送信先情
報メモリ14bに蓄積する。このとき、MPU11は登録済
みの宛先名と照合して同一の宛先名を判別すると、電話
番号、通信種別が同一であるか判別し、送信先情報が同
一の場合にはその旨を知らせるメッセージを辞書メモリ
13dから作成しオペポート制御部16を介して表示部21に
表示する。また、異なる場合には送信先情報メモリ14b
を並び換えて記憶させ、次に表示するときに表示フォー
マット中で近接したり結合して表示部21に例えば、図10
に示すように表示させるようになっている。すなわち、
キー入力部22は送信先名設定手段を、表示部21は表示手
段を、MPU11は送信先名検索手段を構成している。
入力された宛先名を電話番号、通信種別と共に送信先情
報メモリ14bに蓄積する。このとき、MPU11は登録済
みの宛先名と照合して同一の宛先名を判別すると、電話
番号、通信種別が同一であるか判別し、送信先情報が同
一の場合にはその旨を知らせるメッセージを辞書メモリ
13dから作成しオペポート制御部16を介して表示部21に
表示する。また、異なる場合には送信先情報メモリ14b
を並び換えて記憶させ、次に表示するときに表示フォー
マット中で近接したり結合して表示部21に例えば、図10
に示すように表示させるようになっている。すなわち、
キー入力部22は送信先名設定手段を、表示部21は表示手
段を、MPU11は送信先名検索手段を構成している。
【0049】次に、請求項5記載の発明の作用を説明す
る。通信が成立したと判定されて表示部21に図7に示す
ようにその送信先の電話番号を登録するか否か表示さ
れ、オペレータにより登録を選択されたとき、表示部21
の表示は図9に示すようになる。そして、オペレータが
表示部21に表示されている送信先情報に宛先名を付加す
る。このときの宛先名は、”ア”から始まる五十音がス
クロールキー22bによりスクロールされ、目的の文字が
表示されたとき選択キー22fが押されその文字が確定入
力される。また、変換キー22gによってROM13内に設
定されている辞書メモリ13dやRAM14内の外字メモリ
14cに登録されているキャラクタ文字により漢字入力等
される。なお、図9中の白抜き文字は、スクロール・キ
ー22bで選択中の文字である。
る。通信が成立したと判定されて表示部21に図7に示す
ようにその送信先の電話番号を登録するか否か表示さ
れ、オペレータにより登録を選択されたとき、表示部21
の表示は図9に示すようになる。そして、オペレータが
表示部21に表示されている送信先情報に宛先名を付加す
る。このときの宛先名は、”ア”から始まる五十音がス
クロールキー22bによりスクロールされ、目的の文字が
表示されたとき選択キー22fが押されその文字が確定入
力される。また、変換キー22gによってROM13内に設
定されている辞書メモリ13dやRAM14内の外字メモリ
14cに登録されているキャラクタ文字により漢字入力等
される。なお、図9中の白抜き文字は、スクロール・キ
ー22bで選択中の文字である。
【0050】また、オペレータが登録済みの電話番号を
用いて通信を行なうときに、表示部21に短縮ダイヤル
(ヘッダ)順に表示すると図10(a)に示すように表示
されるが、MPU11により図8中の破線で示すように入
力された宛先名が照合され、同一の宛先名の送信先情報
は図10(b)に示すように整理され、複数登録されてい
る送信先情報は宛先名毎に表示される。そして、オペレ
ータがその宛先名を選択した場合には図10(c)に示す
ように、その表示部21の表示が切り替えられ送信先情報
毎に並び換えられて表示される。したがって、送信先情
報をプリントすることなく送信先名から電話番号を容易
に検索することができ、その表示部21による検索結果か
ら簡易に送信先の電話番号を発呼することができる。
用いて通信を行なうときに、表示部21に短縮ダイヤル
(ヘッダ)順に表示すると図10(a)に示すように表示
されるが、MPU11により図8中の破線で示すように入
力された宛先名が照合され、同一の宛先名の送信先情報
は図10(b)に示すように整理され、複数登録されてい
る送信先情報は宛先名毎に表示される。そして、オペレ
ータがその宛先名を選択した場合には図10(c)に示す
ように、その表示部21の表示が切り替えられ送信先情報
毎に並び換えられて表示される。したがって、送信先情
報をプリントすることなく送信先名から電話番号を容易
に検索することができ、その表示部21による検索結果か
ら簡易に送信先の電話番号を発呼することができる。
【0051】次に、請求項6記載の発明の構成を説明す
る。図1において、MPU11は他の通信端末装置の送信
先情報メモリ14bに記憶されている送信先情報を読み出
して送信先情報メモリ14bに追加記憶させる登録情報読
み出しモードを備えており、図11に示すように、表示部
11に表示されている登録情報読み出しモードが選択され
ると、ROM13内のアプリケーション制御メモリ13eに
格納されている登録情報読み出しモードの手順および制
御のアプリケーション・ソフトに従い送信先情報を読み
出す相手機に例えば、950Hz単一トーン信号のコー
ド信号をLIU24および通信制御部15を介して送信し、
その相手機から送信され回線信号検出部12により検出さ
れた送信先情報をRAM14内の送信先情報メモリ14bに
追加記憶させるようになっている。
る。図1において、MPU11は他の通信端末装置の送信
先情報メモリ14bに記憶されている送信先情報を読み出
して送信先情報メモリ14bに追加記憶させる登録情報読
み出しモードを備えており、図11に示すように、表示部
11に表示されている登録情報読み出しモードが選択され
ると、ROM13内のアプリケーション制御メモリ13eに
格納されている登録情報読み出しモードの手順および制
御のアプリケーション・ソフトに従い送信先情報を読み
出す相手機に例えば、950Hz単一トーン信号のコー
ド信号をLIU24および通信制御部15を介して送信し、
その相手機から送信され回線信号検出部12により検出さ
れた送信先情報をRAM14内の送信先情報メモリ14bに
追加記憶させるようになっている。
【0052】また、MPU11はPSTNから呼出信号を
通信制御部15を介して着信すると、MPU11はLIU24
を動作させて回線をオフフックし回線信号検出部12によ
り回線信号を取り込み通信信号を検出する。このとき、
予めROM13内のアプリケーション制御メモリ13eに設
定されている前記コード信号を検出すると、送信先情報
メモリ14b内に記憶している送信先情報を送信可能に変
換して通信制御部15にその情報を転送し前記コード信号
を送信した通信端末装置にデータ送信するようになって
いる。すなわち、MPU11は登録情報送信手段および追
加登録手段を構成している。
通信制御部15を介して着信すると、MPU11はLIU24
を動作させて回線をオフフックし回線信号検出部12によ
り回線信号を取り込み通信信号を検出する。このとき、
予めROM13内のアプリケーション制御メモリ13eに設
定されている前記コード信号を検出すると、送信先情報
メモリ14b内に記憶している送信先情報を送信可能に変
換して通信制御部15にその情報を転送し前記コード信号
を送信した通信端末装置にデータ送信するようになって
いる。すなわち、MPU11は登録情報送信手段および追
加登録手段を構成している。
【0053】次に、請求項6記載の発明の作用を図12を
用いて説明する。まず、オペレータが表示部11に表示さ
れている図11(a)に示すメイン画面から、”登録情報
読みだしモード”を選択し、次画面で図11(b)に示す
ように送信先情報を読み出したい電話番号を入力し図示
していないスタートキーを押下すると、図12に示すよう
に、MPU11により入力された電話番号が発呼され、続
いて本モードの開始を促す前記コード信号が送出され
る。
用いて説明する。まず、オペレータが表示部11に表示さ
れている図11(a)に示すメイン画面から、”登録情報
読みだしモード”を選択し、次画面で図11(b)に示す
ように送信先情報を読み出したい電話番号を入力し図示
していないスタートキーを押下すると、図12に示すよう
に、MPU11により入力された電話番号が発呼され、続
いて本モードの開始を促す前記コード信号が送出され
る。
【0054】そして、着呼側の通信端末装置(転送元)
のMPU11は呼出信号の受信を認識すると、MPU11に
よりLIU24が動作され回線がオフフックされ、回線信
号検出部12により通信信号が検出されて前記コード信号
が受信される。そして、開始コード信号が送出され、続
いてRAM14の送信先情報メモリ14b内の送信先情報が
送信される。なお、この通信手順は、例えばCCITT
勧告のV.26bis等のデータ通信手順である。
のMPU11は呼出信号の受信を認識すると、MPU11に
よりLIU24が動作され回線がオフフックされ、回線信
号検出部12により通信信号が検出されて前記コード信号
が受信される。そして、開始コード信号が送出され、続
いてRAM14の送信先情報メモリ14b内の送信先情報が
送信される。なお、この通信手順は、例えばCCITT
勧告のV.26bis等のデータ通信手順である。
【0055】次いで、発呼側の通信端末装置(転送先)
のMPU11により前記開始コード信号が認識されると、
これに続けて送信される送信先情報が送信先情報メモリ
14bに蓄積される。次いで、ACK(Acknowledge)信
号が着呼側の通信端末装置に返送される。そして、この
通信が繰り返し行われ、着呼側の通信端末装置の送信先
情報メモリ14b内に記憶されている送信先情報が順次読
み出され、発呼側の通信端末装置の送信先情報メモリ14
b内に追加記憶される。
のMPU11により前記開始コード信号が認識されると、
これに続けて送信される送信先情報が送信先情報メモリ
14bに蓄積される。次いで、ACK(Acknowledge)信
号が着呼側の通信端末装置に返送される。そして、この
通信が繰り返し行われ、着呼側の通信端末装置の送信先
情報メモリ14b内に記憶されている送信先情報が順次読
み出され、発呼側の通信端末装置の送信先情報メモリ14
b内に追加記憶される。
【0056】次いで、着呼側の通信端末装置の送信先情
報メモリ14bに記憶されている送信先情報の全てが送信
し終わると、着呼側の通信端末装置のMPU11により伝
送終了コードが送信されその回線がオンフックされる。
次いで、発呼側の通信端末装置のMPU11により伝送終
了コードが受信されると、同様に回線がオンフックされ
て登録情報読みだしモードが終了される。
報メモリ14bに記憶されている送信先情報の全てが送信
し終わると、着呼側の通信端末装置のMPU11により伝
送終了コードが送信されその回線がオンフックされる。
次いで、発呼側の通信端末装置のMPU11により伝送終
了コードが受信されると、同様に回線がオンフックされ
て登録情報読みだしモードが終了される。
【0057】したがって、オペレータが普段使用してい
る通信端末装置に記憶されている送信先情報を別の装置
の送信先情報メモリ14bに設定するとき、登録情報読み
だしモードが選択され相手機の電話番号が入力されるの
みで、相手機に登録されている送信先情報がその送信先
情報メモリ14bに自動登録される。そのため、1つの装
置で蓄積されてた送信先情報を別の装置に容易に設定す
ることができる。
る通信端末装置に記憶されている送信先情報を別の装置
の送信先情報メモリ14bに設定するとき、登録情報読み
だしモードが選択され相手機の電話番号が入力されるの
みで、相手機に登録されている送信先情報がその送信先
情報メモリ14bに自動登録される。そのため、1つの装
置で蓄積されてた送信先情報を別の装置に容易に設定す
ることができる。
【0058】なお、本実施例は、送信先情報の送受信は
登録情報読み出しモードを備えた通信端末装置間で行な
われることはいうまでもないが、親機および子機間に適
用可能である。
登録情報読み出しモードを備えた通信端末装置間で行な
われることはいうまでもないが、親機および子機間に適
用可能である。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、回線から
の回線信号を取り込み通信信号を検出してその検出情報
から少なくとも通信の成立または不成立を判別し、通信
が成立したときには、送信先情報として少なくとも入力
された送信先の電話番号を登録するので、送信先の電話
番号を自動登録することができ、煩雑な登録操作を省く
ことができる。その結果、送信先情報の設定登録が容易
な通信端末装置を提供するができる。
の回線信号を取り込み通信信号を検出してその検出情報
から少なくとも通信の成立または不成立を判別し、通信
が成立したときには、送信先情報として少なくとも入力
された送信先の電話番号を登録するので、送信先の電話
番号を自動登録することができ、煩雑な登録操作を省く
ことができる。その結果、送信先情報の設定登録が容易
な通信端末装置を提供するができる。
【0060】請求項2記載の発明によれば、入力された
送信先の電話番号と登録されている電話番号とを照合
し、入力された電話番号が既に登録済みであるときに
は、その電話番号の通信種別を音声によってオペレータ
に知らせるので、入力した送信先の通信種別をオペレー
タが認識することができ、再送信時に間違えに気がつか
ずに発呼してしまう誤送信を防止することができる。そ
の結果、確実な通信作業を可能にする通信端末装置を提
供することができる。
送信先の電話番号と登録されている電話番号とを照合
し、入力された電話番号が既に登録済みであるときに
は、その電話番号の通信種別を音声によってオペレータ
に知らせるので、入力した送信先の通信種別をオペレー
タが認識することができ、再送信時に間違えに気がつか
ずに発呼してしまう誤送信を防止することができる。そ
の結果、確実な通信作業を可能にする通信端末装置を提
供することができる。
【0061】請求項3記載の発明によれば、送信原稿の
未セットを検出してその未セットを音声によってオペレ
ータに知らせるととともに、その送信原稿の画像情報の
送信を禁止するので、原稿の未セットをオペレータが認
識することができ、誤送信を防止することができる。そ
の結果、確実な通信作業を可能にするファクシミリ通信
機能を備えた通信端末装置を提供することができる。
未セットを検出してその未セットを音声によってオペレ
ータに知らせるととともに、その送信原稿の画像情報の
送信を禁止するので、原稿の未セットをオペレータが認
識することができ、誤送信を防止することができる。そ
の結果、確実な通信作業を可能にするファクシミリ通信
機能を備えた通信端末装置を提供することができる。
【0062】請求項4記載の発明によれば、通信の不成
立が判別されたときに、通信信号の検出情報から不成立
原因を判定し、その不成立原因の対処方法を音声によっ
てオペレータに知らせるので、オペレータが容易に対処
することができる。その結果、効率の良い通信作業の可
能な通信端末装置を提供することができる。請求項5記
載の発明によれば、入力された送信先名が送信先情報に
既に登録されているか検索し、既に登録されていた場合
には、その送信先名の送信先情報を表示するので、送信
先名から電話番号を容易に検索することができる。その
結果、操作性の優れた電子電話帳機能を備えた通信端末
装置を提供することができる。
立が判別されたときに、通信信号の検出情報から不成立
原因を判定し、その不成立原因の対処方法を音声によっ
てオペレータに知らせるので、オペレータが容易に対処
することができる。その結果、効率の良い通信作業の可
能な通信端末装置を提供することができる。請求項5記
載の発明によれば、入力された送信先名が送信先情報に
既に登録されているか検索し、既に登録されていた場合
には、その送信先名の送信先情報を表示するので、送信
先名から電話番号を容易に検索することができる。その
結果、操作性の優れた電子電話帳機能を備えた通信端末
装置を提供することができる。
【0063】請求項6記載の発明によれば、転送先から
送信された所定のコード信号を転送元が着信したとき、
登録されている送信先情報を転送先に送信し、また転送
元から送信されてきた送信先情報を転送先は自動登録す
るので、登録操作することなく転送元の送信先情報を転
送先に自動登録することができる。その結果、利便性の
優れた通信端末装置を提供することができる。
送信された所定のコード信号を転送元が着信したとき、
登録されている送信先情報を転送先に送信し、また転送
元から送信されてきた送信先情報を転送先は自動登録す
るので、登録操作することなく転送元の送信先情報を転
送先に自動登録することができる。その結果、利便性の
優れた通信端末装置を提供することができる。
【図1】本発明に係る通信端末装置の一実施例の全体構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】図1のROMの内部構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】図1のRAMの内部構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】図1の通信制御部の内部構成を示すブロック図
である。
である。
【図5】図1のキー入力部を示す平面図である。
【図6】その一実施例の送信先情報の登録を説明する説
明図である。
明図である。
【図7】その一実施例の通信終了後に表示部に表示され
た一例を示す図である。
た一例を示す図である。
【図8】その一実施例の送信先情報の検索を説明する説
明図である。
明図である。
【図9】その一実施例の送信先名を登録するときに表示
部に表示された一例を示す図である。
部に表示された一例を示す図である。
【図10】その一実施例の送信先を検索するときに表示
部に表示される送信先情報の表示例を示す図であり、
(a)〜(c)はそれぞれ異なる表示フォーマットによ
り表示部に表示された一例を示す図である。
部に表示される送信先情報の表示例を示す図であり、
(a)〜(c)はそれぞれ異なる表示フォーマットによ
り表示部に表示された一例を示す図である。
【図11】その一実施例の送信先情報を転送するときに
表示部に表示された一例を示す図であり、(a)はその
メイン画面、(b)はその次画面を示す図である。
表示部に表示された一例を示す図であり、(a)はその
メイン画面、(b)はその次画面を示す図である。
【図12】その一実施例の送信先情報を転送するときの
転送先および転送元の通信を説明する説明図である。
転送先および転送元の通信を説明する説明図である。
【図13】その一実施例が検出する通信信号を示す表で
ある。
ある。
【図14】その通信信号の経時的推移の一例を示す表で
ある。
ある。
【図15】その一実施例が音声出力するメッセージの一
覧表である。
覧表である。
【符号の説明】 11 マイクロ・プロセッサ・ユニット(通信判別手
段、電話番号照合手段、通信禁止手段、原因判定手段、
送信先名検索手段、登録情報送信手段、追加登録手段) 12 回線信号検出部(通信信号検出手段) 13 不揮発性メモリ(ROM) 14 揮発性メモリ(RAM) 14b 送信先情報メモリ(送信先登録手段) 15 通信制御部 19 音声再生録音制御部(第1〜3音声出力手段) 21 表示部(表示手段) 22 キー入力部(送信先名設定手段) 32 センサ(原稿検出手段) PSTN 公衆一般回線
段、電話番号照合手段、通信禁止手段、原因判定手段、
送信先名検索手段、登録情報送信手段、追加登録手段) 12 回線信号検出部(通信信号検出手段) 13 不揮発性メモリ(ROM) 14 揮発性メモリ(RAM) 14b 送信先情報メモリ(送信先登録手段) 15 通信制御部 19 音声再生録音制御部(第1〜3音声出力手段) 21 表示部(表示手段) 22 キー入力部(送信先名設定手段) 32 センサ(原稿検出手段) PSTN 公衆一般回線
Claims (6)
- 【請求項1】通話機能、ファクシミリ通信機能あるいは
データ通信機能のうち少なくとも一機能以上を備えた公
衆一般回線に接続される通信端末において、 前記回線からの回線信号を取り込み通信信号を検出する
通信信号検出手段と、該検出手段による検出情報から少
なくとも通信の成立または不成立を判別する通信判別手
段と、通信が成立したときに送信先情報として少なくと
も入力された送信先の電話番号を記憶し登録する送信先
登録手段と、を備えたことを特徴とする通信端末装置。 - 【請求項2】前記通信判別手段が通信信号検出手段によ
る検出情報から通信の成立または不成立や通信種別を判
別し、前記送信先登録手段が送信先情報としてその電話
番号および前記通信種別を記憶するよう構成し、 入力された送信先の電話番号と前記送信先登録手段によ
り登録されている電話番号とを照合する電話番号照合手
段と、該照合手段により照合された電話番号が既に登録
済みであるときに該電話番号の通信種別を音声で知らせ
る第1音声出力手段と、を設けたことを特徴とする請求
項1記載の通信端末装置。 - 【請求項3】セットされた送信原稿を検出する原稿検出
手段を有し、少なくとも前記ファクシミリ通信機能を備
えた通信端末であって、 前記送信原稿の画像情報を送信する際、前記原稿検出手
段により前記送信原稿の未セットが検出されたときに、 送信原稿が未セットであることを音声で知らせる第2音
声出力手段と、前記画像情報の送信を禁止する通信禁止
手段と、を設けたことを特徴とする請求項1記載の通信
端末装置。 - 【請求項4】前記通信判別手段により通信の不成立を判
別されたときに、 前記通信信号検出手段による検出情報から不成立原因を
判定する原因判定手段と、該判定手段により判定された
不成立原因の対処方法を音声で知らせる第3音声出力手
段と、を設けたことを特徴とする請求項1記載の通信端
末装置。 - 【請求項5】前記送信先情報に送信先名を設定入力する
送信先名設定手段を設け、 入力された送信先名を前記送信先情報に既に登録されて
いるか検索する送信先名検索手段と、該検索手段により
検索された送信先名の送信先情報を少なくとも1つ以上
表示可能な表示手段と、を設けたことを特徴とする請求
項1記載の通信端末装置。 - 【請求項6】所定のコード信号を着信したとき前記送信
先登録手段に登録されている送信先登録情報を送信する
登録情報送信手段と、該登録情報送信手段により送信さ
れてきた送信先情報を前記送信先登録手段に登録する追
加登録手段と、を設けたことを特徴とする請求項1記載
の通信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5149929A JPH0715549A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5149929A JPH0715549A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 通信端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715549A true JPH0715549A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15485662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5149929A Pending JPH0715549A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715549A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1174986A (ja) * | 1997-08-28 | 1999-03-16 | Canon Inc | 情報伝送装置及びその方法 |
US6915125B2 (en) | 2000-10-06 | 2005-07-05 | Nec Corporation | Portable communication device having function of automatically registering a caller's identification data signal |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP5149929A patent/JPH0715549A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1174986A (ja) * | 1997-08-28 | 1999-03-16 | Canon Inc | 情報伝送装置及びその方法 |
US6915125B2 (en) | 2000-10-06 | 2005-07-05 | Nec Corporation | Portable communication device having function of automatically registering a caller's identification data signal |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |