JP3314638B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばITU−T
(International Telecommunication Union-Telecommuni
cation Sector) の勧告V.8等に従って通信を行うこ
とが可能なファクシミリ装置等の通信装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、社会の情報化に伴い、大量の文書
データ等を高速の伝送速度で送る必要が生じている。こ
のような要求に応えるため、ITU−Tの勧告V.34
に準拠して通信を行うことができるファクシミリ装置が
提案されている。この勧告V.34による通信において
は、データを最大33600bpsの速度で伝送するこ
とができるため、大量のデータを短時間で効率良く伝送
するには非常に有効な通信手順である。そして、この
V.34を実行するためには、まずITU−Tの勧告
V.8で通信相手とのやりとりを行って利用可能な変調
方式等を決定する。
【0003】このV.8によりV.34が可能であれ
ば、V.34に従って高速にデータ伝送できる。また、
通信相手がV.34を備えていない場合は、例えばT.
30に従ってファクシミリ手順が行われる。
【0004】この勧告V.8による通信においては、図
4(a)に示すように、回線接続後、被呼側が発呼側に
対してANSam信号(変形応答トーン信号)を送出す
る。そして、発呼側は被呼側からのANSam信号を検出
すると、期間Teの無音を送出した後にCM信号(起呼
メニュー信号)を送出して、自身の機能、例えば自身が
ファクシミリ装置であるか電話であるか或いはデータモ
デムであるか等の情報を被呼側に表示する。一方、被呼
側はANSam信号の送出中にCM信号を検出すると、そ
のCM信号に応答して自身の機能を示すJM信号(共通
メニュー信号)を発呼側に送出する。又、これらCM信
号及びJM信号の交換により、発呼側と被呼側との間に
おける変調モードが決定される。
【0005】そして、発呼側はJM信号を検出すると、
その確認及びCM信号の終了を示すCJ信号(CM終端
子信号)を送出し、相手がV.34機能を備えていれ
ば、CJ信号の送出終了後、相手がV.34機能を備え
ていれば、75±5msの無音を送出してからV.34
通信手順を実行する。又、被呼側はCJ信号を検出する
と、JM信号の送出を終了し、75±5msの無音を送
出してからV.34通信手順を実行する。
【0006】このように、V.8通信では、CM信号及
びJM信号等の交換により、発呼側と被呼側との間にお
ける通信動作モードが適正なモードに自動的に決定され
る。このため、V.8通信は、各種の通信装置が使用さ
れる近年において、発呼側と被呼側との間における通信
動作モードを決定する上で、非常に有効な通信手順であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、被呼側にお
いては、V.34に先だって実行されるV.8が失敗し
た場合(例えば、被呼側がANSam信号を送信しても伝
送エラー等により発呼側でANSam信号を検出すること
ができずにCM信号が送信されてこない場合、発呼側が
ANSam信号を聞いてからファクシミリ手動送信を行っ
たためにCM信号が送信されてこない場合等)には、通
常のT.30手順に移行される。このような場合、発呼
側及び被呼側が共にV.34機能を備えていても、その
機能を発揮することができず、その機能が無駄になって
しまう。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、発呼側がV.8機能を
備えている場合には、V.8手順で確実に通信すること
が可能な通信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明においては、第1通信方式
及び第2通信方式に従って通信を行う通信手段を備え、
その通信手段は、着信があったとき、発呼側に対して第
1通信方式に従ってANSam信号を送出し、その後発呼
側からの第1通信方式のCM信号が所定時間以内に検出
されない場合は、第2通信方式に従って第1通信方式を
備えていることを示す情報を書き込んだDIS信号を送
出し、その後発呼側から送信されてくる応答信号の検出
に際して、第1通信方式のCI信号及び第2通信方式の
DCS信号の双方を検出する。
【0010】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の通信装置において、前記通信手段は、モデム
及び周波数フィルタを含み、その通信手段は、第1通信
方式のCI信号及び第2通信方式のDCS信号の双方を
検出する際、第2通信方式のDCS信号の検出を第2通
信方式に設定されたモデムで行い、第1通信方式のCI
信号の検出をそのCI信号の搬送周波数を検出する周波
数フィルタで行う。
【0011】
【0012】従って、請求項1に記載の発明によれば、
着信後、先ず発呼側に対して第1通信方式に従ってAN
Sam信号が送出され、その後発呼側からの第1通信方式
のCM信号が所定時間以内に検出されない場合は、第2
通信方式に従って第1通信方式を備えていることを示す
情報が書き込まれたDIS信号が送出され、その後発呼
側から送信されてくる応答信号の検出に際して、第1通
信方式のCI信号及び第2通信方式のDCS信号の双方
が検出される。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、第1通信方式のCI信号
及び第2通信方式のDCS信号の双方を検出する際に
は、第2通信方式のDCS信号の検出は第2通信方式に
設定されたモデムで行われ、第1通信方式のCI信号の
検出はそのCI信号の搬送周波数を検出する周波数フィ
ルタで行われる。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をファクシミリ装置
Fに具体化した一実施形態を図面を用いて説明する。
【0016】図1に、この実施形態のファクシミリ装置
Fの回路構成を示す。CPU(Central Processing Uni
t)1には、装置全体の動作を制御するためのプログラ
ム等を記憶したROM(Read Only Memory)2、及び各
種情報を一時的に記憶するRAM(Random Access Memo
ry)3が接続されている。
【0017】NCU(Network Control Unit)4は、電
話回線Lとの接続を制御するとともに、相手先のファッ
クス番号に対応したダイヤルパルスの送出、及び着信を
検出する機能等を備えている。通信手段を構成するモデ
ム5は送受信データの変調、復調を行う。又、本実施形
態において、モデム5は、ファクシミリ通信におけるG
3通信手順を可能とするための機能、V.8及びV.3
4通信手順を可能とするための機能を備えているととも
に、発呼側から送出されてくる後述の1080Hzの信
号キャリアを検出するためのV.21キャリア検出部5
aを備えている。通信手段を構成するV.21キャリア
検出部5aは、1080Hzを中心周波数とした信号キ
ャリアを検出するためのV.21ch1(L)用フィル
タを備える。
【0018】読取部6は原稿上の画像を読み取る。記録
部7は受信された画データや読取部6にて読み取られた
画データ等に基づいて記録紙上に印字を行う。操作部8
は、電話番号等を入力するためのダイヤルキー、ファク
シミリ通信動作を開始させるためのスタートキー等の各
種操作キーを備えている。表示部9は、各種情報を表示
するためのものである。
【0019】次に、本実施形態のファクシミリ装置Fが
被呼側となった場合の通信動作を、図2及び図3に示す
フローチャートに従って説明する。なお、この動作はR
OM2内に記憶されたプログラムに基づいて、CPU1
により実行される。
【0020】さて、図2に示すように、通信待機状態で
は、発呼側の発呼に基づく電話交換機からの16Hzの
呼出信号が待たれる。呼出信号がNCU4を介して検出
されると、言い換えれば着信があると(S1)、発呼側
との間の電話回線Lが接続された後、第1通信方式とし
てのV.8手順が開始される(S2)。なお、図4
(a)に示すように、発呼側がV.8通信機能を備えて
いるV.8機の場合、その発呼側は回線接続後に、自身
の機能を示すために、オプション信号としてCI信号を
送出してくる場合がある。しかし、ITU−Tの勧告
V.8においては、CI信号の代わりにCNG信号を送
出することも可能となっている。
【0021】V.8手順が開始されると、先ず、ANS
am信号の発呼側に対する送出が開始される(S3)。続
いて、発呼側から送出されてくるCM信号が検出された
か否かが判断される(S4)。CM信号が検出された場
合には、発呼側がV.8機能を備えていると判断され
て、JM信号が発呼側に送出される(S5)。そして、
CJ信号が検出されたか否かが判断される(S6)。C
J信号が検出されると、JM信号の送出が停止され、先
のCM、JM信号のやりとりに基づき、発呼側がV.3
4機能を備えていると判断された場合は、V.34手順
に従って通信が実行される(S7)。
【0022】一方、前記S4において、CM信号が検出
されなかった場合は、前記S3におけるANSam信号の
送出開始から所定時間(V.8の勧告では、2.6〜4
秒)経過したか否かが判断される(S8)。所定時間が
経過していない場合は、前記S4に戻って、CM信号の
検出が待たれる。所定時間の間にCM信号が検出されな
かった場合は、V.8手順が一旦終了される。
【0023】次に、T.30手順を行うべくモデム5が
V.21に設定される(S10)。ここで、V.21と
は、ITU−Tの勧告に従った周波数偏移変調(FS
K:Frequency Shift Keying)方式である。次に、DI
S信号が発呼側に送出される(S11)。なお、このD
IS信号は、HDLC(High level Data Link Contro
l)方式に従った信号である。このDIS信号のHDLC
フレーム中におけるFIF(facsimile Information fi
eld)の第6ビットには、V.8機能を備えていること
を示す情報が書き込まれている。このようなDIS信号
を受信した発呼側のファクシミリ装置Fは、V.8機能
を備えていれば被呼側に対してCI信号を送出し、V.
8機能を備えていなければ被呼側に対してT.30手順
のDCS信号を送出する。
【0024】続いて、V.21キャリア検出部5aに、
V.21ch1(L)用フィルタが設定される(S1
2)。そして、図3に示すように、このV.21ch1
(L)用フィルタによって1080Hzを中心周波数と
した信号キャリアが検出されたか否かが判断される(S
13)。1080Hz付近の信号キャリアが検出される
と、その信号がV.8の手順信号の1つであるCI信号
であるかも知れないと判断されて、モデム5が再度V.
8に設定される。そして、V.8に設定された状態のモ
デム5を介して発呼側からのCI信号が検出されたか否
かが判断される(S15)。CI信号が検出された場合
は、発呼側にV.8機能があると判断され、前記S2に
戻ってV.8手順が開始される。CI信号が検出されな
かった場合には、モデム5がV.21に再設定されて
(S16)、S17に移行する。前記S13で1080
Hzの信号キャリアが検出されなかった場合も、S17
に移行する。
【0025】S17では、発呼側から送出されてくるD
CS信号が検出されたか否かが判断される。DCS信号
が検出されると、発呼側にはV.8機能が備わっていな
いと判断されて、つまり、図4(b)に示すように発呼
側がG3機であると判断されて、第2通信方式としての
T.30の手順に従って通信が実行される(S18)。
DCS信号が検出されない場合は、DIS信号の送出か
ら3秒が経過したか否かが判断される(S19)。3秒
経過していない場合は、前記S13に戻って1080H
z付近の信号キャリアが検出されたか否かが判断され
る。3秒経過した場合は、S10のV.21の設定から
所定時間(例えば、30秒)経過したか否かが判断され
る(S20)。所定時間経過していない場合は、前記S
11に戻ってDIS信号が再度送出される。所定時間経
過した場合は、回線が開放され(S21)、この処理が
終了される。
【0026】以上のように、本実施形態では次のような
作用、効果を得ることができる。 (1)発呼側がV.8通信機能を備えている場合には、
回線接続後、ANSam信号の送出に応答して、発呼側か
らCM信号が送出されてくるので、そのCM信号の検出
に基づき、発呼側との間でV.8通信手順を支障無く実
行することができる。このため、V.8機能による通信
が可能となるとともに、V.34機能を備えている場合
は、さらにこのV.34機能による高速通信が可能とな
る。
【0027】また、前記S4において、CM信号が検出
されなかった場合には、モデム5がV.21に設定され
てT.30手順が開始されるのが一般的である。しか
し、本実施形態では、モデム5はV.21に設定された
状態で、V.21キャリア検出部5aのV.21ch1
(L)用フィルタを用いて、CI信号が送出されてくる
1080Hz付近の信号キャリアを検出することができ
る。このため、何らかの原因で最初のV.8手順が失敗
した場合でも、発呼側がV.8機能を備えていれば、再
度V.8通信手順を再開することができる。
【0028】従って、通信を支障なく確実に行うことが
できるとともに、V.8機能を有効に使用できる。ま
た、S4でCM信号が検出されない場合には、モデム5
がV.21に設定されてT.30手順が開始されるた
め、発呼側がV.8通信機能を備えていない場合でも、
発呼側との間で通常のファクシミリ通信手順を支障なく
実行することができる。
【0029】故に、本実施形態のファクシミリ装置Fで
は、発呼側がV.8通信機能を備えている装置であって
も、G3通信機能しか備えていない装置であっても、そ
の発呼側との間で何ら支障を生じることなく最も適切な
方式で通信を行うことができる。
【0030】(2)S10においてV.21に設定され
たモデム5は、T.30に従った手順信号(DCS信
号)を受信すれば、その信号を復調して解読できるが、
V.8に従った手順信号を受信しても、変調方式が異な
るためそれを復調できない。しかし、本実施形態では、
V.8に従った手順信号であるCI信号のキャリア周波
数を検出可能な周波数フィルタを備えたV.21キャリ
ア検出部5aがモデム5に設けられている。このため、
1つのモデムで2つの異なる通信方式の信号の検出を行
うことができる。従って、異なる通信方式の信号の双方
を検出するために、モデム5に安価な周波数フィルタを
設けるだけでよく、2つのモデムを設ける必要がないの
で、装置の製造コストの上昇を抑えることができる。
【0031】(3)S10でモデム5がV.21に設定
されても、DIS信号の送出時に自身がV.8機能を備
えている旨の情報がDIS信号中に格納されているた
め、V.8機能を備えていることを発呼側に確実に知ら
せることができる。従って、発呼側は、その情報に基づ
き、V.8機能を備えていれば、V.8で確実に応答す
ることができる。
【0032】なお、上記実施形態は以下のように変更し
てもよく、その場合でも少なくとも上記実施形態と同様
の作用、効果を得ることができる。 (a)通信端末装置としてファクシミリ装置以外にパソ
コンで具体化すること。
【0033】(b)V.8手順信号とT.30手順信号
との双方を検出する方法しては、双方の信号を同時に検
出する方法と、双方の信号を時分割式で交互に検出する
方法とが含まれる。
【0034】さらに、上記実施形態より把握される請求
項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と共
に記載する。 [1]第1通信方式及び第2通信方式に従って通信を行
う方法において、着信があったとき、発呼側に対して第
2通信方式に従って応答信号を送出し、その後発呼側か
ら送信されてくる応答信号の検出に際して、第1通信方
式の応答信号及び第2通信方式の応答信号の双方を検出
する通信方法。
【0035】[2]第1通信方式及び第2通信方式に従
って通信を行う方法において、着信があったとき、発呼
側に対して第1通信方式に従って応答信号を送出し、そ
の後発呼側からの第1通信方式の応答信号が所定時間以
内に検出されない場合は、第2通信方式に従って応答信
号を送出し、その後発呼側から送信されてくる応答信号
の検出に際して、第1通信方式の応答信号及び第2通信
方式の応答信号の双方を検出する通信方法。
【0036】[3]第1及び第2通信方式に従った通信
はモデムで実行され、第1及び第2通信方式の応答信号
の双方を検出する際、一方の通信方式の応答信号の検出
は一方の通信方式に設定されたモデムで行い、他方の通
信方式の応答信号の検出はその応答信号の搬送周波数を
検出する周波数フィルタで行う前記[1]または[2]
に記載の通信方法。
【0037】[4]ITU−Tの勧告V.8及びT.3
0に従って通信を行う方法において、着信があったと
き、発呼側に対してV.8に従って応答信号を送出し、
その後発呼側からのV.8の応答信号が所定時間以内に
検出されない場合は、T.30に従って応答信号を送出
し、その後発呼側から送信されてくる応答信号の検出に
際して、V.8の応答信号及びT.30の応答信号の双
方を検出する通信方法。
【0038】[5]ITU−Tの勧告V.8及びT.3
0に従って通信を行う方法において、着信があったと
き、発呼側に対してV.8に従ってANSam信号を送
出し、その後発呼側からのV.8のCM信号が所定時間
以内に検出されない場合は、T.30に従ってDIS信
号を送出し、その後発呼側から送信されてくる応答信号
の検出に際して、V.8のCI信号及びT.30のDC
S信号の双方を検出する通信方法。
【0039】[6]DIS信号中には、V.8機能を備
えている旨の情報が格納される前記[5]に記載の通信
方法。 [7]V.8及びT.30に従った通信はモデム(5)
で実行され、V.8及びT.30の応答信号の双方を検
出する際、T.30の応答信号の検出はT.30に設定
されたモデムで行い、V.8の応答信号の検出はその応
答信号の搬送周波数を検出する周波数フィルタ(5a)
で行う前記[4]に記載の通信方法。
【0040】[8]第1及び第2通信方式の応答信号の
双方を検出したとき、検出された応答信号に対応する通
信方式で、以後の通信動作が行われる前記[1]〜
[3]のいずれかに記載の通信方法。
【0041】[1]〜[8]のようにしても、上記実施
形態と同等な効果を得ることができる。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、第1通信方式のCI信号及び第2通信方式の
DCS信号の双方が検出されるため、発呼側の応答に対
して適切な通信方式で応答することができる。従って、
発呼側との間で最適な通信方式で、確実に通信できる。
【0043】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、異なる通信方式のCI信
号及びDCS信号の双方を検出するために、モデムに加
えて安価なフィルタを設けるだけで良いため、製造コス
トの上昇が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態におけるファクシミリ装置のブロ
ック図。
【図2】 同じく、ファクシミリ装置の通信動作を示す
フローチャート。
【図3】 同じく、ファクシミリ装置の通信動作を示す
フローチャート。
【図4】 (a)発呼側がV.8機の場合における通信
動作を示す説明図。 (b)発呼側がG3機の場合における通信動作を示す説
明図。
【符号の説明】
1…CPU、2…ROM、3…RAM、5…通信手段を
構成するモデム、5a…通信手段を構成するV.21キ
ャリア検出部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1通信方式及び第2通信方式に従って
    通信を行う通信手段を備え、その通信手段は、着信があ
    ったとき、発呼側に対して第1通信方式に従ってANS
    am信号を送出し、その後発呼側からの第1通信方式のC
    M信号が所定時間以内に検出されない場合は、第2通信
    方式に従って第1通信方式を備えていることを示す情報
    を書き込んだDIS信号を送出し、その後発呼側から送
    信されてくる応答信号の検出に際して、第1通信方式の
    CI信号及び第2通信方式のDCS信号の双方を検出す
    る通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信装置において、前
    記通信手段は、モデム及び周波数フィルタを含み、その
    通信手段は、第1通信方式のCI信号及び第2通信方式
    のDCS信号の双方を検出する際、第2通信方式のDC
    S信号の検出を第2通信方式に設定されたモデムで行
    い、第1通信方式のCI信号の検出をそのCI信号の搬
    送周波数を検出する周波数フィルタで行う通信装置。
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