JPH1017180A - ジャム検知方法及びシート搬送装置 - Google Patents

ジャム検知方法及びシート搬送装置

Info

Publication number
JPH1017180A
JPH1017180A JP17321696A JP17321696A JPH1017180A JP H1017180 A JPH1017180 A JP H1017180A JP 17321696 A JP17321696 A JP 17321696A JP 17321696 A JP17321696 A JP 17321696A JP H1017180 A JPH1017180 A JP H1017180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jam
sheet
speed
document
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17321696A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Suga
毅 菅
Masao Watabe
昌雄 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP17321696A priority Critical patent/JPH1017180A/ja
Publication of JPH1017180A publication Critical patent/JPH1017180A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャム発生からジャム検知までの時間を短縮
する。 【解決手段】 シートを搬送する搬送手段と、前記搬送
手段によって搬送されるシートの速度が所定値まで減速
したら前記搬送手段の作動を停止させる制御手段と、を
有するシート搬送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザー
ビームプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置や画像
読取装置に付設されるシート搬送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のシート搬送装置においては、シー
ト搬送経路内にシート有無検知手段を配置して、所定の
タイミング(例えば給紙スタートタイミング)から該シ
ート有無検知手段によってシートが検出されるまでの時
間を測定(遅延ジャム検知)したり該シート有無検知手
段によって、シートの通過時間を測定(滞留ジャム検
知)する等の方法でシート搬送経路内におけるジャムの
検知を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例においては、実際にジャムが発生してからジャムを検
知するまでに時間差が生じてしまう。例えば、滞留ジャ
ム検知の場合、シート先端が該シート有無検知手段に達
してすぐにジャムが発生してもシートの長さ分に相等す
る時間は、ジャムを検出することはできない。
【0004】前記ジャム発生からジャム検知しローラー
を停止させるまでの時間は、シート搬送ローラーはジャ
ムにより停止しているシートを挟持したまま回転を続け
る。これによって、前記シート搬送ローラーのローラー
表面が摩耗したり、摩擦力が著しく低下する等シート搬
送能力が低下してしまう。
【0005】また自動原稿送り装置等原稿を搬送するシ
ート搬送装置においては、上記状況によってローラーを
傷めるばかりでなく、オリジナルの原稿を破る、汚すと
いった問題があった。
【0006】本発明は上記に鑑みなされたものであっ
て、ジャム発生からジャム検知までの時間差を極力小さ
くし、ジャムが発生してもローラーやシートを傷めるこ
とのないシート搬送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に沿って説明する。図1は本実施形態の自動原稿送り装
置の概略構成図である。
【0008】同図において、Aは自動原稿送り装置の総
括符号、Bは画像読取装置本機の総括符号である。この
自動原稿送り装置Aと画像読取装置本機Bを合わせて使
用して、通常は、原稿の読取画像情報が、ケーブル等を
介してプリンタ、コンピュータ等に入力される。
【0009】自動原稿送り装置Aは、本機Bの上面に対
して開閉自在に装着されており、図1においては、装置
奥側に設けたヒンジ部を中心として本機Bの上面に対し
て自動原稿送り装置Aを倒し込んで閉じた状態を表して
いる。
【0010】本機Bにおいて、31、32は本機上面に
配設した第1と第2の原稿読取部(原稿読取位置)とし
ての2つのプラテンガラスである。第1の原稿読取部
(所定位置)31は原稿流し読み用であり、第2の原稿
読取部32は原稿固定読み用である。33〜37は、本
機B内に配設された原稿読取系であって、33は、第1
の原稿読取部31の下方位置に配設されていて、搬送さ
れる原稿の画像情報を読取る読取手段としての原稿照明
ランプ、34、35、36は第1〜第3の走査ミラー、
37は光電読取ユニットである。
【0011】自動原稿送り装置Aにおいて、1は原稿載
置部としての原稿積載トレイ(原稿載置台)であり、こ
のトレイ1上にシート原稿Pは画像面上向きで積載セッ
トされる。原稿搬送時には、原稿給送スタート信号に基
づいて、給送ローラ2が回転し積載原稿Pの上面に所定
の押圧力をもって当接することで、積載原稿Pの最上位
原稿に給送力が作用し装置A内へ原稿が繰り出され、分
離給送ローラ対3により最上位原稿が、次位以降の原稿
から1枚分離され重送が防止されて、最上位原稿のみが
第1の原稿搬送パス(給送パス)aへ入る。4、5は、
この第1の原稿搬送パスa中の原稿搬送ローラ対であ
る。また6は、レジストローラー対である。
【0012】次に原稿読みとりモードについて説明す
る。
【0013】片面読取モード(図1) 上記のように第1の原稿搬送パスaへ入った原稿は第1
フラッパー7の下面側を通って第1の原稿読取部31の
プラテン上面に密着して該プラテン上面を通りさらに第
2のフラッパー8の上面側を通って第2の原稿搬送パス
bへ入り第3フラッパー11の上面側を通って排出ロー
ラー対12により排出部である排出トレイ13上に排出
される。
【0014】本機B側の原稿読取系の、原稿照明ランプ
(読取手段)33、第1〜第3の走査ミラー34、3
5、36は、第1の原稿読取部31のプラテン下方に対
応した、図1に示した位置に保持されている。
【0015】而して、上記の搬送原稿は、第1の原稿読
取部31のプラテン上面に密着して該プラテン上面を通
る過程で、その下向き画像面が原稿照明ランプ33で照
明され、その照明光の原稿面反射光が第1〜第3の走査
ミラー34、35、36を介し光電読取ユニット37へ
入光して、搬送原稿の画像情報が流し読みされる。
【0016】上記の動作サイクルの繰り返しにより、原
稿載置部1上の積載原稿Pの片面読取モードでの順次1
分離給送、読取、排出がなされる。
【0017】両面読取モード(図1) 原稿の表裏の画像を読取る両面読取モードの場合は、上
記において、第1の原稿読取部31のプラテン上面を
通ることで、一方の面側(表面側)の画像情報の読取が
なされ、第2のフラッパー8の上面側を通って第2の原
稿搬送パスbへ入った原稿が、第3のフラッパ11の姿
勢切換えで該フラッパー11の下面側を通って第3の原
稿搬送パスcへ入り、表裏が反転されて第2フラッパー
8の下面側を通って再び第1の読取部31のプラテン上
面へ上記の場合とは逆方向から給送される。上記第2
の原稿搬送パスb及び第3の原稿搬送パスcにより、両
面原稿を反転させる反転用原稿搬送パスb,cが構成さ
れている。
【0018】14、15、16は、第3の原稿搬送パス
c中の原稿搬送ローラ対である。そして、その原稿は第
1フラッパー7の上面側を通って第4の原稿搬送パスd
へ入り、排出ローラ対12により排出トレイ13上に排
出される。17、18、19は第4の原稿搬送パスdの
原稿搬送ローラ対である。
【0019】而して、上記の反転再給送原稿が、第1の
原稿読取部31のプラテン上面に密着して該プラテン上
面を通る過程で、その原稿の下向き画像面である他面側
(裏面側)の画像情報が、本機B側の原稿読取系33〜
37により読取処理される。
【0020】上記の動作サイクルの繰り返しにより、原
稿載置部1上の積載原稿Pの両面読取モードにおいての
1枚分離給送、読取、排出が順次なされる。
【0021】次にレジストローラー対6部の詳細な説明
を図2を用いて行なう。
【0022】レジスト駆動ローラ6aは図示しない駆動
源により駆動を受け制御装置60によって回転/停止制
御が可能となっている。加圧バネ52、53は図示しな
い軸受を介在させてシャフト51を駆動ローラ6b方向
に加圧するように付勢している。
【0023】また、従動ローラ6bはシャフト51に固
定され、該シャフト51端部には等間隔に配設された複
数個の孔54aを有する検知板54が固着されている。
【0024】このため従動ローラ6b、シャフト51、
及び検知板54は一体となって回転するよう構成されて
いる。また、該検知板54の孔54aに対応する位置に
は、フォトインタラプター55が配設されている。
【0025】駆動ローラー6aが回転すると、従動ロー
ラー6bはそれにつれ回り、フォトインタラプター55
からの信号波形は図3に示す如く、1サイクルt1秒の
ハイ/ローのくり返しの形態をとる。この信号に基づ
き、従動ローラ6bの周速v1を検出することができ
る。すなわち、従動ローラー6bの外径をD1、検知板
の孔の数をS個とすると、従動ローラー6bの周速v1
は、
【0026】
【外1】 で与えられる。また、駆動ローラー6aの周速すなわち
シート搬送速度v0は駆動ローラー6aの外径をD0不示
図の駆動手段による駆動ローラー6aの回転数をn0
すると v0=πn00 で与えられる。このv1とv0を比較することにより、シ
ートの搬送速度の変動を検出することができる。なお、
シートが異常なく搬送されている時は、駆動ローラー6
a及び従動ローラー6bのそれぞれの周速はシートの搬
送速度と一致するので v0=v1 となる。
【0027】次に駆動ローラ6aと従動ローラー6bが
シートを挟持搬送している最中にジャムが発生した場合
の動作を説明する。
【0028】この時、フォトインタラプター55の信号
波形は図4に示す形態をとる。つまり、ジャムによりシ
ートが減速していき、停止に至る。ここで先に述べた、
シート搬送速度検知によって得られた情報v1が例えば
正規の搬送速度v0の90%以下(つまりv1≦0.9V
0)でジャム検知としておけばシートが完全に停止して
しまうまでの間に、ジャムを検出することができる。こ
のジャム検知情報に基づき、制御手段60によって、駆
動ローラー6aの回転を停止させ図示しない表示手段で
ジャム発生を表示する。
【0029】以上説明したように、従動ローラー6bの
周速の速度変動つまり、シートの搬送速度変動を検出す
ることにより、ジャムの検出を行うのでジャム発生から
ジャム検出までの時間差を最小限にとどめることができ
る。これにより、ジャム発生時のシートと駆動ローラ6
aの摺擦を最小限におさえ、駆動ローラー6aを摩耗さ
せたり、シートを破る、汚すといった不具合のないシー
ト搬送装置を提供することができた。
【0030】なお本実施形態においてはレジストローラ
ー対6部を用いて説明したが搬送路内の複数の箇所に設
けても良いのは言うまでもない。
【0031】また本実施形態では、ジャム検知条件の一
例として V1=0.9V0 としたがこれに限定されるものではなく、係数が1より
小さければ良い。
【0032】また、本実施形態では、従動ローラー6b
の回転量を検出し、駆動ローラー6aの制御回転数と比
較してジャムの検出を行うように説明したが図5に示す
ように駆動ローラ6a及び従動ローラー6bの両方に回
転検知手段を設け、両者の情報を比較することによって
ジャムの検出を行うようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、搬送ローラー対の
従動ローラー側に、回転検知手段を設けることにより、
ジャムの発生からジャムの検出までの時間差を小さくす
ることにより、駆動ローラーとシートの摺擦を極力少な
くし駆動ローラーを摩耗させたり、シートを破る、汚す
といった不具合のないシート搬送装置を提供することが
できた。
【0034】また、駆動ローラーに加圧当接する従動ロ
ーラーに回転検知手段を設けることにより、シートの座
屈等の影響を受けず正確なジャム検知が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動原稿送り装置及
びこれを備えた原稿自動読取装置の縦断面図
【図2】本発明の一実施形態に係る自動原稿送り装置の
レジストローラー部の斜視図
【図3】本発明の一実施形態に係るジャム検知センサー
の信号波形を示す図
【図4】本発明の一実施形態に係るジャム検知センサー
の信号波形を示す図
【図5】他の実施形態に係る自動原稿送り装置のレジス
トローラー部の斜視図
【符号の説明】
A 自動原稿送り装置 B 画像読取装置本機 C 画像形成装置本体 P 原稿 S1 原稿先端センサ a 第1の原稿搬送パス b 第2の原稿搬送パス c 第3の原稿搬送パス b,c 反転用原稿搬送パス d 第4の原稿搬送パス 1 原稿積載トレイ(原稿載置台) 2 給送ローラ 3 分離給送ローラ対 4,5 搬送ローラー対 6 レジストローラー対 6a レジスト駆動ローラ 6b レジスト従動ローラ 12,38 排出手段 13 排出トレイ(排紙台) 31 第1の原稿読取部 33 原稿照明ランプ 31,33 読取手段(所定位置としての読取位置) 60 制御装置(制御手段) 54 検知板 55 フォトインタラプター

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送速度を制御する搬送速度制御手段
    と、 搬送されたシートの速度を検知する速度検知手段とを備
    え、 前記制御手段による制御情報と前記速度制御手段によっ
    て得られた速度情報を比較することによりジャムを検知
    することを特徴とするジャム検知方法。
  2. 【請求項2】 シートの速度の検知は駆動ローラに当接
    する回転自在な従動ローラの回転を検知する回転検知手
    段によって行うことを特徴とする請求項1に記載のジャ
    ム検知装置。
  3. 【請求項3】 ジャムを検知したらジャム検知信号を発
    し、該ジャム検知信号に基づきシートの搬送を停止させ
    るように制御することを特徴とする請求項1、2に記載
    のジャム検知装置。
  4. 【請求項4】 シートを搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送されるシートの速度が所定値
    まで減速したら前記搬送手段の作動を停止させる制御手
    段と、 を有するシート搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送手段によって搬送されるシート
    の速度を検知する検知手段を有し、前記制御手段は前記
    検知手段の検知信号に基づいて前記搬送手段を停止させ
    る請求項4に記載のシート搬送装置。
JP17321696A 1996-07-03 1996-07-03 ジャム検知方法及びシート搬送装置 Pending JPH1017180A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17321696A JPH1017180A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 ジャム検知方法及びシート搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17321696A JPH1017180A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 ジャム検知方法及びシート搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1017180A true JPH1017180A (ja) 1998-01-20

Family

ID=15956289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17321696A Pending JPH1017180A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 ジャム検知方法及びシート搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1017180A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2133751A3 (en) * 2008-06-09 2010-10-27 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and transport device
JP2018144971A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 キヤノン株式会社 シート搬送装置およびシート処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2133751A3 (en) * 2008-06-09 2010-10-27 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and transport device
US7954812B2 (en) 2008-06-09 2011-06-07 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and transport device
JP2018144971A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 キヤノン株式会社 シート搬送装置およびシート処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0992860B1 (en) Image forming apparatus
US5887865A (en) Document feeder for image-forming apparatus and image-forming apparatus, using the same
JP2004269256A (ja) シート材供給装置、画像読取装置、画像形成装置
JP2000089523A (ja) 自動原稿搬送装置
JP2004323143A (ja) シート搬送装置、および画像形成装置
JP3081500B2 (ja) 自動原稿送り装置、原稿自動読取装置及び画像形成装置
JP3408023B2 (ja) 原稿読取用の原稿自動送り装置
US7420718B2 (en) Sheet conveying apparatus, image reading apparatus and cam member driving device
JP4397919B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JP2987075B2 (ja) 自動原稿送り装置、原稿自動読取装置及びこれを備える画像形成装置
JPH09100069A (ja) 画像形成装置
JPH1017180A (ja) ジャム検知方法及びシート搬送装置
JP2003104631A (ja) 原稿搬送装置
JP3537557B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JP3445966B2 (ja) 自動両面装置、およびこの自動両面装置を備えた画像形成装置
JP5007253B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JP3585694B2 (ja) 画像読取装置
JP3698890B2 (ja) 画像読取装置
JP2000264445A (ja) 給紙装置の用紙サイズ検出装置、画像読取装置およびその制御方法
JP2002118727A (ja) 原稿読取装置及び画像形成装置
JPH05316303A (ja) 画像読取装置
JPS5939637A (ja) シ−ト給送装置
JPH05221551A (ja) 画像形成装置における用紙搬送装置
JP3607507B2 (ja) 両面記録装置
JPH1184778A (ja) 画像形成装置の記録媒体搬送制御方法