JP2861037B2 - ファクシミリ装置の画情報転送装置 - Google Patents

ファクシミリ装置の画情報転送装置

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JP2861037B2 JP1098955A JP9895589A JP2861037B2 JP 2861037 B2 JP2861037 B2 JP 2861037B2 JP 1098955 A JP1098955 A JP 1098955A JP 9895589 A JP9895589 A JP 9895589A JP 2861037 B2 JP2861037 B2 JP 2861037B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はファクシミリ装置の画情報転送装置に関
し、特に外出中に、自分の会社や事務所等のファクシミ
リ装置に届いた原稿情報を、外出先のファクシミリ装置
に自動的に転送することができるようにした画情報転送
装置に関する。
(従来の技術) 今や、会社や事務所等においては、ファクシミリ装置
は必須の装置であり、仕事の関係で該会社や事務所等を
よくあける人は、外出先から該ファクシミリ装置に何が
届いているか知りたく思う場合が時々ある。
このような場合、従来は、次のような二つの方法が採
られていた。
(1)会社や事務所等に残っている人に、受信した原稿
情報を外出先のファクシミリ装置に送るように頼む。
(2)自分が外出先から会社や事務所等に戻って、受信
した原稿情報を見るようにする。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記の(1)の方法では、会社や事務
所等に残っている人が、受信した原稿情報を外出先のフ
ァクシミリ装置に送るという行為をしなければならず、
人手がかかるという問題があった。また、会社や事務所
等に人が残っていなければ、受信した原稿情報を見るこ
とができないという問題があった。
また、前記(2)の方法では、外出先から会社や事務
所等に戻るのに時間がかかり、極めて能率が悪いという
問題があった。
なお、本発明に関連するポーリング機能を備えたファ
クシミリ装置の先行文献として特開昭59−190777号公報
があり、また本発明の第5実施例に関連する先行文献と
して、特開昭61−222379号公報および特公昭62−52980
号公報がある。
本発明の目的は、前記従来装置の問題点を除去し、会
社や事務所等に残っている人に依頼することなく、また
極めて能率良く、外出先から自分のファクシミリ装置に
届いている原稿情報を見ることができると共に、使い勝
手を良好にしたファクシミリ装置の画情報転送装置を提
供することにある。
(課題を解決するための手段および作用) 本発明は、前記目的を達成するために、請求項第1項
の発明は、転送モード設定部と、該転送モード設定時に
画情報を受信すると該画情報を蓄積し、ポーリング通信
要求時に該画情報を読み出される画情報蓄積メモリと、
前記ポーリング通信の着信時に、前記転送モードの設定
の有無および転送データの有無を判断し、転送モード設
定および転送データ有りの時に、ベルがn1回鳴音した時
に回線を閉結する第1の手段と、転送モード設定および
転送データ無しの時に、ベルがn2回鳴音した時に回線を
閉結する第2の手段(ただし、n1<n2)とを設けた点に
特徴がある。
この発明においては、外出先からオペレータが該ファ
クシミリ装置を呼び出すと、転送データがある時には、
ベルがn1回鳴音すると回線が閉結する。一方、転送デー
タがない時には、ベルがn2回鳴音すると回線が閉結す
る。
請求項第2項の発明は、前記画情報蓄積メモリに蓄積
された画情報が正常に転送されたか否かを判断する手段
と、該画情報蓄積メモリをクリアする手段とを設けた点
に特徴がある。
この発明においては、画情報蓄積メモリに蓄積された
画情報が正常に転送された時に、該画情報蓄積メモリは
自動的にクリアされる。
請求項第3項の発明は、プリントアウトモード設定部
を設けた点に特徴がある。
この発明においては、画情報を受信すると、該画情報
は画情報蓄積メモリに蓄積される。また、該画情報はプ
リンタによりプリントアウトされる。
(実施例) 以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例のファクシミリ装置の機能
を示す概略ロック図である。図において、1は回線に接
続された回線制御部(NCU)、2はモデム、3は制御部
である。4は転送モード設定部であり、該転送モード
は、外出先のファクシミリ装置へ、受信原稿情報を転送
することを希望する時に設定される。
また、5は復号化部、6はプリンタ、7はスキャナ、
8は符号化部であり、これらは通常の送受信時に使用さ
れる。9は画情報蓄積メモリ、10は復合化部、11は符号
化部であり、これらは前記転送モード設定時に使用され
る。
さらに、12は第1の選択部であり、前記制御部3から
の制御により、転送モードが設定されている時には接点
Aを選択し、設定されていない時には接点Bを選択す
る。13は第2の選択部であり、該制御部3からの制御に
より、ポーリングでない時には接点Cを選択し、ポーリ
ング時には接点Dを選択する。また、14は第3の選択部
であり、該制御部3からの制御により、受信時には接点
Eを選択し、送信時には接点Fを選択する。
次に、本実施例の動作を、第2図を参照して説明す
る。第2図は本実施例における着信時の動作を説明する
ためのフローチャートである。
最初は待機状態にあり、着信があったか否かの判断が
なされる(ステップS1)。着信があると、転送モード設
定部4によって転送モードが設定されているか否かの判
断がなされる(ステップS2)。該転送モードが設定され
ていない時(ステップS2が否定)には、第1の選択部12
は接点Bを選択し、一方該転送モードが設定されている
時(ステップS2が肯定)には、接点Aを選択する。
この結果、前記転送モードが設定されていない時に
は、回線制御部(NCU)1、モデム2、制御部3および
復合化部5を経てプリンタ6に至る回路、またはスキャ
ナ7、符号化部8、制御部3、モデム2および回線制御
部(NCU)1の回路が成立し、通常の通信が行われる
(ステップS3)。
一方、前記転送モードが設定されている時には、ステ
ップS4に進んで、ポーリングによる通信か否かの判断が
なされる。ポーリングによらない通信、すなわち受信の
ときには(ステップS4が否定)、ステップS5に進む。こ
の時、第1図の第2の選択部13は接点Cを選択する。ポ
ーリングによる通信の時には(ステップS4が肯定)、ス
テップS10に進む。この時、前記第2の選択部13は接点
Dを選択する。
前記ステップS4が否定の時には、該画情報蓄積メモリ
9が受信可能か否かの判断がなされる(ステップS5)。
該メモリ9に画情報を蓄積するエリアがある時には、該
ステップS5は肯定になり、画情報の受信が開始されたか
否かの判断がなされる(ステップS6)。該画情報の受信
が開始すると、該画情報は画情報蓄積メモリ9に蓄積さ
れる(ステップS7)。そして、該画情報の受信が終了す
ると(ステップS8が肯定)、画情報蓄積メモリ9に画情
報を蓄積する動作は終了する。
第3図(a)は、転送モードに設定された本実施例の
ファクシミリ装置Aが、ファクシミリC、DおよびEか
ら順次送られてきた画情報を受信した説明図であり、該
ファクシミリ装置AはファクシミリCからECM方式(誤
り再送方式)で3枚、ファクシミリDからG3方式で4
枚、ファクシミリEからG2方式で2枚の画情報を受信し
た場合の説明図である。また、同図(b)はこの時画情
報蓄積メモリ7に蓄積される画情報の概念図を示す。
再び、第2図に戻って説明する。
前記ステップS4が肯定の時、すなわちポーリングの通
信時にはステップS10に進む。この時、前述のように、
第2の選択部13は接点Dを選択する。この結果、前記画
情報蓄積メモリ9から画情報を読み出すことが可能にな
る。
ステップS10では、該画情報蓄積メモリ9の中に転送
データが蓄積されているか否かの判断がなされ(ステッ
プS10)、該転送データがない時には終了する。一方、
該転送データがある時には、転送データの送信開始の指
令が来たかどうかの判断が行われ(ステップS11)、該
判断が肯定になると、該転送データが該画情報蓄積メモ
リ7から転送を開始する(ステップS12)。該画情報蓄
積メモリ9に蓄積されている転送データが全部送信され
ると、画情報の転送処理は終了する。
第1図において、画情報蓄積メモリ9から読み出され
た画情報を一旦復号化部10で復号化し、次いで符号化部
11で符号化したのは、該符号化部11で相手機の復号化方
式に合った符号化を行なうためである。
第4図は前記ファクシミリ装置Dから転送モードにな
っている前記ファクシミリ装置Aに画情報を送る場合の
プロトコルを示す。また、第5図は外出先のファクシミ
リ装置Bから前記転送モードになっているファクシミリ
装置Aにポーリングによる通信を行った場合のプロトコ
ルを示す。
第4図によれば、CFR(受信準備確認)に続いて送ら
れてくる画情報(PIX)が、前記画情報蓄積メモリ9に
蓄積されることになる。第3図(b)のように、複数枚
の画情報を受信する場合には、プロトコルはPIXに続い
てMPS(マルチページ信号)、MCF(メッセージ確認)と
なって、再度画情報(PIX)を受信することになる。
また、第5図によれば、DTCによりディジタル送信命
令がファクシミリ装置Bからファクシミリ装置Aに送ら
れ、該ファクシミリ装置AはDCSにより受信命令を該フ
ァクシミリ装置Bに送り返す。これにより、該ファクシ
ミリ装置Aに蓄積されている画情報がファクシミリ装置
Bに転送されることになる。第3図(b)のように、複
数枚の画情報が前記画情報蓄積メモリ9に蓄積されてい
る場合いは、MCFの後、再度蓄積された画情報が繰返し
転送されることになる。
以上の説明から明らかなように、本実施例によれば、
会社または事務所等のファクシミリ装置を転送モードに
設定して外出すると、該ファクシミリ装置は受信した画
情報を画情報蓄積メモリに一旦蓄積する。その後、外出
先のファクシミリ装置からポーリングで送信依頼をする
と、該画情報蓄積メモリに蓄積されていた画情報は自動
的に読み出されて、該外出先のファクシミリ装置に届
く。
したがって、本実施例によれば、自分のファクシミリ
装置に受信した画情報を、外出先のファクシミリ装置に
自由に転送できるという効果がある。
次に、本発明の第2実施例を第6図を参照して説明す
る。該第6図は該第2実施例の要部のブロック図を示
し、第1図と同じ符号および図示されていない回路は第
1図と同一または同等物を示す。
前記第1実施例では、転送モード設定時に外出先のフ
ァクシミリ装置からポーリング通信の操作がなされる
と、画情報蓄積メモリ9に転送データが蓄積されていな
くても回線が閉結し、電話料金が無駄になる。該第2実
施例は、これを改善したものである。
該実施例の特徴は、第6図に示されているように、ベ
ルの回数を設定できる手段を有し、これに応答して回線
制御部(NCU)1の回線の閉結動作を制御するようにし
たものである。20はベルの回数を0回に設定する第1の
設定手段、21は2回に設定する第2の設定手段、22は4
回に設定する第3の設定手段であり、23は前記制御部3
からの信号、すなわち転送モードおよび転送データの有
無に応じて前記第1〜3の設定手段を選択する選択部で
ある。
なお、該第1〜3の設定手段は例えばレジスタ等から
構成することができ、設定値は予め設定しておくことが
できる。また、該設定値は上記した具体的な値に限定さ
れず、変更が可能である。
次に、第7図のフローチャートを参照して、本実施例
の動作を説明する。
まず、着信か否かの判断がなされ(ステップS1)、肯
定になると、転送モードが設定されているか否かの判断
がなされる(ステップS2)。該判断が否定の時には、ス
テップS3に進んで、通常の通信が実行される。
この時、前記第6図の選択部23は第1の設定手段20を
選択する。この結果、回線制御部(NCU)1はベルの回
数0回で回線の閉結を行う。すなわち、着信があると、
すぐに回線を閉結する。
前記ステップS2が肯定の時には、ステップS21に進ん
で、転送データが前記画情報蓄積メモリ9の中に蓄積さ
れているか否かの判断がなされる。なお、該画情報蓄積
メモリ9内の転送データの有無は、前記制御部3で記憶
しておく方法であっも良いし、該制御部3が画情報蓄積
メモリ9にデータの有無を聞きにくい方法であってもよ
い。
該ステップS21が肯定の時には、前記選択部21は第2
の設定手段21を選択しているので、回線制御部(NCU)
1はベルが2回鳴ると(ステップS22が肯定)、回線の
閉結を行う(ステップS24)。
一方、該ステップS21が否定の時には、前記選択部21
は第3の設定手段22を選択しているので、回線制御部
(NCU)1はベルが4回鳴ると(ステップS23が肯定)、
回線の閉結を行う(ステップS24)。
したがって、外出先のオペレータは、外出先から自分
のファクシミリ装置を呼出し、呼出し音(コーリング)
が2回鳴っても回線の閉結が行われないときには、送受
話器を電話機の上において回線の切断を行えば、電話料
金は不要になる。
次に、本発明の第3実施例を第8図を参照して説明す
る。該第8図は該第3実施例の要部のブロック図を示
し、第1図と同じ符号および図示されていない回路は第
1図と同一または同等物を示す。
前記第1実施例では、前記画情報蓄積メモリ9は蓄積
できるデータ量に限度があるので、オペレータが外出中
に大量の画情報を受信し、該メモリ9が例えば一杯にな
ったとすると、該オペレータが外出先のファクシミリ装
置から該画情報を読み出した後であっても、新たに受信
したデータを該メモリ9に蓄積することができなくな
る。すなわち、該新たなデータを受信することができな
くなる。該第3実施例はこれを改善したものである。
第8図において、3aはポーリング判定部、3bは通信エ
ラー判断部、3cは通信終了検出部、3dはメモリクリア手
段、3eは条件判断部である。なお、これらの構成は、制
御部3の一部の機能を示している。
本実施例においては、該ポーリング判定部3aによりポ
ーリング通信であることが検出され、通信エラー判断部
3bによって通信エラーがないことが判断されると、通信
終了になった時点で前記メモリクリア手段3dが起動され
る。この結果、画情報蓄積メモリ9はクリアされ、新た
に送られてきた画情報は該画情報蓄積メモリ9に蓄積す
ることができるようになる。
なお、ポーリング通信であっても通信エラーがあった
場合には、前記画情報蓄積メモリ9をクリアしてしまう
と受信した画情報が失われてしまうので、該メモリクリ
ア手段3dはクリアされないようになされている。
ここに、該メモリクリア手段3dは、該画情報蓄積メモ
リ9のポインタを先頭位置に戻す処理、あるいは今指し
ているポインタを記憶のスタート位置に変更する等の処
理を行うことによって、該画情報蓄積メモリ9のクリア
をする。
また、前記通信エラー判断部3bは、前記第5図のプロ
トコルにおいて、MCFを受信したときには通信エラーな
しと判断し、該MCFの代わりにRTNを受信した時には通信
エラーと判断する。なお、該RTNで通信エラーと判断す
るのは一例であり、これに限定されるものではない。
第9図は本実施例の動作を示すフローチャートであ
り、本実施例の特徴部分のみ表されている。本実施例で
は、第2図のステップS13の後に、ステップS31とS32が
追加される。該ステップS31では、通信エラーがないか
否かの判断がなされ、肯定の時にはステップS32に進ん
で、該画情報蓄積メモリ9をクリアする動作が行われ
る。前記ステップS31が否定の時には、該メモリ9をク
リアしないで終了する。
該第3実施例によれば、オペレータが外出先のファク
シミリ装置から該画情報を読み出した後であって、かつ
通信エラーがない時には、画情報蓄積メモリ9が自動的
にクリアされることになるので、転送後に届いた新たな
大量の画情報を受信することができるようになる。
次に、本発明の第4実施例を第10図を参照して説明す
る。該第10図は該第4実施例の要部のブロック図を示
し、第1図と同じ符号および図示されていない回路は第
1図と同一または同等物を示す。
前記第1実施例では、会社、事務所等に設置された前
記ファクシミリ装置が何らかの理由で電源断になると、
前記画情報蓄積メモリ9に蓄積された画情報が全て消滅
してしまうことになる。該第4実施例はこれを改善した
ものである。
第10図において、41はプリントアウトモード設定部で
あり、42は第4の選択部である。該プリントアウトモー
ド設定部41はファクシミリ装置の例えばパネル上に設け
られており、電源断になった時に、画情報蓄積メモリ9
に蓄積された画情報を失いたくない場合に、オペレータ
によってセットされる。該プリントアウトモード設定部
41がセットされると、前記第4の選択部42は図示の位置
に接続される。
本実施例の動作を説明する。オペレータが転送モード
設定部4から転送モードをセットし、かつプリントアウ
トモード設定部41からプリントアウトモードをセットす
ると、画情報受信時に前記第1、第2および第4の選択
部12、13および42は、図示の位置を選択する。このた
め、受信した画情報は、回線制御部(NCU)1、モデム
2、制御部3、前記第1、第2および第4の選択部12、
13および42を通って、画情報蓄積メモリ9と復号化部5
に入力する。
したがって、該画情報は該画情報蓄積メモリ9に蓄積
されると共に、前記復号化部5で復号化され、プリンタ
6でプリントアウトされる。この結果、電源断になっ
て、該画情報蓄積メモリ9に蓄積された画情報が消滅し
ても、該プリンタ6でプリントアウトされた画情報がハ
ードコピーで残ることになり、受信した画情報を失うと
いう不具合が解消される。
なお、第10図の例では、画情報を該画情報蓄積メモリ
9に蓄積すると同時にプリンタ6からプリントアウトす
るようにしたが、これに限定されず、一旦画情報を該画
情報蓄積メモリ9に蓄積した後、該メモリ9から画情報
を復号化部5に読み出して、プリントアウトするように
してもよい。
第11図は本実施例の特徴部分を前記第2図のフローチ
ャートに付加して表したものである。本実施例では、ス
テップS7とS8の間に、ステップS41とS42が追加される。
該ステップS41はプリントアウトモードか否かを判断す
る処理であり、否定の時にはステップS8に進む。一方、
肯定の時にはステップS42に進む。該ステップS42では、
プリンタ6でプリントアウトする動作が行われる。
以上の説明から明らかなように、第4実施例によれ
ば、オペレータがファクシミリ装置を転送モードに設定
した状態で外出した場合、プリントアウトモードに設定
しておけば、電源が切れても受信した画情報を失うこと
がないという効果を期待することができる。
次に、本発明の第5実施例を第12図を参照して説明す
る。該第12図は該第5実施例の要部のブロック図を示
し、第1図と同じ符号および図示されていない回路は第
1図と同一または同等物を示す。
前記第1実施例では、会社、事務所等に設置された前
記ファクシミリ装置に対してポーリング通信の要求をさ
れると、相手が誰であろうと転送していた。このため、
秘密文書の場合には不都合が生じる。該第5実施例は限
定された人にだけ転送できるようにしたものである。
第12図において、51はキーワード(または、パスワー
ド)設定部であり、ファクシミリ装置のパネル上に配置
されている。52は該キーワード設定部51によって設定さ
れたキーワードを保持する例えばレジスタ等で構成され
たキーワード保持部、53はキーワード一致判断部であ
る。また、54は着信があった時に起動するタイマであ
り、55は該タイマ54によって決められた時間内にキーワ
ードが一致した時に、ポーリング有効、無効制御信号を
出力する制御信号出力部である。
次に、本実施例の動作を第13図のフローチャートを参
照して説明する。まず、オペレータは外出する前に、前
記キーワード設定部51から、所望のキーワードを設定す
る。該キーワードは前記キーワード保持部52に保持され
る。
さて、着信が検知されると(ステップS1が肯定)、タ
イマ54が起動される(ステップS51)。次いで、転送モ
ードか否か(ステップS2)、ポーリングか否か(ステッ
プS4)の判断がなされ、ポーリングでない時には該タイ
マは停止(ステップS52)または無効にされる。
一方、ポーリングの時には(ステップS4が肯定)、転
送データが有るか否かの判断がなされ、転送データがあ
る場合には、キーワード受信か否かの判断がなされる
(ステップS53)。キーワード受信の時(ステップS53が
肯定)には、キーワードが前記キーワード保持部53に保
持されているものと一致しているか否かの判断がなされ
る(ステップS54)。一致している時には、前記ステッ
プS11へ進み、以後データの転送が実行される。
前記ステップS53が否定の時には、ステップS55に進ん
で、タイマ54が所定の時間を計測したか否かの判断がな
される。そして、該所定の時間内に、該キーワードが一
致しなかった時には、データ転送を行わずに終了する。
以上のように、該第5実施例によれば、キーワードを
知らない相手にはデータの転送が行われないので、秘密
の文書が不特定の人に転送されることがなく、秘密保持
をすることができる。
(発明の効果) 本発明によれば、下記の種々の効果を期待することが
できる。
請求項第1項の発明によれば、ファクシミリ装置を転
送モードに設定しておくと、受信した画情報は画情報蓄
積メモリに蓄積し、その後ポーリング通信の要求がある
と、該画情報蓄積メモリから画情報を自動的に読み出
し、これを該ポーリング通信の操作をしたオペレータに
転送することができる。また、ポーリング通信の際に転
送データがあればベルの鳴る回数がn1回になった時に回
線が閉結する。このため、外出先のオペレータは自分の
ファクシミリ装置に電話をし、ベルの鳴る回数がn1回に
なっても回線が閉結しなければ転送データがないことが
わかるので、この時電話を切れば電話料金を支払わなく
ても済むという効果がある。
請求項第2項の発明によれば、画情報の転送後、前記
画情報蓄積メモリは自動的にクリアされるので、該画情
報蓄積メモリが一杯になって受信できなくなるという不
具合がなくなる。この結果、大量の画情報を受信するこ
とができるという効果がある。
請求項第3項の発明によれば、プリントアウトモード
に設定しておけば、受信した画情報が前記画情報蓄積メ
モリに蓄積されると共に、プリンタによってプリントア
ウトされるので、受信した画情報はハードコピーで残
る。この結果、ファクシミリ装置の電源が断になって
も、受信した画情報を消失するという不具合がなくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例のブロック図、第2図は本
実施例の動作を説明するためのフローチャート、第3図
は画情報の受信時の概念図、第4図および第5図は、そ
れぞれ画情報の受信時および画情報の送信時のプロトコ
ルを示す図、第6図は本発明の第2実施例のブロック
図、第7図は本実施例の動作の要部を説明するためのフ
ローチャート、第8図は本発明の第3実施例のブロック
図、第9図は本実施例の動作の要部を説明するためのフ
ローチャート、第10図は本発明の第4実施例のブロック
図、第11図は本実施例の動作の要部を説明するためのフ
ローチャート、第12図は本発明の第5実施例のブロック
図、第13図は本実施例の動作の要部を説明するためのフ
ローチャートである。 3……制御部、4……転送モード設定部、9……画情報
蓄積メモリ、10……復号化部、11……符号化部、21、22
……ベルの回数設定手段、3d……メモリクリア手段、41
……プリントアウトモード設定部、51……キーワード設
定部、53……キーワード一致判定部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転送モード設定部と、 該転送モード設定時に画情報を受信すると該画情報を蓄
    積し、ポーリング通信要求時に該画情報を読み出される
    画情報蓄積メモリと、 前記ポーリング通信着信時に、前記転送モードの設定の
    有無および転送データの有無を判断し、転送モード設定
    および転送データ有りの時で、ベルがn1回鳴音した時に
    回線を閉結する第1の手段と、転送モード設定および転
    送データ無しの時に、ベルがn2回鳴音した時に回線を閉
    結する第2の手段(ただし、n1<n2)とを具備し、 転送データの有無を前記ポーリング通信のオペレータに
    知らせることができるようにしたことを特徴とするファ
    クシミリ装置の画情報転送装置。
  2. 【請求項2】転送モード設定部と、 該転送モード設定時に画情報を受信すると該画情報を蓄
    積し、ポーリング通信要求時に該画情報を読み出される
    画情報蓄積メモリと、 前記画情報蓄積メモリに蓄積された画情報が正常に転送
    されたか否かを判断する手段と、 該画情報蓄積メモリをクリアする手段とを具備し、 該画情報が正常に転送された時に該画情報蓄積メモリを
    クリアするようにしたことを特徴とするファクシミリ装
    置の画情報転送装置。
  3. 【請求項3】転送モード設定部と、 該転送モード設定時に画情報を受信すると該画情報を蓄
    積し、ポーリング通信要求時に該画情報を読み出される
    画情報蓄積メモリと、 プリントアウトモード設定部を具備し、 該転送モード設定時にプリントアウトモード設定部によ
    りプリントアウトモードが設定された時には、受信した
    画情報を前記画情報蓄積メモリに蓄積すると共に、プリ
    ンタから自動的にプリントアウトされるようにしたこと
    を特徴とするファクシミリ装置の画情報転送装置。
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