JP2003189036A - 出力装置 - Google Patents
出力装置Info
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Abstract
限して提供する。 【解決手段】 ユーザがジョブの管理情報を確認する場
合に、識別情報としてのユーザID及び暗証番号の入力
によってユーザ認証を行って該ユーザ(確認者)を識別
し(ステップ104)、確認者が管理者及び該ジョブの
入力者の場合は管理情報の全項目を利用して表示用管理
情報を作成し(ステップ138)、確認者が管理者及び
該ジョブの入力者以外の場合(ユーザが未承認の場合を
含む)に管理情報の一部項目を削除して表示用管理情報
を作成して(ステップ140)、表示部40に表示する
(ステップ142)。すなわち、確認者が管理者又は該
ジョブの入力者であるか否かに応じて、確認者に提供さ
れる管理情報の項目を制限する。
Description
り、より詳しくは、入力された出力ジョブに従って情報
を出力する出力装置に関する。
呼ばれるプリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ(以
下、FAX)機能など複数の画像出力機能を併せ持つ出
力装置が普及しており、特に近年は、原稿から読み取っ
た画像データを電子メールで送信する機能を備えたもの
も開発されている。このような出力装置は、複数の人で
共用されることが多く、各自が入力したジョブの処理状
況を確認可能なことが要求される。
は、ジョブの管理情報として、入力されたジョブ毎に該
ジョブに係わる各種情報を記憶しておき、ユーザが必要
に応じて管理情報の提供を受けてジョブの処理状況を確
認可能としたものがある。例えば、特許第256878
8号には、ジョブ終了後の一定時間は表示手段に最新の
管理情報を表示させて、ユーザがこの最新の管理情報に
より何の操作を要することなく処理状況を確認可能とす
ると共に、最新の通信管理情報以外については操作手段
からの通信管理の呼出し指示にしたがって管理情報を表
示させ、紙を無駄にすることなく、いつでも繰り返し必
要な管理情報を得ることができるファクシミリ装置が開
示されている。
術では、ユーザを区別することなく誰にでも同じ管理情
報が提供されていたため、特定のユーザにしか必要とさ
れない情報も全てのユーザに対して表示或いは印刷され
て管理情報の表示スペースや印刷する用紙が無駄に消費
される、特定のユーザ以外には隠匿されるべき情報が無
用に開示される、装置の管理者に対して管理に必要な情
報を十分に提供することができない、という問題があっ
た。
れたもので、ジョブの管理情報を確認者に応じて適切に
制限して提供することができる出力装置を提供すること
を目的とする。
に、請求項1に記載の発明は、入力された出力ジョブに
基づいて情報を出力する出力装置であって、前記出力ジ
ョブ毎に該出力ジョブに係わる管理情報を記憶する記憶
手段と、前記管理情報を出力するための管理情報出力手
段と、前記管理情報の確認者を識別する識別情報、及び
前記出力ジョブを指定する指定情報を入力するための情
報入力手段と、前記情報入力手段から入力された識別情
報に基づいて前記確認者を識別すると共に、該識別した
確認者に応じて情報項目及び情報量の少なくとも一方を
制限して、前記記憶手段に記憶されている前記指定情報
で指定された出力ジョブに対応する管理情報を出力する
ように前記管理情報出力手段を制御する制御手段と、を
有している。
では、入力された出力ジョブ毎に、該出力ジョブに係わ
る管理情報を記憶手段に記憶される。制御部では、情報
入力手段から入力された管理情報の確認者を識別する識
別情報に基づいて確認者を識別し、情報入力手段から入
力された指定情報で指定された出力ジョブに対応する管
理情報を管理情報出力手段に出力する際に、識別した確
認者に応じて情報項目及び情報量の少なくとも一方が制
限されて管理情報が出力される。すなわち、ジョブの管
理情報を確認者に応じて提供する情報項目及び情報量の
少なくとも一方を制限することができる。これにより、
例えば特定のユーザにしか必要とされない情報も全ての
ユーザに対して提供されたり、特定のユーザ以外には隠
匿されるべき情報が無用に開示されたることを防止で
き、また装置の管理者に対しては管理に必要な情報を十
分に提供することが可能となる。
手段は、前記確認者が前記指定情報で指定された出力ジ
ョブの入力者以外の場合に、前記管理情報の一部を削除
して前記管理情報出力手段から出力させてもよいし、前
記確認者が該出力装置の管理者以外の場合に、前記ジョ
ブ情報の一部を削除して前記管理情報出力手段から出力
させてもよい。
のユーザ以外には隠匿されるべき情報が含まれる電子メ
ールを送信するメール送信出力の場合に、該隠匿される
べき情報の秘密保持機能を高くすることができる。
取って画像データを取得して該画像データに基づく画像
を印刷するコピー出力、又は外部から送信されてきた画
像データを受信して該画像データに基づく画像を印刷す
るプリント出力、又は原稿から読み取った画像データ或
いは外部から受信した画像データを外部の別の装置へフ
ァクシミリ送信するファクシミリ送信出力、又は原稿か
ら読み取った画像データ或いは外部から受信した画像デ
ータを添付ファイルとして添付して電子メールを送信す
るメール送信出力、又は前記出力ジョブに基づく情報の
出力結果を印刷するレポート出力であればよい。
る実施形態の1例を詳細に説明する。
出力装置12の外観を、図2は、画像出力装置12の電
気系の構成(主に本発明に関係する部分の構成)を夫々
示している。図1及び図2に示されるように、画像出力
装置12は、原稿から画像を読み取って画像データを取
得する画像読取部14、画像データに対して所定の処理
を施す画像処理部16、画像データを所定の記録用紙に
印刷する画像出力部18、CPU(中央処理装置)2
2、RAM24、HDD(ハードディスク)28、及び
I/F(インタフェース)30を含んで構成される。こ
れら各部はビデオバス88を介して接続されており、所
定のデータを相互に送受信することができる。また、C
PU22には、バス89を介して入力操作部20とRO
M26とが接続されている。
は、I/F30を介して、パソコン50や、インターネ
ット52に接続されたメールサーバ(以下「SMTPサ
ーバ」と称す)54等の外部装置が接続されたLAN5
6と接続されている。なお、SMTPサーバ54につい
ては画像出力装置12に該SMTPサーバ54の機能を
付加し、画像出力装置12と一体にしてもよい。画像出
力装置12は、LAN56と接続された外部装置とデー
タの送受信、具体的には、画像出力装置12は、I/F
30を介してパソコン50から送信されたプリントジョ
ブ(プリント出力を指示するジョブ)を受信したり、イ
ンターネットに接続されたFAX装置(以下、「iFA
X」と称す)58やパソコン60のユーザ宛の電子メー
ルのデータをSMTPサーバ54へ送信することができ
る。なお、iFAX58は、受信した電子メールのヘッ
ダ情報又は本文から後述する出力情報を解析して、添付
された画像データを指定された出力情報に基づいて印刷
するものである。また、画像出力装置12は、I/F3
0を介して電話回線と接続されており、ファクシミリ送
受信が可能となっている。
部18における印刷やI/F30を介した送信により、
画像(情報)を該装置外に出力するものである。詳しく
は、画像出力装置12は、画像(情報)の出力機能とし
て、画像読取部14で取得した画像データを画像出力部
18で印刷するコピー機能、I/F30を介してパソコ
ン50からのプリントジョブを受信して該プリントジョ
ブで示される画像データを画像出力部18で印刷するプ
リンタ機能、画像読取部14で取得した画像データをI
/F30を介して電話回線を通じて送信するFAX機
能、画像読取部14で取得した画像データをI/F30
を介して電子メールによりSMTPサーバ54へ送信す
るメール送信機能を備えた複合機となっている。
ント出力を指示するプリントジョブ以外の画像出力を指
示するジョブ、すなわちコピー機能を使用して画像をコ
ピー出力するように指示するコピージョブ、FAX機能
を使用して画像をファクシミリ送信出力するように指示
するFAXジョブ、メール送信機能を使用して画像をメ
ール送信出力するように指示するメール送信ジョブにつ
いては、ユーザによる入力操作部20の操作によって入
力されるようになっている。また、画像出力装置12で
は、FAXジョブが終了した場合には、自動的に該処理
結果をユーザに報知するためのレポートを画像出力部1
8で印刷するレポート出力を指示するレポートジョブが
自動的に生成されるようになっている。
明する。
ることができる所謂スキャナであり、図示しない接続ラ
インを介してCPU22と接続されている。画像読取部
14は、コピージョブ、FAXジョブ、及びメール送信
ジョブの何れかが入力された場合にCPU22により動
作され、図示しないコンタクトガラス等の原稿載置台に
載置された原稿画像にLED(発光ダイオード)等の光
源により所定の可視光を照射し、この光の反射光をCC
D(電荷結合素子)等の画像読取素子により電気信号に
変換することで、原稿画像を読み取り読取画像データを
生成する。そして、読取画像データには、文字、画像か
らなるイメージデータと制御データ(コマンドデータ)
が含まれ、これらの各データをCPU22を介してHD
D28へ送信する。なお、画像読取部14は、ADF
(自動原稿搬送装置)36を有している。従って、画像
読取部14では、複数枚の用紙からなる原稿束を1枚づ
つ分離して原稿載置台上に搬送して順次所定の位置にセ
ットすることができ、原稿束を自動的に1枚づつ読み取
ることができる。
ージョブ、及びFAXジョブの何れかが入力された場合
にCPU22により動作され、画像読取部14により生
成された読取画像データに対する必須の画像処理、I/
F30を介してパソコン50から送信されてきたプリン
トジョブの展開処理、及び、後述する入力操作部20か
らの指示入力に応じた所定の画像処理を行う。なお、こ
こでいう画像処理には、例えば、画像読取部14で得ら
れたアナログの画像信号を2値或いは多値データに変換
する量子化処理、原稿を照射する光源の照射ムラや、C
CDの感度のばらつきを補正するシェーディング補正処
理、光学系によるぼけを補正するMTF補正処理、画像
の読取密度を変化させ、読み取った画像データを用いて
データ補間する変倍等の各種処理が含まれる。また、展
開処理とは、プリントジョブには、通常、印字情報がP
DL(Page Description Language:ページ記述言語)
で記述されており、このPDLを解析して、印字情報を
画像データに展開(ラスタライズ)する処理である。
ブが入力された場合にもCPU22により動作されて、
所定の画像処理を施した読取画像データ又はプリントジ
ョブを展開して生成した画像データを添付ファイルとし
た電子メールのデータを生成することもできる。なお、
iFAX58へ送信する電子メールについては、画像処
理部16は、ヘッダ情報(例えばSubject)又は本文に
後述する出力情報を記載した電子メールを生成する。
像処理が施された読取画像データ又はプリントジョブを
展開して生成した画像データと共に、管理情報として、
当該読取画像データを生成するに際して入力操作部20
で入力された出力情報又はプリントジョブで記載されて
いた出力情報と出力処理ステータス情報とをジョブ単位
で記憶する。また、レポートジョブが生成された際に
は、CPU22により、このHDD28の管理情報を参
照して対応するジョブの処理結果を示すレポート作成用
情報が生成されると共に、このレポートジョブに対する
管理情報も記憶される。
(コピー/プリント/FAX送信/メール送信/レポー
ト)、コピー又はプリントジョブの場合は原稿の内容、
FAXやメール送信ジョブの場合は宛先、レポートジョ
ブの場合はレポートのタイトル(送信完了/未送信)を
示す情報といった概要情報が含まれる。また出力情報に
は、詳細情報として、コピー又はプリントジョブの場合
は画像を印刷する用紙の種類、用紙の大きさ、ページ
数、印刷する部数、パンチ、ホチキス等の後処理の有無
等を示す情報、FAX送信ジョブの場合はページ数、送
信モード等を示す情報、メール送信ジョブの場合は写し
の配布先(Cc、Bcc)等、レポートジョブの場合は終了
したFAX送信ジョブの送信先のFAX番号などを示す
情報が含まれる。
ブの処理状況(処理未完了/処理完了)を示す情報、全
ページ中の出力を終えたページ数を示す情報、処理完了
の場合は実行結果(正常終了/送信完了/強制終了/中
断)を示す情報といった概要情報と、各部による詳細な
処理結果、例えばメール送信ジョブの場合はSMTPサ
ーバやSMTPサーバとの通信結果を示す詳細情報が含
まれる。この出力処理ステータス情報はCPU22によ
り随時更新される。
の場合には、管理情報として電子メールのヘッダ情報を
利用するようになっている。すなわち、一般に、電子メ
ールのヘッダ情報には、以下の各項目の情報が記載され
ているので、管理情報として利用可能である。
載される Cc(カーボンコピー):写しの配布先アドレスが記載さ
れる Bcc(ブラインドカーボンコピー):写しの配布先アド
レスが記載されるが、受信側ではこの項目は参照できな
い Date(日時):SMTPサーバへの電子メールの送信終了日
時が記載される Subject(表題):メールの表題が記載される Error-To(エラーメール返信先):エラーメールの返信
先のアドレスが記載される SMTPサーバとの通信記録:SMTPサーバのIPアドレス、通
信結果のコード番号などが記載される。
jectはジョブ入力受付処理でユーザによる入力内容が記
載され、Error-Toについては、ジョブ入力受付処理にユ
ーザによりメールアドレスが指定され、その内容が記載
されるようにしてもよいし、装置に予め設定されている
メールアドレスが記載されるようにしてもよい。また、
DateとSMTPサーバとの通信記録は装置により自動的に記
載され、SMTPサーバとの通信記録については、画像出力
処理状況に応じて随時更新される。
ントジョブの何れかが入力された場合にCPU22によ
り動作され、画像処理部16で画像処理が施された読取
画像データ又は展開された画像データで示される画像を
所定の記録用紙に印刷する。詳しくは、画像出力部18
は、図示しないレーザダイオード、ポリゴンミラー、レ
ンズ等の光学部品で構成されたプリントヘッドと、感光
体、帯電器、現像器等の電子写真プロセス器と、複数の
給紙トレイ37を含み記録紙の給紙を行う給紙ユニット
36とを備え、図示しない接続ラインを介してCPU2
2と接続されている。
れた指示に基づいて、プリントヘッドのレーザダイオー
ドからレーザビームを発生させ、帯電器により一様に帯
電された感光体上にこのレーザビームを照射して静電潜
像を形成し、現像器によってこの静電潜像を現像した
後、給紙ユニット36から供給された記録紙に画像処理
部16において所定の画像処理が施された読取画像デー
タに基く画像を転写記録する。なお、画像出力部18の
印刷端には、複数の排紙トレイ39を備えたソータ38
が設けられ、画像が記録された用紙を所定の指示に従っ
て仕分けし、排出する。
信ジョブの何れかが入力された場合にCPU22により
動作される図示しない通信制御ユニットを備え、この通
信制御ユニットにより外部の装置との通信制御を行いな
がら、例えば、所定の通信プロトコルに従って、画像処
理部16で画像処理が施された読取画像データ又は展開
された画像データを電話回線を通じて他のファクシミリ
機能を有する装置へファクシミリ送信したり、画像処理
部16で生成された電子メールのデータをLAN56を
介してSMTPサーバ54へ送信したりする。
るものであり、液晶ディスプレイ(LCD)やCRTデ
ィスプレイ等のディスプレイから構成された表示部40
及び入力操作を行うためのハードキー42を有してい
る。
が制御され、例えば、画像出力装置12が備える諸機能
(例えば、コピー、プリント、FAX、メール送信など
の画像出力機能や、ジョブ確認機能等)のメニュー画面
を表示したり、これらの機能を選択・設定する機能設定
画面、各種の出力情報を入力するための出力情報入力画
面等の各種入力設定画面、ジョブ確認用にジョブ一覧画
面や各ジョブ毎の管理情報表示画面、及びユーザを識別
するためのユーザ認証画面などを表示する。また、表示
部40では、設定された内容を確認するためのメッセー
ジや、処理実行中に処理の状態ついてのメッセージ、処
理実行後に処理が完了したことを通知する旨のメッセー
ジも表示する。
ネル(図示省略)が重ねて設けられ、表示部40に表示
される操作キー等の表示領域に対応した入力領域を有し
ている。ここで、タッチパネルは、上層及び下層の2層
に積層されたアナログ抵抗膜から構成される。そして、
タッチパネルには、図示しない電圧印加装置から電圧が
印加され、タッチパネルの任意の箇所が押圧されると抵
抗分割された電圧が押圧位置検出電圧として検出され、
検出された位置データがCPU22に供給される。これ
により、押圧位置を包含する操作キーにかかる種機能に
ついての入力が認識される。
ボタンに対応するタッチパネル上の位置を押圧したり、
ハードキー42を押圧操作することで所望の機能を選択
し、印刷条件を設定することができると共に、表示部4
0に表示されたメッセージを確認することで処理状況を
把握することができる。
駆動・制御を司るものであり、本発明の制御手段として
機能する。
処理毎に一時的に記憶する等、画像出力装置12におい
て所定の処理を行う際のワークエリアとして機能する揮
発性メモリである。ROM26は、本実施の形態にかか
る画像出力装置12において画像形成を行うなど所定の
処理を実行させるのに必要なプログラム、データ、パラ
メータ等を記憶した不揮発性メモリである。
具体的にインターネット52を介して画像データを送信
する場合を例に画像出力装置12の動作を説明する。
により実行される制御ルーチンが示されている。図4に
示すように、画像出力装置12は、CPU22の制御に
より、ユーザ認証要求(ステップ100)又は機能選択
要求(ステップ102)が入力されるまで待機状態とな
っている。
て、ジョブ入力待機時は、画像出力装置12の表示部4
0に、図5に示すユーザ認証画面が待機画面として表示
されている。このユーザ認証画面には、ユーザ認証要求
を入力するためにID入力欄200及び暗証番号入力欄
202が設けられ、機能選択要求を入力するためのメニ
ュー表示ボタン206が設けられている。
てインターネットを介して送信する場合は、まず、送信
原稿を原稿載置台又はADF36にセットすると共に、
入力操作部20を操作して、このユーザ認証画面のID
入力欄200に各自に予め割り振られているユーザID
を入力し、また暗証番号入力欄202に予め設定した暗
証番号を入力する。
て、CPU22はユーザ認証要求が入力されたと判断
し、ステップ100からステップ104に進み、予め登
録されているユーザ情報から入力されたユーザID及び
暗証番号と一致するユーザ情報を検索し、ユーザを識別
する(ユーザ認証)。なお、図では省略したが、入力さ
れたユーザID及び暗証番号と一致するユーザ情報が検
索されなかった場合は、処理を中止したり、ユーザID
及び暗証番号の再入力を促すエラーメッセージを表示す
るなどのエラー処理を行ってもよいし、ユーザ未承認の
まま次のステップに進んでもよい。
06で、表示部40に画像出力装置12が備える諸機能
を選択可能項目としたメニュー画面(図示省略)を表示
して、入力操作部20が操作されることによって該メニ
ュー画面からの機能の選択を受付ける。ユーザが入力操
作部20を操作してメニュー画面から画像出力機能、具
体的にはメール送信を選択すると、この選択を受けて、
ステップ108からステップ110へ進み、ユーザ認証
が済んでいるか否かを判断し、ユーザ認証済みの場合は
ステップ114に進む。ユーザ認証が済んでいない場合
は、ステップ112に進み、表示部40にユーザ認証画
面を表示して上記と同様にしてユーザにID及び暗証番
号の入力してもらってユーザ認証を行ってからステップ
114に進む。
ための出力情報入力画面、具体的には、送信先メールア
ドレスをTo、Cc、Bccを任意に選択して指定した
り、電子メールの表題などを入力するための画面を表示
部40に表示して、出力情報の入力を受け付ける。
送信先メールアドレスや表題などの出力情報が入力さ
れ、入力操作部20に設けられたスタートボタンが選択
されると、出力情報の入力が完了したとして(ジョブ入
力完了)、ステップ116からステップ118と進み、
入力された出力情報に基づいて、選択された出力機能に
応じた画像出力処理が開始されると共に、ステップ12
0で該ジョブの管理情報としてメールのヘッダ情報をユ
ーザIDと共にHDD28に登録し、且つ画像出力処理
状況に応じて登録した管理情報の出力処理ステータス情
報を随時更新する。
されたメール送信ジョブの場合、CPU22は画像出力
処理として、画像読取部14に画像の読取を指示して、
画像読取部14にセットされている送信原稿の画像を読
み取らせて画像データを取得すると共に、画像処理部1
6に電子メールのデータの生成を指示し、画像読取部1
4で取得された画像データを添付ファイルとした電子メ
ールのデータを生成し、この電子メールのデータをI/
F30からLAN56を介してSMTPサーバ54へ向
けて送信する。
された電子メールがSMTPサーバ54に送信され、S
MTPサーバ54では、この電子メールを一般的な電子
メールと同様に指定された送信先メールアドレスへ向け
てインターネット52を介して送信する。そして送信さ
れた電子メールは受信側のPC60やiFAX58で受
信され、PC60により添付ファイルの画像データがデ
ィスプレイ表示されたり、プリンタ(図示省略)へ送出
して印刷されたりし、iFAX58により添付ファイル
の画像データが印刷される。
各種ジョブ(コピー/プリント/FAX/メール送信/
レポート)の管理情報を確認する場合、ユーザは、前述
と同様に、入力操作部20を操作して、表示部40に待
機画面として表示されているユーザ認証画面のID入力
欄200に各自に予め割り振られているユーザIDを入
力し、また暗証番号入力欄202に予め設定した暗証番
号を入力する。この入力を受けて、CPU22はユーザ
認証要求が入力されたと判断し、前述と同様にステップ
100からステップ104に進んでユーザ認証を行った
後、ステップ106に進んで表示部40にメニュー画面
(図示省略)が表示して、メニュー画面から何れかの機
能が選択されるまで待機するので、ユーザは入力操作部
20を操作してメニュー画面からジョブ確認機能を選択
する。
ュー表示ボタン206を選択することにより機能選択要
求を入力してもよい。この場合、ステップ100からス
テップ102、106と進んで、同様に表示部40にメ
ニュー画面(図示省略)が表示されるので、ユーザは入
力操作部20を操作してメニュー画面からジョブ確認機
能を選択する。
ップ108からステップ130に進み、HDD28にジ
ョブ毎に記憶されている管理情報を参照して、該画像出
力装置12が受け付けたジョブの一覧データを生成し、
図6に一例を示すようなジョブ一覧210を表示したジ
ョブ一覧画面を表示部40に表示して、管理情報を確認
するジョブの選択を受け付ける。なお、このジョブ一覧
210は、各ジョブを識別できるだけの情報量(項目)
があればよく、本実施の形態では、一例として、文書番
号と、管理情報のうちの出力情報及び出力処理ステータ
ス情報の概要情報(ジョブの種類、宛先又は内容、出力
処理状態、及び終了ページ数)とで構成されている。
作して例えば文書番号を入力するなどして、表示された
ジョブ一覧から管理情報を詳細に確認したいジョブが選
択されるまで待機し、ジョブが選択されたら、ステップ
132からステップ134に進む。ステップ134で
は、ユーザ承認が行われたか否かが(すなわちステップ
104を経て、ステップ104でユーザID及び暗証番
号と一致するユーザ情報が検索されたか否か)判断さ
れ、ユーザ認証済みの場合はステップ136に進み、該
ユーザ承認で認証されたユーザが該画像出力装置12の
管理者又は選択したジョブの入力者であるか否かを判断
する。
力者である場合は、ステップ136からステップ138
に進み、選択されたジョブの管理情報の全項目を用いて
表示用管理情報を作成し、ステップ142に進む。一
方、ユーザ認証されていない(未承認)場合や、ユーザ
認証により認証されたユーザが管理者でもジョブの入力
者でもなかった場合は、ステップ134からステップ1
40に進んで、或いはステップ134からステップ13
6、140と進んで、選択されたジョブの管理情報のう
ち一部の項目を削除して表示用管理情報を作成し、ステ
ップ142に進む。
た表示用管理情報に基づいて管理情報表示画面を表示さ
せて処理を終了する。なお、ステップ138では管理情
報の全項目を用いるとしたが、ステップ140と削除結
果が異なれば一部情報を削除してもよい。
管理者やジョブの入力者の場合は、図7のような管理情
報表示画面が表示され、ユーザが未承認の場合や認証さ
れたユーザが管理者でもジョブの入力者でもない場合
は、図8のような管理情報表示画面が表示される。な
お、図7、8は、図6の文書番号00022のジョブが
選択された場合に表示される管理情報表示画面の一例で
ある。
ョブの入力者に対しては、管理情報表示画面により、
「文書番号」、「To」、「Cc」、「Bcc」、「実
行結果」、「終了日時」、「(送信)ページ数」、「S
MTPサーバのIPアドレス(SMTPサーバ)」、及び
「SMTPサーバとの通信結果(送信Status)」の各項
目について、項目名とその内容を示す情報項目220A
〜Iが表示部40に表示されたの表示される。これに対
して、図8に示されているように、管理者でもジョブの
入力者でもないユーザに対しては、管理者やジョブの入
力者に対して表示される情報項目から、「Bcc」、
「SMTPサーバのIPアドレス」、及び「SMTPサ
ーバとの通信結果」情報項目220D、220H、22
0Iが削除されて表示される。すなわち管理者やジョブ
の入力者以外のユーザには、該ユーザに不要な情報の項
目や、管理者やジョブの入力者以外には隠匿する必要の
ある情報の項目が削除されて管理情報が提供されるよう
になっている。なお、管理者でもジョブ入力者でもない
ユーザの場合に削除する項目については、上記に限定さ
れるものではない。
ジョブの管理情報を確認する場合に、識別情報としての
ユーザID及び暗証番号の入力によってユーザ認証を行
って該ユーザ(確認者)を識別し、確認者が管理者及び
該ジョブの入力者の場合は管理情報の全項目を利用して
表示用管理情報を作成し、確認者が管理者及び該ジョブ
の入力者以外の場合(ユーザが未承認の場合を含む)に
管理情報の一部項目を削除して表示部40に表示する。
すなわち、確認者が管理者又は該ジョブの入力者である
か否かに応じて、確認者に提供される管理情報の項目を
制限されるので、ジョブの管理情報を確認者に応じて適
切に制限して提供することができる。
バのIPアドレス」、「SMTPサーバとの通信結果」
といった管理者及び該ジョブの入力者以外には不要な情
報が表示されることを防止して、確認者が必要とする情
報のみを表示することができ、表示スペースが無駄に広
く使われることがない。また、「Bcc」のようにジョ
ブの発行者や管理者以外には隠匿されるべき情報が他の
ユーザに無用に表示されてしまうことも防止できる。ま
た、「SMTPサーバのIPアドレス」、「SMTPサ
ーバとの通信結果」といった管理に必要な情報を管理者
に対して提供することができる。
力手段として用い、表示部40に管理情報を出力する場
合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はない。例えば、画像出力部18を管理情報出力手段と
して用いることもでき、確認者が管理者又はジョブの入
力者の場合は図9に示すような管理情報の全項目を用い
た管理情報レポート、確認者が管理者及びジョブの入力
者以外の場合は、図10に示すように、図9の管理情報
レポートに含まれる項目から管理情報の一部項目(具体
的には「Bcc」、「SMTPサーバのIPアドレ
ス」、及び「SMTPサーバとの通信結果」)が削除さ
れた管理情報レポートを用紙に印刷して出力するように
してもよい。また、画像出力装置12に管理情報出力手
段としてスピーカを設け、管理情報を音声出力するよう
にしてもよい。
ブの管理情報を確認者に応じて情報項目を制限して提供
する場合を例に説明したが、プリントジョブ、コピージ
ョブ、FAXジョブ、レポートジョブの管理情報につい
ても、上記と同様に確認者が管理者又は該ジョブの入力
者であるか否かなど、確認者に応じて提供する情報項目
を制限してよい。また、画像を出力する画像出力装置に
本発明を適用した例を示したが、何らかの情報を出力す
る装置であれば本発明は適用可能である。
と、それ以外のユーザとについて提供される情報項目が
異なるように制限した場合を例に説明したが、本発明は
これに限定されるものではない。管理者とジョブ入力者
によっても提供される情報項目が異なるように制限して
もよいし、ユーザをグループ分けして各々の属するグル
ープ毎に制限されるようにしてもよい。
でもないユーザの場合に項目を削除して管理情報を提供
する、すなわち情報項目を制限する場合を例に説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、情報量を
制限するようにしてもよい。例えば「Bcc」について
は指定あり/指定なしと表示したり、「SMTPサーバ
との通信結果」については最初の5文字など一部のみを
表示するといったことが挙げられる。また情報項目の制
限と情報量の制限を組合せてもよい。
の管理情報を確認者に応じて適切に制限して提供するこ
とができるという優れた効果を有する。
外観図である。
電気系の構成を示すブロック図である。
用いたネットワーク構成図である。
CPUで実行される制御ルーチンを示すフローチャート
である。
表示部に表示されるユーザ認証画面の一例である。
表示部に表示されるジョブ一覧画面の一例である。
表示部に表示される管理情報表示画面の一例である(管
理者又はジョブ入力者)。
表示部に表示される管理情報表示画面の一例である(管
理者及びジョブ入力者以外)。
画像出力部で印刷出力される管理情報レポートの一例で
ある(管理者又はジョブ入力者)。
の画像出力部で印刷出力される管理情報レポートの一例
である(管理者及びジョブ入力者以外)。
Claims (5)
- 【請求項1】 入力された出力ジョブに基づいて情報を
出力する出力装置であって、 前記出力ジョブ毎に該出力ジョブに係わる管理情報を記
憶する記憶手段と、 前記管理情報を出力するための管理情報出力手段と、 前記管理情報の確認者を識別する識別情報、及び前記出
力ジョブを指定する指定情報を入力するための情報入力
手段と、 前記情報入力手段から入力された識別情報に基づいて前
記確認者を識別すると共に、該識別した確認者に応じて
情報項目及び情報量の少なくとも一方を制限して、前記
記憶手段に記憶されている前記指定情報で指定された出
力ジョブに対応する管理情報を出力するように前記管理
情報出力手段を制御する制御手段と、 を有する出力装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記確認者が前記指定
情報で指定された出力ジョブの入力者以外の場合に、前
記管理情報の一部を削除して前記管理情報出力手段から
出力させる、ことを特徴とする請求項1に記載の出力装
置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記確認者が該出力装
置の管理者以外の場合に、前記ジョブ情報の一部を削除
して前記管理情報出力手段から出力させる、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の出力装
置。 - 【請求項4】 前記出力ジョブは、電子メールを送信す
るメール送信出力である、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に
記載の出力装置。 - 【請求項5】 前記出力ジョブは、原稿から画像を読み
取って画像データを取得して該画像データに基づく画像
を印刷するコピー出力、又は外部から送信されてきた画
像データを受信して該画像データに基づく画像を印刷す
るプリント出力、又は原稿から読み取った画像データ或
いは外部から受信した画像データを外部の別の装置へフ
ァクシミリ送信するファクシミリ送信出力、又は原稿か
ら読み取った画像データ或いは外部から受信した画像デ
ータを添付ファイルとして添付して電子メールを送信す
るメール送信出力、又は前記出力ジョブに基づく情報の
出力結果を印刷するレポート出力である、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に
記載の出力装置。
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- 2001-12-19 JP JP2001386468A patent/JP3788345B2/ja not_active Expired - Fee Related
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