JPH06113038A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06113038A
JPH06113038A JP4261877A JP26187792A JPH06113038A JP H06113038 A JPH06113038 A JP H06113038A JP 4261877 A JP4261877 A JP 4261877A JP 26187792 A JP26187792 A JP 26187792A JP H06113038 A JPH06113038 A JP H06113038A
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JP
Japan
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telephone number
facsimile
destination
touch dial
registration
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JP4261877A
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English (en)
Inventor
Keizo Baba
圭三 馬場
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワンタッチダイヤルに対するファックス番号
の誤登録を予防する。 【構成】 相手先判別手段30によってワンタッチダイ
ヤルとして登録するために入力された電話番号に対して
発呼し、その電話番号の相手先がファクシミリ装置であ
るか否かを判別し、電話番号登録手段31によってファ
クシミリ装置であると判別された電話番号をワンタッチ
ダイヤルとして登録する。また、警告手段32によって
相手先判別手段30でファクシミリ装置であると判別さ
れなかったときには、入力された電話番号の相手先がフ
ァクシミリ装置ではないことを警告する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信回線を介して画
像データを遣り取りするファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、事業所におけるオフィスオートメ
ーション(OA)化に伴って、ファクシミリ装置の需要
が増えるにしたがい、オペレータの操作性をよくするた
めの機能も各種提案されている。
【0003】従来、予め相手先のファクシミリ装置のフ
ァックス番号を登録したワンタッチキーを入力すること
によって、その登録されているファクス番号のファクシ
ミリ装置へ発呼するワンタッチダイヤル機能があった。
このようなワンタッチダイヤル機能によれば、ファクシ
ミリ送信時にその都度ファックス番号をダイヤル入力し
なくても済むため、ファクシミリ送信を手早く簡便に行
なえる。
【0004】次に、ワンタッチダイヤルの登録の作業
と、ワンタッチダイヤルによる送信時の作業の一例につ
いて説明する。図17は従来のワンタッチダイヤルの登
録操作の説明図である。まず、同図の(a)(b)に示
すように、ワンタッチダイヤル登録作業を指示するワン
タッチ登録キー50をタッチして、複数のワンタッチダ
イヤルキーのうち番号を登録させたいワンタッチダイヤ
ルキーとして、例えば、Aキー51をタッチする。
【0005】そして、図17の(c)(d)に示すよう
に、テンキー52によって登録するファックス番号とし
て、例えば、「00−111−2222」を入力して、
ファックス番号入力の完了を指示するものとして、再度
ワンタッチ登録キー50をタッチする。このようにし
て、ファックス番号「00−111−2222」がワン
タッチキーのAキー51に対して登録される。
【0006】図18は従来のワンタッチダイヤル入力に
よるファクシミリ送信時の操作の説明図である。まず、
同図の(a)(b)に示すように、送信すべき原稿Sを
セットして、相手先のファクシミリ番号が登録されてい
るワンタッチキーとして、例えば上述したAキー51を
タッチする。
【0007】そして、同図の(c)に示すように、スタ
ートキー53をタッチすると、ファックス番号「00−
111−2222」へ発呼されて、ファクシミリ送信が
開始される。
【0008】また、そのファックス番号を登録したワン
タッチダイヤルに対して相手先の名称等を登録する機能
もある。図19は従来のワンタッチダイヤルの名称登録
の操作の説明図である。例えば、上述した図18のAキ
ー51に対して登録する場合、図17に示した手順を終
えた後、次に示す作業を行なう。
【0009】まず、図19の(a)(b)に示すよう
に、ワンタッチダイヤルの名称登録作業を指示する名称
登録キー54をタッチし、かな文字入力モードを指示す
るかな文字キー55をタッチする。
【0010】そして、同図の(c)(d)に示すよう
に、かな文字キー56によって登録する名称として、例
えば、「カブシキカイシャ ××ショウジ」を入力し、
ワンタッチダイヤルに対する名称入力の完了を指示する
ものとして、再度名称登録キー54をタッチする。この
ようにして、名称「カブシキカイシャ ××ショウジ」
がワンタッチキーのAキー51に対して登録される。
【0011】さらに、ワンタッチダイヤルに登録されて
いる宛先のファクシミリ装置に1度ファクシミリ通信
(交信)すると、そのファクシミリ装置の能力を示すパ
ラメタを記憶し、2回目以降の通信時にはその記憶され
ているパラメータを基にしてファクシミリ通信を行なう
機能(この機能を「AI短縮プロトコル」と称する)が
あった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のファクシミリ装置では以下に示すような各問題
があった。
【0013】(1)ワンタッチダイヤルに登録するファ
ックス番号の正当性はオペレータに依存するものである
ため、誤って電話番号を登録してしまった場合、ワンタ
ッチダイヤルを使用してファクシミリ送信しようとして
もできない。
【0014】例えば、ワンタッチダイヤルによるファッ
クスメモリ送信を行なった場合、相手先とつながっても
画像データをファクシミリ送信できないので、エラーに
なってしまう。このような場合、メモリ送信が出来なか
ったというエラーレポートが出力されるので、そのエラ
ーレポートを基にしてオペレータがファクシミリ送信が
できなかった原因を調べることになる。したがって、オ
ペレータは再度ファクシミリ送信し直したり、誤って登
録した番号を訂正登録したりしなければならなくなり、
煩雑な作業になる。
【0015】(2)ワンタッチダイヤルの名称を登録す
る場合、その名称の入力にはその都度複数のキー入力に
よって行なわなければならないので、オペレータの作業
負担が増えてしまう。
【0016】(3)ファクシミリ通信した相手の能力を
示すパラメータを記憶し、そのパラメータをもとにして
次回以降の通信を行なう機能では、ワンタッチダイヤル
に登録した相手先との最初のファクシミリ通信では利用
することができない。
【0017】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、ワンタッチダイヤルに対するファックス番号の
誤登録を予防することを目的とする。また、ワンタッチ
ダイヤルに対する名称登録の作業負担を軽減させたり、
ワンタッチダイヤル登録時に相手先のファクシミリ装置
についての情報を自動的に登録できるようにしたりする
ことも目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、ワンタッチダイヤルとして登録するため
に入力された電話番号に対して発呼し、その電話番号の
相手先がファクシミリ装置であるか否かを判別する相手
先判別手段と、その手段によってファクシミリ装置であ
ると判別されたときに上記入力された電話番号をワンタ
ッチダイヤルとして登録する電話番号登録手段を備えた
ファクシミリ装置を提供する。
【0019】また、相手先判別手段によってファクシミ
リ装置であると判別されなかったときに、入力された電
話番号の相手先がファクシミリ装置ではないことを警告
する警告手段を設けるとよい。
【0020】さらに、入力された電話番号に対して発呼
した後ファクシミリ信号を受信した場合、その信号を解
析して相手先識別情報があればその文字列を上記電話番
号に対するワンタッチダイヤルの名称として登録する手
段を設けるとよい。
【0021】さらにまた、入力された電話番号に対して
発呼した後ファクシミリ信号を受信した場合、その信号
を解析して相手先ファクシミリ装置の能力を示す情報が
あればそれを登録する手段を設けるとよい。
【0022】
【作用】この発明によるファクシミリ装置は、ワンタッ
チダイヤルとして登録するために入力された電話番号に
対して発呼して、その電話番号の相手先がファクシミリ
装置であるか否かを判別し、ファクシミリ装置であると
判別されたときに入力された電話番号をワンタッチダイ
ヤルとして登録するので、入力された電話番号の相手先
がファクシミリ装置であることを自動的に確認してから
登録することができる。
【0023】また、発呼した相手先がファクシミリ装置
であると判別されなかったときに、入力された電話番号
の相手先がファクシミリ装置ではないことを警告するよ
うにすれば、入力された電話番号の相手先がファクシミ
リ装置ではないことを知らせることができる。
【0024】さらに、入力された電話番号に対して発呼
した後ファクシミリ信号を受信した場合、その信号を解
析して相手先識別情報があればその文字列を電話番号に
対するワンタッチダイヤルの名称として登録するように
すれば、ワンタッチダイヤルの名称をオペレータによる
手入力によらずに自動的に登録することができる。
【0025】さらにまた、入力された電話番号に対して
発呼した後にファクシミリ信号を受信した場合、その信
号を解析して相手先ファクシミリ装置の能力を示す情報
があればそれを登録するようにすれば、ワンタッチダイ
ヤル登録時に相手先のファクシミリ装置についての情報
を自動的に登録することができる。
【0026】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2はこの発明の一実施例であるファ
クシミリ装置の外観斜視図である。このファクシミリ装
置は、本体1に操作パネル2,送受話器3,原稿トレイ
4,原稿テーブル5,用紙トレイ6,及び用紙カセット
7を備えている。
【0027】図3は図2に示したファクシミリ装置の内
部のハード構成を示すブロック図である。このファクシ
ミリ装置の本体1の内部には、CPU10,ROM1
1,RAM12,オペポート13,スキャナ14,プロ
ッタ15,電話番号記憶用RAM16,ワンタッチダイ
ヤル名称記憶用RAM17,相手先ファックス(FA
X)能力情報記憶用RAM18,モデム19,ネットワ
ーク・コントロールユニット(NCU)20,及びバス
21を備えている。
【0028】CPU10はマイクロコンピュータであ
り、このファクシミリ装置全体の制御を司ると共に、フ
ァクシミリ送受信の際の各種の処理や、ワンタッチダイ
ヤル登録時の各種の処理等を行なう。
【0029】ROM11は、CPU10が参照する各種
制御プログラム及び処理プログラム等を記憶する読み出
し専用メモリである。RAM12は、CPU10が各種
の処理を行なうときに作業エリアとして使用する読み書
き可能なメモリである。
【0030】オペポート13は操作パネルからのキー入
力による各種情報の入力制御処理を行なう。スキャナ1
4は、原稿上に記載された情報を光学的に読み取って画
像データに変換する画像読み取り装置である。
【0031】プロッタ15は、相手先のファクシミリ装
置からファクシミリ送信された画像データを紙に印刷装
置である。電話番号記憶用RAM16は、ワンタッチダ
イヤルとして登録された電話番号を記憶するためのメモ
リである。
【0032】ワンタッチダイヤル名称記憶用RAM17
は、電話番号記憶用RAM16に電話番号を登録してい
るワンタッチダイヤルに対する名称を記憶するためのメ
モリである。相手先FAX能力情報記憶用RAM18
は、電話番号記憶用RAM16に登録している電話番号
の相手先ファクシミリ装置の能力を示す情報を記憶する
ためのメモリである。
【0033】モデム19は、ファクシミリ送信する画像
データの信号を変調し、相手先ファクシミリ装置から受
信した画像データの信号を復調する。NCU20は画像
データを送受信する際の通信回線との接続等の制御処理
を行なう。バス21は上記各部がデータを遣り取りする
ときに使用する通信線である。
【0034】図1は図3に示したファクシミリ装置のC
PU10のワンタッチダイヤル登録に係わる機能を示す
ブロック図である。このCPU10は、ワンタッチダイ
ヤル登録に係わる機能として、相手先判別手段30,電
話番号登録手段31,警告手段32,ワンタッチダイヤ
ル名称登録手段33,及び相手先ファックス(FAX)
能力情報登録手段34の各機能を備えている。
【0035】相手先判別手段30は、ワンタッチダイヤ
ルとして登録するために入力された電話番号の相手先に
対して発呼し、その電話番号の相手先がファクシミリ装
置であるか否かを判別する。
【0036】電話番号登録手段31は、相手先判別手段
30によってファクシミリ装置であると判別された電話
番号をワンタッチダイヤルとして電話番号記憶用RAM
16に登録する。
【0037】警告手段32は、相手先判別手段30によ
ってファクシミリ装置であると判別されなかったとき
に、入力された電話番号の相手先がファクシミリ装置で
はないことを警告する。
【0038】ワンタッチダイヤル名称登録手段33は、
入力された電話番号の相手先に対して発呼した後にファ
クシミリ信号を受信した場合、その信号を解析して相手
先識別情報があればその文字列を入力された電話番号に
対するワンタッチダイヤルの名称としてワンタッチダイ
ヤル名称記憶用RAM17に登録する。
【0039】相手先ファックス(FAX)能力情報登録
手段34は、入力された電話番号の相手先に対して発呼
した後にファクシミリ信号を受信した場合、その信号を
解析して相手先ファクシミリ装置の能力を示す情報があ
ればそれを相手先FAX能力情報記憶用RAM18に登
録する。
【0040】したがって、ワンタッチダイヤルとして登
録するために入力された電話番号に対して発呼すると、
その電話番号の相手先がファクシミリ装置であるか否か
を判別して、ファクシミリ装置であると判別されたとき
のみその電話番号をワンタッチダイヤルとして登録し、
ファクシミリ装置であると判別されなかったときには、
その電話番号の相手先がファクシミリ装置ではないこと
を警告する。
【0041】さらに、その電話番号に対して発呼した
後、ファクシミリ信号を受信したら、その信号を解析し
て相手先識別情報があればその文字列を電話番号に対す
るワンタッチダイヤルの名称として登録する。また、そ
のファクシミリ信号を解析して相手先ファクシミリ装置
の能力を示す情報があればそれを登録する。
【0042】図4は図3に示した電話番号記憶用RAM
16,ワンタッチダイヤル名称記憶用RAM17,及び
相手先FAX能力情報記憶用RAM18のフォーマット
の一例を示す図である。図4の(a)に示すように、電
話番号記憶用RAM16には、各ワンタッチダイヤルキ
ーに対応するアドレスのエリアに登録された電話番号を
格納する。
【0043】また、同図の(b)に示すように、ワンタ
ッチダイヤル名称記憶用RAM17には、電話番号記憶
用RAM16の各電話番号の格納エリアに対応するエリ
アにそれぞれのワンタッチダイヤル名称を格納する。
【0044】さらに、同図の(c)に示すように、相手
先FAX能力情報記憶用RAM18には、ワンタッチダ
イヤル名称記憶用RAM17の各ワンタッチダイヤル名
称の格納エリアに対応するエリアにそれぞれの相手先の
ファクシミリ装置の能力を示す情報のパラメータを格納
する。
【0045】すなわち、この3個の記憶用メモリの電話
番号記憶用RAM16,ワンタッチダイヤル名称記憶用
RAM17,相手先FAX能力情報記憶用RAM18は
それぞれ互いにリンクしている。
【0046】次に、図5乃至図7のフローチャートによ
って、このファクシミリ装置におけるワンタッチダイヤ
ル登録の処理について説明する。まず、図5に示すよう
に、複数のワンタッチダイヤルのなかから電話番号を登
録するものとして、いずれかのワンタッチダイヤルナン
バー(No.)が選択される。
【0047】その後、ファクシミリ番号として登録すべ
き電話番号が入力されると、その電話番号の入力が完了
したか否かを判断し、入力が完了するまで電話番号入力
の処理を継続する。
【0048】入力が完了したら、その入力された電話番
号の相手先に対して発呼し、その発呼に対して送信され
るリンクバックトーンを検出したか否かを判断して、検
出したらそのリングバックトーン検出フラグをONに
し、検出しなかったらそのままT1タイマー(ティーサ
ーティータイマー)をスタートさせる。
【0049】その後、T1タイマーによるカウントによ
ってタイマーオーバー、つまり所定の時間が経過したか
否かを判断し、タイマーオーバーなら図7に示す処理に
移行する。なお、上記のT1タイマーとは、国際電信電
話諮問委員会(CCITT)の勧告によって定められて
いる、リングバックトーンの監視時間を管理するタイマ
ーである。
【0050】また、タイマーオーバーでなければ、つま
り所定時間内では、さらにファクシミリ信号を検出した
か否かを判断し、それを検出しなければタイマーオーバ
ーか否かの判断処理に戻り、タイマーオーバーになるま
でファクシミリ信号を検出したか否かの判断処理を継続
して、タイマーオーバー前にファクシミリ信号を検出し
たら、図6に示す処理に移行する。
【0051】図6に示す処理では、切断命令信号(DC
N:ディスコネクト)を送出して接続した回線を切断
し、その発呼した相手先の電話番号をファックス番号と
して電話番号記憶用RAMに記憶する。
【0052】その後、その検出したファクシミリ信号を
解析して、相手先識別信号(RTI:リモートターミナ
ル・アイデンティフィケーション)又は被呼端末識別信
号(DIS:デジタル・アイデンティフィケーションシ
グナル)の相手先識別情報の文字列を、電話番号記憶用
RAMに記憶した電話番号に対するワンタッチダイヤル
名称としてワンタッチダイヤル名称記憶用RAMに記憶
する。
【0053】さらにその後、その検出したファクシミリ
信号の非標準機能識別信号(NSF)又はデジタル識別
信号(DIS)の内容を解析し、相手先ファクシミリ装
置の能力を示す情報を相手先FAX能力情報記憶用RA
Mに記憶したらこの処理を終了する。
【0054】また、図7に示す処理では、リングバック
トーンを検出したか否かを判断し、検出したら「相手先
は電話がつながっています」を知らせる表示を行ない、
一方、リングバックトーンを検出しなかったら「相手先
につながりません」を知らせる表示を行なって、「登録
しますか?」を尋ねる表示を行なう。
【0055】そして、登録を指示するYESキーが押さ
れたか否かを判断し、押されなければそのままこの処理
を終了するが、押されたら入力された電話番号を電話番
号記憶用RAMに記憶して、この処理を終了する。
【0056】次に、図8乃至図16によって、このファ
クシミリ装置におけるワンタッチダイヤル登録時の操作
方法の一例について説明する。図8は図2に示したファ
クシミリ装置の操作パネルの拡大図である。
【0057】まず、ファンクションキー40をタッチ
し、テンキー41によって「00」を入力して、YES
キー42をタッチする。すると、ディスプレイ43に、
図9に示すように「登録するワンタッチキーを選択して
下さい」のメッセージが表示され、ワンタッチダイヤル
登録機能が指定される。
【0058】次に、登録させたいワンタッチダイヤルキ
ーとして、例えば「01」キー44を選択してそのキー
をタッチすると、ディスプレイ43に、図10に示すよ
うに「登録するFAX番号を入力して下さい」のメッセ
ージが表示されるので、テンキー41によって、登録す
べき相手先ファクシミリ装置のファックス番号として、
例えば「11−333−5555」を入力し、YESキ
ー42をタッチする。
【0059】すると、ディスプレイ43に、図11に示
すように「確認中です」のメッセージが表示され、番号
「11−333−5555」へ自動的に発呼して、相手
先がファクシミリ装置であるか否かを確認する。
【0060】そして、相手先がファクシミリ装置であ
り、そのファクシミリ装置の識別情報と能力情報を取得
したら、ディスプレイ43に、図12に示すように「相
手先FAXを確認しました、能力情報と共に名称(××
ショウジ カブシキガイシャ)で登録します」のメッセ
ージが表示されて、番号「11−333−5555」が
ワンタッチキー44に対して名称「××ショウジ カブ
シキガイシャ」で登録される。また、同時に相手先の能
力情報も登録される。
【0061】また、番号「11−333−5555」へ
発呼して、相手先が電話器であった場合、ディスプレイ
43に、図13に示すように「相手先は電話器です、登
録しますか?」の警告メッセージが表示される。
【0062】ここで、YESキー42をタッチすると、
ディスプレイ43に、図14に示すように「電話番号と
して登録します」のメッセージが表示されて、番号「1
1−333−5555」が電話番号として登録される。
その後、そのワンタッチキーに対する名称入力の作業も
行なえる。
【0063】あるいは、番号「11−333−555
5」へ発呼して、相手先が通信中でつながらなかった場
合、ディスプレイ43に、図15に示すように「相手先
が通信中です、再度確認しますか?」のメッセージが表
示されるので、YESキー42をタッチすれば所定時間
経過後に再度確認のための発呼がされ、NOキー45を
タッチすれば確認のための処理を中断して、次の作業指
示を仰ぐメッセージが表示される。
【0064】また、番号「11−333−5555」へ
発呼して、番号間違いによって相手先にかからなかった
場合、ディスプレイ43に、図16に示すように「かか
りません、番号を確認して再度入力して下さい」のメッ
セージが表示されるので、番号を確認した後、再度正し
い番号を入力する作業を行なう。
【0065】以下、この実施例のファクシミリ装置にお
ける効果を列挙する。 (1)ワンタッチダイヤルに登録する電話番号の相手先
がファクシミリ装置であることを確認した後に登録する
ことができる。したがって、相手先がファクシミリ装置
ではない電話番号を登録してしまうことを予防できる。
【0066】(2)ワンタッチダイヤルに登録する電話
番号の相手先が電話器であることを確認して登録するこ
とができる。したがって、ファックス番号を入力するつ
もりが誤ってTEL番号を入力して登録してしまうよう
なことを防止できる。
【0067】(3)相手先がファクシミリ装置の場合、
ワンタッチダイヤル名称を自動的に登録することができ
るので、オペレータによる煩雑なワンタッチダイヤル名
称の入力操作が不要になる。また、その自動的に登録し
たワンタッチダイヤル名称によって、登録した電話番号
が意図したものであるか否かを確認することができる。
【0068】(4)相手先がファクシミリ装置の場合、
相手先ファクシミリ装置の能力情報を自動的に登録する
ことができるので、例えば、従来のAI短縮プロトコル
などとは異なり、ワンタッチダイヤル登録後の最初の通
信から相手先の能力に応じたファクシミリ送信をするこ
とができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るファクシミリ装置によれば、ワンタッチダイヤルとし
て登録するために入力された電話番号に発呼して、その
電話番号の相手先がファクシミリ装置であるか否かを判
別し、ファクシミリ装置であると判別した電話番号をワ
ンタッチダイヤルとして登録するので、相手先がファク
シミリ装置である電話番号を確実に登録することができ
る。
【0070】また、ファクシミリ装置であると判別でき
なかったときは、入力された電話番号の相手先がファク
シミリ装置ではないことを警告するので、相手先がファ
クシミリ装置ではない電話番号をファックス番号として
登録することを防止することができる。
【0071】さらに、入力された電話番号に対して発呼
した後に受信したファクシミリ信号を解析し、相手先識
別情報があればその文字列を電話番号に対するワンタッ
チダイヤルの名称として登録するので、ワンタッチダイ
ヤルの名称を自動的に登録することができ、オペレータ
による登録操作を軽減させることができる。
【0072】さらにまた、入力された電話番号に対して
発呼した後に受信したファクシミリ信号を解析し、相手
先ファクシミリ装置の能力を示す情報があればそれを登
録するので、相手先のファクシミリ装置についての能力
の情報を自動的に登録することができ、ワンタッチダイ
ヤルによるファクシミリ送信時の条件設定の操作の軽減
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3に示したファクシミリ装置のCPU10の
ワンタッチダイヤル登録に係わる機能を示すブロック図
である。
【図2】この発明の一実施例であるファクシミリ装置の
外観斜視図である。
【図3】図2に示したファクシミリ装置の内部のハード
構成の一例を示すブロック図である。
【図4】図3に示した電話番号記憶用RAM16,ワン
タッチダイヤル名称記憶用RAM17,及び相手先FA
X能力情報記憶用RAM18のフォーマットの一例を示
す図である。
【図5】このファクシミリ装置におけるワンタッチダイ
ヤル登録の処理について示すフローチャートである。
【図6】その続きの処理を示すフローチャートである。
【図7】さらにその続きの処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】このファクシミリ装置におけるワンタッチダイ
ヤル登録時の操作方法の説明に供する操作パネルの拡大
図である。
【図9】同じくワンタッチダイヤル登録時の操作方法の
説明に供するディスプレイ43の表示例を示す図であ
る。
【図10】また同じくワンタッチダイヤル登録時の操作
方法の説明に供するディスプレイ43の表示例を示す図
である。
【図11】さらに同じくワンタッチダイヤル登録時の操
作方法の説明に供するディスプレイ43の表示例を示す
図である。
【図12】さらにまた同じくワンタッチダイヤル登録時
の操作方法の説明に供するディスプレイ43の表示例を
示す図である。
【図13】同じくワンタッチダイヤル登録時の操作方法
の説明に供するディスプレイ43の表示例を示す図であ
る。
【図14】また同じくワンタッチダイヤル登録時の操作
方法の説明に供するディスプレイ43の表示例を示す図
である。
【図15】さらに同じくワンタッチダイヤル登録時の操
作方法の説明に供するディスプレイ43の表示例を示す
図である。
【図16】さらにまたワンタッチダイヤル登録時の操作
方法の説明に供するディスプレイ43の表示例を示す図
である。
【図17】従来のワンタッチダイヤルの登録操作の説明
図である。
【図18】従来のワンタッチダイヤルによるファクシミ
リ送信の操作の説明図である。
【図19】従来のワンタッチダイヤル名称の登録操作の
説明図である。
【符号の説明】 1 本体 2 操作パネル 3 送受話器 4 原稿トレイ 5 原稿テーブル 6 用紙トレイ 7 用紙カセット 10 CPU 11 ROM 12 RAM 13 オペポート 14 スキャナ 15 プロッタ 16 電話番号記憶
用RAM 17 ワンタッチダイヤル名称記憶用RAM 18 相手先ファックス(FAX)能力情報記憶用RA
M 19 モデム 21 バス 20 ネットワーク・コントロールユニット(NCU) 30 相手先判別手段 31 電話番号登録
手段 32 警告手段 33 ワンタッチダ
イヤル名称登録手段 34 相手先ファックス(FAX)能力情報登録手段 40 ファンクションキー 41 テンキー 42 YESキー 43 ディスプレイ 44 ワンタッチダイヤルキー 45 NOキー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワンタッチダイヤルとして登録するため
    に入力された電話番号に対して発呼し、該電話番号の相
    手先がファクシミリ装置であるか否かを判別する相手先
    判別手段と、該手段によってファクシミリ装置であると
    判別されたときに前記入力された電話番号をワンタッチ
    ダイヤルとして登録する電話番号登録手段とを備えたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、前記相手先判別手段によってファクシミリ装置であ
    ると判別されなかったときに、入力された電話番号の相
    手先がファクシミリ装置ではないことを警告する警告手
    段を設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のファクシミリ装置
    において、入力された電話番号に対して発呼した後ファ
    クシミリ信号を受信した場合、その信号を解析して相手
    先識別情報があればその文字列を前記電話番号に対する
    ワンタッチダイヤルの名称として登録する手段を設けた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    ファクシミリ装置において、入力された電話番号に対し
    て発呼した後ファクシミリ信号を受信した場合、その信
    号を解析して相手先ファクシミリ装置の能力を示す情報
    があればそれを登録する手段を設けたことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
JP4261877A 1992-09-30 1992-09-30 ファクシミリ装置 Pending JPH06113038A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1049342A (ja) * 1996-04-25 1998-02-20 Fujitsu Ltd 音声セッションのスケジューリング装置および方法

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