JP2000151957A - ファクシミリ装置及びファクシミリ通信方法 - Google Patents

ファクシミリ装置及びファクシミリ通信方法

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JP2000151957A
JP2000151957A JP10336545A JP33654598A JP2000151957A JP 2000151957 A JP2000151957 A JP 2000151957A JP 10336545 A JP10336545 A JP 10336545A JP 33654598 A JP33654598 A JP 33654598A JP 2000151957 A JP2000151957 A JP 2000151957A
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Katsuji Aihara
勝治 相原
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は受信原稿が適切に受信されたか否か等
の通信結果通知レポートを自動的に送信側に通知するフ
ァクシミリ装置及びファクシミリ通信方法を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置は、着呼があると、ファ
クシミリ受信を開始して相手先から送信されてくる相手
先情報をメモリ部にセーブし、通常のファクシミリ制御
手順で画情報を受信してメモリ部に記憶する。ファクシ
ミリ装置は、ファクシミリ受信を終了すると、受信して
メモリ部に記憶した相手先情報と一致する相手先情報が
ワンタッチ登録あるいは短縮登録されているかチェック
して、登録されていると、ファクシミリ受信した旨の通
信結果通知レポートを当該相手先に送信する。ファクシ
ミリ装置は、通信結果通知レポートを送信すると、メモ
リ部に記憶した受信原稿を記録出力した後、メモリ部か
ら受信ファイルを消去する(ステップS101〜ステッ
プS108)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
及びファクシミリ通信方法に関し、詳細には、受信原稿
が適切に受信されたか否か等の受信結果を受信側から自
動的に送信側に通知するファクシミリ装置及びファクシ
ミリ通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置においては、原
稿の画情報を送信側から受信側に送信しても、ファクシ
ミリ装置自体においては、受信側から送信側に何等受信
確認を送るシステムとはなっていないため、原稿が確実
に受信側に送信されたかどうかが重要な問題である。
【0003】したがって、従来、受信側のオペレータ
が、必要な相手先に対しては、受信が正常に行われた旨
やファクシミリ受信途中で中断されて何ページ目までが
受信できている旨等を電話やファクシミリ送信により相
手先に通知している。
【0004】ところが、オペレータがいちいち電話やフ
ァクシミリ送信によりファクシミリ受信結果を通知する
ことは、面倒であり、ファクシミリ装置の利用性が悪い
という問題があった。
【0005】そこで、従来、ファクシミリ受信時に、予
め登録されている送信先の電話番号を表示し、あるい
は、ファクシミリ受信時に取得した相手先情報を表示
し、当該表示された電話番号や相手先情報をオペレータ
が選択操作することにより、受信した旨を送信元に送信
するファクシミリ装置が提案されている(特開平7−1
15529号公報参照)。
【0006】すなわち、このファクシミリ装置は、受信
した旨の通知を送信する宛先の電話番号を入力する手間
を省き、また、受信した旨の通知を送信する宛先の誤入
力による誤発呼を防止することを目的として、受信した
旨の通知を送信する宛先を予め登録されている電話番号
から選択するようにしている。
【0007】また従来、着信時、交換機側から通知され
る発信者番号を受信して記憶し、ファクシミリ受信時に
送信側ファクシミリ装置との間で実施されるファクシミ
リ通信処理の通信結果を記憶して、ファクシミリ通信終
了後、記憶した発信者番号宛に発呼して、記憶した通信
結果を示すレポートをファクシミリ送信するファクシミ
リ装置が提案されている(特開平9−83769号公報
参照)。
【0008】すなわち、このファクシミリ装置は、交換
機の提供する発信者番号通知サービスにより通知される
発信者番号を取得して、当該発信者番号の相手先にレポ
ートを送信している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、自動的にかつ
確実に通信結果レポートを送信側ファクシミリ装置に送
信して、安価に利用性を向上させるうえで改良の必要が
あった。
【0010】すなわち、上記特開平7−11529号公
報記載のファクシミリ装置にあっては、受信した旨の通
知を送信する宛先を予め登録されている電話番号から選
択するようになっていたため、受信側のオペレータがフ
ァクシミリ受信原稿を確認して、当該ファクシミリ受信
の送信元を表示される複数の相手先から選択して、レポ
ートの送信を指示操作する必要があり、電話番号の入力
ミスや当該入力ミスによる誤発呼を減らすことはできる
が、受信側オペレータの種々の操作を必要とし、通信結
果を送信側ファクシミリ装置に送信する上で、なお、面
倒な操作を必要とすることとなり、ファクシミリ装置の
利用性が悪いという問題があった。
【0011】また、上記特開平9−83769号公報記
載のファクシミリ装置にあっては、交換機の提供する発
信者番号通知サービスにより通知される発信者番号を取
得して、当該発信者番号の相手先にレポートを送信する
ようになっていたため、発信者番号通知サービスを提供
する回線にのみ適用することができるだけでなく、発信
者番号を受信する手段を必要とし、ファクシミリ装置の
コストが高くなるとともに、同様の機能を有したファク
シミリ装置同士のファクシミリ送信において、通信結果
レポートを受信したファクシミリ装置が、当該受信確認
通知レポートのファクシミリ受信に対して通信結果レポ
ートを送信するという動作が繰り返し行われて、永遠に
送信を続けるおそれがあるという問題があった。
【0012】そこで、請求項1記載の発明は、ファクシ
ミリ受信時、相手先から通知される送信元情報と予め記
憶されている相手先情報とを比較して、送信元情報と一
致する相手先情報があると、ファクシミリ受信終了後、
当該ファクシミリ受信の受信結果に対応する受信確認通
知レポートを生成して、ファクシミリ受信の送信元に当
該受信確認通知レポートを送信することにより、いちい
ち受信側のオペレータや送信側のオペレータが電話等に
よりファクシミリ受信が適切に行われたか否かを確認す
ることなく、受信確認レポートによりファクシミリ受信
が適切に行われたか否かが分かるようにし、利用性の良
好なファクシミリ装置を提供することを目的としてい
る。
【0013】請求項2記載の発明は、ファクシミリ受信
時、相手先から通知される送信元情報と予め記憶されて
いる相手先情報とを比較して、送信元情報と一致する相
手先情報があると、所定時期に当該一致した相手先情報
あるいは送信元情報を表示手段に表示させ、表示してい
る相手先情報あるいは送信先情報を操作手段により選択
して受信確認通知レポートの送信指示があると、当該送
信指示された相手先からのファクシミリ受信の受信結果
に対応する受信確認通知レポートを、当該送信指示され
た相手先に送信することにより、ファクシミリ受信して
受信確認通知レポートを送信する相手先として表示され
る相手先情報あるいは送信元情報をオペレータが見て受
信確認通知レポートを送信するか否か判断して、当該相
手先情報あるいは送信元情報から簡単に選択操作した相
手先にのみ受信確認通知レポートを送信して、受信確認
通知レポートの送信操作を簡単にするとともに、必要な
相手先にのみ確実に受信確認通知レポートを送信し、よ
り一層利用性の良好なファクシミリ装置を提供すること
を目的としている。
【0014】請求項3記載の発明は、送信元の電話番号
と相手先情報の電話番号とを、予め設定された桁位置の
予め設定された比較桁数において一致するか否か比較す
ることにより、ファクシミリ受信の送信元が受信確認通
知レポートの送信相手先であるか否かの比較検索処理を
迅速に行い、より一層利用性の良好なファクシミリ装置
を提供することを目的としている。
【0015】請求項4記載の発明は、送信元情報を、相
手先情報のうち予め受信確認通知レポートを送信すべき
相手先として予め識別情報の付与されている相手先情報
とのみ一致するか否か比較することにより、必要な検索
対象の相手先情報のみについて送信元情報と一致するか
比較して、ファクシミリ受信の送信元が受信確認通知レ
ポートの送信相手先であるか否かの比較処理を誤った検
索を防止しつつ迅速に行い、より一層利用性の良好なフ
ァクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0016】請求項5記載の発明は、相手先情報のう
ち、受信確認通知レポートを送信すべき相手先以外の相
手先情報に対しては、所定の識別情報が付与された状態
で相手先情報記憶手段に記憶し、送信元情報を相手先情
報記憶手段に記憶されている相手先情報のうち、識別情
報の付与されている相手先情報以外の相手先識別情報と
のみ一致するか否か比較することにより、相手先情報記
憶手段に記憶させる相手先情報の数が多いが、受信確認
通知レポートの送信先であるかの比較検索を行わない相
手先情報の数が少ないときに、当該比較検索を行わない
相手先情報の登録に際して識別情報を付与して、識別情
報を付与する手間を削減しつつ、必要な検索対象の相手
先情報のみについて送信元情報と一致するか比較して、
ファクシミリ受信の送信元が受信確認通知レポートの送
信相手先であるか否かの比較処理を誤った検索を防止し
つつ迅速に行い、より一層利用性の良好なファクシミリ
装置を提供することを目的としている。
【0017】請求項6記載の発明は、画情報のファクシ
ミリ受信を終了すると、受信画情報を記録出力した後、
受信確認通知レポートの送信、あるいは、表示手段への
受信確認通知レポートの送信先に関する情報の表示を行
うことにより、受信画情報を一旦画情報記憶手段に記憶
した後に記録手段で記録紙に記録出力する場合に、受信
画情報を記録出力する前に受信確認通知レポートの送信
を行うと、その後、画情報記憶手段の異常や記録手段の
異常等により受信画情報を正常に記録出力できない場合
にも、送信元には正常に受信できた旨の受信確認通知レ
ポートが送信されてしまって、受信側オペレータが正常
受信できた旨の受信確認通知レポートが送信されている
にも関わらず、再度、電話等で送信依頼を行う等の不便
さを解消し、より一層利用性の良好なファクシミリ装置
を提供することを目的としている。
【0018】請求項7記載の発明は、受信確認通知レポ
ートのファクシミリ送信のファクシミリ通信手順で少な
くとも自局電話番号を含む送信元情報を送信する際、当
該自局電話番号の所定位置に数値以外の所定の記号を少
なくとも1つ挿入して送信することにより、ファクシミ
リ受信の送信元が受信確認通知レポートの送信機能を有
している場合に、当該送信元が電話番号で受信確認通知
レポートの送信先であるか判断する際に、送信元電話番
号と相手先電話番号が一致することを防止し、受信確認
通知レポートのファクシミリ送信に対して再度受信確認
通知レポートが送信されて、永遠に送信を続けることを
防止して、より一層利用性の良好なファクシミリ装置を
提供することを目的としている。
【0019】請求項8記載の発明は、ファクシミリ通信
において当該ファクシミリ通信に関する通信履歴情報を
通信履歴情報記憶手段に記憶する際、受信確認通知レポ
ートのファクシミリ送信の通信履歴情報と受信確認通知
レポート以外のファクシミリ通信の通信履歴情報とを区
別して記憶し、所定時期に、通信履歴情報記憶手段に記
憶されている通信履歴情報を記録手段で所定の形式で通
信管理レポートとして記録出力するとともに、当該通信
管理レポートに受信確認通知レポートのファクシミリ送
信に関する通信履歴情報と受信確認通知レポート以外の
ファクシミリ通信の通信履歴情報とを区別して記録出力
することにより、受信確認通知レポートのファクシミリ
送信と通常のファクシミリ通信とを適切にかつ明確に区
別して通信管理レポートに記録して、通信管理レポート
によるファクシミリ通信の管理を容易かつ効率的なもの
とし、より一層利用性の良好なファクシミリ装置を提供
することを目的としている。
【0020】請求項9記載の発明は、複数ページの画情
報のファクシミリ受信途中で当該ファクシミリ受信が中
断されると、正常に受信したページまでを受信ページと
し、当該受信ページ情報を付加した受信確認通知レポー
トを生成して送信することにより、正常に受信したペー
ジの画情報が再送されてくることを防止して、送信側に
無駄な負担をかけることを防止するとともに、資源の無
駄を省き、より一層利用性の良好なファクシミリ装置を
提供することを目的としている。
【0021】請求項10記載の発明は、ファクシミリ受
信時、相手先から通知される送信元情報を取得して、当
該送信元情報の送信元が予め登録されている所定の送信
元であると、ファクシミリ受信終了後、ファクシミリ受
信の受信結果に対応する受信確認通知レポートを生成し
て、ファクシミリ受信の送信元に受信確認通知レポート
を送信することにより、いちいち受信側のオペレータや
送信側のオペレータが電話等によりファクシミリ受信が
適切に行われたか否かを確認することなく、受信確認レ
ポートによりファクシミリ受信が適切に行われたか否か
が分かるようにし、利用性の良好なファクシミリ通信方
法を提供することを目的としている。
【0022】請求項11記載の発明は、ファクシミリ受
信時、相手先から通知される送信元情報を取得して、当
該送信元情報が予め登録されている相手先情報と一致す
ると、所定時期に送信元情報あるいは相手先情報を表示
手段に表示し、当該表示されている送信元情報あるいは
相手先情報を選択してファクシミリ受信の受信結果に対
応する受信確認通知レポートの送信指示があると、当該
送信指示された相手先からのファクシミリ受信の受信結
果に対応する受信確認通知レポートを生成して、送信指
示された相手先に受信確認通知レポートを送信すること
により、ファクシミリ受信して受信確認通知レポートを
送信する相手先として表示される相手先情報あるいは送
信元情報をオペレータが見て受信確認通知レポートを送
信するか否か判断して、当該相手先情報あるいは送信元
情報から簡単に選択操作した相手先にのみ受信確認通知
レポートを送信し、受信確認通知レポートの送信操作を
簡単にするとともに、必要な相手先にのみ確実に受信確
認通知レポートを送信して、より一層利用性の良好なフ
ァクシミリ通信方法を提供することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、回線に接続され、ファクシミリ通信
手段により相手ファクシミリ装置とファクシミリ通信手
順を行って、画情報を送受信するファクシミリ装置にお
いて、所定の相手先情報を記憶する相手先情報記憶手段
と、ファクシミリ受信の受信結果を通知する所定の受信
確認通知レポートの画情報を生成するレポート生成手段
と、ファクシミリ受信時、前記ファクシミリ通信手段に
相手先から通知される送信元情報を取得させ、当該送信
元情報と前記相手先情報記憶手段に記憶されている前記
相手先情報とを比較して、前記送信元情報と一致する前
記相手先情報があると、前記ファクシミリ受信終了後、
前記レポート生成手段に当該ファクシミリ受信の受信結
果に対応する前記受信確認通知レポートを生成させて、
前記ファクシミリ通信手段を介して前記ファクシミリ受
信の送信元に当該受信確認通知レポートを送信する制御
手段と、を備えることにより、上記目的を達成してい
る。
【0024】上記構成によれば、ファクシミリ受信時、
相手先から通知される送信元情報と予め記憶されている
相手先情報とを比較して、送信元情報と一致する相手先
情報があると、ファクシミリ受信終了後、当該ファクシ
ミリ受信の受信結果に対応する受信確認通知レポートを
生成して、ファクシミリ受信の送信元に当該受信確認通
知レポートを送信するので、いちいち受信側のオペレー
タや送信側のオペレータが電話等によりファクシミリ受
信が適切に行われたか否かを確認することなく、受信確
認レポートによりファクシミリ受信が適切に行われたか
否かが分かるようにすることができ、ファクシミリ装置
の利用性を向上させることができる。
【0025】請求項2記載の発明のファクシミリ装置
は、回線に接続され、ファクシミリ通信手段により相手
ファクシミリ装置とファクシミリ通信手順を行って、画
情報を送受信するファクシミリ装置において、所定の表
示手段と、各種命令操作を行う操作手段と、所定の相手
先情報を記憶する相手先情報記憶手段と、ファクシミリ
受信の受信結果を通知する所定の受信確認通知レポート
の画情報を生成するレポート生成手段と、ファクシミリ
受信時、前記ファクシミリ通信手段に相手先から通知さ
れる送信元情報を取得させ、当該送信元情報と前記相手
先情報記憶手段に記憶されている前記相手先情報とを比
較して、前記送信元情報と一致する前記相手先情報があ
ると、所定時期に前記相手先情報あるいは前記送信元情
報を前記表示手段に表示させ、前記操作手段により前記
表示手段に表示させた前記相手先情報あるいは前記送信
先情報を選択して前記受信確認通知レポートの送信指示
があると、前記レポート生成手段に当該送信指示された
相手先からのファクシミリ受信の受信結果に対応する前
記受信確認通知レポートを生成させて、前記ファクシミ
リ通信手段を介して当該送信指示された相手先に当該受
信確認通知レポートを送信する制御手段と、を備えるこ
とにより、上記目的を達成している。
【0026】上記構成によれば、ファクシミリ受信時、
相手先から通知される送信元情報と予め記憶されている
相手先情報とを比較して、送信元情報と一致する相手先
情報があると、所定時期に当該一致した相手先情報ある
いは送信元情報を表示手段に表示させ、表示している相
手先情報あるいは送信先情報を操作手段により選択して
受信確認通知レポートの送信指示があると、当該送信指
示された相手先からのファクシミリ受信の受信結果に対
応する受信確認通知レポートを、当該送信指示された相
手先に送信するので、ファクシミリ受信して受信確認通
知レポートを送信する相手先として表示される相手先情
報あるいは送信元情報をオペレータが見て受信確認通知
レポートを送信するか否か判断して、当該相手先情報あ
るいは送信元情報から簡単に選択操作した相手先にのみ
受信確認通知レポートを送信して、受信確認通知レポー
トの送信操作を簡単にすることができるとともに、必要
な相手先にのみ確実に受信確認通知レポートを送信する
ことができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上
させることができる。
【0027】上記各場合において、例えば、請求項3に
記載するように、前記相手先情報記憶手段は、前記相手
先情報として少なくとも当該相手先の電話番号を記憶
し、前記ファクシミリ通信手段は、前記送信元情報とし
て少なくとも前記ファクシミリ受信の送信元の電話番号
を取得し、前記制御手段は、前記送信元の電話番号と前
記相手先情報の電話番号とを、予め設定された桁位置で
予め設定された比較桁数において一致するか否か比較す
るものであってもよい。
【0028】上記構成によれば、送信元の電話番号と相
手先情報の電話番号とを、予め設定された桁位置の予め
設定された比較桁数において一致するか否か比較するの
で、ファクシミリ受信の送信元が受信確認通知レポート
の送信相手先であるか否かの比較検索処理を迅速に行う
ことができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上
させることができる。
【0029】また、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記相手先情報記憶手段は、前記相手先情報のう
ち、前記受信確認通知レポートを送信すべき相手先の相
手先情報を、所定の識別情報が付与された状態で記憶
し、前記制御手段は、前記送信元情報を前記相手先情報
記憶手段に記憶されている前記相手先情報のうち前記識
別情報の付与されている前記相手先情報とのみ一致する
か否か比較するものであってもよい。
【0030】上記構成によれば、送信元情報を、相手先
情報のうち予め受信確認通知レポートを送信すべき相手
先として予め識別情報の付与されている相手先情報との
み一致するか否か比較するので、必要な検索対象の相手
先情報のみについて送信元情報と一致するか比較して、
ファクシミリ受信の送信元が受信確認通知レポートの送
信相手先であるか否かの比較処理を誤った検索を防止し
つつ迅速に行うことができ、ファクシミリ装置の利用性
をより一層向上させることができる。
【0031】さらに、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記相手先情報記憶手段は、前記相手先情報のう
ち、前記受信確認通知レポートを送信すべき相手先以外
の相手先情報に、所定の識別情報が付与された状態で記
憶し、前記制御手段は、前記送信元情報を前記相手先情
報記憶手段に記憶されている前記相手先情報のうち前記
識別情報の付与されている前記相手先情報以外の前記相
手先識別情報とのみ一致するか否か比較するものであっ
てもよい。
【0032】上記構成によれば、相手先情報のうち、受
信確認通知レポートを送信すべき相手先以外の相手先情
報に対しては、所定の識別情報が付与された状態で相手
先情報記憶手段に記憶し、送信元情報を相手先情報記憶
手段に記憶されている相手先情報のうち、識別情報の付
与されている相手先情報以外の相手先識別情報とのみ一
致するか否か比較するので、相手先情報記憶手段に記憶
させる相手先情報の数が多いが、受信確認通知レポート
の送信先であるかの比較検索を行わない相手先情報の数
が少ないときに、当該比較検索を行わない相手先情報の
登録に際して識別情報を付与して、識別情報を付与する
手間を削減することができるとともに、必要な検索対象
の相手先情報のみについて送信元情報と一致するか比較
して、ファクシミリ受信の送信元が受信確認通知レポー
トの送信相手先であるか否かの比較処理を誤った検索を
防止しつつ迅速に行うことができ、ファクシミリ装置の
利用性をより一層向上させることができる。
【0033】また、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、前記画情報を記録紙に記
録出力する記録手段をさらに備え、前記制御手段は、前
記画情報のファクシミリ受信を終了すると、前記記録手
段に当該受信画情報を記録出力させた後、前記受信確認
通知レポートの送信、あるいは、前記表示手段への前記
受信確認通知レポートの送信先に関する情報の表示を行
うものであってもよい。
【0034】上記構成によれば、画情報のファクシミリ
受信を終了すると、受信画情報を記録出力した後、受信
確認通知レポートの送信、あるいは、表示手段への受信
確認通知レポートの送信先に関する情報の表示を行うの
で、受信画情報を一旦画情報記憶手段に記憶した後に記
録手段で記録紙に記録出力する場合に、受信画情報を記
録出力する前に受信確認通知レポートの送信を行うと、
その後、画情報記憶手段の異常や記録手段の異常等によ
り受信画情報を正常に記録出力できない場合にも、送信
元には正常に受信できた旨の受信確認通知レポートが送
信されてしまって、受信側オペレータが正常受信できた
旨の受信確認通知レポートが送信されているにも関わら
ず、再度、電話等で送信依頼を行う等の不便さを解消す
ることができ、ファクシミリ装置の利用性より一層向上
させることができる。
【0035】さらに、例えば、請求項7に記載するよう
に、前記制御手段は、前記受信確認通知レポートのファ
クシミリ送信のファクシミリ通信手順で前記ファクシミ
リ通信手段に少なくとも自局電話番号を含む送信元情報
を送信させる際、当該自局電話番号の所定位置に数値以
外の所定の記号を少なくとも1つ挿入させて送信させる
ものであってもよい。
【0036】上記構成によれば、受信確認通知レポート
のファクシミリ送信のファクシミリ通信手順で少なくと
も自局電話番号を含む送信元情報を送信する際、当該自
局電話番号の所定位置に数値以外の所定の記号を少なく
とも1つ挿入して送信するので、ファクシミリ受信の送
信元が受信確認通知レポートの送信機能を有している場
合に、当該送信元が電話番号で受信確認通知レポートの
送信先であるか判断する際に、送信元電話番号と相手先
電話番号が一致することを防止することができ、受信確
認通知レポートのファクシミリ送信に対して再度受信確
認通知レポートが送信されて、永遠に送信を続けること
を防止して、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上
させることができる。
【0037】また、例えば、請求項8に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、所定の情報を記録紙に記
録出力する記録手段と、ファクシミリ通信における通信
の成功、失敗、通信日時、通信相手等の通信履歴情報を
記憶する通信履歴情報記憶手段と、をさらに備え、前記
制御手段は、ファクシミリ通信において当該ファクシミ
リ通信に関する前記通信履歴情報を前記通信履歴情報記
憶手段に記憶させる際、前記受信確認通知レポートのフ
ァクシミリ送信の前記通信履歴情報と前記受信確認通知
レポート以外のファクシミリ通信の前記通信履歴情報と
を区別して記憶させ、所定時期に、前記通信履歴情報記
憶手段に記憶されている前記通信履歴情報を前記記録手
段に所定の形式で通信管理レポートとして記録出力させ
るとともに、当該通信管理レポートに前記受信確認通知
レポートのファクシミリ送信に関する前記通信履歴情報
と前記受信確認通知レポート以外のファクシミリ通信の
前記通信履歴情報とを区別して記録出力させるものであ
ってもよい。
【0038】上記構成によれば、ファクシミリ通信にお
いて当該ファクシミリ通信に関する通信履歴情報を通信
履歴情報記憶手段に記憶する際、受信確認通知レポート
のファクシミリ送信の通信履歴情報と受信確認通知レポ
ート以外のファクシミリ通信の通信履歴情報とを区別し
て記憶し、所定時期に、通信履歴情報記憶手段に記憶さ
れている通信履歴情報を記録手段で所定の形式で通信管
理レポートとして記録出力するとともに、当該通信管理
レポートに受信確認通知レポートのファクシミリ送信に
関する通信履歴情報と受信確認通知レポート以外のファ
クシミリ通信の通信履歴情報とを区別して記録出力する
ので、受信確認通知レポートのファクシミリ送信と通常
のファクシミリ通信とを適切にかつ明確に区別して通信
管理レポートに記録して、通信管理レポートによるファ
クシミリ通信の管理を容易かつ効率的なものとすること
ができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させ
ることができる。
【0039】さらに、例えば、請求項9に記載するよう
に、前記制御手段は、複数ページの前記画情報のファク
シミリ受信途中で当該ファクシミリ受信が中断される
と、正常に受信したページまでを受信ページとし、当該
受信ページ情報を付加した前記受信確認通知レポートを
前記レポート生成手段に生成させて送信するものであっ
てもよい。
【0040】上記構成によれば、複数ページの画情報の
ファクシミリ受信途中で当該ファクシミリ受信が中断さ
れると、正常に受信したページまでを受信ページとし、
当該受信ページ情報を付加した受信確認通知レポートを
生成して送信するので、正常に受信したページの画情報
が再送されてくることを防止して、送信側に無駄な負担
をかけることを防止することができるとともに、資源の
無駄を省くことができ、ファクシミリ装置の利用性をよ
り一層向上させることができる。
【0041】請求項10記載の発明のファクシミリ通信
方法は、回線に接続され、相手ファクシミリ装置とファ
クシミリ通信手順を行って、画情報を送受信するファク
シミリ通信方法において、ファクシミリ受信時、相手先
から通知される送信元情報を取得して、当該送信元情報
の送信元が予め登録されている所定の送信元であると、
ファクシミリ受信終了後、前記ファクシミリ受信の受信
結果に対応する受信確認通知レポートを生成して、前記
ファクシミリ受信の送信元に当該受信確認通知レポート
を送信することにより、上記目的を達成している。
【0042】上記構成によれば、ファクシミリ受信時、
相手先から通知される送信元情報を取得して、当該送信
元情報の送信元が予め登録されている所定の送信元であ
ると、ファクシミリ受信終了後、ファクシミリ受信の受
信結果に対応する受信確認通知レポートを生成して、フ
ァクシミリ受信の送信元に受信確認通知レポートを送信
するので、いちいち受信側のオペレータや送信側のオペ
レータが電話等によりファクシミリ受信が適切に行われ
たか否かを確認することなく、受信確認レポートにより
ファクシミリ受信が適切に行われたか否かが分かるよう
にすることができ、ファクシミリ通信の利用性を向上さ
せることができる。
【0043】請求項11記載のファクシミリ通信方法
は、回線に接続され、相手ファクシミリ装置とファクシ
ミリ通信手順を行って、画情報を送受信するファクシミ
リ通信方法において、ファクシミリ受信時、相手先から
通知される送信元情報を取得して、当該送信元情報が予
め登録されている相手先情報と一致すると、所定時期に
前記送信元情報あるいは前記相手先情報を表示手段に表
示し、当該表示されている送信元情報あるいは相手先情
報を選択してファクシミリ受信の受信結果に対応する受
信確認通知レポートの送信指示があると、当該送信指示
された相手先からのファクシミリ受信の受信結果に対応
する前記受信確認通知レポートを生成して、前記送信指
示された相手先に当該受信確認通知レポートを送信する
ことにより、上記目的を達成している。
【0044】上記構成によれば、ファクシミリ受信時、
相手先から通知される送信元情報を取得して、当該送信
元情報が予め登録されている相手先情報と一致すると、
所定時期に送信元情報あるいは相手先情報を表示手段に
表示し、当該表示されている送信元情報あるいは相手先
情報を選択してファクシミリ受信の受信結果に対応する
受信確認通知レポートの送信指示があると、当該送信指
示された相手先からのファクシミリ受信の受信結果に対
応する受信確認通知レポートを生成して、送信指示され
た相手先に受信確認通知レポートを送信するので、ファ
クシミリ受信して受信確認通知レポートを送信する相手
先として表示される相手先情報あるいは送信元情報をオ
ペレータが見て受信確認通知レポートを送信するか否か
判断して、当該相手先情報あるいは送信元情報から簡単
に選択操作した相手先にのみ受信確認通知レポートを送
信して、受信確認通知レポートの送信操作を簡単にする
ことができるとともに、必要な相手先にのみ確実に受信
確認通知レポートを送信することができ、ファクシミリ
通信の利用性をより一層向上させることができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0046】図1〜図6は、本発明のファクシミリ装置
及びファクシミリ通信方法の第1の実施の形態を示す図
であり、本実施の形態は、請求項1、請求項8及び請求
項10に対応するものである。
【0047】図1は、本発明のファクシミリ装置及びフ
ァクシミリ通信方法の第1の実施の形態を適用したファ
クシミリ装置1の回路ブロック図である。図1におい
て、ファクシミリ装置1は、システム制御部2、スキャ
ナ部3、プロッタ部4、メモリ部5、操作表示部6及び
通信制御部7等を備え、上記主要各部は、バス8により
接続されている。
【0048】メモリ部(相手先情報記憶手段、通信履歴
情報記憶手段)5は、例えば、バッテリバックアップさ
れたRAMあるいはハードディスク等で構成され、メモ
リ部5には、ファクシミリ装置1の基本処理プログラム
や後述する受信確認制御処理プログラム等の各種プログ
ラムが格納されているとともに、これらの基本処理プロ
グラム及び受信確認制御処理プログラム等を実行するの
に必要な各種データやシステムデータ等が格納されてい
る。
【0049】また、メモリ部5は、ワンタッチダイヤル
送信の送信先や短縮ダイヤルの送信先等の各送信先につ
いて、相手先電話番号、相手先名称等の相手先情報を記
憶するとともに、着信があった際に、ファクシミリ受信
を正常に完了したか、ファクシミリ受信に失敗したか等
の受信結果に対する受信確認通知レポート10(図3参
照)を作成して画情報として当該原稿の送信側にファク
シミリ送信するのに必要な各種情報、例えば、受信確認
通知レポート10の項目情報、受信結果、受信時間情
報、受信原稿の枚数等の受信確認通知レポート10を作
成するのに必要な各種情報や受信確認通知レポート10
のフォーマット情報を記憶する。
【0050】さらに、メモリ部5は、ファクシミリ受信
時、後述する通信制御部7が取得した送信元のファクシ
ミリ装置からファクシミリ制御信号で通知される送信元
情報、例えば、TSI信号(送信端末識別信号)/NS
S信号(非標準機能設定信号)で通知される送信元名
称、送信元電話番号等を記憶するとともに、ファクシミ
リ通信時、特に、ファクシミリ受信時に当該ファクシミ
リ受信が失敗したのか、成功したのかの受信結果、受信
時間、受信原稿の枚数等の通信履歴情報を記憶する。ま
た、メモリ部5は、送信用の画情報や受信した画情報を
記憶し、所定時期に読み出されて送信処理や記録処理等
が行われる。
【0051】システム制御部(制御手段)2は、メモリ
部5のプログラムに基づいてメモリ部5をワークメモリ
として利用しつつ、ファクシミリ装置1の各部を制御
し、ファクシミリ装置1としての基本処理を実行すると
ともに、後述する受信確認制御処理を実行する。また、
システム制御部2は、メモリ部5に記載するように臆さ
れている受信確認通知レポート10のフォーマット、受
信確認通知レポート10に記載する各種情報及び受信履
歴情報に基づいて、メモリ部5に受信確認通知レポート
10の画情報を生成する。したがって、システム制御部
2及びメモリ部5は、レポート生成手段として機能して
いる。
【0052】スキャナ部3は、例えば、CCD(Charge
Coupled Device )を利用したラインイメージスキャナ
等が用いられており、一般に、ADF(自動原稿送り装
置)を備えている。ADFには、複数枚の原稿がセット
され、ADFは、セットされた原稿を1枚ずつスキャナ
部3の原稿読取位置に送給する。スキャナ部3は、AD
Fから搬送されてきた原稿を走査し、原稿の画像を所定
の解像度で読み取って、画情報として出力する。
【0053】プロッタ部(記録手段)4は、例えば、サ
ーマル素子を利用したサーマル記録装置あるいは電子写
真式記録装置等が用いられており、プロッタ部4は、受
信画像やスキャナ部3で読み取られた画像を記録紙に記
録出力するとともに、各種レポートを記録出力する。
【0054】操作表示部(操作手段、表示手段)6は、
テンキーやスタートキー、ファンクションキー及びワン
タッチキー等の各種操作キーを備えるとともに、ディス
プレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備え、操作キー
からは、送信操作等の各種命令が入力操作され、ディス
プレイには、ファクシミリ装置1からオペレータに通知
する各種情報を表示する。
【0055】通信制御部(ファクシミリ通信手段)7に
は、回線L、例えば、公衆電話回線が接続されており、
通信制御部7は、回線の捕捉、発信先電話番号である選
択信号の送出、着信の検出等を行って、回線Lからの発
呼に対して自動着呼し、回線Lへの自動発呼処理を行う
とともに、相手ファクシミリ装置との間でファクシミリ
制御信号を交換し、ファクシミリ通信手順を実行する。
通信制御部7は、モデムを内蔵しており、当該モデム
で、送信信号の変調及び受信信号の復調を行う。
【0056】次に、本実施の形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、着信時、送信元ファクシミリ装置
からファクシミリ制御信号で通知される送信元情報を取
得して、予めメモリ部5に登録されている相手先情報と
一致すると、ファクシミリ受信の結果を当該相手先に受
信確認通知レポート10としてファクシミリ送信する受
信確認制御処理を行うところにその特徴がある。
【0057】以下、この受信確認制御処理について、図
2に基づいて説明する。ファクシミリ装置1は、図2に
示すように、回線Lを介して着信があると、システム制
御部2が、通信制御部7を制御して、ファクシミリ受信
を開始し(ステップS101)、ファクシミリ制御信号
を交換して、当該ファクシミリ制御信号により相手先か
ら送信されてくる送信元情報、例えば、TSI信号/N
SS信号フレームにより通知される送信元名称や送信元
電話番号等の送信元情報を取得して、当該取得した送信
元情報を一時メモリ部5に記憶する(ステップS10
2)。
【0058】次に、システム制御部2は、通常のファク
シミリ制御手順により送信されてくる画情報を受信して
メモリ部5に記憶し、全ての画情報を受信すると、通常
のファクシミリ制御手順を実行して、ファクシミリ受信
を終了する(ステップS103)。なお、システム制御
部2は、このファクシミリ受信において、ファクシミリ
受信が失敗したのか、成功したのかの受信結果、受信時
間、受信原稿の枚数等の通信履歴情報を取得してメモリ
部5に記憶する。
【0059】システム制御部2は、ファクシミリ受信を
終了すると、メモリ部5に記憶させた送信元情報である
レポート返送宛先と一致する相手先情報、例えば、同じ
電話番号がメモリ部5のワンタッチダイヤル送信や短縮
ダイヤル送信の送信先情報として登録されているかを比
較検索し(ステップS104)、一致する宛先があるか
チェックする(ステップS105)。
【0060】システム制御部2は、ステップS105
で、一致する宛先があると、当該ワンタッチダイヤル送
信先等として登録されている相手先情報の電話番号をメ
モリ部5から取得し、通信制御部7に当該相手先情報の
電話番号先に発呼させ、例えば、メモリ部5に記憶され
ている受信確認通知レポート10のフォーマット、例え
ば、図3に示すような受信確認通知レポート10のフォ
ーマットに合わせて、予めメモリ部5に記憶されている
所定の返送文をメモリ部5から読み出して、イメージデ
ータとしてメモリ部5に展開するとともに、適宜、上記
受信した画情報の一部、例えば、先頭ページの一部をイ
メージデータとしてメモリ部5に展開する。システム制
御部2は、上記受信確認通知レポート10のフォーマッ
トに合わせてメモリ部5に展開したイメージデータを受
信確認通知レポート10として上記ファクシミリ受信の
送信元にファクシミリ送信する(ステップS106)。
【0061】なお、図3では、受信確認通知レポート1
0として、その上半分が返送文等のデータであり、その
下半分が受信画情報の一部(先頭ページの一部)が記録
されている状態を示している。そして、システム制御部
2は、上記メモリ部5から取得した短縮送信先等として
記憶されている相手先情報に相手先名称が含まれている
ときには、図3に示す受信確認通知レポート10の相手
先名称欄10aに当該相手先名称を挿入するとともに、
当該相手先名称の後に「様」、「殿」等の敬称を付加し
て、受信確認通知レポート10のフォーマットを作成し
て、当該受信確認通知レポート10のフォーマットに基
づいて受信確認通知レポート10を作成する。
【0062】システム制御部2は、受信確認通知レポー
ト10のファクシミリ送信を完了すると、メモリ部5か
ら上記ファクシミリ受信してメモリ部5に記憶した受信
画情報を順次読み出してプロッタ部4に転送し、プロッ
タ部4に記録紙に記録出力させる(ステップS10
7)。システム制御部2は、全ての受信画情報をプロッ
タ部4で記録紙に記録出力させると、メモリ部5内の受
信画情報を消去し、受信確認制御処理を終了する(ステ
ップS108)。
【0063】また、ステップS105で、一致する宛先
がないときには、当該ファクシミリ受信の送信元は受信
確認通知レポート10を送信する相手先ではないと判断
して、受信確認通知レポート10の作成及び送信を行う
ことなく、メモリ部5に記憶した受信画情報を順次読み
出してプロッタ部4に転送して、プロッタ部4に記録紙
に記録出力させ(ステップS107)、全ての受信画情
報をプロッタ部4で記録紙に記録出力させると、メモリ
部5内の受信画情報を消去して、受信確認制御処理を終
了する(ステップS108)。
【0064】上記受信確認制御処理での受信確認通知レ
ポート10の作成は、図4に示すように処理される。す
なわち、システム制御部2は、メモリ部5に記憶されて
いる当該受信確認通知レポート10の送信先に対応する
相手先情報に相手先名称(図4では、送信先名称情報と
記載)があるかどうかチェックし(ステップS20
1)、相手先名称があるときには、当該相手先名称に敬
称として「様」を付加して、受信確認通知レポート10
の相手先名称欄10aを作成するとともに、上記受信確
認通知レポート10に記載する各種情報である返送文情
報を付加し、また、必要に応じて受信画情報の一部(例
えば、受信原稿の先頭ページの上半分の画情報)を付加
して受信確認通知レポート10を作成する(ステップS
202)。
【0065】システム制御部2は、当該作成した受信確
認通知レポート10を上述のようにファクシミリ受信の
送信元のファクシミリ装置に送信する(ステップS20
3)。
【0066】また、システム制御部2は、ステップS2
01で相手先名称が相手先情報に含まれていないときに
は、相手先名称欄10aを作成することなく、受信確認
通知レポート10に記載する各種情報である返送文情報
を付加し、また、必要に応じて受信画情報の一部を付加
して受信確認通知レポート10を作成して(ステップS
204)、当該作成した受信確認通知レポート10を相
手先ファクシミリ装置に送信する(ステップS20
3)。
【0067】そして、上記受信確認通知レポート10の
作成において、システム制御部2は、予め操作表示部6
のキー操作あるいはファクシミリ装置1に接続されるキ
ーボード等からのキー入力により入力されてメモリ部5
に登録返送文が登録されているときには、当該登録返送
文を受信確認通知レポート10に組み込んで受信確認通
知レポート10を作成し、当該登録返送文がメモリ部5
に登録されていないときには、ファクシミリ装置1の初
期設定データとしてメモリ部5に登録されている初期設
定返送文を組み込んで受信確認通知レポート10を作成
する。
【0068】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、例えば、図5に示すように、ファクシミリ装
置1が回線Lを介してファクシミリ装置F1、F2、・
・・に接続されている場合、図5に実線矢印で示すよう
に、ファクシミリ装置F1からファクシミリ受信を受け
ると、通常のファクシミリ制御手順により画情報を受信
してメモリ部5に一時記憶するとともに、ファクシミリ
装置F1の送信元情報をファクシミリ制御信号から取得
してメモリ部5に記憶する。ファクシミリ装置1は、フ
ァクシミリ受信を終了すると、メモリ部5に記憶した送
信元情報と一致する相手先情報が予めメモリ部5に登録
されていると、図5に破線矢印で示すように、ファクシ
ミリ装置1からファクシミリ装置F1に受信確認通知レ
ポート10を送信して、ファクシミリ装置F1は、この
受信した受信確認通知レポート10を記録紙に記録出力
する。ファクシミリ装置1は、受信確認通知レポート1
0を送信した後、受信画情報を受信原稿11として記録
紙に記録出力する。
【0069】したがって、いちいち受信側のオペレータ
や送信側のオペレータが電話等によりファクシミリ受信
が適切に行われたか否かを確認することなく、受信確認
通知レポート10によりファクシミリ受信が適切に行わ
れたか否かが分かるようにすることができ、ファクシミ
リ装置1の利用性を向上させることができる。
【0070】そして、ファクシミリ装置1は、上記ファ
クシミリ受信及びファクシミリ送信を行うと、各ファク
シミリ通信においてファクシミリ通信が失敗したのか、
成功したのかの受信結果、通信時間、通信原稿の枚数等
の通信履歴情報を取得してメモリ部5に記憶するが、こ
のとき、受信確認通知レポート10を送信する際のファ
クシミリ送信に関しては、受信確認通知レポート10の
送信である旨を示す所定の識別履歴情報を付加する等に
より、受信確認通知レポート10の送信の通信履歴情報
であることを識別可能な状態でメモリ部5に記憶する。
【0071】ファクシミリ装置1は、所定時期にメモリ
部5の通信履歴情報を読み出して、メモリ部5に、図6
に示すような所定の通信管理レポート12のフォーマッ
トに展開して、プロッタ部4に転送し、プロッタ部4で
記録紙に通信管理レポート12を記録出力させる。この
通信管理レポート12には、図6の受信欄の2行目(2
件目)に示すように、受信確認通知レポート10の送信
であることを通信モード項目に「レポート送」として受
信確認通知レポート10の送信であることを明確にし、
かつ、ファイルNo.項目に当該受信確認通知レポート
10の送信対象となったファクシミリ受信と同じファイ
ルNo.、図6では、「0003」が付与されていると
ともに、当該送信対象となったファクシミリ受信の受信
履歴情報の直ぐ下の受信欄に受信確認通知レポート10
の送信履歴情報を記載して、いずれのファクシミリ受信
ファイルに対する受信確認通知レポート10のファクシ
ミリ送信の通信履歴情報であるかを明確にしている。
【0072】したがって、受信確認通知レポート12の
ファクシミリ送信の通信履歴情報と通常のファクシミリ
通信の通信履歴情報とを適切にかつ明確に区別して通信
管理レポート12に記録して、通信管理レポート12に
よるファクシミリ通信の管理を容易かつ効率的なものと
することができ、ファクシミリ装置1の利用性をより一
層向上させることができる。
【0073】なお、本実施の形態においては、受信確認
通知レポート10に受信原稿の画情報の一部を付加し
て、送信しているが、受信画情報を付加しない受信確認
通知レポート10を送信してもよく、また、受信画情報
を付加するか否かを操作表示部6で適宜選択可能として
もよい。
【0074】また、上記図2に示した受信確認制御処理
においては、ファクシミリ受信時に送信元から送信され
てきた送信元情報を受信すると、当該送信元情報をその
ままメモリ部5に記憶(セーブ)して、ファクシミリ受
信が完了した後、当該メモリ部5に記憶した送信元情報
とメモリ部5に短縮送信先等として登録されている相手
先情報と一致するかチェックしているが、ファクシミリ
受信時に送信元情報を受信すると、その時点で当該送信
元情報と一致する相手先情報が短縮送信先等としてメモ
リ部5に記憶されているかチェックして、一致する相手
先情報が登録されているときにのみ、当該受信した送信
元情報をメモリ部5に記憶するか、当該一致した相手先
情報を識別できるように処理して記憶するようにしても
よい。
【0075】図7及び図8は、本発明のファクシミリ装
置及びファクシミリ通信方法の第2の実施の形態を示す
図であり、図7は、本発明のファクシミリ装置及びファ
クシミリ通信方法の第2の実施の形態を適用したファク
シミリ装置による受信確認制御処理を示すフローチャー
ト、図8は、受信確認通知レポート送信先選択・送信処
理を示すフローチャートである。
【0076】本実施の形態は、受信確認通知レポートを
送信する相手先の候補を表示出力して、オペレータが指
定した相手先に受信確認通知レポートをファクシミリ送
信するもので、請求項2及び請求項11に対応するもの
である。
【0077】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、
本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態
で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【0078】本実施の形態のファクシミリ装置1は、メ
モリ部5に受信確認通知レポート送信先候補記憶領域を
有し、システム制御部2は、ファクシミリ受信時に相手
先から送信されてきた送信元情報と一致する相手先情報
がメモリ部5に登録されていると、当該相手先情報を受
信確認通知レポート送信先候補としてメモリ部5の受信
確認通知レポート送信先候補記憶領域に登録し、所定タ
イミングで当該受信確認通知レポート送信先候補記憶領
域の受信確認通知レポート送信先候補を操作表示部6の
ディスプレイに表示出力させる。
【0079】すなわち、ファクシミリ装置1は、図7に
示すように、回線Lを介して着信があると、システム制
御部2が、通信制御部7を制御して、ファクシミリ受信
を開始し(ステップS301)、ファクシミリ制御信号
を交換して、当該ファクシミリ制御信号により相手先か
ら送信されてくる相手先情報、例えば、TSI信号/N
SS信号フレームにより通知される送信元名称や送信元
電話番号等の送信元情報、特に、送信元電話番号を取得
して、当該取得した送信元情報を一時メモリ部5に記憶
する(ステップS302)。
【0080】次に、システム制御部2は、通常のファク
シミリ制御手順により送信されてくる画情報を受信し
て、メモリ部5に記憶し、全ての画情報を受信すると、
通常のファクシミリ制御手順を実行して、ファクシミリ
受信を終了する(ステップS303)。なお、システム
制御部2は、このファクシミリ受信において、ファクシ
ミリ受信が失敗したのか、成功したのかの受信結果、受
信時間、受信原稿の枚数等の通信履歴情報を取得してメ
モリ部5に記憶する。
【0081】システム制御部2は、ファクシミリ受信を
終了すると、メモリ部5から上記ファクシミリ受信して
メモリ部5に記憶した受信画情報を順次読み出してプロ
ッタ部4に転送し、プロッタ部4に記録紙に記録出力さ
せる(ステップS304)。
【0082】システム制御部2は、全ての受信画情報を
プロッタ部4で記録紙に記録出力させると、メモリ部5
に記憶させた送信元情報であるレポート返送宛先と一致
する相手先情報、例えば、同じ電話番号がメモリ部5に
ワンタッチダイヤル送信や短縮ダイヤル送信の送信先情
報として登録されているかを比較検索し(ステップS3
05)、一致する宛先があるかチェックする(ステップ
S306)。
【0083】システム制御部2は、ステップS306
で、一致する宛先があると、当該ワンタッチダイヤル送
信先等として登録されている相手先情報をメモリ部5の
受信確認通知レポート送信先候補記憶領域に受信確認通
知レポート送信先候補として登録して、処理を終了する
(ステップS307)。
【0084】システム制御部2は、ステップS306
で、一致する宛先がないときに、そのままメモリ部5に
記憶した受信画情報(受信ファイル)を消去して、処理
を終了する(ステップS308)。
【0085】ファクシミリ装置1のオペレータは、プロ
ッタ部4で受信画情報の記録された受信原稿を見て、受
信確認通知レポート10の送信を行いたい場合、操作表
示部6のキー操作により受信確認通知レポート返信メニ
ューを選択して、送信相手先を指定するだけで、受信確
認通知レポート10を当該相手先に送信することができ
る。
【0086】すなわち、ファクシミリ装置1のオペレー
タは、プロッタ部4で受信画情報の記録された受信原稿
を見て、受信確認通知レポート10の送信を行いたい場
合には、上述のように、操作表示部6のキー操作により
受信確認通知レポート返信メニューを選択する。
【0087】システム制御部2は、図8に示すように、
受信確認通知レポート返信メニューが選択操作されると
(ステップS401)、メモリ部5の受信確認通知レポ
ート送信先候補記憶領域に記憶されている受信確認通知
レポート送信先候補を読み出して、操作表示部6のディ
スプレイに表示出力させる(ステップS402)。この
とき、システム制御部2は、メモリ部5の受信確認通知
レポート送信先候補記憶領域に複数の受信確認通知レポ
ート送信先候補が登録されているときには、当該複数の
受信確認通知レポート送信先候補をディスプレイに表示
させる。
【0088】オペレータは、このディスプレイに表示さ
れた受信確認通知レポート送信先候補から操作表示部6
のキー操作により受信確認通知レポート10を送信する
宛先を選択して、送信を指示操作する。
【0089】システム制御部2は、受信確認通知レポー
ト送信先候補が選択されて送信指示操作されると(ステ
ップS403)、当該選択された受信確認通知レポート
送信先候補と関連付けられている送信先、すなわち、メ
モリ部5にワンタッチダイヤル送信や短縮ダイヤル送信
の送信先として登録されている相手先情報の電話番号を
読み出して、上記第1の実施の形態と同様に、当該相手
先に受信確認通知レポート10を送信する(ステップS
404)。
【0090】システム制御部2は、受信確認通知レポー
ト10を送信すると、当該受信確認通知レポート10が
正常に送信されたかチェックし(ステップS405)、
正常に送信されると、メモリ部5の受信画情報(受信フ
ァイル)を消去して、処理を終了する(ステップS40
6)。ステップS405で、受信確認通知レポート10
を相手先ビジー等により正常に送信できなかったときに
は、システム制御部2は、メモリ部5の受信画情報を消
去することなく、そのまま処理を終了する。
【0091】このように、本実施の形態によれば、予め
メモリ部5に記憶されている相手先情報に、送信元ファ
クシミリ装置から送信されてきた送信元情報と一致する
相手先情報が有ると、所定時期に当該一致した相手先情
報を操作表示部6のディスプレイに表示させ、表示して
いる相手先情報を操作表示部6により選択して受信確認
通知レポート10の送信指示があると、当該送信指示さ
れた相手先からのファクシミリ受信の受信結果に対応す
る受信確認通知レポート10を、当該送信指示された相
手先に送信する。
【0092】したがって、ファクシミリ受信して受信確
認通知レポート10を送信する相手先として表示される
相手先情報をオペレータが見て受信確認通知レポート1
0を送信するか否か判断して、当該相手先情報から簡単
に選択操作した相手先にのみ受信確認通知レポート10
を送信することができ、受信確認通知レポート10の送
信操作を簡単にすることができるとともに、必要な相手
先にのみ確実に受信確認通知レポート10を送信して、
ファクシミリ装置1の利用性をより一層向上させること
ができる。
【0093】図9は、本発明のファクシミリ装置及びフ
ァクシミリ通信方法の第3の実施の形態を示す図であ
り、図9は、本発明のファクシミリ装置及びファクシミ
リ通信方法の第3の実施の形態を適用したファクシミリ
装置による受信確認通知レポート送信宛先検索処理を示
すフローチャートである。
【0094】本実施の形態は、受信確認通知レポートを
送信する相手先を電話番号で比較検索するとともに、電
話番号の予め設定した桁位置で、予め設定した桁数で比
較検索するもので、請求項3に対応するものである。
【0095】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、
本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態
で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【0096】本実施の形態のファクシミリ装置1は、メ
モリ部5に、ファクシミリ受信時に相手先から受信した
送信元情報の電話番号とメモリ部5にワンタッチダイヤ
ル送信の送信先や短縮ダイヤルの送信先等の各送信先の
相手先情報の電話番号が一致するか否かを比較検索する
際の桁位置と桁数(比較桁数)を、例えば、下5桁等が
記憶されている。この比較桁位置と桁数は、操作表示部
6のキー操作により適宜設定することができる。
【0097】システム制御部2は、上記実施の形態1と
同様にしてファクシミリ受信を終了すると、図9に示す
ように、ファクシミリ受信時に相手先から送信されてき
てメモリ部5に記憶した送信元情報をメモリ部5から読
み出し(ステップS501)、また、メモリ部5に記憶
されている比較桁数(桁位置と桁数)を読み出す(ステ
ップS502)。
【0098】次に、システム制御部2は、メモリ部5に
ワンタッチダイヤル送信の送信先や短縮ダイヤルの送信
先等の各送信先の相手先情報として登録され未比較の電
話番号があるかチェックし(ステップS503)、未比
較の登録電話番号があるときには、当該未比較の登録電
話番号を読み出す(ステップS504)。
【0099】システム制御部2は、受信した電話番号と
未比較の登録電話番号を上記比較桁数で比較し(ステッ
プS505)、当該比較桁数で両電話番号が一致するか
チェックする(ステップS506)。
【0100】ステップS506で、一致しないときに
は、システム制御部2は、ステップS503に戻って、
上記同様に、メモリ部5に相手先情報として登録され未
比較の登録電話番号があるかチェックして(ステップS
503)、未比較の登録電話番号があると、当該未比較
の登録電話番号を読み出し(ステップS504)、受信
した電話番号と未比較の登録電話番号を上記比較桁数で
比較して(ステップS505)、当該比較桁数で両電話
番号が一致するかチェックする(ステップS506)。
ステップS506で一致しないときには、ステップS5
03に戻って上記同様に次の未比較の登録電話番号と受
信した電話番号を比較桁数で一致するかチェックする
(ステップS503〜ステップS506)。
【0101】ステップS506で一致すると、システム
制御部2は、一致宛先有りの情報をメモリ部5に登録
し、受信確認通知レポート送信宛先検索処理を終了する
(ステップS507)。この一致宛先有りの情報は、例
えば、一致した宛先がある旨及び一致した登録電話番号
と当該電話番号に関する相手先情報等の情報である。
【0102】ステップS506で一致することなく、ス
テップS503で未比較の登録電話番号がなくなると、
システム制御部2は、一致した宛先がない旨の一致宛先
なしの情報をメモリ部5に登録して、受信確認通知レポ
ート送信宛先検索処理を終了する(ステップS50
8)。
【0103】このようにして受信確認通知レポート送信
宛先検索処理を終了すると、システム制御部2は、メモ
リ部5の一致有無情報をチェックして、一致宛先有り情
報が登録されていると、当該一致宛先有り情報に基づい
て、メモリ部5から受信確認通知レポート10の宛先を
取得し、当該宛先に発呼して、例えば、上記第1の実施
の形態で示したように、受信確認通知レポート10を作
成して送信するか、あるいは、上記第2の実施の形態の
ように、メモリ部5の受信確認通知レポート送信先候補
記憶領域に受信確認通知レポート送信先候補として登録
して、その後、操作表示部6のディスプレイに表示す
る。
【0104】このように本実施の形態のファクシミリ装
置1は、送信元の電話番号と相手先情報の電話番号と
を、予め設定された桁位置の予め設定された比較桁数に
おいて一致するか否か比較している。
【0105】したがって、ファクシミリ受信の送信元が
受信確認通知レポート10の送信相手先であるか否かの
比較検索処理を迅速に行ことができ、ファクシミリ装置
1の利用性をより一層向上させることができる。
【0106】図10は、本発明のファクシミリ装置及び
ファクシミリ通信方法の第4の実施の形態を示す図であ
り、図10は、本発明のファクシミリ装置及びファクシ
ミリ通信方法の第4の実施の形態を適用したファクシミ
リ装置による受信確認通知レポート送信宛先検索処理を
示すフローチャートである。
【0107】本実施の形態は、受信確認通知レポート1
0を送信する相手先を電話番号で比較検索するととも
に、予め検索対象として設定した相手先の電話番号に対
してのみ、予め設定した桁数で比較検索するもので、請
求項4に対応するものである。
【0108】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、
本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態
で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【0109】本実施の形態のファクシミリ装置1は、メ
モリ部5に、受信確認通知レポート10の送信を行う相
手先名称や電話番号等の相手先情報が検索対象相手先情
報として登録されており、この検索対象相手先情報は、
検索対象相手先情報として独立してメモり部5に登録し
てもよいし、上記ワンタッチダイヤル送信の送信先や短
縮ダイヤルの送信先等の各送信先の相手先情報に検索対
象とするかどうかを示す検索対象情報(識別情報)を付
加してもよい。なお、以下の説明においては、ワンタッ
チダイヤル送信の送信先や短縮ダイヤルの送信先等の各
送信先の相手先情報に検索対象相手先とするかどうかを
示す検索対象情報が付加されているものとする。
【0110】また、メモリ部5には、検索対象の電話番
号と受信した送信元情報の電話番号が一致するか否かを
比較検索する際の桁数(比較桁数)、例えば、下5桁等
が記憶されている。この比較桁数は、操作表示部6のキ
ー操作により適宜設定することができる。
【0111】システム制御部2は、上記実施の形態1と
同様にしてファクシミリ受信を終了すると、図10に示
すように、ファクシミリ受信時に相手先から送信されて
きてメモリ部5に記憶した送信元情報をメモリ部5から
読み出し(ステップS601)、また、メモリ部5に記
憶されている比較桁数を読み出す(ステップS60
2)。
【0112】次に、システム制御部2は、メモリ部5に
ワンタッチダイヤル送信の送信先や短縮ダイヤルの送信
先等の各送信先の相手先情報として登録され未比較の登
録電話番号があるかチェックし(ステップS603)、
未比較の登録電話番号があるときには、当該未比較の登
録電話番号が検索対象であるか、すなわち、検索対象で
ある旨の検索対象情報が当該登録電話番号に付加されて
いるかチェックする(ステップS604)。
【0113】ステップS604で、検索対象でないとき
には、システム制御部2は、ステップS603に戻っ
て、次の未比較の登録電話番号があるかチェックして
(ステップS603)、未比較の登録電話番号がある
と、当該未比較の登録電話番号が検索対象であるかチェ
ックし(ステップS604)、検索対象であると、当該
未比較の登録電話番号を読み出す(ステップS60
5)。
【0114】システム制御部2は、受信した電話番号と
読み出した未比較の登録電話番号を上記比較桁数で比較
し(ステップS606)、当該比較桁数で両電話番号が
一致するかチェックする(ステップS607)。
【0115】ステップS607で、一致しないときに
は、システム制御部2は、ステップS603に戻って、
上記同様に、メモリ部5に相手先情報として登録され未
比較の登録電話番号があるかチェックして(ステップS
603)、未比較の登録電話番号があると、当該未比較
の登録電話番号が検索対象であるかチェックし(ステッ
プS604)、検索対象であると、当該未比較の登録電
話番号を読み出して(ステップS605)、受信した電
話番号と未比較の登録電話番号を上記比較桁数で比較す
る(ステップS606)。システム制御部2は、当該比
較桁数で両電話番号が一致するかチェックし(ステップ
S607)、一致しないときには、ステップS603に
戻って上記同様に次の未比較の登録電話番号であって検
索対象の登録電話番号と受信した電話番号を比較桁数で
一致するかチェックする(ステップS603〜ステップ
S607)。
【0116】ステップS607で一致すると、システム
制御部2は、一致宛先有りの情報をメモリ部5に登録
し、受信確認通知レポート送信宛先検索処理を終了する
(ステップS607)。この一致宛先有りの情報は、例
えば、一致した宛先がある旨及び一致した登録電話番号
と当該電話番号に関する相手先情報等の情報である。
【0117】ステップS607で一致することなく、ス
テップS603で未比較の登録電話番号がなくなると、
システム制御部2は、一致した宛先がない旨の一致宛先
なしの情報をメモリ部5に登録して、受信確認通知レポ
ート送信宛先検索処理を終了する(ステップS60
9)。
【0118】このようにして受信確認通知レポート送信
宛先検索処理を終了すると、システム制御部2は、メモ
リ部5の一致有無情報をチェックして、一致宛先有り情
報が登録されていると、当該一致宛先有り情報に基づい
て、受信確認通知レポート10の宛先を取得し、当該宛
先に発呼して、例えば、上記第1の実施の形態で示した
ように、受信確認通知レポート10を送信するか、ある
いは、上記第2の実施の形態のように、メモリ部5の受
信確認通知レポート送信先候補記憶領域に受信確認通知
レポート送信先候補として登録して、その後、操作表示
部6のディスプレイに表示する。
【0119】このように本実施の形態のファクシミリ装
置1は、送信元情報を、相手先情報のうち予め受信確認
通知レポートを送信すべき相手先として設定されている
相手先情報とのみ一致するか否か比較している。
【0120】したがって、必要な検索対象の相手先情報
のみについて送信元情報と一致するか比較して、ファク
シミリ受信の送信元が受信確認通知レポートの送信相手
先であるか否かの比較処理を誤った検索を防止しつつ迅
速に行うことができ、ファクシミリ装置の利用性をより
一層させることができる。
【0121】なお、本実施の形態においては、メモリ部
5の検索対象の相手先情報に検索対象情報(識別情報)
を付加しているが、逆に、請求項5に記載するように、
メモリ部5に多数の相手先情報を登録する際に、検索対
象とする相手先情報よりも検索対象外とする相手先情報
の方が少ないときには、検索対象外とする相手先情報に
検索対象外であることを示す所定の識別情報(検索対象
外情報)を付与してもよい。
【0122】このようにすると、識別情報を付与する手
間を削減することができるとともに、必要な検索対象の
相手先情報のみについて送信元情報と一致するか比較し
て、ファクシミリ受信の送信元が受信確認通知レポート
10の送信相手先であるか否かの比較処理を誤った検索
を防止しつつ迅速に行うことができ、ファクシミリ装置
1の利用性をより一層向上させることができる。
【0123】図11は、本発明のファクシミリ装置及び
ファクシミリ通信方法の第5の実施の形態を示す図であ
り、図11は、本発明のファクシミリ装置及びファクシ
ミリ通信方法の第5の実施の形態を適用したファクシミ
リ装置による受信確認制御処理を示すフローチャートで
ある。
【0124】本実施の形態は、受信確認通知レポートを
受信画情報を記録出力した後に送信するもので、請求項
6に対応するものである。
【0125】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、
本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態
で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【0126】ファクシミリ装置1は、図11に示すよう
に、回線Lを介して着信があると、システム制御部2
が、通信制御部7を制御して、ファクシミリ受信を開始
し(ステップS701)、ファクシミリ制御信号を交換
して、当該ファクシミリ制御信号により送信元から送信
されてくる送信元情報を取得して、当該取得した送信元
情報を送信相手先情報として一時メモリ部5に記憶する
(ステップS702)。
【0127】次に、システム制御部2は、通常のファク
シミリ制御手順により送信されてくる画情報を受信し
て、メモリ部5に記憶し、全ての画情報を受信すると、
通常のファクシミリ制御手順を実行して、ファクシミリ
受信を終了する(ステップS703)。なお、システム
制御部2は、このファクシミリ受信において、通信履歴
情報を取得してメモリ部5に記憶する。
【0128】システム制御部2は、ファクシミリ受信を
終了すると、メモリ部5から上記ファクシミリ受信して
メモリ部5に記憶した受信画情報を順次読み出してプロ
ッタ部4に転送し、プロッタ部4に記録紙に記録出力さ
せる(ステップS704)。システム制御部2は、全て
の受信画情報をプロッタ部4で記録紙に記録出力させる
と、メモリ部5に記憶させた送信元情報であるレポート
返送宛先と一致する相手先情報、例えば、同じ電話番号
がメモリ部5にワンタッチダイヤル送信や短縮ダイヤル
送信の送信先情報として登録されているかを比較検索し
(ステップS705)、一致する宛先があるかチェック
する(ステップS706)。
【0129】システム制御部2は、ステップS706
で、一致する宛先があると、受信確認通知レポート10
を上記ファクシミリ受信の送信元にファクシミリ送信し
(ステップS707)、受信確認通知レポート10のフ
ァクシミリ送信を完了すると、メモリ部5内の受信画情
報を消去し、受信確認通知処理を終了する(ステップS
708)。
【0130】また、ステップS706で、一致する宛先
がないときには、システム制御部2は、受信確認通知レ
ポート10を送信する相手先ではないと判断して、受信
確認通知レポート10の作成及び送信を行うことなく、
メモリ部5に記憶した受信画情報を消去して、受信確認
通知処理を終了する(ステップS708)。
【0131】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、画情報のファクシミリ受信を終了すると、受
信画情報を記録出力した後、受信確認通知レポート10
を送信する。
【0132】したがって、受信画情報を一旦メモリ部5
に記憶した後にプロッタ部4で記録紙に記録出力する場
合に、受信画情報を記録出力する前に受信確認通知レポ
ート10の送信を行うと、その後、メモリ部5の異常や
プロッタ部4の異常等により受信画情報を正常に記録出
力できない場合にも、送信元には正常に受信できた旨の
受信確認通知レポート10が送信されてしまって、受信
側オペレータが正常受信できた旨の受信確認通知レポー
ト10が送信されているにも関わらず、再度、電話等で
送信依頼を行う等の不便さを解消することができ、ファ
クシミリ装置1の利用性より一層向上させることができ
る。
【0133】図12は、本発明のファクシミリ装置及び
ファクシミリ通信方法の第6の実施の形態を示す図であ
り、図12は、本発明のファクシミリ装置及びファクシ
ミリ通信方法の第6の実施の形態を適用したファクシミ
リ装置による受信確認通知レポート送信処理を示すフロ
ーチャートである。
【0134】本実施の形態は、受信確認通知レポートを
送信する際に、自局情報を相手先に通知するファクシミ
リ制御信号において、自局電話番号に数値以外の記号を
少なくとも1つ付加して送信するもので、請求項7に対
応するものである。
【0135】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、
本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態
で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【0136】システム制御部2は、上記実施の形態1と
同様にしてファクシミリ受信を終了すると、図12に示
すように、ファクシミリ受信時に相手先から送信されて
きた送信元情報と一致する相手先情報をメモリ部5から
読み出して、通信制御部7に当該相手先に発呼させ(ス
テップS801)、相手先が応答して呼が接続されると
(ステップS802)、通信制御部7に、自局情報を送
信する所定のファクシミリ制御信号、例えば、NSS信
号(非標準機能設定信号)/TSI信号(送信端末識別
信号)の自局電話番号に数値以外の所定の識別記号、例
えば、「+」を挿入して、相手先に送信させる(ステッ
プS803)。
【0137】この所定の記号の付加は、例えば、TSI
信号に識別記号として「+」を1字だけ挿入するものと
すると、通常のTSI信号が、「123456789」
である場合、本実施の形態のTSI信号は、「1234
56789+」となる。
【0138】なお、この識別記号は、「+」に限るもの
ではなく、電話番号と区別することのできる数値以外の
記号であれば、適宜使用することができ、また、自局電
話番号のうち、識別記号を挿入する位置は、受信確認通
知レポート10の受信側のファクシミリ装置が受信確認
通知レポート10の送信機能、すなわち、受信確認制御
処理機能を有している場合に、受信確認通知レポート1
0の送信側の電話番号を当該受信側のファクシミリ装置
に予め登録されている電話番号と比較して受信確認通知
レポート10を送信するか否かを電話番号で比較検索す
る際に、送信した自局電話番号が受信側のファクシミリ
装置に登録されている電話番号と一致しないと判断され
る位置及び記号であれば、適宜の記号を適宜な位置に挿
入することができる。さらに、この数値以外の識別記号
は、1つに限るものではない。
【0139】次に、システム制御部2は、通信制御部7
を制御して、ファクシミリ送信の前手順を実行させ(ス
テップS804)、前手順が完了すると、受信確認通知
レポート10の画情報を相手先に送信する(ステップS
805)。受信確認通知レポート10を送信すると、シ
ステム制御部2は、通信制御部7を制御して、ファクシ
ミリ送信の後手順を実行し(ステップS806)、ファ
クシミリ制御手順を完了すると、呼を切断して、受信確
認通知レポート10の送信処理を終了する(ステップS
807)。
【0140】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、受信確認通知レポートのファクシミリ送信の
ファクシミリ通信手順で少なくとも自局電話番号を含む
送信元情報を送信する際、当該自局電話番号の所定位置
に数値以外の所定の記号を少なくとも1つ挿入して送信
する。
【0141】したがって、ファクシミリ受信の送信元が
受信確認通知レポート10の送信機能を有している場合
に、当該送信元が電話番号で受信確認通知レポート10
の送信先であるか判断する際に、送信元電話番号と相手
先電話番号が一致することを防止することができ、受信
確認通知レポート10のファクシミリ送信に対して再度
受信確認通知レポート10が送信されて、永遠に送信を
続けることを防止して、ファクシミリ装置1の利用性を
より一層向上させることができる。
【0142】図13及び図14は、本発明のファクシミ
リ装置及びファクシミリ通信方法の第7の実施の形態を
示す図であり、図13は、本発明のファクシミリ装置及
びファクシミリ通信方法の第7の実施の形態を適用した
ファクシミリ装置による受信確認制御処理を示すフロー
チャートである。
【0143】本実施の形態は、複数ページの画情報をフ
ァクシミリ受信している途中にファクシミリ受信にエラ
ーが発生すると、正常受信したページまでを受信ページ
として、当該受信ページ情報を付加した受信確認通知レ
ポートを送信するもので、請求項8に対応するものであ
る。
【0144】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、
本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態
で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【0145】ファクシミリ装置1は、図13に示すよう
に、回線Lを介して着信があると、システム制御部2
が、通信制御部7を制御して、ファクシミリ受信を開始
し(ステップS901)、ファクシミリ制御信号を交換
して、当該ファクシミリ制御信号により相手先から送信
されてくる送信元情報を取得して、当該取得した送信元
情報を一時メモリ部5に記憶する(ステップS90
2)。
【0146】次に、システム制御部2は、通常のファク
シミリ制御手順によりページ毎に送信されてくる画情報
を順次受信して、メモリ部5に記憶し、複数ページの途
中、例えば、Mページ目の受信中に通信エラーが発生す
ると(ステップS903)、通常のファクシミリ制御手
順を実行して、ファクシミリ受信を終了する(ステップ
S904)。なお、システム制御部2は、このファクシ
ミリ受信において、上記同様に通信履歴情報を取得して
メモリ部5に記憶する。
【0147】システム制御部2は、ファクシミリ受信を
終了すると、メモリ部5から上記正常にファクシミリ受
信してメモリ部5に記憶した受信画情報、すなわち、
(M−1ページ目までの受信画情報)を順次読み出して
プロッタ部4に転送し、プロッタ部4に記録紙に記録出
力させる(ステップS905)。システム制御部2は、
当該メモリ部5に記憶されている正常受信した受信画情
報を全てプロッタ部4で記録紙に記録出力させると、メ
モリ部5に記憶させた送信元情報であるレポート返送宛
先と一致する相手先情報がメモリ部5にワンタッチダイ
ヤル送信や短縮ダイヤル送信の送信先情報として登録さ
れているかを比較検索し(ステップS906)、一致す
る宛先があるかチェックする(ステップS907)。
【0148】システム制御部2は、ステップS907
で、一致する宛先があると、図14に示すように、正常
受信したページ、すなわち、(M−1)ページまでを受
信ページとする受信ページ情報を付加した受信確認通知
レポート10をメモリ部5にイメージデータとして作成
して、当該作成した受信確認通知レポート10を上記フ
ァクシミリ受信の送信元にファクシミリ送信する(ステ
ップS908)。なお、図14では、受信確認通知レポ
ート10に、受信ページ情報として、「正常に受信した
枚数:12枚」が付加されている。
【0149】システム制御部2は、受信確認通知レポー
ト10のファクシミリ送信を完了すると、メモリ部5内
の受信画情報を消去し、受信確認通知処理を終了する
(ステップS909)。
【0150】また、上記ステップS907で、一致する
宛先がないときには、受信確認通知レポート10を送信
する相手先ではないと判断して、受信確認通知レポート
10の作成及び送信を行うことなく、メモリ部5に記憶
した受信画情報を消去して、受信確認通知処理を終了す
る(ステップS909)。
【0151】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、複数ページの画情報のファクシミリ受信途中
で当該ファクシミリ受信が中断されると、正常に受信し
たページまでを受信ページとし、当該受信ページ情報を
付加した受信確認通知レポート10を生成して送信す
る。
【0152】したがって、正常に受信したページの画情
報が再送されてくることを防止して、送信側に無駄な負
担をかけることを防止することができるとともに、資源
の無駄を省くことができ、ファクシミリ装置1の利用性
をより一層向上させることができる。
【0153】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0154】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、ファクシミリ受信時、相手先から通知される
送信元情報と予め記憶されている相手先情報とを比較し
て、送信元情報と一致する相手先情報があると、ファク
シミリ受信終了後、当該ファクシミリ受信の受信結果に
対応する受信確認通知レポートを生成して、ファクシミ
リ受信の送信元に当該受信確認通知レポートを送信する
ので、いちいち受信側のオペレータや送信側のオペレー
タが電話等によりファクシミリ受信が適切に行われたか
否かを確認することなく、受信確認レポートによりファ
クシミリ受信が適切に行われたか否かが分かるようにす
ることができ、ファクシミリ装置の利用性を向上させる
ことができる。
【0155】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、予め記憶されている相手先情報に、送信元ファ
クシミリ装置から送信されてきた送信元情報と一致する
相手先情報が有ると、所定時期に当該一致した相手先情
報あるいは送信元情報を表示手段に表示させ、表示して
いる相手先情報あるいは送信先情報を操作手段により選
択して受信確認通知レポートの送信指示があると、当該
送信指示された相手先からのファクシミリ受信の受信結
果に対応する受信確認通知レポートを、当該送信指示さ
れた相手先に送信するので、ファクシミリ受信して受信
確認通知レポートを送信する相手先として表示される相
手先情報あるいは送信元情報をオペレータが見て受信確
認通知レポートを送信するか否か判断して、当該相手先
情報あるいは送信元情報から簡単に選択操作した相手先
にのみ受信確認通知レポートを送信することができ、受
信確認通知レポートの送信操作を簡単にすることができ
るとともに、必要な相手先にのみ確実に受信確認通知レ
ポートを送信して、ファクシミリ装置の利用性をより一
層向上させることができる。
【0156】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、送信元の電話番号と相手先情報の電話番号と
を、予め設定された桁位置の予め設定された比較桁数に
おいて一致するか否か比較するので、ファクシミリ受信
の送信元が受信確認通知レポートの送信相手先であるか
否かの比較検索処理を迅速に行ことができ、ファクシミ
リ装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0157】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、送信元情報を、相手先情報のうち予め受信確認
通知レポートを送信すべき相手先として予め識別情報の
付与されている相手先情報とのみ一致するか否か比較す
るので、必要な検索対象の相手先情報のみについて送信
元情報と一致するか比較して、ファクシミリ受信の送信
元が受信確認通知レポートの送信相手先であるか否かの
比較処理を誤った検索を防止しつつ迅速に行うことがで
き、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させるこ
とができる。
【0158】請求項5記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、相手先情報のうち、受信確認通知レポートを送
信すべき相手先以外の相手先情報に対しては、所定の識
別情報が付与された状態で相手先情報記憶手段に記憶
し、送信元情報を相手先情報記憶手段に記憶されている
相手先情報のうち、識別情報の付与されている相手先情
報以外の相手先識別情報とのみ一致するか否か比較する
ので、相手先情報記憶手段に記憶させる相手先情報の数
が多いが、受信確認通知レポートの送信先であるかの比
較検索を行わない相手先情報の数が少ないときに、当該
比較検索を行わない相手先情報の登録に際して識別情報
を付与して、識別情報を付与する手間を削減することが
できるとともに、必要な検索対象の相手先情報のみにつ
いて送信元情報と一致するか比較して、ファクシミリ受
信の送信元が受信確認通知レポートの送信相手先である
か否かの比較処理を誤った検索を防止しつつ迅速に行う
ことができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上
させることができる。
【0159】請求項6記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、画情報のファクシミリ受信を終了すると、受信
画情報を記録出力した後、受信確認通知レポートの送
信、あるいは、表示手段への受信確認通知レポートの送
信先に関する情報の表示を行うので、受信画情報を一旦
画情報記憶手段に記憶した後に記録手段で記録紙に記録
出力する場合に、受信画情報を記録出力する前に受信確
認通知レポートの送信を行うと、その後、画情報記憶手
段の異常や記録手段の異常等により受信画情報を正常に
記録出力できない場合にも、送信元には正常に受信でき
た旨の受信確認通知レポートが送信されてしまって、受
信側オペレータが正常受信できた旨の受信確認通知レポ
ートが送信されているにも関わらず、再度、電話等で送
信依頼を行う等の不便さを解消することができ、ファク
シミリ装置の利用性より一層向上させることができる。
【0160】請求項7記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、受信確認通知レポートのファクシミリ送信のフ
ァクシミリ通信手順で少なくとも自局電話番号を含む送
信元情報を送信する際、当該自局電話番号の所定位置に
数値以外の所定の記号を少なくとも1つ挿入して送信す
るので、ファクシミリ受信の送信元が受信確認通知レポ
ートの送信機能を有している場合に、当該送信元が電話
番号で受信確認通知レポートの送信先であるか判断する
際に、送信元電話番号と相手先電話番号が一致すること
を防止することができ、受信確認通知レポートのファク
シミリ送信に対して再度受信確認通知レポートが送信さ
れて、永遠に送信を続けることを防止して、ファクシミ
リ装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0161】請求項8記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ファクシミリ通信において当該ファクシミリ通
信に関する通信履歴情報を通信履歴情報記憶手段に記憶
する際、受信確認通知レポートのファクシミリ送信の通
信履歴情報と受信確認通知レポート以外のファクシミリ
通信の通信履歴情報とを区別して記憶し、所定時期に、
通信履歴情報記憶手段に記憶されている通信履歴情報を
記録手段で所定の形式で通信管理レポートとして記録出
力するとともに、当該通信管理レポートに受信確認通知
レポートのファクシミリ送信に関する通信履歴情報と受
信確認通知レポート以外のファクシミリ通信の通信履歴
情報とを区別して記録出力するので、受信確認通知レポ
ートのファクシミリ送信と通常のファクシミリ通信とを
適切にかつ明確に区別して通信管理レポートに記録し
て、通信管理レポートによるファクシミリ通信の管理を
容易かつ効率的なものとすることができ、ファクシミリ
装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0162】請求項9記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、複数ページの画情報のファクシミリ受信途中で
当該ファクシミリ受信が中断されると、正常に受信した
ページまでを受信ページとし、当該受信ページ情報を付
加した受信確認通知レポートを生成して送信するので、
正常に受信したページの画情報が再送されてくることを
防止して、送信側に無駄な負担をかけることを防止する
ことができるとともに、資源の無駄を省くことができ、
ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の第1の実施の形態
を適用したファクシミリ装置の要部回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置による受信確認制御処
理を示すフローチャート。
【図3】図2の受信確認制御処理で相手先に送信する受
信確認通知レポートの一例を示す図。
【図4】図2の受信確認制御処理による受信確認通知レ
ポート送信処理を示すフローチャート。
【図5】図1のファクシミリ装置によるファクシミリ受
信経路と受信確認通知レポートの送信経路を模式的に示
す図。
【図6】図1のファクシミリ装置による受信確認通知レ
ポートの送信履歴を明確にした通信管理レポートの一例
を示す図。
【図7】本発明のファクシミリ装置の第2の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による受信確認制御処理を
示すフローチャート。
【図8】本発明のファクシミリ装置の第2の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による受信確認通知レポー
ト送信先選択・送信処理を示すフローチャート。
【図9】本発明のファクシミリ装置の第3の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による受信確認通知レポー
ト送信宛先検索処理を示すフローチャート。
【図10】本発明のファクシミリ装置の第4の実施の形
態を適用したファクシミリ装置による受信確認通知レポ
ート送信宛先検索処理を示すフローチャート。
【図11】本発明のファクシミリ装置の第5の実施の形
態を適用したファクシミリ装置による受信確認制御処理
を示すフローチャート。
【図12】本発明のファクシミリ装置の第6の実施の形
態を適用したファクシミリ装置による受信確認通知レポ
ート送信処理を示すフローチャート。
【図13】本発明のファクシミリ装置の第7の実施の形
態を適用したファクシミリ装置による受信確認制御処理
を示すフローチャート。
【図14】図13の受信確認制御処理で相手先に送信す
る受信確認通知レポートの一例を示す図。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 システム制御部 3 スキャナ部 4 プロッタ部 5 メモリ部 6 操作表示部 7 通信制御部 8 バス 10 受信確認通知レポート 11 受信原稿 12 通信管理レポート

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線に接続され、ファクシミリ通信手段に
    より相手ファクシミリ装置とファクシミリ通信手順を行
    って、画情報を送受信するファクシミリ装置において、
    所定の相手先情報を記憶する相手先情報記憶手段と、フ
    ァクシミリ受信の受信結果を通知する所定の受信確認通
    知レポートの画情報を生成するレポート生成手段と、フ
    ァクシミリ受信時、前記ファクシミリ通信手段に相手先
    から通知される送信元情報を取得させ、当該送信元情報
    と前記相手先情報記憶手段に記憶されている前記相手先
    情報とを比較して、前記送信元情報と一致する前記相手
    先情報があると、前記ファクシミリ受信終了後、前記レ
    ポート生成手段に当該ファクシミリ受信の受信結果に対
    応する前記受信確認通知レポートを生成させて、前記フ
    ァクシミリ通信手段を介して前記ファクシミリ受信の送
    信元に当該受信確認通知レポートを送信する制御手段
    と、を備えていることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】回線に接続され、ファクシミリ通信手段に
    より相手ファクシミリ装置とファクシミリ通信手順を行
    って、画情報を送受信するファクシミリ装置において、
    所定の表示手段と、各種命令操作を行う操作手段と、所
    定の相手先情報を記憶する相手先情報記憶手段と、ファ
    クシミリ受信の受信結果を通知する所定の受信確認通知
    レポートの画情報を生成するレポート生成手段と、ファ
    クシミリ受信時、前記ファクシミリ通信手段に相手先か
    ら通知される送信元情報を取得させ、当該送信元情報と
    前記相手先情報記憶手段に記憶されている前記相手先情
    報とを比較して、前記送信元情報と一致する前記相手先
    情報があると、所定時期に前記相手先情報あるいは前記
    送信元情報を前記表示手段に表示させ、前記操作手段に
    より前記表示手段に表示させた前記相手先情報あるいは
    前記送信先情報を選択して前記受信確認通知レポートの
    送信指示があると、前記レポート生成手段に当該送信指
    示された相手先からのファクシミリ受信の受信結果に対
    応する前記受信確認通知レポートを生成させて、前記フ
    ァクシミリ通信手段を介して当該送信指示された相手先
    に当該受信確認通知レポートを送信する制御手段と、を
    備えていることを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記相手先情報記憶手段は、前記相手先情
    報として少なくとも当該相手先の電話番号を記憶し、前
    記ファクシミリ通信手段は、前記送信元情報として少な
    くとも前記ファクシミリ受信の送信元の電話番号を取得
    し、前記制御手段は、前記送信元の電話番号と前記相手
    先情報の電話番号とを、予め設定された桁位置で予め設
    定された比較桁数において一致するか否か比較すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のファクシミ
    リ装置。
  4. 【請求項4】前記相手先情報記憶手段は、前記相手先情
    報のうち、前記受信確認通知レポートを送信すべき相手
    先の相手先情報を、所定の識別情報が付与された状態で
    記憶し、前記制御手段は、前記送信元情報を前記相手先
    情報記憶手段に記憶されている前記相手先情報のうち前
    記識別情報の付与されている前記相手先情報とのみ一致
    するか否か比較することを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】前記相手先情報記憶手段は、前記相手先情
    報のうち、前記受信確認通知レポートを送信すべき相手
    先以外の相手先情報に、所定の識別情報が付与された状
    態で記憶し、前記制御手段は、前記送信元情報を前記相
    手先情報記憶手段に記憶されている前記相手先情報のう
    ち前記識別情報の付与されている前記相手先情報以外の
    前記相手先識別情報とのみ一致するか否か比較すること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の
    ファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】前記ファクシミリ装置は、前記画情報を記
    録紙に記録出力する記録手段をさらに備え、前記制御手
    段は、前記画情報のファクシミリ受信を終了すると、前
    記記録手段に当該受信画情報を記録出力させた後、前記
    受信確認通知レポートの送信、あるいは、前記表示手段
    への前記受信確認通知レポートの送信先に関する情報の
    表示を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のい
    ずれかに記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、前記受信確認通知レポー
    トのファクシミリ送信のファクシミリ通信手順で前記フ
    ァクシミリ通信手段に少なくとも自局電話番号を含む送
    信元情報を送信させる際、当該自局電話番号の所定位置
    に数値以外の所定の記号を少なくとも1つ挿入させて送
    信させることを特徴とする請求項1から請求項6のいず
    れかに記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】前記ファクシミリ装置は、所定の情報を記
    録紙に記録出力する記録手段と、ファクシミリ通信にお
    ける通信の成功、失敗、通信日時、通信相手等の通信履
    歴情報を記憶する通信履歴情報記憶手段と、をさらに備
    え、前記制御手段は、ファクシミリ通信において当該フ
    ァクシミリ通信に関する前記通信履歴情報を前記通信履
    歴情報記憶手段に記憶させる際、前記受信確認通知レポ
    ートのファクシミリ送信の前記通信履歴情報と前記受信
    確認通知レポート以外のファクシミリ通信の前記通信履
    歴情報とを区別して記憶させ、所定時期に、前記通信履
    歴情報記憶手段に記憶されている前記通信履歴情報を前
    記記録手段に所定の形式で通信管理レポートとして記録
    出力させるとともに、当該通信管理レポートに前記受信
    確認通知レポートのファクシミリ送信に関する前記通信
    履歴情報と前記受信確認通知レポート以外のファクシミ
    リ通信の前記通信履歴情報とを区別して記録出力させる
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記
    載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】前記制御手段は、複数ページの前記画情報
    のファクシミリ受信途中で当該ファクシミリ受信が中断
    されると、正常に受信したページまでを受信ページと
    し、当該受信ページ情報を付加した前記受信確認通知レ
    ポートを前記レポート生成手段に生成させて送信するこ
    とを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載
    のファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】回線に接続され、相手ファクシミリ装置
    とファクシミリ通信手順を行って、画情報を送受信する
    ファクシミリ通信方法において、ファクシミリ受信時、
    相手先から通知される送信元情報を取得して、当該送信
    元情報の送信元が予め登録されている所定の送信元であ
    ると、ファクシミリ受信終了後、前記ファクシミリ受信
    の受信結果に対応する受信確認通知レポートを生成し
    て、前記ファクシミリ受信の送信元に当該受信確認通知
    レポートを送信することを特徴とするファクシミリ通信
    方法。
  11. 【請求項11】回線に接続され、相手ファクシミリ装置
    とファクシミリ通信手順を行って、画情報を送受信する
    ファクシミリ通信方法において、ファクシミリ受信時、
    相手先から通知される送信元情報を取得して、当該送信
    元情報が予め登録されている相手先情報と一致すると、
    所定時期に前記送信元情報あるいは前記相手先情報を表
    示手段に表示し、当該表示されている送信元情報あるい
    は相手先情報を選択してファクシミリ受信の受信結果に
    対応する受信確認通知レポートの送信指示があると、当
    該送信指示された相手先からのファクシミリ受信の受信
    結果に対応する前記受信確認通知レポートを生成して、
    前記送信指示された相手先に当該受信確認通知レポート
    を送信することを特徴とするファクシミリ通信方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8116440B2 (en) 2006-03-02 2012-02-14 Sharp Kabushiki Kaisha Transmitting apparatus and transmitting method
US8174717B2 (en) 2007-02-28 2012-05-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication apparatus
US8379254B2 (en) 2008-08-08 2013-02-19 Ricoh Company, Ltd. Image communication apparatus, image communication method, and computer program product
US8427679B2 (en) 2009-02-04 2013-04-23 Ricoh Company, Limited Image communication apparatus, image communication system, and control program for image communication
JP2013077919A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Brother Ind Ltd ファクシミリ装置

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