JP3155264B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3155264B2
JP3155264B2 JP01407590A JP1407590A JP3155264B2 JP 3155264 B2 JP3155264 B2 JP 3155264B2 JP 01407590 A JP01407590 A JP 01407590A JP 1407590 A JP1407590 A JP 1407590A JP 3155264 B2 JP3155264 B2 JP 3155264B2
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康弘 井上
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松下電送システム株式会社
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録紙が無くなった場合や紙づまり等によ
る記録不能時に、受信を継続して行なうことができるフ
ァクシミリ装置に関する。
[従来の技術] 従来のファクシミリ装置では、記録紙が無くなった場
合や紙づまり、あるいは記録部の故障等により記録が不
可能となった場合には、その旨を表示すると共に、受信
画データをメモリに記憶することにより受信を継続して
行い、記録紙の補給等により記録が可能になった時点
で、記憶していた受信画データを記録紙へ出力するよう
になされていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが上記従来の技術では、メモリの量に制限があ
るため、その記憶容量を超えて受信することはできず、
制限を超えるまでに記録紙の補給等の処置を行い記録が
できるようにする必要があった。しかし、記録紙の補給
はかならず必要となるものであり、しかも人手により行
なうのが主流であるため、休日など補給ができない時に
受信が多くあった場合には、受信できない事態が発生
し、ファクシミリ装置の利用可能度を低下させるものと
なっていた。
このために受信能力を高める方法としてメモリ量を増
加させる手段が取られるが、これは装置価格を高くする
ものとなり問題となっていた。
本発明は、このような問題に鑑みて創案されたもの
で、制限無く受信を継続して行なうことができ、しかも
小容量のメモリを有する装置でも同様に受信継続ができ
るようにして、利用可能度を向上させることのできるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成する為に本発明のファクシミリ装置
は、画情報を送受信する通信制御手段と、受信した画情
報を出力する記録手段と、前記記録手段の記録出力不能
時に受信した画情報を蓄積する記憶手段と、前記記憶手
段に蓄積された受信電文の画情報を予め登録した転送先
へ転送する転送制御手段と、前記転送制御手段による転
送が終了した後少なくとも発信元と転送日時とを対応さ
せて記録した履歴情報を作成する履歴作成手段とを具備
する構成とした。
[作用] 本発明は上述の構成により、記録紙が無い等の記録不
能状態が検出された場合も受信を継続して画情報を一旦
記憶手段に蓄積し、後から予め登録しておいた転送先に
一括転送し、転送後は記憶手段をクリアしてオーバーフ
ローを未然に防ぐことができるため、メモリ容量を増加
させること無く受信を継続することができる。
また、転送された受信電文に関し、発信元と転送日時
とを対応させた転送の履歴情報を作成し管理するので、
いつ誰からの受信電文が転送されたかを容易に把握する
ことができる。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明
する。
第1図は、本発明の一実施例のファクシミリ装置の機
能ブロック図であり、同図において、1はマイクロプロ
セッサからなり装置全体を制御・管理する主制御部、2
は送受信における画データを蓄積する記憶部、21は転送
先の電話番号等の情報を記憶する転送先登録部、22は転
送処理の履歴を記憶する転送履歴領域、23は各種メッセ
ージの文字コードを記憶するメッセージ領域である。3
は電話番号,文字等の入力や通信の指示等が入力される
操作部、4は送信原稿を読取って画データに変換する読
取部、5は画データを記録紙に印刷出力する記憶部、6
はMH,MR,MMR等の符号化方式の中で指定された方式によ
り画データを符号化し、逆に符号化されたデータから元
の画データを復元する符号化・復号化部、7は文字コー
ドから付加電文用ファクシミリドットデータを発生する
コード発生部、8は電話回線とのインタフェース制御を
行なう通信制御部、9は主制御部1の制御プログラム等
を記憶する処理部である。
上記構成における本実施例のファクシミリ装置では、
主制御部1において記録部5で記録紙切れ等の記録印刷
不能状態が検出されると、主制御部1により記憶部2の
領域がチェックされ、蓄積可能であれば受信画データを
一旦蓄積し、転送を行なうようになされている。転送先
は予め操作部3より入力されて転送先登録部21に記憶さ
れている電話番号によってきめられる。
第2図は、記憶部2(a)および転送先登録部21
(b)のメモリの詳細な構成を示したものである。記憶
部2は記録部5が記録不能状態の時に受信画データを蓄
積するもので、同図(a)に示すように、1件の受信画
データは最初に発信元の電話番号が格納され(2aの領
域)、続けて画データが格納されるようになされていて
(2bの領域)、複数(1〜n)の受信画データが格納で
きるようになされている。そして、それぞれの受信画デ
ータの領域(1〜n)情報が管理情報領域(2c)に格納
される。またこの記憶部2に蓄積される受信画データ
は、符号化・復号化部6により圧縮率の高い符号化がな
されて格納され、記憶効率を高めるようになされてい
る。転送先登録部21は、第2図(b)に示すように、複
数の転送先登録領域(2d−1〜m)および転送完了通知
メッセージ領域(2e)が構成され、転送先登録領域(2d
−1〜m)のそれぞれには操作部3から入力された転送
先電話番号が登録される。
第3図は、ファクシミリ装置A,B,C間における画デー
タ転送時の通信プロトコルの説明図である。本実施例で
はプロトコルにおける非標準コマンドNSF/NSCにそれぞ
れに転送フラグを設けていて、受信側から送信側への機
能提示における非標準コマンドNSF内の転送フラグを
“1"にすることにより、記録印刷不能な状態のため転送
する旨を送信側に伝えるようにしている。そしてそのコ
マンドに対する送信側の応答における非標準コマンドNS
C内の転送フラグにより、送信側から転送の可否を通知
するようにして、転送の持ちまわりを防ぐようにしてい
る。第3図では、発信元であるファクシミリ装置Aから
送信を受けたファクシミリ装置Bが、記録紙切れ等によ
り記録印刷のできない時に一旦受信画データを蓄積し
て、ファクシミリ装置Cへ転送する場合を示している。
同図(a)はファクシミリ装置Aからファクシミリ装置
Bへの送信における転送可のプロトコルであり、同図
(b)はファクシミリ装置Bからファクシミリ装置Cへ
の送信における転送不可のプロトコルであり、同図
(c)はファクシミリ装置Bから発信元であるファクシ
ミリ装置Aへ転送先を通知するプロトコルである。
第3図により画データの転送における転送フラグの役
割をさらに詳述すると、図(a)に示すように、受信側
であるファクシミリ装置Bでは、記録印刷不能な状態で
あるが記憶部へ記憶可能であれば、プロトコルの機能提
示における非標準コマンドNSF内の転送フラグを“1"に
セットして、送信側であるファクシミリ装置Aに記録印
刷不能なために転送を行なうことを提示する。これに対
して送信側Aでは、発信元であるため応答における非標
準コマンドNSC内の転送フラグを、転送可を示す“1"に
セットする。受信側Bではその応答コマンドNSCを確認
して、画データの受信・蓄積・転送の処理を行なう。そ
して受信側のファクシミリ装置Bでは、画データの受信
・蓄積が終了して通信回線を切断すると、蓄積した画デ
ータの管理情報を作成し、転送先登録部から転送先の電
話番号を読出して、転送先のファクシミリ装置と接続を
行ない、転送先が受信不可であれば他の転送先に接続を
行なう。
図(b)に示すように、転送を行なうファクシミリ装
置B(送信側)では、転送先であるファクシミリ装置C
(受信側)が受信可能であれば、記録印刷可・不可に係
わらず非標準コマンドNSC内の転送フラグを“0"にし
て、転送不可を指示する。この指示により受信側Cでは
記録印刷が不能な状態であっても、転送せずに記録印刷
が可能になるまで受信画データを保持する。このように
転送先が同様に印刷記録不可の状態であっても、転送の
後にさらに他へ転送するような持ちまわりが起こらない
ようにしている。
図(c)に示すように、転送を行なうファクシミリ装
置Bでは、ファクシミリ装置Cへの転送終了後に転送終
了情報を作成して転送履歴領域に記憶すると共に、発信
元であるファクシミリ装置Aに接続して転送先を通知す
る。この時、送信側Bからの非標準コマンドNSC内の転
送フラグは“0"にセットされる。
第4図は、本実施例のファクシミリ装置において、処
理部9の制御プログラムにより主制御部1が行なう画デ
ータの転送制御の処理フローチャートである。同図に従
って画データの転送制御を詳細に説明する。
(1),(2)主制御部1は、通信制御部8において着
呼が検出されると、記録部5をチェックして記録印刷が
可能かどうかを調べる。
(3),(4)記録印刷が可能であれば受信画データを
符号化・復号化部6において復号化した後、記録部5に
おいて1頁の印刷を行なう。
(5),(6),(7)受信が終了でなければ、(2)
に戻り、記録部5のチェックを行ない、記録印刷が可能
であれば次の頁を受信して印刷を繰り返す。受信が終了
したら管理情報の印刷を行ない、回線の切断を行なって
着信処理を終了する。
(8),(9),(10)記録部5において記録印刷が不
可能な状態であれば、発信元の電話番号、受信画データ
および管理情報を記憶部2へ記憶する。この時、受信画
データは可能であれば符号化・復号化部6を介して高圧
縮率で符号化蓄積を行なう。受信が終了すると回線を切
断して着信処理を終了する。
(11)〜(15)次に、転送先の電話番号を転送先登録部
21から読出し、通信制御部8にセットして発呼する。相
手が話し中であれば(10)に戻って再発呼を行なう。こ
の時、発呼回数を管理し、所定回数をオーバーした場合
には、回線を切断して終了(40,41)とする。
(16),(17)転送先と回線が接続されると、非標準コ
マンドNSC内の転送フラグを“0"にセットして、記録印
刷不可の状態であっても転送不可を指示すると共に、画
データの最初にメッセージ領域23から転送であることを
示す情報を読出し、コード発生部7を用いて画データに
変換して送信し、前記蓄積した画データを記憶部2から
読出して転送先の符号化・復号化能力に合わせて復号化
した画データを転送する。
(18),(19)転送が終了すると回線を切断して送信処
理を終了し、発信元,転送先,時間等の転送履歴情報を
作成して、転送履歴領域22に記録する。
(20)〜(25)次に、記憶部2をチェックして発信元の
電話番号を調べ、無ければ終了とする。発信元の電話番
号があれば読出しを行ない、通信制御部8にセットして
発呼する。発信元が話し中であれば(21)に戻って再発
呼を行なう。この時、発呼回数を管理し、所定回数をオ
ーバーした場合には、回線を切断して終了とする。
(26),(27)発信元と回線が接続されると、転送完了
通知メッセージを読出し、コード発生部7を介して画デ
ータに変換して送信する。
(28),(29),(30)送信が終了すると、発信元へ転
送通知を行なった旨を転送履歴情報22へ追加記録し、回
線を切断して送信処理を終了する。
このように本実施例では、記録印刷が不可能な状態の
時に、受信した画データを転送するようにしているた
め、記録印刷が可能になるまで受信した画データを保持
しておく必要がなくなっている。従って、記憶部の容量
を多く持つ必要がなく、少容量の記憶部であっても記録
印刷が不能な状態の時に、継続的に受信を行なうことが
できる。
なお、上記処理では受信直後に転送を行なっている
が、記憶部2の容量が十分に大きい場合には、数件の受
信を記憶して一定の受信データ量になった時点で、まと
めて転送するように制御しても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のファクシミリ装置によ
れば、記録紙が無くなったり紙づまり等で記録ができな
くなったとしも、予め登録されている転送先のファクシ
ミリ装置へ受信データを送信して代わりに記録させるこ
とができ、転送先を複数登録しておけば転送先が記録不
能になったとしても、さらに他の転送先に記録させるこ
ともできるため、ほとんど無制限に受信を継続して行な
うことができる。しかも、複数件の受信電文の画情報を
転送先へまとめて1回で転送するようにしているので、
1つの受信がある度に転送先へ発呼して画情報を転送す
るといった動作が繰り返されるのを防止できる。さら
に、複数件の受信電文が蓄積されるまでの間に記録手段
が回復した場合には蓄積している画情報を記録出力でき
るので、他のファクシミリ装置等へ転送するといった非
常の対処をとらねばならない状況を極力減らす事ができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の機能ブロック図、 第2図はメモリの詳細な構成図、 第3図は画データ転送時の通信プロトコルの説明図、 第4図は画データを転送制御する処理フローチャートで
ある。 1……主制御部、2……記憶部、 21……転送先登録部、 22……転送履歴領域、23……メッセージ領域、 3……操作部、4……読取部、 5……記録部、6……符号化・復号化部、 7……コード発生部、8……通信制御部、 9……処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−216581(JP,A) 特開 昭62−180666(JP,A) 特開 昭62−149249(JP,A) 特開 昭63−281543(JP,A) 特開 平2−104064(JP,A) 特開 平2−123872(JP,A) 特開 昭62−43970(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画情報を送受信する通信制御手段と、受信
    した画情報を出力する記録手段と、前記記録手段の記録
    出力不能時に受信した画情報を蓄積する記憶手段と、前
    記記憶手段に蓄積された受信電文の画情報を予め登録し
    た転送先へ転送する転送制御手段と、前記転送制御手段
    による転送が終了した後少なくとも発信元と転送日時と
    を対応させて記録した履歴情報を作成する履歴作成手段
    とを具備するファクシミリ装置。
JP01407590A 1990-01-24 1990-01-24 ファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP3155264B2 (ja)

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