JPH11146119A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH11146119A
JPH11146119A JP9302759A JP30275997A JPH11146119A JP H11146119 A JPH11146119 A JP H11146119A JP 9302759 A JP9302759 A JP 9302759A JP 30275997 A JP30275997 A JP 30275997A JP H11146119 A JPH11146119 A JP H11146119A
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一正 杉野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿画像をスキャンして得た画像データを他
の端末に効率的に転送すること。 【解決手段】 原稿画像をスキャンし画像データを出力
するリーダ部1と、ネットワークに接続された端末及び
該端末の有するメモリのディレクトリを指定する操作部
115と、リーダ部1から出力された画像データを操作
部115により指定した端末の指定したメモリのディレ
クトリネットワークを介して転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像をスキャ
ンして得た画像データを他の端末へ転送する画像処理装
置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークにデジタル複写機やスキャ
ナ装置を接続し、デジタル複写機のスキャナ部やスキャ
ナ装置で原稿画像をスキャンして読取った画像データを
ネットワークに接続されたコンピュータ等の他端末に転
送するネットワークスキャナなる機能が知られている。
【0003】この様なネットワークスキャナ機能におい
ては、一般に画像データの転送先の端末(コンピュー
タ)において、画像データの受け入れのための処理が必
要であり、その処理の指示はその端末の操作部をオペレ
ータが操作することによりなされる。
【0004】そして、画像データの受け入れのための処
理が端末側で完了した後に、スキャナを操作して、画像
スキャンネットワークへの転送等の動作が実行される。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】上記の如くのネッ
トワークスキャナ機能において、複数ページのドキュメ
ントをスキャンする場合、すべてのドキュメントを一旦
スキャナが蓄積してからまとめてFTP(TCP/IP
上のファイル転送プロトコル)でコンピュータに送る方
式では、1ドキュメントを送るのにすべてをスキャンし
てから送るので、最終的にコンピュータに送り終わるま
で長い時間かかるし、複数ドキュメントを送ろうとする
と大量の蓄積領域を必要とする。
【0006】また、一旦コンピュータ側に送られたスキ
ャンデータを消去するには、コンピュータ側で選択消去
(DEL)しなければならない。
【0007】また、複数ページを1ドキュメントとして
まとめて送らないで、1ページ読み取るごとにコンピュ
ータにスキャンデータを送っていると、途中でスキャン
ジャムした場合、転送を中断して転送途中のスキャンデ
ータをホスト側で消去して、それからスキャナを操作し
て再度スキャンをやり直す必要がある。
【0008】本発明では、単にすべての原稿をスキャナ
で読み取ってスキャナ本体に蓄積してからおもむろにネ
ットワーク経由でコンピュータにファイル転送するネッ
トワークスキャナではなく、スキャナ側のネットワーク
機能を強化することで、ユーザがコンピュータ側のメモ
リ資源(ハードディスクやメモリディスク)をネットワ
ーク経由でマウントして、スキャナ本体に大容量のメモ
リ資源を必要とせず、直接スキャンデータをコンピュー
タに転送することを可能とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は原稿画像
をスキャンし画像データを出力するスキャナ手段と、ネ
ットワークに接続された端末及び該端末の有するメモリ
のディレクトリを指定する指定手段と、前記スキャナ手
段から出力された画像データを前記指定手段により指定
した端末の前記指定手段により指定したメモリのディレ
クトリへネットワークを介して転送する転送手段とを有
する画像処理装置を提供するものであり、また、原稿画
像をスキャンし画像データをネットワークに接続された
端末へ転送する画像処理方法において、ネットワークに
接続された端末及び該端末の有するメモリのディレクト
リを指定し、スキャナによって得られた画像データを指
定された端末の指定されたメモリのディレクトリへネッ
トワークを介して転送する画像処理方法を提供するもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例の画像処理
装置の構成を示すブロック図である。リーダ部1は原稿
の画像を読み取り、原稿画像に応じた画像データをプリ
ンタ部2及び画像入出力制御部3へ出力する。プリンタ
部2はリーダ部1及び画像入出力制御部3からの画像デ
ータに応じた画像を記録紙上に記録する。画像入出力制
御部3はリーダ部1に接続されており、ファクシミリ部
4、ファイル部5、ネットワーク・インタフェース部
7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9、コア部1
0などからなる。
【0011】ファクシミリ部4は電話回線を介して受信
した圧縮画像データを伸長して、伸長された画像データ
をコア部10へ転送し、又、コア部10から転送された
画像データを圧縮して、圧縮された圧縮画像データを電
話回線を介して送信する。ファクシミリ部4にはハード
ディスク12が接続されており、受信した圧縮画像デー
タ及び送信すべき圧縮画像データを一時的に保存するこ
とができる。
【0012】ファイル部5には光磁気ディスクドライブ
ユニット6が接続されており、ファイル部5はコア部1
0から転送された画像データを圧縮し、その画像データ
を検索するためのキーワードとともに光磁気ディスクド
ライブユニット6にセットされた光磁気ディスクに記憶
させる。又、ファイル部5はコア部10を介して転送さ
れたキーワードに基づいて光磁気ディスクに記憶されて
いる圧縮画像データを検索し、検索された圧縮画像デー
タを読み出して伸長し、伸長された画像データをコア部
10へ転送する。
【0013】ネットワーク・インタフェース部7は、パ
ーソナルコンピュータ又はワークステーション(PC/
WS)11とコア部10の間のインターフェイスでシリ
アルといった基本インターフェイスからLANまでサポ
ートする。なお、ネットワーク機能としては、シリアル
(SLIP)やLANの上でNetware,TCP/
IP,EtherTalk等のプロトコルをサポート
し、NFS等の上位レイヤのサービスもサポートする。
【0014】フォーマッタ部8はPC/WS11から転
送された画像を表すコードデータをプリンタ部2で記録
できる画像データに展開するものであり、イメージメモ
リ部9はPC/WS11から転送されて展開済のデータ
を一時的に記憶するものである。
【0015】コア部10については後述するが、コア部
10はリーダ部1、ファクシミリ部4、ファイル部5、
ネットワーク・インタフェース部7、フォーマッタ部
8、イメージメモリ部9のそれぞれの間のデータの流れ
を制御するものである。
【0016】図2はリーダ部1及びプリンタ部2の断面
図である。リーダ部1の原稿給送装置101はオペレー
タにより所定位置に載置された複数枚の原稿を最終頁か
ら順に1枚ずつプラテンガラス102上へ給送し、原稿
の読み取り動作終了後、プラテンガラス102上の原稿
を排出するものである。原稿がプラテンガラス102上
に搬送されると、ランプ103を点灯し、そしてスキャ
ナユニット104の移動を開始させて、原稿を露光走査
する。この時の原稿からの反射光は、ミラー105、1
06、107、及びレンズ108によってCCDイメー
ジセンサ(以下CCDという)109へ導かれる。この
ように、走査された原稿の画像はCCD109によって
読み取られるCCD109から出力される画像データ
は、所定の処理が施された後、プリンタ部2及び画像入
出力制御部3のコア部10へ転送される。
【0017】プリンタ部2のレーザドライバ221はレ
ーザ発光部201を駆動するものであり、リーダ部1か
ら出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光
部201に発光させる。このレーザ光は感光ドラム20
2に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた
潜像が形成される。この感光ドラム202の潜像の部分
には現像器203によって現像剤が付着される。そし
て、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセ
ット204及びカセット205のいずれかから記録紙を
給紙して転写部206へ搬送し、感光ドラム202に付
着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の転写され
た記録紙は定着部207に搬送され、定着部207の熱
と圧力により現像剤は記録紙に定着される。
【0018】定着部207を通過した記録紙は排出ロー
ラ208によって排出され、ソータ220は排出された
記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕分けを行
う。なお、ソータ220は仕分けが設定されていない場
合は最上ビンに記録紙を収納する。
【0019】尚、両面記録が設定されている場合は、排
出ローラ208のところまで記録紙を搬送した後、排出
ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209に
よって再給紙搬送路210へ導く。また、多重記録が設
定されている場合は、記録紙を排出ローラ208まで搬
送しないようにフラッパ209によって点線の経路を形
成し、記録紙を再給紙搬送路210へ導く。再給紙搬送
路210へ導かれた記録紙は上述のタイミングと同様に
して転写部206へ給紙される。
【0020】図3はリーダ部1のブロック図である。C
CD109から出力された画像データはアナログ/デジ
タル変換及びシェーディング補正(A/D・SH)部1
10でアナログ/デジタル変換が行われるとともに、シ
ェーディング補正が行われる。A/D・SH部110に
よって処理された画像データは画像処理部111を介し
てプリンタ部2へ転送されるとともに、インターフェイ
ス部113を介して画像入出力制御部3のコア部10へ
転送される。CPU114は操作部115で設定された
設定内容に応じて画像処理部111及びインターフェイ
ス113を制御する。
【0021】例えば、操作部115でトリミング処理を
行って複写を行う複写モードが設定されている場合は、
画像処理部111でトリミング処理を行わせてプリンタ
部2へ転送させる。また、操作部115でファクシミリ
送信モードが設定されている場合は、インターフェイス
113から画像データと設定されたモードに応じた制御
コマンドをコア部10へ転送させる。このようなCPU
114の制御プログラムはメモリ116に記憶されてお
り、CPU114はメモリ116を参照しながら制御を
行う。また、メモリ116はCPU114の作業領域と
しても使われる。
【0022】図4はコア部10のブロック図である。リ
ーダ部1からの画像データはインターフェイス122を
介してデータ処理部121へ転送され、また、リーダ部
1からの制御コマンドはインターフェイス122を介し
てCPU123へ転送される。データ処理部121は画
像の回転処理や変倍処理などの画像処理を行うものであ
り、リーダ部1からデータ処理部121へ転送されて所
定処理された画像データは、リーダ部1から転送された
制御コマンドに応じて、インターフェイス120を介し
てファクシミリ部4、ファイル部5、ネットワーク・イ
ンタフェース部7へ選択的に転送される。
【0023】また、ネットワーク・インタフェース部7
を介して入力された画像を表すコードデータは、インタ
ーフェイス120を介してデータ処理部121に転送さ
れた後、フォーマッタ部8へインターフェイス120を
介して転送されて画像データに展開され、この画像デー
タはデータ処理部121に再転送された後、ファクシミ
リ部4やプリンタ部2へ転送される。ファクシミリ部4
からの画像データは、インターフェイス120を介して
データ処理部121へ転送された後、プリンタ部2やフ
ァイル部5、ネットワーク・インタフェース部7へイン
ターフェイス120を介して転送される。また、ファイ
ル部5からの画像データは、インターフェイス120を
介してデータ処理部121へ転送された後、プリンタ部
2やファクシミリ部4、ネットワーク・インタフェース
部7へ転送される。
【0024】CPU123はメモリ124に記憶されて
いる制御プログラム、及びリーダ部1から転送された制
御コマンドに従ってこのような制御を行う。また、メモ
リ124はCPU123の作業領域としても使われる。
このように、本画像処理装置は、コア部10を中心に、
原稿画像の読み取り、画像のプリント、画像の送受信、
画像の保存、コンピュータからのデータの入出力などの
機能を複合させた処理を行うことが可能である。
【0025】次に図5の本実施例のネットワーク対応の
画像処理装置のネットワークスキャナ機能におけるリー
ダ部1のCPU114の制御手順について説明する。
【0026】図5のS501では、オペレータによる操
作部115からのスキャナモードの選択に従って、スキ
ャンデータを転送する先であるコンピュータ11のネッ
トワークアドレスおよびスキャンデータを登録するディ
レクトリを入力するモードに入る。
【0027】S502では、ワンタッチキーを押下され
たかどうかを確認し、押されたらS504へ、他のキー
ならS503へ移行する。
【0028】S503では、*+数字が押下されたかど
うかを確認し、押されたらS505へ、他のキーならS
506へ移行する。
【0029】S504では、FAXのワンタッチダイヤ
ルと同様に、指定されたワンタッチダイヤルに予め登録
されているネットワークアドレスとディレクトリを取り
出して設定する。
【0030】S505では、FAXの短縮ダイヤルと同
様に、指定された短縮ダイヤルに予め登録されているネ
ットワークアドレスとディレクトリを取り出して設定す
る。
【0031】S506では、オペレータがキーボード等
の入力デバイスを用いて直接入力したネットワークアド
レスとディレクトリを設定する。
【0032】S507では、設定されたネットワークア
ドレスとディレクトリに基いて、“mount−F‘ネ
ットワークアドレス’:‘ディレクトリ名’”といった
マウントコマンドを生成・実行し、ネットワーク上の本
画像処理装置名が登録されているコンピュータ11のハ
ードディスクやメモリディスクをマウントしに行く。マ
ウントできなければ、S508でコア部11で管理する
リトライ上限かどうかを確認する。上限ならば終了し、
上限でなければ、S501からやり直す。
【0033】S509では、S507でマウントしたコ
ンピュータ11のメモリ資源に今からスキャンするデー
タを格納するためのディレクトリ名(ネットワーク上の
本画像処理装置名)があるかどうかを確認し、あればS
511へ、なければS510へ移行する。
【0034】S510では、マウントしたコンピュータ
のメモリ資源に、ネットワーク上の本画像処理装置名
で、ディレクトリを作成する。
【0035】S511では、ディレクトリ上に“sca
n_1997_09_01_15:00”といった日時
情報に基づくファイル名で、スキャンデータ格納用のフ
ァイルを作成する。
【0036】S512では、オペレータによるスキャン
設定(濃度、解像度、孤立点除去、両面/片面、範囲指
定)および原稿設定(原稿をそろえて原稿送給装置にお
く)を認識し、更に、スタートキイの押下を待機する。
その際にジャムリカバーで動作中であって、且つ、流し
読みの原稿給送装置でなければ、ジャムページの手前ま
で読み飛ばす。
【0037】S513では、オペレータによるスタート
キイの押下に応答して、1ページ目の原稿を給紙する。
また、流し読みの原稿給送装置でなければ同時に原稿台
にあるページを排紙する。
【0038】S514では、搬送された原稿がジャム
(スキャンジャム)したかどうか確認し、ジャム時はS
515へ移る。ジャムしなければS521へ進む。
【0039】S515では、中断するかどうか判断し、
中断する必要がなければS516へ、中断する場合は、
S517で転送途中の画像データを、本画像処理装置側
から“rm‘スキャンデータファイル名’”といったコ
マンドを生成して、マウントしているコンピュータに送
信することにより、その画像データをコンピュータが自
動的に消去する。
【0040】S516では、流し読みの原稿給送装置な
らば、ジャムした原稿を逆方向に搬送してページを戻
し、そうでなければ、オペレータに1ページ目からの再
給送可能な状態に原稿を再設定することを指示する。
【0041】S518では、マウントされたディレクト
リに、今消去した以外の更なるファイルが残っているか
どうか確認し、残っていればS520へ、残ってなけれ
ばS519へ移行する。
【0042】S519では、“rmdir‘ディレクト
リ名’”といったコマンドを生成してマウントしている
コンピュータに送信し、コンピュータから自動的に不安
となったディレクトリを消去する。
【0043】S520では、“umount‘ディレク
トリ名’”といったコマンドを生成しマウントしている
コンピュータに送信することによって、マウントを解除
しネットワークを開放する。
【0044】S514においてスキャンジャムの発生が
認められなかった場合、S521でマウントしたコンピ
ュータにMMR、JBIGといった圧縮伸長機能が有る
かどうかを確認し、あればS522へ、なければS52
3へ移行する。
【0045】S522では、スキャンにより得た画像デ
ータをMMR、JBIG等の符号化方式によってリアル
タイム圧縮する(1ページ分スプールしない)。
【0046】S523では、スキャンにより得た画像デ
ータ、又は、S522で圧縮された画像データをリアル
タイムにS511で作成したファイルに転送する(結果
的に直接コンピュータ11のハードディスクやメモリデ
ィスクに書き込む)。
【0047】S524では、コンピュータ側のメモリ資
源がメモリフルかどうか確認し、メモリフルならS51
7へ移行し、画像データの転送を中止し、前述した如く
ファイル消去等の処理をコンピュータに実行せしめ、メ
モリフルでなければ次に進む。
【0048】S525では、原稿給送装置で搬送された
原稿が最終ページかどうか確認し、最終ページでなけれ
ばS513へ移行し、続く原稿の搬送、スキャンを前述
と同様に実行し、コンピュータのファイルへ転送を行
い、一方、最終ページならS526に進む。
【0049】S526では、最終的にスキャンデータフ
ァイル名およびデータサイズ、ディレクトリ名および、
コンピュータ11を示すネットワークアドレスを操作部
115に示し、誤ってスキャンデータを他のコンピュー
タに入れているかどうかをオペレータに判断せしめ、そ
の結果消去する場合は、S517へ移行しファイル消去
等の処理を実行し、消去しない場合は、S520へ移行
し、ネットワーク解放を行ってジョブを終了する。
【0050】以上の様に、ネットワーク対応に構成され
た画像処理装置を用いて、ネットワーク接続されている
ホストコンピュータのメモリ資源を直接マウントして、
そのメモリを有効利用してネットワークスキャナを実現
するので、大量の原稿を連続してスキャンしても、画像
処理装置側に大容量のメモリ資源を必要としない。従っ
て、大規模なネットワークスキャナを構築するにあたっ
て、本来保管場所として最低限必要なホストコンピュー
タのメモリ資源があれば、高速なコピーのスキャナ機能
をフルに活用したシステムを容易に実現できる。
【0051】また、画像処理装置側でネットワークを介
したホストコンピュータ側のメモリ資源を直接操作(フ
ァイル生成、ファイル消去)可能なので不要な原稿をス
キャンしてコンピュータに送ってしまっても、わざわざ
ユーザがコンピュータの所に行って不要なデータを消さ
なくても、画像処理装置側で直接消去可能である。
【0052】さらに、スキャンジャム等の異常時のリカ
バーにいたっては、ユーザが手をくださなくても自動的
に、コンピュータ側の余分なデータを消去して、通常の
コピージャムのリカバー操作とまったく同じ操作(原稿
を1ページ目にもどして再スタート)を行い、スキャン
ジャムのリカバーが可能となる。
【0053】すなわち、オペレータによるスキャンのた
めの各種操作が画像処理装置側だけででき、例えば、ネ
ットワーク上の散らばったホストコンピュータにユーザ
がわざわざ移動して操作する必要のないネットワーク時
代に最適なスキャナシステム構築することが可能とな
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によると、ネ
ットワークに接続された端末及び該端末の有するメモリ
のディレクトリを指定し、スキャナによって得られた画
像データを指定された端末の指定されたメモリのディレ
クトリへネットワークを介して転送するので、原稿画像
をスキャンして得た画像データの他の端末への転送を効
率的に実行可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の画像処理装置のブロック図で
ある。
【図2】リーダ部及びプリンタ部の断面図である。
【図3】リーダ部の構成を示すブロック図である。
【図4】コア部の構成を示すブロック図である。
【図5】ネットワークスキャナ動作を示すフローチャー
ト図である。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 画像入出力制御部 4 ファクシミリ部 5 ファイル部 7 ネットワーク・インタフェース部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部 11 コンピュータ部 12 ハードディスク部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像をスキャンし画像データを出力
    するスキャナ手段と、ネットワークに接続された端末及
    び該端末の有するメモリのディレクトリを指定する指定
    手段と、前記スキャナ手段から出力された画像データを
    前記指定手段により指定した端末の前記指定手段により
    指定したメモリのディレクトリへネットワークを介して
    転送する転送手段とを有することを特徴とする画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記指定手段により指定した端末の前記
    指定手段により指定したメモリのディレクトリに既に転
    送されている画像データを消去可能なことを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記指定手段により指定した端末のメモ
    リがメモリフルとなった場合、画像データの転送を中止
    することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記指定手段により指定した端末が圧縮
    した画像データを取り扱い可能な場合、前記転写手段
    は、前記スキャナ手段から出力された画像データを圧縮
    して転送することを特徴とする請求項1に記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 原稿画像をスキャンし画像データをネッ
    トワークに接続された端末へ転送する画像処理方法にお
    いて、ネットワークに接続された端末及び該端末の有す
    るメモリのディレクトリを指定し、スキャナによって得
    られた画像データを指定された端末の指定されたメモリ
    のディレクトリへネットワークを介して転送することを
    特徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】 指定された端末の指定されたメモリのデ
    ィレクトリに既に転送されている画像データを消去可能
    なことを特徴とする請求項5に記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 指定された端末のメモリがメモリフルと
    なった場合、画像データの転送を中止することを特徴と
    する請求項5に記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 指定された端末が圧縮した画像データを
    取り扱い可能な場合、画像データを圧縮して転送するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の画像処理方法。
JP9302759A 1997-11-05 1997-11-05 画像処理装置及び方法 Withdrawn JPH11146119A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001313766A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Murata Mach Ltd 画像読取装置および画像読取記録装置
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