JP2002209045A - ファクシミリ - Google Patents

ファクシミリ

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JP2002209045A
JP2002209045A JP2001003541A JP2001003541A JP2002209045A JP 2002209045 A JP2002209045 A JP 2002209045A JP 2001003541 A JP2001003541 A JP 2001003541A JP 2001003541 A JP2001003541 A JP 2001003541A JP 2002209045 A JP2002209045 A JP 2002209045A
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English (en)
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Kazuya Sengoku
和也 仙石
Hajime Inoue
肇 井上
Hiroshi Miyazaki
博志 宮▲崎▼
Shugo Inoue
修吾 井上
Kenichi Shibata
憲一 柴田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FAX受信した受信画像の確認をコンピュー
タ上で容易に行うことができるようにする。 【解決手段】 ファクシミリ110に通信網からFAX
受信があると、受信画像とこの受信画像に対応付けたT
SI情報等を含むFAX受信情報をメモリ5に蓄積した
後、コンピュータ接続部6を介して接続されたコンピュ
ータ130又は140にFAX受信通知部7により上記
FAX受信情報を通知すると共に、タイマ10のカウン
トを開始する。タイマ満了値になるまでの間に、メモリ
画像印刷制御部8がコンピュータ130又は140から
印刷指示を受信すると、これに応じてメモリ画像印刷制
御部8はメモリ5に蓄積された当該受信画像を記録部4
で印刷させて出力させる。タイマ満了までに印刷指示が
なく、タイマ満了した場合は、当該受信画像を強制的に
印刷出力させる。上記の各印刷出力後、メモリ5から当
該受信画像を消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータと接
続可能なファクシミリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の人が在中している事業所等でファ
クシミリを使用する場合、通常は、在中人数より少数
(最低では1台)のファクシミリを共同で使用してい
る。このような使用方法によるFAX受信画像として
は、事業所の誰が確認してもよい共通的受信画像と、事
業所の個人が確認する必要がある個人宛受信画像との2
種類がある。後者の場合は、受信画像を確認した人以外
の他人宛の受信画像である場合もある。また、業務によ
ってはFAX受信終了後、直ちに受信画像を確認する必
要もある。
【0003】このため、FAX受信がある度に人がファ
クシミリの傍まで出向き、出力された受信画像を一々確
認する必要がある。特に自分宛でない受信画像の場合は
無駄足になると共に、その他人宛受信画像をファクシミ
リ出力部に置いたままにするケースが多く、後から確認
する場合、置き去りになった受信画像と、その後受信し
た受信画像も含めて確認する必要があるという非常に多
大な稼動を必要としていた。
【0004】これを解決する方法として、予め受信側フ
ァクシミリの画像蓄積メモリを個人毎に使用できるよう
にボックス化し、送信側がFAX送信時にボックス情報
を指定し、ボックス蓄積後にその旨を印刷出力等により
ボックス管理者に通知する方法がある。このボックス情
報としては大きく分けて以下の2種類がある。
【0005】ITU(International Telecommunicat
ion Union)勧告T.30に規定されたFコード等をボ
ックスと対応付けて管理し、通信手順を利用して送信側
がボックスを指定する方法。 NTT東日本、NTT西日本等の地域電話会社がサー
ビスしている着信側電話番号情報(例:ダイヤルイン、
i・ナンバー等)をボックスと対応付けて管理し、送信
側が着信側電話番号を指定することにより、電話網から
の着信時に受信する着信側電話番号情報によってボック
スを指定する方法。
【0006】上記の何れの方法であっても、個人宛受信
画像はボックスに蓄積され、ボックスに蓄積された受信
画像は個人毎に所定の印刷操作を行うまでメモリに蓄積
され続ける。共通的受信画像の場合はボックスが指定さ
れないためメモリに蓄積されず、直ちに印刷されること
になる。また近年では、ファクシミリにコンピュータ接
続手段を設け、ボックスとコンピュータとを対応付けて
管理することにより、ボックスに蓄積された受信画像を
コンピュータに転送する機能を持つファクシミリも登場
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示したのボックス情報指定方法のうち、コンピュー
タ接続手段を搭載しない方法の場合は、FAX受信後直
ちに受信画像を確認する必要がある時に、自分宛か否か
が分からないままに人がファクシミリの傍まで確認しに
行かなければならないという、煩わしさを解消すること
はできないという問題があり、また、受信画像がボック
スに蓄積されたままであるとメモリ残量が少なくなり、
遂にはFAX受信自体ができなくなる恐れがあるという
問題があった。
【0008】また、コンピュータ接続手段を搭載する方
法の場合は、自分宛か否かが分からないままに、人がフ
ァクシミリの傍まで確認しに行かなければならないとい
う煩わしさを解消すること、及びメモリ不足の問題は解
決できるが、コンピュータ接続手段の搭載の有無に関わ
らず、の方法では、送信側・受信側それぞれにおいて
通常のFAX通信手順以外の付加的な通信手順を行う必
要があり、かつ送信側にFAX送信操作以外にボックス
情報指定のための操作を強要させるという問題があっ
た。
【0009】またの場合は、の上記問題の1つであ
る「送信側にファクシミリ送信操作以外にボックス情報
指定のための操作を強要させる」という問題は解決でき
るものの、地域電話会社のサービスを利用するため、サ
ービス料金を負担しなければならないという問題があっ
た。
【0010】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたもので、FAX受信した受信画像の確認を容易に行
うことができるファクシミリを提供することを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるファクシミリは、FAX受信した受
信画像とこの受信画像に関するFAX受信情報を記憶す
る記憶手段(例えば実施の形態における、メモリ5)
と、少なくとも1つのコンピュータを接続するコンピュ
ータ接続手段(同、コンピュータ接続部6)と、FAX
受信時に前記FAX受信情報を前記コンピュータ接続手
段を介してコンピュータに通知するFAX受信通知手段
(同、FAX受信通知部7)と、前記FAX受信通知手
段による前記通知に基づいて所定時間を満了値とする時
間のカウントを開始するタイマ手段(同、タイマ10、
タイマ情報メモリ12)と、前記タイマ手段が前記満了
値をカウントするまでの間に、前記コンピュータからの
FAX受信情報を含む出力指示(同、印刷指示又は取込
指示)があったとき、これに応じて前記記憶手段に記憶
された受信画像のうち当該FAX受信情報に対応する受
信画像を読み出して出力(同、印刷出力又はコンピュー
タへ転送)するメモリ画像出力制御手段(同、メモリ画
像印刷制御部8、記録部4又はメモリ画像転送制御部1
4)と、前記メモリ画像出力制御手段による出力後、そ
の受信画像を前記記憶手段から消去する消去制御手段
(同、制御回路13)とを設けたものである。
【0012】
【作用】本発明によれば、通信網からFAX受信がある
と、受信画像とこの受信画像に対応付けたFAX受信情
報を記憶手段に記憶した後、コンピュータ接続手段を介
して接続されたコンピュータに対してFAX受信通知手
段によりFAX受信情報を通知すると共に、タイマのカ
ウントを開始し、タイマ満了値になるまでの間に、メモ
リ画像出力制御部がコンピュータから出力指示を受信す
ると、これに応じて記憶手段に記憶された受信画像を、
例えば印刷出力又はコンピュータへの転送等により出力
し、その後、消去制御手段が当該受信画像を記憶手段か
ら消去する。また、タイマが満了した場合についても、
同じく印刷出力又はコンピュータへの転送等により出力
し、その後、消去制御手段が当該受信画像を記憶手段か
ら消去する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図5は本発明の後述する第1、第
2の実施の形態が適用されるFAX通信システムの実施
の形態を示すものである。図5において、100は通信
網、110は本発明の第1、第2の実施の形態によるフ
ァクシミリであり、120は通常のファクシミリであ
る。130、140は本発明によるファクシミリ110
に設けられたコンピュータ接続部を介して接続されたコ
ンピュータである。
【0014】これらのコンピュータ130、140に
は、ファクシミリ110からのFAX受信通知情報の受
信、コンピュータ画面への通知情報の表示等を行うため
のソフトウェアプログラムと、さらに、第1の実施の形
態の場合は、コンピュータのユーザによるプリント指示
操作によりファクシミリ110へ印刷指示を行うための
ソフトウェアプログラムが、第2の実施の形態の場合
は、コンピュータのユーザによる受信画像取込指示操作
によりファクシミリ110へ受信画像の取込指示を行う
ためのソフトウェアプログラムがインストールされてい
る。
【0015】図1は図5におけるファクシミリ110の
第1の実施の形態を示すブロック図である。尚、本実施
の形態は請求項1、2、4に関するものである。図1に
おいて、1は通信網に接続され、発信・着信等の呼制御
を行う回線インタフェース、2は通信網を介して他のフ
ァクシミリとの間でITU−T T.30に準拠した伝
送手順により、送信側ファクシミリに設定された電話番
号情報であるTSI情報やITU−T T.4やT.6
に準拠した画像情報の送受信を行うモデムである。
【0016】3は原稿を読み取ってITU−T T.4
やT.6の符号化方式に準拠した画像情報に変換する読
取部、4は受信した画像情報を復号化した上でセットさ
れた記録紙に記録して排出する記録部、5はモデム3に
より受信した画像情報及びTSI情報及び時間情報を記
憶するメモリ、6はIEEE802.3規格であるEt
hernet等により、1台又は複数台のコンピュータ
130、140と接続できるコンピュータ接続部であ
る。
【0017】7はFAX受信時に後述するFAX受信情
報をコンピュータ接続部6を介してコンピュータ13
0、140に通知するFAX受信通知部、8はコンピュ
ータ側からのFAX受信情報を含む印刷指示に応じてメ
モリ5に記憶された受信画像のうち当該FAX受信情報
に対応した受信画像を印刷出力させるメモリ画像印刷制
御部、9は時間の情報管理を行う時間情報管理部、10
はFAX受信通知部8によるコンピュータへの通知に基
づいてカウントを開始し、メモリ5に記憶された所定の
時間と時間比較を行うタイマである。
【0018】11はタイマ10のカウントの満了値(所
定時間)を設定したり、FAX送信時に宛先入力するた
めのキー、12はタイマ満了値を記憶するタイマ情報メ
モリ、13は回線インタフェース1、モデム2、読取部
3、記録部4、メモリ5、FAX受信通知部7、時間情
報管理部9、タイマ10、タイマ情報メモリ12を制御
する制御回路である。
【0019】上記回線インタフェース1は、通信網にオ
フフックを知らせるための直流ループ閉結、DPやPB
等の選択信号の送出、通信網からの着信信号の検出、送
話信号や受信信号の増幅、2線−4線変換等の機能が必
要であるが、これらは従来のアナログ電話機と同様にL
SI、トランジスタ、抵抗、コンデンサ、トランス等に
より構成できる。モデム2はFAXモデム用LSI等で
構成できる。
【0020】読取部3は、従来のファクシミリや複写機
等と同様にCCDイメージセンサや密着形イメージセン
サ及び周辺部品から構成できる。記録部4は従来のファ
クシミリや複写機等と同様に、感光体、現像器、定着
器、トナー等による電子写真記録方式等により構成でき
る。メモリ5及びタイマ情報メモリ12は、RAMやフ
ラッシュメモリ等の半導体メモリあるいはハードディス
ク等の磁気記憶装置等により構成できる。コンピュータ
接続部6はコネクタ、Ethernet制御用LSI及
び周辺部品により構成できる。
【0021】FAX受信通知部7及びメモリ画像印刷制
御部8、タイマ10、制御回路13はCPU、RAM、
ROM等のLSIにより構成できる。時間情報管理部9
は時計用IC等で構成できる。キー11はボタンやスイ
ッチ等で構成できる。また、これらの構成要素の中の複
数の回路及び手段を1つのLSIにまとめて構成できる
ことはいうまでもない。
【0022】次に動作について説明する。図2は制御回
路13の動作を示すフローチャートである。図2及び図
1、図5を用いて、ファクシミリ120からファクシミ
リ110に着信があった場合を例として説明する。本実
施の形態によるファクシミリ110において、予めキー
11によりタイマ満了値を5分と設定してタイマ情報メ
モリ12に記憶させているものとする。
【0023】図5のファクシミリ120から通信網10
0を介してファクシミリ110に着信があると(図2の
ステップS1、以下ステップ略)、回線インタフェース
1を制御して着信に応答し(S2)、モデム2を制御し
て、受信した画像情報と、同時に受信したITU−T
T.30のTSI信号の内容(ここではファクシミリ1
20の電話番号、以後TSI情報)等の画像情報に関す
るFAX受信情報とを対応付けてメモリ5に蓄積する
(S3、S4)。
【0024】次にFAX受信通知部7に対して、上記F
AX受信情報のメモリ5からの読み出し指示と、コンピ
ュータへの受信通知指示を行う(S5)。この指示に応
じてFAX受信通知部7は、コンピュータ接続部6を介
して上記FAX受信情報を読み出してコンピュータ13
0、140に転送する。この場合、画像情報の内容につ
いて、例えば受信した先頭ぺージを含むFAX受信情報
を所定のプロトコル(インターネットFAXやSNMP
(Simple Network Management Protocol :RFC11
57)等を利用することにより転送することができる。
【0025】次に、時間情報管理部9から時間情報を読
み出して(S6)、先にコンピュータに転送したFAX
受信情報に対応した受信画像に対応付けてメモリ5に蓄
積した上で、タイマ10をスタートさせる(S7)。
【0026】この後、タイマ10がタイマ情報メモリ1
2に記憶されたタイマ値(5分)までカウントされる
が、タイマ満了までの間に、コンピュータ130、又は
140からコンピュータ接続部6を介して、FAX受信
情報等の受信画像を識別可能な情報を含む印刷指示をメ
モリ画像印刷制御部8が受信すると、メモリ5に蓄積さ
れた対応する受信画像を読み出し、記録部4を制御して
印刷出力させる(S2)。また、その旨を制御回路13
に通知する(S8,Y、S9)。
【0027】次に制御回路13は、メモリ5に蓄積され
ている印刷完了した受信画像と、対応つけられたFAX
受信情報及び時間情報を消去した後(S12)、タイマ
10にタイマ値の初期化を指示する(S13)。
【0028】上記タイマ満了までの間にコンピュータか
ら印刷指示がなかった場合にタイマ10から、タイマ満
了と通知された場合は(S2,Y)、制御回路13はメ
モリ5に蓄積された対応する受信画像を読み出し、記録
部4を制御して印刷出力させる(S11)。その後、メ
モリ5に蓄積されている印刷完了した受信画像と、対応
付けられたFAX受信情報及び時間情報を消去する(S
12)。さらに、タイマ10にタイマ値の初期化を指示
する(S13)。
【0029】以上説明したように本実施の形態において
は、タイマ満了までにコンピュータからの印刷指示があ
った場合は、受信画像が記録部4により印刷出力され、
タイマ満了までに印刷指示がなかった場合は、満了後、
記録部4により強制的に印刷出力されることになる。そ
して、印刷出力後は当該受信画像はメモリ5から消去さ
れるので、その後の受信に対してメモリ残量が不足する
ようなことを防止することができる。尚、本実施の形態
においては複数のFAX受信があった場合でも、受信毎
に上述の動作が行えることはいうまでもない。
【0030】図3は図5におけるファクシミリ110の
第2の実施の形態を示すブロック図である。尚、本実施
の形態は請求項1、3、4に関するものである。図3に
おいて、回線インタフェース1、モデム2、読取部3、
記録部4、メモリ5、コンピュータ接続部6、FAX受
信通知部7、時間情報管理部9、タイマ10、キー1
1、タイマ情報メモリ12、制御回路13は図1と全く
同等の構成であり、重複する説明は省略する。
【0031】図3においては、図1のメモリ画像印刷制
御部8に代えてメモリ画像転送制御部14が設けられて
いる。このメモリ画像転送制御部14は、コンピュータ
側からのFAX受信情報を含む画像取込指示によりメモ
リ5に記憶されたFAX受信情報に対応した受信画像を
コンピュータ接続部6を介してコンピュータに転送する
ものである。また、メモリ画像転送制御部14はCP
U、RAM、ROM等のLSIにより構成できる。
【0032】次に動作について説明する。図4は制御回
路13の動作を示すフローチャートである。図4及び図
3、図5を用いて、ファクシミリ120からファクシミ
リ110に着信があった場合を例として説明する。本実
施の形態によるファクシミリ110において、予めキー
11によりタイマ満了値を5分と設定してタイマ情報メ
モリ12に記憶させているものとする。
【0033】図4において、S1〜S7の動作は図2と
同様である。また、図2のS8、S9に代えてS8A、
S9Aが設けられ、さらにS14が新たに設けられてい
る。S10〜S13は図2と同様である。
【0034】S7でタイマ10がスタートして、タイマ
情報メモリ12に記憶されたタイマ値(5分)までカウ
ントされる。このタイマ満了までの間に、コンピュータ
130又は140からコンピュータ接続部6を介してF
AX受信情報等の受信画像を識別可能な情報を含む画像
取込指示をメモリ画像転送制御部8が受信した場合は、
メモリ5に蓄積された対応する受信画像を読み出し、コ
ンピュータ接続部6を介して指示があったコンピュータ
に対して受信画像を転送する。また、その旨を制御回路
13に通知する(S8A,Y、S9A)。
【0035】制御回路13は、メモリ5に蓄積されてい
るコンピュータヘの転送が完了した受信画像と、対応付
けられたFAX受信情報及び時間情報を消去した後(S
14)、タイマ10にタイマ値の初期化を指示する(S
13)。
【0036】タイマ満了までに画像取込指示がなかった
場合にタイマ10からタイマ満了が通知された場合は、
制御回路13はメモリ5に蓄積された対応する受信画像
を読み出し、記録部4を制御して印刷出力させた上で、
メモリ5に蓄積されている印刷完了した受信画像と、対
応付けられたFAX受信情報及び時間情報を消去し、か
つタイマ10にタイマ値の初期化を指示する(S10〜
S13)。
【0037】以上説明したように本実施の形態において
は、タイマ満了までにコンピュータからの画像取込指示
があった場合は、受信画像が読み出されてコンピュータ
に転送され、画像取込指示がなかった場合は記録部4に
より強制的に印刷出力されることになる。そして、コン
ピュータへの転送後、及び印刷出力後は当該受信画像は
メモリから消去されるので、その後の受信に対してメモ
リ残量が不足することを防止することができる。尚、本
実施の形態においては複数のFAX受信があった時で
も、受信毎に上述の動作が行えることはいうまでもな
い。
【0038】次に、本発明の実施の形態によるコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体について説明する。図1、
図3のファクシミリをコンピュータシステムで構成する
場合、図2、図4のフローチャートに示す動作による処
理をCPUが実行するためのプログラムを格納する記録
媒体は、本実施の形態によるコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を構成する。
【0039】この記録媒体としては、光磁気ディスク、
光ディスク、半導体メモリ、磁気記録媒体等を用いるこ
とができ、これらをROM、RAM、CD−ROM、フ
ロッピー(登録商標)ディスク、メモリカード等に構成
して用いてよい。
【0040】またこの記録媒体は、インターネット等の
ネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラ
ムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコン
ピュータシステム内部のRAM等の揮発性メモリのよう
に、一定時間プログラムを保持するものも含まれる。
【0041】また上記プログラムは、このプログラムを
記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒
体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他のコ
ンピュータシステムに伝送されるものであってもよい。
上記伝送媒体とは、インターネット等のネットワーク
(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように
情報を伝送する機能を有する媒体をいうものとする。
【0042】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためであってもよい。さらに、前述した
機能をコンピュータシステムに既に記録されているプロ
グラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分
ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0043】従って、この記録媒体を図1、図3のシス
テム又は装置とは異なるシステム又は装置において用
い、そのシステム又は装置のコンピュータがこの記録媒
体に格納されたプログラムを実行することによっても、
各実施の形態で説明した機能及び効果と同等の機能及び
効果を得ることができ、本発明の目的を達成することが
できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ァクシミリを複数の人が在中している事業所等で共同で
使用し、複数の人への個人宛FAX受信が想定されるよ
うな使用方法等において、メモリ不足になりFAX受信
不可になるという問題を解決することができる。
【0045】また、FAX受信したこと、及びFAX受
信情報をコンピュータに通知するので、コンピュータの
ユーザは席上で通知されたFAX受信情報を確認でき、
このため、一々ファクシミリの傍まで行かなくても、そ
のFAX受信が自分宛か否かを判断することができる。
また、ファクシミリ出力部に他人宛の受信画像が置き去
りにされるようなこともなくすことができる。
【0046】また、送信側にボックス情報指定等の通常
の送信操作以外の付加的操作手順を強要させることな
く、かつ地域電話会社等の有料ネットワークサービスを
利用することもない。
【0047】さらに、FAX受信後直ちに受信画像を確
認しなければならない場合でも、自分宛か否かが分から
ないままにファクシミリの傍まで確認しに行くという煩
わしさを解消することができると共に、自分宛のFAX
受信があった場合には、直ちに受信画像を確認すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態によるファクシミ
リを示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態によるファクシミ
リにおける制御回路の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】 本発明の第2の実施の形態によるファクシミ
リを示すブロック図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態によるファクシミ
リにおける制御回路の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】 本発明が適用されるFAX通信システムの実
施の形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 回線インタフェース 2 モデム 4 記録部 5 メモリ 6 コンピュータ接続部 7 FAX受信通知部 8 メモリ画像印刷制御部 10 タイマ 11 キー 12 タイマ情報メモリ 13 制御回路 14 メモリ画像転送制御部 100 通信網 110 本発明によるファクシミリ 120 通常のファクシミリ 130、140 コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 肇 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 宮▲崎▼ 博志 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 井上 修吾 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 柴田 憲一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA14 AA30 AA35 AB38 AB42 AC04 AC29 AC43 AE16 AF02 BA00 BD09 5C075 AB90 CD13 CF04 5K101 KK01 NN06 NN18 NN21 PP03 PP04 TT06 UU16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FAX受信した受信画像とこの受信画像
    に関するFAX受信情報を記憶する記憶手段と、 少なくとも1つのコンピュータを接続するコンピュータ
    接続手段と、 FAX受信時に前記FAX受信情報を前記コンピュータ
    接続手段を介してコンピュータに通知するFAX受信通
    知手段と、 前記FAX受信通知手段による前記通知に基づいて所定
    時間を満了値とする時間のカウントを開始するタイマ手
    段と、 前記タイマ手段が前記満了値をカウントするまでの間
    に、前記コンピュータからの前記FAX受信情報を含む
    出力指示があったとき、これに応じて前記記憶手段に記
    憶された受信画像のうち当該FAX受信情報に対応する
    受信画像を読み出して出力するメモリ画像出力制御手段
    と、 前記メモリ画像出力制御手段による受信画像の出力後、
    その受信画像を前記記憶手段から消去する消去制御手段
    とを設けたことを特徴とするファクシミリ。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータは前記出力指示として
    印刷指示を行い、前記出力制御手段は、前記印刷指示に
    応じて前記当該FAX受信情報に対応する受信画像を印
    刷出力する印刷制御手段を含むことを特徴とする請求項
    1記載のファクシミリ。
  3. 【請求項3】 前記コンピュータは前記出力指示として
    画像取込指示を行い、前記出力制御手段は、前記画像取
    込指示に応じて前記当該FAX受信情報に対応する受信
    画像を前記コンピュータに転送する転送制御手段を含む
    ことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ。
  4. 【請求項4】 前記タイマ手段が前記満了値をカウント
    するまでの間に前記出力指示がなかったとき、前記記憶
    手段から当該受信画像を読み出して印刷出力する印刷手
    段を設け、前記消去制御手段は前記印刷手段による印刷
    終了後、当該受信画像を消去することを特徴とする請求
    項1、2、又は3記載のファクシミリ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013090254A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2018103466A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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