JP3480419B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
への接続が可能なファクシミリ装置に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】近年、ファクシミリ装置、メールサー
バ、パソコン等を通信ネットワークを用いて相互に接続
した通信ネットワークシステムが普及しつつある。この
ため、近年のファクシミリ装置のなかには、オプション
ボードを追加することによって、通信ネットワークに接
続する構成のものがある。このため、通信ネットワーク
に接続されたファクシミリ装置を、通信ネットワークプ
リンタとして使用することができる。すなわち、通信ネ
ットワークに接続されたパソコンからのデータを、ファ
クシミリ装置で記録することができる。また、このよう
なファクシミリ装置をメールクライアントとすることに
より、電子メールを利用したインターネットFAXも、
ファクシミリ装置で記録することができる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パソコ
ンからの印刷指示は、使用者の意思に基づいて、記録紙
が決定されているため、必ず使用者が所望する記録紙に
記録する必要がある。一方、ファクシミリ装置がメール
クライアントの場合において、メールサーバがファクシ
ミリ装置宛の電子メールを受信した場合は、取り敢えず
電子メールを記録しなければ、その電子メールが誰宛の
電子メールであるかを判断することができない。すなわ
ち、このような場合には、記録紙に拘わりなく、その電
子メールを記録紙に記録する必要がある。 【0004】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、その目的は、印刷指示を行った装
置に応じて、適切な記録紙に記録することが可能なファ
クシミリ装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、通信ネットワークへ
の接続が可能なファクシミリ装置において、通信ネット
ワークに接続された通信端末装置からのプリントジョ
ブ、又は、通信ネットワークに接続されたメールサーバ
からのインターネットFAX受信ジョブを受信するネッ
トワークインターフェースと、前記通信端末装置から受
信したプリントジョブに伴う印刷指示であるか、又は、
前記メールサーバから受信したインターネットFAX受
信ジョブに伴う印刷指示であるかを判断して、画データ
の印刷処理を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、
所定の記録紙がない場合であって、前記通信端末装置か
ら受信したプリントジョブに伴う印刷指示のときは、所
定の記録紙がない旨を通信端末装置に通知する一方、所
定の記録紙がない場合であって、前記メールサーバから
受信したインターネットFAX受信ジョブに伴う印刷指
示のときは、画データを他の記録紙に記録する。 【0006】 【0007】 【0008】なお、以下に述べる発明の実施の形態にお
いて、特許請求の範囲または課題を解決するための手段
に記載の「通信端末装置」はパソコン4に相当し、同じ
く「制御手段」はMPU11、ROM12、RAM1
3、MPU31、ROM32、及びRAM33に相当す
る。 【0009】 【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るファクシミ
リ装置の一実施形態について、図面を用いて説明する。 【0010】図1に示すように、通信ネットワークシス
テムは、電話回線L1を有するファクシミリ装置(FA
X)1、専用回線L2を介してインターネットに接続さ
れたゲートウェイ2、メールサーバ3、複数のパソコン
4及び各装置1〜4間を相互に接続するハブ(HUB)
5、トランシーバ6、イーサネット(登録商標)ケーブ
ル7、AUIケーブル8、ツイストペアケーブル9から
構成されている。 【0011】ファクシミリ装置1、ゲートウェイ2、メ
ールサーバ3及びパソコン4は、ツイストペアケーブル
9を介してハブ5に接続されている。ハブ5は、AUI
ケーブル8を介してトランシーバ6に接続されている。
トランシーバ6は、イーサネットケーブル7を介して他
のトランシーバ6と接続されている。ファクシミリ装置
1、ゲートウェイ2、メールサーバ3及びパソコン4
は、ツイストペアケーブル9に接続するためのインター
フェースを内蔵している。ハブ5は、ツイストペアケー
ブル9とAUIケーブル8とを接続するために設けられ
るとともに、通信ネットワークTの接続において集線装
置として機能する。トランシーバ6は、AUIケーブル
8とイーサネットケーブル7とを接続するために設けら
れている。 【0012】ファクシミリ装置1は、通信ネットワーク
T上のクライアントとして、メールアドレスを有してい
る。ゲートウェイ2は、通信ネットワークT上以外の他
の装置との間の通信を制御する通信プロトコルを備えて
いる。また、ゲートウェイ2は、通信ネットワークTへ
の不正進入を防止するためのファイアウォール機能も備
えている。 【0013】メールサーバ3は、電子メールで使用する
通信プロトコル(SMTP、POP3等)を備えてい
る。この電子メールに画データを添付して送信すると、
インターネットFAXを実現することができる。 【0014】複数のパソコン4は、パソコン4全体を制
御するための制御部、各種情報を表示するためのLCD
等からなる表示部、その表示部に表示された各種情報に
対して指示をするとともに、所定の文字等を入力するた
めのキーボード及びマウス、ハードディスク等からなる
記憶部等を備えている。また、複数のパソコン4は、フ
ァクシミリ装置1、ゲートウェイ2、メールサーバ3及
び他のパソコン4との間、並びにファクシミリ装置1ま
たはメールサーバ3及びゲートウェイ2を介して外部の
ファクシミリ装置との間で、送受信を行うための通信プ
ロトコルを備えている。また、複数のパソコン4は、通
信ネットワークT上のクライアントとして、メールアド
レスを有している。 【0015】図2に示すように、ファクシミリ装置1
は、ファクシミリ装置本体1aとオプションボード30
とから構成されている。ファクシミリ装置本体1aは、
MPU11、ROM12、RAM13、読取部14、記
録部15、操作部16、表示部17、画像メモリ18、
コーデック19、モデム20、NCU21及びオプショ
ンボードスロット部22から構成されるとともに、各部
11〜22がバス23を介してそれぞれ接続されてい
る。 【0016】MPU11は、ファクシミリ装置1を構成
する各部を制御する。ROM12は、ファクシミリ装置
1を制御するためのプログラムを記憶する。RAM13
は、ファクシミリ装置1の送受信に関する各種情報を一
時的に記憶する。また、RAM13は、ジョブを記憶す
るキュー13aを備えている。そして、そのキュー13
aにジョブが書き込まれると、ジョブが削除されない限
り、ジョブの実行が終了するまで、自動的に実行され
る。また、ジョブの実行が終了すると、ジョブがキュー
13aから自動的に削除される。 【0017】読取部14は、原稿上の画像データを読み
取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部
15は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画デー
タの記録動作やコピー動作において、受信された画デー
タ或いは読取部14にて読み取られた原稿の画データを
記録紙上に記録する。 【0018】操作部16は、電話番号を入力するための
テンキー(*,#キーを含む)16a、短縮番号の登録
又は短縮番号から発信するための短縮キー16b、予め
登録した電話番号又はFAX番号をワンタッチで指定す
るためのワンタッチキー16c、原稿の読み取り動作を
開始させるためのスタートキー16d、「通信(FA
X)」動作又は「コピー」動作を設定するための通信/
コピーキー16e等の各種操作キーを備えている。LC
D等よりなる表示部17は、ファクシミリ装置本体1a
の動作状態等の各種情報の表示を行う。 【0019】画像メモリ18は、受信画データや読取部
14で読み取られて2値化され、コーデック19でMM
R方式に従って符号化された画データを一時的に記憶す
る。また、画像メモリ18は、パソコン4からオプショ
ンボードスロット部22を介して送出されてきた画デー
タを一時的に記憶する。 【0020】コーデック19は、読取部14にて読み取
られた画データを送信のためにMH,MR,MMR方式
等に従って符号化(エンコード)する。また、コーデッ
ク19は、受信画データを復号(デコード)する。 【0021】モデム20は、ITU−T勧告T.30に
従ったファクシミリ伝送制御手順及びV.17,V.2
7ter,V.29等に従った送受信データの変調及び
復調を行う。NCU21は、電話回線L1の閉結及び開
放を行うとともに、相手先のFAX番号に対応したダイ
ヤル信号の送出及び着信を検出する機能等を備えてい
る。 【0022】オプションボードスロット部22には、通
信ネットワークTに接続するためのオプションボード3
0が装備される。すなわち、このオプションボード30
をオプションボードスロット部22に装備すると、通信
ネットワークTへの接続が可能となる。 【0023】図3に示すように、オプションボード30
は、MPU31、ROM32、RAM33、画像メモリ
34、データ変換部35、PCカード用インターフェー
ス36、PCカード型メモリ37、通信プロトコル制御
部38及びネットワークインターフェース39から構成
されるとともに、各部31〜36,38がバス40を介
してそれぞれ接続されている。 【0024】MPU31は、オプションボード30を構
成する各部を制御する。ROM32は、オプションボー
ド30を制御するための基本的なプログラムを記憶す
る。RAM33は、オプションボード30に関する各種
情報を一時的に記憶する。画像メモリ34は、パソコン
4から送出されてくる画データを記憶する。 【0025】データ変換部35は、パソコン4から通信
ネットワークTを介して送出されてくるTIFF、BM
P、GIF、JPEG、PCX、DCX等の画データ
を、MH、MR、MMR方式やTIFF−MH,TIF
F−MR,TIFF−MMR方式等の画データに変換す
る。また、これとは逆に電話回線L1を介して受信した
MH、MR、MMR方式やTIFF−MH,TIFF−
MR,TIFF−MMR方式等の画データを、複数のパ
ソコン4にとって扱い易い形式にするために、TIF
F、BMP、GIF、JPEG、PCX、DCX等の画
データに変換する。 【0026】PCカード用インターフェース36は、M
PU31からの制御信号に基づいて、PCカードアダプ
タ36aを介してPCカード型メモリ37にアクセスす
る。PCカード型メモリ37は、「PC Card Standard」
に準拠し、例えばフラッシュメモリ(EEPROM)で
構成され、オプションボード30を介する送受信に関す
るデータを記憶する。すなわち、ファクシミリ装置1の
電源が停止された場合や停電が発生した場合でも、送受
信に関するデータを消失することがないようにしている
のである。 【0027】通信プロトコル制御部38は、ネットワー
クインターフェース39を介して通信ネットワークT上
の他の装置との間や、ネットワークインターフェース3
9及び公衆回線網等を介して通信ネットワークT上以外
の他の装置との間の通信を制御する通信プロトコルを備
えている。具体的には、例えばSMTP(メール送信プ
ロトコル)、POP3(メール受信プロトコル)、FT
P(ファイル転送プロトコル)、ITU−T勧告T.3
0すなわちファクシミリ伝送制御手順の通信プロトコ
ル、サリュテーション(Salutation)・コンソーシアム
で規定されたサリュテーション用通信プロトコル等を備
えている。 【0028】次に、オプションボード30における受信
時の動作について、図4に示すフローチャートを用いて
説明する。なお、この動作は、ROM32に記憶された
プログラムに基づき、MPU31の制御により実行され
る。また、オプションボード30は、所定時間毎(例え
ば1時間)にメールサーバ3におけるファクシミリ装置
本体1aのメールボックスにアクセスする。すなわち、
所定時間毎にメールボックスに対して電子メールの着信
を監視している。そして、インターネットFAX受信、
つまり電子メールが受信されている場合は、その電子メ
ールを受信する。 【0029】さて、オプションボード30において、通
信ネットワークTから何らかのジョブ(例えば、プリン
トジョブ、インターネットFAX受信ジョブ、送信ジョ
ブ等)を受信するとともに、そのジョブに伴う画データ
が画像メモリ34に転送されると、ステップS1におい
ては、いずれかのパソコン4からのプリントジョブ又は
インターネットFAX受信ジョブであるか否かが判断さ
れる。いずれかのパソコン4からのプリントジョブ又は
インターネットFAX受信ジョブである場合は、ステッ
プS3に移行する。一方、いずれかのパソコン4からの
プリントジョブ又はインターネットFAX受信ジョブで
ない場合は、ステップS2に移行する。 【0030】ステップS2においては、いずれかのパソ
コン4からのプリントジョブ又はインターネットFAX
受信ジョブでないため、それぞれに応じた処理が実行さ
れて、この処理を終了する。 【0031】ステップS3においては、プリントジョブ
であるか否かが判断される。プリントジョブである場合
は、ステップS4に移行する。一方、プリントジョブで
ない場合、つまりインターネットFAX受信ジョブであ
る場合は、ステップS5に移行する。 【0032】ステップS4においては、いずれかのパソ
コン4からのプリントジョブである旨を示す属性(例え
ば、「PC」)がプリントジョブに付与されて、そのプ
リントジョブがファクシミリ装置本体1aのキュー13
aに書き込まれる。また、画像メモリ34に記憶されて
いる画データが、ファクシミリ装置本体1aの画像メモ
リ18に転送される。 【0033】ステップS5においては、インターネット
FAX受信ジョブに基づく、画データの配信先が決定さ
れる。具体的には、発信元のメールアドレス等に基づい
て、ファクシミリ装置本体1a宛のインターネットFA
X受信か、いずれかのパソコン4宛のインターネットF
AX受信かが決定される。 【0034】ステップS6においては、インターネット
FAX受信がファクシミリ装置本体1a宛であるか否か
が判断される。ファクシミリ装置本体1a宛である場合
は、ステップS7に移行する。一方、ファクシミリ装置
本体1a宛でない場合、つまりいずれかのパソコン4宛
である場合は、ステップS8に移行する。 【0035】ステップS7においては、インターネット
FAX受信がファクシミリ装置本体1a宛であることよ
り、インターネットFAX受信ジョブがインターネット
FAX受信に伴うプリントジョブであると判断して、イ
ンターネットFAX受信に伴うプリントジョブである旨
を示す属性(例えば、「I−FAX」)がプリントジョ
ブに付与されて、そのプリントジョブがファクシミリ装
置本体1aのキュー13aに書き込まれる。また、画像
メモリ34に記憶されている画データが、ファクシミリ
装置本体1aの画像メモリ18に転送される。 【0036】ステップS8においては、インターネット
FAX受信がいずれかのパソコン4宛であるため、発信
元のメールアドレス等に基づいて、インターネットFA
X受信、つまり電子メールが特定のパソコン4に配信さ
れる。具体的には、サリュテーション用通信プロトコル
を用いて、インターネットFAX受信、つまり電子メー
ルがパソコン4に配信される。 【0037】次に、ファクシミリ装置本体1aにおける
受信時の動作について、図5に示すフローチャートを用
いて説明する。なお、この動作は、ROM12に記憶さ
れたプログラムに基づき、MPU11の制御により実行
される。 【0038】さて、ファクシミリ装置本体1aにおい
て、オプションボード30から何らかのジョブ(例え
ば、プリントジョブ)を受信すると、ステップS11に
おいては、プリントジョブに基づく所定の記録紙がある
か否かが判断される。所定の記録紙がある場合は、ステ
ップS12に移行する。一方、所定の記録紙がない場合
は、ステップS13に移行する。 【0039】ステップS12においては、インターネッ
トFAX受信に伴う印刷処理、又はパソコン4からの印
刷指示に基づく印刷処理が実行される。すなわち、画像
メモリ18に記憶されている画データが、記録部15で
所定の記録紙に記録される。 【0040】ステップS13においては、プリントジョ
ブの属性が「PC」であるか否かが判断される。プリン
トジョブの属性が「PC」である場合は、ステップS1
4に移行する。一方、プリントジョブの属性が「PC」
でない場合、つまりプリントジョブの属性が「I−FA
X」である場合は、ステップS15に移行する。 【0041】ステップS14においては、プリントジョ
ブの指示を行ったパソコン4に対して、記録紙がない旨
が通知される。すなわち、記録紙がない旨が、オプショ
ンボード30を介してパソコン4に通知される。その結
果、プリントジョブの指示を行ったパソコン4の画面上
には、所定の記録紙がない旨が報知される。また、画デ
ータが画像メモリ18にスプールされた状態に維持され
る。そして、所定の記録紙が補充されると、プリントジ
ョブが自動的に実行される。その結果、画データが所定
の記録紙に記録される。 【0042】ステップS15においては、インターネッ
トFAX受信、つまり電子メールが記録部15で他の記
録紙に記録される。すなわち、画像メモリ18に記憶さ
れている画データが、記録部15で記録紙に記録され
る。このとき、必要に応じて、画データが縮小或いは回
転されて、他の記録紙に記録される。 【0043】以上、詳述したように本実施形態によれ
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 (1)いずれかのパソコン4からのプリントジョブであ
る場合は、プリントジョブである旨を示す属性(例え
ば、「PC」)が付与されて、そのプリントジョブがフ
ァクシミリ装置本体1aのキュー13aに書き込まれ
る。一方、メールサーバ3を介したインターネットFA
X受信である場合は、インターネットFAX受信に伴う
プリントジョブである旨を示す属性(例えば、「I−F
AX」)がプリントジョブに付与されて、そのプリント
ジョブがファクシミリ装置本体1aのキュー13aに書
き込まれる。そして、通信ネットワークTに接続されて
いるいずれの装置からの印刷指示であるかを判断し、そ
の判断に基づいて、印刷処理が行われている。すなわ
ち、所定の記録紙がない場合であって、属性が「PC」
の場合は、その旨がパソコン4に対して通知される。一
方、所定の記録紙がない場合であって、属性が「I−F
AX」の場合は、他の記録紙に記録される。つまり、い
ずれかのパソコン4からのプリントジョブの場合は、所
定の記録紙に記録することが目的であるため、所定の記
録紙がない場合は、その旨を通知している。一方、ファ
クシミリ装置本体1a宛のインターネットFAX受信、
つまり電子メールの場合は、誰宛の電子メールであるか
は不明であるため、所定の記録紙がない場合には、他の
記録紙に記録させている。その結果、他の記録紙に記録
された内容に基づいて、誰宛の電子メールであるかを判
断することができる。換言すれば、ファクシミリ装置本
体1a宛の電子メールの場合は、所定の記録紙がない場
合であっても、速やかに他の記録紙に記録しているので
ある。従って、印刷指示を行った装置に応じて、適切な
記録紙に記録することができる。 【0044】(2)いずれかのパソコン4からのプリン
トジョブであって、所定の記録紙がない場合は、その旨
がプリントジョブの指示を行ったパソコン4に対して通
知されている。その結果、その通知に基づいて、ファク
シミリ装置本体1aに記録紙を補充する等の適切な処理
を素早く行うことができる。 【0045】(3)インターネットFAX受信がいずれ
かのパソコン4宛の電子メールである場合は、発信元の
メールアドレス等に基づいて、その電子メールが特定の
パソコン4に配信される。その結果、電子メールの受信
があった旨が分かる。 【0046】(4)いずれかのパソコン4からのプリン
トジョブであって、所定の記録紙がない場合は、画像メ
モリ18に画データがスプールされた状態となる。この
ため、所定の記録紙を補充した後で、再度プリントジョ
ブをする必要はない。すなわち、所定の記録紙が補充さ
れると、プリントジョブが自動的に実行される。従っ
て、所定の記録紙を補充するのみで、プリントジョブが
確実に実行されて、画データを所定の記録紙に記録する
ことができる。 【0047】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・前記実施形態においては、所定の記録紙がない場合で
あって、インターネットFAX受信、つまりインターネ
ットFAX受信に伴うプリントジョブの場合は、記録部
15で他の記録紙に記録させる構成であったが、これに
代えて、所定の記録紙がない場合であって、インターネ
ットFAX受信、つまりインターネットFAX受信に伴
うプリントジョブの場合は、特定のパソコン4(例え
ば、管理者のパソコン4)に対して、記録紙がない旨を
通知する構成にしても良い。このように構成すれば、例
えば管理者によって、ファクシミリ装置本体1aに記録
紙が補充されることとなるため、ファクシミリ装置本体
1a宛のインターネットFAX受信であっても、所定の
記録紙に確実に記録させることができる。 【0048】・前記実施形態においては、RAM13の
キュー13aでジョブを管理する構成であったが、これ
に代えて、オプションボード30のRAM33にジョブ
を管理するキューを設ける構成にしても良い。 【0049】・前記実施形態においては、RAM13の
キュー13aでジョブを管理し、そのジョブの画データ
を画像メモリ18で管理する構成であったが、ジョブ及
び画データをRAM13のみで管理する構成にしても良
い。 【0050】さらに、上記実施形態等より把握される請
求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と
共に記載する。 〔1〕請求項1に記載のファクシミリ装置において、制
御手段は、所定の記録紙がない場合であって、通信ネッ
トワークに接続された通信端末装置からの印刷指示の場
合は、所定の記録紙がない旨を通信端末装置に通知し、
自装置宛の電子メールの印刷指示の場合は、他の記録紙
に記録するファクシミリ装置。このように構成すれば、
確実に電子メールを記録紙に記録することができる。 【0051】〔2〕請求項1に記載のファクシミリ装置
において、ファクシミリ装置はファクシミリ装置本体と
オプションボードとで構成され、制御手段は、オプショ
ンボードで通信ネットワークに接続された装置からの印
刷指示に属性を付与し、その属性に基づきファクシミリ
装置本体において記録紙がない旨を印刷指示を行った装
置に対して通知するか、又は画データを他の記録紙に記
録するファクシミリ装置。このように構成すれば、印刷
指示を行った装置に応じて、適切な記録紙に記録するこ
とができる。 【0052】〔3〕通信ネットワークへの接続が可能な
ファクシミリ装置と通信端末装置とメールサーバとが接
続された通信ネットワークシステムにおいて、ファクシ
ミリ装置は、通信端末装置からの印刷指示又はメールサ
ーバを介した自装置宛の電子メールの印刷指示に基づい
て、画データの印刷処理を行う通信ネットワークシステ
ム。なお、通信端末装置は、前記実施形態におけるパソ
コン4に相当する。このように構成すれば、ファクシミ
リ装置は、印刷指示を行った装置に応じて、適切な記録
紙に記録することができる。 【0053】 【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、印刷指示を行った装置に応じて、適切な記録
紙に記録することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】通信ネットワークシステムの構成を示すブロッ
ク図。 【図2】ファクシミリ装置の構成を示すブロック図。 【図3】オプションボードの構成を示すブロック図。 【図4】オプションボードにおける受信時の動作を示す
フローチャート。 【図5】ファクシミリ装置本体における受信時の動作を
示すフローチャート。 【符号の説明】 1…ファクシミリ装置、3…メールサーバ、4…通信端
末装置としてのパソコン、11…制御手段を構成するM
PU、12…制御手段を構成するROM、13…制御手
段を構成するRAM、31…制御手段を構成するMP
U、32…制御手段を構成するROM、33…制御手段
を構成するRAM、39…ネットワークインターフェー
ス、T…通信ネットワーク。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 通信ネットワークへの接続が可能なファ
    クシミリ装置において、 通信ネットワークに接続された通信端末装置からのプリ
    ントジョブ、又は、通信ネットワークに接続されたメー
    ルサーバからのインターネットFAX受信ジョブを受信
    するネットワークインターフェースと、 前記通信端末装置から受信したプリントジョブに伴う印
    刷指示であるか、又は、前記メールサーバから受信した
    インターネットFAX受信ジョブに伴う印刷指示である
    かを判断して、画データの印刷処理を行う制御手段とを
    備え、 前記制御手段は、所定の記録紙がない場合であって、前
    記通信端末装置から受信したプリントジョブに伴う印刷
    指示のときは、所定の記録紙がない旨を通信端末装置に
    通知する一方、所定の記録紙がない場合であって、前記
    メールサーバから受信したインターネットFAX受信ジ
    ョブに伴う印刷指示のときは、画データを他の記録紙に
    記録するファクシミリ装置。
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