JP2000151952A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000151952A
JP2000151952A JP11355749A JP35574999A JP2000151952A JP 2000151952 A JP2000151952 A JP 2000151952A JP 11355749 A JP11355749 A JP 11355749A JP 35574999 A JP35574999 A JP 35574999A JP 2000151952 A JP2000151952 A JP 2000151952A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP11355749A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Inoue
康弘 井上
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP11355749A priority Critical patent/JP2000151952A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ容量を大容量化することなく、印
刷出力不能時等にも受信継続できるようにして利用可能
度を向上させることができ、しかも転送先又は発信元の
ユーザに生じる不都合を解消すること。 【解決手段】 画情報を送受信する通信制御手段と、受
信した画情報を出力する記録手段と、前記記録手段の記
録出力不能時に受信した画情報を圧縮して蓄積する記憶
手段と、前記記憶手段に蓄積された複数件の受信電文の
画情報を予め登録した転送先へまとめて転送する転送制
御手段を具備したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙が無くなっ
た場合や紙づまり等による記録不能時に、受信を継続し
て行うことができるファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置では、記録紙が
無くなった場合や紙づまり、あるいは記録部の故障等に
より記録が不能になった場合には、その旨を表示すると
共に、受信画データをメモリに記憶することにより受信
を継続して行い、記録紙の補給等により記録が可能にな
った時点で、記憶していた受信画データを記録紙へ出力
するようになされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
技術では、メモリの量に制限があるため、その記憶容量
を超えて受信することはできず、制限を超えるまでに記
録紙の補給等の処置を行い記録ができるようにする必要
があった。しかし、記録紙の補給は必ず必要となるもの
であり、しかも人手により行うのが主流であるため、休
日など補給ができない時に受信が多くあった場合には、
受信できない事態が発生し、ファクシミリ装置の利用可
能度を低下させるものとなっていた。
【0004】このため受信能力を高める方法としてメモ
リ量を増加させる手段が取られるが、これは装置価格を
高くするものとなり問題となっていた。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みて創案さ
れたもので、メモリ容量を大容量化することなく、印刷
出力不能時等にも受信継続できるようにして利用可能度
を向上させることができるファクシミリ装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
請求項1記載の発明は、画情報を送受信する通信制御手
段と、受信した画情報を出力する記録手段と、前記記録
手段の記録出力不能時に受信した画情報を圧縮して蓄積
する記憶手段と、前記記憶手段に蓄積された複数件の受
信電文の画情報を予め登録した転送先へまとめて転送す
る転送制御手段と、を具備する構成とした。
【0007】この構成によれば、受信時に又は受信中に
記録紙が無い等の記録不能状態が検出されたならば、受
信を継続して画情報を一旦圧縮して記憶手段に蓄積し、
受信が終了してから予め登録しておいた転送先に発呼し
て記憶手段に蓄積されていた画情報を転送するので、転
送後は画情報を保存しておく必要が無いので廃棄するこ
とができ、記録手段が復旧するまでの間にオーバーフロ
ーして受信できなくなるといった事態を未然に防ぐこと
ができ、メモリ容量を増加させること無く受信を継続す
ることができる。しかも、記憶手段に蓄積された複数件
の受信電文の画情報を予め登録した転送先へまとめて転
送するので、1件ごとに転送する場合に比べて転送回数
の削減を図ることができると共に、記憶手段には画像圧
縮してから記憶するのでより多くの受信電文を記録で
き、オーバーフロー状態になる可能性を低下させること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施例を詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例のファクシミリ
装置の機能ブロック図である。同図において、1はマイ
クロプロセッサからなり装置全体を制御・管理する主制
御部、2は送受信における画データを蓄積する記憶部、
21は転送先の電話番号等の情報を記憶する転送先登録
部、22は転送処理の履歴を記憶する転送履歴領域、2
3は各種メッセージの文字コードを記憶するメッセージ
領域である。3は電話番号,文字等の入力や通信の指示
等が入力される操作部、4は送信原稿を読取って画デー
タに変換する読取部、5は画データを記録紙に印刷出力
する記録部、6はMH,MR,MMR等の符号化方式の中で指
定された方式により画データを符号化し、逆に符号化さ
れたデータから元の画データを復元する符号化・復号化
部、7は文字コードから付加電文用ファクシミリドット
データを発生するコード発生部、8は電話回線とのイン
タフェース制御を行なう通信制御部、9は主制御部1の
制御プログラム等を記憶する処理部である。
【0010】上記構成における本実施例のファクシミリ
装置では、主制御部1において記録部5で記録紙切れ等
の記録印刷不能状態が検出されると、主制御部1により
記憶部2の領域がチェックされ、蓄積可能であれば受信
画データを一旦蓄積し、転送を行なうようになされてい
る。転送先は予め操作部3より入力されて転送先登録部
21に記憶されている電話番号によってきめられる。
【0011】図2は、記憶部2(a)および転送先登録
部21(b)のメモリの詳細な構成を示したものであ
る。記憶部2は記録部5が記録不能状態の時に受信画デ
ータを蓄積するもので、同図(a)に示すように、1件
の受信画データは最初に発信元の電話番号が格納され
(2aの領域)、続けて画データが格納されるようにな
されていて(2bの領域)、複数件(1〜n)の受信画デ
ータが格納できるようになされている。そして、それぞ
れの受信画データの領域(1〜n)情報が管理情報領域
(2c)に格納される。またこの記憶部2に蓄積される
受信画データは、符号化・復号化部6により圧縮率の高
い符号化がなされて格納され、記憶効率を高めるように
なされている。転送先登録部21は、図2(b)に示す
ように、複数の転送先登録領域(2d−1〜m)および転
送完了通知メッセージ領域(2e)が構成され、転送先
登録領域(2d−1〜m)のそれぞれには操作部3から人
力される転送先電話番号が登録される。
【0012】図3は、ファクシミリ装置A、B、C間に
おける画データ転送時の通信プロトコルの説明図であ
る.本実施例ではプロトコルにおける非標準コマンドNS
F/NSCにそれぞれに転送フラグを設けていて、受信側か
ら送信側への機能提示における非標準コマンドNSF内の
転送フラグを“1”にすることにより、記録印刷不能な
状態のため転送する旨を送信側に伝えるようにしてい
る。そしてそのコマンドに対する送信側の応答における
非標準コマンドNSC内の転送フラグにより、送信側から
転送の可否を通知するようにして、転送の持ちまわりを
防ぐようにしている。図3では、発信元であるファクシ
ミリ装置Aから送信を受けたファクシミリ装置Bが、記
録紙切れ等により記録印刷のできない時に一旦受信画デ
ータを蓄積して、ファクシミリ装置Cへ転送する場合を
示している。同図(a)はファクシミリ装置Aからファ
クシミリ装置Bへの送信における転送可のプロトコルで
あり、同図(b)はファクシミリ装置Bからファクシミ
リ装置Cへの送信における転送不可のプロトコルであ
り、同図(c)はファクシミリ装置Bから発信元である
ファクシミリ装置Aへ転送先を通知するプロトコルであ
る。
【0013】図3により画データの転送における転送フ
ラグの役割をさらにを詳述すると、図3(a)に示すよ
うに、受信側であるファクシミリ装置Bでは、記録印刷
不能な状態であるが記憶部へ記憶可能であれば、プロト
コルの機能提示における非標準コマンドNSF内の転送フ
ラグを“1”にセットして、送信側であるファクシミリ
装置Aに記録印刷不能なために転送を行なうことを提示
する。これに対して送信側Aでは、発信元であるため応
答における非標準コマンドNSC内の転送フラグを、転送
可を示す”1”にセットする。受信側Bではその応答コ
マンドNSCを確認して、画データの受信・蓄積・転送の
処理を行なう。そして受信側のファクシミリ装置Bで
は、画データの受信・蓄積が終了して通信回線を切断す
ると、蓄積した画データの管理情報を作成し、転送先登
録部から転送先の電話番号を読出して、転送先のファク
シミリ装置と接続を行ない、転送先が受信不可であれば
他の転送先に接続を行なう。
【0014】図3(b)に示すように、転送を行なうフ
アクシミリ装置B(送信側)では、転送先であるファク
シミリ装置C(受信側)が受信可能であれば、記録印刷
可・不可に係わらず非標準コマンドNSC内の転送フラグ
を“0”にして、転送不可を指示する。この指示により
受信側Cでは記録印刷が不能な状態であっても、転送せ
ずに記録印刷が可能になるまで受信画データを保持す
る。このように転送先が同様に印刷記録不可の状態であ
っても、転送の後にさらに他へ転送するような持ちまわ
りが起こらないようにしている。
【0015】図3(c)に示すように、転送を行なうフ
ァクシミリ装置Bでは、ファクシミリ装置Cへの転送終
了後に転送終了情報を作成して転送履歴領域に記憶する
と共に、発信元であるファクシミリ装置Aに接続して転
送先を通知する.この時、送信側Bからの非標準コマン
ドNSC内の転送フラグは“0”にセットされる。
【0016】図4、図5は、本実施例のファクシミリ装
置において、処理部9の制御プログラムにより主制御部
1が行なう画データの転送制御の処理フローチャートで
ある。同図に従って画データの転送制御を詳細に説明す
る。
【0017】(1),(2)主制御部1は、通信制御部
8において着呼が検出されると、記録部5をチェックし
て記録印刷が可能かどうかを調べる。
【0018】(3),(4)記録印刷が可能であれば受
信画データを符号化・復号化部6において復号化した
後、記録部5において1頁の印刷を行なう。
【0019】(5),(6),(7)受信が終了でなけ
れば(2)に戻り、記録部5のチェックを行ない、記録
印刷が可能であれば次の頁を受信して印刷を繰り返す。
受信が終了したら管理情報の印刷を行ない、回線の切断
を行なって着信処理を柊了する。
【0020】(8),(9),(10)記録部5におい
て記録印刷が不可能な状態であれば、発信元の電話番
号、受信画データおよび管理情報を記憶部2へ記憶す
る。この時、受信画データは可能であれば符号化・復号
化部6を介して高圧縮率で符号化蓄積を行なう。受信が
終了すると回線を切断して着信処理を終了する。
【0021】(11)〜(15)次に、転送先の電話番
号を転送先登録部21から読出し、通信制御部8にセッ
トして発呼する。相手が話し中であれば(10)に戻っ
て再発呼を行なう。この時、発呼回数を管理し、所定回
数をオーバーした場合には、回線を切断して終了(4
0,41)とする。
【0022】(16),(17)転送先と回線が接続さ
れると、非標準コマンドNSC内の転送フラグを“0”に
セットして、記録印刷不可の状態であっても転送不可を
指示すると共に、画データの最初にメッセージ領域23
から転送であることを示す情報を読出し、コード発生部
7を用いて画データに変換して送信し、前記蓄積した画
データを記憶部2から読出して転送先の符号化・復号化
能力に合わせて復号化した画データを転送する。
【0023】(18)・(19)転送が終了すると回線
を切断して送信処理を終了し、発信元,転送先,時間等
の転送履歴情報を作成して、転送履歴領域22に記録す
る。
【0024】(20)〜(25)次に、記憶部2をチェ
ックして発信元の電話番号を調べ、無ければ終了とす
る。発信元の電話番号があれば読出しを行ない、通信制
御部8にセットして発呼する。発信元が話し中であれば
(21)に戻って再発呼を行なう。この時、発呼回数を
管理し、所定回数をオーバーした場合には、回線を切断
して終了とする。
【0025】(26),(27)発信元と回線が接続さ
れると、転送完了通知メッセージを読出し、コード発生
部7を介して画データに変換して送信する。
【0026】(28),(29),(30)送信が終了
すると、発信元へ転送通知を行なった旨を転送履歴領域
22へ追加記録し、回線を切断して送信処理を終了す
る。
【0027】このように本実施例では、記録印刷が不可
能な状態の時に、受信した画データを転送するようにし
ているため、記録印刷が可能になるまで受信した画デー
タを保持しておく必要がなくなっている。従って、記憶
部の容量を多く持つ必要がなく、少容量の記憶部であっ
ても記録印刷が不能な状態の時に、継続的に受信を行な
うことができる。
【0028】なお、上記処理では受信直後に転送を行な
っているが、記憶部2の容量が十分に大きい場合には、
数件の受信を記憶して一定の受信データ量になった時点
で、まとめて転送するように制御しても良い。
【0029】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
受信時に又は受信中に記録紙が無い等の記録不能状態が
検出されたならば、受信を継続して画情報を一旦記憶手
段に蓄積し、受信が終了してから予め登録しておいた転
送先に発呼して記憶手段に蓄積されていた画情報を転送
するので、転送後は画情報を保存しておく必要が無いの
で廃棄することができ、記録手段が復旧するまでの間に
オーバーフローして受信できなくなるといった事態を未
然に防ぐことができ、メモリ容量を増加させること無く
受信を継続することができる。しかも、記憶手段に蓄積
された複数件の受信電文の画情報を予め登録した転送先
へまとめて転送するので、1件ごとに転送する場合に比
べて転送回数の削減を図ることができると共に、記憶手
段には画像圧縮してから記憶するのでより多くの受信電
文を記録でき、オーバーフロー状態になる可能性を低下
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の機能ブロック図
【図2】メモリの詳細な構成図
【図3】画データ転送時の通信プロトコルの説明図
【図4】画データを転送制御する処理の前半部のフロー
【図5】画データを転送制御する処理の後半部のフロー
【符号の説明】
1 主制御部 2 記憶部 3 操作部 4 読取部 5 記録部 6 符号化・復号化部 7 コード発生部 8 通信制御部 9 処理部 21 転送先登録部 22 転送履歴領域 23 メッセージ領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画情報を送受信する通信制御手段と、受
    信した画情報を出力する記録手段と、前記記録手段の記
    録出力不能時に受信した画情報を圧縮して蓄積する記憶
    手段と、前記記憶手段に蓄積された複数件の受信電文の
    画情報を予め登録した転送先へまとめて転送する転送制
    御手段と、を具備するファクシミリ装置。
JP11355749A 1999-01-01 1999-12-15 ファクシミリ装置 Pending JP2000151952A (ja)

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JP11355749A JP2000151952A (ja) 1999-01-01 1999-12-15 ファクシミリ装置

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JP01407590A Division JP3155264B2 (ja) 1990-01-24 1990-01-24 ファクシミリ装置

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