JPH11239259A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH11239259A
JPH11239259A JP10055972A JP5597298A JPH11239259A JP H11239259 A JPH11239259 A JP H11239259A JP 10055972 A JP10055972 A JP 10055972A JP 5597298 A JP5597298 A JP 5597298A JP H11239259 A JPH11239259 A JP H11239259A
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JP10055972A
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Inventor
Satoshi Ishikawa
智 石川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は未作成の画情報に対するポーリング送
信要求の相手先に、当該画情報が作成されると、画情報
を直接送信するファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置は、相手先からポーリン
グIDにより画情報を指定したポーリング送信要求を伴
う着信があった際、指定された画情報が記憶部に未蓄積
であると、取り消しタイマー及び発呼動作タイマーをス
タートさせた後、当該ポーリングIDに対応させてポー
リング管理テーブルのポーリング送信要求履歴有/無欄
を「有」にセットして、呼を切断する。その後、ポーリ
ング要求のあった画情報が作成され、発呼動作タイマー
がタイムアウトすると、ポーリング管理テーブルに登録
されている送信電話番号先に当該画情報を直接送信し、
あるいは、直接送信する前に再度ポーリング送信要求が
あると、作成された画情報をポーリング送信する(ステ
ップS1〜S12)。したがって、未作成の画情報に対
するポーリング送信要求の相手先に画情報を速やかに送
信できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、ポーリング機能を利用したファクシ
ミリ通信の迅速性及び利用性を向上させたファクシミリ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、その普及にともな
って、機能が高度化し、いわゆるポーリング通信機能を
備えたファクシミリ装置が出現している(特開平5−1
30368号公報等参照)。
【0003】このポーリング通信機能を備えたファクシ
ミリ装置は、相手ファクシミリ装置が発呼してきて、フ
ァクシミリ制御手順でポーリング送信要求を行うと、ス
キャナにセットされている原稿の画情報、あるいは、画
像メモリに記憶されている送信原稿の画情報を、当該発
呼してきたファクシミリ装置に送信する。
【0004】また、ポーリング機能を備えたファクシミ
リ装置においては、画像メモリに蓄積されている送信原
稿の画情報を送信する場合、画像メモリ内の送信原稿の
画情報をポーリングIDや画情報の消去期限等のポーリ
ング管理情報のテーブルをメモリに記憶して、相手先か
らポーリングIDを指定したポーリング送信要求がある
と、当該ポーリングIDに基づいてポーリング管理情報
テーブルから当該ポーリングIDに対応する送信原稿の
画情報を画像メモリから読み出して、ポーリング送信し
たり、消去期限がくると、画像メモリから当該消去期限
のきた画情報を消去している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のポーリング機能を備えたファクシミリ装置に
あっては、相手先からポーリング送信要求を伴う着信が
あると、当該相手先の指定する送信原稿の画情報、ある
いは、相手先を特定しない送信原稿の画情報をポーリン
グ送信するようになっていたため、相手先からポーリン
グ送信要求を伴う着呼があった際に、送信すべき送信原
稿の画情報が準備されていないと、ポーリング送信する
ことができず、相手先は、何回もポーリング送信要求を
伴う発呼を、ポーリング受信を行えるまで繰り返し行う
必要があり、ファクシミリ装置の利用性が悪いという問
題があった。
【0006】一方、今日、電話回線網においては、発信
元の電話番号等の情報(以下、必要に応じてID情報と
いう。)を着信側に通知する発信電話番号通知サービス
が企画され、実験、実用段階に入っている。
【0007】この発信電話番号通知サービスにおいて
は、回線の交換機から受信端末にID受信端末起動信号
を送出して、受信端末から一次応答があると、発ID情
報(発信元電話番号等の情報)を通知し、受信端末から
受信完了信号があると、通常の呼出信号を送出して、二
次応答があると、通常の通信に入る。
【0008】そこで、請求項1記載の発明は、相手先か
らファイル情報により画情報を指定したポーリング送信
要求を伴う着信があった際、当該ファイル情報で特定さ
れる画情報が画情報記憶手段に未蓄積であると、当該フ
ァイル情報に対応させてポーリング送信要求があった旨
の所定の送信要求情報をファイル管理手段のファイル管
理情報に登録して、当該ファイル情報の画情報が画情報
記憶手段に蓄積されると、当該ファイル情報に対応して
ファイル管理情報に登録されている送信先電話番号宛に
発呼して、画情報記憶手段の当該ファイル情報の画情報
をファクシミリ送信するポーリングファイル直接送信処
理を行うことにより、ポーリング送信すべき画情報がな
いときにポーリング送信要求の着信があった場合、ポー
リング送信要求をしてきた相手先が何回もポーリング送
信要求を伴う発呼を、繰り返すことなく、当該画情報が
作成された時点で、直接送信して、速やかに、かつ、容
易に必要な画情報を送信し、利用性の良好なファクシミ
リ装置を提供することを目的としている。
【0009】請求項2記載の発明は、画情報記憶手段に
未蓄積の画情報を指定したポーリング送信要求を伴う着
信があると、相手先情報取得手段の取得した相手先情報
がファイル管理情報に登録されている当該指定されたフ
ァイル情報の相手先情報と一致する場合にのみ、送信要
求情報をファイル管理情報に登録して、ポーリングファ
イル直接送信処理を行うことにより、ポーリング送信要
求を受けた相手先を確認した上で、確実に画情報の直接
送信を行い、秘密性を向上させることができるととも
に、利用性の良好なファクシミリ装置を提供することを
目的としている。
【0010】請求項3記載の発明は、ファイル管理情報
に、ファイル情報に対応させて複数の送信先電話番号と
複数の相手先情報を記憶し、当該ファイル管理情報の複
数の相手先情報のうち、ポーリング送信要求を伴う着信
時に取得した相手先情報と一致する相手先情報に対応し
て記憶されている送信先電話番号先を直接送信する相手
先として発呼することにより、相手先の意図する電話番
号先に直接送信して、画情報をより一層迅速に、かつ、
秘密性を向上させつつ送信し、利用性のより一層良好な
ファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0011】請求項4記載の発明は、相手先情報を、I
SDN網のデータチャネルプロトコルにおけるTID、
あるいは、ファクシミリ通信手順のG3手順におけるC
SIまたはNSFから取得することにより、回線の種類
や相手ファクシミリ装置の種類に関わらず、確実に相手
先情報を取得し、画情報を迅速に、かつ、秘密性を向上
させつつ送信して、利用性のより一層良好なファクシミ
リ装置を提供することを目的としている。
【0012】請求項5記載の発明は、着信時に発信電話
番号通知サービスを提供する回線から当該発信電話番号
通知サービスにより通知される発信元電話番号を相手先
情報として取得することにより、相手先情報を確実に、
かつ、正確に取得して、画情報を迅速に、かつ、秘密性
をより一層向上させつつ送信し、利用性のより一層良好
なファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0013】請求項6記載の発明は、相手先からファイ
ル情報により画情報を指定したポーリング送信要求を伴
う着信があった際、当該ファイル情報で特定される画情
報が画情報記憶手段に未蓄積であると、着信時に発信電
話番号通知サービスを提供する回線から当該発信電話番
号通知サービスにより通知される発信元電話番号を取得
するとともに、当該ファイルに対応させてポーリング送
信要求があった旨の所定の送信要求情報をファイル管理
手段のファイル管理情報に登録して、当該ファイルの画
情報が画情報記憶手段に蓄積されると、上記取得した発
信元電話番号宛に発呼して、当該ファイルの画情報をフ
ァクシミリ送信するポーリングファイル直接送信処理を
行うことにより、ポーリング送信すべき画情報がないと
きにポーリング送信要求の着信があった場合、ポーリン
グ送信要求をしてきた相手先が何回もポーリング送信要
求を伴う発呼を、繰り返すことなく、当該画情報が作成
された時点で、発信電話番号通知サービスで通知された
発信元電話番号先に画情報を直接送信して、ポーリング
送信の送信先を予め登録する手間を省きつつ、速やかに
必要な画情報を送信し、利用性のより一層良好なファク
シミリ装置を提供することを目的としている。
【0014】請求項7記載の発明は、ポーリング送信要
求を伴う着信を受けた後、所定時間内に、当該ポーリン
グ送信要求により指定されたファイル情報の画情報が画
情報記憶手段に蓄積されないと、当該ファイル情報のポ
ーリング送信要求があった旨の送信要求情報をファイル
管理情報から削除することにより、相手先が不要となっ
た画情報を送信することを防止し、利用性のより一層良
好なファクシミリ装置を提供することを目的としてい
る。
【0015】請求項8記載の発明は、ポーリング送信要
求を伴う着信を同じ画情報に対して複数回受けた場合、
ファイル管理情報への送信要求情報の登録を最初の着信
時にのみ行い、あるいは、着信毎に送信要求情報を更新
し、ポーリングファイル直接送信処理による画情報の送
信を一度だけ行うことにより、同じ画情報が重複してポ
ーリング送信要求してきた相手先に送信されることを防
止し、利用性のより一層良好なファクシミリ装置を提供
することを目的としている。
【0016】請求項9記載の発明は、ポーリング送信要
求を伴う着信を受けた後、当該ポーリング送信要求で指
定された画情報が画情報記憶手段に蓄積されても、所定
の待ち時間の間、ポーリングファイル直接送信処理によ
る画情報の直接送信を待ち、当該待ち時間の間に当該画
情報に対してポーリング送信要求があって、当該ポーリ
ング送信要求に応じて、当該画情報をポーリング送信す
ると、送信要求情報をファイル管理情報から削除するこ
とにより、相手先からの再度のポーリング送信要求を伴
う着信により適切に画情報を送信できるようにし、利用
性のより一層良好なファクシミリ装置を提供することを
目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、所定の回線に接続され、着信時、フ
ァクシミリ通信手段により所定のファクシミリ通信手順
を実行して、相手先からポーリング送信要求があると、
当該ポーリング送信要求に対応する画情報の送信を行う
ポーリング送信機能及び自動発呼機能を備えたファクシ
ミリ装置において、前記画情報を蓄積する画情報記憶手
段と、少なくとも前記画情報記憶手段の前記画情報を特
定する所定のファイル情報と当該画情報をポーリング送
信する送信先電話番号を対応させて登録されるファイル
管理情報に基づいて前記画情報記憶手段の前記画情報を
ポーリング送信ファイルとして管理するファイル管理手
段と、相手先から前記ファイル情報により前記画情報を
指定したポーリング送信要求を伴う着信があった際、当
該ファイル情報で特定される前記画情報が前記画情報記
憶手段に未蓄積であると、当該ファイル情報に対応させ
てポーリング送信要求があった旨の所定の送信要求情報
を前記ファイル管理手段の前記ファイル管理情報に登録
して、当該ファイル情報の画情報が前記画情報記憶手段
に蓄積されると、当該ファイル情報に対応して前記ファ
イル管理情報に登録されている前記送信先電話番号宛に
前記ファクシミリ通信手段に発呼させて、前記画情報記
憶手段の当該ファイル情報の画情報をファクシミリ送信
するポーリングファイル直接送信処理を行う制御手段
と、を備えることにより、上記目的を達成している。
【0018】上記構成によれば、相手先からファイル情
報により画情報を指定したポーリング送信要求を伴う着
信があった際、当該ファイル情報で特定される画情報が
画情報記憶手段に未蓄積であると、当該ファイル情報に
対応させてポーリング送信要求があった旨の所定の送信
要求情報をファイル管理手段のファイル管理情報に登録
して、当該ファイル情報の画情報が画情報記憶手段に蓄
積されると、当該ファイル情報に対応してファイル管理
情報に登録されている送信先電話番号宛に発呼して、画
情報記憶手段の当該ファイル情報の画情報をファクシミ
リ送信するポーリングファイル直接送信処理を行うの
で、ポーリング送信すべき画情報がないときにポーリン
グ送信要求の着信があった場合、ポーリング送信要求を
してきた相手先が何回もポーリング送信要求を伴う発呼
を、繰り返すことなく、当該画情報が作成された時点
で、直接送信して、速やかに、かつ、容易に必要な画情
報を送信することができ、ファクシミリ装置の利用性を
向上させることができる。
【0019】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記ファクシミリ装置は、着信時に相手先から通
知される相手先情報を取得する相手先情報取得手段を、
さらに備え、前記ファイル管理手段は、前記ファイル管
理情報として前記ファイル情報に対応させて前記ポーリ
ング送信要求を許可する相手先に関する所定の相手先情
報をも記憶し、前記制御手段は、前記画情報記憶手段に
未蓄積の前記画情報を指定した前記ポーリング送信要求
を伴う着信があると、前記相手先情報取得手段の取得し
た前記相手先情報が前記ファイル管理情報の当該指定さ
れたファイル情報の前記相手先情報と一致する場合にの
み、前記送信要求情報を前記ファイル管理情報に登録し
て、前記ポーリングファイル直接送信処理を行うもので
あってもよい。
【0020】上記構成によれば、画情報記憶手段に未蓄
積の画情報を指定したポーリング送信要求を伴う着信が
あると、相手先情報取得手段の取得した相手先情報がフ
ァイル管理情報に登録されている当該指定されたファイ
ル情報の相手先情報と一致する場合にのみ、送信要求情
報をファイル管理情報に登録して、ポーリングファイル
直接送信処理を行うので、ポーリング送信要求を受けた
相手先を確認した上で、確実に画情報の直接送信を行う
ことができ、秘密性を向上させることができるととも
に、ファクシミリ装置の利用性を向上させることができ
る。
【0021】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記ファイル管理手段は、前記ファイル管理情報と
して前記ファイル情報に対応させて複数の送信先電話番
号と複数の前記相手先情報を記憶し、前記制御手段は、
前記相手先情報取得手段の取得した前記相手先情報と一
致する前記ファイル管理情報の前記相手先情報に対応し
て記憶されている前記送信先電話番号先を前記直接送信
する相手先として、前記ファクシミリ通信手段に発呼さ
せるものであってもよい。
【0022】上記構成によれば、ファイル管理情報に、
ファイル情報に対応させて複数の送信先電話番号と複数
の相手先情報を記憶し、当該ファイル管理情報の複数の
相手先情報のうち、ポーリング送信要求を伴う着信時に
取得した相手先情報と一致する相手先情報に対応して記
憶されている送信先電話番号先を直接送信する相手先と
して発呼するので、相手先の意図する電話番号先に直接
送信して、画情報をより一層迅速に、かつ、秘密性を向
上させつつ送信することができ、ファクシミリ装置の利
用性をより一層向上させることができる。
【0023】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記相手先情報取得手段は、ISDN網のデータチ
ャネルプロトコルにおけるTID、あるいは、ファクシ
ミリ通信手順のG3手順におけるCSIまたはNSFか
ら前記相手先情報を取得するものであってもよい。
【0024】上記構成によれば、相手先情報を、ISD
N網のデータチャネルプロトコルにおけるTID、ある
いは、ファクシミリ通信手順のG3手順におけるCSI
またはNSFから取得するので、回線の種類や相手ファ
クシミリ装置の種類に関わらず、確実に相手先情報を取
得して、画情報を迅速に、かつ、秘密性を向上させつつ
送信することができ、ファクシミリ装置の利用性をより
一層向上させることができる。
【0025】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記ファイル管理手段は、前記ファイル管理情報の
前記相手先情報として相手先電話番号を記憶し、前記相
手先情報取得手段は、着信時に発信電話番号通知サービ
スを提供する回線から当該発信電話番号通知サービスに
より通知される発信元電話番号を前記相手先情報として
取得するものであってもよい。
【0026】上記構成によれば、着信時に発信電話番号
通知サービスを提供する回線から当該発信電話番号通知
サービスにより通知される発信元電話番号を相手先情報
として取得するので、相手先情報を確実に、かつ、正確
に取得して、画情報を迅速に、かつ、秘密性をより一層
向上させつつ送信することができ、ファクシミリ装置の
利用性をより一層向上させることができる。
【0027】請求項6記載の発明のファクシミリ装置
は、発信電話番号通知サービスを提供する回線に接続さ
れ、着信時、ファクシミリ通信手段により所定のファク
シミリ通信手順を実行して、相手先からポーリング送信
要求があると、当該ポーリング送信要求に対応する画情
報の送信を行うポーリング送信機能及び自動発呼機能を
備えたファクシミリ装置において、着信時に前記回線か
ら前記発信電話番号通知サービスにより通知される発信
元電話番号を取得する相手先情報取得手段と、前記画情
報を蓄積する画情報記憶手段と、少なくとも前記画情報
記憶手段の前記画情報を特定する所定のファイル情報の
登録されるファイル管理情報に基づいて前記画情報記憶
手段の前記画情報をポーリング送信ファイルとして管理
するファイル管理手段と、相手先から前記ファイル情報
により前記画情報を指定したポーリング送信要求を伴う
着信があった際、当該ファイル情報で特定される前記画
情報が前記画情報記憶手段に未蓄積であると、当該ファ
イル情報に対応させてポーリング送信要求があった旨の
所定の送信要求情報を前記ファイル管理手段の前記ファ
イル管理情報に登録して、当該ファイル情報の画情報が
前記画情報記憶手段に蓄積されると、前記相手先情報取
得手段の取得した前記発信元電話番号宛に前記ファクシ
ミリ通信手段に発呼させて、前記画情報記憶手段の当該
ファイル情報の画情報をファクシミリ送信するポーリン
グファイル直接送信処理を行う制御手段と、を備えるこ
とにより、上記目的を達成している。
【0028】上記構成によれば、相手先からファイル情
報により画情報を指定したポーリング送信要求を伴う着
信があった際、当該ファイル情報で特定される画情報が
画情報記憶手段に未蓄積であると、着信時に発信電話番
号通知サービスを提供する回線から当該発信電話番号通
知サービスにより通知される発信元電話番号を取得する
とともに、当該ファイルに対応させてポーリング送信要
求があった旨の所定の送信要求情報をファイル管理手段
のファイル管理情報に登録して、当該ファイルの画情報
が画情報記憶手段に蓄積されると、上記取得した発信元
電話番号宛に発呼して、当該ファイルの画情報をファク
シミリ送信するポーリングファイル直接送信処理を行う
ので、ポーリング送信すべき画情報がないときにポーリ
ング送信要求の着信があった場合、ポーリング送信要求
をしてきた相手先が何回もポーリング送信要求を伴う発
呼を、繰り返すことなく、当該画情報が作成された時点
で、発信電話番号通知サービスで通知された発信元電話
番号先に画情報を直接送信して、ポーリング送信の送信
先を予め登録する手間を省きつつ、速やかに必要な画情
報を送信することができ、ファクシミリ装置の利用性を
より一層向上させることができる。
【0029】上記各場合において、例えば、請求項7に
記載するように、前記制御手段は、前記ポーリング送信
要求を伴う着信を受けた後、所定時間内に、当該ポーリ
ング送信要求により指定された前記ファイル情報の画情
報が前記画情報記憶手段に蓄積されないと、当該ファイ
ル情報の前記ポーリング送信要求があった旨の前記送信
要求情報を前記ファイル管理手段の前記ファイル管理情
報から削除するものであってもよい。
【0030】上記構成によれば、ポーリング送信要求を
伴う着信を受けた後、所定時間内に、当該ポーリング送
信要求により指定されたファイル情報の画情報が画情報
記憶手段に蓄積されないと、当該ファイル情報のポーリ
ング送信要求があった旨の送信要求情報をファイル管理
情報から削除するので、相手先が不要となった画情報を
送信することを防止することができ、ファクシミリ装置
の利用性をより一層向上させることができる。
【0031】また、例えば、請求項8に記載するよう
に、前記制御手段は、前記ポーリング送信要求を伴う着
信を前記同じ画情報に対して複数回受けた場合、前記フ
ァイル管理手段の前記ファイル管理情報への前記送信要
求情報の登録を最初の着信時にのみ行い、あるいは、前
記着信毎に前記送信要求情報を更新し、前記ポーリング
ファイル直接送信処理による前記画情報の送信を一度だ
け行うものであってもよい。
【0032】上記構成によれば、ポーリング送信要求を
伴う着信を同じ画情報に対して複数回受けた場合、ファ
イル管理情報への送信要求情報の登録を最初の着信時に
のみ行い、あるいは、着信毎に送信要求情報を更新し、
ポーリングファイル直接送信処理による画情報の送信を
一度だけ行うので、同じ画情報が重複してポーリング送
信要求してきた相手先に送信されることを防止すること
ができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させ
ることができる。
【0033】さらに、例えば、請求項9に記載するよう
に、前記制御手段は、前記ポーリング送信要求を伴う着
信を受けた後、当該ポーリング送信要求で指定された前
記画情報が前記画情報記憶手段に蓄積されても、所定の
待ち時間の間、前記ポーリングファイル直接送信処理に
よる前記画情報の直接送信を待ち、当該待ち時間の間に
当該画情報に対して前記ポーリング送信要求があって、
当該ポーリング送信要求に応じて、当該画情報をポーリ
ング送信すると、前記送信要求情報を前記ファイル管理
手段の前記ファイル管理情報から削除するものであって
もよい。
【0034】上記構成によれば、ポーリング送信要求を
伴う着信を受けた後、当該ポーリング送信要求で指定さ
れた画情報が画情報記憶手段に蓄積されても、所定の待
ち時間の間、ポーリングファイル直接送信処理による画
情報の直接送信を待ち、当該待ち時間の間に当該画情報
に対してポーリング送信要求があって、当該ポーリング
送信要求に応じて、当該画情報をポーリング送信する
と、送信要求情報をファイル管理情報から削除するの
で、相手先からの再度のポーリング送信要求を伴う着信
により適切に画情報を送信することができ、ファクシミ
リ装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0036】図1〜図4は、本発明のファクシミリ装置
の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明のファ
クシミリ装置の一実施の形態を適用したファクシミリ装
置1の回路ブロック図である。
【0037】図1において、ファクシミリ装置1は、C
PU(Central Processing Unit )2、ROM(Read O
nly Memory)3、RAM(Random Access Memory)4、
イメージメモリ5、ファイル管理部6、記憶部7、画像
処理部8、CG展開処理部9、操作表示部10、スキャ
ナ11、プリンタ12、回線制御部13及び時間監視部
14等を備え、上記主要各部は、バス15により接続さ
れている。
【0038】ROM3は、ファクシミリ装置1としての
基本処理プログラムを格納しているとともに、後述する
ポーリング制御処理プログラム及びこれらの各処理プロ
グラムを実行するのに必要な各種データとシステムデー
タ等を格納している。
【0039】RAM4は、上述のように、CPU2のワ
ークメモリとして利用され、操作表示部10から入力操
作された相手先電話番号及びファクシミリ通信時に相手
先から送られてくるCSI情報、NSF情報、TID情
報、あるいは、着信時に発信電話番号通知サービスを提
供する回線から当該発信電話番号通知サービスにより通
知される発信元電話番号を一時記憶したりする。
【0040】CPU(制御手段)2は、ROM3内のプ
ログラムに基づいて、RAM4をワークメモリとして利
用しつつファクシミリ装置1の各部を制御し、ファクシ
ミリ装置1としての処理を実行するとともに、後述する
ポーリング制御処理を実行する。
【0041】イメージメモリ5は、処理途中の画情報を
一時記憶し、記憶部(画情報記憶手段)7は、例えば、
ハードディスク等で構成されて、スキャナ11により読
み取られた原稿の画情報及び受信した原稿の画情報をフ
ァイル単位で蓄積する。
【0042】ファイル管理部(ファイル管理手段)6
は、記憶部7にファイル単位で蓄積されている原稿の画
情報を管理するファイル管理テーブルを内部メモリに備
え、当該ファイル管理テーブルに基づいて、記憶部7の
原稿の画情報を管理する。ファイル管理部6は、特に、
図2に示すようなポーリング管理テーブルを備え、CP
U2の制御下でポーリング送信のファイル管理を行う。
このポーリング管理テーブルには、図2に示すように、
ファイルID(ファイル情報)、後述するポーリング制
御処理を行う相手先情報(例えば、CSI情報)、画情
報を送信する送信先電話番号、記憶部7に当該ポーリン
グ送信ファイルの画情報があるか否かのファイル有/無
情報、ポーリング送信要求履歴の有/無情報(送信要求
情報)、ポーリング送信要求履歴を取り消す(削除す
る)時間情報、発呼動作を行うまでの時間情報等の各フ
ァイル管理情報が記憶される。
【0043】なお、ポーリング管理テーブルの相手先情
報は、CSI情報に限るものではなく、ISDN(Inte
grated Services Digital Network:サービス総合デジ
タル網)のデータチャネルプロトコルにおけるTID情
報またはファクシミリG3手順におけるNSFフレーム
で受け取る相手先情報であってもよく、さらには、発信
電話番号通知サービスにより通知される発信元電話番号
であってもよい。また、ポーリング管理テーブルのポー
リング送信要求履歴は、ポーリング送信要求の着信が有
ったか無かったかを示しており、ポーリング送信要求履
歴取り消し時間は、ポーリング送信用の画情報が無い状
態でポーリング送信要求の着信があってから当該画情報
が用意されない(作成されない)でこのポーリング送信
要求履歴取り消し時間が経過するとポーリング送信要求
履歴有/無欄の「有」を「無」に切り換える(クリアす
る)までの時間を示している。さらに、ポーリング管理
テーブルの発呼動作を行うまでの時間は、ポーリング送
信要求の着信を受けた際に当該ポーリング送信要求にか
かる画情報がないときに、当該画情報が作成されると通
常のファクシミリ送信により送信する場合の当該ポーリ
ング送信要求があってから送信動作を開始するまでの時
間を示している。
【0044】なお、図2では、ポーリング管理テーブル
に、ポーリング制御処理を行う相手先が1箇所である場
合について示しているが、当該相手先は、1箇所に限る
ものではなく、複数の相手先であってもよく、また、画
情報を送信する送信先が予め登録されているが、送信相
手先としては、予め登録するものに限るものではなく、
発信電話番号通知サービスにより通知される発信元電話
番号先を送信相手先として送信するようにしてもよく、
また、送信相手先は、1つではなく、複数であってもよ
い。さらに、図2では、ポーリング送信要求履歴及び発
呼を行うまでの時間を、ファイル毎に設定しているが、
これらは、ファイル毎に設定するものに限るものではな
く、例えば、これらの値をあえて設定することなく、フ
ァクシミリ装置1として共通の値を使用するようにして
もよい。
【0045】画像処理部8は、画情報の解像度変換、紙
サイズ変換、所定の符号化方式による符号化処理及び復
号化処理等の各種画像変換処理を行う。
【0046】CG展開処理部9は、送信文書及び受信文
書へのヘッダ部のイメージ展開処理や各種レポート、例
えば、不達レポート等のイメージ展開処理等を行う。
【0047】操作表示部10は、テンキー、スタートキ
ー、ワンタッチキー及びファンクションキー等の各種操
作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶
ディスプレイ)を備え、操作キーからは、送信操作等の
各種命令の入力操作が行われ、ディスプレイ(報知手
段)には、操作キーから入力された命令内容やファクシ
ミリ装置1からファクシミリ装置1のオペレータに通知
する各種情報が表示される。
【0048】スキャナ11は、例えば、CCD(Charge
Coupled Device )を利用したイメージスキャナ等が利
用されており、一般に、ADF(自動原稿送り装置)を
備えている。ADFには、複数枚の原稿がセットされ、
ADFは、セットされた原稿を1枚ずつスキャナ11の
原稿読取位置に送給する。スキャナ11は、ADFから
搬送されてきた原稿を走査し、原稿の画像を所定の解像
度で読み取る。
【0049】プリンタ12は、例えば、サーマル素子を
利用したサーマル記録装置あるいは電子写真式記録装置
等が使用されており、受信した画像やスキャナ11で読
み取った画像及び必要な管理ファイルや各種レポート等
を記録紙に記録出力する。
【0050】回線制御部(ファクシミリ通信手段、相手
先情報取得手段)13は、回線ケープ16により所定の
網17、例えば、公衆電話回線(PSTN)網やISD
N網等に接続されており、この網17は、着信先に発信
元電話番号を通知し、また、発信元から所定の発信元電
話番号非通知番号とともに相手先電話番号が送出される
と、当該発信元電話番号を非通知にする発信電話番号通
知サービスを提供する交換機に接続されていてもよい。
回線制御部13は、網17からの発呼に対して自動着呼
し、また、網17への自動発呼処理を行うとともに、C
PU12の制御下で動作して、相手ファクシミリ装置と
の間でファクシミリ制御信号を交換して、ファクシミリ
通信手順を実行する。回線制御部13は、ファクシミリ
制御手順で送られてくるCSI情報、NSF情報、ある
いは、TID情報から相手先情報を取得して、CPU2
に通知し、また、網17が上記発信電話番号通知サービ
スを提供する場合には、当該発信電話番号通知サービス
により通知される発信元の電話番号を取得して、CPU
2に通知する。
【0051】時間監視部14は、発振器や分周器等を備
え、現在年月日、時間及び曜日を計時する。時間監視部
14の計時結果は、時刻を利用した各種処理、特に、上
記ポーリング送信要求履歴の取り消し時間や発呼動作を
行うまでの時間の管理に使用される。
【0052】ファクシミリ装置1は、相手ファクシミリ
装置からポーリング送信要求を伴う着信があると、ファ
イル管理部6のポーリング管理テーブルに基づいて、当
該ポーリング送信要求にかかる原稿の画情報の送信を行
うポーリング送信機能及び相手先にポーリング送信要求
を伴う送信を行って、相手先から送信される画情報を受
信するポーリング受信機能を備えている。
【0053】次に、本実施の形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、ポーリング送信要求を伴う着信が
あった際、当該ポーリング送信要求にかかる画情報がな
いと、当該画情報が作成された後、当該ポーリング送信
要求をしてきた相手先に通常送信により当該画情報を送
信するポーリングファイル直接送信処理を行うポーリン
グ制御処理を行う。以下、このポーリング制御処理につ
いて、図3及び図4に基づいて、説明する。
【0054】ファクシミリ装置1は、図3に示すよう
に、待機時、着信信号(呼出信号)があるかチェックし
(ステップS1)、着信信号を検出すると、CPU2
は、回線制御部13に一次応答させて、網17から発信
電話番号通知サービスにより発信元電話番号が通知され
ると、当該発信元電話番号を取得させて、RAM4に記
憶した後、二次応答を行わせて、所定のプロトコルによ
りファクシミリ通信を開始させる(ステップS2)。
【0055】次に、CPU2は、当該着信がポーリング
送信要求かどうかチェックし(ステップS3)、ポーリ
ング送信要求のときには、当該ポーリング送信要求のポ
ーリングIDに基づいて、ファイル管理部6のポーリン
グ管理テーブルを参照して、指定されたファイル(画情
報)が記憶部7に蓄積されているか、すなわち、ポーリ
ング管理テーブルのファイル有/無項目に「有」がセッ
トされているかチェックする(ステップS4)。このフ
ァクシミリ通信手順で、網17がPSTN網のときに
は、相手先から送られてくるNSF信号あるいはCSI
信号から相手先情報を取得し、また、網17がISDN
網のときには、TIDから相手先情報を取得して、RA
M4に記憶する。
【0056】ステップS4で、指定されたファイルが無
いときには、CPU2は、ファイル作成後、通常送信あ
るいはポーリング送信により送信する相手であるか、す
なわち、当該ポーリング送信用の画情報が記憶部9に蓄
積されると、通常送信あるいはポーリング送信により送
信する相手として予めポーリング管理テーブルに登録さ
れている相手であるかを、上記取得してRAM4に記憶
した相手先情報に基づいてチェックし(ステップS
5)、ステップS5で、ファイル作成後送信する相手で
あると、取り消しタイマー及び発呼動作タイマーをスタ
ートさせて(ステップS6、S7)、ファイル管理部6
のポーリング管理テーブルの当該相手先のポーリング送
信要求履歴有/無情報を「有」に設定する(ステップS
8)。
【0057】この場合、CPU2は、当該ポーリング送
信要求にかかるポーリングIDに対応して既にポーリン
グ送信要求履歴有/無欄に「有」が設定されているとき
には、上記取り消しタイマー及び発呼動作タイマーのリ
スタート(再スタート)を行うとともに、ポーリング送
信要求履歴有/無欄に「有」を上書きして、更新する処
理を行ってもよいし、ステップS5の判断として、ファ
イル作成後送信する相手ではないと判断して、最初のポ
ーリング送信要求のときにのみ、上記ステップS6から
ステップS8の処理を行うようにしてもよい。このよう
にすることにより、ポーリングファイル直接送信による
画情報の送信を1度だけに限定することができる。
【0058】CPU2は、いま、ポーリング送信すべき
画情報が記憶部7に無いので、回線制御部13に呼を切
断させて、ポーリング制御処理を終了する(ステップS
9)。
【0059】上記ステップS5で、ファイル作成後送信
する相手でないときには、CPU2は、回線制御部13
に呼を切断させて、ポーリング制御処理を終了する(ス
テップS9)。
【0060】また、上記ステップS4で、指定されたフ
ァイルがの画情報が記憶部7に有るときには、CPU2
は、ファイル管理部6のポーリング管理テーブルに基づ
いて上記取得してRAM4に記憶した相手先情報の画情
報を特定して、当該画情報を記憶部7から読み出し、画
像処理部8で所定の符号化方式で符号化した後、回線制
御部13を介して相手ファクシミリ装置にポーリング送
信する(ステップS10)。
【0061】そして、CPU2は、画情報を全て送信す
ると、ファクシミリ後手順を行ってファクシミリ通信処
理を終了した後、当該相手先情報のポーリング管理テー
ブルのポーリング送信要求履歴有/無欄に「有」が設定
されているかチェックし(ステップS11)、「有」が
設定されていると、「無」にリセットして、ポーリング
制御処理を終了する(ステップS12)。すなわち、ス
テップS11で、履歴「有」であるということは、当該
相手先から、ポーリング送信用の画情報が無い状態のと
きに、ポーリング送信要求を伴う着信が過去にあって、
ポーリング管理テーブルのポーリング送信要求履歴有/
無欄に「有」を設定し、その後、当該ポーリング送信用
の画情報が記憶部7に蓄積された状態で、今回のポーリ
ング送信要求を伴う着信があって、当該ポーリング送信
要求に応じて、ステップS10で、画情報を送信した場
合を示している。したがって、今回のポーリング送信に
よりポーリング送信要求履歴有/無欄の「有」の設定の
必要がなくなったこととなるため、ステップS12で、
ポーリング送信要求履歴有/無欄を「無」にリセットし
て、画情報の重複送信を防止している。
【0062】上記ステップS3で、ポーリング送信要求
でないときには、CPU2は、通常のファクシミリ受信
要求であると判断して、通常のファクシミリ受信処理を
行って、画情報を受信した後、ポーリング制御処理を終
了する(ステップS13)。
【0063】上記ステップS1で、着信がないときに
は、CPU2は、ファイル管理部6のポーリング管理テ
ーブルを検索して、ポーリング送信要求履歴有/無欄に
「有」が設定されており、かつ、ファイル有/無欄に
「有」が設定されているものがあるかチェックし(ステ
ップS14)、該当するものがないときには、取り消し
タイマーがタイムアウトしているものがあるかチェック
する(ステップS15)。すなわち、ポーリング送信要
求履歴有/無欄に「有」が設定されているが、該当する
画情報が記憶部7に作成されずに、上記ステップS6で
スタートさせた取り消しタイマーがタイムアウトしたも
のがあるかチェックしている。なお、この取り消しタイ
マーは、上記ポーリング管理テーブルのポーリング送信
要求履歴を取り消す時間として設定されている時間を計
時するもので、当該取り消す時間を計時したとき、タイ
ムアウトする。
【0064】ステップS15で、取り消しタイマーがタ
イムアウトしたものがあると、CPU2は、当該タイム
アウトしたファイルのポーリング送信要求履歴有/無欄
の「有」を「無」にリセットし(ステップS16)、他
に取り消しタイマーがタイムアウトしたものがあるかチ
ェックする(ステップS17)。ステップS17で、他
に取り消しタイマーがタイムアウトしたものがあると、
CPU2は、ステップS16に戻って、当該タイムアウ
トしたファイルのポーリング送信要求履歴有/無欄の
「有」を「無」にリセットし(ステップS16)、他に
取り消しタイマーがタイムアウトしたものがあるかチェ
ックする(ステップS17)。ステップS17で、他に
取り消しタイマーがタイムアウトしたものがないと、C
PU2は、ポーリング制御処理を終了する。
【0065】上記ステップS14で、ファイル管理部6
のポーリング管理テーブルにポーリング送信要求履歴有
/無欄に「有」が設定されており、かつ、ファイル有/
無欄に「有」が設定されているファイルがあるときに
は、CPU2は、当該ファイルの発呼動作タイマーがタ
イムアウトしたかチェックする(ステップS18)。す
なわち、ポーリング送信要求があって、ポーリング送信
要求履歴有/無欄に「有」をセットして、発呼動作タイ
マーがスタートされた後、該当する画情報が記憶部7に
作成されて、ファイル有無欄に「有」がセットされ、そ
の後、発呼動作タイマーがタイムアウトして、発呼動作
開始時間に到達したファイルが有るかチェックする。ス
テップS18で、発呼動作タイマーがタイムアウトして
いないときには、CPU2は、同様に、ポーリング管理
テーブルにポーリング送信要求履歴有/無欄に「有」が
設定されており、かつ、ファイル有/無欄に「有」が設
定されているファイルがあるかチェックして(ステップ
S119)、当該ファイルがあるときには、当該ファイ
ルの発呼動作タイマーがタイムアウトしたかチェックす
る(ステップS18)。
【0066】ステップS18で、発呼動作タイマーがタ
イムアウトしているときには、CPU2は、当該ファイ
ルの画情報の送信先電話番号をポーリング管理テーブル
から読み出して、回線制御部13に当該相手先電話番号
に発呼させ、相手先が応呼すると、ポーリング管理テー
ブルに基づいて当該ファイルの画情報を記憶部8から読
み出して、ファクシミリ送信する(ステップS20)。
CPU2は、ファクシミリ送信を完了すると、ポーリン
グ管理テーブルの当該ファイルのポーリング送信要求履
歴有/無欄の「有」を「無」にリセットして、ポーリン
グ制御処理を終了する(ステップS21)。この場合、
発呼して、画情報を直接送信する相手先は、ポーリング
管理テーブルに送信先電話番号が1つだけ登録されてい
るときには、当該登録されている送信電話番号先である
が、複数の送信先電話番号が相手先情報に対応して登録
されているときには、CPU2は、上記取得した相手先
情報としてのCSI情報、NSF情報、TID情報、あ
るいは、発信元電話番号に対応して登録されている送信
先電話番号を送信先とする。
【0067】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1によれば、相手先からポーリングID(ファイル
情報)により画情報を指定したポーリング送信要求を伴
う着信があった際、当該ポーリングIDで特定される画
情報が記憶部7に未蓄積であると、当該ポーリングID
に対応させてポーリング送信要求があった旨の送信要求
情報をファイル管理情報に登録、すなわち、ポーリング
管理テーブルのポーリング送信要求履歴有/無欄を
「有」にセットして、当該ポーリングIDの画情報が記
憶部7に蓄積されると、当該ポーリングIDに対応して
ポーリング管理テーブルに登録されている送信先電話番
号宛に発呼して、当該ポーリングIDの画情報をファク
シミリ送信するポーリングファイル直接送信処理を行っ
ている。
【0068】したがって、ポーリング送信すべき画情報
がないときにポーリング送信要求の着信があった場合、
ポーリング送信要求をしてきた相手先が何回もポーリン
グ送信要求を伴う発呼を、繰り返すことなく、当該画情
報が作成された時点で、直接送信して、速やかに、か
つ、容易に必要な画情報を送信することができ、ファク
シミリ装置1の利用性を向上させることができる。
【0069】また、記憶部7に未蓄積の画情報を指定し
たポーリング送信要求を伴う着信があると、取得した相
手先情報がポーリング管理テーブルに登録されている当
該指定されたポーリングIDの相手先情報と一致する場
合にのみ、ポーリング送信要求履歴有/無欄を「有」に
セットして、ポーリングファイル直接送信処理を行って
いるので、ポーリング送信要求を受けた相手先を確認し
た上で、確実に画情報の直接送信を行うことができ、秘
密性を向上させることができるとともに、ファクシミリ
装置1の利用性を向上させることができる。
【0070】さらに、ファイル管理テーブルに、ポーリ
ングIDに対応させて複数の送信先電話番号と複数の相
手先情報を登録し、当該複数の相手先情報のうち、ポー
リング送信要求を伴う着信時に取得した相手先情報と一
致する相手先情報に対応して記憶されている送信先電話
番号先を直接送信する相手先として発呼しているので、
相手先の意図する電話番号先に直接送信して、画情報を
より一層迅速に、かつ、秘密性を向上させつつ送信する
ことができ、ファクシミリ装置1の利用性をより一層向
上させることができる。
【0071】また、相手先情報を、ISDN網のデータ
チャネルプロトコルにおけるTID、あるいは、ファク
シミリ通信手順のG3手順におけるCSIまたはNSF
から取得しているので、回線の種類や相手ファクシミリ
装置の種類に関わらず、確実に相手先情報を取得して、
画情報を迅速に、かつ、秘密性を向上させつつ送信する
ことができ、ファクシミリ装置1の利用性をより一層向
上させることができる。
【0072】さらに、回線から発信電話番号通知サービ
スにより通知される発信元電話番号を相手先情報として
取得しているので、相手先情報を確実に、かつ、正確に
取得して、画情報を迅速に、かつ、秘密性をより一層向
上させつつ送信することができ、ファクシミリ装置1の
利用性をより一層向上させることができる。
【0073】また、ポーリング送信要求を伴う着信を同
じ画情報に対して複数回受けた場合、ファイル管理テー
ブルへのポーリング送信要求履歴有/無欄への「有」の
設定を着信毎に更新し、あるいは、最初の着信時にのみ
行って、ポーリングファイル直接送信処理による画情報
の送信を一度だけ行うようにしているので、同じ画情報
が重複してポーリング送信要求してきた相手先に送信さ
れることを防止することができ、ファクシミリ装置1の
利用性をより一層向上させることができる。
【0074】さらに、ポーリング送信要求を伴う着信を
受けた後、所定時間内に、当該ポーリング送信要求によ
り指定された画情報が記憶部7に蓄積されないと、ポー
リング管理テーブルの当該ポーリング送信要求にかかる
ポーリング送信要求履歴有/無欄を「無」にリセットし
ているので、相手先が不要となった画情報を送信するこ
とを防止することができ、ファクシミリ装置1の利用性
をより一層向上させることができる。
【0075】また、ポーリング送信要求を伴う着信を受
けた後、当該ポーリング送信要求で指定された画情報が
記憶部7に蓄積されても、所定の待ち時間の間、すなわ
ち、発呼動作タイマーがタイムアウトするまで、ポーリ
ングファイル直接送信処理による画情報の直接送信を待
ち、発呼動作タイマーがタイムアウトするまでの間に当
該画情報に対してポーリング送信要求があって、当該ポ
ーリング送信要求に応じて、当該画情報をポーリング送
信すると、ポーリング送信要求履歴有/無欄を「無」に
リセットしているので、相手先からの再度のポーリング
送信要求を伴う着信により適切に画情報を送信すること
ができ、ファクシミリ装置1の利用性をより一層向上さ
せることができる。
【0076】なお、上記実施の形態においては、ファイ
ル管理部6のファイル管理テーブルに予め直接送信する
送信先電話番号を登録しているが、直接送信の送信先
を、発信電話番号通知サービスにより通知される発信元
電話番号先としてもよい。
【0077】このようにすると、ポーリング送信すべき
画情報がないときにポーリング送信要求の着信があった
場合、ポーリング送信要求をしてきた相手先が何回もポ
ーリング送信要求を伴う発呼を、繰り返すことなく、当
該画情報が作成された時点で、発信電話番号通知サービ
スで通知された発信元電話番号先に画情報を直接送信し
て、ポーリング送信の送信先を予め登録する手間を省き
つつ、速やかに必要な画情報を送信することができ、フ
ァクシミリ装置1の利用性をより一層向上させることが
できる。
【0078】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0079】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、相手先からファイル情報により画情報を指定
したポーリング送信要求を伴う着信があった際、当該フ
ァイル情報で特定される画情報が画情報記憶手段に未蓄
積であると、当該ファイル情報に対応させてポーリング
送信要求があった旨の所定の送信要求情報をファイル管
理手段のファイル管理情報に登録して、当該ファイル情
報の画情報が画情報記憶手段に蓄積されると、当該ファ
イル情報に対応してファイル管理情報に登録されている
送信先電話番号宛に発呼して、画情報記憶手段の当該フ
ァイル情報の画情報をファクシミリ送信するポーリング
ファイル直接送信処理を行うので、ポーリング送信すべ
き画情報がないときにポーリング送信要求の着信があっ
た場合、ポーリング送信要求をしてきた相手先が何回も
ポーリング送信要求を伴う発呼を、繰り返すことなく、
当該画情報が作成された時点で、直接送信して、速やか
に、かつ、容易に必要な画情報を送信することができ、
ファクシミリ装置の利用性を向上させることができる。
【0080】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、画情報記憶手段に未蓄積の画情報を指定したポ
ーリング送信要求を伴う着信があると、相手先情報取得
手段の取得した相手先情報がファイル管理情報に登録さ
れている当該指定されたファイル情報の相手先情報と一
致する場合にのみ、送信要求情報をファイル管理情報に
登録して、ポーリングファイル直接送信処理を行うの
で、ポーリング送信要求を受けた相手先を確認した上
で、確実に画情報の直接送信を行うことができ、秘密性
を向上させることができるとともに、ファクシミリ装置
の利用性を向上させることができる。
【0081】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ファイル管理情報に、ファイル情報に対応させ
て複数の送信先電話番号と複数の相手先情報を記憶し、
当該ファイル管理情報の複数の相手先情報のうち、ポー
リング送信要求を伴う着信時に取得した相手先情報と一
致する相手先情報に対応して記憶されている送信先電話
番号先を直接送信する相手先として発呼するので、相手
先の意図する電話番号先に直接送信して、画情報をより
一層迅速に、かつ、秘密性を向上させつつ送信すること
ができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させ
ることができる。
【0082】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、相手先情報を、ISDN網のデータチャネルプ
ロトコルにおけるTID、あるいは、ファクシミリ通信
手順のG3手順におけるCSIまたはNSFから取得す
るので、回線の種類や相手ファクシミリ装置の種類に関
わらず、確実に相手先情報を取得して、画情報を迅速
に、かつ、秘密性を向上させつつ送信することができ、
ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させることが
できる。
【0083】請求項5記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、着信時に発信電話番号通知サービスを提供する
回線から当該発信電話番号通知サービスにより通知され
る発信元電話番号を相手先情報として取得するので、相
手先情報を確実に、かつ、正確に取得して、画情報を迅
速に、かつ、秘密性をより一層向上させつつ送信するこ
とができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上さ
せることができる。
【0084】請求項6記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、相手先からファイル情報により画情報を指定し
たポーリング送信要求を伴う着信があった際、当該ファ
イル情報で特定される画情報が画情報記憶手段に未蓄積
であると、着信時に発信電話番号通知サービスを提供す
る回線から当該発信電話番号通知サービスにより通知さ
れる発信元電話番号を取得するとともに、当該ファイル
に対応させてポーリング送信要求があった旨の所定の送
信要求情報をファイル管理手段のファイル管理情報に登
録して、当該ファイルの画情報が画情報記憶手段に蓄積
されると、上記取得した発信元電話番号宛に発呼して、
当該ファイルの画情報をファクシミリ送信するポーリン
グファイル直接送信処理を行うので、ポーリング送信す
べき画情報がないときにポーリング送信要求の着信があ
った場合、ポーリング送信要求をしてきた相手先が何回
もポーリング送信要求を伴う発呼を、繰り返すことな
く、当該画情報が作成された時点で、発信電話番号通知
サービスで通知された発信元電話番号先に画情報を直接
送信して、ポーリング送信の送信先を予め登録する手間
を省きつつ、速やかに必要な画情報を送信することがで
き、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させるこ
とができる。
【0085】請求項7記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ポーリング送信要求を伴う着信を受けた後、所
定時間内に、当該ポーリング送信要求により指定された
ファイル情報の画情報が画情報記憶手段に蓄積されない
と、当該ファイル情報のポーリング送信要求があった旨
の送信要求情報をファイル管理情報から削除するので、
相手先が不要となった画情報を送信することを防止する
ことができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上
させることができる。
【0086】請求項8記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ポーリング送信要求を伴う着信を同じ画情報に
対して複数回受けた場合、ファイル管理情報への送信要
求情報の登録を最初の着信時にのみ行い、あるいは、着
信毎に送信要求情報を更新し、ポーリングファイル直接
送信処理による画情報の送信を一度だけ行うので、同じ
画情報が重複してポーリング送信要求してきた相手先に
送信されることを防止することができ、ファクシミリ装
置の利用性をより一層向上させることができる。
【0087】請求項9記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ポーリング送信要求を伴う着信を受けた後、当
該ポーリング送信要求で指定された画情報が画情報記憶
手段に蓄積されても、所定の待ち時間の間、ポーリング
ファイル直接送信処理による画情報の直接送信を待ち、
当該待ち時間の間に当該画情報に対してポーリング送信
要求があって、当該ポーリング送信要求に応じて、当該
画情報をポーリング送信すると、送信要求情報をファイ
ル管理情報から削除するので、相手先からの再度のポー
リング送信要求を伴う着信により適切に画情報を送信す
ることができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施の形態を適
用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置のファイル管理部に形
成されているポーリング管理テーブルの一例を示す図。
【図3】図1のファクシミリ装置によるポーリング制御
処理を示すフローチャート。
【図4】図3のポーリング制御処理の続きの処理を示す
フローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 イメージメモリ 6 ファイル管理部 7 記憶部 8 画像処理部 9 CG展開処理部 10 操作表示部 11 スキャナ 12 プリンタ 13 回線制御部 14 時間監視部 15 バス 16 回線ケーブル 17 網

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の回線に接続され、着信時、ファクシ
    ミリ通信手段により所定のファクシミリ通信手順を実行
    して、相手先からポーリング送信要求があると、当該ポ
    ーリング送信要求に対応する画情報の送信を行うポーリ
    ング送信機能及び自動発呼機能を備えたファクシミリ装
    置において、前記画情報を蓄積する画情報記憶手段と、
    少なくとも前記画情報記憶手段の前記画情報を特定する
    所定のファイル情報と当該画情報をポーリング送信する
    送信先電話番号を対応させて登録されるファイル管理情
    報に基づいて前記画情報記憶手段の前記画情報をポーリ
    ング送信ファイルとして管理するファイル管理手段と、
    相手先から前記ファイル情報により前記画情報を指定し
    たポーリング送信要求を伴う着信があった際、当該ファ
    イル情報で特定される前記画情報が前記画情報記憶手段
    に未蓄積であると、当該ファイル情報に対応させてポー
    リング送信要求があった旨の所定の送信要求情報を前記
    ファイル管理手段の前記ファイル管理情報に登録して、
    当該ファイル情報の画情報が前記画情報記憶手段に蓄積
    されると、当該ファイル情報に対応して前記ファイル管
    理情報に登録されている前記送信先電話番号宛に前記フ
    ァクシミリ通信手段に発呼させて、前記画情報記憶手段
    の当該ファイル情報の画情報をファクシミリ送信するポ
    ーリングファイル直接送信処理を行う制御手段と、を備
    えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記ファクシミリ装置は、着信時に相手先
    から通知される相手先情報を取得する相手先情報取得手
    段を、さらに備え、前記ファイル管理手段は、前記ファ
    イル管理情報として前記ファイル情報に対応させて前記
    ポーリング送信要求を許可する相手先に関する所定の相
    手先情報をも記憶し、前記制御手段は、前記画情報記憶
    手段に未蓄積の前記画情報を指定した前記ポーリング送
    信要求を伴う着信があると、前記相手先情報取得手段の
    取得した前記相手先情報が前記ファイル管理情報の当該
    指定されたファイル情報の前記相手先情報と一致する場
    合にのみ、前記送信要求情報を前記ファイル管理情報に
    登録して、前記ポーリングファイル直接送信処理を行う
    ことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記ファイル管理手段は、前記ファイル管
    理情報として前記ファイル情報に対応させて複数の送信
    先電話番号と複数の前記相手先情報を記憶し、前記制御
    手段は、前記相手先情報取得手段の取得した前記相手先
    情報と一致する前記ファイル管理情報の前記相手先情報
    に対応して記憶されている前記送信先電話番号先を前記
    直接送信する相手先として、前記ファクシミリ通信手段
    に発呼させることを特徴とする請求項2記載のファクシ
    ミリ装置。
  4. 【請求項4】前記相手先情報取得手段は、ISDN網の
    データチャネルプロトコルにおけるTID、あるいは、
    ファクシミリ通信手順のG3手順におけるCSIまたは
    NSFから前記相手先情報を取得することを特徴とする
    請求項2または請求項3記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】前記ファイル管理手段は、前記ファイル管
    理情報の前記相手先情報として相手先電話番号を記憶
    し、前記相手先情報取得手段は、着信時に発信電話番号
    通知サービスを提供する回線から当該発信電話番号通知
    サービスにより通知される発信元電話番号を前記相手先
    情報として取得することを特徴とする請求項2または請
    求項3記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】発信電話番号通知サービスを提供する回線
    に接続され、着信時、ファクシミリ通信手段により所定
    のファクシミリ通信手順を実行して、相手先からポーリ
    ング送信要求があると、当該ポーリング送信要求に対応
    する画情報の送信を行うポーリング送信機能及び自動発
    呼機能を備えたファクシミリ装置において、着信時に前
    記回線から前記発信電話番号通知サービスにより通知さ
    れる発信元電話番号を取得する相手先情報取得手段と、
    前記画情報を蓄積する画情報記憶手段と、少なくとも前
    記画情報記憶手段の前記画情報を特定する所定のファイ
    ル情報の登録されるファイル管理情報に基づいて前記画
    情報記憶手段の前記画情報をポーリング送信ファイルと
    して管理するファイル管理手段と、相手先から前記ファ
    イル情報により前記画情報を指定したポーリング送信要
    求を伴う着信があった際、当該ファイル情報で特定され
    る前記画情報が前記画情報記憶手段に未蓄積であると、
    当該ファイル情報に対応させてポーリング送信要求があ
    った旨の所定の送信要求情報を前記ファイル管理手段の
    前記ファイル管理情報に登録して、当該ファイル情報の
    画情報が前記画情報記憶手段に蓄積されると、前記相手
    先情報取得手段の取得した前記発信元電話番号宛に前記
    ファクシミリ通信手段に発呼させて、前記画情報記憶手
    段の当該ファイル情報の画情報をファクシミリ送信する
    ポーリングファイル直接送信処理を行う制御手段と、を
    備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、前記ポーリング送信要求
    を伴う着信を受けた後、所定時間内に、当該ポーリング
    送信要求により指定された前記ファイル情報の画情報が
    前記画情報記憶手段に蓄積されないと、当該ファイル情
    報の前記ポーリング送信要求があった旨の前記送信要求
    情報を前記ファイル管理手段の前記ファイル管理情報か
    ら削除することを特徴とする請求項1から請求項6のい
    ずれかに記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、前記ポーリング送信要求
    を伴う着信を前記同じ画情報に対して複数回受けた場
    合、前記ファイル管理手段の前記ファイル管理情報への
    前記送信要求情報の登録を最初の着信時にのみ行い、あ
    るいは、前記着信毎に前記送信要求情報を更新し、前記
    ポーリングファイル直接送信処理による前記画情報の送
    信を一度だけ行うことを特徴とする請求項1から請求項
    7のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】前記制御手段は、前記ポーリング送信要求
    を伴う着信を受けた後、当該ポーリング送信要求で指定
    された前記画情報が前記画情報記憶手段に蓄積されて
    も、所定の待ち時間の間、前記ポーリングファイル直接
    送信処理による前記画情報の直接送信を待ち、当該待ち
    時間の間に当該画情報に対して前記ポーリング送信要求
    があって、当該ポーリング送信要求に応じて、当該画情
    報をポーリング送信すると、前記送信要求情報を前記フ
    ァイル管理手段の前記ファイル管理情報から削除するこ
    とを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載
    のファクシミリ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7734668B2 (en) 2005-07-26 2010-06-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information management system, information processing device, and program

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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