JP2000270185A - ファクシミリシステム - Google Patents

ファクシミリシステム

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JP2000270185A
JP2000270185A JP6620799A JP6620799A JP2000270185A JP 2000270185 A JP2000270185 A JP 2000270185A JP 6620799 A JP6620799 A JP 6620799A JP 6620799 A JP6620799 A JP 6620799A JP 2000270185 A JP2000270185 A JP 2000270185A
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JP6620799A
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English (en)
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Kotoaki Origasa
言亮 折笠
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は送信原稿が適切に受信側に送信されて
受信が行われたかを電子メールで的確に確認することの
できるファクシミリシステムを提供する。 【解決手段】送信側ファクシミリ装置は、送信時、送信
先電話番号が入力され、メールアドレスが入力される
と、当該メールアドレス情報を認識して、画像データを
受信確認メールに添加するか否かの選択状態を確認し、
受信側ファクシミリ装置を発呼して、アドレスデータ情
報と画像添付要否情報及び画像データを送信する。受信
側ファクシミリ装置は、ファクシミリ受信を完了して、
メールアドレスが添付されていると、受信確認通知メー
ルを作成し、画像添付要求情報で画像添付の要求がある
と、受信画像データの1ページ目を添付画像データとし
て受信確認メールに添付した後、添付の要求に応じて添
付画像データを添付した受信確認メールをメールアドレ
ス情報で指定されたメールアドレス宛に電子メール送信
し、処理を終了する(ステップS101〜S208)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリシス
テムに関し、詳細には、送信原稿が適切に受信側に送信
されて受信が行われたかを容易に確認することのできる
ファクシミリシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置においては、原稿の画
像データを送信先に送信しても、ファクシミリ装置自体
においては、送信相手先から何等受信確認を受け取るシ
ステムとはなっていないため、原稿が確実に送信相手先
に送信されたかどうかが重要な問題である。
【0003】そして、ファクシミリ装置においては、従
来から送信日時や送信先名称等の送信履歴をメモリに記
憶し、所定時期に、メモリから送信履歴を読み出して、
プロッタ等によりファイルリストとして記録出力した
り、表示出力するファイルリスト出力機能を備えてお
り、送信結果の管理を行えるようになっている。
【0004】ところが、このようなファイルリスト出力
機能で送信結果を確認するには、は、ファクシミリ装置
の設置されている場所まで行って、ファイルリスト出力
操作を行う必要があり、面倒であるという問題があっ
た。
【0005】そこで、従来、電子メールとして送信され
た文書をファクシミリデータに変換するメール文書処理
部と、前記メール文書処理部により処理されたファクシ
ミリデータを送信するファクシミリ送信装置部と、前記
ファクシミリ送信装置部の送信の履歴からなる送信歴フ
ァイルと前記ファクシミリ送信装置部が送信しようとし
たメール文書からユーザへ送信結果メールを作成する送
信結果作成部とを備えた電子メールシステムが提案され
ている(特開平6−141041号公報参照)。
【0006】すなわち、この電子メールシステムは、電
子メールで受け取った送信文書をファクシミリデータに
変換してファクシミリ送信し、そのファクシミリ送信の
結果と送信しようとしたメール文書の両方を同一のメー
ルとして、電子メールのユーザに返信することにより、
どの文書に対する送信結果であるかが分かるようにして
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシステムにあっては、電子メールとして受け
取ってファクシミリ送信した送信文書とファクシミリ送
信結果をメールとして、電子メールのユーザに返信して
いるため、送信文書が確実に意図する送信先に送信され
たのかを確認するうえで、改良の必要があった。
【0008】すなわち、送信側と受信側が同じメーカの
ファクシミリ装置であると、ファクシミリ手順で交換さ
れる情報量が多いため、送信先の電話番号や名称等を確
認することができるが、送信側と受信側が異なるメーカ
のファクシミリ装置であると、ファクシミリ手順で交換
される情報量が少ないため、電話番号の入力ミス等につ
いて意図する送信先と異なる送信先に送信された場合
に、気づきにくく、送信結果をより的確に確認する上
で、改良の必要があった。
【0009】そこで、請求項1記載の発明は、送信側フ
ァクシミリ装置が、受信確認のメール文書を受信するメ
ールアドレスをファクシミリ送信時に受信側ファクシミ
リ装置に送信し、受信側ファクシミリ装置が、メールア
ドレスの通知を伴ったファクシミリ受信を行うと、メー
ル作成手段で受信確認メール文書を作成して、画像デー
タ添付手段で当該受信確認メール文書に受信画像データ
を添付し、受信したメールアドレス宛に受信画像データ
の添付された受信確認メール文書を送信する受信確認メ
ール送信処理を行うことにより、受信終了後に受信側か
ら送信されてくる送信画像データの添付された状態の受
信確認メールで、どの送信画像データがどこに送信され
たかを確認することができ、送信結果をより的確に確認
して、利用性の良好なファクシミリシステムを提供する
ことを目的としている。
【0010】請求項2記載の発明は、受信側ファクシミ
リ装置の画像データ添付手段で、受信画像データの最初
のページの画像データのみを受信確認メール文書に添付
することにより、受信画像データが複数ページある場合
に、受信確認メールのデータ量を削減して、処理速度を
向上させるとともに、必要な情報を確実に取得できるよ
うにし、より一層利用性の良好なファクシミリシステム
を提供することを目的としている。
【0011】請求項3記載の発明は、送信側ファクシミ
リ装置で、受信確認メール文書に受信画像データを付加
するか否かが選択指示されると、送信側ファクシミリ装
置が当該選択結果を画像データ添付選択情報として受信
側ファクシミリ装置に送信し、受信側ファクシミリ装置
が、画像データ添付選択情報で画像データの添付が選択
されているときにのみ、受信画像データを受信確認メー
ル文書に添付することにより、使用者の必要とする情報
のみを受信確認メール文書として送信し、より一層利用
性の良好なファクシミリシステムを提供することを目的
としている。
【0012】請求項4記載の発明は、受信側ファクシミ
リ装置が受信確認メール送信機能を有していないことを
確認するか、画像データを正常送信できなかった場合に
は、送信側ファクシミリ装置が、送信画像データを添付
した送信確認メール文書を作成して、アドレス入力手段
から入力されたメールアドレス宛に当該送信確認メール
文書を送信することにより、送信先ファクシミリ装置が
受信確認メール送信機能を有していない場合にも、ま
た、画像データを正常送信できなかった場合にも、送信
結果を送信画像データを添付した送信確認メールとして
使用者の指定したメールアドレス宛に送信し、必ず通信
結果を確認できるようにして、より一層利用性の良好な
ファクシミリシステムを提供することを目的としてい
る。
【0013】請求項5記載の発明は、送信側ファクシミ
リ装置の画像データ添付手段で、送信画像データの最初
のページの画像データのみを送信確認メール文書に添付
することにより、送信画像データが複数ページある場合
に、送信確認メールのデータ量を削減して、処理速度を
向上させるとともに、必要な情報を確実に取得できるよ
うにし、より一層利用性の良好なファクシミリシステム
を提供することを目的としている。
【0014】請求項6記載の発明は、送信側ファクシミ
リ装置が、画像データ添付選択手段で送信確認メール文
書への送信画像データの添付が選択されているときにの
み、送信画像データを送信確認メール文書に添付するこ
とにより、使用者の必要とする情報のみを送信確認メー
ル文書として送信し、より一層利用性の良好なファクシ
ミリシステムを提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリシステムは、送信側ファクシミリ装置と受信
側ファクシミリ装置とが回線を介して所定のファクシミ
リ通信手順で画像データをファクシミリ通信し、少なく
とも受信側ファクシミリ装置がネットワークに接続され
て電子メールを送信する機能を有したファクシミリシス
テムであって、前記送信側ファクシミリ装置は、受信確
認のメール文書を受信するメールアドレスを入力するア
ドレス入力手段と、ファクシミリ送信時に前記メールア
ドレスを前記受信側ファクシミリ装置に送信する制御手
段と、を備え、前記受信側ファクシミリ装置は、ファク
シミリ受信時に前記送信側ファクシミリ装置から送信さ
れてくる前記メールアドレスを認識するアドレス認識手
段と、ファクシミリ受信を行った旨の受信確認メール文
書を作成するメール作成手段と、前記受信確認メール文
書に前記受信画像データを添付する画像データ添付手段
と、前記送信側ファクシミリ装置から前記メールアドレ
スを伴ったファクシミリ受信を行うと、前記メール作成
手段に前記受信確認メール文書を作成させ、前記画像デ
ータ添付手段に前記受信確認メール文書に受信画像デー
タを添付させて、前記アドレス認識手段の認識した前記
メールアドレス宛に前記受信画像データの添付された前
記受信確認メール文書を送信する受信確認メール送信処
理を行う制御手段と、を備えることにより、上記目的を
達成している。
【0016】上記構成によれば、送信側ファクシミリ装
置が、受信確認のメール文書を受信するメールアドレス
をファクシミリ送信時に受信側ファクシミリ装置に送信
し、受信側ファクシミリ装置が、メールアドレスの通知
を伴ったファクシミリ受信を行うと、メール作成手段で
受信確認メール文書を作成して、画像データ添付手段で
当該受信確認メール文書に受信画像データを添付し、受
信したメールアドレス宛に受信画像データの添付された
受信確認メール文書を送信する受信確認メール送信処理
を行うので、受信終了後に受信側から送信されてくる送
信画像データの添付された状態の受信確認メールで、ど
の送信画像データがどこに送信されたかを確認すること
ができ、送信結果をより的確に確認して、ファクシミリ
システムの利用性を向上させることができる。
【0017】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記画像データ添付手段は、前記受信画像データ
の最初のページの画像データのみを前記受信確認メール
文書に添付するものであってもよい。
【0018】上記構成によれば、受信側ファクシミリ装
置の画像データ添付手段で、受信画像データの最初のペ
ージの画像データのみを受信確認メール文書に添付する
ので、受信画像データが複数ページある場合に、受信確
認メールのデータ量を削減して、処理速度を向上させる
ことができるとともに、必要な情報を確実に取得できる
ようにすることができ、ファクシミリシステムの利用性
をより一層向上させることができる。
【0019】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記送信側ファクシミリ装置は、前記受信側ファク
シミリ装置で前記受信確認メール文書に受信画像データ
を添付するか否かを選択指示する画像データ添付選択手
段をさらに備え、前記制御手段は、ファクシミリ送信時
に前記画像データ添付選択手段の選択結果を画像データ
添付選択情報として前記受信側ファクシミリ装置に送信
し、前記受信側ファクシミリ装置は、前記制御手段が、
前記画像データ添付選択情報で画像データの添付が選択
されているときにのみ、前記画像データ添付手段に前記
受信画像データを前記受信確認メール文書に添付させる
ものであってもよい。
【0020】上記構成によれば、送信側ファクシミリ装
置で、受信確認メール文書に受信画像データを付加する
か否かが選択指示されると、送信側ファクシミリ装置が
当該選択結果を画像データ添付選択情報として受信側フ
ァクシミリ装置に送信し、受信側ファクシミリ装置が、
画像データ添付選択情報で画像データの添付が選択され
ているときにのみ、受信画像データを受信確認メール文
書に添付するので、使用者の必要とする情報のみを受信
確認メール文書として送信することができ、ファクシミ
リシステムの利用性をより一層向上させることができ
る。
【0021】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記送信側ファクシミリ装置は、ネットワークに接
続されて当該ネットワークを介して電子メールを送信す
る機能を有し、ファクシミリ送信が正常に行われたか否
かの送信確認メール文書を作成するメール作成手段と、
前記送信確認メール文書に前記送信画像データを添付す
る画像データ添付手段と、前記ファクシミリ通信手順で
前記受信側ファクシミリ装置が前記受信確認メール送信
機能を有しているか否かを確認する確認手段と、をさら
に備え、前記制御手段は、前記確認手段が前記受信側フ
ァクシミリ装置が前記受信確認メール送信機能を有して
いないことを確認するか、前記画像データを正常送信で
きなかった場合には、前記メール作成手段に前記送信確
認メール文書を作成させ、前記画像データ添付手段に前
記送信確認メール文書に送信画像データを添付させて、
前記アドレス入力手段から入力されたメールアドレス宛
に当該送信画像データの添付された送信確認メール文書
を送信するものであってもよい。
【0022】上記構成によれば、受信側ファクシミリ装
置が受信確認メール送信機能を有していないことを確認
するか、画像データを正常送信できなかった場合には、
送信側ファクシミリ装置が、送信画像データを添付した
送信確認メール文書を作成して、アドレス入力手段から
入力されたメールアドレス宛に当該送信確認メール文書
を送信するので、送信先ファクシミリ装置が受信確認メ
ール送信機能を有していない場合にも、また、画像デー
タを正常送信できなかった場合にも、送信結果を送信画
像データを添付した送信確認メールとして使用者の指定
したメールアドレス宛に送信することができ、必ず通信
結果を確認できるようにして、ファクシミリシステムの
利用性をより一層向上させることができる。
【0023】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記送信側ファクシミリ装置の前記画像データ添付
手段は、前記送信画像データの最初のページの画像デー
タのみを前記送信確認メール文書に添付するものであっ
てもよい。
【0024】上記構成によれば、送信側ファクシミリ装
置の画像データ添付手段で、送信画像データの最初のペ
ージの画像データのみを送信確認メール文書に添付する
ので、送信画像データが複数ページある場合に、送信確
認メールのデータ量を削減して、処理速度を向上させる
ことができるとともに、必要な情報を確実に取得できる
ようにすることができ、ファクシミリシステムの利用性
をより一層向上させることができる。
【0025】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記送信側ファクシミリ装置は、前記送信確認メー
ル文書に送信画像データを添付するか否かを選択指示す
る画像データ添付選択手段をさらに備え、前記制御手段
は、前記画像データ添付選択手段で画像データの添付が
選択されているときにのみ、前記画像データ添付手段に
前記送信画像データを前記送信確認メール文書に添付さ
せるものであってもよい。
【0026】上記構成によれば、送信側ファクシミリ装
置が、画像データ添付選択手段で送信確認メール文書へ
の送信画像データの添付が選択されているときにのみ、
送信画像データを送信確認メール文書に添付するので、
使用者の必要とする情報のみを送信確認メール文書とし
て送信することができ、ファクシミリシステムの利用性
をより一層向上させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0028】図1及び図2は、本発明のファクシミリシ
ステムの第1の実施の形態を示す図であり、図1は、本
発明のファクシミリシステムの第1の実施の形態を適用
したファクシミリシステムに用いられるファクシミリ装
置1のブロック図である。
【0029】図1において、ファクシミリ装置1は、主
制御部2、操作表示部3、アドレス付加部4、アドレス
認識部5、メール作成部6、添付要否切換部7、画像添
付部8、返信機能認識部9、書込制御部10、プロッタ
11、画像処理制御部12、スキャナ13、画像データ
記憶部14、I/O制御部15、センサ/ドライバー1
6、通信制御部17、NCU(Network Control Unit)
18及びLAN I/F部19等を備えており、上記主
要各部は、バス20により接続されている。
【0030】主制御部(制御手段)2は、CPU(Cent
ral Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)
及びRAM(Random Access Memory)等を備え、ROM
内には、ファクシミリ装置1としての基本処理プログラ
ム及び後述する通信確認制御処理プログラム等の各種処
理プログラムが格納されているとともに、基本処理や通
信確認制御処理等の各種処理を行うのに必要な各種シス
テムデータ等が格納されている。主制御部2は、そのC
PUがROM内のプログラムに基づいてRAMをワーク
メモリとして利用しながらファクシミリ装置1の各部を
制御し、ファクシミリ装置1としての基本処理を実行す
るとともに、後述する通信確認制御処理等の各種処理を
実行する。
【0031】操作表示部3は、テンキーやスタートキー
及びファンクションキー等の各種操作キーを備えるとと
もに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備
え、操作キーからは、送信操作等の各種命令が入力さ
れ、ディスプレイには、操作キーから入力された命令内
容やファクシミリ装置1からオペレータに通知する各種
情報が表示される。特に、操作表示部3からは、送信先
のファクシミリ装置の電話番号及び受信確認通知をメー
ル文書としてメール送信する際のメールアドレスが入力
される。
【0032】アドレス付加部4は、主制御部2の制御下
で動作し、送信時に、操作表示部3で入力されたメール
アドレスの情報を送信データ、例えば、ファクシミリ制
御信号のNSS信号(自己の情報を通知するための非標
準機能設定信号)に付加する。
【0033】アドレス認識部(アドレス認識手段)5
は、主制御部2の制御下で動作し、受信時に、送信側フ
ァクシミリ装置から送信されてくるメールアドレス情報
を認識して、認識したメールアドレス情報を主制御部2
に通知する。
【0034】メール作成部(メール作成手段)6は、主
制御部2の制御下で動作して、メール文書、特に、受信
結果の情報を受信確認メールとして作成する。メール作
成部6は、受信確認メール専用のメールフォーマットが
予め内部メモリに登録されているときには、当該専用メ
ールフォーマットに基づいて受信確認メールを作成し、
専用メールフォーマットが登録されていないときには、
通常の予め設定されているフォーマットに基づいて受信
確認メールを作成する。この受信確認メールは、ファク
シミリ受信を行った際に、当該受信結果をメール文書と
して上記アドレス認識部5の認識したメールアドレスに
送信するもので、例えば、電話番号、名称、画像データ
を正常に受信したか否かの情報、受信枚数、受信日時等
の受信関連情報を含んでいる。また、メール作成部6
は、送信時、受信側ファクシミリ装置が受信確認メール
を電子メール送信する機能、すなわち、受信確認メール
送信機能を有していないときに、主制御部2の制御下
で、送信結果情報、例えば、送信相手先の電話番号、送
信日時、送信枚数、画像データを正常に送信したか否か
の情報等を送信確認メールとして電子メール送信する機
能処理、すなわち、送信確認メール送信処理を行う。
【0035】添付要否切換部(画像データ添付選択手
段)7は、操作表示部3に設けられており、ユーザ(オ
ペレータ)が操作して、上記受信確認メールに受信した
画像データを添付するか、また、送信確認メールに送信
した画像データを添付するか、を選択する。
【0036】画像添付部(画像データ添付手段)8は、
主制御部2の制御下で動作して、上記受信確認メールに
受信した画像データを添付し、また、送信確認メールに
送信した画像データを添付する。
【0037】返信機能認識部(確認手段)9は、送信
時、受信側ファクシミリ装置から送信されてくるファク
シミリ制御信号に基づいて、受信側ファクシミリ装置が
受信確認メールを送信する受信確認メール送信機能を有
しているか否かを認識し、認識結果を主制御部2に通知
する。
【0038】プロッタ11としては、例えば、サーマル
素子を備えたサーマル記録装置、電子写真式記録装置、
あるいは、インク噴射式記録装置等が用いられており、
プロッタ11は、受信画像やスキャナ13で読み取られ
た画像を記録紙に所定の線密度で記録出力する。
【0039】書込制御部10は、主制御部2の制御下で
動作して、受信画像データ、受信して画像データ記憶部
14に記憶されて画像データ記憶部14から転送されて
くる画像データ及びスキャナ13で読み取られた画像デ
ータに基づいてプロッタ11を駆動制御し、プロッタ1
1に画像を記録紙に記録出力させる。
【0040】スキャナ13は、例えば、CCD(Charge
Coupled Device)を利用したラインイメージセンサが用
いられており、スキャナ13は、原稿を走査して、原稿
の画像を所定の解像度で読み取る。
【0041】画像処理制御部12は、主制御部2の制御
下で動作して、スキャナ13の動作を制御し、スキャナ
13に原稿の画像を読み取らせる。
【0042】画像データ記憶部14は、ハードディスク
等で構成され、スキャナ13で読み取られた原稿の画像
データを蓄積するとともに、受信した画像データ等を蓄
積する。
【0043】I/O制御部15には、例えば、用紙セン
サや各種ドライバ等の各種外部部品であるセンサ/ドラ
イバ16が接続され、I/O制御部15は、当該センサ
/ドライバ16との間でデータやコマンドの授受を行
う。
【0044】NCU18には、回線L、例えば、一般公
衆回線が接続されており、NCU18は、主制御部2の
制御下で動作して、送信信号の変調及び受信信号の復調
を行うとともに、自動発着呼処理を行う。
【0045】通信制御部17は、NCU18に接続され
ており、相手ファクシミリ装置との間でファクシミリ制
御信号を交換し、ファクシミリ通信手順を実行する。
【0046】LAN I/F部19は、LAN(Local
Area Network)に接続され、LANを介してLANに接
続されたLAN端末、例えば、パーソナルコンピュータ
やワークステーション等の端末装置との電子メールの交
換、特に、電子メールの送信を可能としている。また、
LAN I/F部19は、LANに接続されている回線
を介して他のLANに接続されているLAN端末との間
で電子メールの交換、特に、電子メールの送信を可能と
している。
【0047】次に、本実施の形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、回線Lを介して相手ファクシミリ
装置からメールアドレスの通知を伴う画像データをファ
クシミリ受信すると、当該受信結果を相手先から指定さ
れたメールアドレス宛に受信確認メールで通知する受信
確認処理を行うところにその特徴がある。
【0048】なお、以下の説明においては、送信側と受
信側に上述したファクシミリ装置1が設置されているも
のとする。
【0049】すなわち、図2に示すように、送信側ファ
クシミリ装置1は、送信時、操作表示部3から送信先の
電話番号が入力されると(ステップS101)、主制御
部2は、メールアドレスが入力されたか否かをチェック
する(ステップS102)。なお、電話番号は、操作表
示部3のテンキーで入力するものに限るものではなく、
短縮キーやワンタッチキー等で入力するものであっても
よい。また、メールアドレスは、操作表示部3から入力
されてもよいし、LAN I/F部19に接続されたパ
ーソナルコンピュータ等から転送して、主制御部2のR
AM等に予め登録したものを利用してもよい。
【0050】ステップS102で、メールアドレスが入
力されると、主制御部2は、当該メールアドレス情報
(アドレスデータ)を認識(取得)し(ステップS10
3)、添付要否切換部7の画像データを受信確認メール
に添加するか否かの設定状態、すなわち、画像データの
添付の要否の選択状態を確認する(ステップS10
4)。
【0051】その後、主制御部2は、通信制御部17に
受信側ファクシミリ装置1を発呼させて、アドレスデー
タ情報と画像データの添付の要否の選択状態を示す画像
添付要否情報及び画像データを送信する(ステップS1
05)。このアドレスデータ及び画像添付要否情報は、
上述のように、例えば、ファクシミリ制御信号のNSS
信号に付加して送信する。
【0052】上記ステップS102で、メールアドレス
が入力されないときには、主制御部2は、アドレスデー
タを付加することなく、通信制御部7に通常のファクシ
ミリ送信手順で画像データを送信させる(ステップS1
06)。
【0053】一方、受信側ファクシミリ装置1は、ファ
クシミリ受信を行い、ファクシミリ受信を完了すると
(ステップS201)、主制御部2は、アドレス認識部
5にメールアドレスを確認(認識)させ(ステップS2
02)、メールアドレスが添付されているかどうか判断
する(ステップS203)。
【0054】ステップS203で、メールアドレスが添
付されていると、主制御部2は、メール作成部6に受信
確認通知メールを作成させ(ステップS204)、画像
添付要求情報を確認して、画像データを受信確認通知メ
ールに添付することを要求しているか否かを判別する
(ステップS205)。
【0055】ステップS205で、画像添付の要求があ
るときには、主制御部2は、画像添付部8に受信画像デ
ータの1ページ目の画像データを添付画像データとして
作成させ(ステップS206)、当該作成された添付画
像データを受信確認メールに添付させる(ステップS2
07)。
【0056】主制御部2は、添付画像データの添付され
た受信確認メールが完成すると、当該受信確認メールを
メールアドレス情報で指定されたメールアドレス宛にL
ANI/F部19を介して電子メール送信し、処理を終
了する(ステップS208)。
【0057】上記ステップS205で、画像添付要求が
ないときには、主制御部2は、画像データを添付するこ
となく、ステップS204で作成された受信確認メール
をメールアドレス情報で指定されたメールアドレス宛に
LAN I/F部19を介して電子メール送信し、処理
を終了する(ステップS208)。
【0058】さらに、上記ステップS203で、メール
アドレスが添付されていないときには、主制御部2は、
受信確認メールを作成することなく、そのまま処理を終
了する。
【0059】このように、本実施の形態のファクシミリ
システムは、送信側ファクシミリ装置1が、受信確認メ
ールを受信するメールアドレスをファクシミリ送信時に
受信側ファクシミリ装置1に送信し、受信側ファクシミ
リ装置1が、メールアドレスの通知を伴ったファクシミ
リ受信を行うと、メール作成部6で受信確認メール文書
を作成して、画像添付部8で当該受信確認メール文書に
受信画像データを添付し、受信したメールアドレス宛に
受信画像データの添付された受信確認メール文書を送信
する受信確認メール送信処理を行う。
【0060】したがって、受信終了後に受信側から送信
されてくる送信画像データの添付された状態の受信確認
メールで、どの送信画像データがどこに送信されたかを
確認することができ、送信結果をより的確に確認して、
ファクシミリシステムの利用性を向上させることができ
る。
【0061】また、受信側ファクシミリ装置1は、画像
添付部8で、受信画像データの最初のページの画像デー
タのみを受信確認メール文書に添付する。
【0062】したがって、受信画像データが複数ページ
ある場合に、受信確認メールのデータ量を削減して、処
理速度を向上させることができるとともに、必要な情報
を確実に取得できるようにすることができ、ファクシミ
リシステムの利用性をより一層向上させることができ
る。
【0063】さらに、送信側ファクシミリ装置1で、受
信確認メール文書に受信画像データを付加するか否かが
選択指示されると、送信側ファクシミリ装置1が当該選
択結果を画像データ添付選択情報として受信側ファクシ
ミリ装置1に送信し、受信側ファクシミリ装置1が、画
像データ添付選択情報で画像データの添付が選択されて
いるときにのみ、受信画像データを受信確認メール文書
に添付する。
【0064】したがって、使用者の必要とする情報のみ
を受信確認メール文書として送信することができ、ファ
クシミリシステムの利用性をより一層向上させることが
できる。
【0065】図3は、本発明のファクシミリシステムの
第2の実施の形態を適用したファクシミリ装置による通
信確認制御処理を示すフローチャートである。
【0066】本実施の形態は、上記第1の実施の形態と
同様のファクシミリ装置に適用したものであり、本実施
の形態の説明においては、上記第1の実施の形態で用い
た符号をそのまま用いて説明する。
【0067】本実施の形態は、受信側ファクシミリ装置
が受信確認メールの送信機能を有していない場合及びフ
ァクシミリ送信を正常に終了しなかった場合に、送信側
ファクシミリ装置から送信確認メールを指定のメールア
ドレス宛に電子メール送信するものである。
【0068】すなわち、送信側ファクシミリ装置1は、
図3に示すように、送信時、操作表示部3から送信先の
電話番号が入力されると(ステップS301)、主制御
部2は、メールアドレスが入力されたか否かをチェック
する(ステップS302)。
【0069】ステップS302で、メールアドレスが入
力されると、主制御部2は、当該メールアドレス情報
(アドレスデータ)を認識し(ステップS303)、添
付要否切換部7の画像データを受信確認メールに添加す
るか否かの設定状態、すなわち、画像データの添付の要
否の選択状態を確認する(ステップS304)。
【0070】その後、主制御部2は、通信制御部17に
受信側ファクシミリ装置1を発呼させて、アドレスデー
タ情報と画像データの添付の要否の選択状態を示す画像
添付要否情報及び画像データを送信する(ステップS3
05)。このアドレスデータ及び画像添付要否情報は、
上述のように、例えば、ファクシミリ制御信号のNSS
信号に付加して送信する。
【0071】上記ステップS302で、メールアドレス
が入力されないときには、主制御部2は、アドレスデー
タを付加することなく、通信制御部7に通常のファクシ
ミリ送信手順で画像データを送信させる(ステップS3
06)。
【0072】送信側ファクシミリ装置1は、ファクシミ
リ送信が完了すると、受信側ファクシミリ装置が受信確
認メール送信機能(メール返信機能)を有しているか否
かを返信機能認識部9に確認させ(ステップS30
7)、受信側ファクシミリ装置が受信確認メール送信機
能を有しているか、ファクシミリ送信が正常に終了した
かを判断する(ステップS308)。
【0073】この受信側ファクシミリ装置が受信確認メ
ール送信機能を有しているか否かは、例えば、送信側フ
ァクシミリ装置1がファクシミリ送信時にメールアドレ
ス情報をファクシミリ制御信号(例えば、NSS信号)
に付加して送信しているため、受信側ファクシミリ装置
は、受信確認メール送信機能を有していないときには、
当該メールアドレス情報の付加されたファクシミリ制御
信号に応じて、受信確認メール送信機能を有していない
趣旨のデータを添付したファクシミリ制御信号を送信し
てくるため、返信機能認識部9がこのファクシミリ制御
信号から受信確認メール送信機能を有していない趣旨の
データを認識することにより行う。
【0074】ステップS308で、受信側ファクシミリ
装置が受信確認メール送信機能を有しているときには、
上記第1の実施の形態の受信側での処理と同様に、受信
側ファクシミリ装置が受信確認メールを作成して、電子
メール送信し、処理が終了する(ステップS309)。
【0075】ステップS308で、受信側ファクシミリ
装置が受信確認メール送信機能を有していないか、ファ
クシミリ送信が正常終了しなかったときには、送信側フ
ァクシミリ装置1の主制御部2は、メール作成部6に送
信確認メールを作成させ(ステップS310)、作成さ
れた送信確認メールを入力されたメールアドレス宛に電
子メール送信して、処理を終了する(ステップS31
1)。
【0076】この送信確認メールは、ステップS304
の処理での画像添付の要否の確認に応じて、送信画像デ
ータを送信確認メールに添付し、あるいは、添付しな
い。また、このとき、主制御部2は、送信画像データの
1ページ目の画像データを添付画像データとして画像添
付部8に作成させて添付させる。
【0077】このように、本実施の形態のファクシミリ
システムは、ファクシミリ装置1が、受信側ファクシミ
リ装置が受信確認メール送信機能を有していないことを
確認するか、画像データを正常送信できなかった場合に
は、送信画像データを添付した送信確認メール文書を作
成して、入力されたメールアドレス宛に当該送信確認メ
ール文書を送信している。
【0078】したがって、送信先のファクシミリ装置が
受信確認メール送信機能を有していない場合にも、ま
た、画像データを正常送信できなかった場合にも、送信
結果を送信画像データを添付した送信確認メールとして
使用者の指定したメールアドレス宛に送信することがで
き、必ず通信結果を確認できるようにして、ファクシミ
リシステムの利用性をより一層向上させることができ
る。
【0079】また、送信側ファクシミリ装置1は、画像
添付部8で、送信画像データの最初のページの画像デー
タのみを送信確認メール文書に添付している。
【0080】したがって、送信画像データが複数ページ
ある場合に、送信確認メールのデータ量を削減して、処
理速度を向上させることができるとともに、必要な情報
を確実に取得できるようにすることができ、ファクシミ
リシステムの利用性をより一層向上させることができ
る。
【0081】さらに、送信側ファクシミリ装置1は、添
付要否切換部7で送信確認メール文書への送信画像デー
タの添付が選択されているときにのみ、送信画像データ
を送信確認メール文書に添付している。
【0082】したがって、使用者の必要とする情報のみ
を送信確認メール文書として送信することができ、ファ
クシミリシステムの利用性をより一層向上させることが
できる。
【0083】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0084】例えば、上記各実施の形態においては、受
信画像データあるいは送信画像データの最初の1ページ
を添付画像データとしているが、添付画像データは、最
初の1ページに限るものではなく、例えば、最初の1ペ
ージの上側半ページ分の画像データであってもよいし、
受信画像データあるいは送信画像データのページ数が少
ないときには、全ページの画像データを添付画像データ
として送信してもよい。
【0085】また、上記各実施の形態においては、アド
レスデータ及び画像添付要否データをファクシミリ制御
信号に付加して送信側ファクシミリ装置から受信側ファ
クシミリ装置に送信しているが、ファクシミリ制御信号
に付加する方法に限るものではなく、アドレスデータ及
び画像添付要否データを受信側が適切に認識可能な方法
であれば、どのような方法で送信してもよい。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリシス
テムによれば、送信側ファクシミリ装置が、受信確認の
メール文書を受信するメールアドレスをファクシミリ送
信時に受信側ファクシミリ装置に送信し、受信側ファク
シミリ装置が、メールアドレスの通知を伴ったファクシ
ミリ受信を行うと、メール作成手段で受信確認メール文
書を作成して、画像データ添付手段で当該受信確認メー
ル文書に受信画像データを添付し、受信したメールアド
レス宛に受信画像データの添付された受信確認メール文
書を送信する受信確認メール送信処理を行うので、受信
終了後に受信側から送信されてくる送信画像データの添
付された状態の受信確認メールで、どの送信画像データ
がどこに送信されたかを確認することができ、送信結果
をより的確に確認して、ファクシミリシステムの利用性
を向上させることができる。
【0087】請求項2記載の発明のファクシミリシステ
ムによれば、受信側ファクシミリ装置の画像データ添付
手段で、受信画像データの最初のページの画像データの
みを受信確認メール文書に添付するので、受信画像デー
タが複数ページある場合に、受信確認メールのデータ量
を削減して、処理速度を向上させることができるととも
に、必要な情報を確実に取得できるようにすることがで
き、ファクシミリシステムの利用性をより一層向上させ
ることができる。
【0088】請求項3記載の発明のファクシミリシステ
ムによれば、送信側ファクシミリ装置で、受信確認メー
ル文書に受信画像データを付加するか否かが選択指示さ
れると、送信側ファクシミリ装置が当該選択結果を画像
データ添付選択情報として受信側ファクシミリ装置に送
信し、受信側ファクシミリ装置が、画像データ添付選択
情報で画像データの添付が選択されているときにのみ、
受信画像データを受信確認メール文書に添付するので、
使用者の必要とする情報のみを受信確認メール文書とし
て送信することができ、ファクシミリシステムの利用性
をより一層向上させることができる。
【0089】請求項4記載の発明のファクシミリシステ
ムによれば、受信側ファクシミリ装置が受信確認メール
送信機能を有していないことを確認するか、画像データ
を正常送信できなかった場合には、送信側ファクシミリ
装置が、送信画像データを添付した送信確認メール文書
を作成して、アドレス入力手段から入力されたメールア
ドレス宛に当該送信確認メール文書を送信するので、送
信先ファクシミリ装置が受信確認メール送信機能を有し
ていない場合にも、また、画像データを正常送信できな
かった場合にも、送信結果を送信画像データを添付した
送信確認メールとして使用者の指定したメールアドレス
宛に送信することができ、必ず通信結果を確認できるよ
うにして、ファクシミリシステムの利用性をより一層向
上させることができる。
【0090】請求項5記載の発明のファクシミリシステ
ムによれば、送信側ファクシミリ装置の画像データ添付
手段で、送信画像データの最初のページの画像データの
みを送信確認メール文書に添付するので、送信画像デー
タが複数ページある場合に、送信確認メールのデータ量
を削減して、処理速度を向上させることができるととも
に、必要な情報を確実に取得できるようにすることがで
き、ファクシミリシステムの利用性をより一層向上させ
ることができる。
【0091】請求項6記載の発明のファクシミリシステ
ムによれば、送信側ファクシミリ装置が、画像データ添
付選択手段で送信確認メール文書への送信画像データの
添付が選択されているときにのみ、送信画像データを送
信確認メール文書に添付するので、使用者の必要とする
情報のみを送信確認メール文書として送信することがで
き、ファクシミリシステムの利用性をより一層向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリシステムの第1の実施の
形態を適用したファクシミリシステムに用いられるファ
クシミリ装置のブロック図。
【図2】図1のファクシミリシステムのファクシミリ装
置による通信確認制御処理を示すフローチャート。
【図3】本発明のファクシミリシステムの第2の実施の
形態を適用したファクシミリシステムのファクシミリ装
置による通信確認制御処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 主制御部 3 操作表示部 4 アドレス付加部 5 アドレス認識部 6 メール作成部 7 添付要否切換部 8 画像添付部 9 返信機能認識部 10 書込制御部 11 プロッタ 12 画像処理制御部 13 スキャナ 14 画像データ記憶部 15 I/O制御部 16 センサー/ドライバ 17 通信制御部 18 NCU 19 LAN I/F部 20 バス
フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA26 JA31 JB03 JB22 KA12 KC21 LA02 LA13 LB02 5C062 AA02 AA29 AB20 AB38 AC24 AC35 AC38 AE14 AF02 BA00 BD09 5C075 AB90 BB05 BB06 CF01 5K030 GA16 HA05 HB04 HC01 HC14 JT05 LD13 LE12 9A001 BB04 BZ03 CC08 DD10 JJ12 JJ14 JJ18 JJ35 KK42 KK56 LL05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側ファクシミリ装置と受信側ファクシ
    ミリ装置とが回線を介して所定のファクシミリ通信手順
    で画像データをファクシミリ通信し、少なくとも受信側
    ファクシミリ装置がネットワークに接続されて電子メー
    ルを送信する機能を有したファクシミリシステムであっ
    て、前記送信側ファクシミリ装置は、受信確認のメール
    文書を受信するメールアドレスを入力するアドレス入力
    手段と、ファクシミリ送信時に前記メールアドレスを前
    記受信側ファクシミリ装置に送信する制御手段と、を備
    え、前記受信側ファクシミリ装置は、ファクシミリ受信
    時に前記送信側ファクシミリ装置から送信されてくる前
    記メールアドレスを認識するアドレス認識手段と、ファ
    クシミリ受信を行った旨の受信確認メール文書を作成す
    るメール作成手段と、前記受信確認メール文書に前記受
    信画像データを添付する画像データ添付手段と、前記送
    信側ファクシミリ装置から前記メールアドレスを伴った
    ファクシミリ受信を行うと、前記メール作成手段に前記
    受信確認メール文書を作成させ、前記画像データ添付手
    段に前記受信確認メール文書に受信画像データを添付さ
    せて、前記アドレス認識手段の認識した前記メールアド
    レス宛に前記受信画像データの添付された前記受信確認
    メール文書を送信する受信確認メール送信処理を行う制
    御手段と、を備えたことを特徴とするファクシミリシス
    テム。
  2. 【請求項2】前記画像データ添付手段は、前記受信画像
    データの最初のページの画像データのみを前記受信確認
    メール文書に添付することを特徴とする請求項1記載の
    ファクシミリシステム。
  3. 【請求項3】前記送信側ファクシミリ装置は、前記受信
    側ファクシミリ装置で前記受信確認メール文書に受信画
    像データを添付するか否かを選択指示する画像データ添
    付選択手段をさらに備え、前記制御手段は、ファクシミ
    リ送信時に前記画像データ添付選択手段の選択結果を画
    像データ添付選択情報として前記受信側ファクシミリ装
    置に送信し、前記受信側ファクシミリ装置は、前記制御
    手段が、前記画像データ添付選択情報で画像データの添
    付が選択されているときにのみ、前記画像データ添付手
    段に前記受信画像データを前記受信確認メール文書に添
    付させることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のファクシミリシステム。
  4. 【請求項4】前記送信側ファクシミリ装置は、ネットワ
    ークに接続されて当該ネットワークを介して電子メール
    を送信する機能を有し、ファクシミリ送信が正常に行わ
    れたか否かの送信確認メール文書を作成するメール作成
    手段と、前記送信確認メール文書に前記送信画像データ
    を添付する画像データ添付手段と、前記ファクシミリ通
    信手順で前記受信側ファクシミリ装置が前記受信確認メ
    ール送信機能を有しているか否かを確認する確認手段
    と、をさらに備え、前記制御手段は、前記確認手段が前
    記受信側ファクシミリ装置が前記受信確認メール送信機
    能を有していないことを確認するか、前記画像データを
    正常送信できなかった場合には、前記メール作成手段に
    前記送信確認メール文書を作成させ、前記画像データ添
    付手段に前記送信確認メール文書に送信画像データを添
    付させて、前記アドレス入力手段から入力されたメール
    アドレス宛に当該送信画像データの添付された送信確認
    メール文書を送信することを特徴とする請求項1から請
    求項3のいずれかに記載のファクシミリシステム。
  5. 【請求項5】前記送信側ファクシミリ装置の前記画像デ
    ータ添付手段は、前記送信画像データの最初のページの
    画像データのみを前記送信確認メール文書に添付するこ
    とを特徴とする請求項4記載のファクシミリシステム。
  6. 【請求項6】前記送信側ファクシミリ装置は、前記送信
    確認メール文書に送信画像データを添付するか否かを選
    択指示する画像データ添付選択手段をさらに備え、前記
    制御手段は、前記画像データ添付選択手段で画像データ
    の添付が選択されているときにのみ、前記画像データ添
    付手段に前記送信画像データを前記送信確認メール文書
    に添付させることを特徴とする請求項4または請求項5
    記載のファクシミリシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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