JP2001326797A - ファクシミリ装置、その制御方法、及び記憶媒体 - Google Patents

ファクシミリ装置、その制御方法、及び記憶媒体

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JP2001326797A
JP2001326797A JP2000141579A JP2000141579A JP2001326797A JP 2001326797 A JP2001326797 A JP 2001326797A JP 2000141579 A JP2000141579 A JP 2000141579A JP 2000141579 A JP2000141579 A JP 2000141579A JP 2001326797 A JP2001326797 A JP 2001326797A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SID信号の使用に混乱が生ずるのを防止
し、且つリング型同報送信が無限ループに入いるのを回
避したファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 SID信号の受信時に、サブアドレス信
号により指定された通信仕様に基づいて受信制御を変え
る。すなわち、サブアドレス信号により指定された通信
仕様がリング型同報送信である場合には、SID信号は
リング型同報送信を開始したファクシミリ装置の情報で
あると判断し、前記通信仕様がリング型同報送信でない
場合には受信許可のためのパスワード情報であると判断
する。そして、前記通信仕様がリング型同報送信であっ
た場合に、SID信号の受信がないとき、あるいはSI
D信号を受信したがサブアドレス信号に対応したリング
型同報送信のメンバーに入っていないときは、ファクシ
ミリ受信/記憶のみを実行して、次宛先への転送をせず
にその旨を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SID信号を送受
信可能なファクシミリ装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、SID信号の送受信が可能なファ
クシミリ装置は、SID信号を、主に受信の許可用の信
号として使用している。すなわち、受信機は、自機に登
録されているパスワード信号と同一のSID信号を受信
した場合のみ受信動作を実行するようになっている。
【0003】一方、リング型同報送信と呼ばれるファク
シミリ送信の形態が知られている。つまり、このリング
型同報送信は、図12に示すように、FAX(A)がF
AX(B)、FAX(C)、FAX(D)、FAX
(E)及びFAX(F)に同一の情報を送信したい場合
に、FAX(A)からFAX(B)、FAX(B)から
FAX(C)、FAX(C)からFAX(D)、FAX
(D)からFAX(E)、FAX(E)からFAX
(F)、FAX(F)からFAX(A)へと順次送信す
る送信形態である。
【0004】このリング型同報送信においては、リング
型同報送信を最初に開始するファクシミリ装置の宛先を
SID信号により通知するといった方式が提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決仕様とする課題】しかしながら、上記従来
のリング型同報送信のファクシミリ通信方式では、SI
D信号を受信許可用に使用するほか、上記の宛先通知用
に使用するため、SID信号の使用に混乱が生じ、通信
エラー等の不具合が発生する可能性があった。
【0006】さらに、リング型同報送信で指定されたフ
ァクシミリ受信機では、受信したSID信号が自機の宛
先情報と一致すればリング型同報送信の終了と判断し、
受信したSID信号が自機の宛先情報と一致しなけれ
ば、登録されている次宛先に接続して受信情報の送信、
さらには受信したSID信号及びサブアドレス信号の送
信を行う。この時、何らかの理由によりSID信号の情
報内容が変化してしまった場合、あるいはこのリング型
同報送信のメンバー以外からのリング型同報送信の受信
指定を受けた場合は、リング型同報送信が無限ループに
入ってしまう、といった問題があった。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑み、SID
信号の使用に混乱が生ずるのを防止し、且つリング型同
報送信が無限ループに入いることを回避することができ
るファクシミリ装置等を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係るファクシミリ装置では、
SID信号を送受信可能なファクシミリ装置において、
サブアドレス信号を送受信する手段と、メモリボックス
に対応してサブアドレス信号及び通信仕様を登録する手
段と、リング型同報送信ナンバーに対応して、ニックネ
ーム、サブアドレス信号、次宛先の情報及び当該リング
型同報送信のメンバーの全宛先情報を登録する手段とを
有し、前記SID信号の受信時に、サブアドレス信号に
より指定された通信仕様に基づいて受信制御を変える構
成にしたことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項1記載のファクシミリ装置において、前
記サブアドレス信号により指定された通信仕様がリング
型同報送信である場合には、前記SID信号はリング型
同報送信を開始したファクシミリ装置の情報であると判
断し、前記サブアドレス信号により指定された通信仕様
がリング型同報送信でない場合には受信許可のためのパ
スワード情報であると判断する構成にしたことを特徴と
する。
【0010】請求項3記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項1または請求項2記載のファクシミリ装
置において、前記サブアドレス信号により指定された通
信仕様がリング型同報送信であった場合に、前記SID
信号の受信がないとき、あるいは前記SID信号を受信
したが前記サブアドレス信号に対応したリング型同報送
信のメンバーに入っていないときは、ファクシミリ受信
/記憶のみを実行して、次宛先への転送をせずにその旨
を表示する構成としたことを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項1乃至請求項3記載のファクシミリ装置
において、前記リング型同報送信を開始する場合は、前
記SID信号としてリング型同報送信を開始する宛先情
報を送信し、リング型同報送信の実行時に順次当該SI
D信号の情報を次宛先へ通知していき、自機の宛先情報
が格納されているSID信号を受信した時にリング型同
報送信の全宛先への送信が終了したと判断して、リング
型同報送信を終了する構成としたことを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明に係るファクシミリ装
置の制御方法では、SID信号を送受信可能なファクシ
ミリ装置の制御方法において、サブアドレス信号を送受
信する処理と、メモリボックスに対応してサブアドレス
信号及び通信仕様を登録する処理と、リング型同報送信
ナンバーに対応して、ニックネーム、サブアドレス信
号、次宛先の情報及び当該リング型同報送信のメンバー
の全宛先情報を登録する処理とを実行し、前記SID信
号の受信時に、サブアドレス信号により指定された通信
仕様に基づいて受信制御を変えることを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明に係るファクシミリ装
置の制御方法では、請求項5記載のファクシミリ装置の
制御方法において、前記サブアドレス信号により指定さ
れた通信仕様がリング型同報送信である場合には、前記
SID信号はリング型同報送信を開始したファクシミリ
装置の情報であると判断し、前記サブアドレス信号によ
り指定された通信仕様がリング型同報送信でない場合に
は受信許可のためのパスワード情報であると判断するこ
とを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明に係るファクシミリ装
置の制御方法では、請求項5または請求項6記載のファ
クシミリ装置の制御方法において、前記サブアドレス信
号により指定された通信仕様がリング型同報送信であっ
た場合に、前記SID信号の受信がないとき、あるいは
前記SID信号を受信したが前記サブアドレス信号に対
応したリング型同報送信のメンバーに入っていないとき
は、ファクシミリ受信/記憶のみを実行して、次宛先へ
の転送をせずにその旨を表示することを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明に係るファクシミリ装
置の制御方法では、請求項5乃至請求項7記載のファク
シミリ装置の制御方法において、前記リング型同報送信
を開始する場合は、前記SID信号としてリング型同報
送信を開始する宛先情報を送信し、リング型同報送信の
実行時に順次当該SID信号の情報を次宛先へ通知して
いき、自機の宛先情報が格納されているSID信号を受
信した時にリング型同報送信の全宛先への送信が終了し
たと判断して、リング型同報送信を終了することを特徴
とする。
【0016】請求項9記載の発明に係る記憶媒体では、
SID信号を送受信可能なファクシミリ装置の制御方法
を実行する、コンピュータで読み出し可能なプログラム
を格納した記憶媒体であって、前記制御方法は、サブア
ドレス信号を送受信するステップと、メモリボックスに
対応してサブアドレス信号及び通信仕様を登録するステ
ップと、リング型同報送信ナンバーに対応して、ニック
ネーム、サブアドレス信号、次宛先の情報及び当該リン
グ型同報送信のメンバーの全宛先情報を登録するステッ
プと、前記SID信号の受信時に、サブアドレス信号に
より指定された通信仕様に基づいて受信制御を変えるス
テップとを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項10記載の発明に係る記憶媒体で
は、請求項9記載の記憶媒体において、前記サブアドレ
ス信号により指定された通信仕様がリング型同報送信で
ある場合には、前記SID信号はリング型同報送信を開
始したファクシミリ装置の情報であると判断し、前記サ
ブアドレス信号により指定された通信仕様がリング型同
報送信でない場合には受信許可のためのパスワード情報
であると判断することを特徴とする。
【0018】請求項11記載の発明に係る記憶媒体で
は、請求項9または請求項10記載の記憶媒体におい
て、前記サブアドレス信号により指定された通信仕様が
リング型同報送信であった場合に、前記SID信号の受
信がないとき、あるいは前記SID信号を受信したが前
記サブアドレス信号に対応したリング型同報送信のメン
バーに入っていないときは、ファクシミリ受信/記憶の
みを実行して、次宛先への転送をせずにその旨を表示す
るステップを備えたことを特徴とする。
【0019】請求項12記載の発明に係る記憶媒体で
は、請求項9乃至請求項11記載の記憶媒体において、
前記リング型同報送信を開始する場合は、前記SID信
号としてリング型同報送信を開始する宛先情報を送信
し、リング型同報送信の実行時に順次当該SID信号の
情報を次宛先へ通知していき、自機の宛先情報が格納さ
れているSID信号を受信した時にリング型同報送信の
全宛先への送信が終了したと判断して、リング型同報送
信を終了するステップを備えたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0021】図1は、本発明の実施形態に係るファクシ
ミリ装置の基本構成を示すブロック図である。
【0022】このファクシミリ装置は、NCU(網制御
装置)2、電話機4、ハイブリッド回路6、変復調器
8、発呼回路10、及び加算回路12を備えている。
【0023】NCU2は、電話網をデータ通信等に使用
するために、その回線の端末に接続し、電話交換網の接
続制御を行ったり、データ通信路への切換えを行った
り、ループの保持を行うものである。また、NCU2
は、バス26からの制御により、電話回線2aを電話機
4側に接続(CMLオフ)したり、電話回線2aをファ
クシミリ装置側に接続(CMLオン)するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続
されている。
【0024】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aへ送出し、相手側からの信
号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で変復調器
8に送るものである。
【0025】変復調器8は、ITU−T勧告V.8,
V.21,V.27ter,V.29,V.17,V.
34に基づいた変調及び復調を行い、バス26の制御に
より、各伝送モードが指定される。変復調器8は、バス
26からの送信信号を入力し、変調データを信号線8a
に出力し、信号線6aに出力されている受信信号を入力
し、復調データをバス26へ出力する。
【0026】発呼回路10は、バス26からの信号によ
り電話番号情報を入力し、信号線10aへDTMFの選
択信号を出力する。加算回路12は、信号線8aの情報
と信号線10aの情報と信号線2aの情報を入力し、加
算した結果を信号線12aに出力する。
【0027】さらに、本実施形態のファクシミリ装置
は、読取り回路14、記録回路16、及びメモリ回路1
8を備えている。
【0028】読取り回路14は、読取りデータをバス2
6へ出力し、記録回路16は、バス26に出力されてい
る情報を順次1ライン毎に記録する。メモリ回路18
は、ワーク用のメモリ(RAM)として使用するほか、
読取りデータの生情報あるいは符号化した情報を格納し
たり、また受信情報あるいは復号化した情報等をバス2
6を介して格納するために使用する。
【0029】メモリ回路18は、メモリボックスに対応
して、サブアドレス信号(SUB信号)及び通信仕様
を、例えば図2(a)のように登録可能であり、さら
に、リング型同報送信ナンバーに対応して、サブアドレ
ス信号、ニックネーム、次宛先及びリング型同報送信の
メンバーを例えば図2(b)のように登録可能である。
加えて、メモリ回路18には、自機の電話番号を登録す
るメモリ領域があり、例えば図2(c)のように登録可
能である。
【0030】操作部20は、ワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤル、テンキー、*,#キー、スタートキー、セッ
トキー、ストップキー、メモリ回路18への登録キー、
及びリング型同報送信スタート選択キーのほか、ファン
クションキーがあり、押下されたキー情報はバス26へ
出力される。
【0031】また、操作部20には、表示手段があり、
バス26に出力されている情報を入力して表示する。そ
して、CPU(中央処理装置)2は、ファクシミリ装置
の全体を制御したり、ファクシミリ伝送制御手順を実行
し、その制御プログラムがROM24に格納されてい
る。
【0032】ROM24には、次に示す制御を主に行う
制御プログラムが格納されている。すなわち、サブアド
レス信号を送受信する手段と、メモリボックスに対応し
てサブアドレス信号及び通信仕様を登録する手段と、リ
ング型同報送信ナンバーに対応して、ニックネーム、サ
ブアドレス信号(SUB信号)、次宛先の情報及び当該
リング型同報送信のメンバーの全宛先情報を登録する手
段とを有し、前記SID信号の受信時に、サブアドレス
信号により指定された通信仕様に基づいて受信制御を変
える。具体的には、サブアドレス信号により指定された
通信仕様がリング型同報送信である場合には、SID信
号はリング型同報送信を開始したファクシミリ装置の情
報であると判断し、サブアドレス信号により指定された
通信仕様がリング型同報送信でない場合には受信許可の
ためのパスワード情報であると判断する。
【0033】ここで、サブアドレス信号により指定され
た通信仕様がリング型同報送信であった場合に、前記S
ID信号の受信がないとき、あるいは前記SID信号を
受信したが前記サブアドレス信号に対応したリング型同
報送信のメンバーに入っていないときは、ファクシミリ
受信/記憶のみを実行し、次宛先への転送をせずにその
旨を表示する。さらに、リング型同報送信を開始する場
合は、前記SID信号としてリング型同報送信を開始す
る宛先情報を送信し、リング型同報送信の実行時に順次
当該SID信号の情報を次宛先へ通知していき、自機の
宛先情報が格納されているSID信号を受信した時にリ
ング型同報送信の全宛先への送信が終了したと判断し、
リング型同報送信を終了する。
【0034】次に、上記制御プログラムを実行して実現
する本実施形態に係る具体的な制御動作について、図3
〜図11のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0035】まず初めに、図3のステップS2で、バス
26を介してメモリ回路18のイニシャライズを行い、
次いでステップS4で、バス26を介して操作部20の
表示手段をクリアし、さらにステップS6において、バ
ス26を介してNCU2のCMLをオフする。
【0036】続くステップS8では、バス26を介して
操作部20の情報を入力し、メモリボックスへの登録が
選択されたか否かを判断し、選択されるとステップS1
0へ進み、バス26を介してメモリ回路18に、メモリ
ボックスに対してサブアドレス信号及び通信仕様を例え
ば図2(a)に示すように登録し、選択されていないと
ステップS12へ進む。
【0037】ステップS12では、バス26を介して操
作部20の情報入力し、リング型同報送信ナンバーへの
登録が選択されたか否かを判断し、選択されるとステッ
プS14へ進んで、バス26を介してメモリ回路18
に、リング型同報送信ナンバーに対応してサブアドレス
信号、ニックネーム、次宛先及びリング型同報送信のメ
ンバーを例えば図2(b)に示すように登録し、選択さ
れていないとステップS16へ進む。
【0038】図4のステップS16では、操作部20の
情報を入力し、自機の電話番号の登録が選択されたか否
かを判断し、選択されるとステップS18へ進んで、バ
ス26を介してメモリ回路18に自機の電話番号を例え
ば図2(c)のように登録し、選択されていないとステ
ップS20へ進む。
【0039】ステップS20では、バス26を介して操
作部20の情報を入力し、リング型同報送信が選択され
たか否かを判断し、選択されるとステップS22へ進ん
で(ここでは、幼稚園回覧が選択されたものとする)、
バス26を介してNCU2のCMLをオンし、選択され
ていないとステップS32へ進む。
【0040】そして、ステップS24では、バス26を
介して発呼回路10を使用して、「03−3111−3
333」へ発呼し、続くステップS26では、前手順を
行う。ここではSUB信号は「1248」、SID信号
は「03−3111−2222」を送信する。その後の
ステップS28では、画信号の読取り/送信を行い、ス
テップS30では後手順を行う。
【0041】図5のステップS32では、ファクシミリ
受信があるか否かを判断し、ファクシミリ受信があると
ステップS36へ進み、ファクシミリ受信がないとステ
ップS34へ進んでその他の処理を行う。ステップS3
6では、バス26を介してNCU2のCMLをオンし、
ステップS38では前手順を行う。ここでは、SID信
号の受信機能=有り、SUB信号の受信機能=有りを通
知する。ステップS40では、SUB信号を受信したか
否かを判断し、受信するとステップS46へ進み、受信
してないとステップS42へ進む。
【0042】ステップS42では、画信号の受信/記録
を行い、ステップS44では後手順を行う。ステップS
46では、SUB信号は「1234」であるか否かを判
断し、「1234」であるとステップS48へ進み、
「1234」でないとステップS64へ進む。ステップ
S48では、SID信号を受信したか否かを判断し、受
信しているとステップS54へ進み、受信してないとス
テップS50へ進む。
【0043】ステップS50では、バス26を介してN
CU2のCMLをオフし、ステップS52では、バス2
6を介して操作部20の表示手段に、「メモリ受信が指
定されましたが、パスワードの送信がないので通信を中
断しました」と表示する。この表示は、何らかのキー操
作で消す。
【0044】ステップ54では、SID信号は「678
9」であるか否かを判断し、「6789」であるとステ
ップS60へ進み、「6789」でないとステップS5
6へ進む。ステップS56では、バス26を介してNC
U2のCMLをオフし、続くステップS58では、バス
26を介して操作部20の表示手段に、「メモリ受信が
指定されましたが、パスワードが不一致のため通信を中
断しました」と表示する。この表示は何らかのキー操作
で消す。
【0045】ステップS60では、受信情報のメモリ受
信を行い、このメモリ受信情報は、通信終了後にパスワ
ード「6789」の入力でプリントすることができる。
その後のステップS62では後手順を行い、さらにステ
ップS64では、SUB信号が「1248」であるか否
かを判断し、「1248」であるとステップS68へ進
み、「1248」でないと、ステップS66へ進んで受
信したサブアドレス信号に基づいた受信制御を行う。
【0046】ステップS68では、SID信号の受信が
有るか否かを判断し、受信が有るとステップS78へ進
み、受信が無いとステップS70へ進む。ステップS7
0では、画信号の受信機/記録を行い、続くステップS
72では後手順を行い、さらにステップS74ではバス
26を介してNCU2のCMLをオフする。
【0047】その後のステップS74では、操作部20
の表示手段に、「リング型同報送信が指定されました
が、リング型同報送信を開始したファクシミリ装置の通
知がないので次宛先への送信は転送しません」と表示す
る。この表示は何らかのキー操作で消す。
【0048】ステップS78では、SID信号は、「0
3−3111−1111」、「03−3111−333
3」、「03−3111−4444」、及び「03−3
111−5555」のうちのいずれかであるか否かを判
断し、そうであるとステップS90へ進み、そうでない
とステップS80へ進む。ステップS80では、SID
信号は「03−3111−2222」であるか否かを判
断し、そうであるとステップS108へ進み、そうでな
いとステップS82へ進む。
【0049】ステップS82では、画信号の受信/記録
を行い、続くステップS84では後手順を行い、さらに
ステップS86では、バス26を介してNCU2のCM
Lをオフする。そして、ステップS88では、バス26
を介して操作部20の表示手段に、「リング型同報送信
が指定されましたが、リング型同報送信を開始したファ
クシミリ装置がメンバー外であるので次宛先への転送は
しません」とを表示する。この表示は何らかのキー操作
で消す。
【0050】ステップS90では、画信号のメモリ受信
/記録を行い、ステップS92では後手順を行い、さら
にステップS94では、バス26を介してNCU2のC
MLをオフする。その後のステップS96では、6秒待
ち、ステップS98で、バス26を介してNCU2のC
MLをオンし、そしてステップS100で、バス26を
介して発呼回路10を使用して「03−3111−33
33」へ発呼する。
【0051】次のステップS102においては、前手順
を行う。ここでは受信したSID信号を送信し、さらに
SUB信号として「1248」を送信する。その後のス
テップS104では、メモリ受信した情報の送信を行
い、ステップS106では、後手順を行い、そしてステ
ップS108で画信号の受信/記録を行い、ステップS
110で、後手順を行う。
【0052】このように本実施形態では、SID信号を
受信したファクシミリ受信機において、サブアドレス信
号の情報から判断し、受信したSID信号がリング型同
報送信の開始文の情報であるか、あるいはパスワード情
報であるかを適切に判断した受信制御が可能になり、S
ID信号の使用に混乱が生ずることなく、通信エラー等
の不具合の発生を防止することができる。
【0053】また、リング型同報送信をスタートしたフ
ァクシミリ装置の宛先情報をSID信号により順次送信
していくリング型同報送信において、前記サブアドレス
信号により指定された通信仕様がリング型同報送信であ
る場合には、前記SID信号はリング型同報送信を開始
したファクシミリ装置の情報であると判断し、サブアド
レス信号により指定された通信仕様が、リング型同報送
信でない場合には受信許可のためのパスワードの情報で
あると判断するようにし、また、SID信号の受信がな
い場合あるいは前記SID信号を受信したがサブアドレ
ス信号に対応したリング型同報送信のメンバーに入って
いない場合は、ファクシミリ受信/記憶のみを実行し、
次宛先への転送をせずにその旨を表示するようにしたの
で、SID信号の情報の内容が異なってしまった、ある
いは当該リング型同報送信のメンバー以外からリング型
同報送信の受信指定を受けた場合でも、リング型同報送
信が無限ループに入ることを回避することができる。
【0054】本発明は、上述した実施形態の装置に限定
されず、複数の機器から構成されるシステムに適用して
も、1つの機器から成る装置に適用してもよい。前述し
た実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム
コードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供
給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(また
はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラム
コードを読み出し実行することによっても、完成される
ことは言うまでもない。
【0055】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、
光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることがで
きる。また、コンピュータが読み出したプログラムコー
ドを実行することにより、前述した実施形態の機能が実
現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述
した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
【0056】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指
示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニット
に備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した実施形態の
機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1、請求項
2、請求項5、請求項6、請求項9、及び請求項10記
載の発明によれば、SID信号を受信したファクシミリ
受信機において、サブアドレス信号の情報から判断し、
受信したSID信号がリング型同報送信の開始文の情報
であるか、あるいはパスワード情報であるかを適切に判
断した受信制御が可能になり、SID信号の使用に混乱
が生ずることなく、通信エラー等の不具合の発生を防止
することができる。
【0058】また、請求項3、請求項4、請求項7、請
求項8、請求項11及び請求項12記載の発明によれ
ば、リング型同報送信をスタートしたファクシミリ装置
の宛先情報をSID信号により順次送信していくリング
型同報送信において、SID信号の情報の内容が異なっ
てしまった、あるいは当該リング型同報送信のメンバー
以外からリング型同報送信の受信指定を受けた場合で
も、リング型同報送信が無限ループに入ることを回避す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るファクシミリ装置の基
本構成を示すブロック図である。
【図2】メモリ回路18の具体的格納例を示す図であ
る。
【図3】実施形態の制御を示すフローチャートである。
【図4】実施形態の制御を示すフローチャートである。
【図5】実施形態の制御を示すフローチャートである。
【図6】実施形態の制御を示すフローチャートである。
【図7】実施形態の制御を示すフローチャートである。
【図8】実施形態の制御を示すフローチャートである。
【図9】実施形態の制御を示すフローチャートである。
【図10】実施形態の制御を示すフローチャートであ
る。
【図11】実施形態の制御を示すフローチャートであ
る。
【図12】リング型同報送信を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
2 NCU2 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 変復調器 10 発呼回路10 12 加算回路 14 読取り回路 16 記録回路 18 メモリ回路18 20 操作部20 22 CPU 24 ROM

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SID信号を送受信可能なファクシミリ
    装置において、 サブアドレス信号を送受信する手段と、メモリボックス
    に対応してサブアドレス信号及び通信仕様を登録する手
    段と、リング型同報送信ナンバーに対応して、ニックネ
    ーム、サブアドレス信号、次宛先の情報及び当該リング
    型同報送信のメンバーの全宛先情報を登録する手段とを
    有し、前記SID信号の受信時に、サブアドレス信号に
    より指定された通信仕様に基づいて受信制御を変える構
    成にしたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記サブアドレス信号により指定された
    通信仕様がリング型同報送信である場合には、前記SI
    D信号はリング型同報送信を開始したファクシミリ装置
    の情報であると判断し、前記サブアドレス信号により指
    定された通信仕様がリング型同報送信でない場合には受
    信許可のためのパスワード情報であると判断する構成に
    したことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記サブアドレス信号により指定された
    通信仕様がリング型同報送信であった場合に、前記SI
    D信号の受信がないとき、あるいは前記SID信号を受
    信したが前記サブアドレス信号に対応したリング型同報
    送信のメンバーに入っていないときは、ファクシミリ受
    信/記憶のみを実行して、次宛先への転送をせずにその
    旨を表示する構成としたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記リング型同報送信を開始する場合
    は、前記SID信号としてリング型同報送信を開始する
    宛先情報を送信し、リング型同報送信の実行時に順次当
    該SID信号の情報を次宛先へ通知していき、自機の宛
    先情報が格納されているSID信号を受信した時にリン
    グ型同報送信の全宛先への送信が終了したと判断して、
    リング型同報送信を終了する構成としたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 SID信号を送受信可能なファクシミリ
    装置の制御方法において、 サブアドレス信号を送受信する処理と、メモリボックス
    に対応してサブアドレス信号及び通信仕様を登録する処
    理と、リング型同報送信ナンバーに対応して、ニックネ
    ーム、サブアドレス信号、次宛先の情報及び当該リング
    型同報送信のメンバーの全宛先情報を登録する処理とを
    実行し、 前記SID信号の受信時に、サブアドレス信号により指
    定された通信仕様に基づいて受信制御を変えることを特
    徴とするファクシミリ装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記サブアドレス信号により指定された
    通信仕様がリング型同報送信である場合には、前記SI
    D信号はリング型同報送信を開始したファクシミリ装置
    の情報であると判断し、前記サブアドレス信号により指
    定された通信仕様がリング型同報送信でない場合には受
    信許可のためのパスワード情報であると判断することを
    特徴とする請求項5記載のファクシミリ装置の制御方
    法。
  7. 【請求項7】 前記サブアドレス信号により指定された
    通信仕様がリング型同報送信であった場合に、前記SI
    D信号の受信がないとき、あるいは前記SID信号を受
    信したが前記サブアドレス信号に対応したリング型同報
    送信のメンバーに入っていないときは、ファクシミリ受
    信/記憶のみを実行して、次宛先への転送をせずにその
    旨を表示することを特徴とする請求項5または請求項6
    記載のファクシミリ装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記リング型同報送信を開始する場合
    は、前記SID信号としてリング型同報送信を開始する
    宛先情報を送信し、リング型同報送信の実行時に順次当
    該SID信号の情報を次宛先へ通知していき、 自機の宛先情報が格納されているSID信号を受信した
    時にリング型同報送信の全宛先への送信が終了したと判
    断して、リング型同報送信を終了することを特徴とする
    請求項5乃至請求項7記載のファクシミリ装置の制御方
    法。
  9. 【請求項9】 SID信号を送受信可能なファクシミリ
    装置の制御方法を実行する、コンピュータで読み出し可
    能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 前記制
    御方法は、 サブアドレス信号を送受信するステップと、メモリボッ
    クスに対応してサブアドレス信号及び通信仕様を登録す
    るステップと、リング型同報送信ナンバーに対応して、
    ニックネーム、サブアドレス信号、次宛先の情報及び当
    該リング型同報送信のメンバーの全宛先情報を登録する
    ステップと、前記SID信号の受信時に、サブアドレス
    信号により指定された通信仕様に基づいて受信制御を変
    えるステップとを備えたことを特徴とする記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記サブアドレス信号により指定され
    た通信仕様がリング型同報送信である場合には、前記S
    ID信号はリング型同報送信を開始したファクシミリ装
    置の情報であると判断し、前記サブアドレス信号により
    指定された通信仕様がリング型同報送信でない場合には
    受信許可のためのパスワード情報であると判断すること
    を特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記サブアドレス信号により指定され
    た通信仕様がリング型同報送信であった場合に、前記S
    ID信号の受信がないとき、あるいは前記SID信号を
    受信したが前記サブアドレス信号に対応したリング型同
    報送信のメンバーに入っていないときは、ファクシミリ
    受信/記憶のみを実行して、次宛先への転送をせずにそ
    の旨を表示するステップを備えたことを特徴とする請求
    項9または請求項10記載の記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記リング型同報送信を開始する場合
    は、前記SID信号としてリング型同報送信を開始する
    宛先情報を送信し、リング型同報送信の実行時に順次当
    該SID信号の情報を次宛先へ通知していき、自機の宛
    先情報が格納されているSID信号を受信した時にリン
    グ型同報送信の全宛先への送信が終了したと判断して、
    リング型同報送信を終了するステップを備えたことを特
    徴とする請求項9乃至請求項11記載の記憶媒体。
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JP4571573B2 (ja) * 2005-10-20 2010-10-27 株式会社リコー 通信装置

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