JPH11275335A

JPH11275335A - 画像通信装置

Info

Publication number: JPH11275335A
Application number: JP10092390A
Authority: JP
Inventors: Makoto Kikukawa; 眞菊川
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1998-03-20
Filing date: 1998-03-20
Publication date: 1999-10-08

Abstract

(57)【要約】【課題】既に多数の送信予約がセットされている場合
でも、必要に応じて急ぎの送信を予約することができる
画像通信装置を提供する。【解決手段】多数の送信予約が入っている場合に、至
急でＦＡＸ送信を行いたいときに、予約の順番の上位に
割り込んで送信を行える割り込み予約機能を設ける。ま
た、割り込み予約機能の第１のモードとして、割り込み
を許可することができるシステム管理者が所有している
パスワードを用いて、その管理者の許可により、割り込
み操作モードに入ることにより、現在送信中の次の送信
へ最優先に割り込みができるようにする。さらに第２の
モードとして、至急に送信を行いたい送信者自身が既に
予約をしている自分の送信予約文書の代わりに優先した
い送信を先行させて、先の予約を後回しにできるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ通信
の送信予約機能を有する画像通信装置に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】近年、例えばデジタル複写機において、
ファクシミリ、プリンタ、電子ファイル、文字認識（Ｏ
ＣＲ）等の機能を拡張した複合画像処理システムが提供
されている。

【０００３】そして、このような複合画像処理システム
の機能として、送信原稿をメモリに読み込ませてから送
信を行うメモリ送信機能が設けられており、操作者は複
合機に送信原稿を読み取らせた後、複合機から離れるこ
とができる。

【０００４】また、このようなメモリ送信機能において
は、送信中であっても次の送信原稿を読み込ませてメモ
リに蓄えておき、次の送信予約を行うことができる。そ
して、送信予約を行う場合の予約件数としては、特に上
述のような複合機の場合、メモリ容量が大きいことか
ら、例えば１０００件以上というような大量の予約を行
うことも可能となってきている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に、メモリを大量に搭載し、予約を多数件行えるように
なると、大至急の送信を行いたいときに、多数の予約が
入っているために、順番待ちになってしまい、至急の連
絡が行うことができなくなる場合がある。

【０００６】そこで本発明は、既に多数の送信予約がセ
ットされている場合でも、必要に応じて急ぎの送信を予
約することができる画像通信装置を提供することを目的
とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、画像データを
通信するファクシミリ通信機能と、ファクシミリ通信中
に次の送信予約を少なくとも１件以上行える送信予約機
能と、１件以上の送信予約の送信順序を管理する送信順
序管理機能と、１件以上の送信予約状況を表示する表示
機能を有する画像通信装置において、ファクシミリ通信
中であり、かつ複数の送信予約が行われている状態で、
新たな送信予約を行う場合に、その予約を優先的に送信
する割り込み予約機能を有することを特徴とする。

【０００８】

【発明の実施の形態および実施例】本発明の実施の形態
は、送信中で、多数の送信予約が入っている場合に、至
急でＦＡＸ送信を行いたいときは、予約の順番の上位に
割り込んで、送信を行うことができる割り込み予約機能
を有するＦＡＸシステムについて説明する。

【０００９】しかし、ここで考慮しなければならないこ
とは、送信者が大至急に送信を行いたいといっても、他
の送信者が既に予約してある送信も大至急に行いたいと
いうものがあれば、それを差し置いて送信を行うことは
できない。

【００１０】ところが、すべての場合において割り込み
が可能になると、皆が自分の送信を優先させようとし
て、順番に割り込み送信を行うことにより、特に複数人
でＦＡＸを共有している一般的なオフィスにおいては、
かえって混乱を招いてしまう恐れがある。

【００１１】そこで、送信を割り込める場合を考える
と、第１に、割り込みを許可することができるシステム
管理者が所有しているパスワードを用いて、その管理者
の許可により、割り込み操作モードに入ることにより、
現在送信中の次の送信へ最優先に割り込みができるよう
にすることが考えられる。

【００１２】また、第２に、至急に送信を行いたい送信
者自身が既に予約をしている自分の送信予約文書の代わ
りに優先したい送信を先行させて、先の予約を後回しと
することが考えられる。

【００１３】以下、この２通りの方法に関して、具体的
な実施例を説明する。

【００１４】まず、上述した第１の方法について説明す
る。図５は、本実施例で用いるＦＡＸ操作部における表
示画面の具体例を示す説明図である。

【００１５】送信ができる状態からテンキー、ワンタッ
チダイヤル、短縮ダイヤルなどの入力により、スタート
キーを押すと、原稿の読み込みを始める。メモリ送信で
は、原稿がメモリに読み込まれた時点で受付番号を表示
し、ＦＡＸ機能部は送信動作に入る。このとき、次の原
稿を読み込ませて、次の送信予約を行わせることができ
る。

【００１６】図６は、送信予約の状態を表示した表示画
面の舞台例を示す説明図である。

【００１７】左端に送信予約の受付番号を記してあり、
この数字は送信管理を行う基準になるものである。ここ
で、最上位の受付番号が“００１２”になっているが、
“００１１”以前のものは既に送信が正常終了し、記録
から消去されたことを意味する。

【００１８】また、送信を行う順番を表示する数字が右
側に表示されている。これは、普通は受け付け番号の順
番にあったものであり、この図においては、受け付け番
号“００１２”が順番番号の“１”にあたる送信にな
る。

【００１９】ここで、送信者がどうしても大至急に送信
したい原稿が発生したときに、図５の“割り込み”から
“最優先割り込み”を選択する。すると、図７に示すよ
うにパスワードを尋ねてくるので、パスワードを入力す
る。このパスワードは前もって、このＦＡＸシステムの
管理者が登録しておいたものである。

【００２０】すると、画面が図８に示すように、最優先
に送信する表示をして、番号入力を行うことができる。

【００２１】図９は、割り込みにより最優先で予約が行
われたことを表示する状態の画面を示している。ここ
で、受け付け番号は、予約の順番になるが、右側の送信
順番が“１”になり、既に予約されている他の原稿の順
番が１ずつ増えて、予約順番が変更される。

【００２２】次に、上述した第２の方法について説明す
る。

【００２３】すなわち、この方法は、自分が予約を行っ
ている複数の送信原稿予約の範囲で割り込みの送信予約
を行うことができるものである。

【００２４】各送信者は、自分の原稿を送信するために
電話番号を入力する前に、図１０に示すように各自の識
別コードを入力してから番号を入力し、各送信の送信者
を識別できるようにする。

【００２５】このようにして、ある送信者が、複数の送
信予約をしていて、さらに新しい送信を自分の送信予約
の範囲の中で、最優先に送りたい事態が発生した時に、
まず、図５に示す操作部上の“割り込み”から“限定割
り込み”を選択する。

【００２６】ここで、操作者限定の識別コードを図１１
で示すように聞いてくるので、識別者コードを入力す
る。その後、送信のために電話番号を入力すると、入力
した識別コードが登録された送信予約の中だけで、送信
予約の順番が変更される。

【００２７】図１２は、予約画面の例を示している。受
け付け番号が“００１２”から始まり“００２１”まで
予約が入っていた状態で、操作者が受け付け番号“００
２２”で“１１”番目の送信に対し、“限定割り込み”
をしようとして、上記の操作入力を行い、送信予約を行
った場合、例えば既に順番“３”、“５”、“７”、
“９”に予約がされていたときには、“限定割り込み”
のための識別コードで操作者の予約を識別することによ
り、順番“３”が“５”に、“５”が“７”に、“７”
が“９”に、“９”が最後尾の“１１”に変更され、順
番“１１”の予約の順番が“３”に割り込まれる予約と
なる。

【００２８】なお、この“限定割り込み”モードのため
の識別コードは入力をしなくても送信は行えるが、“限
定割り込み”のために送信者が割り込ませたい送信のグ
ループにいれることはできないものである。

【００２９】以上のように本実施例では、パスワードを
入力しての最優先割り込みモード（第１の方法）、また
は、自分の複数の送信予約の中での限定割り込みモード
（第２の方法）により、大容量のメモリを有し、多数、
多ページの送信予約が行える画像通信装置において、多
数の予約が入った状態で、緊急のファクス送信を行うた
めの割り込み予約を有効に行うことができる。

【００３０】次に、以上のような本発明の特徴的な機能
が搭載される本実施例の画像処理装置の概要について説
明する。

【００３１】図１は、本実施例の画像処理装置の構成を
示すブロック図である。

【００３２】リーダ部１は、原稿の画像を読み取り、原
席画像に応じた画像データをプリンタ部２及び画像入出
力制御部３へ出力する。プリンタ部２は、リーダ部１お
よび画像入出力制御部３からの画像データに応じた画像
を記録紙上に記録する。

【００３３】画像入出力制御部３は、リーダ部１に接続
されており、ファクシミリ部４、ファイル部５、コンピ
ュータインターフェイス部７、フォーマッタ部８、イメ
ージメモリ部９、コア部１０などからなる。

【００３４】ファクシミリ部４は、電話回線を介して受
信した圧縮画像データを伸長して、伸長された画像デー
タをコア部１０へ転送し、また、コア部１０から転送さ
れた画像データを圧縮して、圧縮された圧縮画像データ
を電話回線を介して送信するものである。ファクシミリ
部４には、ハードディスク１２が接続されており、受信
した圧縮画像データを一時的に保存することができる。

【００３５】また、ファイル部５には光磁気ディスクド
ライブユニット６が接続されている。このファイル部５
は、コア部１０から転送された画像データを圧縮し、そ
の画像データを検索するためのキーワードとともに光磁
気ディスクドライブユニット６にセットされた光磁気デ
ィスクに記憶させる。

【００３６】また、ファイル部５は、コア部１０を介し
て転送されたキーワードに基づいて光磁気ディスクに記
憶されている圧縮画像データを検索し、検索された圧縮
画像データを読み出して伸長し、伸長された画像データ
をコア部１０へ転送する。

【００３７】コンピュータインターフェイス部７は、パ
ーソナルコンピュータまたはワークステーション（ＰＣ
／ＷＳ）１１とコア部１０との間のインターフェイスで
ある。

【００３８】フォーマッタ部８は、ＰＣ／ＷＳ１１から
転送された画像を表すコードデータをプリンタ部２で記
録できる画像データに展開するものであり、イメージメ
モリ部９はＰＣ／ＷＳ１１から転送されたデータを一時
的に記憶するものである。

【００３９】コア部１０については後述するが、コア部
１０はリーダ部１、ファクシミリ部４、ファイル部５、
コンピュータインターフェイス部７、フォーマッタ部
８、イメージメモリ部９のそれぞれの間のデータの流れ
を制御するものである。

【００４０】図２は、リーダ部１およびプリンタ部２の
構造を示す断面図である。

【００４１】リーダ部１の原稿給送装置１０１は原稿を
最終頁から順に１枚ずつプラテンガラス１０２上へ給送
し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス１０２
上の原稿を排出するものである。

【００４２】原稿がプラテンガラス１０２上に搬送され
ると、ランプ１０３を点灯し、そしてスキャナユニット
１０４の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この
時の原稿からの反射光は、ミラー１０５、１０６、１０
７、およびレンズ１０８によってＣＣＤイメージセンサ
（以下ＣＣＤという）１０９へ導かれる。このように、
走査された原稿の画像はＣＣＤ１０９によって読み取ら
れるＣＣＤ１０９から出力される画像入出力制御部３の
コア部１０へ転送される。

【００４３】プリンタ部２のレーザドライバ２２１は、
レーザ発行部２０１を駆動するものであり、リーダ部１
から出力された画像データに応したレーザ光をレーザ発
光部２０１に発光させる。このレーザ感光ドラム２０２
に照射され、感光ドラム２０２にはレーザ光に応じた潜
像が形成される。

【００４４】この感光ドラム２０２の潜像の部分には現
像器２０３によって現像剤が付着される。そして、レー
ザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット２０
４およびカセット２０５のいずれかから記録紙を給紙し
て転写部２０６へ搬送し、感光ドラム２０２に付着され
た現像剤を記録紙に転写する。

【００４５】現像剤の乗った記録紙は、定着部２０７に
搬送され、定着部２０７の熱と圧力により現像剤は記録
紙に定着される。定着部２０７を通過した記録紙は排出
ローラ２０８によって排出され、ソータ２２０は排出さ
れた記録紙をそれぞれのピンに収納して記録紙の仕分け
を行う。なお、ソータ２２０は仕分けが設定されていな
い場合は最上ピンに記録紙を収納する。

【００４６】また、両面記録が設定されている場合は、
排出ローラ２０８のところまで記録紙を搬送した後、排
出ローラ２０８の回転方向を逆転させ、フラッパ２０９
によって再給紙搬送路へ導く。さらに、多重記録が設定
されている場合は、記録紙を排出ローラ２０８まで搬送
しないようにフラッパ２０９によって再給紙搬送路へ導
く。再給紙搬送路へ導かれた記録紙は、上述したタイミ
ングで転写部２０６へ給紙される。

【００４７】図３は、リーダ部１の構成を示すブロック
図である。

【００４８】ＣＣＤ１０９から出力された画像データＡ
／Ｄ・ＳＨ部１１０でアナログ／デジタル変換が行われ
るとともに、シェーディング補正が行われる。Ａ／Ｄ・
ＳＨ部１１０によって処理された画像データは画像処理
部１１１を介してプリンタ部２へ転送されるとともに、
インターフェイス部１１３を介して画像入出力制御部３
のコア部１０へ転送される。

【００４９】ＣＰＵ１１４は、操作部１１５で設定され
た設定内容に応じて画像処理部を１１１およびインター
フェイス１１３を制御する。例えば、操作部１１５でト
リミング処理を行わせてプリンタ部２へ転送させる。ま
た、操作部１１５でファクシミリ送信モードが設定され
ている場合は、インターフェイス１１３から画像データ
と設定されたモードに応じた制御コマンドをコア部１０
へ転送させる。このようなＣＰＵ１１４の制御プログラ
ムはメモリ１１６に記憶されており、ＣＰＵ１１４はメ
モリ１１６を参照しながら制御を行う。また、メモリ１
１６はＣＰＵ１１４の作業領域としても使われる。

【００５０】図４は、コア部１０の構成を示すブロック
図である。

【００５１】リーダ部１からの画像データはデータ処理
部１２１へ転送されるとともに、リーダ部１からの制御
コマンドはＣＰＵ１２３へ転送される。データ処理部１
２１は、画像の回転処理や変倍処理などの画像処理を行
うものであり、リーダ部１からデータ処理部１２１へ転
送された画像データは、リーダ部１から転送された制御
コマンドに応じて、インターフェイス１２０を介してフ
ァクシミリ部４、ファイル部５、コンピュータインター
フェイス部７へ転送される。

【００５２】また、コンピュータインターフェイス部７
を介して入力された画像を表すコードデータは、データ
処理部１２１に転送された後フォーマッタ部８へ転送さ
れて画像データに展開され、この画像データはデータ処
理部１２１に転送された後、ファクシミリ部４やプリン
タ部２へ転送される。

【００５３】ファクシミリ部４からの画像データは、デ
ータ処理部１２１へ転送された後、プリンタ部２やファ
イル部５、コンピュータインターフェイス部７へ転送さ
れる。また、ファイル部５からの画像データは、データ
処理部１２１へ転送された後、プリンタ部２やファクシ
ミリ部４、コンピュータインターフェイス部７へ転送さ
れる。

【００５４】ＣＰＵ１２３はメモリ１２４に記憶されて
いる制御プログラム、およびリーダ部１から転送された
制御コマンドに従ってこのような制御を行う。また、メ
モリ１２４は、ＣＰＵ１２３の作業領域としても使われ
る。このように、コア部１０を中心に原稿画像の読み取
り、画像のプリント、画像の送受信、画像の保存、コン
ピュータからのデータの入出力などの機能を複合させた
処理を行うことが可能である。

【００５５】なお、以上の実施例における上述した割り
込み予約機能の実行は、例えばメモリ１２４に記憶され
ている制御プログラムに基づいてＣＰＵ１２３が実行す
るものとしたが、このような制御プログラムをフロッピ
ディスク、ハードディスク、光ディスク、ＣＤ−ＲＯ
Ｍ、メモリカート等の記憶媒体に格納しておき、これを
システム内に取り込んで実行するような構成も本発明に
含まれるものである。

【００５６】また、以上のような制御を単独のファクシ
ミリ装置において実施してもよいことは勿論である。ま
た、上述した機能を同報通信等に対して優先的に割り込
むシステムに適用してもよい。

【００５７】また、以上の実施例では、パスワードを入
力しての最優先割り込みモード（第１の方法）、また
は、自分の複数の送信予約の中での限定割り込みモード
（第２の方法）を採用したが、より単純なシステムとし
て、パスワードや操作者識別コードを用いることなく、
新たな送信予約を優先的に送信できる優先割り込み機能
だけを設けた装置であってもよい。

【００５８】比較的小規模の事業所等においては、各操
作者の意志疎通も容易に行えることから、単純に割り込
みをかけることが可能なシステムを提供することによ
り、十分便利なシステムを得ることができる。

【００５９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大容量のメモリを有し、多数、多ページの送信予約が行
える画像通信装置において、多数の予約が入った状態
で、緊急のファクス送信を行うための割り込み予約が行
うことができ、便利なシステムを提供できる効果があ
る。

【００６０】また、パスワードを入力して最優先割り込
みを行う方法や、操作者が識別コードを入力することに
より、自己の複数の送信予約の中での限定的に割り込み
を行う方法を採用することにより、さらに適正な割り込
み予約を行うことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例による画像処理装置を示すブ
ロック図である。

【図２】上記実施例におけるリーダ部およびプリンタ部
の構造を示す断面図である。

【図３】上記実施例におけるリーダ部の構成を示すブロ
ック図である。

【図４】上記実施例におけるコア部の構成を示すブロッ
ク図である。

【図５】上記実施例における表示画面を示す説明図であ
る。

【図６】上記実施例における表示画面を示す説明図であ
る。

【図７】上記実施例における表示画面を示す説明図であ
る。

【図８】上記実施例における表示画面を示す説明図であ
る。

【図９】上記実施例における表示画面を示す説明図であ
る。

【図１０】上記実施例における表示画面を示す説明図で
ある。

【図１１】上記実施例における表示画面を示す説明図で
ある。

【図１２】上記実施例における表示画面を示す説明図で
ある。

【符号の説明】

１…リーダ部、２…プリンタ部、３…画像入出力制御部、４…ファクシミリ部、５…ファイル部、７…コンピュータインタフェース部、８…フォーマッタ部、９…イメージメモリ部、１０…コア部、１１…ＰＣ／ＷＳ。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】画像データを通信するファクシミリ通信
機能と、ファクシミリ通信中に次の送信予約を少なくと
も１件以上行える送信予約機能と、１件以上の送信予約
の送信順序を管理する送信順序管理機能と、１件以上の
送信予約状況を表示する表示機能を有する画像通信装置
において、ファクシミリ通信中であり、かつ複数の送信予約が行わ
れている状態で、新たな送信予約を行う場合に、その予
約を優先的に送信する割り込み予約機能を有することを
特徴とする画像通信装置。
【請求項２】請求項１において、上記割り込み予約機能において、予約操作を行う操作モ
ードに入るためのパスワードを必要とすることを特徴と
する画像通信装置。
【請求項３】請求項１において、送信操作者を識別するための識別コードを入力する操作
手段と、前記操作手段により入力された識別コードを処
理する制御手段とを有し、前記割り込み予約機能による送信予約時に、その操作者
によって入力された識別コードを判別し、既に予約され
ている送信予約のうち、当該識別コードが付された送信
予約の範囲内で、新たな送信予約を優先的に送信するよ
うにしたことを特徴とする画像通信装置。
【請求項４】画像データを通信するファクシミリ通信
工程と、ファクシミリ通信中に次の送信予約を少なくと
も１件以上行える送信予約工程と、１件以上の送信予約
の送信順序を管理する送信順序管理工程と、１件以上の
送信予約状況を表示する表示工程と、ファクシミリ通信
中であり、かつ複数の送信予約が行われている状態で、
新たな送信予約を行う場合に、その予約を優先的に送信
する割り込み予約工程とを有することを特徴とする画像
通信装置の制御方法。
【請求項５】画像通信装置の制御プログラムを記憶し
たコンピュータ読取可能な記憶媒体において、画像データを通信するファクシミリ通信工程と、ファク
シミリ通信中に次の送信予約を少なくとも１件以上行え
る送信予約工程と、１件以上の送信予約の送信順序を管
理する送信順序管理工程と、１件以上の送信予約状況を
表示する表示工程と、ファクシミリ通信中であり、かつ
複数の送信予約が行われている状態で、新たな送信予約
を行う場合に、その予約を優先的に送信する割り込み予
約工程とを実行させる制御プログラムを記憶したことを
特徴とする記憶媒体。