JP3486460B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JP3486460B2
JP3486460B2 JP14017394A JP14017394A JP3486460B2 JP 3486460 B2 JP3486460 B2 JP 3486460B2 JP 14017394 A JP14017394 A JP 14017394A JP 14017394 A JP14017394 A JP 14017394A JP 3486460 B2 JP3486460 B2 JP 3486460B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
information processing
facsimile
data
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14017394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH089091A (ja
Inventor
祐司 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP14017394A priority Critical patent/JP3486460B2/ja
Publication of JPH089091A publication Critical patent/JPH089091A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3486460B2 publication Critical patent/JP3486460B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ等の情報処理装置に接続されるファクシミリ装置に関
し、特に、接続された情報処理装置により動作を制御さ
れるファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、情報処理装置、例えばパーソ
ナルコンピュータ(以下PC)等のデータを回線を介し
て送信や受信などを行う方法として、PCにFAXモデ
ムを接続し、PCがそのFAXモデムの制御プログラム
を実行することが一般的に行われていた。この場合、F
AXモデム、制御プログラムそれぞれが互換性をもって
いるものが数多く商品化されている。この場合のFAX
モデムの制御方式はTR−29クラス1/クラス2など
が標準規格として用いられている。この方式はPCから
入力された電話番号の宛て先に発呼し、前手順を行った
後にPCで符号化された送信すべき画像データを送信
し、後手順を行うものである。
【0003】一方、PCにインターフェースを介してフ
ァクシミリ装置を接続して、接続されたファクシミリ装
置に対応した所定の制御コマンドをPCから送出し、そ
の制御コマンドによりデータの送信や記録などを行う方
法が実現されている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、P
Cにファクシミリ装置を接続してPCからの制御コマン
ドによりファクシミリ装置の制御を行う場合には、PC
側でもっている制御プログラムは接続される各ファクシ
ミリ装置個別のものを用意しなければいけなかった。
【0005】これに対して、FAXモデムを制御する制
御プログラムは、接続するFAXモデムについて互換性
があり、汎用性に富んでいるといった利点はあるもの
の、ファクシミリ装置と接続し、接続されたファクシミ
リ装置の制御、即ち、データの送信や読み取りや記録な
どは行わせることができなかった。
【0006】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、汎用されているFAXモデムの制御プログ
ラムを用いて動作を制御することのできるファクシミリ
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のファクシミリ装置は、FAXモデム少なくと
も制御用プログラムを有した情報処理装置に接続される
ファクシミリ装置であって、少なくとも画像記録用のコ
ード及び画像読取用のコードを含む所定のコードを記憶
する記憶手段と、前記情報処理装置からのコードを受信
するコード受信手段と、前記記憶手段に記憶されている
コードと前記コード受信手段で受信したコードとを比較
する比較手段と、前記比較手段で比較したコードが前記
記憶手段に記憶されている画像記録用のコードと一致し
たときは前記情報処理装置に前記情報処理装置からのデ
ータを前記ファクシミリ装置に対しファクシミリ送信処
させることにより前記情報処理装置から受信するデー
タに基づく画像の記録を行い、前記記憶手段で記憶して
いる画像記録用及び画像読取用コードと一致していない
ときは前記コード受信手段で受信したコードに応じた宛
て先に前記情報処理装置からのデータの送信を行い、
記比較手段で比較したコードが前記記憶手段に記憶され
ている画像読取用のコードと一致したときは前記情報処
理装置にファクシミリ受信処理を行わせることにより読
取画像を前記情報処理装置に転送する制御手段とを有す
ることを特徴とする。
【0008】 以上の構成により、記憶手段は少なくと
も画像記録用のコード及び画像読取用のコードを含む
定のコードを記憶し、コード受信手段は情報処理装置か
らコードを受信し、比較手段は記憶手段に記憶されてい
るコードとコード受信手段で受信したコードとを比較
し、制御手段は比較手段で比較したコードが前記記憶手
段に記憶されている画像記録用のコードと一致したとき
は前記情報処理装置に前記情報処理装置からのデータを
前記ファクシミリ装置に対しファクシミリ送信処理させ
ことにより前記情報処理装置から受信するデータに基
づく画像の記録を行い、前記記憶手段で記憶している
像記録用及び画像読取用コードと一致していないときは
前記コード受信手段で受信したコードに応じた宛て先に
前記情報処理装置からのデータの送信を行い、前記比較
手段で比較したコードが前記記憶手段に記憶されている
画像読取用のコードと一致したときは前記情報処理装置
にファクシミリ受信処理を行わせることにより読取画像
を前記情報処理装置に転送するので、予め記憶されてい
る所定のコードが入力されたときに、そのコードに応じ
て情報処理装置にファクシミリ送信処理を行わせること
によって受信したデータに基づく画像の記録及び同じく
ファクシミリ受信処理を行わせることによって読取画像
の転送を行い、記憶されていないコードが入力されたと
きに、そのコードに応じた宛て先に送信を行うといった
ファクシミリ装置の動作の制御を、接続された情報処理
装置から汎用されているFAXモデムの制御プログラム
を用いて行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例であるファクシ
ミリ装置13にパーソナルコンピュータ(PC)を接続
した構成を示すブロック図である。
【0011】1はファクシミリ装置13の動作を制御す
るシステム制御部であり、予めROM9に記憶されてい
るプログラムにしたがって制御する。
【0012】2は操作部(図示せず)からの登録操作に
より、ファクシミリ装置13に所定の動作を行わせるた
めの任意のコマンドコードを登録記憶するコマンドコー
ド記憶部であり、ファクシミリ装置13の動作それぞれ
に対応させてコマンドコードが記憶されている。
【0013】3はファクシミリ装置13と外部の情報処
理装置であるPC11を接続するためのインターフェイ
ス部であり、このインターフェイス部3で接続されたP
C11とファクシミリ装置13との間で各種データのや
りとりを行うことが可能である。
【0014】4は操作部の各ワンタッチダイヤルキーや
短縮キーなどに対応する電話番号データや通信管理デー
タなどファクシミリ装置13の環境データを記憶するデ
ータ記憶部である。
【0015】5はデータ信号の変調及び復調を行うモデ
ムであり、通信回線12を介してデータ通信を行う。
【0016】6は画像データを記憶する蓄積メモリ部で
あり、インターフェイス部3や通信回線12を介して送
信または受信する画像データを記憶する。
【0017】7は画像データを印字出力する印字部であ
る。
【0018】8は原稿を走査して画像データを読み取る
原稿読取部である。
【0019】9はシステム制御部1がファクシミリ装置
13を制御するための制御プログラム等が記憶されてい
る読み出し専用メモリ(ROM)である。
【0020】10はシステム制御部1が制御プログラム
を実行する際にワークエリアとして用いる読み書き可能
なメモリ(RAM)である。
【0021】11は所望の画像データの作成などが可能
なパーソナルコンピュータ(PC)であり、汎用されて
いるFAXモデムを制御可能な制御プログラムを実行す
ることができる。
【0022】12は通信回線であり、通信回線12を介
して遠隔地にある通信装置とデータのやりとりを行う。
【0023】13は本実施例のファクシミリ装置全体を
表す。
【0024】図2は、汎用されているFAXモデムの標
準的なTR−29の制御プログラムを用いて、ITU−
T勧告のプロトコルに従って、PC11からの画像デー
タをファクシミリ装置13により通信回線12を介して
遠隔地にある相手ファクシミリ装置へ送信し、その通信
結果をPC11に送る場合の動作を時系列的に示したも
のである。なお、図中で()のあるものは、本来の制御
手順に従った信号のやりとりではなく、疑似的なもので
あることを示す。
【0025】まず初めにA1において、PC11はファ
クシミリ送信のために、相手の宛て先の電話番号〈x〉
を指示する。ファクシミリ装置13のシステム制御部1
は受け取った番号がコマンドコード記憶部2に記憶され
ているかどうか予め記憶していたコード番号との比較を
行う。比較した結果一致しているものがあれば対応する
処理を実行するが、ここでは一致しているものがない場
合について説明する。PC11から受け取った番号がコ
マンドコード記憶部2に記憶されていない番号なので、
その受け取った番号を宛て先番号としてRAM10に記
憶する。
【0026】次にA2において、通常のFAXモデムで
あれば、ここで発呼、CNG送出、DIS検出などを実
行して相手ファクシミリ装置に対し画信号を送信するた
めの準備を行うが、本実施例のファクシミリ装置13は
蓄積メモリ部6が画信号を格納可能な状態にあれば疑似
的にDISを送信して、PC11に自分の受信機能を通
知する。
【0027】次にA3において、PC11は送信動作の
ための前手順を実行するが、ファクシミリ装置13は疑
似的に前手順が実行されたものとして受信準備ができた
ことを示すCFRを送信する。
【0028】次にA4において、PC11は送信画信号
をファクシミリ装置13に対し送出する。ファクシミリ
装置13はこの画信号のエラーチェックを行いつつ、受
信した画信号を蓄積メモリ6に格納する。
【0029】次にA5において、PC11は送信すべき
画信号の出力がすべて終了すると、画信号の送信終了を
示すEOPの送出などの後手順を実行する。
【0030】次にA6において、ファクシミリ装置13
のシステム制御部1はA4でのエラーチェック、蓄積メ
モリ6への画信号の格納状況等により正常に格納できた
ことを確認等が終了したら、PC11に対し、正常に受
信したことを示すMCFを疑似的に送信する。続いてP
C11はDCNを送出して回線を解放する。
【0031】以上の動作により、PC11は相手先にフ
ァクシミリ送信が終了したものとしてファクシミリ送信
動作を終了する。しかしながら、実際にはまだファクシ
ミリ装置13内の蓄積メモリ6に格納されただけであ
る。そこで以下A7、A8で、本ファクシミリ装置13
と相手ファクシミリ装置との通信が実行される。
【0032】まずA7において、ファクシミリ装置13
のシステム制御部1は前述したA1でRAM10に記憶
した電話番号〈x〉を読み出し、これを宛て先番号とし
て発呼を行い、相手ファクシミリ装置との回線接続を試
みる。
【0033】次にA8において、システム制御部1はA
7で相手ファクシミリ装置との回線の接続が行えたなら
ば蓄積メモリ6に格納されている画像データを読み出
し、送信すべき画像データを回線を介して送信する。こ
こで行う送信制御は従来のものと同様なので詳細な説明
は省略する。相手ファクシミリ装置が正常にすべての画
像データを受信できたならば、回線を解放する。
【0034】以下、A9〜A12は、送信結果をPC1
1に通知するための動作である。
【0035】まずA9において、ファクシミリ装置13
はPC11にデータを送るために疑似的に着信がある旨
のリング検出を通知する。
【0036】次にA10において、PC11はデータの
受信を行うための前手順を実行するが、A9のリング検
出はファクシミリ装置13が疑似的に通知したものであ
るので、前手順でやりとりする信号はPC11に対する
正常な応答のみを返送する。
【0037】次にA11において、PC11はA10の
前手順で受信命令であるDCS、TCFをファクシミリ
装置13から受信したならば画信号の受信を実行する。
ここでファクシミリ装置13は前述したA1〜A6でP
C11に送信を指示された画信号の送信をA7、A8で
実行したことを示す送信結果通知をPC11が受信画像
として受け取れるように送信する。さらにファクシミリ
装置13は送信すべき画像データをすべて送信し終った
らEOPを送出して送信終了を通知する。
【0038】次にA12において、PC11はFAX受
信終了の後手順を実行し、ファクシミリ装置13はPC
11との間の回線を解放し一連の動作を終了する。
【0039】以上のような手順を行うことにより汎用さ
れているFAXモデムの制御プログラムを用いてPCの
データを回線を介して送信することができる。
【0040】また、ここではPCのデータを一旦ファク
シミリ装置の蓄積メモリに格納してから送信するのでP
Cには伝送速度は要求されず、ファクシミリ装置の持つ
最大の速度でのファクシミリ通信が可能になる。
【0041】更に、相手が通信中などで呼が確立しなか
った場合などは通常再発呼動作をしなければならない
が、本実施例の構成によれば再発呼の管理、ファクシミ
リ送信等は全てファクシミリ装置側だけの処理で済ませ
ることができ、PCは別の処理に専念できる。
【0042】以上の説明ではファクシミリ装置13に回
線を介して遠隔地の相手ファクシミリ装置へ送信する場
合について述べてきたが、これに限定されるものではな
く通信機能を有する全ての装置に対して送信可能なこと
は言うまでもない。
【0043】次に、PC11からの画信号をファクシミ
リ装置13で記録出力する場合について説明を行う。
【0044】図3は、汎用されているFAXモデムの標
準的なTR−29の制御プログラムを用いて、ITU−
T勧告のプロトコルに従って、PC11からは疑似的に
ファクシミリ送信画像データとして出力させておき、フ
ァクシミリ装置13は相手ファクシミリ装置に送信する
ことなく、自身の印字部7で印字出力する場合の動作を
時系列的に示したものである。図2と同様に()のある
ものは、本来の制御手順に従った信号のやりとりではな
く、疑似的なものであることを示す。
【0045】まず初めにB1において、PC11は疑似
的に送信宛て先としてダイヤル番号〈y〉をファクシミ
リ装置13に送出する。ファクシミリ装置13のシステ
ム制御部1は受け取ったダイヤル番号〈y〉がコマンド
コード記憶部2に記憶されているかどうか、予め記憶し
ていたコード番号との比較を行う。ここでは比較した結
果、受け取ったダイヤル番号〈y〉が予めプリント機能
に対応させたコマンドコードに合致した場合について説
明を行う。
【0046】次にB2において、ファクシミリ装置13
の印字部7が印字可能な状態であれば、疑似的にPC1
1に対してDIS信号を送信して、PC11に自分の受
信機能を通知する。
【0047】次にB3において、PC11は送信動作を
行うためにファクシミリ装置13に対して前手順の実行
を指示するが、ファクシミリ装置13は疑似的に前手順
が実行されたものとして受信準備ができたことを示すC
FRをPC11に送信する。
【0048】次にB4において、PC11は送信画信号
をファクシミリ装置13に対し送出する。画信号を受信
したファクシミリ装置13は、この画信号を回線を介し
て送信することなく印字部7で印字出力する。
【0049】次にB5において、PC11は送るべき画
信号の送信がすべて終了すると、画信号の送信終了を示
すEOP送出などの後手順の実行をファクシミリ装置1
3に指示する。
【0050】次にB6において、ファクシミリ装置13
は受信した画信号に基づく印字出力が正常に終了したな
らば、PC11に対し、正常に受信したことを示すMC
Fの送出を疑似的に行う。もし、印字出力が正常に終了
できなかった場合は疑似的に受信不良を示す信号を送出
し、エラー処理を行う。
【0051】以上のような手順によれば汎用されている
FAXモデムの制御プログラムを用いてPCのデータを
印字することができる。
【0052】次に、ファクシミリ装置13の原稿読取部
8で読み取ったデータをPC11に取り込む場合につい
て説明を行う。
【0053】図4は、汎用されているFAXモデムの標
準的なTR−29の制御プログラムを用いて、ITU−
T勧告のプロトコルに従って、ファクシミリ装置13の
原稿読取部8に読み取らせたデータを疑似的に受信した
画像データとしてPC11に取り込む場合の動作を時系
列的に示したものである。()のあるものは、本来の制
御手順に従った信号のやりとりではなく、疑似的なもの
であることを示す。
【0054】まず初めにC1において、PC11はダイ
ヤル番号〈z〉をファクシミリ装置13に送出する。フ
ァクシミリ装置13のシステム制御部1は受け取った番
号〈z〉と、コマンドコード記憶部2に予め記憶されて
いる番号とを比較する。ここでは、番号が予め原稿読み
取り機能に対応させたコマンドコードに合致した場合に
ついて説明を行う。
【0055】次にC2において、原稿読み取り機能に対
応したコマンドコードを受け取ったファクシミリ装置1
3は、疑似的にデータの受信をPC11に行わせるため
に呼出信号(CI)を送出し、着呼動作を開始させる。
【0056】次にC3において、PC11はファクシミ
リ受信のための前手順の実行を開始する。PC11はフ
ァクシミリ装置13に対し、DIS信号の送出を行い、
自分の受信機能を通知する。
【0057】次にC4において、PC11からのDIS
を受信したファクシミリ装置13は原稿の読み取りが可
能な状態にあったならば、受信を指示するDCS、TC
Fの送出を行う。続いて、ファクシミリ装置13はPC
11からの受信準備確認を示すCFRを受信したならば
原稿読取部8で原稿を読み取り、PC11に対して疑似
的にファクシミリ受信画像として出力させるべく読み取
った画像データを送信する。
【0058】次にC5において、ファクシミリ装置13
は原稿読取部8の全ての原稿の読み取りが終了し、PC
11へ出力し終ると、疑似的に送信終了を示すEOPを
PC11に送出する。
【0059】次にC6において、PC11は後手順の実
行を開始する。続いてPC11はすべて正常に受信して
いれば、それを示すMCFを送出する。
【0060】次にC7において、ファクシミリ装置13
は疑似的にDCNを送出して、PC11との回線の解放
を行う。
【0061】以上のような手順によれば、汎用されてい
るFAXモデムの制御プログラムを用いてファクシミリ
装置で読み取った画像データをPCに取り込むことが可
能となる。
【0062】以上述べてきた実施例のように送信、記
録、読取、の3つの動作を行わせるための入力コードと
しては次のようにするのが好ましい。
【0063】送信の場合は先に説明した通り、宛て先番
号を入力する。
【0064】記録を行わせる場合には、自局の電話番号
を入力する。通常、自局に発呼することはないので、自
局の電話番号に対して送信を指示されたときには、送信
画像としてPC11からファクシミリ装置13に送られ
た画像は印字部7で記録出力される。
【0065】読取を行わせる場合には、自局の電話番号
に続けて機能番号を加え、これらを一連のコードとして
PC11よりファクシミリ装置13に入力する。これを
受けたファクシミリ装置13は受けたコードから自局の
電話番号の一致を検出し、これにより特別機能の利用を
認識し、さらに以後に続く機能番号を識別し、原稿を読
み取りPC11に渡す。
【0066】このように自局の電話番号をからめたコー
ドを用いることにより、ユーザにとって記憶しやすいも
のとなる。上記3つ以外の機能を行わせるようにした場
合でも自局の電話番号に続けて機能番号を入力するよう
にすればよい。また、送信以外の機能を利用する場合に
は、通常の電話番号と比べて極端に桁数の少ない番号を
用いれば、誤入力したときに不用意に誤送信してしまう
ことを防ぐことができる。
【0067】しかし、上記の方法ではコード番号をユー
ザが記憶しておくか書き込んでおくかしなければならな
いが、以下のような構成にしておけば、この問題点を解
消することができる。
【0068】PC11から何らかのコードがファクシミ
リ装置13に入力されると、システム制御部1はコマン
ドコード記憶部2の内容を読み出し、PC11に送出
し、さらに、現在入力されているコード番号の処理を行
うか否かを問い合わせるようにする。その後は上述した
ように入力コードに応じた処理の実行を行う。これによ
り、コード番号を全く記憶していなくても何らかの番号
を入力し、上記問い合わせの後に番号を入力し直すこと
により所望の処理を正しく行わせることが可能となる。
【0069】以上の説明では画像データのやりとりにつ
いて述べてきたが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、画像データ以外にファクシミリのデータ登録や通
信結果の参照、同報宛て先リスト等を扱うといったデー
タのやりとりを疑似的なデータモデムの制御手順で行う
ことも可能であることはいうまでもない。
【0070】以上説明したように本実施例によれば、す
でに一般的に製品化されている安価な汎用制御プログラ
ムに何等の変更を加えることなく、PCに接続されたフ
ァクシミリ装置の原稿読取部、印字出力部、蓄積メモリ
部等を用いた多様な機能をPCからの遠隔操作により利
用可能となる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に接続されて
いるファクシミリ装置の、情報処理装置からのデータに
基づく画像の記録や読取画像の転送といった動作を汎用
されているFAXモデムの制御プログラムを用いて制御
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ装置にパ
ーソナルコンピュータを接続した構成を示すブロック図
である。
【図2】パーソナルコンピュータからのデータをファク
シミリ装置を介して送信する場合の動作を時系列的に示
した図である。
【図3】パーソナルコンピュータからのデータをファク
シミリ装置で印字出力する場合の動作を時系列的に示し
た図である。
【図4】ファクシミリ装置で読み取らせたデータをパー
ソナルコンピュータに取り込む場合の動作を時系列的に
示した図である。
【符号の説明】 1 システム制御部 2 コマンドコード記憶部 3 インターフェイス部 4 データ記憶部 5 モデム部 6 蓄積メモリ部 7 印字部 8 原稿読取部 9 ROM 10 RAM 11 PC(パーソナルコンピュータ) 12 通信回線 13 ファクシミリ装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともFAXモデム制御用プログラ
    ムを有した情報処理装置に接続されるファクシミリ装置
    において、少なくとも画像記録用のコード及び画像読取用のコード
    を含む 所定のコードを記憶する記憶手段と、 前記情報処理装置からのコードを受信するコード受信手
    段と、 前記記憶手段に記憶されているコードと前記コード受信
    手段で受信したコードとを比較する比較手段と、 前記比較手段で比較したコードが前記記憶手段に記憶さ
    れている画像記録用のコードと一致したときは前記情報
    処理装置に前記情報処理装置からのデータを前記ファク
    シミリ装置に対しファクシミリ送信処理させることによ
    り前記情報処理装置から受信するデータに基づく画像の
    記録を行い、前記記憶手段で記憶している画像記録用及
    び画像読取用コードと一致していないときは前記コード
    受信手段で受信したコードに応じた宛て先に前記情報処
    理装置からのデータの送信を行い、前記比較手段で比較
    したコードが前記記憶手段に記憶されている画像読取用
    のコードと一致したときは前記情報処理装置にファクシ
    ミリ受信処理を行わせることにより読取画像を前記情報
    処理装置に転送する制御手段とを有することを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 情報処理装置に接続されるファクシミリ
    装置において、データの記録及び原稿の読取にそれぞれ
    対応させたコードを記憶する記憶手段と、 前記情報処理装置から電話番号として入力されたコード
    を受信するコード受信手段と、 前記記憶手段に記憶されているコードと前記コード受信
    手段で受信したコードとを比較する比較手段と、 前記比較手段で比較した結果、前記記憶手段に記憶され
    ているデータの記録に対応させたコードと一致したとき
    には前記情報処理装置からのデータの記録を行い、原稿
    の読取に対応させたコードと一致したときには前記ファ
    クシミリ装置が原稿を読み取って得たデータを前記情報
    処理装置に送信しデータの記録及び原稿の読取にそれ
    ぞれ対応させたコードと一致していないときには前記コ
    ード受信手段で受信したコードの宛て先にデータの送信
    を行う制御手段とを有することを特徴とするファクシミ
    リ装置。
JP14017394A 1994-06-22 1994-06-22 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP3486460B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14017394A JP3486460B2 (ja) 1994-06-22 1994-06-22 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14017394A JP3486460B2 (ja) 1994-06-22 1994-06-22 ファクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH089091A JPH089091A (ja) 1996-01-12
JP3486460B2 true JP3486460B2 (ja) 2004-01-13

Family

ID=15262590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14017394A Expired - Fee Related JP3486460B2 (ja) 1994-06-22 1994-06-22 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3486460B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH089091A (ja) 1996-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3486460B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3591684B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2749311B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2587950B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH09130528A (ja) ファクシミリ装置
JPH0846772A (ja) ファクシミリ装置
JP2626777B2 (ja) 画像通信装置
JP2722196B2 (ja) 画像処理装置
JP2915694B2 (ja) 情報通信装置
JP3529625B2 (ja) 画像データ処理装置
JP2760139B2 (ja) ファクシミリ通信方式
JP2652829B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2628797B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH08340411A (ja) ファクシミリ装置
JP2627762B2 (ja) ファクシミリ装置の機密情報誤配信防止方式
JP2950224B2 (ja) ファクシミリモデムとそれを使用するコンピュータ通信システム
JP2565365B2 (ja) ファクシミリ通信方式
JP2939291B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH04165754A (ja) ファクシミリ装置及び該フアクシミリ装置のデータ送信方法
JP2945780B2 (ja) データ通信装置及びこれに用いるファクシミリ装置
JP3190555B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH09252368A (ja) データ通信装置
JPS63160468A (ja) フアクシミリ装置
JPH0449761A (ja) ファクシミリ装置の伝送制御方法
JPH02233062A (ja) ファクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031007

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131024

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees