JP2000041139A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000041139A
JP2000041139A JP11203251A JP20325199A JP2000041139A JP 2000041139 A JP2000041139 A JP 2000041139A JP 11203251 A JP11203251 A JP 11203251A JP 20325199 A JP20325199 A JP 20325199A JP 2000041139 A JP2000041139 A JP 2000041139A
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Yasuhiro Inoue
康弘 井上
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Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷出力不能時等にも受信継続でき、し
かも転送先又は発信元のユーザに生じる不都合を解消で
きるようにすること。 【解決手段】 記録部5の記録出力不能時に受信した画
情報を記憶部2へ蓄する。受信画完了したら、送信デー
タが転送データであることを示す画情報からなるメッセ
ージをメッセージ領域23から取り出してコード発生部
がメッセージを画情報に変換する。そして、印刷出力不
能時に蓄積された画情報にメッセージを付加して予め登
録した転送先のファクシミリ装置へ転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙が無くなっ
た場合や紙づまり等による記録不能時に、受信を継続し
て行うことができるファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置では、記録紙が
無くなった場合や紙づまり、あるいは記録部の故障等に
より記録が不能になった場合には、その旨を表示すると
共に、受信画データをメモリに記憶することにより受信
を継続して行い、記録紙の補給等により記録が可能にな
った時点で、記憶していた受信画データを記録紙へ出力
するようになされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
技術では、メモリの両に制限があるため、その記憶容量
を超えて受信することはできず、制限を超えるまでに記
録紙の補給等の処置を行い記録ができるようにする必要
があった。しかし、記録紙の補給は必ず必要となるもの
であり、しかも人手により行うのが主流であるため、休
日など補給ができない時に受信が多くあった場合には、
受信できない事態が発生し、ファクシミリ装置の利用可
能度を低下させるものとなっていた。
【0004】このため受信能力を高める方法としてメモ
リ量を増加させる手段が取られるが、これは装置価格を
高くするものとなり問題となっていた。
【0005】なお、特開昭62−43970号には、プ
リンタが作動しなくなったときに予め転送先アドレスメ
モリに格納しておいた転送先へ画情報を転信する事によ
り、画像メモリのオーバーフローを防止できるようにし
たファクシミリ装置が開示されている。
【0006】しかしながら、プリントできなかった画情
報を他のファクシミリ装置へ転送するだけでは、転送先
で印刷された原稿が誤配信であるのか否か判断がつかな
いため、転送先において混乱が生じる可能性がある。ま
た、発信元のファクシミリ装置のユーザに知らされる事
無く、送信原稿が本来の宛先とは違うファクシミリ装置
へ配信される可能性があるが、発信元のユーザが本来の
宛先とは違うファクシミリ装置へ配信されたくない場合
にも自動配信されてしまう不都合がある。
【0007】このように、プリントできなかった画情報
を他のファクシミリ装置へ転送するだけでは、転送先及
び発信元のユーザに種々の不都合が生じる可能性があ
る。
【0008】本発明は、このような問題に鑑みて創案さ
れたもので、メモリ容量を大容量化することなく、印刷
出力不能時等にも受信継続できるようにして利用可能度
を向上させることができ、しかも転送先又は発信元のユ
ーザに生じる不都合を解消できるファクシミリ装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
請求項1記載の発明は、画情報を送受信する通信制御手
段と、受信した画情報を出力する記録手段と、前記記録
手段の記録出力不能時に受信した画情報を蓄積する記憶
手段と、送信データが転送データであることを示す画情
報からなるメッセージを発生させるメッセージ発生手段
と、前記記憶手段に蓄積された画情報に前記メッセージ
を付加して前記通信制御手段から予め登録した転送先の
ファクシミリ装置へ転送させる転送制御手段と、とを具
備する構成とした。
【0010】この構成により、受信時に又は受信中に記
録紙が無い等の記録不能状態が検出されたならば、受信
を継続して画情報を一旦記憶手段に蓄積し、受信が終了
してから予め登録しておいた転送先に発呼して記憶手段
に蓄積されていた画情報を転送するので、転送後は画情
報を保存しておく必要が無いので廃棄することができ、
記憶手段が復旧するまでの間にオーバーフローして受信
できなくなるといった事態を未然に防ぐことができ、メ
モリ容量を増加させること無く受信を継続することがで
きる。しかも、転送される画情報に転送データであるこ
とを示すメッセージが付加されるので、転送先のファク
シミリ装置が本来自分宛でない画情報を代わりに印刷出
力した場合に、画情報と一緒に転送データであることを
示すメッセージも記録出力される。これにより、転送先
のファクシミリ装置が本来の宛先であるファクシミリ装
置から離れた場所に設置されていても転送である旨が容
易に確認でき、誤配信であるか否かを簡単に判断でき
る。
【0011】また、請求項2記載の発明は、画情報を送
受信する通信制御手段と、受信した画情報を出力する記
録手段と、前記記録手段の記録出力不能時に受信した画
情報を蓄積する記憶手段と、発信元のファクシミリ装置
に対して記録出力不能の状態が発生したら受信した画情
報を転送する旨の制御信号を送信して前記発信元のファ
クシミリ装置から転送の可否を示す制御信号を受信する
制御手段と、前記記録手段が記録出力不能な状態になっ
た場合に前記発信元のファクシミリ装置から転送可を示
す制御信号を受信していることを条件に前記記憶手段に
蓄積された画情報を予め登録した転送先へ転送する転送
制御手段と、を具備する構成をとる。
【0012】この構成により、受信時に又は受信中に記
録紙が無い等の記録不能状態が検出されたならば、受信
を継続して画情報を一旦記憶手段に蓄積し、受信が終了
してから予め登録しておいた転送先に発呼して記憶手段
に蓄積されていた画情報を転送するので、記憶手段が復
旧するまでの間にオーバーフローして受信できなくなる
といった事態を未然に防ぐことが出来、メモリ容量を増
加させること無く受信を継続することができる。しか
も、事前に発信元のファクシミリ装置に対して記録出力
不能の状態が発生したら受信した画情報を転送してもい
いか否か問い合わせるので、発信元のファクシミリ装置
のユーザが転送を希望しない場合には転送を拒否でき、
一律に転送されることによる不都合を回避できる。
【0013】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は請求項2記載のファクシミリ装置において、前記記憶
手段に蓄積された画情報を転送先のファクシミリ装置へ
転送した後、画情報を転送先のファクシミリ装置へ転送
したことを通知するメッセージを前記通信制御手段から
発信元のファクシミリ装置に対して送信する構成をと
る。
【0014】この構成により、発信元のファクシミリ装
置から受信した画情報が転送先のファクシミリ装置へ転
送された場合には、発信元のファクシミリ装置に対して
転送したことを通知するので、発信元のファクシミリ装
置のユーザは本来のファクシミリ装置から画情報が記録
出力されていないことを知ることができ、宛先のユーザ
に転送されたことを知らせるなどの適切な対応を取るこ
とができる。
【0015】また、請求項4記載の発明は、請求項1か
ら請求項3のいずれかに記載のファクシミリ装置におい
て、前記記憶手段に蓄積された画情報を転送先のファク
シミリ装置へ転送する際に、前記転送先のファクシミリ
装置に対して当該ファクシミリ装置が記録出力不能な状
態であっても他のファクシミリ装置へ転送することを禁
止する制御信号を送信する構成をとる。
【0016】この構成により、転送先のファクシミリ装
置に対して記録出力不能な状態であっても他のファクシ
ミリ装置への転送を禁止するので、転送先のファクシミ
リ装置から更に別のファクシミリ装置へ転送されるのを
防止できる。最初の転送先のファクシミリ装置の記録手
段が復旧した時に記録出力させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施例を詳細に説明する.図1は、本発明の一実施例の
ファクシミリ装置の機能ブロック図である。同図におい
て、1はマイクロプロセッサからなり装置全体を制御・
管理する主制御部、2は送受信における画データを蓄積
する記憶部、21は転送先の電話番号等の情報を記憶す
る転送先登録部、22は転送処理の履歴を記憶する転送
履歴領域、23は各種メッセージの文字コードを記憶す
るメッセージ領域である。3は電話番号,文字等の入力
や通信の指示等が入力される操作部、4は送信原稿を読
取って画データに変換する読取部、5は画データを記録
紙に印刷出力する記録部、6はMH,MR,MMR等の符号化
方式の中で指定された方式により画データを符号化し、
逆に符号化されたデータから元の画データを復元する符
号化・復号化部、7は文字コードから付加電文用ファク
シミリドットデータを発生するコード発生部、8は電話
回線とのインタフェース制御を行なう通信制御部、9は
主制御部1の制御プログラム等を記憶する処理部であ
る。
【0018】上記構成における本実施例のファクシミリ
装置では、主制御部1において記録部5で記録紙切れ等
の記録印刷不能状態が検出されると、主制御部1により
記憶部2の領域がチェックされ、蓄積可能であれば受信
画データを一旦蓄積し、転送を行なうようになされてい
る。転送先は予め操作部3より入力されて転送先登録部
21に記憶されている電話番号によってきめられる。
【0019】図2は、記憶部2(a)および転送先登録
部21(b)のメモリの詳細な構成を示したものであ
る。記憶部2は記録部5が記録不能状態の時に受信画デ
ータを蓄積するもので、同図(a)に示すように、1件
の受信画データは最初に発信元の電話番号が格納され
(2aの領域)、続けて画データが格納されるようにな
されていて(2bの領域)、複数件(1〜n)の受信画デ
ータが格納できるようになされている。そして、それぞ
れの受信画データの領域(1〜n)情報が管理情報領域
(2c)に格納される。またこの記憶部2に蓄積される
受信画データは、符号化・復号化部6により圧縮率の高
い符号化がなされて格納され、記憶効率を高めるように
なされている。転送先登録部21は、図2(b)に示す
ように、複数の転送先登録領域(2d−1〜m)および転
送完了通知メッセージ領域(2e)が構成され、転送先
登録領域(2d−1〜m)のそれぞれには操作部3から人
力される転送先電話番号が登録される.図3は、ファク
シミリ装置A、B、C間における画データ転送時の通信
プロトコルの説明図である.本実施例ではプロトコルに
おける非標準コマンドNSF/NSCにそれぞれに転送フラグ
を設けていて、受信側から送信側への機能提示における
非標準コマンドNSF内の転送フラグを“1”にすること
により、記録印刷不能な状態のため転送する旨を送信側
に伝えるようにしている。そしてそのコマンドに対する
送信側の応答における非標準コマンドNSC内の転送フラ
グにより、送信側から転送の可否を通知するようにし
て、転送の持ちまわりを防ぐようにしている。図3で
は、発信元であるファクシミリ装置Aから送信を受けた
ファクシミリ装置Bが、記録紙切れ等により記録印刷の
できない時に一旦受信画データを蓄積して、ファクシミ
リ装置Cへ転送する場合を示している。同図(a)はフ
ァクシミリ装置Aからファクシミリ装置Bへの送信にお
ける転送可のプロトコルであり、同図(b)はファクシ
ミリ装置Bからファクシミリ装置Cへの送信における転
送不可のプロトコルであり、同図(c)はファクシミリ
装置Bから発信元であるファクシミリ装置Aへ転送先を
通知するプロトコルである。
【0020】図3により画データの転送における転送フ
ラグの役割をさらにを詳述すると、図3(a)に示すよ
うに、受信側であるファクシミリ装置Bでは、記録印刷
不能な状態であるが記憶部へ記憶可能であれば、プロト
コルの機能提示における非標準コマンドNSF内の転送フ
ラグを“1”にセットして、送信側であるファクシミリ
装置Aに記録印刷不能なために転送を行なうことを提示
する。これに対して送信側Aでは、発信元であるため応
答における非標準コマンドNSC内の転送フラグを、転送
可を示す”1”にセットする。受信側Bではその応答コ
マンドNSCを確認して、画データの受信・蓄積・転送の
処理を行なう。そして受信側のファクシミリ装置Bで
は、画データの受信・蓄積が終了して通信回線を切断す
ると、蓄積した画データの管理情報を作成し、転送先登
録部から転送先の電話番号を読出して、転送先のファク
シミリ装置と接続を行ない、転送先が受信不可であれば
他の転送先に接続を行なう。
【0021】図3(b)に示すように、転送を行なうフ
アクシミリ装置B(送信側)では、転送先であるファク
シミリ装置C(受信側)が受信可能であれば、記録印刷
可・不可に係わらず非標準コマンドNSC内の転送フラグ
を“0”にして、転送不可を指示する。この指示により
受信側Cでは記録印刷が不能な状態であっても、転送せ
ずに記録印刷が可能になるまで受信画データを保持す
る。このように転送先が同様に印刷記録不可の状態であ
っても、転送の後にさらに他へ転送するような持ちまわ
りが起こらないようにしている。
【0022】図3(c)に示すように、転送を行なうフ
ァクシミリ装置Bでは、ファクシミリ装置Cへの転送終
了後に転送終了情報を作成して転送履歴領域に記憶する
と共に、発信元であるファクシミリ装置Aに接続して転
送先を通知する.この時、送信側Bからの非標準コマン
ドNSC内の転送フラグは“0”にセットされる。
【0023】図4、図5は、本実施例のファクシミリ装
置において、処理部9の制御プログラムにより主制御部
1が行なう画データの転送制御の処理フローチャートで
ある。同図に従って画データの転送制御を詳細に説明す
る. (1),(2)主制御部1は、通信制御部8において着
呼が検出されると、記録部5をチェックして記録印刷が
可能かどうかを調べる。
【0024】(3),(4)記録印刷が可能であれば受
信画データを符号化・復号化部6において復号化した
後、記録部5において1頁の印刷を行なう。 (5),(6),(7)受信が終了でなければ(2)に
戻り、記録部5のチェックを行ない、記録印刷が可能で
あれば次の頁を受信して印刷を繰り返す。受信が終了し
たら管理情報の印刷を行ない、回線の切断を行なって着
信処理を柊了する。 (8),(9),(10)記録部5において記録印刷が
不可能な状態であれば、発信元の電話番号、受信画デー
タおよび管理情報を記憶部2へ記憶する。この時、受信
画データは可能であれば符号化・復号化部6を介して高
圧縮率で符号化蓄積を行なう。受信が終了すると回線を
切断して着信処理を終了する。
【0025】(11)〜(15)次に、転送先の電話番
号を転送先登録部21から読出し、通信制御部8にセッ
トして発呼する。相手が話し中であれば(10)に戻っ
て再発呼を行なう。この時、発呼回数を管理し、所定回
数をオーバーした場合には、回線を切断して終了(4
0,41)とする。 (16),(17)転送先と回線が接続されると、非標
準コマンドNSC内の転送フラグを“0”にセットして、
記録印刷不可の状態であっても転送不可を指示すると共
に、画データの最初にメッセージ領域23から転送であ
ることを示す情報を読出し、コード発生部7を用いて画
データに変換して送信し、前記蓄積した画データを記憶
部2から読出して転送先の符号化・復号化能力に合わせ
て復号化した画データを転送する。 (18)・(19)転送が終了すると回線を切断して送
信処理を終了し、発信元,転送先,時間等の転送履歴情
報を作成して、転送履歴領域22に記録する。
【0026】(20)〜(25)次に、記憶部2をチェ
ックして発信元の電話番号を調べ、無ければ終了とす
る。発信元の電話番号があれば読出しを行ない、通信制
御部8にセットして発呼する。発信元が話し中であれば
(21)に戻って再発呼を行なう。この時、発呼回数を
管理し、所定回数をオーバーした場合には、回線を切断
して終了とする。
【0027】(26),(27)発信元と回線が接続さ
れると、転送完了通知メッセージを読出し、コード発生
部7を介して画データに変換して送信する。 (28),(29),(30)送信が終了すると、発信
元へ転送通知を行なった旨を転送履歴領域22へ追加記
録し、回線を切断して送信処理を終了する。
【0028】このように本実施例では、記録印刷が不可
能な状態の時に、受信した画データを転送するようにし
ているため、記録印刷が可能になるまで受信した画デー
タを保持しておく必要がなくなっている。従って、記憶
部の容量を多く持つ必要がなく、少容量の記憶部であっ
ても記録印刷が不能な状態の時に、継続的に受信を行な
うことができる。
【0029】なお、上記処理では受信直後に転送を行な
っているが、記憶部2の容量が十分に大きい場合には、
数件の受信を記憶して一定の受信データ量になった時点
で、まとめて転送するように制御しても良い。
【0030】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
受信時に又は受信中に記録紙が無い等の記録不能状態が
検出されたならば、受信を継続して画情報を一旦記憶手
段に蓄積し、受信が終了してから予め登録しておいた転
送先に発呼して記憶手段に蓄積されていた画情報を転送
するので、転送後は画情報を保存しておく必要が無いの
で廃棄することができ、記憶手段が復旧するまでの間に
オーバーフローして受信できなくなるといった事態を未
然に防ぐことができ、メモリ容量を増加させること無く
受信を継続することができる。しかも、転送される画情
報に転送データであることを示すメッセージが付加され
るので、転送先のファクシミリ装置が本来自分宛でない
画情報を代わりに印刷出力した場合に、画情報と一緒に
転送データであることを示すメッセージも記録出力され
る。これにより、転送先のファクシミリ装置が本来の宛
先であるファクシミリ装置から離れた場所に設置されて
いても転送である旨が容易に確認でき、誤送信であるか
否かを簡単に判断できる。
【0031】また、本発明によれば、事前に発信元のフ
ァクシミリ装置に対して記録出力不能の状態が発生した
ら受信した画情報を転送してもいいか否か問い合わせる
ので、発信元のファクシミリ装置のユーザが転送を希望
しない場合には転送を拒否でき、一律に転送されること
による不都合を回避できる。
【0032】また、本発明によれば、発信元のファクシ
ミリ装置から受信した画情報が転送先のファクシミリ装
置へ転送された場合には、発信元のファクシミリ装置に
対して転送したことを通知するので、発信元のファクシ
ミリ装置のユーザは本来のファクシミリ装置から画情報
が記録出力されていないことを知ることができ、宛先の
ユーザに転送されたことを知らせるなどの適切な対応を
取ることができる。
【0033】また、本発明によれば、転送先のファクシ
ミリ装置に対して記録出力不能な状態であっても他のフ
ァクシミリ装置への転送を禁止するので、転送先のファ
クシミリ装置から更に別のファクシミリ装置へ転送され
るのを防止できる。最初の転送先のファクシミリ装置の
記録手段が復旧した時に記録出力させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の機能ブロック図
【図2】メモリの詳細な構成図
【図3】画データ転送時の通信プロトコルの説明図
【図4】画データを転送制御する処理の前半部のフロー
【図5】画データを転送制御する処理の後半部のフロー
【符号の説明】
1 主制御部 2 記憶部 3 操作部 4 読取部 5 記録部 6 符号化・復号化部 7 コード発生部 8 通信制御部 9 処理部 21 転送先登録部 22 転送履歴領域 23 メッセージ領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画情報を送受信する通信制御手段と、受
    信した画情報を出力する記録手段と、前記記録手段の記
    録出力不能時に受信した画情報を蓄積する記憶手段と、
    送信データが転送データであることを示す画情報からな
    るメッセージを発生させるメッセージ発生手段と、前記
    記憶手段に蓄積された画情報に前記メッセージを付加し
    て前記通信制御手段から予め登録した転送先のファクシ
    ミリ装置へ転送させる転送制御手段と、を具備するファ
    クシミリ装置。
  2. 【請求項2】 画情報を送受信する通信制御手段と、受
    信した画情報を出力する記録手段と、前記記録手段の記
    録出力不能時に受信した画情報を蓄積する記憶手段と、
    発信元のファクシミリ装置に対して記録出力不能の状態
    が発生したら受信した画情報を転送する旨の制御信号を
    送信して前記発信元のファクシミリ装置から転送の可否
    を示す制御信号を受信する制御手段と、前記記録手段が
    記録出力不能な状態になった場合に前記発信元のファク
    シミリ装置から転送可を示す制御信号を受信しているこ
    とを条件に前記記憶手段に蓄積された画情報を予め登録
    した転送先へ転送する転送制御手段と、を具備するファ
    クシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に蓄積された画情報を転送
    先のファクシミリ装置へ転送した後、画情報を転送先の
    ファクシミリ装置へ転送したことを通知するメッセージ
    を前記通信制御手段から発信元のファクシミリ装置に対
    して送信する請求項1又は請求項2に記載のファクシミ
    リ装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に蓄積された画情報を転送
    先のファクシリ装置へ転送する際に、前記転送先のファ
    クシミリ装置に対して当該ファクシミリ装置が記録出力
    不能な状態であっても他のファクシミリ装置へ転送する
    ことを禁止する制御信号を送信する請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載のファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015109504A (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ファクシミリ装置

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JP2015109504A (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ファクシミリ装置

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