JP3408023B2 - 原稿読取用の原稿自動送り装置 - Google Patents

原稿読取用の原稿自動送り装置

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JP3408023B2
JP3408023B2 JP19329195A JP19329195A JP3408023B2 JP 3408023 B2 JP3408023 B2 JP 3408023B2 JP 19329195 A JP19329195 A JP 19329195A JP 19329195 A JP19329195 A JP 19329195A JP 3408023 B2 JP3408023 B2 JP 3408023B2
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和徳 宮本
裕典 小笠原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、原稿の画像を読取
る際に、原稿を搬送することで読取りを行うための原稿
読取装置に適用される原稿自動送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿の画像を読取るために従来では、読
取素子であるCCDセンサ等を有した光学的読取ユニッ
トを、透明な原稿台上に載置された静止原稿に対して一
定速度で走行させて、原稿を順次光学的に走査すること
で、原稿の一方の面の画像を読取っている。
【0003】また、上述のように原稿台上に静止して原
稿の画像を読取るために読取ユニットを走査することな
く、読取ユニットを固定した状態で、原稿を一定速度で
搬送し、原稿の画像を読取るものがある。そのため、読
取ユニットを画像読取位置に固定した状態で配置し、該
読取位置へと原稿を搬送し、該搬送速度を一定にしてい
る。
【0004】そこで、読取ユニットを固定し、原稿を読
取位置において一定速度で搬送することで読取を行うも
のにおいては、原稿の表裏の両側にそれぞれの読取ユニ
ットを配置することで、両面原稿の画像が同時に読取可
能になる。この一例として、特開平1−194658号
公報には、載置された原稿に対して読取ユニットを光学
的に走査する一方、該読取位置とは別の位置に、原稿を
搬送する原稿自動送り装置を備え、該原稿が搬送される
経路中に原稿の第1面である例えば表面を読取る位置ま
で上記読取ユニットを移動させて固定し、及び原稿の第
2面である例えば裏面を読取ために、上記読取ユニット
とは別に第2読取ユニットを固定状態に配置して、原稿
の両面の画像を読取っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来装置におい
ては、原稿自動送り装置を備えることで、自動搬送され
る原稿の両面を同時に読取ることが可能になる。特に、
原稿台上に静止された状態で載置された原稿とは、別に
搬送される原稿の画像を読取るように構成しており、こ
れにより搬送される原稿の第1面及び第2面を同時に読
取りを行っている。
【0006】しかしながら、上記特開平1−19465
8号公報記載の、原稿自動送り装置(ADF)によれ
ば、シート状の原稿を載置するトレイと、読取りを完了
したシート原稿を受ける排出トレイとの間の搬送経路
が、ほぼ直線であるため載置トレイ又は排出トレイが読
取装置本体より突出している。そのため、読取装置の配
置スペースが、突出する載置トレイまたは排出トレイの
分だけ、広くなる。
【0007】また、ADFにおいては、原稿の交換を行
う手間が要らず、シート状の原稿を連続的に搬送し、画
像の読取りを自動的に行える利点がある。しかし、搬送
される原稿の後端が特に読取位置を通過した後に、次の
原稿の搬送を行っており連続して原稿を搬送して読取る
時間が長くなっていた。特に、原稿の搬送は常に一定速
度で搬送させる必要から、原稿の読取りを完了した後
に、次の原稿の給紙を行い、上記読取位置へと一定速度
で搬送しているため、先の原稿と次の原稿との間隔が相
当長くなっていた。この間隔が長くなると、読取時間も
長くなる。しかし、原稿間の間隔を詰める術がなく、読
取時間を短縮することができなかった。
【0008】上述した従来のADFにおいては、さらに
原稿の第2面、例えば原稿の裏面画像の読取位置が、排
出トレイの手前であることから、この読取りが完了した
後に、次の原稿の搬送が行われている。そのため、上述
のことと合わせて、原稿の搬送開始時間が遅れ、原稿間
隔が広がる傾向にあり、より読取時間が長くなってい
た。
【0009】さらに、ADF側に設けた第2読取ユニッ
トは、読取信号をそのまま読取装置本体側へと転送して
いる。そのため、読取装置側には裏面読取ユニットから
の信号をデジタル処理する回路をも別個に設ける必要性
から、ADFを備えず、原稿を載置する部分での読取り
を行う読取装置本体のみの場合、無駄な回路を別個に設
けることになる。つまり、ADFユニットが存在しない
場合には、載置された静止原稿を読取るために、表面読
取ユニットを原稿に沿って走査する構成であるが、その
ための画像処理回路だけでなく、ADFユニット側に配
置されている読取ユニットからの信号を処理する回路を
も合わせもっているため、読取装置本体の単体でのコス
トが高くなる。
【0010】しかも、ADFユニットを装着した場合に
おいては、裏面読取ユニットからの信号が画像読取装置
本体へと送られてくる時に、信号線が非常に長くなる傾
向にあるため、その信号線を経由する間にノイズが入り
込み安くなり、読取データが化け、正確な読取信号とし
て画像処理ができなくなる。
【0011】本発明は上述の問題点を解消するために、
原稿間の読取間隔を短縮することで、読取時間を短縮す
る点を目的とする。また、本発明は読取装置の配置スペ
ースを小さくできる原稿自動送り装置を提供することに
ある。この目的を達成することで、原稿の搬送間隔を短
くすることを可能にすることにある。
【0012】さらに、本発明は原稿自動送り装置を備え
ない原稿読取装置単体のコストを低減すると同時に、ノ
イズの影響を解消することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上述の目的を達
成するための原稿自動送り装置は、読取り前の原稿を載
置する載置トレイと、読取りを完了した原稿を収容する
排出トレイと、上記載置トレイと排出トレイ間の原稿搬
送経路中に配置され搬送される原稿の第1面を読取る第
1読取ユニットと、を備えてなる稿読取装置において、
上記載置トレイの原稿を給紙する給紙手段と、該給紙手
段にて給紙された原稿を上記第1読取ユニットが配置さ
れた読取位置へと一定速度で搬送する搬送手段と、上記
給紙手段にて給紙された原稿が上記搬送手段にて搬送が
開始されるのを検出する検出手段と、該検出手段による
原稿の先端検出後に上記給紙手段の駆動を停止し、その
原稿の後端検出に応答して上記給紙手段を駆動すると共
に、該給紙手段を載置された原稿に当接した状態から回
転を開始させ、その時の給紙速度を上記搬送手段による
搬送速度より速くする給紙制御手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0014】この構成によれば、先の原稿の後端が搬送
手段にて搬送される状態となれば、給紙手段による次の
原稿の給紙が行われる。この場合、給紙手段の給紙速度
が搬送手段による搬送速度より速いために、先の原稿と
の差を縮めるように、給紙された原稿が先の原稿を追送
する。しかし、その給紙動作は搬送手段による搬送が開
始される状態を検出手段が検出した時点で終了するよう
にしているため、先の原稿後端に次の原稿の先端が重な
ることはなく、原稿を区別する適当な間隔が形成される
ことになる。しかも、給紙開始においては、給紙速度を
高速に設定していても、徐々に加速されて当接した原稿
を給紙するため、その給紙が確実になると同時に摩耗等
の問題も解消できる。
【0015】そこで、上記給紙制御手段は、給紙手段の
立ち上げ速度を一定時間高速駆動した後、上記搬送手段
に給紙原稿先端が達する前に上記搬送手段による搬送速
度と同等の速度で駆動制御すれば、搬送手段へと送り込
む動作を確実に、また搬送手段が搬送を開始した状態で
は給紙手段による給紙速度も同一であるため、安定した
搬送を行える。
【0016】また、搬送手段は給紙手段から給紙された
原稿を第1面の画像の読取位置へと送る際にU字形の反
転搬送経路を設け、該反転搬送経路に原稿の第2面の画
像を読取る第2読取ユニットを配置し、該読取ユニット
が配置された第2面読取位置へと搬送される手前に検出
手段を設け、かつ載置トレイと排出トレイとを上下の位
置関係に配置できるため、各トレイの一部が読取装置よ
り突出することなく読取装置上に配置でき、よって配置
スペースを軽減できる。
【0017】上記原稿自動送り装置は、原稿読取装置本
体に対し着脱可能に設け、特に第2読取ユニットを反転
搬送経路に配置することで、該原稿自動送り装置を着脱
しても、その原稿読取装置本体の配置スペースは全く変
わることはない。
【0018】さらに裏面読取ユニットは、原稿の画像を
読取るCCDセンサと、CCDセンサからの信号をAD
変換する回路を含み、該AD変換したデジタル信号を読
取装置本体側に裏面画像のデータを転送する構成とする
ことで、原稿自動送り装置を備えない読取装置のコスト
が高くなることを押さえることができると共に、デジタ
ル信号を転送することで、その信号線が長くなってもノ
イズの影響を受けることがなくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明における原稿読取装
置に備えられた原稿自動送り装置を示す概略断面図であ
る。また、図2は原稿読取装置の制御にかかるブロック
図、図3は図2の制御回路にかかる本発明による原稿の
自動送り装置の制御動作を示すフローチャートである。
【0020】本発明の原稿自動送り装置を備えた両面原
稿の読取装置によれば、原稿読取装置本体1上に原稿を
自動送りする装置(ADF)10を着脱可能に設けてい
る。原稿読取装置本体1には、上部に原稿を載置する透
明な原稿台2が備えられ、この原稿台2上に載置された
静止原稿の画像を読取ために第1の読取ユニット3が例
えばスライド軸4に沿って移動自在に設けられている。
特に、上記ADF10が原稿読取装置より離脱されてい
る状態、又はシート原稿でなくブック原稿等の厚物原稿
において、上記原稿台2上に載置された原稿の画像を第
1読取ユニット3が読取る。
【0021】上記スライド軸4は、例えば2本平行に配
置され、さらに原稿台2に対しても平行となるように配
置されており、このスライド軸4上に読取ユニット3の
支持体5が移動可能に設けられ、図示していないワイヤ
等の移動機構を介して支持体5が連結されていること
で、読取ユニット3は原稿台2に沿って平行に走行され
る。
【0022】第1読取ユニット3は、上記支持体5に原
稿台2上に載置された原稿を光学的に照明する光源、例
えば蛍光灯6、原稿からの反射光を適当な位置へと反射
する複数または単数の反射ミラー7、該反射ミラー7か
らの反射光路中に配置され原稿の画像を結像する結像レ
ンズ8及び、結像レンズ8にて結像される光路中に配置
され、画像を多数の画素に分解し読取るためのイメージ
センサであるCCDセンサ9がそれぞれ取り付けされて
いる。
【0023】また、原稿読取装置1には、原稿台2上の
静止原稿の読取りとは別に、上述したADF10による
搬送される原稿の画像を読取るために、原稿台2と同一
平面上に透明板11が配置されている。上記第1読取ユ
ニット3は、上述したようにADF10を利用しない場
合、又はADF10が離脱された状態において、原稿台
2上の静止原稿を読取るために、原稿に対して平行に走
行されるが、ADF10を利用する時に、図に示す透明
板11の原稿の表面読取位置へと移動し、その位置に停
止され、搬送される原稿の画像、特に第1面の画像を読
取る。
【0024】一方、ADF10は、両面に画像が形成さ
れた原稿Dを、その上面が第1頁となし、下面を最終頁
として載置するための載置トレイ12、読取りが完了し
た原稿を収容する排出トレイ13とを上下方向に、原稿
読取装置1の特に原稿台2上に配置している。この載置
トレイ12には、載置されたる原稿Dの有無状態を検出
する原稿検出センサ14が配置されている。
【0025】上記載置トレイ12上には、載置された最
上部の原稿から給紙するための給紙手段である給紙ロー
ラ15が配置されており、該給紙ローラ15は駆動用の
給紙モータ16に連結されている。この給紙ローラ15
は、通常は載置トレイ12より離間、つまり載置される
原稿より離間される状態であり、載置された原稿が上記
原稿検出センサ14にて検出されることを条件として降
下され、最上部の原稿Dに圧接される。
【0026】また、給紙された原稿Dは、上述した原稿
読取装置1にける表面読取位置へと搬送される途中の経
路が反転搬送されるU字形の反転搬送経路17が形成さ
れている。この反転搬送経路17には、原稿の第2面で
ある、例えば裏面の画像を読取るためために、裏面読取
用の第2読取ユニット18が配置されている。該第2読
取ユニット18は、ADF10側に固定されており、反
転搬送経路17を一定速度で搬送される原稿の第2面の
画像を順次読取る。
【0027】上記反転搬送経路17を経て上述した透明
板11へと原稿を一定速度で搬送するための搬送手段
は、まず給紙ローラ15にて給紙され原稿を反転搬送経
路17へと送り込むために、該反転搬送路17の入口部
分に位置した搬送ローラ19を有する。また上記搬送経
路17の出口部分の近傍に位置する上記透明板11に沿
って原稿を一定速度で搬送するためのプラテンローラ2
0を備える。また、上記搬送ローラ17及びプラテンロ
ーラ20にて一定速度で搬送される原稿を、上述した排
出トレイ12へと排出する排出経路21に設けられた第
1及び第2排出ローラ22及び23とで原稿の搬送手段
を構成しており、該搬送手段は上述した反転搬送経路1
7中の第2面読取位置と、透明板11上での第1面読取
位置を、一定速度で原稿を搬送するように駆動されてい
る。
【0028】原稿Dは、反転搬送経路17にてその表裏
面が反転され、第1面読取位置を通過した後、第1及び
第2排出ローラ22,23を経由し、排出トレイ13上
に原稿Dの表裏が反転された状態で排出される。上記反
転搬送経路17及び排出搬送経路21に設けられている
搬送ローラ19、プラテンローラ20、第1及び第2排
出ローラ22、23は、同一の搬送用の搬送モータ24
に連結されており、それぞれのローラが同一速度で駆動
される。
【0029】そして、反転搬送経路17の入口部に配置
されている搬送ローラ19の近傍には、該搬送ローラ1
9にて挟持して搬送が開始される原稿を検出する入紙検
出センサ25及び、排出搬送経路21の第2排出ローラ
23の手前には、排出される原稿を検出する排出検出セ
ンサ26がそれぞれ配置されている。これらの入紙検出
センサ25及び排出検出センサ26の原稿の検出状態に
応じて、後述する原稿の搬送ジャム等が検出されると共
に、給紙動作のタイミング制御が実行される。
【0030】上述した原稿の第2面である裏面画像を読
取るための第2読取ユニット18は、第1読取ユニット
3と同様の構成であり、蛍光灯からなる光源27、原稿
からの反射光を必要に応じてさらに反射するミラー(図
示せず)を介して結像するための結像レンズ28及び原
稿からの反射光が結像される位置に配置されるCCDセ
ンサ29から構成され、同時に図示していないCCDセ
ンサ29からの読取信号を増幅する増幅回路及び増幅し
たアナログ信号をデジタル値に変換するADコンバータ
が合わせて設けられている。このADコンバータを介し
て出力されるデジタル信号を原稿読取装置本体1側へ信
号線を介して転送している。
【0031】以上のように構成されたADF10を備え
た原稿読取装置1の動作を説明する。まず、画像が両面
に形成された複数枚のシート状の原稿Dを載置トレイ1
2に載置する。この載置状態は、原稿検出センサ14に
て検出される。また、原稿第1面である表面を上部に
し、第2面の裏面が載置トレイ12と対向するように載
置トレイ12に置される。
【0032】そして、原稿読取装置1本体より原稿の読
取開始指令が出力されると、上記原稿検出センサ14の
検出に応答して、給紙ローラ15が降下し最上部の原稿
Dと当接する。このような自動動作でなく、手動にて原
稿Dの載置後に、給紙ローラ15を手動操作レバー等を
介して降下されることもできる。
【0033】次に給紙ローラ15が載置された原稿Dの
最上部に自重により当接した状態において、給紙モータ
16の駆動が開始され、給紙動作を開始する。まず最上
部のシート状の原稿Dが給紙されると、該原稿Dは搬送
ローラ19へと送り込まれ、該搬送ローラ19にて反転
搬送経路17へと搬送される。
【0034】そこで、搬送ローラ19にて原稿の搬送が
開始されると、これを入紙検出センサ25が、搬送され
る原稿先端を検出する。これにより、給紙モータ16の
駆動状態を停止する。つまり非励磁状態に給紙モータ1
6がおかれることで、給紙ローラ15がフリーな状態に
なる。そのため、搬送ローラ19にて搬送される原稿に
よって給紙ローラ15はその速度で回転される。
【0035】上記搬送ローラ19にて搬送される原稿D
は、一定速度で送行される。この搬送ローラ19は原稿
を一定速度で搬送するために、搬送モータ24が定速回
転制御される。
【0036】搬送ローラ19にて搬送される原稿Dは、
上記反転搬送経路17へと送り込まれ、その第2面の裏
面画像が第2読取ユニット18と対向する。そのため、
第2読取ユニット18にて原稿の裏面の画像の読取動作
を開始する。該読取を行うために原稿Dが継続して搬送
されると、原稿先端が反転搬送経路17の出紙部の位置
に達する。これにより、原稿がU字形搬送経路である反
転搬送経路17を経て原稿が反転され、原稿Dの第1面
の表面が下側になり、原稿Dが反転した位置の透明板1
1に対面し、プラテンローラ20にて密着されながら搬
送される。そのため、第1読取ユニット3にて原稿Dの
表面が順次搬送されることで、原稿の画像が順次読取ら
れていく。
【0037】上述の原稿の表裏面が、各読取位置へと搬
送されてくることで同時に読取りが実行され、その原稿
後端が入紙検出センサ25にて検出されると、給紙ロー
ラ15の回転が再開される。これにより、2枚目の原稿
D2が先の原稿D1を追送するように自動送りされる。
これは、載置トレイ12に原稿が存在することを原稿検
出センサ14が検出することにより実行される。
【0038】上記給紙ローラ15の駆動は、給紙モータ
16にて静止状態から徐々に回転が速くなり、予め決め
られた速度で回転駆動される。そのため、静止状態にあ
る給紙ローラ15の回転速度が決められた速度に立ち上
がるまでに徐々に回転速度が加速されるため、静止状態
での原稿Dとスリップが生じることなく摩擦状態が高い
状態から給紙される。そのため、原稿の給紙を確実に行
うことができる。しかも、スリップ等が生じないため給
紙ローラ15表面の摩耗が軽減でき、給紙ローラの寿命
が延びる。
【0039】特に、給紙動作の開始により、給紙ローラ
15を定速駆動した状態で、載置される原稿へと下降さ
せて給紙する場合、該給紙ローラが予め所定速度で回転
していることから、原稿と接触する状態での摩擦が少な
くなり、当初はスリップしやすく、給紙動作が遅れた
り、給紙不良が発生することがある。また、スリップに
より給紙ローラの摩耗が生じる。これを上述した本発明
による駆動にて、防止できる。
【0040】また、上記給紙ローラ15は、その速度が
上記搬送ローラ19にて原稿Dを搬送する速度に対して
速い速度で駆動されている。そのため、給紙される原稿
Dは先の原稿との間隔を縮めるように追送する。この結
果、次の原稿D2先端と先の原稿D1後端との間隔が徐
々に縮まる。そして、追送する原稿D2が搬送ローラ1
5に達する前に、給紙ローラ15は、その速度が搬送ロ
ーラ19の回転速度と同一速度になるように駆動され
る。よって、追送する原稿は、先の原稿後端との差を縮
めるものの、また先の原稿後端に追いついて重なること
もない。そのため、原稿間は各原稿Dを区別できる間隔
が生じる。
【0041】次に、給紙ローラ15が搬送ローラ19と
同一速度に駆動され、原稿先端が入紙検出センサ25に
て検出されると、給紙ローラ15は上述したようにフリ
ーな状態で停止される。この動作を順次繰り返い行うこ
とで、載置トレイ12に載置された原稿が給紙され、各
原稿の間隔が一定に詰まった状態で搬送される。そし
て、原稿の表面及び裏面が第1読取ユニット3、第2読
取ユニット18にて読取られる。その後、最終の原稿D
nが給紙された状態において、その先端が入紙検出セン
サ25にて検出されると、給紙ローラ15の回転が停止
され、そして後端が原稿検出センサ14を通過すること
で、原稿が載置トレイ12に無くなったとして、給紙ロ
ーラ15が載置トレイ12より上昇され次の原稿束の載
置を容易にする。この上昇は、手動によりユーザサイド
で上述した動作とは逆に、手動操作レバー等にて行うこ
ともできる。
【0042】最終の原稿が給紙、搬送され、その原稿の
両面の読取りが完了すれば、該原稿後端が排出センサ2
6にて検出され、一定時間後に搬送ローラ19等の駆動
モータ24が停止される。つまり、最終原稿の後端が排
出センサ26を通過すれば、決まった時間後に排出トレ
イ13へと排出されるため、その時間後に搬送モータ2
4の駆動を停止し、ADF10の動作が停止する。
【0043】図2は、本発明による上述したADF10
の制御と同時に、原稿の両面を読取り、該読取ったデー
タを処理し、他の装置、つまりプリンタ等にて画像をハ
ードコピーとして再生するためにホストコンピュータ、
例えばパソコン等の外部装置に、それらを転送するため
の制御回路を示すブロック図である。
【0044】該図において、破線で囲った部分は、AD
F10に備えられた第2読取ユニット18の構成であ
り、点灯装置30を介して光源(蛍光灯)27を点灯さ
せ、原稿Dからの反射光をCCDセンサ29が受光する
ことで、画素分解され画像の各濃度に応じたアナログ信
号が出力される。また、原稿読取装置1本体に設けられ
る第1読取ユニット3については、点灯装置31を介し
て光源6を点灯させ、原稿からの反射光をCCDセンサ
9が受光することで、各画素に分解された画像濃度に応
じたアナログ信号が出力される。
【0045】上記第2読取ユニット18は、上述した点
灯装置30、光源27及びCCDセンサ29の他に、C
CDセンサ29より出力されるアナログ信号を増幅する
バッファ回路32、該バッファ回路32からの信号をA
D(アナログ/デジタル)変換を行うADコンバータ3
3を備えている。このADコンバータ33を介して出力
されるデジタル画像信号は、信号線を介して読取装置1
本体側のデータラッチ回路34へと送られる。
【0046】一方、読取装置本体1側の第1読取ユニッ
ト18は、CCDセンサ9からのアナログ信号がバッフ
ァ回路35を介して増幅され、同様にADコンバータ3
6にてデジタル画像信号に変換された後、データラッチ
回路37に送られる。上記データラッチ回路34及びデ
ータラッチ回路37からの表面及び裏面のデジタル画像
信号は、画像処理回路38にて画像処理され、表面又は
裏面データを、上述したようにプリンタ等を介してハー
ドコピーを得るためのホストコンピュータであるパソコ
ン等に出力される。
【0047】上述した点灯回路30及び31の点灯制
御、CCDセンサ9及び29の読出し制御、ADコンバ
ータ33,36及びデータラッチ回路34,37のタイ
ミング制御、さらに画像処理回路38の転送データの切
り替え制御は、制御回路40にて制御される。この制御
回路40は、発振器を備え該発振器からの信号を適宜分
周し各種タイミング制御のためのクロック信号を出力す
るクロック発生回路を備えている。これらの回路は制御
回路40とは別に設け、該制御回路40に接続される場
合もある。
【0048】また、上記制御回路40は、読取りのため
の画像処理の制御だけでなく、第1読取ユニット3を移
動させるための駆動モータ44の駆動制御、給紙ローラ
15の回転速度の駆動制御及び搬送ローラ19等の原稿
の搬送手段の駆動速度を制御する。そのために、制御回
路40は、各モータ(パルスモータ)を駆動する駆動回
路41〜43に各種制御信号を供給する。
【0049】制御回路40は、駆動モータ44の駆動回
路41を介して原稿台2に沿って第1読取ユニット3を
走行駆動させ、またADF10を利用する際に、図1に
示す透明板11の表面読取位置に第1読取ユニット3を
移動させ、その位置に固定させる制御を行うべく、駆動
モータ44を駆動する。
【0050】また給紙モータ16の駆動回路42は、制
御回路40からの制御信号により、予め決められた速度
で給紙モータ16を回転駆動する。また、入紙検出セン
サ25による原稿先端検出等に応じて、給紙ローラ15
の回転を停止し自由に回転できるように、給紙モータ1
6を無励磁状態に設定する。そして、搬送モータ24の
駆動回路24は、制御回路40からの制御信号に応じ
て、決められた速度で搬送モータ24を駆動制御し、搬
送手段を一定速度で駆動する。
【0051】そこで、図3に示す図2による制御動作に
かかる制御フローチャートに従って制御回路40の制御
動作を説明する。
【0052】まず、原稿読取装置1本体の電源が投入さ
れ、原稿Dの読取指令が外部装置より転送、または原稿
読取装置1本体による読取指令により、制御回路40
は、ADF10の載置トレイ12に原稿が載置されてい
るか否かを確認する。この確認の前にユーザサイドでは
原稿を載置トレイ12にセットする。この場合、制御回
路40は、上記載置トレイ12への載置状態の確認によ
り原稿の自動搬送による読取りを行うモードに設定し、
上述した読取指令を待つ。また、ブック等の厚物原稿で
あれば、ADF10が除去され、原稿台2上に載置され
る原稿の有無を確認することで、制御回路40はそのモ
ードを設定する。なお、原稿台2にはADF10が存在
しない場合に、開閉可能な原稿カバーが設けられ、載置
される原稿を上部よりカバーし、原稿台2へと原稿を押
圧する。
【0053】そこで、ADF10を利用する場合、載置
トレイ12上に原稿の存在が原稿検出センサ14が検出
すると、上述の指令によりスキャナ動作を開始(S0)
する。これにより、給紙系において給紙モータ16が、
搬送系において搬送モータ24が駆動される。この前
に、S0にて第1読取ユニット3を透明板11と対向す
る原稿の表面読取位置へと移動させるために駆動モータ
44を回転させ、この表面読取位置に達した状態で読取
ユニット3を固定させる。この固定のために、モータ固
定のための電圧を供給する。
【0054】給紙系の動作においては、給紙ローラ15
を回転駆動させる前に、給紙ローラ15を載置された最
上部のシート状の原稿Dに当接させ待機する。この後
に、上述したようにモータ16,26の回転駆動が実行
される(S1)。そこで、給紙ローラ15の回転により
給紙動作を開始すれば、給紙が行われ(S2)、この時
点から、モータ16からの回転数等を把握するために該
モータ16の駆動パスルのステップ数をカウントする
(S3)。このステップ数(n1)としては、原稿D先
端が搬送ローラ19に達し入紙検出センサ25に達する
タイミングに応じたもので、多少の余裕をみて設定され
てる。つまり、給紙ローラ15の回転数により給紙され
る原稿が進む距離は決まるため、その回転数に応じたス
テップ数(n1)にて原稿先端が入紙検出センサ25を
通過できる。
【0055】そこでステップカウンタC1が所定のカウ
ント(n1)をカウントすると、この時に給紙された原
稿Dは、給紙動作が正常であれば、入紙検出センサ25
にて先端検出(S4)されている。この検出が行われる
と、給紙動作が正常に実行されたとして、給紙モータ1
6を無励磁状態で停止させる。
【0056】一方、上記ステップカウンタC1が所定数
をカウント(n1)しても入紙検出センサ25が原稿を
検出していなければ、給紙不良(給紙手段のピックアッ
プ不良)として、動作をこの時点で停止させる。この給
紙不良により給紙ローラ15は上昇され、載置トレイ1
2の最上部原稿より離間される。そして、給紙不良によ
るトラブルをユーザサイドで解除すれば、読取装置1本
体は、初期の読取開始のための待機状態に復帰する。そ
して、上述した給紙動作を開始する。
【0057】上記給紙動作が正常であれば、上述した搬
送ローラ19にて搬送を開始(S10)される段階で給
紙ローラ15が停止されるが、この給紙動作と平行に動
作を開始していた搬送系の搬送ローラ19は、給紙ロー
ラ15にて給紙された原稿Dの搬送を継続する。この搬
送開始により原稿先端が第2読取ユニット18の裏面読
取位置に達することで画像の読取りが実行(S11)さ
れる。この制御については従来より周知の技術であり、
該フローチャートには示していないが、制御回路40の
制御によりCCDセンサ29からの読取出力を処理す
る。
【0058】そして、原稿の先端が第2読取ユニット1
8を通過し、第1読取ユニット3の表面読取位置に達す
ることで原稿の表面の読取りが開始される。この読取動
作を実行している最中に入紙検出センサ25が原稿の後
端を検出(OFF)する(S12)と、載置トレイ12
上の原稿の有無を検出する原稿検出センサ14が原稿有
り(ON状態)を検出(S13)していることを条件と
して、停止していた給紙モータ16の回転を上述に説明
したようにS1にて再開し、上述の説明に従って駆動制
御される。
【0059】また、S13にて原稿有りを検出すること
で、読取り動作を継続(S14)する一方、搬送系にお
いては、先に原稿D1の入紙検出センサ25による原稿
先端検出時点からステップカウンタC2が決まった数を
カウントするタイミング(S15)で、排出センサ26
が原稿先端を検出(ON)しておれば(S16)、原稿
D1の搬送が正常に行われていることが確認できる。も
し、検出されていなければ、原稿D1が途中でジャムし
ていることになる。このジャム検出時には、読取動作を
停止し、搬送中の原稿D1の読取データをクリアすると
同時に、搬送ローラ19等の搬送手段を停止させるだけ
でなく、給紙ローラ15の動作も停止させる。これは給
紙ローラ15による給紙不良が検出された段階でも、給
紙ローラ15だけでなく搬送ローラ19を含む搬送手段
の駆動を停止させている。
【0060】上記ステップカウンタC2の所定数のカウ
ント数(n2)は、入紙検出センサ25による原稿の先
端検出位置から排出検出センサ26による原稿先端検出
位置までの決まった搬送距離において、一定の搬送速度
での搬送時間が決まるため、その搬送時間に応じた搬送
モータ24の駆動ステップ数に設定されている。
【0061】そこで、原稿先端の搬送ジャムがなけれ
ば、読取動作を継続すると共に、必要に応じて原稿D1
の後端が排出検出センサ26を通過する時のジャム状態
を確認動作が実行される。これはステップカウンタC3
のカウント数(n3)にて後端通過の確認が行われる
(S17→S18)。このカウント数(n3)は、先の
カウント数(n2)と同一で、ステップカウンタC3
は、入紙検出センサ25が原稿の後端を検出した時点
で、搬送ローラ24の駆動パルスのカウントを開始す
る。そして、ステップカウンタC3がカウント数(n
3)をカウント(S17)すると、排出検出センサ26
がOFF(原稿の後端検出)しているか否かがS18に
てチェックされる。この時、搬送ジャムが確認されなけ
れば、原稿の搬送が正常に動作しているとして、次の原
稿が入紙検出センサ25にて検出されているのを確認す
れば、原稿の読取動作を継続するために、S11に戻
る。
【0062】上記搬送ジャムの検出は、原稿読取動作の
実行中に、必要に応じて実行されており、ジャム検出時
点で、読取動作を含めた原稿の給紙及び搬送系の駆動が
停止されることになる。
【0063】そして、上記入紙検出センサ25が、原稿
の後端を検出(OFF)した状態(S12)で、原稿の
載置トレイ12上に次の原稿がなけば、S13にて原稿
検出センサ14がOFF状態であるか否かがチェックさ
れる。この時、OFFであれば、入紙検出センサ25に
て後端が検出された原稿は、最終の原稿Dnであるとし
て、上述したように第2読取ユニット及び第1読取ユニ
ット3にて画像の読取りと共に、最終原稿Dnの搬送状
態をチェックするカウンタC2が、所定ステップ数n2
をカウントした時点で、排出検出センサ26が原稿を検
出(ON)しており、さらにカウンタC3がステップ数
n3をカウントする時に排出センサ26が原稿後端を検
出(OFF)しておれば、原稿の搬送状態が正常でるこ
とが確認される。その後に入紙検出センサ25が原稿を
検出していない(OFF)ことを確認することにより、
搬送モータ24の駆動を停止させ、ADF10による原
稿の自動搬送及び画像読取動作を停止する。
【0064】ここで、上述に説明したように搬送系の駆
動において、入紙検出センサ25が原稿の後端を検出
し、かつ原稿検出センサ14が原稿を検出(S12,S
13)しておれば、給紙ローラ15が回転駆動(S1)
される。この時、給紙ローラ15が給紙モータ16の回
転が定速度に達するまで加速されるようにして回転され
る。そのため、給紙ローラ15により原稿の給紙が確実
になる。つまり、給紙ローラ15が原稿上に当接した静
止状態から回転するため、原稿との摩擦が最大となり、
その時の給紙力が最大になり、給紙動作が確実になる。
これは、給紙開始当初においても同様であり、給紙ロー
ラ15が最上部の原稿に当接した状態で回転が開始され
る。特に給紙ローラ15が定速度回転している状態で、
原稿と接触するように降下させると原稿との滑りのため
に給紙力が小さくなりスリップや給紙不良を発生する原
因にもなっていた。
【0065】これらが解消されるようにして原稿が給紙
ローラ15にて給紙され、所定時間後に定速度に達し、
給紙が継続されることになり、給紙される原稿D2は先
の原稿D1を追送する。この時、給紙ローラ15の回転
速度は、搬送ローラ19による搬送速度より速く設定さ
れているため、先の原稿D1の後端に次の原稿D2の先
端が迫っていき、その間隔が徐々に狭まる。そして、給
紙モータ16は、一定時間後、例えば原稿先端が入紙検
出センサ25にて検出される前に、搬送ローラ19によ
る搬送速度と同速度で駆動される。従って、先の原稿後
端と次の原稿先端との間隔が詰まった状態で、給紙速度
が搬送速度となるため、この詰まった間隔を維持して給
紙され、両者が互いに重なり合うことはない。
【0066】そして、次の原稿D2が入紙検出センサ2
5にて検出(S4)された時点で給紙モータ16の駆動
が停止され、該モータ16は無励磁状態に設定される。
そのため、搬送ローラ19にて搬送される原稿にて、該
原稿上に位置する給紙ローラ15は、搬送速度でそのま
ま回転される。これにより、給紙ローラ15が原稿に接
触していても、搬送される原稿にて回転するために、ス
リップすることなく給紙ローラ15表面の摩耗を防止で
きる。この時、原稿後端が給紙ローラ15の位置を通過
した段階で、その回転が停止され次の原稿と当接し回転
が静止する。
【0067】以上説明した状態の給紙動作のタイミング
を図4のタイムチャートに示している。この図4に示す
ように、先の原稿D1(n−1枚目の原稿)の後端が入
紙検出センサ25にて検出された時点より、n枚目の原
稿を給紙するために給紙ローラ15が徐々に加速され給
紙速度(MAX)まで立ち上がった後、一定速度で駆動
が維持され、搬送ローラ19にて原稿が搬送される直前
に、給紙モータ16の減速動作が実行される。
【0068】この減速動作のタイミングは、n枚目の原
稿先端が搬送ローラ19へと達する時に、搬送ローラ1
9による搬送速度と同速度になるように設定される。こ
れにより、n枚目の原稿の先端が搬送ローラ19へと送
り込まれる状態では、搬送速度と同速度で給紙されるた
め、原稿の受け渡しにおいてシート原稿がたわむことな
くスムーズに送り込まれる。この場合、給紙速度を高速
駆動の状態で搬送ローラ19へと送り込むと、その時の
速度差によりシート原稿がたわみ、そのたわみ量は速度
差に応じて比例するため、シート原稿が蛇腹状に変形
し、ジャムする危険性が高くなる。しかし、上述したよ
うに速度制御することで、シート原稿の搬送ローラ19
への送り込みがスムーズに行え、ジャムの危険性を阻止
できる。
【0069】そして、n枚目の原稿先端が入紙検出セン
サ25にて検出された時点で給紙ローラ15の回転駆動
が停止される。従って、図4における期間Tにおいて先
の原稿であるn−1枚目の原稿との差が短縮される。こ
の時、MAXの給紙速度をより速めることで、先の原稿
との間隔が縮まる傾向にある。そのため、そ時の間隔に
応じて給紙速度を設定すればよい。
【0070】以上のことから、原稿読取装置1本体に備
えされるADF10にて原稿を自動送りし、該原稿の間
隔をできるだけ狭くして搬送できる。これにより、連続
して原稿を読取る場合の読取時間を短縮できる。また、
短縮するために給紙ローラ15を原稿に当接させた状態
で、その回転駆動制御を行い、その回転を搬送手段によ
る搬送速度より速く設定しても、給紙ローラ15の摩耗
が抑制されると同時に給紙動作を、より確実にできる。
しかも、入紙検出センサ25を搬送ローラ19の原稿搬
送の下流側に配置しているため、給紙速度をいくら速く
設定しても、先の原稿に次の原稿が重なる状態で読取位
置へと搬送されることはなくなる。
【0071】なお、原稿読取りによる画像データの処理
については、図5に示す回路構成により転送制御され
る。この転送制御において図2に示す制御回路40にて
実行される。
【0072】この転送制御を簡単に説明すれば、図2に
おいてAD変換された各表裏面の画像データは、各ライ
ンメモリ51,52に記憶されていく。このラインメモ
リ51,52は図6に示すようにカラー画像を読取場合
において、R(赤)画像データ、G(緑)画像データ、
B(青)画像データの1ライン分を記憶する各領域を有
し、アドレス信号に応じてCCDセンサ9及び29にて
読み取った画像データを順次記憶する。特に制御回路4
0より送られてくるCOL1及び2の信号に応じて各色
のラインメモリの領域に記憶されていく。このCOL1
及び2は、図7に示すようにR,G,Bの領域を指定す
る。
【0073】ラインメモリ51,52の書き込み又は読
み出しは、信号RD1信号により決められる。この読出
し時に、ラインメモリ51,52の内容は、データラッ
チ53,54を経由して画像処理回路55を介して転送
メモリ57,58に書き込まれる。この転送メモリ5
7,58の構造も、ラインメモリ51,52と同一容量
の記憶領域を有しているが、ホストコンピュータへの転
送状況の相違により、記憶する順序等が多少異なる。
【0074】特に、ラインメモリ51は、原稿の第2面
を読取った第2読取ユニット18からの画像データを
R,G,Bの各領域に記憶する。また、ラインメモリ5
2は、原稿の第1面を読取った第1読取ユニット3から
の画像データをR,G,Bの各領域に記憶する。そし
て、転送メモリ57及び58には、転送される状況に応
じた順序でラインメモリ51,52に記憶された内容が
データラッチ53及び54を介して記憶される。この記
憶制御は、制御回路40の指示に従って、ラッチ回路5
3,54を介して制御される。
【0075】例えば、図8及び図9で示すようにホスト
コンピュータ側へと線(ライン)順次で転送する場合に
は、転送メモリ57及び58にはラインメモリ51,5
2に記憶された内容が、画像処理回路55を介して画像
処理された状態で記憶される。しかし、図10に示すよ
うに点順次でホストコンピュータ側へと読取内容を転送
する場合には、各画素毎に記憶される順序が異なる。
【0076】つまり、点順次で転送を行う場合において
は、転送メモリ57にはラインメモリ51に記憶された
R,G,Bの各画素毎に順次記憶されていく。例えば、
ラインメモリ51のR,G,B領域の第1ライン目にお
ける第1画素の内容R1 ,G1 ,B1 、そして第2画素
のR2 ,G2 ,B2 そして、最終画素のRn,Gn,B
nの順次に転送メモリ57に記憶されていく。また、転
送メモリ58においても、同様であり、この転送メモリ
58には原稿の第1面の画像が順次、上記の順序で記憶
されていく。
【0077】そこで、線順次による転送の場合において
も、例えば図8に示すように転送メモリ58に記憶され
た第1ライン目のR,G,Bの表(第1面)の画像デー
タが転送された後、データ切り替えを行い、転送メモリ
57に記憶された第1ライン目のR,G,Bの裏面(第
2面)の画像データが転送され、これが順次切り替えら
れて転送される。また、図9に示すように、1ライン分
のデータにおいて、R,G,Bの各データを、表裏交互
に切り替えて転送する。
【0078】また、点順次に画像データを転送する場合
には、図10(A)のように、転送メモリ58の1ライ
ン目の第1画素の表のR11画素、転送メモリ57の1ラ
イン目の第1の裏のR11画素といったように順次データ
セレクタ61を介して、制御回路40により切り替えタ
イミング信号により切り替えてホストコンピュータへと
転送されていく。
【0079】図10(B)は、転送メモリ58に記憶さ
れている第1ライン目の表の第1画素の表R11,G11
11の各画素を転送した後、転送メモリ57に記憶され
た第1ライン目の裏の第1画素の裏R11,G11,B11
各画素データを転送し、これを交互に繰り返すことで、
点順次による画像データを順次転送できる。
【0080】ここで、原稿の画像をR,G,Bに色分解
してなるカラー原稿の読取り、これを転送する動作を説
明しているが、原稿が白黒の場合にも同様にして行え
る。この場合、R,G,Bの画像データでなく、単なる
白黒によるデータの処理となり、そのためのラインメモ
リ51,52としてはリザーブ領域を利用して記憶され
ることができる。しかし、ラインメモリのR領域を指定
して、この領域にデータを記憶してもよい。この場合、
転送メモリ57,58には、ラインメモリ51,52の
記憶内容が、画像処理回路55を経由して画像処理され
た状態で記憶されている。そして、線順次で行う場合に
は、各ライン毎に交互に転送され、点順次においても、
1画素毎に交互に表裏面のデータ切り替えにより転送さ
れることになる。
【0081】図1に示すように原稿の第1面及び第2面
を同時に読取る場合、その読取位置が図11に示すよう
に、距離Lだけずれた状態で読取りが行われる。そのた
め、この距離Lだけずれたライン分に相当するメモリを
別途設けて、該メモリに予め、距離Lに相当するずれ分
の画像データを記憶した後、表裏面のデータを上述に説
明したように順次転送できる。
【0082】例えば、第2面の画像の読取りが、距離L
に相当する分、先行する。そのため、このL分に相当す
る画像データを余分に設けたメモリに記憶しておき、第
1面の読取りが開始した段階で、その読取内容がライン
メモリ52に記憶され、その後に転送のタイミングにな
れば、別途設けたメモリとラインメモリ52との内容
を、転送メモリに記憶させ、これをホストコンピュータ
へと転送することで、図8、図9及び図10に示す順序
で転送できる。
【0083】しかし、上述した多数ライン分を記憶する
メモリを設けることは、画像処理回路38の構成が複雑
になり、コスト的にも高価になる。これを解消するに
は、上記別途大容量のメモリを用いることなく、距離L
分に相当するデータについては、先にホストコンピュー
タへ転送し、その後に図8以降のデータ転送を交互に行
うことで、ホストコンピュータ側で、そのずれL分に応
じた転送されたきたデータを修復し、第1面と第2面の
画像を各ページメモリに記憶することができる。
【0084】なお、転送メモリ57,58においては、
ラインメモリ51,52に記憶された画像データを画像
処理回路55を介して記憶することになる。そのため、
画像処理回路でデータ圧縮、また拡大のためのデータの
増加が行われる場合には、ラインメモリ51,52と同
等の容量の転送メモリ57,58でなく、それに見合っ
た容量のメモリが用意される。また、ラインメモリ5
1,52に記憶された内容を画像処理することなくその
まま転送する場合には、転送メモリ57,58は不要で
あり、ラインメモリ51,52からのデータを交互に切
り替えて転送することができる。この転送データをホス
ト側で画像処理することもできる。
【0085】本発明による実施形態の説明においては、
原稿を搬送する際に両面を自動的に読取るものについて
説明しているが、片面の画像を原稿の搬送を利用して読
取るものにおいても、そのまま適用できる。つまり、原
稿の第2面を読取る第2読取ユニットを除去すればよ
く、第1の読取ユニット3のみで第1面の画像のみを読
取り、同様に各原稿の間隔を短縮し、読取り時間をも短
縮できる。
【0086】また、本発明の他の実施形態として、原稿
が給紙され搬送ローラ19にて搬送される手前で給紙ロ
ーラ15による給紙速度を搬送ローラ19による搬送速
度と同速度で駆動している。そこで、同速度で駆動する
時点を入紙検出センサ25にて検出させる。そのため
に、入紙検出センサ25を搬送ローラ19の搬送方向の
上流、つまり搬送ローラ19の手前に配置する。この入
紙検出センサ25にて検出した時点で、高速駆動されて
いる給紙ローラ15を搬送ローラ19の搬送速度と同速
度で駆動させ、一定時間後に給紙ローラ15の回転を停
止させればよい。この停止させるための一定時間として
は、給紙された原稿が搬送ローラ19にて搬送を開始さ
れる時間に設定すればよい。このようにすることで、先
の原稿に次の給紙される原稿が、重なることなく搬送す
ることができる。
【0087】
【発明の効果】本発明の原稿自動送り装置によれば、先
の原稿と次の原稿との間隔が縮めて搬送できるため、原
稿の搬送に合わせて画像を読取る場合の読取時間を短縮
できる。しかも、給紙手段は回転開始当初より原稿と当
接しているため、給紙速度を速くしてもスリップ等が抑
えられ、給紙を確実に且つ摩耗等を軽減できる。
【0088】また、次の原稿が一定速度で搬送する搬送
手段へと達する前に、給紙速度を搬送速度と同等にする
ため、先の原稿と重なることもなく、安定した給紙及び
搬送を行える。
【0089】また搬送経路においてU字形の反転搬送路
を形成し、該経路に読取部を設けることことで、原稿の
載置トレイと、読取後の原稿を受ける排出トレイとを上
下に配置可能となり、読取装置の配置スペースを大きく
することもなくなる。
【0090】さらに、自動送り装置を読取装置に着脱可
能に設けた場合、読取装置本体側に無用な画像処理の回
路がなく、自動送り装置側にAD変換回路をも含めるた
め、コストの点で軽減でき、ノイズの影響を受けない点
で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による原稿自動送り装置が原稿読取装置
に装備された状態を示す概略断面図。
【図2】本発明にかかる原稿読取装置及び原稿自動送り
装置の制御回路にかかるブロック図。
【図3】本発明の原稿自動送り装置の原稿の給紙及び搬
送制御にかかる制御フローチャート。
【図4】図3における給紙にかかる制御動作に応じたタ
イムチャート。
【図5】読取画像データを他の装置へと転送するための
転送制御回路の構成を示すブロック図。
【図6】図5におけるラインメモリの詳細を示す図。
【図7】ラインメモリの各領域に記憶させるための条件
を示す図。
【図8】データ転送の一例を示すもので線順次方式にお
ける表裏面のデータ転送例を示す図。
【図9】図8同様に線順次方式におけるデータ転送の他
の例を示す図。
【図10】データ転送における点順次方式の例であり、
(A)は色毎の転送例を、(B)は画素毎の転送例を示
す図。
【図11】原稿の第1面及び第2面を同時に読取る場合
における読取位置のズレを説明するための図。
【符号の説明】
1 原稿読取装置 2 透明原稿台 3 第1読取ユニット 9 CCDセンサ(表面読取素子) 10 ADF(原稿自動送り装置) 11 透明板(表面読取位置) 12 原稿載置トレイ 13 排出トレイ 14 原稿検出センサ 15 給紙ローラ(給紙手段) 16 給紙モータ 17 反転搬送経路(表面読取位置) 18 第2読取ユニット 19 搬送ローラ 20 プラテンローラ 24 搬送ローラ 25 入紙検出センサ 26 排出検出センサ 29 CCDセンサ(裏面読取素子) 40 制御回路 42 駆動回路(給紙モータ用)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−288543(JP,A) 特開 平4−148756(JP,A) 特開 平6−189093(JP,A) 特開 平7−104533(JP,A) 特開 昭60−83930(JP,A) 実開 平4−123655(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/04 - 1/207 G03G 15/00 107 B65H 7/00 - 7/20 B65H 43/00 - 43/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取り前の原稿を載置する載置トレイ
    と、読取りを完了した原稿を収容する排出トレイと、上
    記載置トレイと排出トレイ間の原稿搬送経路中に配置さ
    れ搬送される原稿の第1面の画像を読取る第1読取ユニ
    ットと、を備えてなる原稿読取装置において、 上記載置トレイの原稿を給紙する給紙手段と、 該給紙手段にて給紙された原稿を上記第1読取ユニット
    が配置された読取位置へと一定速度で搬送する搬送手段
    と、 上記給紙手段にて給紙された原稿が上記搬送手段にて搬
    送が開始されるのを検出する検出手段と、 該検出手段による原稿の先端検知後に上記給紙手段の駆
    動を停止し、その原稿の後端検知に応答して上記給紙手
    段を駆動すると共に、該給紙手段を載置された原稿に当
    接した状態から回転を開始させ、その時の給紙速度を上
    記搬送手段による搬送速度より速く設定してなる給紙制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする原稿読取用の原稿自動送り装
    置。
  2. 【請求項2】 上記給紙制御手段は、給紙手段の立ち上
    げ速度を一定時間高速駆動した後、上記搬送手段に給紙
    原稿先端が達する前に上記搬送手段による搬送速度と同
    等の速度で駆動制御してなることを特徴とする請求項1
    記載の両面原稿読取用の原稿自動送り装置。
  3. 【請求項3】 上記載置トレイと排出トレイとの間をU
    字形の反転搬送経路を設け、該反転搬送経路に原稿の第
    2面の画像を読取る第2読取ユニットを配置すると共
    に、該読取ユニットが配置された第2面読取位置へと搬
    送される手前に検知手段を設け、上記載置ユニットと排
    出トレイとを上下位置に配置したことを特徴とする請求
    項1又は2記載の原稿読取用の原稿自動送り装置。
  4. 【請求項4】 第1面の読取位置に配置される第1読取
    ユニットを読取装置本体側に設けると共に、該第1読取
    ユニットを第1面読取位置と同一平面に配置された透明
    原稿台上の載置原稿を移動することで読取りを行い、第
    2面読取位置に配置される第2読取ユニットを原稿の搬
    送を行う原稿自動送り装置側に固定状態で設け、原稿自
    動送り装置側を読取装置側に対し着脱可能に設けたこと
    を特徴とする請求項3記載の原稿読取用の原稿自動送り
    装置。
  5. 【請求項5】第2読取ユニットは、原稿の第2面の画像
    を読取るCCDセンサと、該CCDセンサからの信号を
    AD変換する回路を含み、該AD変換したデジタル信号
    を読取装置本体側に第2面の画像データを転送すること
    を特徴とする請求項4記載の原稿読取用の原稿自動送り
    装置。
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