JP2019129394A - 画像形成装置、その保守管理システム、その制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】電話回線を介して画像形成装置のリモート保守管理を行うシステムでは、画像形成装置がメモリフルやプリンタ異常等の受信できない状態である時、着信拒否の状態となる。画像形成装置は、着信拒否の状態では、コールセンター側のデータ管理サーバからの呼び出しに対して応答できないため、リモート保守管理を行うことができない。【解決手段】画像形成装置に予めコールセンターの電話番号を登録し、着信時に発信元番号通知機能により通知された発信元の電話番号と登録されている電話番号が一致する場合、画像形成装置が着信拒否状態であっても着信を許可する。【選択図】図5
Description
本発明は、リモート保守管理を行う画像形成装置に関するものである。
画像形成装置を利用する際には、画像形成装置のトラブルやトナーカートリッジ等の消耗品の注文のため、ユーザが直接にメーカーのコールセンターに電話をかけるということが頻繁に行われている。
このような場合、トラブルへの対応や消耗品の注文を個別にサポートするよりも、遠隔地である保守センターにて定期的に監視して対応を行う、すなわちリモート保守を行う方が効率的である。
このような場合、トラブルへの対応や消耗品の注文を個別にサポートするよりも、遠隔地である保守センターにて定期的に監視して対応を行う、すなわちリモート保守を行う方が効率的である。
遠隔地にある保守センターにおいて画像形成装置の状態を監視するためのリモート保守システムとして、保守センターの管理サーバに画像形成装置が定期的にログ情報やトナー残量についての情報を送信するシステムが知られている。このようなリモート保守システムにより、保守センターはトラブル発生前に画像形成装置の状況を把握することができ、早急なトラブル対応が可能となる。
また、トナー残量をチェックし、トナーが少なくなった時点でトナーカートリッジを配送することにより、トナー切れになる前に交換部品であるトナーカートリッジをユーザに届けることが可能である。
また、トナー残量をチェックし、トナーが少なくなった時点でトナーカートリッジを配送することにより、トナー切れになる前に交換部品であるトナーカートリッジをユーザに届けることが可能である。
このようなリモート保守システムを行う先行技術文献として、特許文献1がある。特許文献1は、電話回線に接続されたファクシミリ装置を遠隔地のリモートファクシミリ装置よりDTMF信号にてファクシミリ装置のデータの読み出しまたは書き込みを行う機能を備える。これにより、ファクシミリ装置の設置場所に行くことなく、遠隔操作により保守を実現することができる。
さらに利便性を向上させた先行技術文献として、特許文献2がある。特許文献2は、オペレータが遠隔操作を行うために、暗証番号を入力することなく、予め登録されている電話番号と発信元番号通知(ナンバーディスプレイ)機能により通知された電話番号とを比較する。これにより、オペレータによる遠隔操作の許可、禁止を制御している。
また、従来から、画像形成装置がメモリフル状態になると、ファクシミリ等について着信拒否状態にすることが知られている。例えば、トナーなしやジャムなどが発生したために、プリントを実行できない状態でファクシミリ受信が続くと、受信したファクシミリデータがメモリに蓄積されてしまう。そうすると、ファクシミリデータの印刷ができないため、メモリ内のファクシミリデータが削除されないままとなり、画像形成装置がメモリフル状態になる場合がある。
しかし、メモリフル状態になったことなどにより、画像形成装置が着信拒否状態になると、コールセンター側のデータ管理サーバからの呼び出しに対して、画像形成装置は応答できないため、リモート保守を行うことができない。
リモート保守ができない状態では、コールセンターにトナーなしなどの情報が通知されないため、リモート保守システムによるトナーカートリッジの自動配送が行えないなどの問題が生じる。
本発明は、このような課題を解決することを目的とする。
リモート保守ができない状態では、コールセンターにトナーなしなどの情報が通知されないため、リモート保守システムによるトナーカートリッジの自動配送が行えないなどの問題が生じる。
本発明は、このような課題を解決することを目的とする。
本発明は、設定により電話番号を第1の電話番号として登録する登録手段と、電話回線を通して発信された電話の着信時に発信元である電話番号を第2の電話番号として発信元番号通知機能により取得する取得手段と、前記発信元番号通知機能により取得した前記第2の電話番号と、登録されている前記第1の電話番号と、を比較する比較手段と、電話回線を通して発信された電話を着信拒否に設定することができる設定手段と、前記比較手段で比較した前記第1の電話番号と前記第2の電話番号が一致する場合に、前記設定手段により設定された前記着信拒否を解除する解除手段を有する画像形成装置である。
本発明では、画像形成装置のリモート保守管理を行うコールセンターの電話番号を画像処理装置に予め登録する。そして、電話の着信時に、発信元番号通知機能により通知された発信元の電話番号が登録されている電話番号と一致する時、着信拒否状態であっても着信を許可する。
これにより、画像形成装置がプリンタ異常やメモリフル等の理由により着信拒否状態であっても、トナーカートリッジの自動配送などのリモート保守管理サービスを受けることが可能となる。
これにより、画像形成装置がプリンタ異常やメモリフル等の理由により着信拒否状態であっても、トナーカートリッジの自動配送などのリモート保守管理サービスを受けることが可能となる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るリモート保守管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
画像形成装置101は、ユーザ環境に配置され、ユーザによって操作される。
データ管理サーバ102は、リモート保守管理を行う保守管理センター内に配置され、保守管理センターのオペレータによって操作される。
そして、画像形成装置101とデータ管理サーバ102は、電話回線103であるPSTN(Public Switched Telephone Networks)回線網を介して通信可能である。
画像形成装置101は、ユーザ環境に配置され、ユーザによって操作される。
データ管理サーバ102は、リモート保守管理を行う保守管理センター内に配置され、保守管理センターのオペレータによって操作される。
そして、画像形成装置101とデータ管理サーバ102は、電話回線103であるPSTN(Public Switched Telephone Networks)回線網を介して通信可能である。
図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。
CPU201は、ROM202またはハードディスク(以下、HDDと略す)204に記憶された制御プログラムに基づいて、システムバス211に接続される下記の各種デバイスとのアクセスを総括的に制御する。
ROM202は、CPU201が実行可能な制御プログラム等を記憶している。
RAM203は、主としてCPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
HDD204は、不揮発性のメモリからなる記憶装置であり、ブートプログラム、各種アプリケーションプログラム、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶する。なお、本実施形態ではHDD204を用いているが、HDD204の他にSDカードや、フラッシュメモリなどを外部記憶装置として利用してもよい。
CPU201は、ROM202またはハードディスク(以下、HDDと略す)204に記憶された制御プログラムに基づいて、システムバス211に接続される下記の各種デバイスとのアクセスを総括的に制御する。
ROM202は、CPU201が実行可能な制御プログラム等を記憶している。
RAM203は、主としてCPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
HDD204は、不揮発性のメモリからなる記憶装置であり、ブートプログラム、各種アプリケーションプログラム、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶する。なお、本実施形態ではHDD204を用いているが、HDD204の他にSDカードや、フラッシュメモリなどを外部記憶装置として利用してもよい。
スキャナ制御部205は、読み取り装置を制御し、指定されたモード(例えば、紙サイズ、解像度、濃度等)で原稿を読み取る。
プリンタ制御部206は、印刷装置を制御し、印刷文書をフィニッシャー等の排紙装置を介して、排紙トレーに出力する。
表示制御部207は、ユーザによる各種設定操作を受け付けると共に、画像形成装置の動作状態などをLCDなどの表示装置に表示する。
プリンタ制御部206は、印刷装置を制御し、印刷文書をフィニッシャー等の排紙装置を介して、排紙トレーに出力する。
表示制御部207は、ユーザによる各種設定操作を受け付けると共に、画像形成装置の動作状態などをLCDなどの表示装置に表示する。
符号化/復号化部208は、送信する画像データを符号化し、データ圧縮する一方、受信した圧縮データを復号化し、元の画像データに復元する。
ネットワーク制御部209は、LANに接続し、他のネットワーク環境下の機器とデータ通信を行う。
ファクシミリ制御部210は、電話回線であるPSTN回線に接続している。そして、電話回線を介して、読み取り装置で読み取った画像を任意の相手先にファクシミリ送信したり、ファクシミリ受信した受信画像を印刷装置より印刷させる。また、電話回線を介して、データ管理サーバ102とデータ通信を行うことができる。
ネットワーク制御部209は、LANに接続し、他のネットワーク環境下の機器とデータ通信を行う。
ファクシミリ制御部210は、電話回線であるPSTN回線に接続している。そして、電話回線を介して、読み取り装置で読み取った画像を任意の相手先にファクシミリ送信したり、ファクシミリ受信した受信画像を印刷装置より印刷させる。また、電話回線を介して、データ管理サーバ102とデータ通信を行うことができる。
図3は、発信元番号通知機能における発信元回線番号を通知するシーケンスを示している。本図において、画像形成装置とPSTN回線網キャリアのNTT局とは電話回線で接続されている。
以下に示すシーケンスに従い、画像形成装置は発信元の回線番号を取得する。このシーケンスは、後述の図5のフローチャート(S502)において実行される。
以下に示すシーケンスに従い、画像形成装置は発信元の回線番号を取得する。このシーケンスは、後述の図5のフローチャート(S502)において実行される。
まず、NTT局は、接続先の画像形成装置に対して、情報受信端末起動信号であるCAR信号を送信する(S301)。
情報受信端末起動信号(CAR信号)を受信した画像形成装置は、一次応答(回線閉結)を行う(S302)。
情報受信端末起動信号(CAR信号)を受信した画像形成装置は、一次応答(回線閉結)を行う(S302)。
次に、一次応答を受信したNTT局は、回線番号に対して決められた変調を行い、モデム信号として画像形成装置に送信する(S303)。
モデム信号を受信した画像形成装置は、変調波を復調し、発信元の回線番号を取得する。そして、画像形成装置は、回線番号を取得後、受信完了信号をNTT局に通知し、回線開放を行う(S304)。
モデム信号を受信した画像形成装置は、変調波を復調し、発信元の回線番号を取得する。そして、画像形成装置は、回線番号を取得後、受信完了信号をNTT局に通知し、回線開放を行う(S304)。
次に、受信完了信号を受信したNTT局は、実際の電話の呼び出し信号を送信し、画像形成装置の呼び出しを行う(S305)。このような発信元番号通知機能により、画像形成装置は、実際の呼び出し信号を受ける直前に、発信元の回線番号をPSTN回線網キャリアのNTT局から取得することができる。
画像形成装置は、呼び出し信号に応答して、二次応答(回線閉結)を行う(S306)。
ここで、発呼側の端末と、着呼側の画像形成装置との呼接続が完了し、通話状態となる。
画像形成装置は、呼び出し信号に応答して、二次応答(回線閉結)を行う(S306)。
ここで、発呼側の端末と、着呼側の画像形成装置との呼接続が完了し、通話状態となる。
図4は、画像形成装置101からデータ管理サーバ102へデータ送信を行うシーケンスである。本図において、画像形成装置101とデータ管理サーバ102とは電話回線103で接続されている。
このシーケンスは、後述の図5のフローチャート(S509)において実行される。
このシーケンスは、後述の図5のフローチャート(S509)において実行される。
まず、発呼側であるデータ管理サーバ102は、ファクシミリ通信手順の開始を示す信号であるCNG信号を送信する(S401)。
CNG信号を受信した画像形成装置101は、ファクシミリ受信手順を開始し、応答トーン信号であるCED信号を送信する(S402)。
続いて、画像形成装置101は、機器能力などを示す信号であるNSF、CSI、DIS信号を送信する(S403)。なお、NSF信号は、データ通信能力ありと設定される。
CNG信号を受信した画像形成装置101は、ファクシミリ受信手順を開始し、応答トーン信号であるCED信号を送信する(S402)。
続いて、画像形成装置101は、機器能力などを示す信号であるNSF、CSI、DIS信号を送信する(S403)。なお、NSF信号は、データ通信能力ありと設定される。
次に、NSF、CSI、DIS信号を受信したデータ管理サーバ102は、NSF信号により画像形成装置101にデータ通信能力があることが分かると、データ通信開始を示すNSS信号とともに、命令受信信号であるTSI、DCS信号を送信する(S404)。
NSS、TSI、DCS信号を受信した画像形成装置101は、データ通信開始の応答信号であるNSC信号を送信する(S405)。
NSS、TSI、DCS信号を受信した画像形成装置101は、データ通信開始の応答信号であるNSC信号を送信する(S405)。
次に、NSC信号を受信したデータ管理サーバ102は、応答信号としてメッセージ確認信号であるMCF信号を送信する(S406)。
MCF信号を受信した画像形成装置101は、データ転送要求信号としてNSF信号を送信する(S407)。
MCF信号を受信した画像形成装置101は、データ転送要求信号としてNSF信号を送信する(S407)。
次に、NSF信号を受信したデータ管理サーバ102は、データ読み出し要求信号であるNSS、DTC信号を送信する(S408)。データ読み出し要求信号(NSS、DTC信号)には、トナーカートリッジのトナー残量取得要求、各種カウンタ情報の取得要求等、画像形成装置101内の情報を読み出すための要求が含まれている。
NSS、DTC信号を受信した画像形成装置101は、応答信号としてデジタル命令信号であるDCS信号を送信するとともに、トレーニング確認信号であるTCF信号を送信する(S409)。
TCF信号を受信したデータ管理サーバ102は、トレーニングが良好であれば、トレーニング正常を意味するCFR信号を送信する(S410)。ここでは不図示であるが、トレーニングが失敗した時は、データ管理サーバ102はトレーニング失敗を意味するFTT信号を送信し、FTT信号を受信した画像形成装置101は通信速度を下げて再度トレーニングを行う。
NSS、DTC信号を受信した画像形成装置101は、応答信号としてデジタル命令信号であるDCS信号を送信するとともに、トレーニング確認信号であるTCF信号を送信する(S409)。
TCF信号を受信したデータ管理サーバ102は、トレーニングが良好であれば、トレーニング正常を意味するCFR信号を送信する(S410)。ここでは不図示であるが、トレーニングが失敗した時は、データ管理サーバ102はトレーニング失敗を意味するFTT信号を送信し、FTT信号を受信した画像形成装置101は通信速度を下げて再度トレーニングを行う。
CFR信号を受信した画像形成装置101は、S408のデータ読み出し要求信号(NSS、DTC信号)で指示された要求に従い、読み出しデータを作成し、データ管理サーバ102へ送信する(S411)。
続いて、画像形成装置101は、読み出しデータ終了を意味する手順終了信号であるPPS−EOP信号を送信する(S412)。
続いて、画像形成装置101は、読み出しデータ終了を意味する手順終了信号であるPPS−EOP信号を送信する(S412)。
PPS−EOP信号を受信したデータ管理サーバ102は、データ受信が正常であればデータ受信完了を意味するメッセージ確認信号であるMCF信号を送信する(S413)。ここでは不図示であるが、データ受信が失敗した時、データ管理サーバ102はデータ受信を意味するPPR信号を送信し、PPR信号を受信した画像形成装置101は読み出しデータの再送信を行う。
MCF信号を受信した画像形成装置101は、切断命令信号であるDCN信号を送信する(S414)。
DCN信号を受信したデータ管理サーバ102は、切断命令信号としてDCN信号を送信し、回線を解放する(S415)。
最後に、DCN信号を受信した画像形成装置101は回線を解放する。
DCN信号を受信したデータ管理サーバ102は、切断命令信号としてDCN信号を送信し、回線を解放する(S415)。
最後に、DCN信号を受信した画像形成装置101は回線を解放する。
図5は、データ管理サーバ102が画像形成装置101のリモート保守管理を実行する際に、画像形成装置101が実行する処理を示すフローチャートである。
本フローチャートは、HDD205に格納されRAM203に読み出されるプログラムにより、CPU201が実行する。
本フローチャートは、HDD205に格納されRAM203に読み出されるプログラムにより、CPU201が実行する。
画像形成装置101は、ファクシミリ制御部210にて着信を監視する(S501)。
そして、着信を検出した時、ファクシミリ制御部210は、図3で説明した発信元番号通知機能により、通知をした発信元の電話番号を取得する(S502)。
次に、ファクシミリ制御部210は、着信可能であるか否かをチェックする(S503)。
例えば、プリンタ制御部206にアクセスし、トナーカートリッジのトナー残量や、プリンタエンジンに異常がないかをチェックする。また、HDD204にアクセスし、メモリがフル状態でないかをチェックする。いずれかに異常がある時、ファクシミリ制御部210は着信拒否と判断する。また、異常がない場合は、着信可能と判断し、着信を受け付ける。
そして、着信を検出した時、ファクシミリ制御部210は、図3で説明した発信元番号通知機能により、通知をした発信元の電話番号を取得する(S502)。
次に、ファクシミリ制御部210は、着信可能であるか否かをチェックする(S503)。
例えば、プリンタ制御部206にアクセスし、トナーカートリッジのトナー残量や、プリンタエンジンに異常がないかをチェックする。また、HDD204にアクセスし、メモリがフル状態でないかをチェックする。いずれかに異常がある時、ファクシミリ制御部210は着信拒否と判断する。また、異常がない場合は、着信可能と判断し、着信を受け付ける。
S503で着信拒否と判断した場合(S503でYes)、ファクシミリ制御部210は、HDD204を参照し、予めユーザが登録した電話番号を取得する(S504)。登録されている電話番号は、リモート保守管理を行うデータ管理サーバの電話番号であり、着信拒否状態でも着信を受け付ける。なお、リモート保守管理を行うデータ管理サーバは複数あってもよい。
次に、ファクシミリ制御部210は、S502にて取得した発信元の電話番号と、S504にて取得した登録されている電話番号を比較する(S505)。
両者の電話番号が一致しない場合、着信を受け付けない。一致する場合は、着信拒否状態を解除して、着信を受け付ける(S506)。
両者の電話番号が一致しない場合、着信を受け付けない。一致する場合は、着信拒否状態を解除して、着信を受け付ける(S506)。
着信を受け付けると、ファクシミリ制御部210は、図4で説明したデータ送信シーケンスに従い、処理を実行する。
データ送信シーケンスのS404において、データ通信開始を指示したNSS信号を画像形成装置101が受信した場合、S508に移行する。また、データ通信開始の指示がない場合、通常のファクシミリ受信手順に移行する(S507)。
データ送信シーケンスのS404において、データ通信開始を指示したNSS信号を画像形成装置101が受信した場合、S508に移行する。また、データ通信開始の指示がない場合、通常のファクシミリ受信手順に移行する(S507)。
S508において、ファクシミリ制御部210は、HDD204を参照し、予めユーザが設定したデータ通信許可/禁止の設定情報を取得し、データ通信設定が許可されている場合、データ通信を実行する(S509)。ここで、データ通信は、図4で説明したデータ送信シーケンスに従い、実行される。
一方、データ通信設定が禁止されている場合、データ通信を終了し、回線を切断する。
上述のフローチャートにより、画像形成装置101が着信拒否状態で、着信を受け付けない状態であっても、リモート保守管理を行うことが可能になる。
一方、データ通信設定が禁止されている場合、データ通信を終了し、回線を切断する。
上述のフローチャートにより、画像形成装置101が着信拒否状態で、着信を受け付けない状態であっても、リモート保守管理を行うことが可能になる。
(その他の実施例)
本実施例では電話回線として一般電話回線であるPSTN回線を例に説明しているがPSTN回線に限るものではなく、発信元の電話番号を取得可能な電話回線であればよい。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述の実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本実施例では電話回線として一般電話回線であるPSTN回線を例に説明しているがPSTN回線に限るものではなく、発信元の電話番号を取得可能な電話回線であればよい。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述の実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 画像形成装置
102 データ管理サーバ
103 電話回線
210 ファクシミリ制御部
102 データ管理サーバ
103 電話回線
210 ファクシミリ制御部
Claims (10)
- 設定により電話番号を第1の電話番号として登録する登録手段と、
電話回線を通して発信された電話の着信時に発信元である電話番号を第2の電話番号として発信元番号通知機能により取得する取得手段と、
前記発信元番号通知機能により取得した前記第2の電話番号と、登録されている前記第1の電話番号と、を比較する比較手段と、
電話回線を通して発信された電話を着信拒否に設定することができる設定手段と、
前記比較手段で比較した前記第1の電話番号と前記第2の電話番号が一致する場合に、前記設定手段により設定された前記着信拒否を解除する解除手段を有する画像形成装置。 - 前記設定手段は、画像形成装置が有する記憶装置のメモリがフル状態である場合に、前記着信拒否を設定する請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記設定手段は、画像形成装置に何らかの異常がある場合に、前記着信拒否を設定する請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記登録手段は、前記第1の電話番号として複数の電話番号を登録することができることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記登録手段において設定された前記電話番号が、画像形成装置の保守管理を行う保守管理センターの電話番号である請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記比較手段で比較した前記第1の電話番号と前記第2の電話番号が一致する場合、前記保守管理センターからのデータ送信の受信を可能にする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記電話回線を通して画像データを受信するファクシミリ機能を有する請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 請求項1に記載された画像形成装置と、
前記画像形成装置の保守管理を行う保守管理センターと、
前記画像形成装置と前記保守管理センターとを接続する電話回線と、
から構成されることを特徴とする画像形成装置の保守管理システム。 - 設定により電話番号を第1の電話番号として登録する登録工程と、
電話回線を通して発信された電話の着信時に発信元である電話番号を第2の電話番号として発信元番号通知機能により取得する取得工程と、
前記発信元番号通知機能により取得した前記第2の電話番号と、登録されている前記第1の電話番号と、を比較する比較工程と、
電話回線を通して発信された電話を着信拒否に設定することができる設定工程と、
を有し、
前記比較工程で比較した前記第1の電話番号と前記第2の電話番号が一致する場合に、前記設定工程により設定された前記着信拒否を解除する解除工程を有する画像形成装置の制御方法。 - 請求項9に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータにより実行するためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018009452A JP2019129394A (ja) | 2018-01-24 | 2018-01-24 | 画像形成装置、その保守管理システム、その制御方法およびプログラム |
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