JP4566932B2 - 光コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバ同士の接続に用いられる光コネクタに関する。
近年において、工場以外の接続現場にて組立作業を行うことができる光コネクタが提供されている。この種の光コネクタは、例えば、予め光ファイバを内装固定して先端面に研磨されたフェルールと、このフェルールの後部(先端面とは反対側の位置)に配置したクランプ部とを具備したものが提供されている。この光コネクタにおいては、クランプ部においてフェルール側の光ファイバ(以下、内部光ファイバ)と、この光ファイバに突き当てた別の接続用の光ファイバ(以下、挿入光ファイバ)とを、該クランプ部の半割りの素子にクランプすることで突き合わせ接続状態を維持し、短時間で光コネクタの組立てを行うことができる。ここで、クランプ部はサイズが小さいため、素子の開閉操作を行う専用の工具(光ファイバ用工具)が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、及び特許文献3)。
特開2002−23006号公報 特開2002−55259号公報 特開2005−99706号公報
一方、この種の光コネクタの組立て時においては、予め内蔵されている内部光ファイバの後端と、挿入される挿入光ファイバの先端とが、確実に突き合わせることが肝要である。そこで従来においては、この内部光ファイバの後端に、挿入光ファイバの先端が確実に突き合わされたことを、目で見て確認していた。具体的にいえば、挿入光ファイバを光コネクタに挿入して、挿入光ファイバの先端が内部光ファイバの後端に突き当てた際に生じる、挿入光ファイバ(心線)の撓みを目で見て確認することによって、互いの光ファイバが確実に突き合わされた状態となったことを確認するものとしていた。
ところが、上述したように挿入光ファイバを撓ませて光コネクタを組み立ててしまった場合、次のような不具合が生じる。すなわち、この挿入光ファイバの一部が撓んでいることによって、挿入光ファイバの光軸と、内部光ファイバの光軸とにズレが生じてしまって、伝送される光に損失が生じてしまう不具合がある。また、光ファイバが撓んだままであると、この撓み箇所において、伝送される光に損失が生じる場合もある。加えて、組み立てられた光コネクタ(雄型の光コネクタ)を他のアダプタ(雌型の光コネクタ)に嵌め込んだ場合には、上述した挿入光ファイバは、一般に後退するようになっている。これによって、光ファイバ(心線)の撓みは更に撓ませられたものとなってしまって、上述した不具合が、顕著なものとなってしまっていた。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、その目的は、内部光ファイバの後端と挿入光ファイバの先端とを確実に突き合わせるにために撓ませていた挿入光ファイバの撓みを軽減して、伝送される光に損失が発生してしまう不具合を解消し、光が好ましく伝送されるように構成された光コネクタを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の手段の光コネクタを提供する。
すなわち、請求項1に係る発明は、先端側に接合端面が配置されたフェルールによって内装固定されると共に前記フェルールの後端側から一部突出する内部光ファイバを内蔵するコネクタ本体と、前記内部光ファイバの後端に先端を突き当てて光接続される挿入光ファイバを把持し且つ前記コネクタ本体に対して接近した場合に前記挿入光ファイバの先端を前記内部光ファイバの後端に突き当て可能に構成された引留め部材とを備えた光コネクタであって、前記コネクタ本体には、軸線が前記挿入光ファイバの挿入方向の軸線と異なって前記引留め部材を前記コネクタ本体に対して接近可能とする待機位置と、前記軸線が前記挿入光ファイバの挿入方向の前記軸線と重なって前記引留め部材を覆うように前記引留め部材を嵌め込んで保持する保持位置との間を回動可能に軸支されるカバー体が設けられ、前記引留め部材側の外面と対向する前記カバー体の内面には、前記引留め部材の先端側壁面に当接する当接凸部が突出して設けられ、前記カバー体が前記待機位置から前記保持位置までの間を回動する際において、前記当接凸部が、前記引留め部材を後退方向に押しながら移動させるように、前記引留め部材の前記先端側壁面に当接するように構成され、前記当接凸部の、前記引留め部材の前記先端側壁面と当接する当接面が、中間部から先端部に向かうにしたがって、前記挿入光ファイバの挿入方向に傾斜して形成されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1に記載の光コネクタにおいて、前記カバー体の後端部には、前記カバー体が前記保持位置に位置している場合に、前記引留め部材の後端側壁面に当接して前記引留め部材の後退方向への移動を規制する後退規制凸部が突出して設けられていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の光コネクタにおいて、前記引留め部材には、幅方向に突出する突起部が設けられ、前記カバー体には、前記カバー体が前記保持位置に位置している場合に、前記引留め部材の前記突起部が遊びを有して嵌め込み可能となっている嵌合窓部が、幅方向に貫設されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1から請求項のうち何れか一項に記載の光コネクタにおいて、前記コネクタ本体には、先端側に向かって突出するラッチ部が設けられていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1から請求項のうち何れか一項に記載の光コネクタにおいて、前記コネクタ本体には、クランプされた半割れの素子を収納するクランプ部材が内蔵されると共に、そのクランプされた素子の割れ目に介挿される介挿部材が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る光コネクタによれば、内部光ファイバの後端と挿入光ファイバの先端とを確実に突き合わせるにために撓ませていた挿入光ファイバの撓みを軽減して、伝送される光に損失が発生してしまう不具合を解消する。これによって、内部光ファイバと挿入光ファイバとが好適に接続され、光が好ましく伝送される光コネクタとなる。
以下、本発明に係る光コネクタの最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図1は本発明に係る光コネクタの全体斜視図(カバー体が待機位置)、図2は本発明に係る光コネクタの全体斜視図(カバー体が保持位置)、図3は図1の光コネクタの水平方向断面図、図4は図1の光コネクタの鉛直方向断面図(カバー体が待機位置)、図5は図1の光コネクタの鉛直方向断面図(カバー体が保持位置)、図6はコネクタ本体の上面図及び側面図、図7はコネクタ本体の斜視図、図8はクランプ部材の斜視図、図9は図8のクランプ部材に収納されているクランプ部の斜視図及び分解側面図、図10はカバー体の斜視図、図11は案内板の上面図及び側面図及び正面図、図12は引留め部材の斜視図及び模式的上面図、図13は介挿ユニットの斜視図及び正面図、図14は光コネクタの組立図である。
図1及び図2における符号1は、本発明に係る光コネクタを示している。この光コネクタ1は、主に接続現場において組み立てられる光コネクタである。なお、図1及び図2に記載される光コネクタ1は、カバー体40の位置が互いに異なるだけである。この光コネクタ1は、図3の断面図に示すように、フェルール2によって内装固定された内部光ファイバGの後端に、挿入光ファイバ(内部光ファイバGとは別の光ファイバ)Fの先端を突き当てて互いの光ファイバG,Fを接続してなる光コネクタ1である。なお、図3〜図5の各断面図にあっては、内部光ファイバG及び挿入光ファイバFが見え易いように、クランプ部31の図示が省略されている。また、この内部光ファイバGの後端に挿入光ファイバFの先端が突き合わされた突合せ点は、符号Pによって示している。
この光コネクタ1は、特に図示しないが、他の光コネクタ(雌型の光コネクタ)に差し込んで光接続する雄型の光コネクタとなっている。なお、この光コネクタ1を他の光コネクタに差し込んだ場合には、この光コネクタ1の先端側に配置されるフェルール2の接合端面2Aと、他の光コネクタに設けられたフェルールの接合端面とが互いに突き合わされて光接続されるものとなっている。
この光コネクタ1においては、内蔵されるフェルール2の接合端面2Aが配置される側の先端側を符号Tで示し、このフェルール2が配置される側とは反対側の後端側を符号Sで示している。また、以下の各部の説明においても、特に符号を付さないが、「先(端側)」とは光コネクタ1のうちフェルールの接合端面側の方向側となる符号Tの方向であること、「後(端側)」は光コネクタ1のうち先端側とは反対側の方向側となる符号Sの方向であることを、統一して用いている。さらに、この光コネクタ1に挿入される挿入光ファイバFの挿入方向は符号Tで示す方向となっており、その軸線は符号Hで示している。
この光コネクタ1に挿入される挿入光ファイバFについては、裸光ファイバF1の外周に樹脂被覆が設けられた光ファイバ心線F2に、その外周にさらに外皮被覆が設けられた光ファイバケーブルF4(インドアケーブル、ドロップケーブル等)によって構成されるものとなっているが、以下において用いる挿入光ファイバFの語義としては、これら、裸光ファイバF1、光ファイバ心線F2、光ファイバ素線F3、光ファイバケーブルF4の全てを含めて用いている。
この光コネクタ1は、図1及び図2等に示すように、大まかには、フェルール2を内蔵するコネクタ本体10(図3等参照)と、このコネクタ本体10に対して接近可能に構成され且つ挿入光ファイバFを把持する引留め部材60(図12等参照)とを具備して構成される。まず、コネクタ本体10について説明すると、コネクタ本体10は、主として図7の斜視図に示すように、外ハウジング11と、この外ハウジング11内において、挿入光ファイバFの挿入方向(先端側Tの方向)の僅かに移動可能に内蔵される内ハウジング20とを具備して構成される。
この外ハウジング11は、図3〜図5の各断面図、図6(a)の上面図、図6(b)の側面図にも示すように、ハウジング本体12と、このハウジング本体12の後端側から幅外方向にハウジング本体12と一体に設けられる操作部13とから構成されている。このハウジング本体12は、内ハウジング20を内蔵可能に略筒状に構成されている。操作部13は、後端側Sのハウジング本体12に連結され取手部14と、この取手部14から先端側Tに延びて設けられるラッチ部15とから構成される。取手部14の外面には、手で掴み易いように縦溝が切られている。ラッチ部15は、図示略された他の光コネクタ(雌型の光コネクタ)に設けられる凹部に嵌め込められる箇所であって、通常のラッチと同様に、揺動可能に構成された折り返し爪部16が設けられている。また、ハウジング本体12においては、上面において、介挿ユニット70に設けられた介挿部材75が侵入可能とされた貫通穴17が、挿入光ファイバの挿入方向の軸線上に延びた位置に2箇所設けられている。
このように構成された外ハウジング11に内蔵される内ハウジング20は、図3〜図5の各断面図に示すように、プラグフレーム21とクランプ部材30とが一体となることによって構成されている。プラグフレーム21は、図示するように、一般に用いられるプラグフレームと同様に構成されるものであって、先端側と後端側とが連通されるように構成されており、内部には、固定して設けられたフェルール2が備えられている。また、このプラグフレームの21の後端側においては、プラグフレーム側係合凹部22が設けられている。このプラグフレーム側係合凹部22に、クランプ部材30の先端側(詳しく言えばクランプ部31の先端側)に設けられたクランプ部材側係合突部32が係合することによって、プラグフレーム21とクランプ部材30とは一体となって構成されている。つまり、内ハウジング20を構成する。なお、後においても詳述するが、クランプ部材30内蔵されるクランプ部31が、弾性的に支持されたものとなっているので、このプラグフレーム21にあっても、弾性的に先端側及び後端側に向かって揺れ動くことができるようになっている。
このプラグフレーム21内に固定して内蔵されるフェルール2は、内部において、先端側及び後端側に連通される微細孔23が設けられている。この微細孔23は、上述した挿入光ファイバFの軸線Hと同軸上に配置されるように構成されている。また、フェルール2の先端面が、他の光コネクタにフェルールと接合する接合端面2Aとして形成されており、コネクタ本体10の先端側において露出されている。また、フェルール2の後端部は、クランプ部材30の筒状部33の開口部33aから挿入されるように、このクランプ部材30の筒状部33に嵌め込まれている。そして、フェルール2の後端面は、この筒状部33内において弾性的に支持されるクランプ部31の先端面と当接している。このフェルール2は、ジルコニアなどのセラミックスや、ガラスなどの硬質の材料から構成されている。また、フェルール2の外周の中間部と、上述したプラグフレーム21の内部箇所とは、互いに押圧するように接しており、これによって、フェルール2はプラグフレーム21内に固定された状態で内蔵される。
次に、このように構成されたプラグフレーム21と係合して一体となるクランプ部材30について説明する。このクランプ部材30は、図8(a)及び図8(b)に示すように、先端側に向けて略円筒状に延びる筒状部33と、この筒状部33の後端に連結され内部が連通された案内筐体34とを具備して構成されている。また、この筒状部33の内部において、内部光ファイバGの後端と挿入光ファイバFの先端とが突き合わされる箇所となるクランプ部31が収納されている。
筒状部33は、上述したように、内部が空洞で構成されていると共に、その先端側の外周面の周方向には、外方に突出するクランプ部材側係合突部32が設けられている。また、この筒状部33においては、外周面(図の上側)において、介挿ユニット70に設けられた介挿部材75が侵入可能とされた貫通穴33bが、挿入光ファイバの挿入方向の軸線上に延びた位置に2箇所設けられている。
この筒状部33の後端と連結される案内筐体34は、内部が挿入光ファイバの挿入方向の軸線上に連通され、筒状部33の内部と連通されている。また、この案内筐体34の後端側に設けられた開口部34aは、後端側に向かって径が拡大される擂鉢状に形成されている。このように開口部34aが擂鉢状となっていることによって、挿入光ファイバFは、このクランプ部材30の内部に挿入されるに際して、挿入方向の軸線となるように好ましく案内される。また、この案内筐体34の幅方向の外壁には、円柱型の回動軸部35が、幅外方向に突出して設けられている。この回動軸部35は、カバー体40に設けられた回動穴42に嵌め込まれる箇所となっており、この回動軸部35に嵌め込まれた回動穴42を有するカバー体40は、この回動軸部35の軸線を回動軸にして回動可能となるように構成されている。また、この案内筐体34の下部においては、挿入光ファイバFの挿入方向に沿った挿入穴39が設けられている。この挿入穴39には、案内板50に設けられた鍬状部54,54及び案内板部51が挿入される。
また、上述した筒状部33には、クランプ部31が収納される。すなわち、クランプ部31は、図9(a)及び図9(b)に示すように、半割りの素子36,37が、断面C字型の略筒状に構成されたC型バネ38によってクランプされて弾性的に支持されている。この半割りの素子36,37には、図示のように、適宜の内溝36a,36aが設けられている。具体的には、一方の半割りの素子36の合わせ面36bには、挿入光ファイバFの挿入方向の軸線に沿って延びる大径の内溝36aが片側のみに設けられている。また、他方の半割りの素子37の合わせ面37bには、挿入光ファイバFの挿入方向の軸線に沿って延びる大径の内溝37a1と小径の内溝37a2とが設けられている。なお、この内溝36a,37aに、内部光ファイバGと、挿入光ファイバFとが挿入される。詳しく述べれば、小径の内溝37a2には裸光ファイバとされた内部光ファイバGと挿入光ファイバFとが挿入され、大径の内溝36a,37a1には光ファイバ心線F2とされた挿入光ファイバが挿入される。この小径と大径との径の長さの差は、光ファイバを被覆する樹脂の厚みによって適宜調節されている。
このように構成されたクランプ部31にあっては、そのC型バネ38の隙間部38aと、半割りの素子36,37が合わされて形成される割れ目38bとに、介挿ユニット70の介挿部材75が介挿される。このように、半割りの素子36,37の割れ目38bに、介挿ユニット70の介挿部材75が介挿された場合には、このクランプされた素子36,37の割れ目38bは、拡大されたものとなる。これによって、上述した小径の内溝37a2には、挿入光ファイバFの裸光ファイバF1が挿入可能となり、また、上述した大径の内溝36a,37a1には、挿入光ファイバFの光ファイバ心線F2が挿入可能となる。なお、内部光ファイバGは、上述した小径の内溝37a2に、はじめから挿入されている。
なお、この筒状部33の内部においては、特に図示しないが、クランプ部31と案内筐体34との間に、適宜の隙間が設けられており、この適宜の隙間に適宜の付勢スプリングが介装されている。この付勢スプリングは、一端が案内筐体34の内壁面に当接し、他端がクランプ部31の後端に当接するようになっている。つまり、図示されていない付勢スプリングによって、このクランプ部31は、挿入光ファイバFの挿入方向に向かって付勢され、その先端は、フェルール2の後端と好適に当接する。また、フェルール2及びクランプ部31の全体としても、先端側に向かって好ましく付勢される。これによって、例えば、この光コネクタ1を他の光コネクタに接続するに際しては、フェルール2が、先端側や後端側に適当に移動して、適切な緩衝機能を発揮することができる。
次に、上述したクランプ部材30の案内筐体34に設けられた回動軸部35に軸支されて回動するカバー体40について説明する。カバー体40は、図10に示すように、断面コ字状に形成されている。このカバー体40には、引留め部材60を保持している状態の先端側(T方向)に先端側開口部41aが設けられると共に、後端側(S方向)に後端側開口部41bが設けられている。さらに、その下側にあっても、開口して構成されている。言い換えれば、このカバー体40は、上壁部40aと、この上壁部40aに連結され互いに対向して平行に配置される側壁部40b,40bとを有して構成されている。これによって、このカバー体40には引留め部材60を嵌め込むことができ、さらに、この引留め部材60に引き留められる挿入光ファイバFを、この先端側に向けて配置することができる。
また、このカバー体40の側壁部40b,40bのうち、先端側開口部41aの近傍においては、幅方向に貫通した回動穴42,42が設けられている。この回動穴42,42には、上述したクランプ部材30の案内筐体34に設けられた回動軸部35が嵌め込まれる。これによって、このカバー体40は、この回動軸部35の軸線を回動軸にして、回動可能になっている。さらに、このカバー体40の側壁部40b,40bのうち、中間部においては、幅方向に貫通した係止長穴46,46(本発明における嵌合窓部に相当)が設けられている。この係止長穴46,46は、この先端側(T方向)と後端側(S方向)とに延びた長方形状で貫設されてなるものであって、引留め部材60に設けられた係止突出部65(本発明における突起部に相当)が嵌め込まれる箇所となっている。なお、このカバー体40に設けられた係止長穴46,46は、この引留め部材60に設けられる係止突出部65が遊びを有した状態で嵌め込まれる大きさで構成されている。
また、このカバー体40の側壁部40b,40bの内面側(以下、内側面という。)には、案内突出部43(本発明における当接凸部に相当)が設けられている。なお、図10においては、片側のみだけの図示となっている。この案内突出部43は、具体的には、回動穴42と係止長穴46との間において、カバー体40の軸線I方向と直交する方向に延びた略直方体形状が、カバー体40の内方に向かって突出して設けられている。また、この案内突出部43には、引留め部材60の先端側側壁部が当接して案内する案内面44が形成されている。この案内面44は、具体的には、その中間部からその下側の先端部に向かうにしたがって、挿入光ファイバの挿入方向(T方向)に傾斜して形成されている当接開始面44aと、その中間部からその上側の基端部に亘って挿入光ファイバの挿入方向(T方向)に直交するように形成されている当接保持面44bとが具備されている。また、このカバー体40の後端においては、内方に突出して設けられた後退規制凸部45が設けられている。
次に、上述したクランプ部材30の下部に取り付けられ、引留め部材60をコネクタ本体10に接近離反させる際に、この引留め部材60を下側から案内する案内板50について説明する。この案内板50は、図11に示すように、大まかに、挿入光ファイバFの挿入方向に延びてなる案内板部51と、この案内板部51の後端に連結されると共に同軸上に延在される取手板部52とから構成される。案内板部51は、引留め部材60に設けられた案内挿入穴68に挿入される箇所であり、取手板部52との境目とされる後端部において、上方に突出する当接突部53が設けられている。この当接突部53は、後端側壁面67に当接する箇所となっている。また、案内板部51には、先端の幅方向の両脇から突出する鍬状部54,54が設けられている。この鍬状部54,54は、先端が幅方向に拡大された鍬状に形成されている。この案内板部51と鍬状部54,54とは、上述したクランプ部材30の下部に設けられた挿入穴39に挿入される。これによって、案内板50は、挿入光ファイバFの挿入方向に向かって案内されるように前後移動可能に支持される。また、案内板部51は、鍬状部54,54によって、挿入穴39からの抜けが規制されている。案内板部51の後端に連結される取手板部52は、手で摘む箇所となっている。作業者は、この取手板部52を手で摘んで、この案内板50をクランプ部材30に接近離反させるように前後移動させることができる。
次に、挿入光ファイバFを把持する引留め部材60について説明する。この引留め部材60は、図12(a)に示すように、断面コ字状に上方が開口されて形成される引留め部材本体61と、この引留め部材本体61の幅方向の上縁部に薄肉(ヒンジ部62c)でヒンジ結合される蓋部62とを具備して構成される。また、引留め部材本体61は、底壁部61aと、この底壁部61aに連結されて互いに対向して平行に配置される側壁部61b,61bとを有して構成される。つまり、この引留め部材60は、その先端側及び後端側において開口されたものとなっている。これによって、挿入光ファイバFを、先端側に向けて延ばすように配置できる。なお、これらの側壁部61b,61bは、引留め部材60の先端側壁面66及び後端側壁面67を構成する。
また、この引留め部材本体61の側壁部61b,61bの内部を構成する凹溝61cの側面(以下、内側面という。)のうち、中間部から後端にかけては、挿入光ファイバFの挿入方向に対して直交する凹凸に形成された凹凸把持部63が設けられている。なお、図12においては、片側のみだけの図示となっている。この凹凸把持部63は、挿入光ファイバF(光ファイバケーブルF4)の外皮に食い込んで、挿入光ファイバFを把持する箇所となっている。そして、蓋部62は、この凹凸把持部63を覆うように設けられている。つまり、蓋部62は、この凹凸把持部63と同様に、中間部から後端にかけた長さに設定され、引留め部材本体61の幅方向の上縁部にヒンジ結合されている。なお、そのヒンジ結合される箇所とは反対の箇所においては、この引留め部材本体61に設けられた係止凹部62aと係止する係止突部62bが設けられている。また、この引留め部材本体61の側壁部61b,61bの内側面のうち、中間部から先端にかけての内側面は、滑らかなに形成されている。
また、引留め部材本体61の側壁部61b,61bの外面側(以下、外側面という。)のうち、底部側においては、挿入光ファイバFの挿入方向に延びて幅外方向に突出する係止突出部65が設けられている。この係止突出部65は、上述したカバー体40に設けられた係止長穴46に遊びを有した状態で嵌め込まれる箇所となっており、上面が外方向に下るように傾斜して形成されている。これによって、この係止突出部65を係止長穴46に嵌め込む際には、滑らかに嵌め易くなる。また、この引留め部材本体61の底壁部61aには、底壁部61の厚み内を貫通するように、挿入光ファイバFの挿入方向に延びて形成された案内挿入穴68が設けられている。この案内挿入穴68は、上述したように、案内板50の案内板部51が挿入される。
また、この引留め部材本体61の各部は、次のような長さ配分で設計されている。すなわち、図12(b)の模式的上面図に示すように、この引留め部材本体61の光ファイバFの挿入方向(T方向)に延びる全長D1(例えば、11.9mm)にあっては、従来のものに比して長く設計されている。また、この引留め部材本体61の内部とされる凹溝61c内に設けられる凹凸把持部63は、後端側壁面67と一致する後端部から距離D2(例えば、1.7mm)離れた位置から、先端側壁面66と一致する先端部から距離D4(例えば、6.9mm)離れた位置まで及んで、この凹溝61c内に設けられている。つまり、この凹凸把持部63は、長さD3(例えば、3.3mm)で、この凹溝61c内に設けられている。
この引留め部材本体61は、従来の長さに比して長いD1で設計されているので、手で持ち易く、ユーザにとって取り扱い易いものとなっている。また、この凹溝61c内のうち、凹凸把持部63の後端は、この引留め部材本体61の後端部から距離D2離れた位置からとなっているので、挿入光ファイバFが把持されている箇所の後端から後端側壁面67までにかけては、適宜のクリアランスが自発的に形成される。これによって、挿入光ファイバFが曲げられたとしても、このクリアランスによって曲げを阻害せず、さらに緩やかな曲げとすることができる。このように挿入光ファイバFの曲げが緩やかになると、この曲げによって生じることとなる光損失を少なくすることができて有利である。なお、光ファイバ心線F2が位置される距離D4にあっては、長く設計した場合には、手で持ち易くなってユーザにとって取り扱い易くなるが、嵩張り等の問題を考慮し、距離D1が確保される長さD4が選択されている。
また、この引留め部材60は、引留め部材本体61と蓋部62とを一体に成形してなるものであるが、引留め部材本体と蓋部とが別体になっている構成も採用可能である。
次に、介挿ユニット70について説明する。この介挿ユニット70は、図13(a)及び図13(b)に示すように、リング状に形成された押出リング部71と、この押出リング部71の上壁部72から内方に突出するように設けられる介挿部材75とを具備して構成される。この押出リング部71は、図13(b)に示すように、上下方向に屈伸可能に構成されている。つまり、この押出リング部71の上壁部72を下壁部73に向かって押圧すると、側壁部74は幅方向に広がって、上壁部72は下壁部73互に接近するようになっている。これによって、この上壁部72に設けられた介挿部材75は、図13(b)における下方に突き出すように移動する。また逆に、側壁部74,74同士を互いに接近させるように互いを押圧した場合には、介挿部材75は引き抜かれるように移動する。
つまり、ハウジング本体12に設けられた貫通穴17、及びクランプ部材30に設けられた貫通穴33bから侵入させておいた介挿部材75は、C型バネ38の弾性に抗して、半割りの素子36,37の割れ目38bを拡大させるようにしており、この状態の場合に、挿入光ファイバFを、この半割りの素子36,37の割れ目38bに挿入させることができる。そして、側壁部74,74同士を互いに接近させるように互いを押圧した場合には、この半割りの素子36,37の割れ目38bから介挿部材75を抜き取ることができる。なお、符号76は、コネクタ本体10に取り付けるための取付支持部である。また、接続作業前の取付支持部76には、図6(b)の側面図に示すように、適宜のストッパ79が取り付けられている。
次に、挿入光ファイバFを挿入して上述した光コネクタ1を組み立てる手順を、図14を参照しながら説明する。
まず、挿入光ファイバFは、図14(a)に示すように、適宜の樹脂皮膜を除去して裸光ファイバF1を露出させる。そして、この挿入光ファイバFを、上述したように、凹凸把持部63に把持させ蓋部62を閉めて、引留め部材60に引き留めさせる。この際の裸光ファイバF1及び光ファイバ心線F2の長さは、クランプ部31内において挿入光ファイバF(裸光ファイバF1)の先端が、内部光ファイバGの後端に突き合わされた場合に0.5mm撓むような長さで設定するのが好ましい。目で撓みを確認するにあたって、視認のし易さが確保されるからである。なお、この場合において、光コネクタ1のカバー体40は、待機位置の状態となっている。つまり、挿入光ファイバFの挿入方向の軸線Hと、カバー体40の中心軸線Iとは、異なった(ずれた)ものとなっている。
次に、図14(b)に示すように、挿入光ファイバFを把持した引留め部材60を、案内板50に取り付ける。具体的には、案内板50の案内板部51を、引留め部材60の案内挿入穴68に挿入し、さらに、その案内板部51をクランプ部材30の挿入穴39に挿入して取り付ける。そして、引留め部材60は、案内板50によって案内されながら、コネクタ本体10に接近させていく。そうすると、図14(c)に示すように、引留め部材60がコネクタ本体10に接近させていくと共に、引留め部材60によって把持された挿入光ファイバFも、クランプ部材30の案内筐体34内に入り込んでいき、やがて、挿入光ファイバF(裸光ファイバF1)は、クランプ部31の素子36,37における小径の内溝37a2に入り込んでいく。この場合においては、クランプされた素子36,37の割れ目38bは、介挿部材75によって拡大されている。
そうすると、図14(c)に示すように、クランプ部31内において、挿入光ファイバF(裸光ファイバF1)の先端は内部光ファイバGの後端に突き合わされる。さらに、挿入光ファイバFが挿入されていくと、この挿入光ファイバF(裸光ファイバF1)自身に撓み(符号E)が生じはじめる。この撓み(符号E)を目で確認することによって、作業者は、クランプ部31内に挿入された挿入光ファイバF(裸光ファイバF1)の先端が、内部光ファイバGの後端に突き合わされたことを確認することができる。なお、図中の符号Kは、ファイバ突き合わせ時の引留め部材60とコネクタ本体10との距離を示している。
このように、作業者は、クランプ部31内において挿入光ファイバF(裸光ファイバF1)の先端が、内部光ファイバGの後端に突き合わされたことを確認できた場合には、次いで、図14(d)に示すように、待機位置とされていたカバー体40を、保持位置となるように回動させていく。このカバー体40を回動させた場合、このカバー体40に設けられた案内突出部43の当接開始面44aが、引留め部材60の先端側壁面66に当接し始める。そして、この案内突出部43の当接開始面44aは、このカバー体40の回動と共に、引留め部材60の先端側壁面66に当接しながら、引留め部材60を後端側に押して移動させていく。この際、当接開始面44aは、その中間部からその下側の先端部に向かうにしたがって、挿入光ファイバの挿入方向(T方向)に傾斜して形成されているので、その当接開始面44aは、引留め部材60を滑らかに押し始めることとなる。
そして、さらにカバー体40を保持位置に向けて回動させていくと、さらに案内突出部43の当接開始面44aは、このカバー体40の回動と共に、引留め部材60の先端側壁面66に当接する。そして、引留め部材60の先端側壁面66に当接して、引留め部材60を押圧する。これによって、引留め部材60は、後端側に押されて移動していく。そしていずれは、図15(e)に示すように、このカバー体40に設けられた係止長穴46,46には、この引留め部材60に設けられる係止突出部65が嵌め込まれる。このようにして、このカバー体40は、保持位置に位置される。つまり、挿入光ファイバFの挿入方向の軸線Hと、カバー体40の軸線Iは重なっている位置となっている。なお、引留め部材60に設けられる係止突出部65は、係止長穴46,46に、遊びを有した状態で嵌め込まれる。
このカバー体40が保持状態となった場合には、引留め部材60の先端側壁面66には、案内突出部43当接保持面44bが当接している。つまり、挿入光ファイバFの挿入方向(T方向)に直交するように形成された、案内突出部43当接保持面44bは、好ましく引留め部材60の先端側への移動を規制する。このカバー体40が保持状態となった場合には、介挿部材75をクランプされた素子36,37から抜くように、介挿ユニット70を操作する。これによって、内部光ファイバGと、挿入光ファイバF(裸光ファイバF1)とは、互いの端部が突き合わされた状態で、素子36,37に挟み込まれてクランプされる。なお、図中の符号Lは、保持状態時の引留め部材60とコネクタ本体10との距離を示している。
以上説明したように、引留め部材60は、滑らかに後端側に押して移動されたものとなるので、符号L(保持状態時の引留め部材60とコネクタ本体10との距離)は、符号K(待機状態時の引留め部材60とコネクタ本体10との距離)よりも長くなる。これによって、保持状態の撓みEは、待機状態の撓みEに比べて、小さくすることができる。具体的には、この図示の例においては、符号Lは、符号Kよりも0.2mmだけ長くなっている。すなわち、撓みEが、0.5mmから0.3mmに、小さくなっている。なお、ここで、撓み量が小さくなり過ぎた場合、内部光ファイバGの後端と挿入光ファイバF(裸光ファイバF1)の先端とは、その突き合わせ力が不足したものとなって、伝送される光に損失が生じてしまう場合がある。
つまり、上述したように光コネクタ1を構成した場合には、内部光ファイバGの後端と挿入光ファイバF(裸光ファイバF1)の先端とを突き合わせるにあたっては、目で確認し易い撓み量とされる0.5mmを確保することができ、さらに、内部光ファイバGの後端と挿入光ファイバF(裸光ファイバF1)の先端とを突き合わせた場合の撓み量としては、伝送における損失が少なくなる0.3mmを確保することができる。これによって、撓みが大きいことによって生じていた伝送される光の損失の不具合を解消し、内部光ファイバGと挿入光ファイバFとを好適に接続した、光を好ましく伝送する光コネクタが得られる。なお、このように撓みを軽減した場合には、光コネクタ1を他の光コネクタに接続する際に生じる押圧力を受けたときに、特に利益がある。
また、後退規制凸部45が、引留め部材60の後退を規制しているので、この引留め部材60のカバー体40からの抜けを好ましく規制している。また、カバー体40の係止長穴46,46に、引留め部材60の係止突出部65が遊びを有した状態で嵌め込まれるので、弾性的な揺動において、フレキシブルに対応することができる。また、ラッチ部15が設けられていることによって、この光コネクタ1を他の光コネクタに接続した場合に、取り外しし易くなる。また、介挿部材75を引き抜くことで、一瞬にして、内部光ファイバGと、挿入光ファイバFとを突き合わせた状態で固定することができる。
また、引留め部材60にあっては、その材料として、上述したような、曲げ強度が60MPa以上、曲げ弾性率が1770MPa以上、破断点伸度が170%以上の特性値を有する材料が選択されているので、脆性的になりがちな低温環境においても、その組立時等において、この薄肉で形成されていたヒンジ部62cは破損し難いものとなる。またさらに、挿入光ファイバFが引張られても、挿入光ファイバFは、この引張り力に対しても好ましく抗して、これまで変わらず、この引留め部材60に好ましく把持される。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、要旨を逸脱しない範囲内において、各種適宜変更をすることができる。例えば、上述の実施の形態において、円筒状に構成されたフェルールを内蔵する光コネクタであったが、本発明はこれに限定されず、略直方体状等で構成されたフェルールを内蔵する光コネクタであっても、何ら問題のないものとされる。また、クランプ部の構成にあっては、光ファイバを調心して端面同士の突き合わせ接続をクランプ保持する構成のものであれば、構造や形状は特に限定されるものではない。例えば、素子の基体に対向する蓋体の個数は1個でも複数個でもよい。
また、本発明は、光ファイバ穴がフェルールに複数形成され、それぞれの光ファイバ穴に内部接続用光ファイバが内装された光コネクタにおいても採用することができる。このように光コネクタを構成した場合には、クランプ部に設けられる位置決め溝などの調心機構は、少なくとも、内部光ファイバの本数分を設ければ、該光コネクタによってコネクタ成端される光ファイバのそれぞれを、調心機構によって接続用光ファイバと光接続させることができる。このような光コネクタとしては、例えば、フェルールがJIS C 5981等に規定のMT形光コネクタフェルール(MT:Mechanically Transferable)のように構成されるものが挙げられる。
本発明に係る光コネクタの全体斜視図(カバー体が待機位置)である。 本発明に係る光コネクタの全体斜視図(カバー体が保持位置)である。 図1の光コネクタの水平方向断面図である。 図1の光コネクタの鉛直方向断面図(カバー体が待機位置)である。 図1の光コネクタの鉛直方向断面図(カバー体が保持位置)である。 コネクタ本体の上面図及び側面図である。 コネクタ本体の斜視図である。 クランプ部材の斜視図である。 図8のクランプ部材に収納されているクランプ部の斜視図及び分解側面図である。 カバー体の斜視図である。 案内板の上面図及び側面図及び正面図である。 引留め部材の斜視図及び模式的上面図である。 介挿ユニットの斜視図及び正面図である。 光コネクタの組立図である。
符号の説明
1…光コネクタ、2…フェルール、2A…接合端面、10…コネクタ本体、15…ラッチ部、30…クランプ部材、35,36…素子、40…カバー体、43…当接凸部、46…嵌合窓部、60…引留め部材、65…突起部、66…先端側壁面、67…後端側壁面、75…介挿部材、F…挿入光ファイバ、G…内部光ファイバ、H…挿入光ファイバの挿入方向の軸線、I…カバー体の軸線、T…先端側、S…後端側

Claims (5)

  1. 先端側(T)に接合端面(2A)が配置されたフェルール(2)によって内装固定されると共に前記フェルールの後端側(S)から一部突出する内部光ファイバ(G)を内蔵するコネクタ本体(10)と、前記内部光ファイバの後端に先端を突き当てて光接続される挿入光ファイバ(F)を把持し且つ前記コネクタ本体に対して接近した場合に前記挿入光ファイバの先端を前記内部光ファイバの後端に突き当て可能に構成された引留め部材(60)とを備えた光コネクタであって、
    前記コネクタ本体には、軸線(I)が前記挿入光ファイバの挿入方向の軸線(H)と異なって前記引留め部材を前記コネクタ本体に対して接近可能とする待機位置と、前記軸線が前記挿入光ファイバの挿入方向の前記軸線と重なって前記引留め部材を覆うように前記引留め部材を嵌め込んで保持する保持位置との間を回動可能に軸支されるカバー体(40)が設けられ、
    前記引留め部材側の外面と対向する前記カバー体の内面には、前記引留め部材の先端側壁面(66)に当接する当接凸部(43)が突出して設けられ、
    前記カバー体が前記待機位置から前記保持位置までの間を回動する際において、前記当接凸部が、前記引留め部材を後退方向に押しながら移動させるように、前記引留め部材の前記先端側壁面に当接するように構成され、
    前記当接凸部の、前記引留め部材の前記先端側壁面と当接する当接面(44)が、中間部から先端部に向かうにしたがって、前記挿入光ファイバの挿入方向に傾斜して形成されていることを特徴とする光コネクタ。
  2. 前記カバー体の後端部には、前記カバー体が前記保持位置に位置している場合に、前記引留め部材の後端側壁面(67)に当接して前記引留め部材の後退方向への移動を規制する後退規制凸部(45)が突出して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。
  3. 前記引留め部材には、幅方向に突出する突起部(65)が設けられ、
    前記カバー体には、前記カバー体が前記保持位置に位置している場合に、前記引留め部材の前記突起部が遊びを有して嵌め込み可能となっている嵌合窓部(46)が、幅方向に貫設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光コネクタ。
  4. 前記コネクタ本体には、先端側に向かって突出するラッチ部(15)が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のうち何れか一項に記載の光コネクタ。
  5. 前記コネクタ本体には、クランプされた半割れの素子(35,36)を収納するクランプ部材(30)が内蔵されると共に、そのクランプされた素子の割れ目に介挿される介挿部材(75)が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のうち何れか一項に記載の光コネクタ。
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