JPH08340411A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08340411A
JPH08340411A JP7170224A JP17022495A JPH08340411A JP H08340411 A JPH08340411 A JP H08340411A JP 7170224 A JP7170224 A JP 7170224A JP 17022495 A JP17022495 A JP 17022495A JP H08340411 A JPH08340411 A JP H08340411A
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Kazuomi Oishi
和臣 大石
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ装置とPCとの間でデータのや
りとりを自在に行え、相互の機能を有効に活用できるシ
ステムを提供することを目的とする。 【構成】 ファクシミリ装置に拡張端子(FAXモデム
等を接続する端子)を設け、FAXモデムの回線端子と
接続する。ファクシミリ装置とFAXモデムの間は、フ
ァクシミリ装置が回線(PSTNやISDN)を模擬
し、ファクシミリ通信を行う、あるいは専用の通信プロ
トコルを実行することで、回線との接続制御と通信を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気通信手段により、
通信装置を介して情報処理装置と接続され、この情報処
理装置とのデータ通信を可能とするファクシミリ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワード・プロセッサやパーソナル
・コンピュータ等の情報処理装置(簡単のため、これら
をPCという)の周辺機器として、ファクシミリ通信と
データ通信(いわゆるパソコン通信)を可能とする通信
装置、いわゆるFAXモデムが一般的になりつつある。
このFAXモデムには、PC本体に組み込まれる内蔵型
と、外部に接続する外付け型のものがある。
【0003】ところで、PCとFAXモデムだけでは、
手書きの文書や印刷物等をファクスとして送信すること
ができず、いつ送られてくるかわからないファクスを受
信するためには、それらの電源を常に入れて待機状態に
しておかなければならない。よって、別途ファクシミリ
装置が必要とされることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ファクシミリ
装置とFAXモデムを使う場合には、それぞれに別の回
線を接続するよりは、一本の回線を共有することが多
い。この場合、PCを用いてデータ通信やファクシミリ
通信をする時には、FAXモデムを回線に接続し、それ
以外の時にはファクシミリ装置を回線に接続しておかな
ければならない。従って、その切り換え制御が必要とな
る。
【0005】このため、手動の切換器を用いるのも一つ
の方法であるが、ユーザがわざわざ切り換えなければな
らず、使い勝手が良くない。また、T型コネクタやY型
コネクタを用いれば、ユーザの手間は省けるが、いずれ
にしろ、それらを別途購入しなければならない。
【0006】また、ファクシミリ装置には読取機構と印
刷機構が備わっているので、これらをPCのスキャナや
プリンタとして使えると便利である。また、FAXモデ
ムの中には、ファクシミリ装置の回線端子とFAXモデ
ムの回線端子をモジュラー・ケーブルで接続することに
より、それを実現できるものがある。しかし、回線とそ
れぞれの機器との接続に加えて、この使い方も可能にす
るためには、より複雑な接続の切り換え制御が必要とな
る。
【0007】一方、MEGASOFT社のSTARFA
XというFAXモデムでは、FAX/TEL端子という
特別な端子を設けている。これは、FAXモデムとPC
の電源を切っているときは、FAX/TEL端子に接続
されたファクシミリ装置や電話機と回線が接続され、F
AXモデムとPCの電源を入れてPCからのファクシミ
リ通信やデータ通信を行うときは、FAXモデムと回線
が接続されるというものである。しかも、この端子に接
続されたファクシミリ装置をPCのスキャナやプリンタ
としても使える。
【0008】ところが、以上のいずれの方法にせよ、フ
ァクシミリ装置がそのメモリに受信したファクスをPC
に取り込むことはできず、PCからのファクシミリをタ
イマ送信する場合には、やはり、送信が終了するまでP
CとFAXモデムの電源を入れておかなければならな
い。
【0009】本発明は、ファクシミリ装置とPCとの間
でデータのやりとりを自在に行え、相互の機能を有効に
活用できるシステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、ファクシミ
リ装置に拡張端子(FAXモデム等を接続する端子)を
設け、FAXモデムの回線端子と接続する。ファクシミ
リ装置とFAXモデムの間は、ファクシミリ装置が回線
(PSTNやISDN)を模擬し、ファクシミリ通信を
行う、あるいは専用の通信プロトコルを実行すること
で、回線との接続制御と通信を行う。
【0011】
【作用】このような手段により、ファクシミリ装置をP
Cのスキャナやプリンタとして使えるだけでなく、ファ
クシミリ装置が受信したファクシミリデータをFAXモ
デムを介してPCに取り込むことをも可能にする。
【0012】また、回線との接続の切り替え制御をメモ
リを持つファクシミリ装置が行うことにより、単純な転
換器機能だけではなく、FAXモデムとの通信プロトコ
ルを利用した多様な通信制御機能を実現できる。例え
ば、PCからのタイマ送信をファクシミリ装置に実行さ
せる、ファクシミリ通信のファイル転送機能とFAXモ
デムのファイル転送機能を組み合わせて使う、ファクシ
ミリ装置に登録する情報(発信人名称、ワンタッチ・ダ
イヤルや短縮ダイヤル)の入力、修正をPCから行うと
いう機能を実現できる。
【0013】このように、画像やデータの送受信をファ
クシミリ装置に任せることにより、FAXモデムとPC
の電源をユーザが実際に使用するとき以外は切っておけ
るという効果も生む。また、FAXモデムとファクシミ
リ装置を別々に組み合わせることが可能である。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例によるシステム
構成を示すブロック図である。
【0015】この実施例のファクシミリ装置は、装置全
体の制御を行う主制御部101と、オペレータが各種キ
ー入力を行う操作部102と、各種情報を表示する表示
部103と、通信回線等を接続する回線接続制御部10
4と、各種データを記憶するための不揮発性メモリ10
5と、画像を記録紙上に出力する記録部106と、原稿
を読み取って電気信号に変換する読取部107とを有す
る。
【0016】そして、回線接続制御部104には、通信
回線を接続する回線端子と、電話機を接続する電話端子
と、通信装置(FAXモデム108)を接続する拡張端
子とを有し、拡張端子には、FAXモデム108が接続
され、このFAXモデム108には、PC109が接続
されている。
【0017】図2は、回線接続制御部104を示す回路
図である。
【0018】図2において、スイッチ201〜スイッチ
208、センサ211〜センサ213、擬似回路電力供
給器220、擬似CI/ビジー・トーン発生器230、
内部回路/モデムチップ240は、主制御部101と接
続されており、スイッチ201〜スイッチ208は、主
制御部101から操作され、主制御部101は、その接
続状態を把握できる。
【0019】なお、以下の説明では、上記拡張端子とは
独立した単純なファクシミリの送受信に関する動作およ
び電話端子との接続制御をも含めたファクシミリの送受
信動作については省略し、本発明の特徴となる拡張端子
と関連する動作について説明する。
【0020】最初に回線との接続の制御について説明
し、次にファクシミリ装置と拡張端子に接続された通信
装置(FAXモデム)との間の通信について説明する。
【0021】〈回線との接続制御〉ここでは、PCとF
AXモデムが通信の起動を行う場合の接続制御について
述べる。
【0022】PCとFAXモデムから通信の動作を起こ
す場合は、(1)回線に対して(音声通話、ファクシミ
リ通信、データ通信のために)発呼する場合と、(2)
ファクシミリ装置との間で通信を行う(ファクシミリ装
置にファクス画像を転送してタイマ送信を依頼する、フ
ァクシミリ装置のメモリ内のファクスをポーリングす
る、プリンタとして利用するためにファクシミリ送信を
する、スキャナとして利用するために受信をする等)場
合、とに分けられる。
【0023】ファクシミリ装置は、以下の手段1〜6の
いずれか1つあるいは複数の組み合わせを用いて、FA
Xモデムがどちらを要求しているかを識別し、回線接続
制御を行う。
【0024】手段1:ユーザ操作による切り替えスイッ
チ 手段2:DTMF 手段3:トーナル信号 手段4:バイナリ信号 手段5:Facsimile Call 手段6:EIA−578勧告のコマンド体系(通称「ク
ラス1」)等の既存のコマンド体系 このうち、手段1は、スイッチ205をユーザが操作で
きるようにする方法で実現できる。
【0025】FAXモデムを回線と接続したい場合は、
ユーザはスイッチ205をスイッチ202側に接続し、
ファクシミリ装置と接続したい場合は、スイッチ205
をスイッチ201側に接続する。主制御部101は、ス
イッチ205の接続状態に応じて他のスイッチを制御
し、拡張端子を回線端子あるいはファクシミリ装置(内
部回路/モデム・チップ)のどちらかと接続する。もち
ろん、実際に回路上のスイッチ205を直接ユーザが操
作する必要はなく、同等の制御を行えるスイッチをユー
ザに操作させることができれば十分である。
【0026】手段2は、FAXモデムが発信できるDT
MFを識別情報として用いる。まず、FAXモデムがオ
フフックすると、主制御部101は、センサ213でそ
れを検知する。次に、主制御部101は、スイッチ20
5をスイッチ201側と接続し、スイッチ206とスイ
ッチ201を閉じることにより、拡張端子に対して回線
が接続しているのと同様の状態を作り出しながら、ファ
クシミリ装置(内部回路/モデム・チップ)とFAXモ
デム間の回路を閉じる。FAXモデムは、回線と接続し
たい場合は、通信相手の電話番号を発信し、ファクシミ
リ装置と接続したい場合は、既定のDTMF(例えば、
#)を発信する。
【0027】ファクシミリ装置は、内部回路/モデム・
チップの機能を用いてそのDTMF信号を検出し、回線
に対する接続要求か、ファクシミリ装置に対する接続要
求かを識別する。そして、ファクシミリ装置に対する接
続要求ならばスイッチ206を開く。また、回線に対す
る接続要求ならば、スイッチ208を閉じて、スイッチ
201、スイッチ205、およびスイッチ206を開
き、FAXモデムに対してはビジー・トーンを与えてお
き、スイッチ203をスイッチ202側に接続し、スイ
ッチ202を閉じて、内線回路/モデム・チップの機能
を用いることにより、回線に対して通話相手の電話番号
を発信する。
【0028】通話先がオフフックしたならば、スイッチ
205をスイッチ202側に接続し、スイッチ202、
およびスイッチ208を開いてFAXモデムと通信相手
を接続する。
【0029】手段3および手段4は、手段2の「既定の
DTMF」の代わりに、それぞれトーナル信号とバイナ
リ信号を用いる。ただし、ファクシミリ装置との接続要
求のためにFAXモデムが発信するトーナル信号、バイ
ナリ信号は、ファクシミリの伝送制御手順内に用いられ
る信号とは意味が異なり、回線接続制御のための識別情
報であることがファクシミリ装置にわかるものでなけれ
ばならない。
【0030】例えば、トーナル信号やバイナリ信号のM
CF(Message Confirmation)を用いる(通信の最初に発
信する)ことは、ファクシミリの伝送制御手順内でのM
CFの使われ方と異なっているので、回線接続制御のた
めの識別情報として使うことができる。
【0031】手段5は、識別情報としてFacsimile Call
(ファクシミリ網で用いられる1300Hzの信号、以
下、FCという)を用いる。まず、FAXモデムがオフ
フックすると、主制御部101は、センサ213でそれ
を検知する。次に、主制御部101は、スイッチ205
をスイッチ201側と接続し、スイッチ206とスイッ
チ201を閉じることにより、拡張端子に対して回線が
接続しているのと同様の状態を作り出しながら、ファク
シミリ装置(内部回路/モデム・チップ)とFAXモデ
ム間の回路を形成する。
【0032】FAXモデムは、回線と接続したい場合は
通信相手の電話番号を発信し、ファクシミリ装置と接続
したい場合は、FCを発信する。ファクシミリ装置は、
内部回路/モデム・チップの機能を用いてそのDTMF
信号あるいはFCを検出し、回線に対する接続要求か、
ファクシミリ装置に対する接続要求かを識別する。
【0033】そして、ファクシミリ装置に対する接続要
求ならば、スイッチ206を開く。また、回線に対する
接続要求ならば、スイッチ208を閉じて、スイッチ2
01、スイッチ205、およびスイッチ206を開き、
FAXモデムに対してはビジー・トーンを与えておき、
スイッチ203をスイッチ202側に接続し、スイッチ
202を閉じて、内部回路/モデム・チップの機能を用
いることにより、回線に対して通話相手の電話番号を発
信する。通話先がオフフックしたならば、スイッチ20
5をスイッチ202側に接続し、スイッチ202、およ
びスイッチ208を開いてFAXモデムと通信相手を接
続する。
【0034】手段6は、上記手段2から5までで用いら
れたDTMFやトーナル信号などの識別情報の代わり
に、EIA−578勧告のコマンド体系(通称「クラス
1」)等の既存のコマンド体系で用いられるコマンドを
用いる。ただし、ファクシミリ装置との接続要求のため
に、FAXモデムが発信するコマンドは、そのコマンド
体系が規定する制御手順内で用いられるコマンドとは意
味が異なり、回線接続制御のための識別情報であること
がファクシミリ装置にわかるものでなければならない。
【0035】〈ファクシミリ装置と拡張端子に接続され
た装置(FAXモデム)との間の通信〉以下では、上記
の接続制御方法のいずれかにより、ファクシミリ装置と
FAXモデムとの間で通信を行う準備ができた後に行う
通信について述べる。
【0036】次の手段7、8のどちらを用いるかによ
り、実現できる機能が異なる。
【0037】手段7:通常のG3ファクシミリ通信を行
う。
【0038】手段8:EIA−578勧告のコマンド体
系(通称「クラス1」)等のようなコマンド体系を用い
て独自の通信制御を行う。
【0039】手段7の場合、ファクシミリ装置とFAX
モデムが回線で接続されたファクシミリ装置同士である
と考えれば、通常のG3ファクシミリ通信で行える機能
を用いて以下を実現できる。なお、括弧内の文章が通常
のG3ファクシミリ通信に相当する。
【0040】1)ファクシミリ装置をスキャナとして用
いる(ファクシミリ装置が原稿送信を行い、FAXモデ
ムが受信を行う。あるいはFAXモデムが原稿ポーリン
グを行う)。
【0041】2)ファクシミリ装置をプリンタとして用
いる(FAXモデムが送信、ファクシミリ装置が受信を
行う)。
【0042】3)ファクシミリ装置がメモリに受信した
ファクスをFAXモデムがポーリングする(FAXモデ
ムがメモリ・ポーリングする)。
【0043】4)PC−FAX送信をファクシミリ装置
に代行依頼する(FAXモデムが中継時刻指定付き中継
指示機能を備えたファクシミリ装置に対して中継時刻指
定付き中継指示送信を行う)。
【0044】5)ファイル転送をファクシミリ装置に代
行依頼する(FAXモデムが中継時刻指定付き中継指示
機能およびファイル転送機能を備えたファクシミリ装置
に対して中継時刻指定付き中継指示送信を行う)。
【0045】手段8の場合、EIA−578勧告のコマ
ンド体系(通称「クラス1」)等のようなコマンド体系
を用いて独自の通信制御を規定すれば、手段7で行えな
い通信が行える。
【0046】例えば、ファクシミリ装置とFAXモデム
の間では専用の高速なファイル転送プロトコルを実行し
てファクス・データやバイナリ・データをやり取りし、
それとファクシミリ装置のファクシミリ通信機能を組み
合わせてPC−FAXやファイル転送を実現すること、
あるいはファクシミリ装置に登録する情報(発信人名
称、ワンタッチ・ダイヤルや短縮ダイヤル)の入力、修
正をPCから行うこと等がある。
【0047】図3は、以上のような実施例の動作例を示
すフローチャートである。
【0048】まず、上述した手段1〜6により、拡張端
子がFAXモデム108と接続されているかどうかを判
断し(S1)、接続されていなければ、S2に進み、本
実施例とは直接関係しない他の処理を行う。
【0049】また、拡張端子がFAXモデム108と接
続されていれば、手段7、8による各処理を行う。
【0050】例えば、S3で、原稿送信の要求があれ
ば、オペレータの操作に応じて、読取部107で読み取
った画像データ、または、送信予約等により、予めメモ
リ105に蓄積しておいた画像データをFAXモデム1
08経由でPC109に送信する(S4)。
【0051】また、S5で、PC109からのポーリン
グ要求があった場合には、原稿ポーリングであれば(S
6)、読取部107にセットされた原稿を読み取ってF
AXモデム108経由でPC109にポーリング送信し
(S7)、また、メモリポーリングであれば(S6)、
予めメモリ105に蓄積しておいた画像データをFAX
モデム108経由でPC109にポーリング送信する
(S8)。
【0052】また、S9で、PC109からの受信要求
があった場合には、S10で、PC109からFAXモ
デム108経由で画像データの受信を行い、S11で、
受信した画像データをプリントアウトする。
【0053】また、S12で、PC109から画像デー
タの代行依頼があれば、S13で中継する画像データと
中継指示等をメモリ受信し、送信待機処理に移行する
(S14)。
【0054】また、S15で、PC109からバイナリ
ファイル画像データの代行依頼があれば、S16で中継
するファイルデータと中継指示等をメモリ受信し、送信
待機処理に移行する(S17)。
【0055】なお、以上の他にも、上述した手段8によ
る独自コマンドのやり取りにより、特殊なファイル転送
動作や、登録情報の入力、修正動作をPCからの依頼に
より適宜行うことができる。
【0056】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0057】この第2実施例は、上記第1実施例とほぼ
同様であるが、上記第1実施例の手段2以降の回線接続
制御において、拡張端子に対してまず擬似回線電力供給
器を接続するのではなく、最初から直接回線と接続して
おく点が異なる。以下、説明する。
【0058】この第2実施例の手段2は、FAXモデム
が発信できるDTMFを識別情報として用いる。まず、
FAXモデムがオフフックすると、主制御部101は、
センサ213でそれを検知する。次に、主制御部101
は、スイッチ205とスイッチ203をスイッチ202
側と接続し、スイッチ202を閉じることにより、拡張
端子と内部回路/モデム・チップを回線に接続する。
【0059】FAXモデムは、回線と接続したい場合に
は、通信相手の電話番号を発信し、ファクシミリ装置と
接続したい場合には、既定のDTMF(例えば、#)を
発信する。ファクシミリ装置は、内部回路/モデム・チ
ップの機能を用いてそのDTMF信号を検出し、回線に
対する接続要求か、ファクシミリ装置に対する接続要求
かを識別する。
【0060】そして、ファクシミリ装置に対する接続要
求ならば、スイッチ203を開く。回線に対する接続要
求ならば、スイッチ202を開く。回線と拡張端子との
間の通信の邪魔をしないならば、スイッチ202は開か
なくても構わない。
【0061】また、第2実施例の手段3、手段4、手段
5、手段6は、上記第2実施例の手段2で用いられたD
TMFの代わりに、トーナル信号、バイナリ信号、F
C、EIA−578勧告のコマンド体系(通称「クラス
1」)等の既存のコマンド体系で用いられるコマンドを
用いる。これらの場合、DTMFかトーナル信号等かを
検出、識別する点のみが上記第2実施例の手段2と異な
ることから、個々の説明は省略する。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファクシミリ装置と情報処理装置との間でデータのやり
とりを自在に行え、相互の機能を有効に活用できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるシステム構成を示す
ブロック図である。
【図2】上記実施例の回線接続制御部を示す回路図であ
る。
【図3】上記実施例の動作例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
101…主制御部、 102…操作部、 103…表示部、 104…回線接続制御部、 105…不揮発性メモリ、 106…記録部、 107…読取部、 108…FAXモデム、 109…PC。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を模擬可能な端子と、該端子と
    回線との接続の切り換えを制御する手段とを有し、前記
    端子に通信装置を接続可能であるとともに、前記通信装
    置に情報処理装置を接続可能なファクシミリ装置であっ
    て、 前記情報処理装置に格納されたソフトウェアとファクシ
    ミリ通信制御手順を利用して、記憶装置に格納したデー
    タを前記情報処理装置に転送する機能を有することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 通信回線を模擬可能な端子と、該端子と
    回線との接続の切り換えを制御する手段とを有し、前記
    端子に通信装置を接続可能であるとともに、前記通信装
    置に情報処理装置を接続可能なファクシミリ装置であっ
    て、 前記情報処理装置に格納されたソフトウェアとファクシ
    ミリ通信制御手順を利用して、前記情報処理装置から要
    求されるデータ転送の代行を行う機能を有することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 通信回線を模擬可能な端子と、該端子と
    回線との接続の切り換えを制御する手段とを有し、前記
    端子に通信装置を接続可能であるとともに、前記通信装
    置に情報処理装置を接続可能なファクシミリ装置であっ
    て、 前記情報処理装置に格納されたソフトウェアとファクシ
    ミリ通信制御手順を利用して、原稿読取機構および/ま
    たは印刷機構を前記情報処理装置から利用可能とする機
    能とを有することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 通信回線を模擬可能であり、独自のプロ
    トコルを実行可能な端子と、該端子と回線との接続の切
    り換えを制御する手段とを有し、前記端子に通信装置を
    接続可能であるとともに、前記通信装置に情報処理装置
    を接続可能なファクシミリ装置であって、 前記情報処理装置に格納されたソフトウェアと独自の通
    信制御手順とを利用して、記憶装置に格納したデータを
    前記情報処理装置に転送する機能を有することを特徴と
    するファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 通信回線を模擬可能であり、独自のプロ
    トコルを実行可能な端子と、該端子と回線との接続の切
    り換えを制御する手段とを有し、前記端子に通信装置を
    接続可能であるとともに、前記通信装置に情報処理装置
    を接続可能なファクシミリ装置であって、 前記情報処理装置に格納されたソフトウェアと独自の通
    信制御手順とを利用して、前記情報処理装置から要求さ
    れるデータ転送の代行する機能を有することを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 通信回線を模擬可能であり、独自のプロ
    トコルを実行可能な端子と、該端子と回線との接続の切
    り換えを制御する手段とを有し、前記端子に通信装置を
    接続可能であるとともに、前記通信装置に情報処理装置
    を接続可能なファクシミリ装置であって、 前記情報処理装置に格納されたソフトウェアと独自の通
    信制御手順とを利用して、原稿読取機構および/または
    印刷機構を前記情報処理装置から利用可能とする機能を
    有することを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 通信回線を模擬可能であり、独自のプロ
    トコルを実行可能な端子と、該端子と回線との接続の切
    り換えを制御する手段とを有し、前記端子に通信装置を
    接続可能であるとともに、前記通信装置に情報処理装置
    を接続可能なファクシミリ装置であって、 前記情報処理装置に格納されたソフトウェアと独自の通
    信制御手順とを利用して、登録情報の入力、修正を情報
    処理装置を用いて行う機能を有することを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
JP7170224A 1995-06-13 1995-06-13 ファクシミリ装置 Pending JPH08340411A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000014564A (ko) * 1998-08-21 2000-03-15 윤종용 통합 메시징 시스템의 수신 팩스 데이터 편집 및 재전송방법
KR100305481B1 (ko) * 1998-08-03 2001-10-29 장희석 컴퓨터텔리포니솔루션을위한다기능통신서버
KR100452683B1 (ko) * 1997-04-11 2005-01-13 삼성전자주식회사 팩시밀리장치에서수신팩시밀리데이터처리방법

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