JPH08276647A - 押印装置及び撮影装置 - Google Patents
押印装置及び撮影装置Info
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- JPH08276647A JPH08276647A JP7103133A JP10313395A JPH08276647A JP H08276647 A JPH08276647 A JP H08276647A JP 7103133 A JP7103133 A JP 7103133A JP 10313395 A JP10313395 A JP 10313395A JP H08276647 A JPH08276647 A JP H08276647A
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- ink roller
- roller
- stamp
- diameter
- ink
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクローラの経時変化による押印状態の変
化を抑えて確実な押印が行えることと、インクローラの
寿命や交換時期を知らせることの可能な押印装置を提供
する。 【構成】 インクローラと押印判を備えた押印装置にお
いて、インクローラの147の径を検知する縮み量検知
ローラ2(インクローラ径検知手段)と、縮み量検知ロ
ーラ2より検知した径に基づいてインクローラ147と
押印判145の距離を調節するインクローラ位置移動手
段とを備える。
化を抑えて確実な押印が行えることと、インクローラの
寿命や交換時期を知らせることの可能な押印装置を提供
する。 【構成】 インクローラと押印判を備えた押印装置にお
いて、インクローラの147の径を検知する縮み量検知
ローラ2(インクローラ径検知手段)と、縮み量検知ロ
ーラ2より検知した径に基づいてインクローラ147と
押印判145の距離を調節するインクローラ位置移動手
段とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート材に押印すること
で、押印されたシート材に識別を付与する為の押印装置
に関するもので、例えば、フィルムに撮影原稿の画像を
撮影記録する撮影装置や原稿を複写する複写装置、ファ
クシミリ等に採用することのできる押印装置に関する。
で、押印されたシート材に識別を付与する為の押印装置
に関するもので、例えば、フィルムに撮影原稿の画像を
撮影記録する撮影装置や原稿を複写する複写装置、ファ
クシミリ等に採用することのできる押印装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の押印手段を備えた装置の
一例として、小切手,シート状原稿等被写体の画像情報
を長尺状のマイクロフィルム上に撮影記録する撮影装置
がある。
一例として、小切手,シート状原稿等被写体の画像情報
を長尺状のマイクロフィルム上に撮影記録する撮影装置
がある。
【0003】図7はこの撮影装置201を示すもので、
被写体S’を装置内部に供給する供給部202と撮影後
の被写体S’を装置外に排出する排出部203と装置内
部に配設された撮影部204と上流側搬送部205と、
撮影部204と排出部203とを結ぶ下流側搬送部20
6とを備え、撮影部204に搬送された被写体S’を光
学系を介してマイクロフィルムF’上に結像露光するよ
うになっている。
被写体S’を装置内部に供給する供給部202と撮影後
の被写体S’を装置外に排出する排出部203と装置内
部に配設された撮影部204と上流側搬送部205と、
撮影部204と排出部203とを結ぶ下流側搬送部20
6とを備え、撮影部204に搬送された被写体S’を光
学系を介してマイクロフィルムF’上に結像露光するよ
うになっている。
【0004】撮影装置201には、撮影済みを確認する
ため、被写体S’に日付けや銀行印を押印する押印装置
が取り付けられている。すなわち被写体S’が大径のガ
イドローラ239を通過する時に押印可能なように押印
判245がガイドローラ239の上方において駆動軸2
46で回転可能に取り付けられており、該駆動軸246
は図示されない駆動部において電磁クラッチを介して本
体駆動部と結合され、この電磁クラッチのオン−オフに
より所定のタイミングで所定量、押印判245を回転さ
せ、毎回転ごとにインクローラ247からインクの補充
を行いながら被写体S’上への押印を実行していく。
ため、被写体S’に日付けや銀行印を押印する押印装置
が取り付けられている。すなわち被写体S’が大径のガ
イドローラ239を通過する時に押印可能なように押印
判245がガイドローラ239の上方において駆動軸2
46で回転可能に取り付けられており、該駆動軸246
は図示されない駆動部において電磁クラッチを介して本
体駆動部と結合され、この電磁クラッチのオン−オフに
より所定のタイミングで所定量、押印判245を回転さ
せ、毎回転ごとにインクローラ247からインクの補充
を行いながら被写体S’上への押印を実行していく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の押印装置では、長期間使用するとインクローラ2
47が押印判245との接触により、インクが吸い取ら
れてインクローラ247の径が縮む。インクローラ24
7の径が小さくなると、押印判245へのインクの補充
が不足し、印字がかすれ字が読めなくなる場合もあっ
た。
来例の押印装置では、長期間使用するとインクローラ2
47が押印判245との接触により、インクが吸い取ら
れてインクローラ247の径が縮む。インクローラ24
7の径が小さくなると、押印判245へのインクの補充
が不足し、印字がかすれ字が読めなくなる場合もあっ
た。
【0006】押印装置によっては使用者がインクローラ
の押印判への喰い込み量を調整できる装置もあるが、微
妙な調整を必要とし又印字結果を見てその都度作業者が
インクローラを最適位置に調整しなければならないので
不便で操作性が悪いという問題があった。
の押印判への喰い込み量を調整できる装置もあるが、微
妙な調整を必要とし又印字結果を見てその都度作業者が
インクローラを最適位置に調整しなければならないので
不便で操作性が悪いという問題があった。
【0007】また、従来の押印装置ではインクローラの
寿命の予測に関しては全く行われていなく、インクロー
ラの寿命を作業者が把握して適宜交換するということは
不可能であり、これも印字結果のかすれ具合を作業者が
判断して交換を行うことを決定していた。従って、連続
的に撮影処理を行っている途中でインクローラの寿命が
なくなる場合も予測され、確実に押印されていることを
確認する等の作業を必要とする場合もあった。
寿命の予測に関しては全く行われていなく、インクロー
ラの寿命を作業者が把握して適宜交換するということは
不可能であり、これも印字結果のかすれ具合を作業者が
判断して交換を行うことを決定していた。従って、連続
的に撮影処理を行っている途中でインクローラの寿命が
なくなる場合も予測され、確実に押印されていることを
確認する等の作業を必要とする場合もあった。
【0008】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、インク
ローラの経時変化による押印状態の変化を抑えて確実な
押印が行えることと、インクローラの寿命や交換時期を
知らせることの可能な押印装置を提供することにある。
めになされたもので、その目的とするところは、インク
ローラの経時変化による押印状態の変化を抑えて確実な
押印が行えることと、インクローラの寿命や交換時期を
知らせることの可能な押印装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決しようとする為の手段】上記目的を達成す
るため本発明にあっては、インクローラと押印判を備え
た押印装置において、インクローラの径を検知するイン
クローラ径検知手段と、前記インクローラ径検知手段に
より検知した径に基づいてインクローラと押印判間の距
離を調節するインクローラ位置移動手段とを備える。
るため本発明にあっては、インクローラと押印判を備え
た押印装置において、インクローラの径を検知するイン
クローラ径検知手段と、前記インクローラ径検知手段に
より検知した径に基づいてインクローラと押印判間の距
離を調節するインクローラ位置移動手段とを備える。
【0010】また、インクローラの、押印判が当接する
位置近傍での外周表面位置を検知する外周表面位置検知
手段と、インクローラの位置と押印判間の距離を調節す
るインクローラ位置移動手段と、検知された外周表面位
置を一定に保つ制御手段とを備えることも好ましい。
位置近傍での外周表面位置を検知する外周表面位置検知
手段と、インクローラの位置と押印判間の距離を調節す
るインクローラ位置移動手段と、検知された外周表面位
置を一定に保つ制御手段とを備えることも好ましい。
【0011】さらに、交換すべき時期のインクローラ径
を記憶させた記憶手段と、前記インクローラ径検知手段
により検知されたインクローラの径と記憶された交換す
べき時期のインクローラ径とを比較する比較手段とを含
む、インクローラ交換時期指示手段を備えることも可能
である。
を記憶させた記憶手段と、前記インクローラ径検知手段
により検知されたインクローラの径と記憶された交換す
べき時期のインクローラ径とを比較する比較手段とを含
む、インクローラ交換時期指示手段を備えることも可能
である。
【0012】撮影装置に、上記に記載の押印装置と、撮
影原稿搬送手段と、撮影原稿の画像情報をフィルムに撮
影する撮影部とを備え、撮影された原稿に前記押印装置
により押印することも好ましい。
影原稿搬送手段と、撮影原稿の画像情報をフィルムに撮
影する撮影部とを備え、撮影された原稿に前記押印装置
により押印することも好ましい。
【0013】
【作用】上記のように構成された本発明においては、イ
ンクローラの径が変化した場合に、インクローラ径検知
手段が径の変化を検知し、この径の変化量に基づいて、
インクローラ位置移動手段がインクローラと押印判との
間の距離を調節する。
ンクローラの径が変化した場合に、インクローラ径検知
手段が径の変化を検知し、この径の変化量に基づいて、
インクローラ位置移動手段がインクローラと押印判との
間の距離を調節する。
【0014】また、外周表面位置検知手段は、インクロ
ーラの外周表面位置を検知して、この外周表面位置が一
定になるようにインクローラと押印判との間の距離を調
節する。
ーラの外周表面位置を検知して、この外周表面位置が一
定になるようにインクローラと押印判との間の距離を調
節する。
【0015】比較手段はインクローラ径検知手段により
検知されたインクローラの径と記憶された交換すべき時
期のインクローラ径とを比較し、交換が必要と判断され
た場合にはインクローラ交換時期指示手段が、作業者に
インクローラ交換の支持を促す。
検知されたインクローラの径と記憶された交換すべき時
期のインクローラ径とを比較し、交換が必要と判断され
た場合にはインクローラ交換時期指示手段が、作業者に
インクローラ交換の支持を促す。
【0016】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
する。
【0017】(第1実施例)まず、本発明によるの押印
装置を適用する対象としての撮影装置101の構成を図
2を用いて説明する。基台107上に組み付けられた第
1フレーム108の内側に上流側搬送部105及び撮影
部104がその前端部に供給部102が設けられ、また
装置前面から見て第1フレーム108の左側に主として
撮影光学系が、その右側に図示されない駆動系がそれぞ
れ設けられ、供給部102の前方にはマイクロフィルム
Fが収納されるフィルム室109が設けられている。
装置を適用する対象としての撮影装置101の構成を図
2を用いて説明する。基台107上に組み付けられた第
1フレーム108の内側に上流側搬送部105及び撮影
部104がその前端部に供給部102が設けられ、また
装置前面から見て第1フレーム108の左側に主として
撮影光学系が、その右側に図示されない駆動系がそれぞ
れ設けられ、供給部102の前方にはマイクロフィルム
Fが収納されるフィルム室109が設けられている。
【0018】一方第1フレーム108上には後端ヒンジ
部110で第2フレーム111が前開き可能に取り付け
られ、この第2フレーム111には下流側搬送部106
及び排出部103が設けられ、さらに外装カバー112
が装置全体を覆って基台107の後端にヒンジ部113
で前開き可能に取り付けられている。
部110で第2フレーム111が前開き可能に取り付け
られ、この第2フレーム111には下流側搬送部106
及び排出部103が設けられ、さらに外装カバー112
が装置全体を覆って基台107の後端にヒンジ部113
で前開き可能に取り付けられている。
【0019】そして、供給部102では奥側に向かって
下方に傾斜した給紙台114に載置された被写体Sは傾
斜面に沿って滑り、給紙ローラ115及び給紙方向と逆
方向に回転する分離ローラ116により1枚ずつ分離さ
れ、給紙されガイド板117を通して上流側搬送部10
5に送り込まれる。
下方に傾斜した給紙台114に載置された被写体Sは傾
斜面に沿って滑り、給紙ローラ115及び給紙方向と逆
方向に回転する分離ローラ116により1枚ずつ分離さ
れ、給紙されガイド板117を通して上流側搬送部10
5に送り込まれる。
【0020】この上流側搬送部105は入口側に対とな
る第1,第2ローラ120,121を有する水平搬送部
118と出口側に対となる第3,第4ローラ122a,
122bを有する垂直搬送部119から構成され、第
2,第4ローラ121,122b間に巻き掛けられた搬
送ベルト123はベルト駆動用大径のガイドローラ12
4a及びガイドローラ124bにより搬送方向を変える
ようになし、上流搬送部105を構成する搬送ベルト1
23上には搬送される被写体Sを案内するための開閉自
在のガイド板125が所定間隔をもって配設されるとと
もに被写体Sの検知等を行うセンサ部126が配設され
ている。
る第1,第2ローラ120,121を有する水平搬送部
118と出口側に対となる第3,第4ローラ122a,
122bを有する垂直搬送部119から構成され、第
2,第4ローラ121,122b間に巻き掛けられた搬
送ベルト123はベルト駆動用大径のガイドローラ12
4a及びガイドローラ124bにより搬送方向を変える
ようになし、上流搬送部105を構成する搬送ベルト1
23上には搬送される被写体Sを案内するための開閉自
在のガイド板125が所定間隔をもって配設されるとと
もに被写体Sの検知等を行うセンサ部126が配設され
ている。
【0021】前記撮影部104は前記第1フレーム10
8に取り付けられる一対の平行案内ガラス127,12
8とこの平行案内ガラス127,128の前後方向に光
学系の一部を形成する第1反射ミラー129,130と
がそれぞれ配設され、平行案内ガラス127,128間
を通過する被写体Sの表裏両面の画像情報を一対の照明
ランプ131,132で照明して図示されない光学系を
介してマイクロフィルムF上に結像するようになってい
る。
8に取り付けられる一対の平行案内ガラス127,12
8とこの平行案内ガラス127,128の前後方向に光
学系の一部を形成する第1反射ミラー129,130と
がそれぞれ配設され、平行案内ガラス127,128間
を通過する被写体Sの表裏両面の画像情報を一対の照明
ランプ131,132で照明して図示されない光学系を
介してマイクロフィルムF上に結像するようになってい
る。
【0022】また、前記下流側搬送路106は入口側に
平行案内ガラス127,128の近傍にある対となる第
5,第6ローラ135,136を有する垂直搬送路13
3と排出側に第7ローラ137を有する水平搬送路13
4から構成され、第6ローラ136、第7ローラ137
及びガイドローラ140,141に巻き掛けられた搬送
ベルト138はベルト駆動用大径のガイドローラ139
により搬送方向を変えるようになっている。
平行案内ガラス127,128の近傍にある対となる第
5,第6ローラ135,136を有する垂直搬送路13
3と排出側に第7ローラ137を有する水平搬送路13
4から構成され、第6ローラ136、第7ローラ137
及びガイドローラ140,141に巻き掛けられた搬送
ベルト138はベルト駆動用大径のガイドローラ139
により搬送方向を変えるようになっている。
【0023】以上の構成の撮影装置において、被写体S
に撮影済みを確認するために押印装置150が使用され
ることがある。すなわち、被写体Sが大径のガイドロー
ラ139を通過する時に押印可能な様に押印判145が
ガイドローラ139の上方において駆動軸146で回転
可能に取り付けられており該駆動軸146は図示されて
いない駆動部において電磁クラッチを介して本体駆動部
と結合され、該電磁クラッチのオン,オフにより所定の
タイミングで所定量押印判145を回転させインクロー
ラ147からインクの補充を行いながら被写体S上の押
印を可能にしている。図1は押印装置150の斜視図で
あり、この図1に基づいて押印装置150を説明する。
に撮影済みを確認するために押印装置150が使用され
ることがある。すなわち、被写体Sが大径のガイドロー
ラ139を通過する時に押印可能な様に押印判145が
ガイドローラ139の上方において駆動軸146で回転
可能に取り付けられており該駆動軸146は図示されて
いない駆動部において電磁クラッチを介して本体駆動部
と結合され、該電磁クラッチのオン,オフにより所定の
タイミングで所定量押印判145を回転させインクロー
ラ147からインクの補充を行いながら被写体S上の押
印を可能にしている。図1は押印装置150の斜視図で
あり、この図1に基づいて押印装置150を説明する。
【0024】図1において押印判145を軸支する押印
判駆動軸146,インクローラ147,駆動伝達ローラ
148及びこれと適度なテンションで圧接するガイドロ
ーラ149は、側板150aに回転可能に支持されてい
る。
判駆動軸146,インクローラ147,駆動伝達ローラ
148及びこれと適度なテンションで圧接するガイドロ
ーラ149は、側板150aに回転可能に支持されてい
る。
【0025】ガイドローラ149の軸には連結ギヤ15
1が一体に設けられ、この連結ギヤ151は押印判駆動
軸146に取り付けた電磁クラッチ153を有するギヤ
152とかみ合っている。
1が一体に設けられ、この連結ギヤ151は押印判駆動
軸146に取り付けた電磁クラッチ153を有するギヤ
152とかみ合っている。
【0026】ガイドローラ149はギヤを介して撮影装
置101本体駆動部と結合しており、前記電磁クラッチ
153は本体CPUよりのオン,オフ信号に基づき連結
ギヤ151の回転を押印判駆動軸146及び押印判14
5に伝達する。そして押印判145とガイドローラ14
9との間を通る被写体の通過に合わせて押印判145を
回転させることによりガイドローラ149の位置で被写
体S上に押印を行う。また、押印判駆動軸146とガイ
ドローラ149は右側側板150aと左側側板150b
(図示せず)とに回転可能に取り付けられている。
置101本体駆動部と結合しており、前記電磁クラッチ
153は本体CPUよりのオン,オフ信号に基づき連結
ギヤ151の回転を押印判駆動軸146及び押印判14
5に伝達する。そして押印判145とガイドローラ14
9との間を通る被写体の通過に合わせて押印判145を
回転させることによりガイドローラ149の位置で被写
体S上に押印を行う。また、押印判駆動軸146とガイ
ドローラ149は右側側板150aと左側側板150b
(図示せず)とに回転可能に取り付けられている。
【0027】次に図1と図3を用いて第1の実施例の作
用について説明する。図3は本発明の主要部のブロック
図である。
用について説明する。図3は本発明の主要部のブロック
図である。
【0028】先ずインクローラ147の縮み量検知手段
について説明する。インクローラ147のインクローラ
径検知手段としての縮み量検知ローラ2はインクローラ
147のほぼ真上中央部で接しており、円筒の軸3にお
いて回転するようになっている。なお縮み量検知ローラ
2はインクを吸収しない材質(例えば樹脂)でつくられ
ている。
について説明する。インクローラ147のインクローラ
径検知手段としての縮み量検知ローラ2はインクローラ
147のほぼ真上中央部で接しており、円筒の軸3にお
いて回転するようになっている。なお縮み量検知ローラ
2はインクを吸収しない材質(例えば樹脂)でつくられ
ている。
【0029】軸3の図中左端は不図示の左側側板に設け
られた穴に軽く嵌合されている。軸3の右端側は右端側
板150aに設けられた長穴150cを通ってスライド
式のポテンシオメータ4の抵抗値可変レバーに接続され
ている。前記長穴の横幅は軸3の外径と同じ幅で軽く移
動可能な寸法となっており縦幅はインクローラ147の
縮み量分以上、大きめに設けられている為、軸3の右端
側は上下方向に移動が可能になっている。軸3の左端側
は側板に固定され右端側は上下方向に移動可能な為、イ
ンクローラ147が縮んで縮み量検知ローラ2の位置が
下方に下がると軸3の右端側はインクローラの縮み量に
比例拡大されて下方に下がる。
られた穴に軽く嵌合されている。軸3の右端側は右端側
板150aに設けられた長穴150cを通ってスライド
式のポテンシオメータ4の抵抗値可変レバーに接続され
ている。前記長穴の横幅は軸3の外径と同じ幅で軽く移
動可能な寸法となっており縦幅はインクローラ147の
縮み量分以上、大きめに設けられている為、軸3の右端
側は上下方向に移動が可能になっている。軸3の左端側
は側板に固定され右端側は上下方向に移動可能な為、イ
ンクローラ147が縮んで縮み量検知ローラ2の位置が
下方に下がると軸3の右端側はインクローラの縮み量に
比例拡大されて下方に下がる。
【0030】尚軸3は、縮み量検知ローラ2がインクロ
ーラ147に食い込まない程度の力で、一端を長穴15
0cに固定されたバネ5により常に下方に押さえられて
いる。そのため、インクローラが縮むと縮み量検知ロー
ラ2の位置が下方に下がり軸3の右端も連動して下方に
下がる。軸3の右端が下がると、軸3の右端に接続され
ているポテンシオメータ4の抵抗値可変レバーも下がり
ポテンシオメータ4の抵抗値も変わる。なお、ポテンシ
オメータ4は撮影装置の側面に直立に固定されており、
バネ5の下方への押圧力より可動子が小さな力でスライ
ド可能とするようになっている。
ーラ147に食い込まない程度の力で、一端を長穴15
0cに固定されたバネ5により常に下方に押さえられて
いる。そのため、インクローラが縮むと縮み量検知ロー
ラ2の位置が下方に下がり軸3の右端も連動して下方に
下がる。軸3の右端が下がると、軸3の右端に接続され
ているポテンシオメータ4の抵抗値可変レバーも下がり
ポテンシオメータ4の抵抗値も変わる。なお、ポテンシ
オメータ4は撮影装置の側面に直立に固定されており、
バネ5の下方への押圧力より可動子が小さな力でスライ
ド可能とするようになっている。
【0031】ポテンシオメータ4の抵抗値が変わるとポ
テンシオメータ4に印加される電圧値も変化する。該電
圧値を比較器14で検知して、予め設定しておいた基準
電圧以下になると、インクローラ147の縮み量がしき
い値を超えたとして比較器14よりCPU6へ信号が送
られる。インクローラ147の縮み量と、ポテンシオメ
ータ4に印加される電圧値の比例の関係は予め実験によ
り求めておく。(例えばインクローラ147が0.1m
m縮むとポテンシオメータに印加される電圧値が0.5
V下がるという具合に)インクローラ147の縮み量が
しきい値(本実施例では0.1mmと設定)を超えたと
いう信号を受けたCPU6はインクローラ位置移動手段
にインクローラの位置を下方へ移動するよう命令を出
す。
テンシオメータ4に印加される電圧値も変化する。該電
圧値を比較器14で検知して、予め設定しておいた基準
電圧以下になると、インクローラ147の縮み量がしき
い値を超えたとして比較器14よりCPU6へ信号が送
られる。インクローラ147の縮み量と、ポテンシオメ
ータ4に印加される電圧値の比例の関係は予め実験によ
り求めておく。(例えばインクローラ147が0.1m
m縮むとポテンシオメータに印加される電圧値が0.5
V下がるという具合に)インクローラ147の縮み量が
しきい値(本実施例では0.1mmと設定)を超えたと
いう信号を受けたCPU6はインクローラ位置移動手段
にインクローラの位置を下方へ移動するよう命令を出
す。
【0032】次にインクローラ位置移動手段について説
明する。
明する。
【0033】インクローラ147は駆動伝達軸148に
回転可能に取り付けられている。駆動伝達軸148は右
側側板150aと左側側板(図示せず)に設けられた長
穴に上下方向のみ移動可能に備えつけられバネ7により
常に下方へ押さえつけられている。押印判145がイン
クローラ147に接触した際、駆動伝達軸148が上方
向に逃げないよう、バネ7は弾性力が強いバネを使用す
る。又、駆動伝達軸148の両端は偏心カム8により、
しっかり支持されており、偏心カム8は軸9,減速ギヤ
15,ギヤ16を介してモータ10に接続されておりモ
ータ10の回転に連動して回転する。図示はしていない
が左側側板にも同様に、偏心カム,軸,減速ギヤ,ギ
ヤ,モータ11は配備されている。尚、モータ10,1
1は一例としてステッピングモータを使用した場合とし
て説明する。
回転可能に取り付けられている。駆動伝達軸148は右
側側板150aと左側側板(図示せず)に設けられた長
穴に上下方向のみ移動可能に備えつけられバネ7により
常に下方へ押さえつけられている。押印判145がイン
クローラ147に接触した際、駆動伝達軸148が上方
向に逃げないよう、バネ7は弾性力が強いバネを使用す
る。又、駆動伝達軸148の両端は偏心カム8により、
しっかり支持されており、偏心カム8は軸9,減速ギヤ
15,ギヤ16を介してモータ10に接続されておりモ
ータ10の回転に連動して回転する。図示はしていない
が左側側板にも同様に、偏心カム,軸,減速ギヤ,ギ
ヤ,モータ11は配備されている。尚、モータ10,1
1は一例としてステッピングモータを使用した場合とし
て説明する。
【0034】左側側板と右側側板150aの偏心カムが
両方共回転すると駆動伝達軸148は上下方向に平行移
動しインクローラ147も連動して移動する。
両方共回転すると駆動伝達軸148は上下方向に平行移
動しインクローラ147も連動して移動する。
【0035】前記ギヤ15,16はモータ10の回転を
減速する比率となっている。又、偏心カムは、左右のモ
ータ10,11の回転量が同じ時は、駆動伝達軸148
を同一距離だけ平行移動するような形状にする必要があ
る。
減速する比率となっている。又、偏心カムは、左右のモ
ータ10,11の回転量が同じ時は、駆動伝達軸148
を同一距離だけ平行移動するような形状にする必要があ
る。
【0036】以上の構成により、CPU6が比較器から
インクローラの縮み量がしきい値を超えたという信号を
受けると、CPUはモータドライバ12,13に信号を
送り、モータ10,11を所定の回転数回転させる。な
お、前記所定の回転数とはインクローラ147の縮み量
分だけ駆動伝達軸148を下方に平行移動させるのに必
要な回転数であり、該回転数モータが回転するパルス数
をモータドライバに送り縮み量のしきい値分(0.1m
m)下げるのに必要なパルス数は予め実験により求めて
おく。
インクローラの縮み量がしきい値を超えたという信号を
受けると、CPUはモータドライバ12,13に信号を
送り、モータ10,11を所定の回転数回転させる。な
お、前記所定の回転数とはインクローラ147の縮み量
分だけ駆動伝達軸148を下方に平行移動させるのに必
要な回転数であり、該回転数モータが回転するパルス数
をモータドライバに送り縮み量のしきい値分(0.1m
m)下げるのに必要なパルス数は予め実験により求めて
おく。
【0037】モータ10が回転するとその回転はギヤ,
減速ギヤ,軸9を介して偏心カム8に伝わり駆動伝達軸
148を下方に平行移動させ、インクローラ147を縮
み量(0.1mm)分だけ下げる。
減速ギヤ,軸9を介して偏心カム8に伝わり駆動伝達軸
148を下方に平行移動させ、インクローラ147を縮
み量(0.1mm)分だけ下げる。
【0038】以上がインクローラ位置移動手段であるが
インクローラ147位置移動後はポテンシオメータ4の
抵抗値の値は変わっているので比較器14の基準電圧を
設定し直す必要がある。先程説明したようにインクロー
ラ147が0.1mm縮むとポテンシオメータ4に印加
される電圧が0.5V下がるとすると基準電圧はポテン
シオメータに印加されている電圧値−0.5Vに設定し
ておけば良い。よってインクローラ位置移動作業終了後
は新たに比較器14の基準電圧をポテンシオメータに印
加されている電圧値−0.5Vに設定し直せば良い。
インクローラ147位置移動後はポテンシオメータ4の
抵抗値の値は変わっているので比較器14の基準電圧を
設定し直す必要がある。先程説明したようにインクロー
ラ147が0.1mm縮むとポテンシオメータ4に印加
される電圧が0.5V下がるとすると基準電圧はポテン
シオメータに印加されている電圧値−0.5Vに設定し
ておけば良い。よってインクローラ位置移動作業終了後
は新たに比較器14の基準電圧をポテンシオメータに印
加されている電圧値−0.5Vに設定し直せば良い。
【0039】又、左側側板と右側側板の二つの偏心カム
の軸9を同軸にすると偏心カムを回転させる機構(モー
タ,モータドライバ等)は一組で良い。
の軸9を同軸にすると偏心カムを回転させる機構(モー
タ,モータドライバ等)は一組で良い。
【0040】次に図4及び図5を用いて本実施例の作用
を説明する。図4(a),(b),(c)は各々ガイド
ローラ149,押印判145,インクローラ147そし
て縮み量検知ローラ2の断面図であり、又図4(c)は
被写体Sが押印されている状態である。17は位置調整
板であり、インクローラ147と縮み量検知ローラ2の
二つのローラの両端を回転可能に保持している。インク
ローラ147の軸は位置調整板に固定されているが、縮
み量検知ローラ2の軸は図示しない縦方向の長穴により
インクローラ147の中心に近づく方向(図4の下方
向)に移動可能な様になっているが、前記長穴に設けら
れた図示しないバネにより押しつけられており縮み量検
知ローラ2はインクローラ147の外周面に保持される
ことにより安定している。
を説明する。図4(a),(b),(c)は各々ガイド
ローラ149,押印判145,インクローラ147そし
て縮み量検知ローラ2の断面図であり、又図4(c)は
被写体Sが押印されている状態である。17は位置調整
板であり、インクローラ147と縮み量検知ローラ2の
二つのローラの両端を回転可能に保持している。インク
ローラ147の軸は位置調整板に固定されているが、縮
み量検知ローラ2の軸は図示しない縦方向の長穴により
インクローラ147の中心に近づく方向(図4の下方
向)に移動可能な様になっているが、前記長穴に設けら
れた図示しないバネにより押しつけられており縮み量検
知ローラ2はインクローラ147の外周面に保持される
ことにより安定している。
【0041】又、縮み量検知ローラ2の軸の片側端部に
はポテンシオメータ4が取り付けられており、インクロ
ーラ147の縮み量を検知している。ポテンシオメータ
4は位置調整板17に固定されており、位置調整板17
が移動するとポテンシオメータ4も連動するようになっ
ている。
はポテンシオメータ4が取り付けられており、インクロ
ーラ147の縮み量を検知している。ポテンシオメータ
4は位置調整板17に固定されており、位置調整板17
が移動するとポテンシオメータ4も連動するようになっ
ている。
【0042】位置調整板17は下端部を図示しないカム
に保持されており、該カムがモータにより回転すると位
置調整板17がガイド18に案内され図4の上下方向に
移動するようになっている。位置調整板17が上下方向
に移動するとインクローラ147と縮み量検知ローラ2
とポテンシオメータ4も相対位置関係を保ちながら連動
する。
に保持されており、該カムがモータにより回転すると位
置調整板17がガイド18に案内され図4の上下方向に
移動するようになっている。位置調整板17が上下方向
に移動するとインクローラ147と縮み量検知ローラ2
とポテンシオメータ4も相対位置関係を保ちながら連動
する。
【0043】次に図5のフローチャート図に沿って図4
を用いながら実施例の動作フローを説明する。先ず30
で押印装置の電源をONする。31でポテンシオメータ
4の値をチェックして基準値R0 〔Ω〕よりΔR〔Ω〕
だけ変化しているときはインクローラ147と押印判1
45の基準面との隙間が図4(a)に示すようにt1=
(t0 +Δt)になっている。(t0 はインクローラ1
47と押印判145の両面印字部のA面とB面にインク
がベストに塗布されるギャップであり、又Δtはインク
ローラの縮み量である。)ポテンシオメータ4の抵抗値
がR〔Ω〕以下の時は33へ進み(32は後の第3実施
例で述べる。)CPUからの信号により撮影装置の搬送
を停止させる。その後34でモータをインクローラの縮
み量Δtだけ移動させるように回転させて偏心カムで位
置移動板17を押印判145に近づけ、インクローラ1
47と押印判145の基準面との隙間がt0 になるよう
にする。(35)図4(a)の状態では印字部A,Bに
インクが十分塗布されないので図4(b)のように位置
調整板17をΔtだけ移動するようモータを動作させ
る。以上の動作によりインクローラ147と押印判14
5のギャップはt1 からt0 となり印字部A,Bにベス
トな量のインクが塗布される。その後モータを停止させ
(36)搬送を開始する。(37)撮影装置に備えつけ
てある押印キー(又は撮影キー)を押すと押印作業が始
まり(38)被写体Sにベストな量のインクで押印を実
行していく。(39)通常インクローラ147は簡単に
は縮まないので撮影装置の電源をONした時のみポテン
シオメータ4の値をチェックしていたが、長時間連続で
押印し続ける場合を考慮して、電源ON後の押印回数を
計数しておき押印回数がN回以上になった時には再度ポ
テンシオメータ4の値をチェックするようにしている。
(40)押印回数で検知せずに、電源ON後X時間経過
したら、ポテンシオメータ4の値をチェックするといっ
た具合に単位時間毎にチェックしても良い。(41)押
印作業が終了する(42)と、押印作業実行の命令待ち
の状態になる(43)。撮影装置の電源をOFFすると
終了する。(44) (第2実施例)図6は本発明の第2の実施例であり、イ
ンクローラ径の変化に対応する為の他構成を開示する。
図4はインクローラ147と押印判145を被写体Sの
搬送経路方向から見た正面図である。インクローラ14
7の押印判145が当接する位置近傍に外周表面位置検
知手段としてのレーザ20を設置する。つまり、レーザ
20から照射されたレーザ光21が、通常インクローラ
147側面の最も押印判145に近いインクローラ14
7の外周面により遮断されるように、レーザ20は配置
されている。
を用いながら実施例の動作フローを説明する。先ず30
で押印装置の電源をONする。31でポテンシオメータ
4の値をチェックして基準値R0 〔Ω〕よりΔR〔Ω〕
だけ変化しているときはインクローラ147と押印判1
45の基準面との隙間が図4(a)に示すようにt1=
(t0 +Δt)になっている。(t0 はインクローラ1
47と押印判145の両面印字部のA面とB面にインク
がベストに塗布されるギャップであり、又Δtはインク
ローラの縮み量である。)ポテンシオメータ4の抵抗値
がR〔Ω〕以下の時は33へ進み(32は後の第3実施
例で述べる。)CPUからの信号により撮影装置の搬送
を停止させる。その後34でモータをインクローラの縮
み量Δtだけ移動させるように回転させて偏心カムで位
置移動板17を押印判145に近づけ、インクローラ1
47と押印判145の基準面との隙間がt0 になるよう
にする。(35)図4(a)の状態では印字部A,Bに
インクが十分塗布されないので図4(b)のように位置
調整板17をΔtだけ移動するようモータを動作させ
る。以上の動作によりインクローラ147と押印判14
5のギャップはt1 からt0 となり印字部A,Bにベス
トな量のインクが塗布される。その後モータを停止させ
(36)搬送を開始する。(37)撮影装置に備えつけ
てある押印キー(又は撮影キー)を押すと押印作業が始
まり(38)被写体Sにベストな量のインクで押印を実
行していく。(39)通常インクローラ147は簡単に
は縮まないので撮影装置の電源をONした時のみポテン
シオメータ4の値をチェックしていたが、長時間連続で
押印し続ける場合を考慮して、電源ON後の押印回数を
計数しておき押印回数がN回以上になった時には再度ポ
テンシオメータ4の値をチェックするようにしている。
(40)押印回数で検知せずに、電源ON後X時間経過
したら、ポテンシオメータ4の値をチェックするといっ
た具合に単位時間毎にチェックしても良い。(41)押
印作業が終了する(42)と、押印作業実行の命令待ち
の状態になる(43)。撮影装置の電源をOFFすると
終了する。(44) (第2実施例)図6は本発明の第2の実施例であり、イ
ンクローラ径の変化に対応する為の他構成を開示する。
図4はインクローラ147と押印判145を被写体Sの
搬送経路方向から見た正面図である。インクローラ14
7の押印判145が当接する位置近傍に外周表面位置検
知手段としてのレーザ20を設置する。つまり、レーザ
20から照射されたレーザ光21が、通常インクローラ
147側面の最も押印判145に近いインクローラ14
7の外周面により遮断されるように、レーザ20は配置
されている。
【0044】インクローラ147を挾んでレーザ20と
対向する位置には、前記レーザ光の波長のみを通す光学
フィルタ22と、レーザ光21をしぼり込むスリット2
3と、レーザ光21を検知するフォトセンサ24と外光
の入射を防ぐハウジング24が配置されている。フォト
センサ24はCPU6と接続され、レーザ光がフォトセ
ンサ24に入射したか否かをCPU6に知らせている。
対向する位置には、前記レーザ光の波長のみを通す光学
フィルタ22と、レーザ光21をしぼり込むスリット2
3と、レーザ光21を検知するフォトセンサ24と外光
の入射を防ぐハウジング24が配置されている。フォト
センサ24はCPU6と接続され、レーザ光がフォトセ
ンサ24に入射したか否かをCPU6に知らせている。
【0045】通常、レーザ光21はインクローラの外周
で遮断され、フォトセンサ24には入射しないが、押印
し続けるとインクローラ147が縮み、レーザ光を遮断
しなくなり、フォトセンサ24にレーザ光21が入射す
る。
で遮断され、フォトセンサ24には入射しないが、押印
し続けるとインクローラ147が縮み、レーザ光を遮断
しなくなり、フォトセンサ24にレーザ光21が入射す
る。
【0046】フォトセンサ24にレーザ光が入射すると
CPU6はインクローラ147が縮んだと判断して、実
施例1と同じインクローラ位置移動手段を動作させる信
号を、フォトセンサ24にレーザ光21が入射しなくな
るまで送り続ける。
CPU6はインクローラ147が縮んだと判断して、実
施例1と同じインクローラ位置移動手段を動作させる信
号を、フォトセンサ24にレーザ光21が入射しなくな
るまで送り続ける。
【0047】以上の構成により、実施例1と同様の効果
が得られる。さらに、この構成だとインクローラの縮み
量とポテンシオメータに印加される電圧値の関係を調べ
る必要がなく、比較器の基準電圧の設定の必要も無い。
さらにインクローラ位置移動手段は、フォトセンサにレ
ーザ光が入射しなくなるまでモータを回転させれば良い
ので精密な偏心カムを設計する必要も無い。
が得られる。さらに、この構成だとインクローラの縮み
量とポテンシオメータに印加される電圧値の関係を調べ
る必要がなく、比較器の基準電圧の設定の必要も無い。
さらにインクローラ位置移動手段は、フォトセンサにレ
ーザ光が入射しなくなるまでモータを回転させれば良い
ので精密な偏心カムを設計する必要も無い。
【0048】この実施例では、レーザ光の遮断によりイ
ンクローラ位置移動手段が作動してしまうので、インク
ローラ147に偏心がある場合には、インクローラ位置
移動手段が断続的に作動する発振状態になる可能性があ
る。これを回避する為に、所定量のインクローラの偏心
の影響をなくす必要があり、例えば、レーザ光の光束の
幅を広げ、フォトセンサ24がレーザ光の受光量の変化
を検出してこの変化が偏心による変動値以上に大きくな
った場合にインクローラ位置移動手段を作動させること
もできる。
ンクローラ位置移動手段が作動してしまうので、インク
ローラ147に偏心がある場合には、インクローラ位置
移動手段が断続的に作動する発振状態になる可能性があ
る。これを回避する為に、所定量のインクローラの偏心
の影響をなくす必要があり、例えば、レーザ光の光束の
幅を広げ、フォトセンサ24がレーザ光の受光量の変化
を検出してこの変化が偏心による変動値以上に大きくな
った場合にインクローラ位置移動手段を作動させること
もできる。
【0049】また、外周表面位置検知手段は上記のよう
に、レーザとフォトセンサによる構成に限定されるもの
ではなく、例えばインクローラ147の外周表面の押印
判145との距離が測定できる位置に設けた近接センサ
でも代用することが可能である。
に、レーザとフォトセンサによる構成に限定されるもの
ではなく、例えばインクローラ147の外周表面の押印
判145との距離が測定できる位置に設けた近接センサ
でも代用することが可能である。
【0050】(第3実施例)本発明の第3の実施例は、
第1の実施例と同一の構成要素に加えて、インクローラ
交換時期指示手段を備えた構成の撮影装置に関するもの
である。
第1の実施例と同一の構成要素に加えて、インクローラ
交換時期指示手段を備えた構成の撮影装置に関するもの
である。
【0051】この撮影装置においては、インクローラの
インクが無くなるポテンシオメータ4の抵抗値R〔Ω〕
をCPUに記憶させておき、図5における動作フローに
次のサブルーチンを組み込んだものである。フロー32
でポテンシオメータ4の抵抗値を周知の比較手段により
チェックしてR〔Ω〕以下の場合は撮影装置の搬送を停
止させ(46)、インクローラ交換の指示を出す。(4
5)作業者はインクローラ交換を行った後、撮影装置に
備えつけてあるリセットスイッチを押す。(47)その
後、位置移動板の位置を初期値に戻すため、モータを逆
回転させる。(48)位置移動板の移動により、インク
ローラ147と押印判145の基準面との隙間がt0
(ベストな量のインクを塗布する距離)になる(49)
とモータを停止させ(50)た後、再びポテンシオメー
タの値をチェックする。(31) 上記の様にしておけば、インクローラの交換時期を予め
ユーザーに知らせることができる。尚、ポテンシオメー
タ4は抵抗値の特性が直線のものを使用することで検出
値の精度が一定となる。又、押印装置を組み上げた時の
ポテンシオメータの初期値は押印装置毎にバラつくの
で、抵抗値Rは初期値+γ〔Ω〕(γは定数)という具
合に設定することも好ましい。
インクが無くなるポテンシオメータ4の抵抗値R〔Ω〕
をCPUに記憶させておき、図5における動作フローに
次のサブルーチンを組み込んだものである。フロー32
でポテンシオメータ4の抵抗値を周知の比較手段により
チェックしてR〔Ω〕以下の場合は撮影装置の搬送を停
止させ(46)、インクローラ交換の指示を出す。(4
5)作業者はインクローラ交換を行った後、撮影装置に
備えつけてあるリセットスイッチを押す。(47)その
後、位置移動板の位置を初期値に戻すため、モータを逆
回転させる。(48)位置移動板の移動により、インク
ローラ147と押印判145の基準面との隙間がt0
(ベストな量のインクを塗布する距離)になる(49)
とモータを停止させ(50)た後、再びポテンシオメー
タの値をチェックする。(31) 上記の様にしておけば、インクローラの交換時期を予め
ユーザーに知らせることができる。尚、ポテンシオメー
タ4は抵抗値の特性が直線のものを使用することで検出
値の精度が一定となる。又、押印装置を組み上げた時の
ポテンシオメータの初期値は押印装置毎にバラつくの
で、抵抗値Rは初期値+γ〔Ω〕(γは定数)という具
合に設定することも好ましい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
押印装置の使用中にインクローラの径が変化してもイン
クローラを適切な位置に移動して押印判とインクローラ
が常に当接するので印字がかすれることはなく、長期間
にわたり安定した押印を行うことができる。
押印装置の使用中にインクローラの径が変化してもイン
クローラを適切な位置に移動して押印判とインクローラ
が常に当接するので印字がかすれることはなく、長期間
にわたり安定した押印を行うことができる。
【0053】また、自動的にインクローラの位置を最適
な位置に配置するので、ユーザー自身が調整した時のよ
うに押印判から遠すぎて印字がかすれたり、押印判に近
すぎて、インクローラや押印判の摩耗劣化を早めたりす
ることがなくなる。
な位置に配置するので、ユーザー自身が調整した時のよ
うに押印判から遠すぎて印字がかすれたり、押印判に近
すぎて、インクローラや押印判の摩耗劣化を早めたりす
ることがなくなる。
【0054】インクローラにインクを自動的に供給する
機構の場合は、インク供給量の多少によりインクローラ
の径が大きくなったり、小さくなったりするが、このよ
うな場合にはインクローラの径の変化を検知することに
よりインクローラと押印判間の距離を一定に調整するこ
とができる。
機構の場合は、インク供給量の多少によりインクローラ
の径が大きくなったり、小さくなったりするが、このよ
うな場合にはインクローラの径の変化を検知することに
よりインクローラと押印判間の距離を一定に調整するこ
とができる。
【0055】外周表面位置検知手段を備えることでも、
同様に、押印装置の使用中にインクローラの径が変化し
てもインクローラを適切な位置に移動して押印判とイン
クローラが常に当接するので印字がかすれることはな
く、長期間にわたり安定した押印を行うことができる。
ただし、縮み量検知ローラやポテンショメータ等を使用
することなく達成することができるので、安価な構成で
ある。
同様に、押印装置の使用中にインクローラの径が変化し
てもインクローラを適切な位置に移動して押印判とイン
クローラが常に当接するので印字がかすれることはな
く、長期間にわたり安定した押印を行うことができる。
ただし、縮み量検知ローラやポテンショメータ等を使用
することなく達成することができるので、安価な構成で
ある。
【0056】インクローラ交換時期指示を備えること
で、適切な交換時期でインクローラを交換することが可
能になり、使用可能期間を過ぎたインクローラを使用す
ることによる押印かすれや押印されないという事故を未
然に防ぐことができる。
で、適切な交換時期でインクローラを交換することが可
能になり、使用可能期間を過ぎたインクローラを使用す
ることによる押印かすれや押印されないという事故を未
然に防ぐことができる。
【0057】本発明による押印装置を撮影装置に備える
ことで、かすれや未押印とならない信頼性の高い押印が
長期間にわたり行える。
ことで、かすれや未押印とならない信頼性の高い押印が
長期間にわたり行える。
【図1】図1は本発明を適用した押印装置の斜視図。
【図2】図2は撮影装置の構成説明図。
【図3】図3は押印装置の制御ブロック図。
【図4】図4は押印装置の動作説明図。
【図5】図5は押印装置のフローチャート。
【図6】図6は本発明の第2実施例の押印装置。
【図7】図7は従来の押印装置を備えた撮影装置。
2 縮み量検知ローラ(インクローラ径検知手段) 4 ポテンシオメータ 6 CPU 8 偏心カム 10 モータ 101 撮影装置。 145 押印判 147 インクローラ 150 押印装置 F マイクロフィルム S 被写体
Claims (4)
- 【請求項1】 インクローラと押印判を備えた押印装置
において、 インクローラの径を検知するインクローラ径検知手段
と、前記インクローラ径検知手段により検知した径に基
づいてインクローラと押印判間の距離を調節するインク
ローラ位置移動手段とを備えた押印装置。 - 【請求項2】 インクローラと押印判を備えた押印装置
において、 インクローラの、押印判が当接する位置近傍での外周表
面位置を検知する外周表面位置検知手段と、インクロー
ラの位置と押印判間の距離を調節するインクローラ位置
移動手段と、検知された外周表面位置を一定に保つ制御
手段とを備えた押印装置。 - 【請求項3】 交換すべき時期のインクローラ径を記憶
させた記憶手段と、前記インクローラ径検知手段により
検知されたインクローラの径と記憶された交換すべき時
期のインクローラ径とを比較する比較手段とを含む、イ
ンクローラ交換時期指示手段を備えた請求項1に記載の
押印装置。 - 【請求項4】 請求項1,2または3に記載の押印手段
と、撮影原稿搬送手段と、撮影原稿の画像情報をフィル
ムに撮影する撮影部とを備え、撮影された原稿に前記押
印装置により押印することを特徴とする撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7103133A JPH08276647A (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | 押印装置及び撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7103133A JPH08276647A (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | 押印装置及び撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08276647A true JPH08276647A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=14346046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7103133A Withdrawn JPH08276647A (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | 押印装置及び撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08276647A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002118714A (ja) * | 2000-10-05 | 2002-04-19 | Canon Electronics Inc | 画像読取り装置およびその異常処理方法 |
CN114103496A (zh) * | 2021-11-15 | 2022-03-01 | 山东新凌志检测技术有限公司 | 一种车辆营运证智能盖章装置 |
-
1995
- 1995-04-04 JP JP7103133A patent/JPH08276647A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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