JP2001045252A - ファクシミリ装置、ファクシミリ伝送制御方法および記憶媒体 - Google Patents

ファクシミリ装置、ファクシミリ伝送制御方法および記憶媒体

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JP2001045252A
JP2001045252A JP11217787A JP21778799A JP2001045252A JP 2001045252 A JP2001045252 A JP 2001045252A JP 11217787 A JP11217787 A JP 11217787A JP 21778799 A JP21778799 A JP 21778799A JP 2001045252 A JP2001045252 A JP 2001045252A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同報送信のグループのユーザが受信した情報
を見ているか否かを確認できるとともに、グループのユ
ーザが長期間留守であっても次の宛先に転送することが
できるファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 ファクシミリ装置では、受信したリング
型同報受信情報の中で受信(メモリ受信)後、24時間
経過した情報があるか否かを判別し(S52)、24時
間経過した情報がある場合、例えば、幼稚園回覧の1つ
のリング型同報受信情報αが、受信後24時間経過して
いる場合(S54)、その情報αの送信を行う(S6
2)。そして、転送したリング型同報受信情報をプリン
トし、かつ「リング型同報受信後、24時間経過したの
で、次宛先へこの情報を送信しました」という情報を1
ページ目のプリントに付加する(S70)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同報送信可能なフ
ァクシミリ装置、ファクシミリ伝送制御方法および記憶
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同報送信可能なファクシミリ装置
は、1つの情報を複数(例えば、10ヶ所)の宛先に送
信する場合、各々の宛先に発呼した後、画信号を送信す
る動作を10回繰り返していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のように、1つの情報を複数の宛先に送信する場
合、その通信費は同報送信を行うファクシミリ装置のユ
ーザが負担する必要があり、通信費の負担に偏りが生じ
ていた。
【0004】また、このような同報送信では、同報送信
を行うファクシミリ装置から一方的に通信するだけであ
り、送信した情報を受信したユーザが確実に見ているか
否かが明らかでなかった。
【0005】これに対し、1つの情報を複数の宛先に送
信する際、例えば、ファクシミリ装置(FAX)Aから
FAXBへ、FAXBからFAXCへ、FAXCからF
AXDへ、FAXDからFAXEへ、FAXEからFA
XAへとリング型に送信する、いわゆるリング型同報送
信を行うファクシミリ装置の場合、各ファクシミリ装置
のユーザは、例えば、手動操作で次の宛先へのリング型
同報送信を指定することにより、リング型同報送信のグ
ループ内の各ユーザが確実に受信した情報を見ることを
確認でき、このようなファクシミリ装置は便利である。
【0006】しかしながら、リング型同報送信のグルー
プのメンバが長期間留守であると、リング型同報送信が
途中で途切れてしまうという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、通信費の負担を一律に
することができ、同報送信のグループのユーザが受信し
た情報を見ているか否かを確認できるとともに、グルー
プのユーザが長期間留守であっても次の宛先に転送する
ことができるファクシミリ装置、ファクシミリ伝送制御
方法および記憶媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のファクシミリ装置は、受
信した情報を次の宛先に転送することでリング型同報送
信を行うファクシミリ装置において、前記同報送信によ
り送られた情報を受信する受信手段と、該受信した情報
を前記次の宛先に転送するか否かをユーザの指示により
選択する選択手段と、前記ユーザの指示により前記次の
宛先への転送が選択された場合、該次の宛先に前記受信
した情報を転送する転送手段とを備え、前記転送手段
は、所定期間、前記ユーザの指示により前記次の宛先へ
の転送が選択されなかった場合、前記受信した情報を前
記次の宛先に強制的に転送することを特徴とする。
【0009】請求項2に記載のファクシミリ装置は、請
求項1に係るファクシミリ装置において、前記受信した
情報の有無を表示する表示手段と、前記受信した情報を
記憶する記憶手段と、該記憶された情報を印刷する印刷
手段とを備え、前記同報送信により送られた情報を受信
した場合、該受信した時刻を前記記憶手段に記憶すると
ともに、前記表示手段は前記受信した情報が有る旨を表
示し、前記印刷手段は、所定期間、前記ユーザの指示に
より前記次の宛先への転送が選択されなかった場合、前
記受信した情報を強制的に印刷することを特徴とする。
【0010】請求項3に記載のファクシミリ装置は、請
求項1または請求項2に係るファクシミリ装置におい
て、前記同報送信を開始する開始手段と、前記次の宛先
に関する情報を登録する登録手段とを備えたことを特徴
とする。
【0011】請求項4に記載のファクシミリ装置は、請
求項2に係るファクシミリ装置において、前記受信した
情報の転送が正常に終了した場合、該転送した情報を前
記記憶手段から消去する消去手段を備えたことを特徴と
する。
【0012】請求項5に記載のファクシミリ装置では、
請求項2乃至請求項4いずれかに係るファクシミリ装置
において、前記印刷手段は、前記受信した情報を強制的
に印刷する場合、前記同報送信により送られた情報を受
信した旨、および該受信した情報を前記次の宛先に転送
した旨を、併せて印刷することを特徴とする。
【0013】請求項6に記載のファクシミリ伝送制御方
法は、受信した情報を次の宛先に転送することでリング
型同報送信を行うファクシミリ伝送制御方法において、
前記同報送信により送られた情報を受信する工程と、該
受信した情報を前記次の宛先に転送するか否かをユーザ
の指示により選択する工程と、前記ユーザの指示により
前記次の宛先への転送が選択された場合、該次の宛先に
前記受信した情報を転送する一方、所定期間、前記ユー
ザの指示により前記次の宛先への転送が選択されなかっ
た場合、前記受信した情報を前記次の宛先に強制的に転
送する工程とを有することを特徴とする。
【0014】請求項7に記載の記憶媒体は、ファクシミ
リ装置を制御するコンピュータによって実行され、受信
した情報を次の宛先に転送することでリング型同報送信
を行うプログラムが格納された記憶媒体において、前記
プログラムは、前記同報送信により送られた情報を受信
する手順と、該受信した情報を前記次の宛先に転送する
か否かをユーザの指示により選択する手順と、前記ユー
ザの指示により前記次の宛先への転送が選択された場
合、該次の宛先に前記受信した情報を転送する一方、所
定期間、前記ユーザの指示により前記次の宛先への転送
が選択されなかった場合、前記受信した情報を前記次の
宛先に強制的に転送する手順とを含むことを特徴とす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のファクシミリ装置、ファ
クシミリ伝送制御方法および記憶媒体の実施の形態につ
いて説明する。図1は実施の形態におけるファクシミリ
装置の構成を示すブロック図である。図において、2は
NCU(網制御装置)であり、電話網をデータ通信等に
使用するために、その回線の端手に接続し、電話交換網
の接続制御を行ったり、データ通信路への切換えを行っ
たり、ループの保持を行う。また、NCU2はバス26
からの制御により電話回線2aを電話機側に接続(CM
Lオフ)したり、電話回線2aをファクシミリ装置側に
接続(CMLオン)するものである。尚、通常状態で
は、電話回線2aは電話機側に接続されている。
【0016】4は電話機である。6はハイブリッド回路
であり、送信系の信号と受信系の信号とを分離し、加算
回路12からの送信信号をNCU2経由で電話回線2a
に送出し、相手側からの信号をNCU2経由で受取り、
信号線6a経由で変復調器8に送るものである。
【0017】8は変復調器であり、ITU−T勧告、
V.8、V.21、V.27ter、V.29、V.1
7、V.34に基づいた変調および復調を行う変復調器
であり、バス26の制御により各伝送モードが指定され
る。変復調器8はバス26からの送信信号を入力し、変
調データを信号線8aに出力し、信号線6aに出力され
ている受信信号を入力して復調データをバス26に出力
する。
【0018】10は発呼回路であり、バス26からの信
号により電話番号情報を入力し、信号線10aにDTM
Fの選択信号を出力する。12は加算回路であり、信号
線8aの情報と信号線10aの情報を入力し、加算した
結果を信号線12aに出力する。14は読取回路であ
り、読取りデータをバス26に出力する。
【0019】16は記録回路であり、バス26に出力さ
れている情報を順次1ライン毎に記録する。18はメモ
リ(回路)であり、ワーク用のメモリ(RAM)として
使用したり、読取りデータの生情報あるいは符号化した
情報を格納したり、受信情報あるいは復号化した情報な
どをバス26を介して格納するために使用する。メモリ
18には、リング型同報送信ナンバに対応する、ニック
ネーム、サブアドレス信号、次宛先の電話番号を登録す
るメモリが設けられており、リング型同報受信が行われ
た時、受信が行われた年月日、時刻、分を記憶する。
【0020】20は操作部である。操作部20には、ワ
ンタッチダイヤル、短縮ダイヤルテンキー、スタートキ
ー、セットキー、ストップキー、メモリ18への登録キ
ー、リング型同報送信スタート選択キー、リング型同報
受信の転送選択キー、リング型同報受信のプリント選択
キー、その他のファンクションキーが設けられており、
押下されたキー情報はバス26に出力される。また、操
作部20には、表示部が設けられており、バス26を介
して入力した情報を表示する。
【0021】22はCPU(中央処理装置)であり、フ
ァクシミリ装置全体の制御およびファクシミリ伝送制御
手順を実行する。これらの制御プログラムはROM24
に格納されている。26はバスである。
【0022】上記構成を有するファクシミリ装置は、C
PU22がROM24に格納されたファクシミリ伝送制
御プログラムを実行することにより、リング型同報送信
ナンバに対応する、ニックネーム、サブアドレス信号、
次宛先の電話番号を登録する機能、リング型同報送信の
開始を選択する機能、リング型同報受信の転送を選択す
る機能、リング型同報受信のプリントを選択する機能、
リング型同報受信情報の有無を表示する機能を実現し、
リング型同報送信を行うことが可能である。
【0023】そして、リング型同報受信が実行される
と、その時刻を記憶し、リング型同報受信有りを表示
し、ユーザからのリング型同報受信の転送の選択により
次宛先への転送を実行する一方、リング型同報受信の転
送が所定時間経過しても選択されない場合、そのリング
型同報受信の情報を強制的にプリントアウトし、次宛先
へのリング型同報転送を実行する。
【0024】また、リング型同報受信の転送が正常に終
了した時点で、今、転送を終了したリング型同報受信情
報をメモリから消去する。そして、リング型同報受信の
転送が所定時間経過しても選択されない場合、そのリン
グ型同報受信情報を強制的にプリントアウトし、次宛先
へのリング型同報転送を実行する際、リング型同報受信
情報であるプリント情報に次宛先へ転送した旨を記載す
る。
【0025】図2、図3、図4、図5、図6、図7およ
び図8はファクシミリ伝送制御処理手順を示すフローチ
ャートである。この処理プログラムは、前述したように
ROM24に格納されており、CPU22によって実行
される。
【0026】処理を開始すると(ステップS0)、ま
ず、バス26を介してメモリ18をイニシャライズする
(ステップS2)。また、バス26を介して操作部20
の表示部をクリアする(ステップS4)。さらに、バス
26を介してNCU2のCMLをオフにする(ステップ
S6)。
【0027】そして、バス26を介して操作部20の情
報を入力し、メモリ18への登録が選択されたか否かを
判別し(ステップS8)、メモリ18への登録が選択さ
れた場合、バス26を介してメモリ18にリング型同報
送信ナンバに対応する、ニックネーム、サブアドレス信
号、次宛先の電話番号として、例えば、リング型同報送
信ナンバ01に対応する、幼稚園回覧(ニックネー
ム)、1234(サブアドレス信号)、03−3111
−1234(次宛先の電話番号)への転送を登録する
(ステップS10)。一方、ステップS8でメモリ18
への登録が選択されていない場合、ステップS12の処
理に進む。
【0028】バス26を介して操作部20の情報を入力
し、リング型同報送信のスタートが選択されたか否かを
判別し(ステップS12)、リング型同報送信のスター
トが選択された場合、リング型同報送信を行うニックネ
ーム、例えば、幼稚園回覧を入力し(ステップS1
4)。バス26を介してNCU2のCMLをオンにする
(ステップS16)。
【0029】そして、バス26を介して発呼回路10を
使用し、電話番号「03−3111−1234」に発呼
し(ステップS18)、前手順を行う(ステップS2
0)。この前手順では、サブアドレス信号として「12
34」を送信する。さらに、画信号の読取および送信を
行い(ステップS22)、後手順を行う(ステップS2
4)。この後、ステップS6の処理に戻る。
【0030】一方、ステップS12でリング型同報送信
のスタートが選択されない場合、バス26を介して操作
部20の情報を入力し、リング型同報受信のプリントが
選択されたか否かを判別する(ステップS26)。プリ
ントが選択されると、選択されたニックネームに対応す
るリング型同報受信情報をプリントする(ステップS2
8)。この後、ステップS6の処理に戻る。一方、プリ
ントが選択されない場合、ステップS30の処理に進
む。
【0031】ステップS30では、バス26を介して操
作部20の情報を入力し、リング型同報受信情報の転送
が選択されたか否かを判別する。同報受信情報の転送が
選択されない場合、ステップS52の処理に進む。一
方、同報受信情報の転送が選択された場合、リング型同
報受信情報の中から転送するニックネーム、例えば幼稚
園回覧を入力する(ステップS32)。
【0032】そして、バス26を介してNCU2のCM
Lをオンにし(ステップS34)、さらにバス26を介
して発呼回路10を使用し、電話番号「03−3111
−1234」に発呼する(ステップS36)。前手順を
行う(ステップS38)。この前手順では、サブアドレ
ス信号として「1234」を送信する。さらに、幼稚園
回覧として、リング型同報受信(メモリ受信)している
情報を送信し(ステップS40)、後手順を行う(ステ
ップS42)。この後、バス26を介してNCU2のC
MLをオフにする(ステップS44)。
【0033】通信エラーがあったか否かを判別し(ステ
ップS46)、通信エラーがなかった場合、今、転送を
行ったリング型同報受信に関する情報をメモリから全て
消去する(ステップS48)。一方、通信エラーがあっ
た場合、バス26を介して操作部20の表示部に「リン
グ型同報受信の転送にてエラーがあった旨」を表示する
(ステップS50)。この表示は所定のキー操作で消す
ことが可能である。この後、ステップS6の処理に戻
る。
【0034】ステップS52では、リング型同報受信情
報の中で受信後、24時間経過した情報があるか否かを
判別する。24時間経過した情報がある場合、例えば、
幼稚園回覧の1つのリング型同報受信情報αが受信後に
24時間経過している場合(ステップS54)、バス2
6を介してNCU2のCMLをオンにする(ステップS
56)。さらに、バス26を介して発呼回路10を使用
し、電話番号「03−3111−1234」に発呼し
(ステップS58)、前手順を行う(ステップS6
0)。この前手順では、サブアドレス信号として「12
34」を送信する。そして、受信後、24時間経過した
リング型同報受信(メモリ受信)している情報αの送信
を行う(ステップS62)。後手順を行い(ステップS
64)、バス26を介してNCU2のCMLをオフにす
る(ステップS66)。
【0035】さらに、通信エラーがあったか否かを判別
し(ステップS68)、通信エラーがあった場合、ステ
ップS50の処理に戻る。
【0036】一方、通信エラーがない場合、今、転送し
たリング型同報受信情報をプリントし、かつ「リング型
同報受信後、24時間経過したので、次宛先へこの情報
を送信しました」という情報を1ページ目のプリントに
付加する(ステップS70)。この後、ステップS48
の処理に戻る。
【0037】一方、ステップS52で受信後に24時間
経過した情報がない場合、受信が選択されたか否かを判
別し(ステップS72)、受信が選択されていない場
合、その他の処理を行い(ステップS74)、ステップ
S6の処理に戻る。一方、受信が選択されている場合、
バス26を介してNCU2のCMLをオンにし(ステッ
プS76)、前手順を行う(ステップS78)。この前
手順では、サブアドレス信号の受信機能ありを通知す
る。
【0038】そして、サブアドレス信号を受信したか否
かを判別し(ステップS80)、サブアドレス信号を受
信していない場合、画信号の受信および記録を行い(ス
テップS82)、後手順を行う(ステップS84)。一
方、サブアドレス信号を受信した場合、サブアドレス信
号が「1234」であるか否かを判別する(ステップS
86)。サブアドレス信号が「1234」でない場合、
受信したサブアドレス信号に基づいた通信制御を実行す
る(ステップS88)。この後、ステップS6の処理に
戻る。
【0039】一方、サブアドレス信号が「1234」で
ある場合、画信号をニックネーム(幼稚園回覧)に対応
させてメモリ受信する(ステップS90)。後手順を行
い(ステップS92)、バス26を介してNCU2のC
MLをオフにする(ステップS94)。今、受信したリ
ング型同報受信に対応させて、受信終了年月日、時刻分
をメモリ18に記憶し(ステップS96)、ステップS
6の処理に戻る。
【0040】このように、本実施形態のファクシミリ装
置では、ユーザによる同報受信情報の転送の選択により
次の宛先への転送を実行する際、リング型同報受信の転
送が所定時間経過しても選択されない場合、そのリング
型同報受信情報を強制的にプリントアウトし、次の宛先
へのリング型同報送信を実行することができる。
【0041】また、リング型同報受信の転送が正常に終
了した時点で、今、転送を終了したリング型同報受信情
報をメモリから消去することができる。
【0042】さらに、リング型同報受信の転送が所定時
間経過しても選択されない場合、そのリング型同報受信
情報を強制的にプリントアウトし、次の宛先へのリング
型同報送信を実行する際、プリント情報にリング型同報
受信情報であり、次の宛先に転送した旨を記載すること
ができる。
【0043】尚、リング型同報送信を行う場合、最後に
受信したファクシミリ装置が最初に送信を行ったファク
シミリ装置に対して確認情報を送信するようにしてもよ
いし、確認情報を省略してもよい。
【0044】また、リング型同報送信を行うグループ内
で使用される機器はファクシミリ機能を有するものであ
ればよく、専用のファクシミリ装置に限らず、パーソナ
ルコンピュータでファクシミリ機能を実現したものでも
よい。
【0045】さらに、本発明はファクシミリ装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることはいうまでもない。この場合、本発明を達成
するためのソフトウェアによって表されるプログラムを
格納した記憶媒体を装置に読み出すことによってその装
置が本発明の効果を享受することが可能となる。
【0046】図9は記憶媒体としてのROM24のメモ
リマップを示す図である。ROM24には、図2、図
3、図4、図5、図6、図7および図8のフローチャー
トに示すファクシミリ伝送制御処理プログラムモジュー
ルなどが格納されている。このようなプログラムモジュ
ールを供給する記憶媒体としては、ROMに限らず、例
えばフロッピーディスク、ハードディスク、CD−RO
M、不揮発性のメモリカードなどを用いることができ
る。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、リング型同報送信の受
信は自動で行い、次の宛先への転送はユーザ(オペレー
タ)の選択で手動で行うので、リング型同報送信を行う
ことにより、グループ内のユーザが全てこの受信情報を
見ていることを確認でき、さらに、通信費の負担も一律
になった上、グループが長期間留守にしていても、次の
宛先への転送が可能で、かつ長期間留守にしたユーザも
ファクシミリ受信情報を見て、この情報がリング型同報
受信情報であることを確認でき、使い勝手を向上でき
る。
【0048】このように、ユーザによる同報受信情報の
転送の選択により次の宛先への転送を実行する際、リン
グ型同報受信の転送が所定時間経過しても選択されない
場合、そのリング型同報受信情報を強制的にプリントア
ウトし、次の宛先へのリング型同報送信を実行すること
ができる。
【0049】また、リング型同報受信の転送が正常に終
了した時点で、今、転送を終了したリング型同報受信情
報をメモリから消去することができる。
【0050】さらに、リング型同報受信の転送が所定時
間経過しても選択されない場合、そのリング型同報受信
情報を強制的にプリントアウトし、次の宛先へのリング
型同報送信を実行する際、プリント情報にリング型同報
受信情報であり、次の宛先に転送した旨を記載すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態におけるファクシミリ装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】ファクシミリ伝送制御処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】図2につづくファクシミリ伝送制御処理手順を
示すフローチャートである。
【図4】図3につづくファクシミリ伝送制御処理手順を
示すフローチャートである。
【図5】図4につづくファクシミリ伝送制御処理手順を
示すフローチャートである。
【図6】図5につづくファクシミリ伝送制御処理手順を
示すフローチャートである。
【図7】図6につづくファクシミリ伝送制御処理手順を
示すフローチャートである。
【図8】図7につづくファクシミリ伝送制御処理手順を
示すフローチャートである。
【図9】記憶媒体としてのROM24のメモリマップを
示す図である。
【符号の説明】
2 NCU(網制御装置) 4 電話機 10 発呼回路 16 記録回路 18 メモリ 20 操作部 22 CPU 24 ROM

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した情報を次の宛先に転送すること
    でリング型同報送信を行うファクシミリ装置において、 前記同報送信により送られた情報を受信する受信手段
    と、 該受信した情報を前記次の宛先に転送するか否かをユー
    ザの指示により選択する選択手段と、 前記ユーザの指示により前記次の宛先への転送が選択さ
    れた場合、該次の宛先に前記受信した情報を転送する転
    送手段とを備え、 前記転送手段は、所定期間、前記ユーザの指示により前
    記次の宛先への転送が選択されなかった場合、前記受信
    した情報を前記次の宛先に強制的に転送することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記受信した情報の有無を表示する表示
    手段と、 前記受信した情報を記憶する記憶手段と、 該記憶された情報を印刷する印刷手段とを備え、 前記同報送信により送られた情報を受信した場合、該受
    信した時刻を前記記憶手段に記憶するとともに、前記表
    示手段は前記受信した情報が有る旨を表示し、 前記印刷手段は、所定期間、前記ユーザの指示により前
    記次の宛先への転送が選択されなかった場合、前記受信
    した情報を強制的に印刷することを特徴とする請求項1
    記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記同報送信を開始する開始手段と、 前記次の宛先に関する情報を登録する登録手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1または請求項2記載のファ
    クシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記受信した情報の転送が正常に終了し
    た場合、該転送した情報を前記記憶手段から消去する消
    去手段を備えたことを特徴とする請求項2記載のファク
    シミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷手段は、前記受信した情報を強
    制的に印刷する場合、前記同報送信により送られた情報
    を受信した旨、および該受信した情報を前記次の宛先に
    転送した旨を、併せて印刷することを特徴とする請求項
    2乃至請求項4いずれか記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 受信した情報を次の宛先に転送すること
    でリング型同報送信を行うファクシミリ伝送制御方法に
    おいて、 前記同報送信により送られた情報を受信する工程と、 該受信した情報を前記次の宛先に転送するか否かをユー
    ザの指示により選択する工程と、 前記ユーザの指示により前記次の宛先への転送が選択さ
    れた場合、該次の宛先に前記受信した情報を転送する一
    方、所定期間、前記ユーザの指示により前記次の宛先へ
    の転送が選択されなかった場合、前記受信した情報を前
    記次の宛先に強制的に転送する工程とを有することを特
    徴とするファクシミリ伝送制御方法。
  7. 【請求項7】 ファクシミリ装置を制御するコンピュー
    タによって実行され、受信した情報を次の宛先に転送す
    ることでリング型同報送信を行うプログラムが格納され
    た記憶媒体において、 前記プログラムは、 前記同報送信により送られた情報を受信する手順と、 該受信した情報を前記次の宛先に転送するか否かをユー
    ザの指示により選択する手順と、 前記ユーザの指示により前記次の宛先への転送が選択さ
    れた場合、該次の宛先に前記受信した情報を転送する一
    方、所定期間、前記ユーザの指示により前記次の宛先へ
    の転送が選択されなかった場合、前記受信した情報を前
    記次の宛先に強制的に転送する手順とを含むことを特徴
    とする記憶媒体。
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