JPH1174986A - 情報伝送装置及びその方法 - Google Patents

情報伝送装置及びその方法

Info

Publication number
JPH1174986A
JPH1174986A JP9232784A JP23278497A JPH1174986A JP H1174986 A JPH1174986 A JP H1174986A JP 9232784 A JP9232784 A JP 9232784A JP 23278497 A JP23278497 A JP 23278497A JP H1174986 A JPH1174986 A JP H1174986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
information
unit
communication
communication addresses
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9232784A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sumio
弘 角尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9232784A priority Critical patent/JPH1174986A/ja
Publication of JPH1174986A publication Critical patent/JPH1174986A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1つの相手先に対して複数の伝送経路の登録を
可能とし、複数の伝送経路による情報の伝送が可能な情
報伝送装置及びその方法を提供する。 【解決手段】電話帳データベース504は、複数の送信
相手の夫々について複数の通信アドレスを対応させて記
憶する。FAX送信操作画面制御部501と電話帳画面
制御部502は、指定された送信相手に対応する複数の
通信アドレスを電話帳データベースより獲得し、獲得さ
れた複数の通信アドレスの一つを選択する。選択された
通信アドレスは伝送経路判定部601及び伝送制御部6
02に供給され、伝送経路判定部601及び伝送制御部
602は選択された通信アドレスに基づいて画像情報の
伝送を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部機器へ情報を
伝送する情報伝送装置及びその方法に関する。更に詳し
くは、複数種類の伝送経路によって情報伝送が可能な情
報伝送装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像情報の送信先の名称と電
話番号を登録する電話帳機能を備えたファクシミリ装置
が知られている。一般に、ファクシミリ等の画像伝送装
置では、画像情報を転送する際の伝送経路は、1経路の
みを考慮すれば十分である。従って、ファクシミリなど
の画像伝送装置の電話帳には、相手先の名称と電話番号
を1対1に登録することが可能となっており、相手先を
選べば唯一の伝送経路が選択される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今日では、公衆回線、
インターネットやパソコン通信網等、画像情報を伝送す
ることが可能な多種類の伝送経路が存在する。上述のよ
うな一般的な画像伝送装置はこのような伝送経路の多様
化には対応していない。
【0004】そこで、上述の問題を解決するために、複
数の伝送経路の中から所望の伝送経路を選択して、画像
情報の伝送を可能とする画像伝送装置が考えられる。こ
のような画像伝送装置を構成しようとした場合において
も、上述したような電話帳の機能を有することは好まし
いことである。しかしながら、複数の伝送経路に対応さ
せた画像伝送装置において電話帳による相手先の選択を
行おうとした場合には次のような問題が生じる。すなわ
ち、選択すべき伝送経路ごとに別々の電話帳が必要とな
ったり、同一名称の相手の複数の異なる伝送経路を別々
に電話帳に登録したりすることが必要となったりする。
【0005】そのため、電話帳への登録が不便なばかり
か、複数の経路のどちらか一方で画像が伝送されれば良
い場合でも、「一方の伝送経路での画像伝送が失敗した
場合のみ、他方の伝送経路を用いて画像の伝送を試み
る」といったような伝送方法を選択することができな
い。
【0006】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、1つの相手先に対して複数の伝送経路の登録を
可能とし、複数の伝送経路による情報の伝送が可能な情
報伝送装置及びその方法を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、複数の伝送経
路を有する相手先に対する情報の伝送を、当該情報の伝
送が成功するまで順次伝送経路を切り替えて行うことを
可能とする情報伝送装置及びその方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の情報伝送装置は以下の構成を備える。すな
わち、複数の送信相手の夫々について複数の通信アドレ
スを対応させて記憶する記憶手段と、指定された送信相
手に対応する複数の通信アドレスを前記記憶手段より獲
得する獲得手段と、前記獲得手段で獲得された複数の通
信アドレスの一つを選択する選択手段と、前記選択手段
で選択された通信アドレスに基づいて情報の伝送を実行
する伝送手段とを備える。
【0009】また、好ましくは、前記選択手段は前記獲
得された複数の通信アドレスを一つずつ順次選択し、前
記伝送手段は、前記選択手段で選択された通信アドレス
を用いて情報の伝送を実行し、該情報の伝送に失敗した
場合は、前記選択手段によって選択された、当該伝送に
失敗した通信アドレスの次の通信アドレスを用いて伝送
を行う。
【0010】また、上記の目的を達成する本発明の情報
伝送方法は以下の工程を備える。すなわち、複数の送信
相手の夫々について複数の通信アドレスを対応させて記
憶する記憶手段より、指定された送信相手に対応する複
数の通信アドレスを獲得する獲得工程と、前記獲得工程
で獲得された複数の通信アドレスの一つを選択する選択
工程と、前記選択工程で選択された通信アドレスに基づ
いて情報の伝送を実行する伝送工程とを備える。
【0011】また、好ましくは、前記選択工程は前記獲
得された複数の通信アドレスを一つずつ順次選択し、前
記伝送工程は、前記選択工程で選択された通信アドレス
を用いて情報の伝送を実行し、該情報の伝送に失敗した
場合は、前記選択工程によって選択された、当該伝送に
失敗した通信アドレスの次の通信アドレスを用いて伝送
を行う。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な一実施形態を説明する。
【0013】図1は本実施形態による画像伝送装置の構
成を示すブロック図である。リーダ部1は原稿の画像を
読み取り、原稿画像に応じた画像データをプリンタ部2
及び画像入出力制御部3へ出力する。プリンタ部2はリ
ーダ部1及び画像入出力制御部3からの画像データに応
じた画像を記録紙上に記録する。画像入出力制御部3は
リーダ部1に接続されており、ファクシミリ部4、ファ
イル部5、ネットワークインターフェース部7、フォー
マッタ部8、イメージメモリ部9、コア部10などから
なる。
【0014】ファクシミリ部4は電話回線やネットワー
クIFを介して受信した圧縮画像データを伸長して、伸
張された画像データをコア部10へ転送し、又、コア部
10から転送された画像データを圧縮して、圧縮された
圧縮画像データを電話回線やネットワークIFを介して
送信する。なお、ファクシミリ部4にはハードディスク
12が接続されており、受信した圧縮画像データを一時
的に保存することができる。
【0015】ファイル部5には光磁気ディスクドライブ
ユニット6が接続されており、ファイル部5はコア部1
0から転送された画像データを圧縮し、その画像データ
を検索するためのキーワードとともに光磁気ディスクド
ライブユニット6にセットされた光磁気ディスクに記憶
させる。又、ファイル部5はコア部10を介して転送さ
れたキーワードに基づいて光磁気ディスクに記憶されて
いる圧縮画像データを検索し、検索された圧縮画像デー
タを読み出して伸長し、伸張された画像データをコア部
10へ転送する。
【0016】ネットワークインターフェース部7は、パ
ーソナルコンピュータ又はワークステーション(PC/
WS)11とコア部10の間のインターフェースであ
る。フォーマッタ部8はPC/WS11から転送された
画像を表すコードデータをプリンタ部2で記録できる画
像データに展開するものであり、イメージメモリ部9は
PC/WS11から転送されたデータを一時的に記憶す
るものである。コア部10については後述するが、コア
部10はリーダ部1、ファクシミリ部4、ファイル部
5、ネットワークインターフェース部7、フォーマッタ
部8、イメージメモリ部9のそれぞれの間のデータの流
れを制御するものである。
【0017】図2は本実施形態のリーダ部1及びプリン
タ部2の断面図である。リーダ部1の原稿給送装置10
1は原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス10
2上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガ
ラス102上の原稿を排出するものである。原稿がプラ
テンガラス102上に搬送されると、ランプ103を点
灯し、そしてスキャナユニット104の移動を開始させ
て、原稿を露光走査する。このときの原稿からの反射光
は、ミラー105,106,107、及びレンズ108
によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)1
09へ導かれる。このように、走査された原稿の画像は
CCD109によって読み取られる。CCD109から
出力される画像データは、所定の処理が施された後、プ
リンタ部2及び画像入出力制御部3のコア部10へ転送
される。
【0018】プリンタ部2のレーザドライバ221はレ
ーザ発光部201を駆動するものであり、リーダ部1か
ら出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光
部201に発光させる。このレーザ光は感光ドラム20
2に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた
潜像が形成される。この感光ドラム202の潜像の部分
には現像器203によって現像剤が付着される。そし
て、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセ
ット204及びカセット205のいずれかから記録紙を
給紙して転写部206へ搬送し、感光ドラム202に付
着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記
録紙は定着部207に搬送され、定着部207の熱と圧
力により現像剤は記録紙に定着される。定着部207を
通過した記録紙は排出ローラ208によって排出され、
ソータ220は排出された記録紙をそれぞれのピンに収
納して記録紙の仕分けを行う。なお、ソータ220は仕
分けが設定されていない場合は最上ピンに記録紙を収納
する。また、両面記録が設定されている場合は、排出ロ
ーラ208のところまで記録紙を搬送した後、排出ロー
ラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209によっ
て再給紙搬送路へ導く。多重記録が設定されている場合
は、記録紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフ
ラッパ209によって再給紙搬送路へ導く。再給紙搬送
路へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部20
6へ給紙される。
【0019】図3は本実施形態によるリーダ部1のブロ
ック図である。CCD109から出力された画像データ
はA/D・SH部110でアナログ/デジタル変換が行
われるとともに、シェーディング補正が行われる。A/
D・SH部110によって処理された画像データは画像
処理部111を介してプリンタ部2へ転送されるととも
に、インターフェース部113を介して画像入出力制御
部3のコア部10へ転送される。
【0020】CPU114は操作部115で設定された
設定内容に応じて画像処理部111及びインターフェー
ス113を制御する。例えば、操作部115でトリミン
グ処理を行って複写を行う複写モードが設定されている
場合は、画像処理部111でトリミング処理を行わせて
プリンタ部2へ転送させる。また、操作部115でファ
クシミリ送信モードが設定されている場合は、インター
フェース113から画像データと設定されたモードに応
じた制御コマンドをコア部10へ転送させる。このよう
なCPU114の制御プログラムはメモリ116の例え
ばROMに記憶されており、CPU114はメモリ11
6を参照しながら制御を行う。また、メモリ116はC
PU114の作業領域として使用されるRAMを含む。
【0021】図4は本実施形態によるコア部10のブロ
ック図である。リーダ部1からの画像データはインター
フェース122を介してデータ処理部121へ転送され
るとともに、リーダ部1からの制御コマンドはCPU1
23へ転送される。データ処理部121は画像の回転処
理や変倍処理などの画像処理を行うものである。リーダ
部1からデータ処理部121ヘ転送された画像データ
は、リーダ部1から転送された制御コマンドに応じて、
インターフェース120を介してファクシミリ部4、フ
ァイル部5、ネットワークインターフェース部7へ転送
される。
【0022】また、ネットワークインターフェース部7
を介して入力された画像を表すコードデータは、データ
処理部121に転送された後フォーマッタ部8へ転送さ
れて画像データに展開され、この画像データはデータ処
理部121に転送された後、ファクシミリ部4やプリン
タ部2へ転送される。なお、プリンタブへの転送はリー
ダ部1を介して行われる。
【0023】ファクシミリ部4からの画像データは、デ
ータ処理部121ヘ転送された後、プリンタ部2やファ
イル部5、ネットワークインターフェース部7へ転送さ
れる。また、ファイル部5からの画像データは、データ
処理部121ヘ転送された後、プリンタ部2やファクシ
ミリ部4、ネットワークインターフェース部7へ転送さ
れる。CPU123はメモリ124に記憶されている制
御プログラム、及びリーダ部1から転送された制御コマ
ンドに従ってこのような制御を行う。また、メモリ12
4はCPU123の作業領域としても使われる。このよ
うに、コア部10を中心に、原稿画像の読み取り、画像
のプリント、画像の送受信、画像の保存、コンピュータ
からのデータの入出力などの機能を複合させた処理を行
うことが可能である。
【0024】次に、上記画像伝送装置による画像伝送装
置の伝送先指定の操作方法について説明する。
【0025】図5は一般的な画像伝送装置における、伝
送先を指定するための操作部(=液晶タッチパネル装
置)115のFAX送信操作画面を示す図である。30
0,301,302はそれぞれ、画像転送の画質を選択
するボタンで、NORMAL,FINE,SUPER FINEのいずれかを
選択することができる。303は、電話帳画面(図6)
を呼び出すボタンである。304は指定した相手に対し
原稿台にセットされたドキュメントの画像伝送を開始を
指示するスタートボタンである。305は、現在、画像
伝送先に設定された相手を表示する表示窓である。36
0は、画像伝送をやめ、画像伝送装置の初期設定画面
(不図示)に操作部の表示を戻すためのキャンセルボタ
ンである。307はテンキーであり、この画面が表示さ
れている場合において、テンキー307を用いて相手の
ファックス番号を入力することができる。このファック
ス番号の入力により画像伝送先の指定が可能であり、こ
の場合、表示窓305に、入力した相手先のファックス
番号が表示される。
【0026】電話帳ボタン303を押すと、画面は図6
の電話帳画面に切り替わる。図6は一般的な電話帳画面
の表示例を示す図である。
【0027】310〜318は頭文字を選択するタブで
ある。タブ310〜318のいずれかを押すと、頭文字
が、表記のアルファベットで始まる相手先のみを表示す
ることができる。例えば、タブ310は名前がアルファ
ベットA、B、Cの何れかで始まる相手を選択し、タブ
311はD、E、Fのいずれかで始まる名前の相手先を
選択する。以下タブ318まで、同様に機能する。31
9は現在選択された相手の名前を表示する表示領域であ
る。320,321はアルファベット順に記憶された電
話帳で現在表示中の相手に対し次の相手を選択する選択
キー(320)と、一つ前の相手を選択する選択キー
(321)である。322は、OKキーであり、選択さ
れた相手に画像伝送を行いたい場合に、本キーを押す。
OKキー3222が押されると、操作部画面(図5)に
戻り、選択した相手を表示窓305に表示して、ユーザ
がStartぼタン304或いはCancelボタン3
06を押す操作を待つ。Startボタン304が押さ
れた場合には公知の画像伝送処理を実行した後に、画像
伝送装置の初期設定画面に移る。
【0028】更に、図6において、324は電話帳デー
タベースに登録されている相手先名と相手先への伝送経
路のうち、選択された相手先とその画像伝送先の電話番
号を表示する表示窓である。327は、新規に相手先を
登録するためのNEWキーで、327を押すと、図7に
示す電話帳登録又は変更の画面に制御が移る。327は
現在表示中の相手を電話帳から削除するためのDELE
TEキーである。
【0029】図7は電話帳に新規相手先を入力するため
の一般的な画面の表示例を示す図である。図7におい
て、330は相手先の名前を入力するフィールド、33
1は相手先のfax番号を入力するフィールドである。
333は文字または記号を入力するキーで、332は数
字と記号を入力するキーである。以上のように、図5,
図6,図7に示す一般的な電話帳機能の例では、1つの
相手先への登録に対し、1つのFAX番号の登録しかで
きない。
【0030】これに対して、本実施形態では、1つの相
手先に対して複数のFAX番号や伝送経路を設定するこ
とを可能とする。以下、図8〜図20を参照して本実施
形態を詳細に説明する。なお、図8〜図13は本実施形
態による操作画面の表示例を示し、図13〜20は各操
作画面に対応する制御手順を示すフローチャートであ
る。
【0031】図8は、本実施形態による伝送先を指定す
るための操作部115のFAX送信操作画面を示す図で
ある。345の表示部には、相手先の名称と2つの通信
アドレスを表示できる。本例では、fax番号と、相手
先の画像伝送機器にネットワーク経由でファックスする
場合の電子メールアドレスが同時に表示されている。NO
RMALボタン340,FINEボタン341,SUPER FINE34
2,CANCELボタン346、テンキー347はそれぞれ図
5の300,301,302,306,307と同様に
動作する。また、図8のFAX送信操作画面で、PHON B
OOKキー(電話帳キー)343を押すと図9に示す電話
帳画面に制御が移る。
【0032】次に、図14及び図15を参照し、上述の
FAX送信操作画面における制御方法を説明する。図1
4及び図15は本実施形態によるFAX送信操作画面表
示時の制御手順を説明するフローチャートである。な
お、図14及び図15の画面制御プログラムは、不図示
の初期画面から呼ばれ、起動する。
【0033】まず、ステップS501において、Name変
数、Route1変数、Route2変数、に空白文字列(ブラン
ク)を代入する。次にステップS502で、図11に示
すようなブランクなFAX送信操作画面を描画する。ス
テップS505では、表示エリア345に、画像伝送の
相手先を描画する。すなわち、ステップS505の処理
が実行されたときは、Name変数、Route1変数、Route2変
数が空白なので、図11の表示状態が維持される。一
方、図9の電話帳画面からステップS505に制御が移
った場合(後述する)には、Name変数、Route1変数、Ro
ute2変数にはそれぞれデータが格納されており、これら
のデータから伝送先の情報を得て、表示エリア345に
伝送先を表示することができる。
【0034】次に、プログラムは、ステップS506で
CANCELキーが押されたかどうか判断し、押された場合
は、ステップS507で345の表示エリアにブランク
を表示し画像伝送装置の初期画面に移り、本処理を終了
する。また、ステップS506においてノーと判定され
た場合は、ステップS508へ進み、NORMALキー34
0、FINEキー341またはSUPER FINEキー342のいづ
れかのキーが押されたかどうか判定する。いづれかのキ
ーがおされた場合は、ステップS509へ進み、押され
たキーに相当したFAXモードで画像伝送を行う準備を
行い、ステップS506にもどる。一方、ステップS5
08でNOと判定されると、ステップS510に制御が
移り、テンキー347のいずれかが押されたかどうかを
判定する。押された場合には、Name変数にブランクが代
入されている場合のみ(ステップS511)、テンキー
でおされた文字をRoute1変数に代入されている文字列に
追加する(ステップS512)。そして、ステップS5
06に戻る。また、テンキー347が押されていなけれ
ばステップS513に進む。
【0035】ステップS513では、PHONE BOOKキーが
343が押されたかどうか判定し、押された場合は図1
6のステップS551へ進み、押されていない場合はス
テップS515へ移る。図16のステップS551以降
の処理では、図9の如き画面を表示し、電話帳機能を実
行する。一方、ステップS515では、STARTキー33
4が押されたか否かを判定し、押された場合はステップ
S516へ、そうでない場合はステップS505へ制御
を移す。一方、ステップS516以下では画像伝送を行
う。まずステップS516では、Route1の変数に蓄えら
れた文字列に従って相手先への画像伝送の経路を選択
し、該文字列に従って、例えば電話回線経由で画像伝送
を行う場合は電話番号を、ネットワークを通じて伝送す
る場合はネットワークアドレスをというように通信アド
レスを設定し、公知の画像伝送を行う。ステップS51
7では、ステップS516の処理で画像情報が正常に送
れたか否かを判断し、正常に送られた場合はステップS
505へ、そうでない場合はステップS518へ制御を
移す。
【0036】ステップS518では、Route2の変数に蓄
えられた文字列を用いて上述のステップS516と同様
の処理を行い、画像情報の伝送を試みる。ステップS5
19ではステップS518の処理によって画像情報が正
常に送られたかどうかを判断し、正常に送られた場合に
はステップS505に戻り、正常に送られなかった場合
はステップS520に制御を写す。ステップS520で
は当該伝送処理に関してエラーりポートを出力し、ステ
ップS505に戻る。
【0037】次に、図8のFAX送信画面において、PH
ONE BOOKキー343が押された場合に起動される電話帳
機能について説明する。図9は本実施形態による電話帳
画面の表示例を示す図である。図9の電話帳画面で、4
19は選択された相手先の名前を示す相手先表示エリア
である。また、420,421は当該相手先への画像伝
送経路(Route1、Route2)を表す第1及び第2経路表示
エリアで、ファックス番号または相手先ファックスへネ
ットワークを通じて画像伝送する際の電子メールアドレ
ス等を表示することができる。
【0038】なお、本例では、経路選択はRoute1,Route
2の順に行なわれ、実際に画像伝送を試みて両方の画像
伝送経路でエラーとなった場合にのみエラーメッセージ
を表示出力する。もちろん個々のRoute経由で画像伝送
がエラーになるたびにエラーメッセージを表示出力する
仕様とすることが可能なことは言うまでもない。また、
Route1とRoute2の伝送経路のうちの所望の経路を選択し
て画像伝送を行うようにすることも可能である。
【0039】図9において新規に相手先を電話帳に登録
する場合には、NEWボタン424を押すことで、図11
に示す電話帳へ相手先の名前と伝送経路を登録する登録
画面に制御が移る。
【0040】以下、上述の電話帳画面の表示時における
制御手順を説明する。図16〜図18は電話帳画面の表
示時における制御手順を示すフローチャートである。上
述したように図15のステップS513において、PHON
E BOOKキーの押下が検出されると、図16のステップS
551以降の処理が開始される。
【0041】図16において、まずステップS551
で、Temp Name変数、Temp Route1変数、Temp Route2変
数に空白(ブランク)を代入する。つぎにステップS5
53において、図12に示す電話帳画面のブランクな状
態を表示する。なお、ステップS553には、後述の図
18のステップS577から分岐した場合も到達する。
次に、ステップS554で相手先表示エリア419に、
Temp Name変数の文字列を描画する。そして、ステップ
S555において第1経路表示エリア420にTemp Rou
te1変数の文字列を描画し、ステップS556において
第2経路表示エリア421にTemp Route2変数の文字列
を描画する。
【0042】続いて、ステップS557に制御を移す。
557では、タブボタン410〜418のいづれかが押
されたかどうかを判定し、押された場合は、ステップS
558に、押されていない場合はステップS561に制
御を移す。ステップS558では、電話帳データベース
をしらべ、タブボタン410〜418のうちの押された
タブボタンの表記アルファベットで始まる相手先名称を
検索する。例えば、タブボタン410のキーが押された
場合は、aまたは、bまたはcで始まる名前のデータが
検索される。もしa,b,cのいずれかから始まる相手
先名称が登録されていなければ、それに一番近いデータ
(例えばdで始まる相手先名称)を検索する。ステップ
S559では検索し見つかった登録名をTemp Name変数
に代入する。そして、ステップS560ではその名前の
相手に対応する伝送経路情報Route1とRoute2を電話帳デ
ータベースより獲得し、それぞれTemp Route1と、Temp
Route2に代入する。そしてステップS554に戻る。
【0043】次にステップS561では上矢印ボタン4
27が押されたかどうか判定し、Yesの場合は、ステ
ップS562に、Noの場合はステップS564に制御
を移す。ステップS562では、電話帳データベースに
アルファベット順に登録されているレコードのうち、Te
mp Name変数の名前のレコードの一つ前のレコードを検
索し、そのレコードに登録されている名前をTemp Name
変数に代入する。次にステップS563で、新たに代入
されたTemp Name変数の登録名に対応する伝送経路Route
1,Route2を電話帳データベースより獲得し、それぞれT
emp Route1,Temp Route2変数に代入する。そして、ス
テップS554に戻る。
【0044】一方、ステップS561からステップS5
64に制御が移った場合は、下矢印ボタン428が押さ
れた可動かを判断し、YESの場合はステップS565
に、NOの場合はステップS569に制御を移す。ステ
ップS565では、電話帳データベースにアルファベッ
ト順に登録されているレコードのうち、Temp Name変数
の名前のレコードの一つ後のレコードを検索し、そのレ
コードに登録されている名前をTemp Name変数に代入す
る。次に、ステップS566において、Temp Name変数
の登録名に対応する伝送経路Route1,Route2を電話帳デ
ータベースより獲得し、それぞれ、Temp Route1、Temp
Route2変数に入れる。そして、ステップS554に制御
を戻す。
【0045】また、ステップS569(図18)へ分岐
した場合は、NEWキー424が押されたか判定する。そ
してYESの場合は後述の図19のステップS601へ
進む。また、NOの場合はステップS571に制御を移
す。
【0046】ステップS571では、DELキー425
が押されたかどうかを判定し、YESの場合は、ステッ
プS572で電話帳データベースから、Temp Name変数
内の名前と同じ名前のレコードを削除し、ステップS5
73へ制御を移す。Noの場合はそのままステップS5
73へ制御を移す。
【0047】ステップS573では、CANCELボタン43
0が押されたか否かを判定し、YESの場合は、そのま
ま図14のフローチャートのステップS505に制御を
移す。NOの場合はステップS575に進み、OKボタ
ン429が押されたかどうかを判定する。判定がYES
の場合はステップS576へ進み、NOの場合はステッ
プS553(図16)に戻る。ステップS576では、
Temp Name変数をName変数に代入し、Temp Route1変数を
Route1変数に代入し、Temp Route2変数をRoute2変数に
代入する。そして、ステップS505(図1)へ進む。
【0048】次に、上述の図9におけるNEWボタン42
4が押された場合に実行される、相手先の新規登録処理
について説明する。
【0049】図10は本実施形態による新規登録画面の
表示例を示す図である。400は相手先の名前を表示す
る相手先表示エリアである。また、401と402は第
1及び第2伝送経路表示エリアであり、相手先表示エリ
ア400で示された相手への画像伝送可能な経路Route1
とRoute2を表示する。また、403はテンキー、404
は文字キー、405はOKボタン、406はCANCELボタ
ン、407はTABボタンであり、それぞれの機能は以下
に順次説明する。
【0050】図19及び図20は本実施形態による新規
登録画面を表示時の制御手順を表わすフローチャートで
ある。本処理は、図9の電話帳画面においてNEWボタン
424を押すことにより開始される。すなわち、図18
のステップS569によってNEWボタン424の押下が
検出されることでステップS601以降の処理が開始さ
れる。
【0051】まず、ステップS601では、図13に示
す新規登録画面をブランクの状態で表示する。次にステ
ップS602,S603,S604でブランクの文字列
を相手先表示エリア400,第1伝送経路表示領域40
1,第2伝送経路表示領域402のそれぞれに表示す
る。
【0052】次にステップS605またはS606でテ
ンキー403または文字キー404のキーが押されたか
どうか判定し、いずれかの領域のキーが押された場合に
は、ステップS607ヘ進む。ステップS607では、
相手先表示エリア400に表示されている文字列に、新
たに押された文字に相当する文字を付け加え、相手先表
示エリア400に表示する。いずれの領域のキーも押さ
れていない場合には、ステップS608でTABキーが押
されたか否か判定し、NOの場合はステップS605へ
戻り上述の処理を繰り返す。また、YESの場合はステ
ップS609に制御を移す。こうして、TABキー407
が押されるまで、相手先名を表わす文字列を入力するこ
とができる。そして、TABキー407が押されると第1
伝送経路を設定すべくステップS609以降へ進む。
【0053】ステップS609またはS610ではテン
キー403または文字キー404のいずれかが押された
かどうかを判定し、押された場合にはステップS611
ヘ進む。ステップS611では、第1伝送経路表示エリ
ア401に表示されている文字列に押された文字に相当
する文字を付け加え、得られた文字列を第1伝送経路表
示エリア401に表示する。ステップS609、S61
0でいずれのキーも押されていない場合には、ステップ
S612ヘ進み、TABキー407が押されたか否かを判
定する。判定の結果がNOの場合はステップS609へ
戻り、上述の処理を繰り返す。一方、ステップS612
による判定の結果がYESの場合はステップS613に
制御を移す。こうして、TABキー407が押されるま
で、第1伝送経路を表わす文字列を入力することができ
る。そして、TABキー407が押されると第1伝送経路
の設定を終え、第2伝送経路を設定すべくステップS6
13以降へ進む。
【0054】ステップS613またはS614では、テ
ンキー403または文字キー404のいずれかが押され
たかどうか判定し、いずれかのキーが押された場合には
ステップS615ヘ進む。ステップS615では、第2
伝送経路表示エリア402に表示されている文字列に、
新たに押された文字に相当する文字を付け加え、得られ
た文字列を第2伝送経路表示エリア402に表示する。
ステップS613、S614においていずれのキーも押
されていない場合にはステップS616ヘ進み、OKキー
405が押されたかどうかを判定する。判定の結果がN
Oの場合には、ステップS618に進み、YESの場合
にはステップS617に制御を移す。
【0055】ステップS617では、相手先表示エリア
400に表示されている内容を相手先名称Nameとして、
第1伝送経路表示エリア401に表示されている内容を
第1の画像送信経路Route1として、第2伝送経路表示エ
リア402に表示されている内容を第2の画像送信経路
Route2として電話帳データベースに登録する。そして、
図9に示す如き電話帳画面を表示すべく図16のステッ
プS551へ制御を移す。
【0056】また、ステップS618では、CANCELキー
406が押されたか否かを判定し、YESの場合はデー
タベースへの登録を行わずに、図16のステップS55
1へ制御を移す。また、判定がNOの場合は、ステップ
S619でTABキー407が押されたか否かを判定す
る。判定の結果がNOの場合はステップS613へ戻
り、引き続き第2伝送経路の設定を行う。一方、判定結
果がYESの場合はステップS605に戻り、相手先名
称の設定が再度行えるようになる。
【0057】図21は本実施形態によるFAX送信操作
とファクシミリ部4による画像送信処理を説明するブロ
ック図である。501はFAX送信操作画面制御部であ
り、上述の図14及び図15で説明したFAX送信操作
画面の制御を行う。502は電話帳画面制御部であり、
上述の図16乃至図18で説明した電話帳画面制御を行
う。503は登録画面制御部であり、上述の図19及び
図20で説明した新規登録画面制御を行う。例えば操作
部115よりFAX送信画面の表示が指示されると、F
AX送信操作画面制御部501により不図示の初期画面
から図8及び図11で説明したような画面が表示され
る。また、FAX送信操作画面において、PHONE BOOKボ
タン343が押されると、電話帳画面制御部502によ
り図9及び図12で説明したような電話帳画面が表示さ
れる。電話帳画面制御部502は電話帳データベース5
04を検索し、所望の相手先名称(Name)と対応する伝
送経路(Route1、Route2)を表示する。更に電話帳画面
のNEWボタン424を押すと登録画面制御部503によ
って電話帳データベース504への新たな相手先と伝送
経路の登録が行われる。
【0058】FAX送信操作画面において目的とする相
手先の名称、通信アドレス(電話番号、ネットワークア
ドレス)を表示した状態でSTARTボタン344を押す
と、第1の伝送経路に対応するアドレス(Route1)がコ
ア部10を介してファクシミリ部4に送られる。
【0059】ファクシミリ部4では、まず伝送経路判定
部601が送られてきた通信アドレスから電話番号であ
るか、ネットワークアドレスであるかを判定する。伝送
制御部602は伝送経路判定部601による判定の結果
に基づいてモデム604を用いるかネットワークインタ
ーフェース605を用いるかを決定する。例えば、送ら
れてきた通信アドレスが電話番号であると判定されれ
ば、モデム604を使用した画像伝送が選択されるので
ある。
【0060】リーダ部1より読み取られた画像或いは光
磁気ディスク等に格納された画像はコア部10を介して
ファクシミリ部4の圧縮部603へ提供される。圧縮部
603は画像データの圧縮処理を行って伝送制御部60
2に圧縮画像データを供給する。伝送制御部602は提
供された圧縮画像データを、伝送経路判定部601の判
定結果に従ってモデム604もしくはネットワークイン
ターフェース605のいずれかに提供し、電話回線或い
はネットワーク状に画像データを送出する。
【0061】伝送制御部602は、画像伝送が成功した
か否かを判定し、判定結果を示す信号(完了/NG)を
FAX送信操作画面制御部501に供給する。この信号
が、画像伝送の失敗を示す場合、当該画像伝送が第1の
伝送経路によるものであればFAX送信操作画面制御部
501は第2の伝送経路による画像伝送を行うべくRout
e2を伝送経路判定部601に送信する。また、画像伝送
の失敗を示す信号が第2の伝送経路によるものであれ
ば、FAX送信操作画面制御部501はエラーリポート
を出力する。
【0062】なお、上記実施形態では、2つの伝送経路
を登録可能としたが、3つ以上の伝送経路を登録可能に
構成してもよい。また、第1伝送経路、第2伝送経路の
順に伝送経路が選択されるが、所望の順序で伝送経路が
選択されるように優先順位を設定可能としても良い。
【0063】また、インターネットによる電子メールの
送信に際して、電話回線とプロバイダを介してインター
ネットへの接続を行うことを必要とする場合がある。従
って、インターネットアドレスが伝送経路として指定さ
れた場合には、まずプロバイダに対して電話回線を接続
し、その後にインターネットアドレスを設定して画像電
送を行うように伝送制御部602を構成することが望ま
しい。
【0064】更に、上記実施形態では、電話番号とイン
ターネットの2つの伝送経路を説明したがこれに限らな
い。更に2つの伝送経路は2つの電話番号であってもよ
い。例えば、送信相手先に2つの電話回線に接続された
2つのファクシミリ装置が存在する場合、当該相手先に
対してそれら2つの電話番号を登録しておけば、一方の
ファクシミリ装置が受信中であっても他方のファクシミ
リ装置に自動的に画像伝送を行うことができ便利であ
る。
【0065】また、図19及び図20で説明した新規登
録処理では、新たな相手先に対して2つの伝送経路を設
定するが、既に電話帳データベースに登録されている相
手先の伝送経路の少なくとも一つを訂正可能に構成して
もよく、その構成は上記実施形態の説明から当業者には
明らかである。また、例えば、1つの伝送経路が電話帳
データベースに登録されている相手先に対して、第2の
伝送経路を追加登録可能に構成することも可能である。
【0066】以上説明したように、上記実施形態によれ
ば、LANまたは通常の電話回線による画像送信が可能
な画像伝送装置において好適な電話帳機能が提供され
る。すなわち、本実施形態の電話帳機能を用いて送信相
手先を選択するだけで、当該相手先への画像伝送に利用
可能な複数の伝送経路を選択することが可能になる。こ
のため、より簡単に相手への画像伝送方法を選択出来
る。
【0067】また、複数の伝送経路のどれかを用いて画
像を伝送する場合、これまでは、個別の伝送経路ごとに
エラーの判定を行っていた。このため、同一の送信相手
に画像を伝送するのに複数の経路を用意した場合でも、
最初の伝送経路を介した画像伝送がエラーになった時点
でエラーリポートが出力されていた。上記実施形態によ
れば、選択された複数の経路の一つにおいて画像伝送が
成功すればエラーと判断しない。このため、不要なエラ
ーリポートを出さないようにできる効果もある。
【0068】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0069】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0070】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0071】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0072】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0073】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
つの相手先に対して複数の伝送経路の登録が可能とな
り、複数の伝送経路による情報の伝送を容易に行える。
また、本発明によれば、複数の伝送経路を有する相手先
に対する情報の伝送を、当該情報の伝送が成功するまで
順次伝送経路を切り替えて行うことが可能となる。この
ため、複数の伝送経路を有する相手先に対する情報の伝
送を、当該情報の伝送が成功するまで順次伝送経路を切
り替えて行うことが可能となり、無駄なエラーの報知等
を減らすことができる。
【0075】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による画像伝送装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施形態のリーダ部1及びプリンタ部2の断
面図である。
【図3】本実施形態によるリーダ部1のブロック図であ
る。
【図4】本実施形態によるコア部10のブロック図であ
る。
【図5】一般的な画像伝送装置における、伝送先を指定
するための操作部(=液晶タッチパネル装置)115の
FAX送信操作画面を示す図である。
【図6】一般的な電話帳画面の表示例を示す図である。
【図7】電話帳に新規相手先を入力するための一般的な
画面の表示例を示す図である。
【図8】本実施形態による伝送先を指定するための操作
部115のFAX送信操作画面を示す図である。
【図9】本実施形態による電話帳画面の表示例を示す図
である。
【図10】本実施形態による新規登録画面の表示例を示
す図である。
【図11】図8に示したFAX送信操作画面の初期状態
を示す図である。
【図12】図9に示した電話帳画面の初期状態を示す図
である。
【図13】図10に示した新規登録画面の初期状態を示
す図である。
【図14】本実施形態によるFAX送信操作画面表示時
の制御手順を説明するフローチャートである。
【図15】本実施形態によるFAX送信操作画面表示時
の制御手順を説明するフローチャートである。
【図16】電話帳画面の表示時における制御手順を示す
フローチャートである。
【図17】電話帳画面の表示時における制御手順を示す
フローチャートである。
【図18】電話帳画面の表示時における制御手順を示す
フローチャートである。
【図19】本実施形態による新規登録画面を表示時の制
御手順を表わすフローチャートである。
【図20】本実施形態による新規登録画面を表示時の制
御手順を表わすフローチャートである。
【図21】本実施形態によるFAX送信操作とファクシ
ミリ部4による画像送信処理を説明するブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 画像入出力制御部 4 ファクシミリ部 5 ファイル部 7 ネットワークインターフェイス部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 115 操作部 501 FAX送信操作画面制御部 502 電話帳画面制御部 503 登録画面制御部 504 電話帳データベース 601 伝送経路判定部 602 伝送制御部 603 圧縮部 604 モデム 605 ネットワークインターフェース

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の送信相手の夫々について複数の通
    信アドレスを対応させて記憶する記憶手段と、 指定された送信相手に対応する複数の通信アドレスを前
    記記憶手段より獲得する獲得手段と、 前記獲得手段で獲得された複数の通信アドレスの一つを
    選択する選択手段と、 前記選択手段で選択された通信アドレスに基づいて情報
    の伝送を実行する伝送手段とを備えることを特徴とする
    情報伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記獲得手段で獲得された複数の通信ア
    ドレスを表示する表示手段を更に備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は前記複数の通信アドレス
    を同時に表示することを特徴とする請求項2に記載の情
    報伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、ユーザの指示入力に基
    づいて前記獲得された複数の通信アドレスの一つを選択
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の情報伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記選択手段は前記獲得された複数の通
    信アドレスを一つずつ順次選択し、 前記伝送手段は、前記選択手段で選択された通信アドレ
    スを用いて情報の伝送を実行し、該情報の伝送に失敗し
    た場合は、前記選択手段によって選択された、当該伝送
    に失敗した通信アドレスの次の通信アドレスを用いて伝
    送を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報伝送装
    置。
  6. 【請求項6】 前記伝送手段において、前記獲得された
    通信アドレスの全てにおいて情報の伝送を失敗した場合
    に、その旨を報知する報知手段を更に備えることを特徴
    とする請求項5に記載の情報伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記選択手段による通信アドレスの選択
    順序は設定された優先順序に従うことを特徴とする請求
    項5または6に記載の情報伝送装置。
  8. 【請求項8】 単一の送信相手に対して複数の通信アド
    レスを設定し前記記憶手段に記憶させる登録手段を更に
    備えることを特徴とする請求項1に記載の情報伝送装
    置。
  9. 【請求項9】 前記複数の通信アドレスは異なる伝送経
    路を示し、 前記選択手段で選択された通信アドレスに基づいて使用
    すべき伝送経路を判定する判定手段を更に備え、 前記伝送手段は、利用可能な複数の伝送経路を有し、該
    複数の伝送経路のうちの一つを前記判定手段による判定
    結果に従って選択し、選択された伝送路を用いて前記選
    択手段で選択された通信アドレスへの情報の伝送を実行
    することを特徴とする請求項1に記載の情報伝送装置。
  10. 【請求項10】 前記伝送手段は、画像情報を圧縮して
    得られた情報を、前記選択手段で選択された通信アドレ
    スに基づいて伝送することを特徴とする請求項1に記載
    の情報伝送装置。
  11. 【請求項11】 複数の送信相手の夫々について複数の
    通信アドレスを対応させて記憶する記憶手段より、指定
    された送信相手に対応する複数の通信アドレスを獲得す
    る獲得工程と、 前記獲得工程で獲得された複数の通信アドレスの一つを
    選択する選択工程と、 前記選択工程で選択された通信アドレスに基づいて情報
    の伝送を実行する伝送工程とを備えることを特徴とする
    情報伝送方法。
  12. 【請求項12】 前記獲得工程で獲得された複数の通信
    アドレスを表示する表示工程を更に備えることを特徴と
    する請求項11に記載の情報伝送方法。
  13. 【請求項13】 前記表示工程は前記複数の通信アドレ
    スを同時に表示することを特徴とする請求項12に記載
    の情報伝送方法。
  14. 【請求項14】 前記選択工程は、ユーザの指示入力に
    基づいて前記獲得された複数の通信アドレスの一つを選
    択することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか
    に記載の情報伝送方法。
  15. 【請求項15】 前記選択工程は前記獲得された複数の
    通信アドレスを一つずつ順次選択し、 前記伝送工程は、前記選択工程で選択された通信アドレ
    スを用いて情報の伝送を実行し、該情報の伝送に失敗し
    た場合は、前記選択工程によって選択された、当該伝送
    に失敗した通信アドレスの次の通信アドレスを用いて伝
    送を行うことを特徴とする請求項11に記載の情報伝送
    方法。
  16. 【請求項16】 前記伝送工程において、前記獲得され
    た通信アドレスの全てにおいて情報の伝送を失敗した場
    合に、その旨を報知する報知工程を更に備えることを特
    徴とする請求項15に記載の情報伝送方法。
  17. 【請求項17】 前記選択工程による通信アドレスの選
    択順序は予め設定された優先順序に従うことを特徴とす
    る請求項15または16に記載の情報伝送方法。
  18. 【請求項18】 単一の送信相手に対して複数の通信ア
    ドレスを設定し前記記憶手段に記憶させる登録工程を更
    に備えることを特徴とする請求項11に記載の情報伝送
    方法。
  19. 【請求項19】 前記複数の通信アドレスは異なる伝送
    経路を示し、 前記選択工程で選択された通信アドレスに基づいて使用
    すべき伝送経路を判定する判定工程を更に備え、 前記伝送工程は、利用可能な複数の伝送経路を有し、該
    複数の伝送経路のうちの一つを前記判定工程による判定
    結果に従って選択し、選択された伝送路を用いて前記選
    択工程で選択された通信アドレスへの情報の伝送を実行
    することを特徴とする請求項11に記載の情報伝送方
    法。
  20. 【請求項20】 前記伝送工程は、画像情報を圧縮して
    得られた情報を、前記選択工程で選択された通信アドレ
    スに基づいて伝送することを特徴とする請求項11に記
    載の情報伝送方法。
  21. 【請求項21】 指定された送信相手に対して情報の伝
    送を行うための制御プログラムを格納するコンピュータ
    可読メモリであって、 複数の送信相手の夫々について複数の通信アドレスを対
    応させて記憶する記憶手段より、指定された送信相手に
    対応する複数の通信アドレスを獲得する獲得工程のコー
    ドと、 前記獲得工程で獲得された複数の通信アドレスの一つを
    選択する選択工程のコードと、 前記選択工程で選択された通信アドレスに基づいて情報
    の伝送を実行する伝送工程のコードとを備えることを特
    徴とするコンピュータ可読メモリ。
JP9232784A 1997-08-28 1997-08-28 情報伝送装置及びその方法 Pending JPH1174986A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9232784A JPH1174986A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 情報伝送装置及びその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9232784A JPH1174986A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 情報伝送装置及びその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1174986A true JPH1174986A (ja) 1999-03-16

Family

ID=16944696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9232784A Pending JPH1174986A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 情報伝送装置及びその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1174986A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11215338A (ja) * 1998-01-26 1999-08-06 Brother Ind Ltd ファクシミリ装置
WO2003067440A1 (en) * 2002-02-07 2003-08-14 Canon Kabushiki Kaisha Communications device and control method for transmitting an image by electronic mail
US6700674B1 (en) 1997-11-27 2004-03-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Facsimile apparatus and storage medium
US8593669B2 (en) * 2008-09-17 2013-11-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus, e-mail server, e-mail facsimile transmission system having the same, and e-mail facsimile setting method of image forming apparatus

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01284066A (ja) * 1988-05-10 1989-11-15 Canon Inc ファクシミリ装置
JPH02270466A (ja) * 1989-04-12 1990-11-05 Toshiba Corp 通信メディア自動選択装置
JPH0715549A (ja) * 1993-06-22 1995-01-17 Ricoh Co Ltd 通信端末装置
JPH08242326A (ja) * 1995-03-06 1996-09-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd ファクシミリ型電子メール装置
JPH09116728A (ja) * 1995-10-20 1997-05-02 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 電子メールを用いたイメージデータ送信方法およびファクシミリ型電子メール装置
JPH09130568A (ja) * 1995-10-26 1997-05-16 Canon Inc データ通信装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01284066A (ja) * 1988-05-10 1989-11-15 Canon Inc ファクシミリ装置
JPH02270466A (ja) * 1989-04-12 1990-11-05 Toshiba Corp 通信メディア自動選択装置
JPH0715549A (ja) * 1993-06-22 1995-01-17 Ricoh Co Ltd 通信端末装置
JPH08242326A (ja) * 1995-03-06 1996-09-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd ファクシミリ型電子メール装置
JPH09116728A (ja) * 1995-10-20 1997-05-02 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 電子メールを用いたイメージデータ送信方法およびファクシミリ型電子メール装置
JPH09130568A (ja) * 1995-10-26 1997-05-16 Canon Inc データ通信装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6700674B1 (en) 1997-11-27 2004-03-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Facsimile apparatus and storage medium
JPH11215338A (ja) * 1998-01-26 1999-08-06 Brother Ind Ltd ファクシミリ装置
WO2003067440A1 (en) * 2002-02-07 2003-08-14 Canon Kabushiki Kaisha Communications device and control method for transmitting an image by electronic mail
CN100346325C (zh) * 2002-02-07 2007-10-31 佳能株式会社 用电子邮件发送图像的通信装置及控制方法
US7697171B2 (en) 2002-02-07 2010-04-13 Canon Kabushiki Kaisha Communications device and control method for transmitting an image by electronic mail
US8614816B2 (en) * 2002-02-07 2013-12-24 Canon Kabushiki Kaisha Communications device and control method for transmitting an image by electronic mail
US8593669B2 (en) * 2008-09-17 2013-11-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus, e-mail server, e-mail facsimile transmission system having the same, and e-mail facsimile setting method of image forming apparatus
US8854679B2 (en) 2008-09-17 2014-10-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus, E-mail server, E-mail facsimile transmission system having the same, and E-mail facsimile setting method of image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63244965A (ja) フアクシミリ装置
JP4810213B2 (ja) データ処理装置、データ処理方法およびプログラム
US8656033B2 (en) Information processing apparatus and data processing method
JPH0816339A (ja) 画像形成装置
JPH1174986A (ja) 情報伝送装置及びその方法
JP3658180B2 (ja) 画像読取装置及び画像読取装置の制御方法
JPH11205516A (ja) 印刷装置
JP2005102041A (ja) 画像記録装置
JP2001337797A (ja) 通信装置、通信システム、画像入力装置、画像入力システム、画像形成装置、画像形成システム
JP3970285B2 (ja) 画像読取装置及び画像読取装置の制御方法
JP3041400B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP3774648B2 (ja) 通信端末装置
JPH1188583A (ja) 画像形成装置
JP3495833B2 (ja) 画像形成装置およびその制御方法
KR100366031B1 (ko) 팩시밀리의 커버시트 전송방법
JPH11275335A (ja) 画像通信装置
JPH10190907A (ja) 画像伝送装置
JPH11252303A (ja) ファクシミリ装置のサーバシステム及びファクシミリ受信データの格納方法
JPH09149230A (ja) 画像通信装置
JPH09247347A (ja) 画像処理装置及び方法
JPH05199378A (ja) フアクシミリ装置
JP2005102040A (ja) 画像記録装置の制御プログラムとそれを記録した記録媒体
JPH09205512A (ja) 画像処理装置
JPH05130295A (ja) 画像電子フアイリング装置
JP2002368938A (ja) 通信端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040402

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040601

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050307