JPH11252303A - ファクシミリ装置のサーバシステム及びファクシミリ受信データの格納方法 - Google Patents

ファクシミリ装置のサーバシステム及びファクシミリ受信データの格納方法

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JPH11252303A
JPH11252303A JP10067694A JP6769498A JPH11252303A JP H11252303 A JPH11252303 A JP H11252303A JP 10067694 A JP10067694 A JP 10067694A JP 6769498 A JP6769498 A JP 6769498A JP H11252303 A JPH11252303 A JP H11252303A
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JP10067694A
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Kazumasa Sugino
一正 杉野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ネットワークを介して接続されたファクシミ
リ装置の端末メモリ資源の容量を小さくすることができ
るようにする。 【解決手段】 入力手段により、ファクシミリ受信デー
タの転送先であるPC/WS11のネットワークアドレ
スと、ファクシミリ受信データのファイルが書き込まれ
るディレクトリとを指定し、ネットワーク上のPC/W
S11におけるメモリ資源を獲得するとともに、ディレ
クトリとファイルを作成しファクシミリ受信データを前
記ファイルに転送して直接PC/WS11側のメモリ資
源に書き込む。(S515)。また、メモリ資源がメモ
リフルの状態であるか(S516でYES)、受信エラ
ーが発生したときは(S521でYES)、ファイルを
直接消去することができ(S517)、更にPC/WS
11側のメモリ資源上のディレクトリにファイルが残っ
ていないければ(S518でNO)、該ディレクトリを
消去できる(S519)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
のサーバシステム及びファクシミリ受信データの格納方
法に関し、特に、ネットワークを介してコンピュータに
接続されたファクシミリ装置のサーバシステムであっ
て、ファクシミリ受信したデータを該コンピュータでバ
ックアップすることができるファクシミリ装置のサーバ
システム及びファクシミリ受信データの格納方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ機能を有するデジタル複合
機は複数のファクシミリ回線を介して大量の画像データ
をファクシミリ受信できる。この複合機はまたネットワ
ークを介してコンピュータに接続され、ファクシミリ受
信したファクシミリ受信データをコンピュータに転送す
ることができる。この場合、デジタル複合機は、すべて
のドキュメントを一旦蓄積してからまとめてFTP(T
CP(トランスミッション・コントロール・プロトコー
ル)/IP(インターネット・プロトコール)上のファ
イル転送プロトコル)でコンピュータに送っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式では、1つのドキュメントを送るのにそのすべ
ての情報をファクシミリ受信してから送り始めるので、
そのドキュメントをコンピュータに送り終わるまで長い
時間を必要とし、しかも複数のファクシミリ回線を介し
て複数のドキュメントを送ろうとすると大量の情報の蓄
積領域を必要とする。
【0004】また、一旦コンピュータ側に送られたファ
クシミリ受信データを消去するためには、コンピュータ
側でそれを消去しなければならず、さらに、ファクシミ
リ受信データをコンピュータに転送する途中でファクシ
ミリ受信データの転送に失敗した場合、後で転送が失敗
したファクシミリ受信データをコンピュータ側で消去す
る必要が生じ、その消去が実行されないときは、ファク
シミリ受信データが転送されるごとにコンピュータに不
要データが残留してしまう。
【0005】本発明の目的は、メモリ資源を有する端末
にネットワークを介して接続されたファクシミリ装置の
メモリ資源の容量を小さくすることができるファクシミ
リ装置のサーバシステム及びファクシミリ受信データの
格納方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1のファクシミリ装置のサーバシステムは、
ファクシミリ回線を介してファクシミリ受信データをフ
ァクシミリ受信するとともに、メモリ資源を有する端末
の複数にネットワークを介して接続されたファクシミリ
装置のサーバシステムにおいて、前記端末の1つへのネ
ットワークアドレスと当該端末の1つにおけるメモリ資
源のディレクトリとを指定する指定手段と、前記指定さ
れたネットワークアドレスとディレクトリとに基づい
て、前記ネットワークを介して前記端末の1つにおける
メモリ資源を獲得する獲得手段と、前記ファクシミリ装
置が受信したファクシミリ受信データを所定分量毎に前
記獲得されたメモリ資源に直接書き込む書き込み手段と
を備えることを特徴とする。
【0007】請求項2のファクシミリ装置のサーバシス
テムは、請求項1のファクシミリ装置のサーバシステム
において、前記ファクシミリ装置が前記メモリ資源に書
き込まれたファクシミリ受信データを直接消去できるよ
うに構成されていることを特徴とする。
【0008】請求項3のファクシミリ装置のサーバシス
テムは、請求項2のファクシミリ装置のサーバシステム
において、前記ファクシミリ装置が前記ファクシミリ受
信を異常終了したことを検知できるように構成されてお
り、前記ファクシミリ装置は、前記ファクシミリ受信デ
ータの書き込み中に前記ファクシミリ受信が異常終了し
たときは、前記書き込まれるべきファクシミリ受信デー
タのうち前記異常終了までに前記メモリ資源に書き込ま
れた分を直接消去するように構成されていることを特徴
とする。
【0009】請求項4のファクシミリ装置のサーバシス
テムは、請求項2又は3のファクシミリ装置のサーバシ
ステムにおいて、前記ファクシミリ装置が前記メモリ資
源の前記ディレクトリを直接消去できるように構成され
ていることを特徴とする。
【0010】請求項5のファクシミリ装置のサーバシス
テムは、請求項1から4のいずれか1項のファクシミリ
装置のサーバシステムにおいて、前記ディレクトリが前
記端末の1つに対応する名称とシーケンシャル番号で構
成され、前記書き込み手段が前記ディレクトリ中に前記
ファクシミリ受信データのファイルを書き込むことを特
徴とする。
【0011】請求項6のファクシミリ装置のサーバシス
テムは、請求項1から5のいずれか1項のファクシミリ
装置のサーバシステムにおいて、前記指定手段が、英数
字を直接入力することにより前記指定を行う直接入力手
段、前記アドレス及び前記ディレクトリを夫々ワンタッ
チキーに予め登録しておき前記ワンタッチキーにより前
記指定を行うワンタッチキー手段、前記アドレス及び前
記ディレクトリを夫々短縮ダイヤルキーに予め登録して
おき前記短縮ダイヤルにより前記指定を行う短縮ダイヤ
ルキーの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0012】請求項7のファクシミリ装置のサーバシス
テムは、請求項1から6のいずれか1項のファクシミリ
装置のサーバシステムにおいて、前記所定分量が1ペー
ジ分の量であることを特徴とする。
【0013】前記目的を達成するために、請求項8のフ
ァクシミリ受信データの格納方法は、ファクシミリ回線
を介してファクシミリ受信データをファクシミリ受信す
るとともに、メモリ資源を有する端末の複数にネットワ
ークを介して接続されたファクシミリ装置のファクシミ
リ受信データの格納方法において、前記端末の1つへの
ネットワークアドレスと当該端末の1つにおけるメモリ
資源のディレクトリとを指定する指定工程と、前記指定
されたネットワークアドレスとディレクトリとに基づい
て、前記ネットワークを介して前記端末の1つにおける
メモリ資源を獲得する獲得工程と、前記ファクシミリ装
置が受信したファクシミリ受信データを所定分量毎に前
記獲得されたメモリ資源に直接書き込む書き込み工程と
を備えることを特徴とする。
【0014】請求項9のファクシミリ受信データの格納
方法は、請求項8のファクシミリ受信データの格納方法
において、前記ファクシミリ装置が前記メモリ資源に書
き込まれたファクシミリ受信データを直接消去すること
を特徴とする。
【0015】請求項10のファクシミリ受信データの格
納方法は、請求項9のファクシミリ受信データの格納方
法において、前記ファクシミリ装置が前記ファクシミリ
受信を異常終了したことを検知できるように構成されて
おり、前記ファクシミリ装置は、前記ファクシミリ受信
データの書き込み中に前記ファクシミリ受信が異常終了
したときは、前記書き込まれるべきファクシミリ受信デ
ータのうち前記異常終了までに前記メモリ資源に書き込
まれた分を直接消去することを特徴とする。
【0016】請求項11のファクシミリ受信データの格
納方法は、請求項9又は10のファクシミリ受信データ
の格納方法において、前記ファクシミリ装置が前記メモ
リ資源の前記ディレクトリを直接消去することを特徴と
する。
【0017】請求項12のファクシミリ受信データの格
納方法は、請求項8から11のいずれか1項のファクシ
ミリ受信データの格納方法において、前記ディレクトリ
が前記端末の1つに対応する名称とシーケンシャル番号
で構成され、前記書き込み工程において、前記ディレク
トリ中に前記ファクシミリ受信データのファイルを書き
込むことを特徴とする。
【0018】請求項13のファクシミリ受信データの格
納方法は、請求項8から12のいずれか1項のファクシ
ミリ受信データの格納方法において、前記指定工程が、
英数字を直接入力することにより前記指定を行う直接入
力工程、前記アドレス及び前記ディレクトリを夫々ワン
タッチキーに予め登録しておき前記ワンタッチキーによ
り前記指定を行うワンタッチキー入力工程、前記アドレ
ス及び前記ディレクトリを夫々短縮ダイヤルキーに予め
登録しておき前記短縮ダイヤルキーにより前記指定を行
う短縮ダイヤルキー入力工程の少なくとも1つを含むこ
とを特徴とする。
【0019】請求項14のファクシミリ受信データの格
納方法は、請求項8から13のいずれか1項のファクシ
ミリ受信データの格納方法において、前記所定分量が1
ページ分の量であることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照しながら、本発
明の実施の形態に係るデジタル複合機の構成を説明す
る。ここで、図1は本発明の実施の形態に係るデジタル
複合機の構成を示すブロック図である。
【0021】本発明の実施の形態に係るデジタル複合機
はリーダ部1を備えており、リーダ部1はプリンタ部2
及び画像入出力制御部3に接続されている。
【0022】画像入出力制御部3は、ファクシミリ部
4、ファイル部5、光磁気ディスクドライブユニット
6、ネットワークインターフェイス部7、フォーマッタ
部8、イメージメモリ部9、コア部10、及びハードデ
ィスク12を備えている。
【0023】ファクシミリ部4、ファイル部5、ネット
ワークインターフェイス部7、フォーマッタ部8、及び
イメージメモリ部9は、それぞれコア部10に接続され
ている。また、コア部10はリーダ部1に接続されてい
る。
【0024】ファクシミリ部4にはハードディスク12
及び電話回線がそれぞれ接続されており、ファイル部5
には光磁気ディスクドライブユニット6が接続されてい
る。ネットワークインターフェイス部7にはネットワー
クを介して端末としてのパーソナルコンピュータ又はワ
ークステーション11(以下、「PC/WS11」とい
う)が接続されている。
【0025】次に、各構成部分の機能を詳述する。リー
ダ部1は画像を読み取り、その画像データをプリンタ部
2及び画像入出力制御部3へ出力する。プリンタ部2は
リーダ部1及び画像入出力制御部3からの画像データに
応じた画像を記録用紙上に記録する。
【0026】ファクシミリ部4はファクシミリ回線とし
ての電話回線を介して受信した圧縮画像データを伸長し
て、伸長された画像データをコア部10へ転送し、ま
た、コア部10から転送された画像データを圧縮して、
この圧縮した圧縮画像データを電話回線を介して外部に
送信する。また、ファクシミリ部4で受信した圧縮画像
データはハードディスク12に一時的に保存することが
できる。
【0027】ファイル部5はコア部10から転送された
画像データを圧縮し、その画像データを検索するための
キーワードと共に光磁気ディスクドライブユニット6に
セットされた光磁気ディスクに記憶させる。また、ファ
イル部5はコア部10を介して転送されたキーワードに
基づいて前記光磁気ディスクに記憶されている圧縮画像
データを検索し、検索された圧縮画像データを読み出し
て伸長し、伸長された画像データをコア部10へ転送す
る。
【0028】ネットワークインターフェイス部7は、P
C/WS11とコア部10との間のインターフェイスで
あり、シリアル(SLIP)のような基本インターフェ
イスからLANまでサポートする。なお、ネットワーク
機能としては、シリアル(SLIP)やLAN上でのN
etware,TCP/IP,EtherTalk等の
プロトコルをサポートし、NSF等の上位レイヤのサー
ビスもサポートする。
【0029】フォーマッタ部8はPC/WS11から転
送された画像を表すコードデータをプリンタ部2で印刷
する画像データに展開し、イメージメモリ部9は画像入
出力制御部3内で行き交うデータを一時的に記憶する。
【0030】コア部10は、リーダ部1、ファクシミリ
部4、ファイル部5、ネットワークインターフェイス部
7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9、及び電子
メール機能部13のそれぞれの間のデータの流れを制御
するものである。
【0031】PC/WS11には夫々ネットワークアド
レスが割り当てられている。また、PC/WS11は、
ハードディスクやメモリディスクを含むメモリ資源を有
し、このメモリ資源には画像データが書き込まれる複数
のディレクトリが割り当てられている。
【0032】以下、図2を参照しながら、図1のデジタ
ル複合機におけるリーダ部1及びプリンタ部2の構成に
ついて説明する。ここで、図2は図1のデジタル複合機
におけるリーダ部1及びプリンタ部2の構成図である。
【0033】まず、リーダ部1は、載置された原稿をプ
ラテンガラス102に搬送する原稿搬送装置101と、
搬送された原稿を読み取る際に使用するプラテンガラス
102とを備えている。
【0034】更に、リーダ部1は、プラテンガラス10
2の上に載置された原稿を照射するランプ103を有し
ており、さらに、このランプ103の光により当該原稿
を走査するスキャナユニット104と、スキャナユニッ
ト104の露光走査により生じる原稿の反射光をミラー
105,106,107及びレンズ108を介して受容
するCCDイメージセンサ(以下、「CCD」という)
109とを備える。CCD109は、原稿の反射光を画
像データに変換する。
【0035】また、プリンタ部2は、リーダ部1から受
信した画像データに対応したレーザ光を発光するレーザ
発光部201と、レーザ発光部201を駆動するレーザ
ドライバ221と、前記レーザ光に照射され潜像を形成
する感光ドラム202と、感光ドラム202上に形成さ
れた潜像に現像剤を付着させる現像器203と、感光ド
ラム202に付着された現像剤を記録用紙に転写する転
写部206と、転写部206に給紙する記録用紙を積載
する給紙カセット204,205とを備えている。給紙
カセット204,205は積載されている記録用紙を上
方に付勢するリフタ211,212を夫々備えている。
【0036】更に、プリンタ部2は、転写部206より
搬送される記録用紙の現像剤を熱と圧力により記録用紙
に定着させる定着部207と、定着部207を通過した
記録用紙を外部に排出する排出ローラ208と、排出さ
れた記録用紙をそれぞれのビンに収納して記録用紙の仕
分けを行うソータ220と、両面記録又は多重記録のた
めに記録用紙を再給紙搬送路210へ導くフラッパ20
9とを備えており、再給紙搬送路210は転写部206
へ再び記録用紙を搬送する。
【0037】次いで、リーダ部1及びプリンタ部2の動
作について詳述する。リーダ部1の原稿搬送装置101
は載置された原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテンガ
ラス102上へ搬送し、原稿の読み取り動作終了後、プ
ラテンガラス102上の原稿を排出する。原稿がプラテ
ンガラス102上に搬送されると、ランプ103を点灯
し、そしてスキャナユニット104の移動を開始させ
て、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光
は、ミラー105,106,107、及びレンズ108
を経てCCD109へ到達する。CCD109は到達し
た原稿からの反射光を読み取り、画像データに変換す
る。CCD109から出力される画像データは、所定の
処理が施された後、プリンタ部2及び画像入出力制御部
3へ送信される。
【0038】レーザ発光部201はリーダ部1から受信
した画像データに対応したレーザ光を発光する。このレ
ーザ光は感光ドラム202を照射し、レーザ光に対応し
た潜像を形成する。この感光ドラム202の潜像の部分
には現像器203によって現像剤が付着する。そして、
レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、給紙カセ
ット204及び給紙カセット205のいずれか一方から
記録用紙を給紙して転写部206へ搬送し、感光ドラム
202に付着された現像剤を記録用紙に転写する。現像
剤が転写された記録用紙は定着部207に搬送され、定
着部207の熱と圧力により現像剤は記録用紙に定着す
る。定着部207を通過した記録用紙は排出ローラ20
8によって外部に排出され、ソータ220は排出された
記録用紙をそれぞれのビンに収納して記録用紙の仕分け
を行う。ビンに収納された記録用紙は設定によりステイ
プルされる。なお、ソータ220は仕分けが設定されて
いない場合は最上ビンに記録用紙を収納する。
【0039】また、予め両面記録が設定されている場合
は、排出ローラ208のところまで記録用紙を搬送した
後、排出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ
209によって記録用紙を再給紙搬送路210へ導く。
【0040】予め多重記録が設定されている場合は、記
録用紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッ
パ209によって記録用紙を再給紙搬送路210へ導
く。再給紙搬送路210へ導かれた記録用紙は上述した
タイミングで転写部206へ給紙される。
【0041】給紙カセットは、給紙カセット204,2
05の2つに限られず、2つ以上搭載することができ
る。
【0042】以下、図3を参照しながら、図1のデジタ
ル複合機におけるリーダ部1の構成についてさらに詳細
に説明する。ここで、図3は図1のデジタル複合機にお
けるリーダ部1のブロック図である。
【0043】リーダ部1において、上述のCCD109
は、A/D・SH部110と画像処理部111とに直列
的に接続されており、画像処理部111にはCPU11
4が接続されている。このCPU114には操作部11
5、メモリ116、及びカレンダーIC117が接続さ
れている。A/D・SH部110と、画像処理部111
とにはインターフェイス部113を介してコア部10に
接続されている。さらに、画像処理部111にはプリン
タ部2に接続されており、インターフェイス部113は
コア部10に接続されている。
【0044】A/D・SH部110は画像データのアナ
ログ/デジタル変換又はシェーディング補正を行い、画
像処理部111は画像データのトリミング処理又は回転
等の処理を行う。インターフェイス部113は画像デー
タを画像入出力制御部3のコア部10へ送信するのに使
用し、CPU114は画像処理部111及びインターフ
ェイス113を制御し、操作部115はユーザが本デジ
タル複合機の所望の動作を指定するのに使用する。メモ
リ116はCPU114の制御プログラムを記憶し、カ
レンダーIC117は時計機能を持つICである。
【0045】CCD109から出力された画像データは
A/D・SH部110でアナログ/デジタル変換が行わ
れるとともに、シェーディング補正が行われる。A/D
・SH部110によって処理された画像データは画像処
理部111を介してプリンタ部2へ転送されるととも
に、インターフェイス部113を介して画像入出力制御
部3のコア部10へ転送される。CPU114は操作部
115で設定された設定内容に応じて画像処理部111
及びインターフェイス部113を制御する。
【0046】例えば、操作部115でトリミング処理を
行った後に複写を行う複写モードが設定されている場合
は、画像処理部111で画像データのトリミング処理を
行った後にプリンタ部2へ画像データを送信する。ま
た、操作部115でファクシミリ送信モードが設定され
ている場合は、インターフェイス部113から画像デー
タとファクシミリモードに応じた制御コマンドとをコア
部10へ送信する。画像処理部111及びインターフェ
イス部113を制御するCPU114の制御プログラム
はメモリ116に記憶されており、CPU114はメモ
リ116に記憶されている制御プログラムを参照しなが
ら制御を行う。また、メモリ116はCPU114の作
業領域として使うこともできる。
【0047】以下、図4を参照しながら、図1のデジタ
ル複合機におけるコア部10の構成について説明する。
ここで、図4は図1のデジタル複合機におけるコア部1
0のブロック図である。
【0048】コア部10は、リーダ部1に接続されたイ
ンターフェイス部122と、ファクシミリ部4、ファイ
ル部5、ネットワークインターフェイス部7、フォーマ
ッタ部8、及びイメージメモリ部9に接続されたインタ
ーフェイス部121とを備えている。インターフェイス
部121及び122はデータ処理部120を介して接続
されている。CPU123はインターフェイス部12
1,122、及びメモリ124に接続されている。
【0049】データ処理部120は画像データの回転処
理、変倍処理、又は合成等の処理を行い、インターフェ
イス部121は画像データ若しくは画像を表すコードデ
ータをデータ処理部120からファクシミリ部4、ファ
イル部5、ネットワークインターフェイス部7、フォー
マッタ部8、又はイメージメモリ部9に送信する。イン
ターフェイス部122は画像データをリーダ部1からデ
ータ処理部120に送信し、CPU123はコア部10
の全体の動作を制御し、メモリ124はCPU123の
制御プログラムを記憶する。
【0050】リーダ部1はインターフェイス部122を
介してデータ処理部120へ画像データを送信すると共
に、インターフェイス部122を介してCPU123へ
制御コマンドを送信する。データ処理部120ではリー
ダ部1から受信した画像データを回転処理、変倍処理、
又は合成等の処理を施し、CPU123から送信される
制御コマンドに応じて、インターフェイス121を介し
てファクシミリ部4、ファイル部5、又はネットワーク
インターフェイス部7へ送信する。また、ネットワーク
インターフェイス部7はPC/WS11より画像を表す
コードデータを受信し、インタフェイス部121を介し
てデータ処理部120に送信し、データ処理部120は
このコードデータをインタフェイス部121を介してフ
ォーマッタ部8へ送信する。フォーマッタ部8では、こ
のコードデータを画像データに展開し、インタフェイス
部121を介してデータ処理部120に画像データを送
信し、データ処理部120はインターフェイス部121
を介してファクシミリ部4又はプリンタ部2へ画像デー
タを送信する。
【0051】ファクシミリ部4はインターフェイス部1
21を介してデータ処理部120へ画像データを送信し
た後に、データ処理部120がインターフェイス部12
1を介してプリンタ部2、ファイル部5、又はネットワ
ークインターフェイス部7へ送信する。
【0052】また、ファイル部5はインターフェイス部
121を介してデータ処理部120へ画像データを送信
した後に、データ処理部120がインターフェイス部1
21を介してプリンタ部2、ファクシミリ部4、又はネ
ットワークインターフェイス部7へ送信する。
【0053】また、CPU123はメモリ124に記憶
されている制御プログラム及びリーダ部1から受信した
制御コマンドに従ってこのような制御を行う。また、メ
モリ124はCPU123の作業領域としても使われ
る。
【0054】このように、コア部10を中心に、画像の
読み取り、画像のプリント、画像データの送受信、画像
データの保存、コンピュータからのデータの入出力等の
機能を複合させた処理を行うことが可能である。
【0055】以下、図5及び図6を参照しながら、本発
明の実施の形態に係るファクシミリ装置のサーバシステ
ムの作動を説明する。図5及び図6は、本発明の実施の
形態に係るファクシミリ装置のサーバシステムで実施さ
れる処理のプログラムを示す。
【0056】まず、操作部115でファクシミリサーバ
モードを選択し(ステップS501)、ファクシミリ受
信データの転送先であるPC/WC11のネットワーク
アドレス、及びファクシミリ受信データのファイルが書
き込まれるべきディレクトリ名を入力する。次いで、ワ
ンタッチキー(指定手段、ワンタッチキー手段)が押下
されたか否かを判別し(ステップS502)、押下され
ていないときは、ステップS503に進み、*キー、+
キー、又は数字キーのような短縮ダイヤルキー(指定手
段、短縮ダイヤルキー手段)が押下されたか否かを判別
する(ステップS503)。
【0057】ステップS502及びS503の各判別の
結果、ワンタッチキーが押下されているときは、ステッ
プS504に進み、ファクシミリ装置としてのデジタル
複合機のワンタッチダイヤルと同様に指定されたワンタ
ッチダイヤルに登録されたネットワークアドレスとディ
レクトリを取り出す一方、ワンタッチキーが押下されて
おらず、*キー、+キー、又は数字キーが押下されてい
るときは、ステップS505に進み、ファクシミリ装置
の短縮ダイヤルと同様に指定された短縮ダイヤルに登録
されたネットワークアドレスとディレクトリを取り出
し、ワンタッチキーも、*キー、+キー、又は数字キー
も押下されていないときは、ステップS506に進み、
ネットワークアドレスとディレクトリをPC/WC11
のキーボード(指定手段、直接入力手段)から直接入力
する。
【0058】次いで、ステップS507で、指定された
ネットワークアドレスとディレクトリとに基づいて、
“mount−F‘ネットワークアドレス’:‘ディレ
クトリ名’”からなるマウントコマンドを生成してそれ
を実行し、ネットワーク上のデジタル複合機名が登録さ
れているPC/WC11のハードディスクやメモリディ
スク等のメモリ資源をマウントする(獲得手段)。
【0059】ステップS507の処理で、マウントでき
なければ、マウント処理の回数がコア部10で管理され
るリトライ上限か否かを判別し(ステップS508)、
リトライ上限でなければ、ステップS501に戻る一
方、リトライ上限に達していれば、本ルーチンを終了す
る。また、ステップS507処理で、マウントされた場
合は、このマウントしたPC/WC11のメモリ資源に
これから受信するファクシミリ受信データのファイルが
書き込まれるべきディレクトリに該当するディレクトリ
名(例えば、ネットワーク上のデジタル複合機名とシー
ケンス番号で構成される)があるか否かを判別する(ス
テップS509)。
【0060】ステップS509で、該当ディレクトリが
なければ、ネットワーク上のデジタル複合機名でディレ
クトリを作成した(ステップS510)後、該当ディレ
クトリがあれば、ステップS510をスキップして、ス
テップS511に進み、ファクシミリ部4で着呼受信及
び発呼受信を検知したときにその呼びに対して受け付け
番号を割り当て、当該ディレクトリ上に“FAX_1_
NO_0076”といったファクシミリの回線番号と受
付番号に基づくファイル名でファクシミリ受信データ書
き込み用のファイルを作成する。
【0061】続くステップS512では、1ページ受信
するごとに再復号し、受信エラーか否かを判別し、受信
エラーであれば、ステップS513に進み、受信エラー
したページを残す場合は、ページ情報を異常ページ情報
として「紙幅、ライン数、解像度、異常」と設定する一
方、受信エラーしたページを残さない場合は、ページ情
報を異常ページ情報として「0、0、解像度、異常」と
設定する。また、ステップS513で、受信エラーでな
ければ、ステップS514に進み、ページ情報を正常情
報として「0、0、解像度、正常」と設定する。
【0062】次に、ステップS515で、ページ情報を
属性としてファクシミリ受信データ(復号する前のデー
タ)をステップS511で作成されたファイルに転送し
てPC/WC11のメモリ資源に書き込む(書き込み手
段)、次いで、ステップS516で、PC/WC11側
のメモリ資源がメモリフルの状態か否かを判別し、メモ
リフルの状態であれば、ステップS517へ進み、デジ
タル複合機側から“rm‘ファクシミリ受信データファ
イル名’”からなるコマンドを生成してそれを実行する
ことにより転送途中の不要データを消去する。続いて、
ステップS518で、マウントされたメモリ資源のディ
レクトリにファイルが残っているか否かを判別し、残っ
ていなければ、デジタル複合機側から“rmdir‘デ
ィレクトリ名’”からなるコマンドを生成してそれを実
行してディレクトリを消去し(ステップS519)、ス
テップS520に進む一方、マウントされたメモリ資源
のディレクトリにファイルが残っていれば、ステップS
519をスキップしてステップS520に進む。ステッ
プS520では、デジタル複合機側から“unmoun
t‘ディレクトリ名’”からなるコマンドを生成してそ
れを実行し、PC/WS11側のメモリ資源のマウント
を解除しネットワークを開放する。
【0063】ステップS516の判別の結果、PC/W
C11側のメモリ資源がメモリフルの状態でなければ、
ステップS521に進み、受信エラーが発生したか否か
を判別して、受信エラーが発生したときは、ステップS
517に進んでステップS517からS520の処理を
実行する一方、受信エラーが発生していないときは、ス
テップS522に進み、処理完了したページが最終ペー
ジか否かを判別し、最終ページでなければ、ステップS
512に戻る一方、最終ページであれば、ファイル属性
として(ファクシミリ回線番号、受付番号、相手先電話
番号、相手先略称、開始時刻、通信時間、トータル枚
数、異常枚数、通信結果)付加して、ステップS520
に進む。
【0064】本実施の形態によれば、ファクシミリ機能
を有するデジタル複合機は、ワンタッチキー、短縮ダイ
ヤルキー、又は直接入力により(ステップS504,S
505,S506)、ファクシミリ受信データの転送先
であるPC/WS11のネットワークアドレスと、ファ
クシミリ受信データのファイルが書き込まれるディレク
トリとを指定し、該指定されたネットワークアドレスと
ディレクトリに基づいて、ネットワーク上のPC/WS
11におけるメモリ資源を獲得するとともに、該メモリ
資源上にディレクトリとファイルを作成し(S509〜
S511)、次いで、ファクシミリ受信データを前記フ
ァイルに転送して直接PC/WS11側のメモリ資源に
書き込ことができる(ステップS515)。また、前記
メモリ資源がメモリフルの状態であるか(ステップS5
16でYES)、受信エラーが発生したときは(ステッ
プS521でYES)、ファイルを直接消去することが
でき(ステップS517)、更に、PC/WS11側の
メモリ資源上のディレクトリにファイルが残っていない
ければ(ステップS518でNO)、該ディレクトリを
消去することができる(ステップS519)。
【0065】本実施の形態では、PC/WS11側のメ
モリ資源上のファイル又はディレクトリの消去を、前記
メモリ資源がメモリフルの状態であるか(ステップS5
16でYES)、受信エラーが発生した(ステップS5
21でYES)ときに行っているが、当該消去をPC/
WS11のキーボードから直接行ってもよい。
【0066】
【発明の効果】請求項1のファクシミリ装置のサーバシ
ステムによれば、端末の1つへのネットワークアドレス
と当該端末の1つにおけるメモリ資源のディレクトリと
を指定手段により指定することにより、前記ファクシミ
リ装置が、前記指定されたネットワークアドレスとディ
レクトリとに基づいて、ネットワークを介して前記端末
の1つにおけるメモリ資源を獲得することができるとと
もに、書き込み手段により前記ファクシミリ層が受信し
た画像データを所定分量毎に前記獲得されたメモリ資源
に直接書き込むことができるので、ファクシミリ装置側
に画像データのためのメモリ資源の装備を不要にして、
ファクシミリ装置側のメモリ資源の容量を小さくするこ
とができる。
【0067】請求項2のファクシミリ装置のサーバシス
テムによれば、端末のメモリ資源に書き込まれた画像デ
ータをファクシミリ装置により直接消去できるので、該
消去を容易に行うことができる。
【0068】請求項3のファクシミリ装置のサーバシス
テムによれば、画像データをメモリ資源に書き込み中に
ファクシミリ受信が異常終了したときは、書き込まれる
べき画像データのうち異常終了までにメモリ資源に書き
込まれた不要データ分の消去を端末側からではなくファ
クシミリ装置から直接消去することができるので、端末
のメモリ資源に書き込まれた異常終了時の画像データの
消去を容易に行うことができる。
【0069】請求項4のファクシミリ装置のサーバシス
テムによれば、端末のメモリ資源上に作成されたディレ
クトリをファクシミリ装置から直接消去できるので、該
消去を容易に行うことができる。
【0070】請求項8のファクシミリ受信データの格納
方法によれば、端末の1つへのネットワークアドレスと
当該端末の1つにおけるメモリ資源のディレクトリとを
指定することにより、前記ファクシミリ装置が、前記指
定されたネットワークアドレスとディレクトリとに基づ
いて、ネットワークを介して前記端末の1つにおけるメ
モリ資源を獲得することができるとともに、前記ファク
シミリ層が受信した画像データを所定分量毎に前記獲得
されたメモリ資源に直接書き込むことができるので、フ
ァクシミリ装置側に画像データのためのメモリ資源の装
備を不要にして、ファクシミリ装置側のメモリ資源の容
量を小さくすることができる。
【0071】請求項9のファクシミリ受信データの格納
方法によれば、端末のメモリ資源に書き込まれた画像デ
ータをファクシミリ装置により直接消去できるので、該
消去を容易に行うことができる。
【0072】請求項10のファクシミリ受信データの格
納方法によれば、画像データをメモリ資源に書き込み中
にファクシミリ受信が異常終了したときは、書き込まれ
るべき画像データのうち異常終了までにメモリ資源に書
き込まれた不要データ分の消去を端末側からではなくフ
ァクシミリ装置から直接消去することができるので、端
末のメモリ資源に書き込まれた異常終了時の画像データ
の消去を容易に行うことができる。
【0073】請求項11のファクシミリ受信データの格
納方法によれば、端末のメモリ資源上に作成されたディ
レクトリをファクシミリ装置から直接消去できるので、
該消去を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデジタル複合機の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1のデジタル複合機におけるリーダ部1及び
プリンタ部2の構成図である。
【図3】図1のデジタル複合機におけるリーダ部1のブ
ロック図である。
【図4】図1のデジタル複合機におけるコア部10のブ
ロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
サーバシステムで実施される処理のプログラムを示す。
【図6】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
サーバシステムで実施される処理のプログラムを示す。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 画像入出力制御部 4 ファクシミリ部 5 ファイル部 7 ネットワークインターフェイス部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部 11 PC/WS 12 ハードディスク

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ回線を介してファクシミリ
    受信データをファクシミリ受信するとともに、メモリ資
    源を有する端末の複数にネットワークを介して接続され
    たファクシミリ装置のサーバシステムにおいて、前記端
    末の1つへのネットワークアドレスと当該端末の1つに
    おけるメモリ資源のディレクトリとを指定する指定手段
    と、前記指定されたネットワークアドレスとディレクト
    リとに基づいて、前記ネットワークを介して前記端末の
    1つにおけるメモリ資源を獲得する獲得手段と、前記フ
    ァクシミリ装置が受信したファクシミリ受信データを所
    定分量毎に前記獲得されたメモリ資源に直接書き込む書
    き込み手段とを備えることを特徴とするファクシミリ装
    置のサーバシステム。
  2. 【請求項2】 前記ファクシミリ装置が前記メモリ資源
    に書き込まれたファクシミリ受信データを直接消去でき
    るように構成されていることを特徴とする請求項1記載
    のファクシミリ装置のサーバシステム。
  3. 【請求項3】 前記ファクシミリ装置が前記ファクシミ
    リ受信を異常終了したことを検知できるように構成され
    ており、前記ファクシミリ装置は、前記ファクシミリ受
    信データの書き込み中に前記ファクシミリ受信が異常終
    了したときは、前記書き込まれるべきファクシミリ受信
    データのうち前記異常終了までに前記メモリ資源に書き
    込まれた分を直接消去するように構成されていることを
    特徴とする請求項2項記載のファクシミリ装置のサーバ
    システム。
  4. 【請求項4】 前記ファクシミリ装置が前記メモリ資源
    の前記ディレクトリを直接消去できるように構成されて
    いることを特徴とする請求項2又は3記載のファクシミ
    リ装置のサーバシステム。
  5. 【請求項5】 前記ディレクトリが前記端末の1つに対
    応する名称とシーケンシャル番号で構成され、前記書き
    込み手段が前記ディレクトリ中に前記ファクシミリ受信
    データのファイルを書き込むことを特徴とする請求項1
    から4のいずれか1項記載のファクシミリ装置のサーバ
    システム。
  6. 【請求項6】 前記指定手段が、英数字を直接入力する
    ことにより前記指定を行う直接入力手段、前記アドレス
    及び前記ディレクトリを夫々ワンタッチキーに予め登録
    しておき前記ワンタッチキーにより前記指定を行うワン
    タッチキー手段、前記アドレス及び前記ディレクトリを
    夫々短縮ダイヤルキーに予め登録しておき前記短縮ダイ
    ヤルキーにより前記指定を行う短縮ダイヤルキー手段の
    少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1から5
    のいずれか1項記載のファクシミリ装置のサーバシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記所定分量が1ページ分の量であるこ
    とを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載のフ
    ァクシミリ装置のサーバシステム。
  8. 【請求項8】 ファクシミリ回線を介してファクシミリ
    受信データをファクシミリ受信するとともに、メモリ資
    源を有する端末の複数にネットワークを介して接続され
    たファクシミリ装置のファクシミリ受信データの格納方
    法において、前記端末の1つへのネットワークアドレス
    と当該端末の1つにおけるメモリ資源のディレクトリと
    を指定する指定工程と、前記指定されたネットワークア
    ドレスとディレクトリとに基づいて、前記ネットワーク
    を介して前記端末の1つにおけるメモリ資源を獲得する
    獲得工程と、前記ファクシミリ装置が受信したファクシ
    ミリ受信データを所定分量毎に前記獲得されたメモリ資
    源に直接書き込む書き込み工程とを備えることを特徴と
    するファクシミリ受信データの格納方法。
  9. 【請求項9】 前記ファクシミリ装置が前記メモリ資源
    に書き込まれたファクシミリ受信データを直接消去する
    ことを特徴とする請求項8記載のファクシミリ受信デー
    タの格納方法。
  10. 【請求項10】 前記ファクシミリ装置が前記ファクシ
    ミリ受信を異常終了したことを検知できるように構成さ
    れており、前記ファクシミリ装置は、前記ファクシミリ
    受信データの書き込み中に前記ファクシミリ受信が異常
    終了したときは、前記書き込まれるべきファクシミリ受
    信データのうち前記異常終了までに前記メモリ資源に書
    き込まれた分を直接消去することを特徴とする請求項9
    項記載のファクシミリ受信データの格納方法。
  11. 【請求項11】 前記ファクシミリ装置が前記メモリ資
    源の前記ディレクトリを直接消去することを特徴とする
    請求項9又は10記載のファクシミリ受信データの格納
    方法。
  12. 【請求項12】 前記ディレクトリが前記端末の1つに
    対応する名称とシーケンシャル番号で構成され、前記書
    き込み工程において、前記ディレクトリ中に前記ファク
    シミリ受信データのファイルを書き込むことを特徴とす
    る請求項8から11のいずれか1項記載のファクシミリ
    受信データの格納方法。
  13. 【請求項13】 前記指定工程が、英数字を直接入力す
    ることにより前記指定を行う直接入力工程、前記アドレ
    ス及び前記ディレクトリを夫々ワンタッチキーに予め登
    録しておき前記ワンタッチキーにより前記指定を行うワ
    ンタッチキー入力工程、前記アドレス及び前記ディレク
    トリを夫々短縮ダイヤルキーに予め登録しておき前記短
    縮ダイヤルキーにより前記指定を行う短縮ダイヤルキー
    入力工程の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求
    項8から12のいずれか1項記載のファクシミリ受信デ
    ータの格納方法。
  14. 【請求項14】 前記所定分量が1ページ分の量である
    ことを特徴とする請求項8から13のいずれか1項記載
    のファクシミリ受信データの格納方法。
JP10067694A 1998-03-04 1998-03-04 ファクシミリ装置のサーバシステム及びファクシミリ受信データの格納方法 Pending JPH11252303A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003103272A1 (ja) * 2002-05-30 2003-12-11 シャープ株式会社 画像処理装置
KR101133602B1 (ko) * 2004-07-28 2012-04-10 삼성전자주식회사 네트워크를 통해 문서의 송수신이 가능한 화상형성장치 및문서의 송수신방법

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