JP2002118714A - 画像読取り装置およびその異常処理方法 - Google Patents

画像読取り装置およびその異常処理方法

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JP2002118714A
JP2002118714A JP2000306316A JP2000306316A JP2002118714A JP 2002118714 A JP2002118714 A JP 2002118714A JP 2000306316 A JP2000306316 A JP 2000306316A JP 2000306316 A JP2000306316 A JP 2000306316A JP 2002118714 A JP2002118714 A JP 2002118714A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙詰まり等の原稿の搬送不良等からの復帰後
の画像読取りの作業効率を上げることができ、またホス
トコンピュータへ転送され管理されている画像情報が何
らかの原因で消失しても撮影済みのフィルムで容易にバ
ックアップできる画像読取り装置,その異常処理方法を
提供する。 【解決手段】 原稿6の搬送中における搬送異常を検出
した場合に、前記原稿6の搬送を停止し、前記原稿の画
像情報部分を読み取りイメージメモリに格納されている
画像情報の全てを不図示のホストコンピュータに転送し
たのち、搬送異常をそのホストコンピュータに伝達する
ようにする。このようにすると、排紙された原稿はイメ
ージセンサによる画像読取りおよび転送が終了している
ため、搬送不良等からの復帰後に、排紙された原稿を再
給紙して画像読取りを行わなくても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状の原稿を
搬送させて、イメージセンサで画像情報を読み取る画像
読取り装置に関し、特にその画像情報のホストコンピュ
ータ(ホストともいう)への転送に関するものである。
【0002】
【関連の技術】本発明に関係のあるシートスルー型スキ
ャナSOの断面図を図10に示す(このスキャナは検討
中のものであり公知ではない)。シートスルー型スキャ
ナSOは、不図示のホストコンピュータのような外部機
器、あるいは不図示の操作パネルから読取り開始指示が
行われると、原稿台5に置かれた原稿6が、給紙ローラ
1によって引き込まれ、送りローラ2,搬送ローラ3,
搬送ローラ12によって搬送され、分離ローラ13によ
って他の原稿と分離され、センサP1への原稿到達を基
準にして、表画像用イメージセンサ4から1ライン分の
画像データが図11に示す処理装置540中の画像処理
部49を通って、ラインメモリ50に書き込まれる。C
PU51はラインメモリ50に書き込まれた1ライン分
の画像データを、イメージメモリ55に図12に示す書
込み開始位置X1を指定して書き込む。1ライン分の画
像データは原稿が搬送されることにより所定のピッチで
所定の回数(n回)送られてくることで、次々とイメー
ジメモリ55に書込み位置をX2,X3とCPU51が
変えながら図12のようにイメージメモリ55に書き込
んで行く。同時に、裏画像用イメージセンサ9から1ラ
イン分の画像データが処理装置540中の画像処理部4
9を通って、ラインメモリ50に書き込まれる。CPU
51はラインメモリ50に書き込まれた1ライン分の画
像データを、イメージメモリ55に図12に示す書込み
開始位置Xを指定して書き込んで行く。1ライン分の画
像データは原稿が搬送されることにより所定のピッチで
所定の回数(n回)送られてくることで、次々とイメー
ジメモリ55に書込み位置XをCPU51が変えながら
図12のようにイメージメモリ55に書き込まれる。な
お、イメージメモリ55は原稿6の画像情報に対し十分
な容量を有し、ホストコンピュータ57への転送とは非
同期的に原稿6の搬送及び画像読取りが行えるよう、複
数の原稿6に対する画像情報を蓄えることができるもの
である。
【0003】その後、センサP2への原稿到達を基準に
して、2つの照明ランプ18,20が平板ガラス19,
21の隙間を通る原稿6の表と裏を同時に照らしだし、
反射ミラー8,11及び画像光路14,15を通り、フ
ィルム撮影部17に原稿のイメージを表裏同時に結び、
レンズ16によって縮小され、フィルム面にスリット露
光される。フィルムFはフィルム撮影制御部52によっ
て矢印の方向に搬送制御されている。その後、原稿6は
排紙ローラ7を通って排紙台10に排出される。
【0004】なお、給紙ローラ1,送りローラ2,搬送
ローラ3,12、分離ローラ13,排紙ローラ7は不図
示のモータで駆動され回転している。また、画像光路1
4,15は搬送路の外側に配置されており、不図示の複
数の反射ミラー等で、フィルム撮影部17に像を結ぶよ
う構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
シートスルー型スキャナSOでは、原稿6が搬送されて
いる間、CPU51は原稿6が正常に搬送されているか
どうかを、給紙開始時点からセンサP1が原稿6を検知
するまでの原稿到達時間、センサP1が原稿6を検知し
ている間の原稿通過時間、センサP1が原稿6を検知し
てからセンサP2が原稿6を検知するまでの原稿到達時
間、センサP2が原稿6を検知している間の原稿通過時
間、センサP2が原稿6を検知してからセンサP3が原
稿6を検知するまでの原稿到達時間、センサP3が原稿
6を検知している間の原稿通過時間、を監視し、原稿6
を搬送中に、何らかの要因により搬送不良が発生する
と、搬送を停止しなければならない。また、このとき、
同時に、画像読取りも中止し、ホストコンピュータ57
に即座に異常を伝達しなければならない。
【0006】このような状況を図13のタイミングチャ
ートに基づいて説明すると、1枚目の給紙が行われる
と、センサP1で原稿を検知し、センサP1への原稿到
達を基準にして画像読取りが行われる。画像読取りが開
始されると、ホスト57への画像転送が始められる。な
お、この画像転送は、イメージメモリ55が原稿6の画
像情報に対し十分な容量を有しているため、前記原稿6
の搬送及び画像読取りとは非同期的に行われる。その
後、原稿は搬送され、センサP1を抜け、センサP2で
原稿を検知し、センサP2への原稿到達を基準にしてフ
ィルム撮影が行われる。さらに、原稿は搬送され、セン
サP2を抜け、センサP3で原稿を検知し、センサP3
を抜け、排紙される。以上の動作が連続して行われ、例
えば3枚目の原稿6がセンサP3に滞留した場合、紙詰
まりと判断し、搬送を停止し、画像読取りも中止しなけ
ればならない。よって、4枚目の原稿6はセンサP2上
で、5枚目の原稿6はセンサP1上で搬送が停止され、
5枚目の原稿6の画像読取りも中止される。この時点
で、フィルム撮影は4枚目まで終了しているが、ホスト
57への画像転送は2枚目までしか終了しておらず、3
枚目および4枚目の画像情報は、イメージメモリ55に
蓄えられている状態である。ここで、画像読取りを中止
した時点における、既にイメージメモリ55に蓄えられ
ている複数の画像情報を破棄し、ホストコンピュータ5
7に即座に異常を伝達することを行っているため、復帰
後の原稿の再読込みの際に読込み開始の個所を決めるの
が難しく、また、フィルムFには撮影された同画像情報
がホストコンピュータ57には伝達されておらず、ホス
トコンピュータ57で管理する画像情報とフィルムF上
の画像情報間に差が生じてしまうという問題がある。
【0007】また、図14のタイミングチャートで示す
ように、ホスト57への画像転送時間が短い場合、例え
ば3枚目の原稿6がセンサP2に滞留した場合、紙詰ま
りと判断し、搬送を停止し、画像読取りも中止しなけれ
ばならない。よって、4枚目の原稿6はセンサP1上
で、2枚目の原稿6はセンサP3上で搬送が停止され
る。この時点で、フィルム撮影は3枚目までしか終了し
ていないが、ホスト57への画像転送は4枚目まで終了
している状態である。つまり、イメージメモリによる画
像読込み箇所とフィルム撮影箇所の間で搬送不良が発生
し、ホストコンピュータ57には画像情報の全てが伝達
し終わっていた場合、ホストコンピュータ57には伝達
された同画像情報がフィルムFには撮影されておらず、
ホストコンピュータ57で管理する画像情報とフィルム
F上の画像情報間に差が生じてしまうという問題があ
る。
【0008】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、紙詰まり等の原稿の搬送不良等からの復帰後
に、排紙された原稿を再給紙して画像読取りを行わなく
て済み、画像読取りの作業効率を上げることができ、ま
た、ホストコンピュータへ転送され管理されている画像
情報が何らかの原因で消失しても撮影済みのフィルムで
容易にバックアップできる画像読取り装置,その異常処
理方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では画像読取り装置を次ぎの(1)ないし
(4)のとおりに構成し、画像読取り装置の異常処理方
法を次ぎの(5)ないし(7)の通りに構成する。
【0010】(1)シート状の原稿を搬送させてその原
稿に記録された画像情報部分を読み取る画像読取り装置
において、前記原稿に記録された画像情報部分を読み込
むイメージセンサと、このイメージセンサで読み込んだ
画像情報を格納するイメージメモリと、前記原稿の搬送
中に搬送異常を検出した場合に搬送を停止し、前記イメ
ージメモリに格納されている全ての画像情報をホストコ
ンピュータに転送したのち搬送異常をそのホストコンピ
ュータに伝達するように制御する制御手段とを備えた画
像読取り装置。
【0011】(2)前記(1)記載の画像読取り装置に
おいて、前記原稿に記録された画像情報部分をフィルム
に撮影する撮影手段を備えた画像読取り装置。
【0012】(3)シート状の原稿を搬送させてその原
稿に記録された画像情報部分を読み取る画像読取り装置
において、前記原稿に記録された画像情報部分を読み込
むイメージセンサと、このイメージセンサで読み込んだ
画像情報を格納するイメージメモリと、前記原稿に記録
された画像情報部分をフィルムに撮影する撮影手段と、
前記原稿の画像情報部分を前記撮影手段で撮影し終わっ
てから、前記イメージメモリに格納されている画像情報
を前記ホストコンピュータに伝達するよう制御する制御
手段とを備えた画像読取り装置。
【0013】(4)前記(3)記載の画像読取り装置に
おいて、前記制御手段は、前記原稿の搬送中に搬送異常
を検出した場合に搬送を停止し、前記イメージメモリに
格納されている画像情報のうち前記撮影手段で撮影し終
わった画像に対する画像情報を前記ホストコンピュータ
に伝達したのち、搬送異常をそのホストコンピュータに
伝達するように制御する画像読取り装置。
【0014】(5)シート状の原稿を搬送させてその原
稿に記録された画像情報部分を読み取る画像読取り装置
における異常処理方法であって、前記原稿の搬送中にお
ける搬送異常を検出する異常検出ステップと、この異常
検出ステップで搬送異常を検出した場合に、前記原稿の
搬送を停止し、前記画像情報部分を読み込みイメージメ
モリに格納されている画像情報のうちの所要の画像情報
をホストコンピュータに転送したのち、搬送異常をその
ホストコンピュータに伝達するようにする異常処理ステ
ップとを備えた画像読取り装置における異常処理方法。
【0015】(6)前記(5)記載の画像読取り装置に
おける異常処理方法において、前記画像読取り装置は前
記画像情報部分をフィルムに撮影する撮影手段を備え、
前記所要の画像情報は、排出された原稿の画像情報のう
ち前記ホストコンピュータへ未転送の全ての画像情報で
ある画像読取り装置における異常処理方法。
【0016】(7)前記(5)記載の画像読取り装置に
おける異常処理方法において、前記画像読取り装置は前
記画像情報部分をフィルムに撮影する撮影手段を備え、
前記所要の画像情報は、前記撮影手段で撮影した画像に
対応する画像情報のうち前記ホストコンピュータへ未転
送の全ての画像情報である画像読取り装置における異常
処理方法。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態をシート
スルー型スキャナの実施例により詳しく説明する。な
お、本発明は装置の形に限らず、実施例の説明に裏付け
られて方法の形で実施することもできる。
【0018】さらに、実施例は反射原稿を読み取る例で
あるが、本発明はこれに限らず、読取り光学系を適宜変
更することにより、透過原稿を読み取る形で実施するこ
とができる。
【0019】
【実施例】(実施例1)図1は実施例1である“シート
スルー型スキャナ”の斜視図である。図1において、S
はスキャナ本体、1は給紙ローラ、2は送りローラ、3
は搬送ローラ、4は表画像用読取りセンサ、5は原稿
台、6は原稿、7は排紙ローラ、8は表面用反射ミラ
ー、9は裏画像用読取りセンサ、10は排紙台、11は
裏面用反射ミラー、12は搬送ローラ、13は分離ロー
ラ、14は表面用画像光路、15は裏面用画像光路、1
6はレンズ、17はフィルム撮影部、18は表面用照明
ランプ、19は表面側平板ガラス、20は裏面用照明ラ
ンプ、21は裏面側平板ガラス、Fはマイクロフィルム
である。
【0020】シートスルー型スキャナSは、不図示のホ
ストコンピュータのような外部機器、あるいは操作パネ
ルから読取り開始指示が行われると、原稿台5に置かれ
た原稿6が、給紙ローラ1によって引き込まれ、送りロ
ーラ2,搬送ローラ3,搬送ローラ12によって搬送さ
れ、分離ローラ13によって他の原稿と分離され、原稿
6の先端が表画像用イメージセンサ4あるいは裏画像用
イメージセンサ9の位置に到達すると、1ラインずつ画
像が後述するイメージメモリ55に読み込まれる。な
お、イメージセンサ4,9への到達判断手段はセンサP
1が原稿6を検知したときから、後述するタイマによる
時間計測で行う。原稿6がイメージセンサ4,9で読み
込まれ、その後、2つの照明ランプ18,20が平板ガ
ラス19,21の隙間を通る原稿6の表と裏を同時に照
らしだし、反射ミラー8,11及び画像光路14,15
を通り、フィルム撮影部17に原稿のイメージを表裏同
時に結び、レンズ16によって縮小され、フィルムF面
にスリット露光される。なお、原稿撮影位置への到達判
断手段は、センサP2が原稿6を検知したときから、後
述するタイマによる時間計測で行う。フィルムFはフィ
ルム撮影制御部52によって矢印の方向に搬送制御され
ている。その後、原稿6は排紙ローラ7を通って排紙台
10に排出される。
【0021】図2は本実施例装置の制御系の構成を示す
ブロック図である。入力手段23あるいはホスト57か
らスキャン指示が与えられるとスキャンモードになり、
所望の画像は表画像用イメージセンサ4あるいは裏画像
用イメージセンサ9から1ライン分づつの画像データが
処理装置54中の画像処理部49を通って、ラインメモ
リ50に書き込まれる。CPU51はラインメモリ50
に書き込まれた1ライン分の画像データを、イメージメ
モリ55に書込み位置を指定して書き込む。1ライン分
の画像データは所定のピッチで所定の回数(n回)送ら
れてくることにより、次々とイメージメモリ55に書込
み位置をCPU51が変えながら書き込まれ、イメージ
メモリ55に蓄えられた画像データはホスト57に送出
部53を介して送出される。
【0022】また、フィルム撮影制御部52は、原稿6
がセンサP2に到達したときから、タイマTによる時間
計測で、撮影開始位置まで搬送されたと判断したとき、
2つの照明ランプ18,20で平板ガラス19,21の
隙間を通る原稿6の表と裏を同時に照らしだし、反射ミ
ラー8,11及び画像光路14,15を通り、フィルム
撮影部17に原稿のイメージを表裏同時に結び、レンズ
16によって縮小され、原稿6の搬送速度をレンズ16
の縮率に応じて減速した速度でフィルムFを搬送駆動
し、フィルム面にスリット露光された画像をフィルム上
に形成するよう制御する。
【0023】図3,図4,図5はイメージメモリ55の
書き込み位置を示す説明図である。CPU51はライン
メモリ50に書き込まれた1ライン分の画像データを、
イメージメモリ55に書込み開始位置X1を指定して書
き込む。1ライン分の画像データは原稿が搬送されるこ
とにより所定のピッチで所定の回数(n回)送られてく
ることで、次々とイメージメモリ55に書き込み位置X
をCPU51が変えながらイメージメモリ55に書き込
まれる。
【0024】前述の構成による画像読取り処理を、図6
のフローチャートに基づいて説明する。本実施例のシー
トスルー型スキャナSは、ホスト57あるいは、入力手
段23から読取り開始指示が行われると、原稿台5に原
稿6が置かれているか否かを不図示の原稿検知センサで
判断し、原稿台5に原稿6が置かれているならば、原稿
6が、給紙ローラ1によって引き込まれ、送りローラ
2,搬送ローラ3,搬送ローラ12によって搬送され、
分離ローラ13によって他の原稿と分離され(S1参
照、以下同様)、原稿の先端が表画像用イメージセンサ
4あるいは裏画像用イメージセンサ9の位置に到達する
と、スキャン開始前に設定してある画像読取り面情報に
基づいて、両面あるいは片面の判断を行い(S2)、片
面であるならば表面あるいは裏面の判断(S3)が行わ
れ、スキャンが開始される。
【0025】表面スキャンの場合、原稿6は表画像用イ
メージセンサ4から1ライン分の画像データが図2に示
す処理装置54中の画像処理部49を通って、ラインメ
モリ50に書き込まれる。CPU51はラインメモリ5
0に書き込まれた1ライン分の画像データを、イメージ
メモリ55に図3に示す書込み開始位置X1を指定して
書き込む。1ライン分の画像データは原稿が搬送される
ことにより所定のピッチで所定の回数(n回)送られて
くることで、次々とイメージメモリ55に書き込み位置
をCPU51が変えながら図3のようにイメージメモリ
55に書き込まれる(S4)。裏面スキャンの場合、裏
画像用イメージセンサ9から1ライン分の画像データが
処理装置54中の画像処理部49を通って、ラインメモ
リ50に書き込まれる。CPU51はラインメモリ50
に書き込まれた1ライン分の画像データを、イメージメ
モリ55に図3に示す書き込み開始位置X1(ただし表
面スキャンとは異なる位置)を指定して書き込む。1ラ
イン分の画像データは原稿が搬送されることにより所定
のピッチで所定の回数(n回)送られてくることで、次
々とイメージメモリ55に書込み位置XをCPU51が
変えながら図3のようにイメージメモリ55に書き込ま
れる(S6)。両面スキャンの場合、前述した表面スキ
ャンと裏面スキャンを同時に行う(S8)。
【0026】また、フィルム撮影制御部52により、原
稿6がセンサP2に到達したときから、タイマTによる
時間計測で、撮影開始位置まで搬送されたと判断したと
き、表面撮影の場合、照明ランプ18で平板ガラス1
9,21の隙間を通る原稿6の表面を照らしだし、反射
ミラー8及び画像光路14を通り、フィルム撮影部17
に原稿のイメージを結び、レンズ16によって縮小さ
れ、原稿6の搬送速度をレンズ16の縮率に応じて減速
した速度でフィルムFを搬送駆動し、フィルム面にスリ
ット露光された画像をフィルム上に形成するよう制御さ
れる(S5)。裏面撮影の場合、照明ランプ20で平板
ガラス19,21の隙間を通る原稿6の裏面を照らしだ
し、反射ミラー11及び画像光路15を通り、フィルム
撮影部17に原稿のイメージを結び、レンズ16によっ
て縮小され、原稿6の搬送速度をレンズ16の縮率に応
じて減速した速度でフィルムFを搬送駆動し、フィルム
面にスリット露光された画像をフィルム上に形成するよ
う制御される(S7)。両面撮影の場合、前述した表面
撮影と裏面撮影を同時に行う(S9)。
【0027】なお、表裏個別に撮影制御できるよう前述
しているが、フィルムへの撮影は、常に片面あるいは常
に両面であってもよく、画像読取り面情報に依存しなく
ても良い。
【0028】このようなシーケンスで原稿台5に積載さ
れている全原稿の読取りが終了すれば、この処理が終了
する。
【0029】次に、ホスト57への画像情報転送処理を
図7のフローチャートに基づいて説明する。本実施例の
シートスルー型スキャナSは、ホスト57あるいは、入
力手段23から読取り開始指示が行われた後、ホスト5
7から、画像読出し指示が行われる。まず、ホスト57
から所定の転送量(P)が指示され(S11)、前述し
たイメージメモリ55への書込み手順に沿って既に書き
込まれたイメージメモリ55への書き込み位置と、CP
U51によりホスト57からの指示に従ってホスト57
へ送出部53を介して転送するイメージメモリ55から
の読み出し位置との関係から、 転送可能量(W) = 書き込み位置 − 読み出し位
置を算出する(S12)。
【0030】次に、ホスト57から指示された転送量
(P)と比較し(S13)、転送可能量(W)がホスト
57から指示された転送量よりも少ないとき、 ホスト57への転送量(P´) = ホスト57から指
示された転送量(P)−転送可能量(W) を算出し、ホスト57へは一旦、ホスト57への転送量
(P´) を転送する(S14)。さらに、ホスト57
から指示された転送量(P)− ホスト57への転送量
(P´)を算出し、ホスト57から指示された転送量
(P)を置き換え(S15)、ホスト57から指示され
た転送量(P)が無くなるまで繰り返す。
【0031】一方、転送可能量(W)がホスト57から
指示された転送量よりも大きいとき、ホスト57へは、
ホスト57から指示された転送量(P)を送出すればよ
い(S16)。
【0032】このようなシーケンスでイメージメモリ5
5に未送出画像データが無くなったとき(S17)、こ
の転送処理が終了する。
【0033】さて、図4で示すように、イメージメモリ
55に書き込まれる画像データは、イメージメモリ55
の先頭位置a1から、次々とイメージメモリ55に書込
み位置がCPU51によって変えられながら書き込ま
れ、画像データA1を形成する。このとき、次の画像に
対する書込み位置は、a2となっている。さらに、スキ
ャン動作を止めることなく、次の原稿6に対する画像読
込みが開始され、書込み位置a2を変えながら、図5で
示すようにイメージメモリ55へ画像データA2,A
3,A4と次々と書き込まれる。このとき、メモリ上の
書込み開始位置a2は最終画像書込み位置となってい
る。
【0034】一方、既にイメージメモリ55に書込み済
みの画像データは、イメージメモリ55に書き込まれた
順番に、CPU51によりホスト57からの指示に従っ
てホスト57へイメージメモリ55から読み出して送出
部53を介して転送することができる。つまり、図5で
示すように、イメージメモリ55の現在の書込み位置a
2まで書き込まれた場合、a2の位置まで読出し可能で
ある。
【0035】ここで、イメージメモリ55への書込み速
度よりもイメージメモリ55からの読出し速度が遅い場
合(図13参照)には、イメージメモリ55には複数の
未送出画像データが存在している。
【0036】また、原稿が搬送されている間、CPU5
1は原稿が正常に搬送されているかどうかを、給紙開始
時点からセンサP1が原稿6を検知するまでの原稿到達
時間、センサP1が原稿6を検知している間の原稿通過
時間、センサP1が原稿6を検知してからセンサP2が
原稿6を検知するまでの原稿到達時間、センサP2が原
稿6を検知している間の原稿通過時間、センサP2が原
稿6を検知してからセンサP3が原稿6を検知するまで
の原稿到達時間、センサP3が原稿6を検知している間
の原稿通過時間、を監視し、原稿を搬送中に、何らかの
要因により搬送不良が発生すると、搬送を停止しなけれ
ばならない。このとき、同時に、画像読取りも中止する
が、ホストコンピュータ57に即座に異常を伝達しな
い。
【0037】なぜなら、この時点で、既にイメージメモ
リ55に蓄えられている複数の画像情報を破棄し、ホス
トコンピュータ57に即座に異常を伝達することを行う
と、排紙された原稿6の画像情報が破棄されるので、搬
送不良からの復帰時の処理が面倒になり、またフィルム
Fには撮影された同画像情報がホストコンピュータ57
には伝達されておらず、ホストコンピュータ57で管理
する画像情報とフィルムF上の画像情報間に差が生じて
しまう。
【0038】そこで、このような状態において、原稿6
の搬送中に搬送不良等が発生し、搬送および画像読取り
を停止した場合、画像書込み位置a2は、最終画像を指
し示しているため、ホストコンピュータ57に即座に異
常を伝達せず、図7で示すフローチャートで画像転送を
通常通り行い、既にイメージメモリ55に蓄えられてい
る複数の画像情報を全てホストコンピュータ57に転送
する。その後、ホストコンピュータ57に異常を伝達す
る。
【0039】以上説明したように、本実施例によれば、
搬送中に搬送不良等が発生しても、既にイメージメモリ
に蓄えられている複数の画像情報はホストコンピュータ
に全て転送されることにより、排紙された原稿6はイメ
ージセンサによる画像読取りが終了しているものと判断
できるため、搬送不良等からの復帰時に、排紙された原
稿6を再給紙して画像読取りを行わなくても良く、搬送
不良が発生した原稿から再読取りを行えばよいため、画
像読取りの作業効率を上げることができる。
【0040】また、本実施例のように、マイクロフィル
ムへの撮影装置を備えている場合、排紙された原稿6は
イメージセンサによる画像読取り、およびフィルム撮影
が終了しているものと判断できるため、搬送不良等から
の復帰時に、排紙された原稿6を再給紙して画像読取り
を行わなくても良く、搬送不良が発生した原稿から再読
取りを行えばよいため、画像読取りの作業効率を上げる
ことができる。
【0041】また、再読取り後に、ホストコンピュータ
で管理する画像情報とフィルム上の画像情報間に整合性
が取れ、マイクロフィルムの画像が、ホストコンピュー
タに転送した画像のバックアップとなる。よって、ホス
トコンピュータのシステム破壊等により、ホストコンピ
ュータに保存されている画像情報が破壊されたとして
も、対となるマイクロフィルムに撮影された画像情報は
正確な位置に存在し、マイクロフィルムから所望の画像
を容易に検索することができる。
【0042】(実施例2)次に、実施例2である“シー
トスルー型スキャナ”について説明する。本実施例のハ
ードウエア構成は実施例1と同様であり、またホストへ
の画像情報転送処理も実施例1と同様なので、実施例1
の図1,図7を援用し説明する。本実施例の動作を図1
の構成、および図7,図8のフローチャートに基づいて
説明する。
【0043】画像読取りが行われた画像情報と同一画像
をマイクロフィルムFに撮影を行う場合、本実施例で
は、図1の構成において、まず、イメージセンサ4また
は9により画像読込みが開始され、その後、フィルム撮
影が開始されるようになっている。つまり、原稿6の搬
送中に搬送不良等が発生し、搬送および画像読取りを停
止した場合、イメージセンサによる画像読取り箇所とフ
ィルム撮影箇所の間で搬送不良が発生し、ホストコンピ
ュータ57には画像情報の全てが伝達し終わっていた場
合、ホストコンピュータ57には伝達された同画像情報
がフィルムFには撮影されておらず、ホストコンピュー
タ57で管理する画像情報とフィルムF上の画像情報間
に差が生じてしまう。
【0044】そこで、本実施例のシートスルー型スキャ
ナSでは、ホスト57あるいは、不図示の入力手段から
読取り開始指示が行われた後、ホスト57から、画像読
出し指示が行われる。まず、ホスト57から所定の転送
量(P)が指示され(S11)、転送可能量を算出する
が、ここで、図8のフローチャートで示すように、実施
例1で前述したイメージメモリ55への書込み手順に沿
って既に書き込まれたイメージメモリ55への書込み位
置b2と書き込み開始前の位置b1を記憶する(S2
1,S22、図9)。ここで、イメージメモリ55に格
納されている画像データが既にフィルム撮影が終了して
いるかどうかを、原稿6がセンサP2を通過しタイマT
で所定の時間計測がなされた後、または、センサP3を
原稿6が通過したことで判断し(S23)、フィルム撮
影が終了していない場合は、書込み位置bをb1とし
(S24)、フィルム撮影が終了している場合には、書
き込み位置bをb2とする(S25)。これにより決定
された書込み位置bと、CPU51によりホスト57か
らの指示に従ってホスト57へ送出部53を介して転送
するイメージメモリ55からの読み出し位置との関係か
ら、 転送可能量(W) = 書込み位置(b) − 読出し
位置 を算出する(S12)。
【0045】次に、ホスト57から指示された転送量
(P)と比較し(S13)、転送可能量(W)がホスト
57から指示された転送量よりも少ないとき、ホスト5
7への転送量(P´) = ホスト57から指示された
転送量(P) − 転送可能量(W)を算出し、ホスト
57へは一旦、ホスト57への転送量(P´)を転送す
る(S14)。さらに、ホスト57から指示された転送
量(P) − ホスト57への転送量(P´)を算出
し、ホスト57から指示された転送量(P)を置き換え
(S15)、ホスト57から指示された転送量(P)が
無くなるまで繰り返す。
【0046】一方、転送可能量(W)がホスト57から
指示された転送量よりも大きいとき、ホスト57へは、
ホスト57から指示された転送量(P)を送出すればよ
い(S16)。
【0047】このようなシーケンスでイメージメモリ5
5に未送出画像データが無くなったとき(S17)、こ
の処理が終了する。
【0048】つまり、イメージセンサにより画像読取り
が行われた画像情報と同一画像をマイクロフィルムFに
撮影を行う場合、マイクロフィルムFに撮影が終わって
から、画像読取りが行われた同一画像の情報をホストコ
ンピュータ57に伝達する。
【0049】さらに、原稿6の搬送中に搬送不良等が発
生し、搬送および画像読取りを停止し、画像読取りを中
止した事点で、マイクロフィルムFへの撮影が行われて
いない場合、既にイメージメモリ55に蓄えられている
画像情報をホストコンピュータ57へは伝達せず、マイ
クロフィルムFに撮影された画像に対応する画像情報を
全てホストコンピュータに転送し終わってから、搬送異
常をホストコンピュータに伝達する。
【0050】本実施例では、フィルム撮影が終了してい
るかどうかは、原稿6がセンサP2を通過しタイマTで
所定の時間計測がなされた後、または、センサP3を原
稿6が通過したことで判断したが、原稿6がセンサP1
を通過してからの、タイマTによる時間計測、または、
センサP1またはP2を通過してからのモータパルス計
測で行っても良く、画像に付随して露光される、マーク
(ブリップ)撮影が終わった時点で撮影終了と判断して
も良い。
【0051】以上説明したように、本実施例によれば、
原稿6の搬送中に搬送不良等が発生し、搬送および画像
読取りを停止し、画像読取りを中止した事点で、マイク
ロフィルムFへの撮影が行われていない場合、既にイメ
ージメモリ55に蓄えられている画像情報をホストコン
ピュータ57へは伝達せず、マイクロフィルムFに撮影
された画像に対応する画像情報を全てホストコンピュー
タに転送し終わってから、搬送異常をホストコンピュー
タに伝達するので、ホストコンピュータ57で管理する
画像情報とフィルムF上の画像情報間に差が生じてしま
うことが無い。
【0052】よって、ホストコンピュータへ転送され管
理されている画像情報が何らかの原因で消失しても撮影
済みのフィルムで容易にバックアップできる。
【0053】よって、ホストコンピュータのシステム破
壊等により、ホストコンピュータに保存されている画像
情報が破壊されたとしても、対となるマイクロフィルム
に撮影された画像情報は正確な位置に存在し、マイクロ
フィルムから所望の画像を容易に検索することができ
る。
【0054】なお、以上の各実施例では、まず、イメー
ジセンサ4または9により画像読取りが開始され、その
後、フィルム撮影が開始される構成になっているが、画
像読取りよりも先にフィルム撮影を行っても良く、画像
読取りと同時にフィルム撮影を行っても良い。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
紙詰まり等の原稿の搬送不良等からの復帰後に、排紙さ
れた原稿を再給紙して画像読取りを行わなくて済み、画
像読取りの作業効率を上げることができ、また、ホスト
コンピュータへ転送され管理されている画像情報が何ら
かの原因で消失しても撮影済みのフィルムで容易にバッ
クアップできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の構成を示す断面図
【図2】 実施例1の操作系の構成を示すブロック図
【図3】 実施例1におけるイメージメモリへの書込み
の説明図
【図4】 実施例1におけるイメージメモリへの書込み
の説明図
【図5】 実施例1におけるイメージメモリへの書込み
の説明図
【図6】 実施例1における画像読み取り、撮影処理を
示すフローチャート
【図7】 実施例1におけるホストへの画像情報転送処
理を示すフローチャート
【図8】 実施例2におけるイメージメモリへの書き込
み位置決定の処理を示すフロ−チャート
【図9】 実施例2におけるイメージメモリへの書込み
の説明図
【図10】 関連技術例の構成を示す断面図
【図11】 関連技術例の構成を示すブロック図
【図12】 関連における技術例のイメージメモリへの
書込みの説明図
【図13】 関連技術例の画像読み取り,フィルム撮影
のタイミングを示す図
【図14】 関連技術例の画像読み取り,フィルム撮影
のタイミングを示す図
【符号の説明】
4,9 イメージセンサ 6 原稿 51 CPU 57 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 430 G06T 1/00 430C H04N 1/04 H04N 1/12 A Fターム(参考) 2H106 AB12 AB45 BC23 5B047 AA01 BA01 CA07 CA30 CB06 EB17 5C062 AA05 AA06 AA13 AB03 AB17 AB22 AB42 AC02 AC04 AC22 AC43 AC65 5C072 AA01 AA03 BA20 NA04 NA10 RA01 UA11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の原稿を搬送させてその原稿に
    記録された画像情報部分を読み取る画像読取り装置にお
    いて、前記原稿に記録された画像情報部分を読み込むイ
    メージセンサと、このイメージセンサで読み込んだ画像
    情報を格納するイメージメモリと、前記原稿の搬送中に
    搬送異常を検出した場合に搬送を停止し、前記イメージ
    メモリに格納されている全ての画像情報をホストコンピ
    ュータに転送したのち搬送異常をそのホストコンピュー
    タに伝達するように制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とする画像読取り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像読取り装置におい
    て、前記原稿に記録された画像情報部分をフィルムに撮
    影する撮影手段を備えたことを特徴とする画像読取り装
    置。
  3. 【請求項3】 シート状の原稿を搬送させてその原稿に
    記録された画像情報部分を読み取る画像読取り装置にお
    いて、前記原稿に記録された画像情報部分を読み込むイ
    メージセンサと、このイメージセンサで読み込んだ画像
    情報を格納するイメージメモリと、前記原稿に記録され
    た画像情報部分をフィルムに撮影する撮影手段と、前記
    原稿の画像情報部分を前記撮影手段で撮影し終わってか
    ら、前記イメージメモリに格納されている画像情報を前
    記ホストコンピュータに伝達するよう制御する制御手段
    とを備えたことを特徴とする画像読取り装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像読取り装置におい
    て、前記制御手段は、前記原稿の搬送中に搬送異常を検
    出した場合に搬送を停止し、前記イメージメモリに格納
    されている画像情報のうち前記撮影手段で撮影し終わっ
    た画像に対する画像情報を前記ホストコンピュータに伝
    達したのち、搬送異常をそのホストコンピュータに伝達
    するように制御することを特徴とする画像読取り装置。
  5. 【請求項5】 シート状の原稿を搬送させてその原稿に
    記録された画像情報部分を読み取る画像読取り装置にお
    ける異常処理方法であって、前記原稿の搬送中における
    搬送異常を検出する異常検出ステップと、この異常検出
    ステップで搬送異常を検出した場合に、前記原稿の搬送
    を停止し、前記画像情報部分を読み込みイメージメモリ
    に格納されている画像情報のうちの所要の画像情報をホ
    ストコンピュータに転送したのち、搬送異常をそのホス
    トコンピュータに伝達するようにする異常処理ステップ
    とを備えたことを特徴とする画像読取り装置における異
    常処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像読取り装置における
    異常処理方法において、前記画像読取り装置は前記画像
    情報部分をフィルムに撮影する撮影手段を備え、前記所
    要の画像情報は、排出された原稿の画像情報のうち前記
    ホストコンピュータへ未転送の全ての画像情報であるこ
    とを特徴とする画像読取り装置における異常処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の画像読取り装置における
    異常処理方法において、前記画像読取り装置は前記画像
    情報部分をフィルムに撮影する撮影手段を備え、前記所
    要の画像情報は、前記撮影手段で撮影した画像に対応す
    る画像情報のうち前記ホストコンピュータへ未転送の全
    ての画像情報であることを特徴とする画像読取り装置に
    おける異常処理方法。
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