JPH08298507A - データ通信方法 - Google Patents

データ通信方法

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JPH08298507A
JPH08298507A JP7101235A JP10123595A JPH08298507A JP H08298507 A JPH08298507 A JP H08298507A JP 7101235 A JP7101235 A JP 7101235A JP 10123595 A JP10123595 A JP 10123595A JP H08298507 A JPH08298507 A JP H08298507A
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JP
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JP7101235A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Matsueda
一孝 松枝
Soichi Yamamuro
聡一 山室
Masaya Kondo
正弥 近藤
Koichi Matsumoto
耕一 松本
Masaru Saruwatari
賢 猿渡
Fumio Shoji
文雄 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信拒否やメモリフルといった不都合を解消
し、ネットワークの利点を効率的に利用すること。 【構成】 RAM103に配信端末に優先順位を付した
テーブルを記憶しておき、この有線順位に従って受信デ
ータを端末に配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの通信を行うデ
ータ通信方法に関し、特に受信したデータの処理を行う
データ通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、LAN(ローカルエリアネッ
トワーク)にファクシミリ装置等の通信装置を接続し、
相手通信装置から受信したデータをLAN上の端末に配
信するシステムが知られている。
【0003】この場合、送信側が受信側のLAN上の端
末を指定してデータを送信し、受信側でこの指示に従っ
てLAN上の端末に受信データを配信するものである。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例のような方法では、送信側から指定された端末
の電源がオフになっている場合や、送信側が端末の指定
を行わずに送信したデータを受信した場合には配信を行
うことができないので、送信側から送信されるデータの
受信を拒否するか、または受信したファクシミリ装置が
メモリ内に受信データを保持し続けるためメモリフルを
生じやすい問題点があった。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、受信拒否やメモリフルといった不都合を解消し、
ネットワークの利点を効率的に利用することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のデータ通信方法は以下の工程からなる。即
ち、本願第1の発明はネットワーク内の複数の端末に優
先順位を設定し、送信側から送信されたデータを受信
し、前記優先順位を設定された端末がネットワーク内に
ログインしているか否か判断し、ログインしている端末
に対して前記受信したデータを前記優先順位に従って配
信することを特徴とする。
【0007】また、本願第2の発明は、送信側から送信
されたデータを指定されたネットワーク内の端末に配信
するデータ通信方法において、ネットワーク内の端末毎
に代理として受信する代理端末を設定し、前記送信側か
ら送信されたデータを受信した際に、指定された端末が
ログインしていなければ、前記代理端末に該受信データ
を配信し、前記配信が行われたことを示すレポートを出
力することを特徴とする。
【0008】また、本願第3の発明は、送信側から送信
されたデータを受信し、前記データを受信した時刻を計
時し、前記受信したデータを時間毎に設定されたテーブ
ルに基づき、前記計時結果に応じて処理することを特徴
とする。
【0009】
【作用】本願第1の発明では、ネットワーク内の端末に
優先順位を設定し、ログインしていると判断した端末に
優先順位に従って受信データを配信できる。
【0010】本願第2の発明では、指定された端末がロ
グインしていなくても代理端末に受信したデータを配信
でき、更に、代理端末に配信したことを確認できるよう
にしレポートを出力する。
【0011】本願第3の発明では、データを受信した時
刻に応じて時刻毎に設定されたテーブルに基づく処理を
行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
【0013】図1は、LANに接続可能なファクシミリ
装置の構成を示すブロック図である。
【0014】図1において、CPU101はシステム制
御部であり、装置全体を制御する。また、CPU101
は時刻の計時も行うことができる。
【0015】ROM102は、CPU101で制御する
ための制御プログラムを格納する読み出し専用メモリで
ある。
【0016】RAM103は、SRAM等で構成され、
プログラム制御変数等を格納するための読み書き可能な
メモリである。また、オペレータが登録した設定値や装
置の管理データ等や各種ワーク用バッファもRAM10
3に格納されるものである。
【0017】蓄積メモリ104は、DRAM等で構成さ
れ、画像データを蓄積するものである。
【0018】解像度変換処理部105は、ラスタデータ
のミリ−インチ変換等の解像度変換制御を行うものであ
る。
【0019】通信用符号化復号化処理部106は、読取
時及び記録時の符号化方式と通信時の符号化方式が異な
る場合に、通信用に符号化を行うものである。
【0020】読取/記録用符号化復号化処理部107
は、読取時及び記録時に画像データの符号化、復号化処
理を行う。
【0021】MODEM108は、ファクシミリの送受
信信号の変復調を行うものであり、NCU109は、選
択信号(ダイヤルパルスまたはトーンダイヤラ)を有線
回線i/f117を介して有線通信回線に、あるいは無
線回線i/f118を介して無線通信回線に送出する機
能を有し、呼び出し音の検出による自動着信動作も行
う。
【0022】有線/無線回線制御部119は、有線回線
i/f117及び無線回線i/f118の制御を行う。
【0023】スキャナ111は、CSイメージセンサ、
原稿搬送機構などで構成され、原稿を光学的に読み取っ
て電気的な画像データに変換するものである。
【0024】画像処理部110は、スキャナ111によ
り読み取られた画像データに補正処理を施して高精細な
画像データを出力するものである。
【0025】操作部112は、キーボード等で構成さ
れ、オペレータが各種入力操作を行うためのものであ
る。
【0026】外部表示部113は、LCD、LED等で
ユーザに各種情報を表示通知するためのものである。
【0027】プリンタフォーマッタ114は、ワークス
テーションなどからのファイルデータのプリントを行う
際に、入力されたプリンタ記述言語を解析し、画像デー
タに変換するものである。
【0028】プリンタ115は、受信画像やファイルデ
ータを記録紙に記録する装置である。
【0029】有線LANi/f120は有線LANに、
無線LANi/f121は無線LANにファクシミリ装
置を接続するためのインターフェイスであり、有線LA
Ni/f120及び無線LANi/f121は有線/無
線LAN制御部122によって制御される。
【0030】LAN制御部116は、有線LANあるい
は無線LAN上のサーバまたは端末とデータの授受を行
うために、データの処理を行うものである。
【0031】図2は、図1に示したファクシミリ装置を
LANに接続した場合の構成例を示す図である。
【0032】201は、図1に示したファクシミリ装置
であり、直接有線及び無線LANに接続可能なファクシ
ミリ装置である。
【0033】202は、ファクシミリ装置201の接続
されているLANのサーバマシンであり、LAN及びL
AN上のファイルの管理を行う。
【0034】203及び204は、有線LANi/f1
20を介して接続されたクライアントマシン(情報処理
端末)である。尚、図示はしないが、クライアントマシ
ンはこの他に多数接続されているものとする。
【0035】205は、クライアントマシンからのプリ
ント要求を受け付け、プリンタに出力する制御を行うプ
リンタサーバであり、206はプリント画像データを出
力するプリンタである。
【0036】207は、無線LAN212に設置された
クライアントマシンである。
【0037】208は、電話回線を通してファクシミリ
装置201と通信を行うファクシミリ装置である。
【0038】209は、無線基地局であり、ファクシミ
リ装置201と無線回線213を通してファクシミリの
通信を行う。
【0039】210は、公衆回線網であり、211はフ
ァクシミリ装置208や無線基地局209を公衆回線網
210に接続している電話回線である。
【0040】212は、無線LANインターフェース1
21を持つファクシミリ装置201やクライアントマシ
ン207により構成される無線LANである。
【0041】213は、無線回線インターフェース12
1を介してファクシミリ装置201と無線基地局209
を結ぶ無線回線である。
【0042】214は、有線LANインターフェース1
20を持つファクシミリ装置201、LANのサーバマ
シン202、複数のクライアントマシン、プリンタサー
バ205、プリンタ206等により構成される有線LA
Nである。
【0043】図3は、図2に示したようなLANに接続
されたクライアントマシンの電源投入後の処理を示すフ
ローチャートである。
【0044】まず、S301でクライアントマシンの電
源が投入されると、S302に進み、装置の初期化を行
う。続いてS303において、待機状態にしておき、S
304で自動的に、或いはオペレータのキー操作によ
り、接続されるLANの特定のネットワークに参加すべ
くログインを行う。ここでは、ユーザ名の入力や、参加
すべきネットワークを管理しているサーバ名の入力等を
行う。
【0045】次に、S305ではクライアントマシンと
サーバマシン202との間でログインに関わる初期通信
動作を行う。ここでは、サーバマシン202に対し、該
クライアントマシンがログインされたことを登録し管理
させるようにする。
【0046】次に、S306ではサーバマシン202に
ログインするクライアント毎に管理されているエリアを
検索し、S307でログインされる前に該ユーザ管理エ
リア内に受信メール等が届いたか否か確認する。ここで
受信メール等があればS308へ進み、クライアントマ
シンのディスプレイ等に受信があったことを表示する。
ここで、クライアントマシンのオペレータの操作により
受信メールを引き出すことが可能である。その後は、S
309に進み、ログインモードとしてクライアントマシ
ンは単独でも、或いはネットワーク端末としても動作可
能な状態となる。
【0047】図4(a)はファクシミリ装置201にお
けるRAM103で管理される配信テーブルを示す図で
ある。この配信テーブルは、一定時間毎に書き換えられ
るものでもよく、また、ファクシミリ装置201のオペ
レータ等によって任意に設定可能なものであってもよ
い。
【0048】図4(a)において、401はLAN内に
存在するネットワークを表すネットワーク番号が格納さ
れるエリアであり、例えば「1000」が有線LAN2
14、「1001」が無線LAN212に該当するもの
である。402はログインしたクライアントを表すユー
ザ名である。403はPSTN211や無線回線213
を介してデータを受信した際に、この受信データに配信
先のクライアントマシンの指定が無い場合に配信を行う
ための優先順位であり、ここではテーブル1、テーブル
2、テーブル3の3種類の優先順位を有するものとす
る。404はPSTN211や無線回線213を介して
データを受信した際に、この受信データに配信先のクラ
イアントマシンの指定はあるが、指定されたクライアン
トマシンがログインしていない場合に代わりにデータを
受け取るクライアントマシンを示す代理ユーザ名であ
る。尚、代理ユーザを複数設定しておき優先順位を決め
ておくようにしてもよい。
【0049】これらのデータはファクシミリ装置201
の操作部112、サーバマシン202、各クライアント
マシンからIDデータの入力後に設定したり、表示させ
たりすることが可能である。
【0050】図4(b)はPSTN211や無線回線2
13を介してデータを受信した際に、この受信データに
配信先のクライアントマシンの指定がなかった場合に、
配信先を時間毎に設定するテーブルである。
【0051】例えば、図4(a)に示した優先順位テー
ブルにおいて、9:00〜12:00まではテーブル1
の優先順位に従って配信、12:00〜13:00はS
upervisorへ配信、13:00〜19:00は
テーブル1とは異なるテーブル2に従って配信、19:
00〜22:00は更に異なるテーブル3に従って配
信、22:00〜9:00はファクシミリ装置201の
プリンタ115によりプリントアウトする。
【0052】これらのデータもファクシミリ装置201
の操作部112、サーバマシン202、各クライアント
マシンからIDデータの入力後に設定したり、表示させ
たりすることが可能である。
【0053】次に、図4に示したテーブルを用いた場合
の受信制御について図5及び図6を用いて説明する。
【0054】図5は、ファクシミリ装置201が回線を
介してデータを受信する場合の処理の流れを示すフロー
チャートである。
【0055】まず、S501で着信があると、S502
でデータの受信を行い、蓄積メモリ104に格納する。
S503でデータの受信を終了したと判別するとS50
4に進み、データ受信時にLAN上のいずれかのクライ
アントへの配信を指定されたか否か判別する。配信先の
指定がなければ、図6のS601に進み、配信先の指定
があればS505に進む。S505では図4(a)に示
した様な配信テーブルを参照し、S506で送信側から
指定されたクライアントマシンのユーザ名がログインさ
れているか否かサーバマシン202に問い合わせ判断す
る。ここで、ログインされている場合は、S507へ進
み、サーバマシン202の指定されたクライアントマシ
ンのユーザ名に対応する管理エリアへ受信したデータを
コピーする。ここで、正常に受信データをサーバマシン
202へ格納できたことを確認すると、ファクシミリ装
置201の蓄積メモリ104から該受信データを消去す
る。次に、S508では指定されたユーザがログインし
ているクライアントマシンに対して、例えば、「×××
さんからデータを受信しました。」等のメッセージを含
む配信メールを送出する。続いてS509では、サーバ
マシン202に格納された受信データを指定されたクラ
イアントマシンへ配信する。そして、正常に配信が終了
するとサーバマシン202内の該受信データを消去す
る。一方、S506で送信側から指定されたクライアン
トマシンのユーザ名がログインされていないと判断され
ればS510に進み、指定されたクライアントマシンの
代理ユーザとして設定されているクライアントマシンが
ログインしているか否か判断する。例えばファクシミリ
装置208から図4(a)で示すAbeさんを配信先の
クライアントマシンとして送信された場合に、Abeさ
んがログインしていないと続いてAbeさんの代理ユー
ザとして設定されているSaruさんがログインしてい
るか否か判断するものである。S510でログイン済み
と判断されるとS511へ進み、サーバマシン202の
該代理ユーザ名に代応する管理エリアへ受信したデータ
をコピーする。ここで、正常に受信データをサーバマシ
ン202へ格納できたことを確認すると、ファクシミリ
装置201の蓄積メモリ104から該受信データを消去
する。次に、S512では、指定されたユーザの代理ユ
ーザとして設定されているユーザがログインしているク
ライアントマシンに対して、「×××さんから○○○さ
ん宛のデータを受信しました。」等のメッセージを含む
配信メールを送出する。続いて、S513ではサーバマ
シン202に格納された受信データを該代理ユーザのク
ライアントマシンへ配信し、代理ユーザへ配信したこと
を示すレポートをプリンタ115より出力する。このレ
ポートには、送信元名、送信元電話番号、宛先番号、指
定されたユーザ名、代理で配信されたユーザ名、日時、
データのページ数等が記載されている。尚、このレポー
トの内容はRAM103に記憶しておく。そして、正常
に配信が終了するとサーバマシン内の該受信データを消
去する。次に、S514では、配信先として指定されて
いたユーザのクライアントマシンがログインしたことを
検知すると、このクライアントマシンに対して「×××
さんからのデータを○○○さんに配信しました。□□ペ
ージ、△月△日△時△分」等のメッセージを含むメール
を送出し、代理ユーザへ配信したことを本来受け取るべ
きであったユーザに通知する。
【0056】また、S510で代理ユーザのクライアン
トマシンもログインしていなければ、S515に進み、
サーバマシン202の管理エリアの指定されたユーザ名
に対応するエリアへ受信したデータをコピーする。ここ
で正常に受信データをサーバマシン202へ格納できた
ことを確認すると、ファクシミリ装置201の蓄積メモ
リ104から該受信データを消去する。次に、S516
では、配信先として指定されていたユーザのクライアン
トマシンがログインしたことを検知すると、このクライ
アントマシンに対して「×××さんからのデータを蓄積
しています。」等のメッセージを含むメールを送出し、
サーバマシン202内に該ユーザ宛の受信データを蓄積
していることを通知する。
【0057】また、S504で受信データの配信先の指
定が無かった場合は、S601に進み、データを受信し
た時刻が9:00〜12:00の間であるか判断し、こ
れに該当する時はS602に進み、図4(a)の優先順
位テーブル1の優先順位に従って、後述する様な処理を
行う。S601で9:00〜12:00の間ではないと
判断された場合はS603に進み、12:00〜13:
00の間であるか判断する。これに該当する時はS60
4に進み、サーバマシン202のSupervisor
に対応する管理エリアへ受信データをコピーする。ここ
で、正常に受信データをサーバマシン202へ格納でき
たことを確認すると、ファクシミリ装置201の蓄積メ
モリ104から該受信データを消去する。次に、S60
6ではSupervisorがログインしているクライ
アントマシンに対して、「×××さんからデータを受信
しました。」等のメッセージを含む配信メールを送出す
る。そして、正常に受信データの配信が終了するとサー
バマシン202内の該受信データを消去する。S603
で12:00〜13:00の間ではないと判断された場
合はS607に進み、13:00〜19:00の間であ
るか判断する。これに該当する時はS608に進み、図
4(a)の優先順位テーブル2の優先順位に従って後述
する様な処理を行う。S607で13:00〜19:0
0の間ではないと判断された場合は、S609に19:
00〜22:00の間であるか判断する。これに該当す
る時はS610に進み、図4(a)の優先順位テーブル
3の優先順位に従って後述する様な処理を行う。S60
9で19:00〜22:00の間ではないと判断された
場合は、22:00〜9:00の間に該当する場合であ
り、この場合はS611に進み受信したデータをプリン
タ115により記録出力する。
【0058】次に、図7に示すフローチャートを用い
て、図4(a)のテーブルによる受信データの配信のた
めの優先順位制御の処理の流れについて説明する。
【0059】まず、S701で図4(a)に示した様な
配信テーブルを参照し、S702においてテーブル中で
配信先のユーザの優先順位が設定されているか否か判断
し、設定されていればS703に進み、設定されていな
ければS707に進む。S703では優先順位iを1と
し(最も優先順位が高い)、S704で優先順位iに該
当するユーザのクライアントマシンがログインしている
か否かサーバマシン202に問い合わせ、判断する。こ
こでログインしていないと判断した時は優先順位iに1
を加えて(S705)、この優先順位iの値が予め設定
しておいた優先順位の上限値を越えているか判断し(S
706)、越えていなければ、この優先順位に該当する
ユーザのクライアントマシンがログインしているか否か
判断する(S704)。この様に、優先順位の設定され
たユーザのクライアントマシンでログインしているもの
が見つかるまで優先順位の高い順に判別していく様にS
704〜S706の処理を繰り返す。優先順位iが予め
設定した優先順位の最大値を越えると、設定されたユー
ザはいずれもログインしていないと判断し、S707に
進み、受信したデータをプリンタ115により記録出力
し、蓄積メモリ104から該受信データを消去する。そ
してS708では、ログインしている全ユーザのクライ
アントマシンに対し、「ファクシミリ受信がありまし
た。」等のメッセージを含む着信メールを送出する。
【0060】一方、S704で優先順位iに該当するユ
ーザのクライアントマシンがログインしていると判断し
た場合はS709に進み、サーバマシン202の優先順
位iに該当するユーザ名に対応する管理エリアヘ受信し
たデータをコピーする。ここで正常に受信データをサー
バマシン202へ格納できたことを確認すると、蓄積メ
モリ104から該受信データを消去する。次に、S71
0では、「×××さんからデータを受信しました。」等
のメッセージを含む配信メールを優先順位iに該当する
ユーザのクライアントマシンに対して送出する。続い
て、S711ではサーバマシン202に格納された受信
データを優先順位iに該当するユーザのクライアントマ
シンへ配信し、優先順位iに該当するユーザのクライア
ントマシンに配信したことを示すレポートをプリンタ1
15より出力する。このレポートには、送信元名、送信
元電話番号、宛先番号、配信されたユーザ名、日時、デ
ータのページ数等が記載されている。また、このレポー
トの内容はRAM103で記憶しておき、ログインして
いるユーザが確認できるようにしておく。そして、正常
に配信が終了するとサーバマシン202内の該受信デー
タを消去する。
【0061】以上述べた様に本実施例によれば、送信側
から受信ユーザを指定してデータを送信してきた場合
に、指定されたユーザのクライアントマシンがログイン
していなかったとしても代理ユーザのクライアントマシ
ンに配信し、蓄積メモリ、サーバマシンから受信データ
を消去するので受信を拒否したり、メモリフルを生じた
りすることを起きにくくすることができる。また、代理
ユーザに配信した場合に、その旨を伝えるレポートを出
力するので状況の把握が容易に行える。また、指定され
たユーザのクライアントマシンがログインしてきたら、
代理ユーザに配信したことを該指定されたユーザに通知
するので、指定されたユーザは自分宛の受信データが代
理ユーザに配信されたことを容易に認識できる。また、
この様に送信側から配信先のユーザを指定してデータを
送信している場合に受信側での指示なしにプリントアウ
トすることはないので通信の機密性を保つことができ
る。
【0062】また、送信側から配信先のユーザを指定し
ないので、データを送信している場合には受信側のユー
ザ毎に優先順位を設定し、この優先順位に従って配信
し、配信ができると蓄積メモリ、サーバマシンから受信
データを消去するのでメモリフルを生じにくくすること
ができる。また、この時、配信したことを伝えるレポー
トを出力するので状況の把握が容易にできる。また、こ
のレポートの内容はモリに保持しておくので、ログイン
したユーザが確認することができる。また、優先順位を
設定したユーザが全てログインしていなければ、受信デ
ータをプリントアウトして蓄積メモリから受信データを
消去するのでメモリフルが生じにくくなり、着信したこ
とを示すメールを全てのログインしているクライアント
マシンに送出するので、容易に状況を把握させることが
できる。
【0063】また、時間に対応させたテーブルを用い
て、データを受信した時刻に応じて配信の優先順位を異
ならせたり、特定のユーザに配信したり、プリントアウ
トしたりといったユーザの都合に合わせた処理を行わせ
ることができる。
【0064】以上の様にしてネットワークの特長を生か
して種々の機能を有効に利用し、使い勝手の向上を図る
ことができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明した様に、本願第1の発明によ
れば、ログインしていると判断した端末に優先順位に従
って受信データを配信できるので、受信拒否やメモリフ
ルといった不都合を解消することが可能となる。
【0066】また、本願第2の発明によれば、指定され
た端末がログインしていなくても代理端末に受信データ
を配信するので、受信拒否やメモリフルといった不都合
を解消できるとともに、代理端末に配信したことをレポ
ートにより容易に確認できる。
【0067】また、本願第3の発明によれば、データを
受信した時刻に応じて時間毎に設定されたテーブルに基
づく処理を行うので、時間に応じた種々の処理を行わせ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】ファクシミリ装置をLANに接続した場合の構
成例を示す概略図である。
【図3】LANに接続されたクライアントマシンの電源
投入後の処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】受信データをクライアントマシンに配信する際
に用いる配信テーブルの一例を示す図である。
【図5】回線を介してデータを受信する場合の処理の流
れを示すフローチャートである。
【図6】回線を介してデータを受信する場合の処理の流
れを示すフローチャートである。
【図7】回線を介してデータを受信する場合の処理の流
れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 蓄積メモリ 105 解像度変換処理部 106 通信用符号化復号化処理部 107 読取/記録用符号化復号化処理部 108 MODEM 109 NCU 110 画像処理部 111 スキャナ 112 操作部 113 外部表示部 114 プリンタフォーマッタ 115 プリンタ 116 LAN制御部 117 有線回線i/f 118 無線回線i/f 119 有線/無線回線制御部 120 有線LANi/f 121 無線LANi/f 122 有線/無線LAN制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 耕一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 猿渡 賢 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 庄司 文雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク内の複数の端末に優先順位
    を設定し、 送信側から送信されたデータを受信し、 前記優先順位を設定された端末がネットワーク内にログ
    インしているか否か判断し、 ログインしている端末に対して前記受信したデータを前
    記優先順位に従って配信することを特徴とするデータ通
    信方法。
  2. 【請求項2】 前記受信したデータをメモリに格納し、
    前記配信が正常に終了すると前記メモリから該受信した
    データを消去することを特徴とする請求項1に記載のデ
    ータ通信方法。
  3. 【請求項3】 更に、前記配信が行われたことを示すレ
    ポートを出力することを特徴とする請求項2に記載のデ
    ータ通信方法。
  4. 【請求項4】 送信側から送信されたデータを指定され
    たネットワーク内の端末に配信するデータ通信方法にお
    いて、 ネットワーク内の端末毎に代理として受信する代理端末
    を設定し、 前記送信側から送信されたデータを受信した際に、指定
    された端末がログインしていなければ、前記代理端末に
    該受信データを配信し、 前記配信が行われたことを示すレポートを出力すること
    を特徴とするデータ通信方法。
  5. 【請求項5】 前記配信が行われた後に前記指定された
    端末がログインすると、前記配信が行われたことを前記
    指定された端末に通知することを特徴とする請求項4に
    記載のデータ通信方法。
  6. 【請求項6】 送信側から送信されたデータを受信し、 前記データを受信した時刻を計時し、 前記受信したデータを時間毎に設定されたテーブルに基
    づき、前記計時結果に応じて処理することを特徴とする
    データ通信方法。
  7. 【請求項7】 前記テーブルにはネットワーク内の端末
    への該受信データの配信先の優先順位を定める優先順位
    テーブルが複数含まれることを特徴とする請求項6に記
    載のデータ通信方法。
  8. 【請求項8】 前記テーブルにはネットワーク内の特定
    の端末への該受信データの配信の指示を含むことを特徴
    とする請求項6に記載のデータ通信方法。
  9. 【請求項9】 前記テーブルには該受信データの出力の
    指示を含むことを特徴とする請求項6に記載のデータ通
    信方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003517771A (ja) * 1999-12-14 2003-05-27 ノーテル・ネットワークス・リミテッド 背景情報を利用する存在管理システム
CN114095528A (zh) * 2020-08-07 2022-02-25 丰田自动车株式会社 车载网络系统及存储使计算机执行处理的程序的存储介质

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