JP4557206B2 - 差動増幅器及びビット線センスアンプ - Google Patents

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Description

この発明は、半導体メモリのデータを検知し増幅して出力するビット線センスアンプに関し、特に、スイッチング制御信号によって制御される作動形態可変の増幅回路を用いてセンスアンプの増幅器形態を順次変形させて、センスアンプのオフセット(offset)電圧を補償することが可能なビット線センスアンプに関する。また、この発明は、当該センスアンプに好適な、オフセット電圧補償用の差動増幅器に関する。
一般に、ビット線センスアンプは、メモリマトリクスのビット線(データ線)に載せられたデータを検知し増幅してデータバスに出力し、データバスセンスアンプはビット線センスアンプによってデータバスに出力されたデータをさらに検知し増幅してデータ出力バッファに出力する。ビット線センスアンプは、クロスカップルドラッチ型増幅器を主に使用する。
以下、図1の回路図を参照しながら、従来の一般的なビット線センスアンプの動作を説明する。
まず、ビット線プリチャージ信号BLPに応じてトランジスタQ1〜Q3がターンオンされてビット線Bit及び/Bit(符号の先頭に付された「/」は、その信号が「反転」極性であることを表す。「/」のない方は、「非反転」側である。)がプリチャージ電圧(例えば、VBLP)にプリチャージされる。それにより、選択されたメモリセルが連結された非反転ビット線Bitと反転ビット線/Bitが等化される(同電位になる)。
次いで、ロウデコーダが外部から入力されたロウアドレスを分析してそのロウアドレスに該当するワード線を選択し、その選択されたワード線に連結されたセルトランジスタがターンオンされてセルキャパシタンスとビット線キャパシタンスとの間に電荷の分配が生じることにより、選択されたメモリセルの連結されている方の非反転ビット線Bitと選択されたメモリセルの連結されていない方の反転ビット線/Bitとの間に電位差が発生する。そこで、センスアンプ制御信号RTO及び/Sがイネーブルされると、すなわちセンスアンプの制御信号RTOがハイレベルになり、センスアンプ制御信号/Sがローレベルになると、ビット線センスアンプが動作し、選択されたメモリセルの連結された非反転ビット線Bitと反転ビット線/Bit間の電位差を検知して増幅する(僅かな電位差を基に大きな電位差に拡大する)。
例えば、選択されたメモリセルに記憶されたデータがローレベルのデータであると仮定すると、選択されたセルの連結されている方のビット線Bitの電位はプリチャージ電圧より低くなり、選択されたセルの連結されていない方のビット線/Bitの電位はプリチャージ電圧を保っているため、2本のビット線Bitと/Bitとの間に電位差ができることになる。その電位差によって、クロスカップルドラッチ型増幅器であるビット線センスアンプのトランジスタQ5及びQ6がターンオンされる一方、トランジスタQ4及びQ7がターンオフされるので、選択されたメモリセルが連結されているビット線Bitは、センスアンプの制御信号/Sによってローレベルになる。これに対し、反転ビット線/Bitは、センスアンプ制御信号RTOによってハイレベルになる。
次に、カラムデコーダ(column decoder)によってカラムアドレスが分析されて、そのカラムアドレスに該当するカラム制御信号がハイレベルにイネーブルされると、ビット線センスアンプによってビット線に載せられた増幅データがデータバスに伝送される。
しかしながら、このような従来の半導体メモリ装置のセンスアンプは、低電圧で動作すると、ビット線とセンスアンプの間のオフセット電圧(ずれ電圧)によって、ビット線に載せられたデータを検知する際、安定的な動作を行うことができなくなる。よって、ビット線に載せられたデータを十分増幅するためには、相当な時間がかかるという問題点がある。なぜなら、ビット線センスアンプが低電圧で動作すると、メモリセルに記憶された電荷量が減少し、電荷分配の際に、選択されたメモリセルの連結された非反転ビット線と反転ビット線との間の電位差が小さくなるためである。
したがって、選択されたメモリセルの連結された非反転ビット線と連結されていない反転ビット線との間の小さい電位差をビット線センスアンプが検知する場合、オフセット電圧と同程度なので、センスアンプの動作が遅くなり(電荷分配が検知レベルまで完成するのに時間が掛かるため)、もしその電位差がオフセット電圧より小さければ、データを間違って検知して、データ誤りが発生するという問題点があった。
図2は、そのような問題点を解消するための従来のビット線センスアンプの回路構成であって、図3の動作タイミング波形図を参照しながら、その動作を説明する。
図3において、T0区間は、センスアンプを駆動するための準備段階であって、半導体メモリ装置が読出し又は書込み動作を行う前に、プリチャージ制御信号BLPがハイレベルにイネーブルされて、トランジスタNM4及びNM5がターンオンされる。したがって、ビット線BL及び/BLがともにプリチャージ電圧VBLPにプリチャージされる。
また、ビット線BLと/BL間の電位差を無くすために、等化制御信号EQがハイレベルにイネーブルされて、トランジスタNM1がターンオンされるので、ビット線BLと/BLが相互に連結されて等化される(等電位にされる)。この際に、センスアンプ制御信号/Sも同一の方法によってプリチャージ電圧VBLPにプリチャージされる。
T1〜T4区間は、センスアンプ40がイネーブルされている区間であって、各区間において、センスアンプ40は、スイッチング制御信号CONA、CONB、CONCによって制御されることにより、T1区間では負帰還差動増幅器の形態に、T2区間ではノーマル差動増幅器の形態に、T3区間では正帰還差動増幅器の形態に、T4区間ではクロスカップルドラッチ型増幅器の形態に順次変形される。
T1区間に入ると、プリチャージ制御信号BLPがローレベルにディスエーブルされ、センスアンプ制御信号/Sがローレベルにイネーブルされることにより、センスアンプ40が動作することになる(この状態は、以降T2〜T4区間においても、継続する)。この際、スイッチング制御信号CONA、CONBがローレベルにあるので、PMOSトランジスタPM3がターンオンされて、PMOSトランジスタPM1のゲートがドレインに共通連結されるので、センスアンプ40は差動増幅器を形成する。また、この場合、スイッチング制御信号CONCがハイレベルになってNMOSトランジスタNM13がターンオンされるので、センスアンプ40の反転入力端子としての反転ビット線/BLと、出力端子としてのPMOSトランジスタPM2及びNMOSトランジスタNM9の共通連結されたドレインとが連結されるので、負帰還(negative feedback)差動増幅器を形成する。したがって、反転ビット線/BLの電位が、センスアンプ40のオフセット電圧を補償する電圧に調整される。
次に、T2区間では、スイッチング制御信号CONCがローレベルに転じてNMOSトランジスタNM13がターンオフされ、他の全てのスイッチング制御信号CONA、CONBはローレベルを保っているので、センスアンプ40は、ノーマル差動増幅器(normal differential amplifier)を形成する。この際に、ワードラインWL(図1参照)がイネーブルされ、選択されたメモリセルに記憶されたデータがビット線BLに載せられと、ビット線BLに載せられたデータは、ノーマル差動増幅器によって検知され増幅される。そのうえ、T1区間で差動増幅器のオフセット電圧を補償したため、ビット線BLに小さい信号電圧が印加されても、差動増幅器によって素速く読み取られ、増幅される。
次に、T3区間では、スイッチング制御信号CONBがハイレベルに転じてNMOSトランジスタNM11がターンオンされ、センスアンプ40の非反転入力端子としてのビット線BLと、出力端子としてのPMOSトランジスタPM2及びNMOSトランジスタNM9の共通連結されたドレインとが連結され、他のスイッチング制御信号CONA、CONCはローレベルを保っているので、センスアンプ40は、正帰還(positive feedback)差動増幅器を形成する。したがって、ビット線BLに載せられたデータは、正帰還差動増幅器の作用によって強さの大きい信号に変換される。
次に、T4区間では、スイッチング制御信号CONAがハイレベルに転じてPMOSトランジスタPM3がターンオフされ、NMOSトランジスタNM10、NM12がターンオンされ、スイッチング制御信号CONBがハイレベルにあってNMOSトランジスタNM11がオンになっており、スイッチング制御信号CONCがローレベルを維持してNMOSトランジスタNM13がターンオフ状態を保つため、センスアンプ40は、クロスカップルド(cross coupled)ラッチを形成する。したがって、前の段階で増幅されたデータを素速くラッチする。この際、カラム選択信号YIがハイレベルにイネーブルされてラッチされたデータは、非反転データバスDB及び反転データバス/DBを介して出力される。
前記の過程中、T1区間で起こるオフセット電圧補償のメカニズムを詳述する。すなわち、図2のビット線センスアンプは、T1区間では一時的に図4aに示すような差動増幅器の形態に変更される。この際、差動増幅器の入出力端子を一定の時間短絡させることにより、オフセット電圧が補償される。このような差動増幅器の動作を、図4a及び図4bを参照して詳細に説明する。
差動増幅器の出力と反転入力端子(−)を瞬間的に短絡させると、差動増幅器はネガティブフィードバック差動増幅器になり、入力オフセット電圧を相殺する方向に動作する。差動増幅器の電圧利得が十分大きい場合、短絡させてから一定の時間経った後の入力端子間の差動電圧は、差動増幅器の入力オフセット電圧に等しくなって、オフセット補償が行われて、センスアンプとしての検知感度が大幅に改善される。
ところが、集積度の向上のために素子の縮小設計が進むにつれて、MOSFETの出力抵抗値が減少し、差動増幅器の電圧利得が段々と小さくなってくる。差動増幅器の電圧利得Aが十分に大きくない場合は、ビット線としてのセンスアンプのオフセット補償効果は、差動入力増幅器のプリチャージレベルVin(通常1/2×VDD)とオフセットのない差動増幅器の出力電圧レベルVo との差によって相当影響される。
ビット線センスアンプのオフセット補償後の残留オフセット値Voffeは、次の式[数1]で表わされる。
Figure 0004557206
図5は、差動増幅器の電圧利得と差動増幅器の出力電圧レベルによる残留オフセットの関係を示すものである。図5から、電圧利得が十分大きくない場合、出力電圧レベルと入力電圧レベルとの差によって、残留オフセットが相当大きいことが分かる。例えば、電圧利得が10、入力電圧と出力電圧レベルとの差が200mV、元の入力オフセット電圧が50mVの場合、残留オフセット値は約23mVであって、元のオフセットの約45%程度が補償されずに残る。
残留オフセット電圧の問題を示す別の例として、図6は、いろいろの動作電圧及びアレイ構成におけるビット線読出し信号成分を示すグラフである。
ビット線読出し信号は、有効読出し信号A、残留オフセット電圧B及びチャージノイズCからなっている。図6から分かるように、設計条件による残留オフセット電圧は、約10〜20mV程度であって、元のオフセット電圧値である40mVがビット線信号の約25〜50%をも占めている。したがって、残留オフセット電圧を減らして、オフセット補償効果を極大化するためには、差動増幅器の出力電圧レベルを差動入力のプリチャージレベルと一致するように設計しなければならない。
ところが、差動増幅器の出力電圧レベルは、入力NMOSトランジスタとPMOSトランジスタのしきい値電圧変動、チャネル長さ及び幅などの幾何学的寸法の変動によって影響を受けて設計値との差異が生じる。このような工程のばらつきに起因した出力電圧レベルの変化により、従来のビット線センスアンプの残留オフセット値は、相当影響される。
そのような差動増幅器の出力電圧の変動を、図7及び図8を参照して説明する。差動増幅器は、電流ミラー形態を有するPMOSトランジスタP1及びP2とNMOSトランジスタN1、N2及びN3で構成される。PMOSトランジスタP1及びP2は、能動抵抗であり、NMOSトランジスタN3は、電流源である。理想的な差動増幅器の場合、入力端子IN及び/INに同一の電圧が印加されると、NMOSトランジスタN1を介して流れる電流とNMOSトランジスタN2を介して流れる電流とが、等しくなる。
図8のグラフにおいて、曲線C1は設計値によるPMOSトランジスタの電流駆動能力を示し、曲線C2はPMOSトランジスタの実際の電流駆動能力を示す。グラフに示すように、PMOSトランジスタの電流駆動能力は、工程上のばらつきなどにより設計値より低下する。これにより、出力電圧レベルが変動する。すなわち、出力電圧は、設計値によればVO2値を持たなければならないが、電流駆動能力の変化により、それより低下したVO1値を有することになる。
特開2002−25271
この発明の目的は、電流駆動能力の変化に影響されることなく、出力電圧のレベルを一定に維持させることが可能な差動増幅器を提供することにある。
この発明の他の目的は、電流駆動能力の変化に影響されることなく、出力電圧のレベルを一定に維持させることが可能な差動増幅器をビット線センスアンプに採用して、ビット線センスアンプのオフセット電圧を補償することにある。
上記目的を達成するために、この発明に係る差動増幅器は、電圧源と第1及び第2出力端との間にそれぞれ接続された第1及び第2負荷と、前記第1出力端と第1ノードとの間に接続され、第1入力信号に応じてターンオンされる第1トランジスタと、前記第2出力端と前記第1ノードとの間に接続され、第2入力信号に応じてターンオンされる第2トランジスタと、前記第1ノードと第2ノードとの間に接続され、前記第1又は第2出力端の一方の電位に応じて抵抗値が変化するMOSFET抵抗と、前記第2ノードに接続された共通電流源とを備えてなるものである。
この発明の第1の形態としてのビット線センスアンプは、半導体メモリのビット線対に載せられたデータを検知するためのセンスアンプを構成する、負帰還差動増幅器、ノーマル差動増幅器、正帰還差動増幅器及びクロスカップルドラッチの形態に順次変形させることのできる増幅回路と、前記増幅回路を負帰還差動増幅器、ノーマル差動増幅器、正帰還差動増幅器及びクロスカップルドラッチの形態に順次変形させるためのスイッチング手段と、前記増幅回路と共通電流源との間に接続され、前記増幅回路の各形態の出力電位に応じて抵抗が変化し、又は他の電源によって一定の電圧を維持するトランジスタとを備えてなるものである。
この発明の第2の形態としてのビット線センスアンプは、半導体メモリのビット線対に載せられたデータを検知するためのセンスアンプを構成する、制御信号に応じて負帰還差動増幅器、ノーマル差動増幅器、クロスカップルドラッチの形態に順次変形させることのできる増幅回路と、前記増幅回路を負帰還差動増幅器、ノーマル差動増幅器、クロスカップルドラッチの形態に順次変形させるための制御信号発生手段と、検知されたデータを前記ビット線対と前記半導体メモリの選択されたセルに書き換えるためのリストア手段と、前記増幅回路と共通電流源との間に接続され、前記増幅回路の各形態の出力電位に応じて抵抗が変化し、又は他の電源によって一定の抵抗を維持するトランジスタとを備えてなるものである。
従来のオフセット補償したビット線センスアンプには、検知段階以前にオフセット除去段階が必要である。その際のセンスアンプの構造は、差動増幅器の形態をなしており、オフセット除去のためには、入出力端子を一時的に短絡させる。ところが、オフセット補償動作後の残留オフセット値は、差動増幅器の電圧利得、差動増幅器のバランスド(balanced)出力電圧レベルと入力信号の電圧レベルとの差による影響を受ける。すなわち、差動増幅器の電圧利得が十分大きくない場合は、残留オフセット値がオフセット補償以前の約50%までであった。
それに対して、この発明では、差動増幅器の共通ソースにMOSFET抵抗を挿入し、負帰還方式によってバイアスの安定化を図ることにより、工程のばらつきによる差動増幅器のバランスド出力レベルの変動を抑制し、その結果残留オフセット値を大きく減らすことができる。このような動作によって得られたセルのデータは、低電圧DRAM動作において一層重要な要素になることができる。
以下、添付図面を参照しながら、この発明の好適な実施例を詳細に説明する。
図9は、この発明による差動増幅器の基本構成である。この発明による差動増幅器は、負荷をなすPMOSトランジスタM3、M4及び増幅素子をなすNMOSトランジスタM1、M2からなるカレントミラー(current mirror)回路、NMOSトランジスタM5からなる電流源、並びにカレントミラーと電流源との間に挿入されたNMOSトランジスタM6からなるMOSFET抵抗(帰還用負荷)で構成されている。
PMOSトランジスタM3及びM4は、靜的(static)な電圧源として作用するので、NMOSトランジスタM1及びM2の特性が同一の場合、トランジスタM3及びM1を介して流れる電流とトランジスタM4及びM2を介して流れる電流とは、論理的には同一である。NMOSトランジスタM6のゲート電極は、差動増幅器の一つの出力端aに接続されている。この図の場合、他方の出力端を差動増幅器の出力OUTとしている。また、差動増幅器の両入力/IN及びINは、それぞれトランジスタM1及びM2のゲートである。
MOSFET抵抗M6が挿入されていない従来の差動増幅器において、工程のばらつきのため、出力電圧V0にΔV0だけのレベル変動が生じたと仮定する。これは、工程のばらつきのない設計どおりの差動増幅器の出力端aにgm3*ΔV0だけの電流が供給される状況であると考えることができる(ここに、gm3は、M3の相互コンダクタンス)。もし、前記の電流がこの発明による差動増幅器に流入された場合、出力電圧V0の変動は、MOSFET抵抗M6によるネガティブフィードバック作用によって大幅に減少するが、出力端aの電圧変動値は、次の数式で表わすことができる。すなわち、出力端aにキルヒホッフ(Kirchhoff)の法則の電流式を適用すると、次の式[数2]及び[数3]の関係が成り立つ。
Figure 0004557206
Figure 0004557206
したがって、NMOSFET(M6)の相互コンダクタンスgm値(=gm6)をPMOSFET(M3)の相互コンダクタンスgm値(=gm3)より大きくして工程のばらつきによる出力電圧レベルの変動ΔVofを小さくすることができる。
図10は、図9のような差動増幅器を採用したこの発明の第1の形態に係るビット線センスアンプの詳細回路図である。
図11の動作タイミング波形図を参照しながら、図10の回路構成と動作を詳細に説明する。この発明に係るビット線センスアンプは、プリチャージ制御信号BLPに応じてビット線対(Bit及び/Bit)を一定の電圧VBLPに等化及びプリチャージさせる等化及びプリチャージ制御部10、及びビット線対Bit、/Bitに載せられたデータを検知し増幅するセンスアンプ部40を含む。
等化及びプリチャージ制御部10は、ビット線対Bit、/Bitの間に連結されたNMOSトランジスタ3、及びビット線対Bit、/Bitの間に直列接続されたNMOSトランジスタ1及び2を含む。NMOSトランジスタ1、2及び3は、プリチャージ制御信号BLPに応じてターンオンされ、NMOSトランジスタ1及び2の接続点にはビット線プリチャージ電圧VBLPが供給されている。センスアンプ部40は、PMOSトランジスタ4、5、6、22及びNMOSトランジスタ7、8、9、10、21、23を含む。
PMOSトランジスタ4は、内部電圧源VDDとノードK1との間に連結されるが、そのゲートはノードK3に連結される。PMOSトランジスタ5は、内部電圧源VDDとノードK2との間に連結されるが、そのゲートはノードK1に連結される。
NMOSトランジスタ9は、非反転ビット線BitとノードK2との間に連結され、そのゲートは制御信号Conbprzの入力を受ける。NMOSトランジスタ10は、反転ビット線/BitとノードK1との間に連結され、そのゲートは制御信号Condprzの入力を受ける。
ノードK1とノードK3との間にPMOSトランジスタ6が接続され、ノードK3とノードK2との間にNMOSトランジスタ7が接続される。PMOSトランジスタ6とNMOSトランジスタ7のゲートは、制御信号Conazの入力を受ける。
ノードK1とノードK4との間にNMOSトランジスタ11が接続され、そのゲートは非反転ビット線Bitに連結される。ノードK2とノードK4との間にNMOSトランジスタ12が接続され、そのゲートは反転ビット線/Bitに連結される。
ノードK3とノードK5との間にPMOSトランジスタ22が接続され、ノードK5と電圧源、例えばVBLP電圧源との間にNMOSトランジスタ23が接続される。PMOSトランジスタ22及びNMOSトランジスタ23のゲートは、制御信号Conazの入力を受ける。ノードK4とセンスアンプ制御信号Sxの入力端子との間にNMOSトランジスタ21が接続され、そのゲートはノードK5に接続される。ノードK2と反転ビット線/Bitとの間にNMOSトランジスタ8が接続され、そのゲートは制御信号Conczの入力を受ける。
ここで、PMOSトランジスタ4、5及びNMOSトランジスタ11、12は、センスアンプ40の基本構成素子であり、制御信号(Conaz、Conbprz、Concz、Condprz)によって制御されるPMOSトランジスタ6及びNMOSトランジスタ7、8、9、10は、センスアンプ40の増幅方式を負帰還差動増幅器形態、ノーマル差動増幅器形態、正帰還差動増幅器形態及びクロスカップルドラッチ型増幅器形態に順次変形させるスイッチング素子である。特に、NMOSトランジスタ8は、オフセット補償動作のために差動増幅器の入力と出力を瞬間的に短絡させるスイッチング素子である。また、NMOSトランジスタ21、23及びPMOSトランジスタ22は、差動増幅器のバイアス安定度と差動増幅利得を増加させる素子として使用される。特に、NMOSトランジスタ21は、NMOSFET抵抗素子として線形領域で動作する。PMOSトランジスタ22とNMOSトランジスタ23は、NMOSトランジスタ21をオフセット補償動作時には差動増幅器の出力に連結してバイアスの安定化を図り、オフセット補償動作が終わった後には一定の電圧VBLPに連結するためのスイッチング素子である。
上述した構造を有するセンスアンプの動作を、図11を参照しながら説明する。図11のT0区間は、センスアンプを駆動するための準備段階であって、半導体メモリ装置が読出し又は書込み動作を行う前に、プリチャージ制御信号BLPがハイレベルにイネーブルされて、NMOSトランジスタ1、2及び3がターンオンされる。したがって、両ビット線Bit、/Bitが等化され、プリチャージ電圧VBLPにプリチャージされる。この際、センスアンプ制御信号/Sxも同一の方法によってプリチャージ電圧VBLPにプリチャージされる。
T1〜T4区間は、センスアンプ40がイネーブルされている区間であって、各区間において、センスアンプ40は、スイッチング制御信号Conaz、Conbprz、Concz、Condprzによって、T1区間がオフセット除去(offset cancellation)区間である負帰還差動増幅器形態、T2区間がデータ検知区間であるノーマル差動増幅器形態、T3区間がロッキング区間である正帰還差動増幅器形態、T4区間がラッチング(latching)及びリストアリング(restoring)区間であるクロスカップルドラッチ型増幅器形態に順次変形される。T5区間は、T1区間と同様の、次のサイクルのビット線プリチャージ区間である。
<1.負帰還差動増幅(T1区間)>
T1区間では、プリチャージ制御信号BLPがローレベルにディスエーブルされ、センスアンプ制御信号/Sxがローレベルにイネーブルされてセンスアンプ40が動作する。この際に、スイッチング制御信号Conaz、Conbprzがローレベルにあるので、PMOSトランジスタ6及び22がターンオンされる。PMOSトランジスタ22がターンオンされるにつれて、NMOSトランジスタ21のゲートはノードK1に連結される。したがって、PMOSトランジスタ4、5及びNMOSトランジスタ11、12、21からなる差動増幅器が形成される。前述したように、NMOSトランジスタ21は、MOSFET抵抗素子として動作するもので、差動増幅器の第一出力端であるノードK1に連結される。
また、スイッチング制御信号Conczがハイレベルなので、NMOSトランジスタ8がターンオンされる。したがって、差動増幅器の第二出力端であるノードK2は、反転ビット線/Bitに連結され、すなわち、差動増幅器の反転入力端子であるNMOSトランジスタ12のゲートに連結される。したがって、この場合、差動増幅器は、負帰還(negative feedback)差動増幅器として動作する。これにより、反転ビット線/Bitの電位がセンスアンプ40のオフセット電圧を補償する電圧に調整される。
一方、工程のばらつきなどに起因した差動増幅器の出力電圧のばらつきは、NMOSトランジスタの負帰還作用によって大幅に減少し、オフセット補償後の残留オフセットが大いに減少する。
<2.ノーマル差動増幅(T2区間)>
T2区間では、スイッチング制御信号ConczがローレベルになってNMOSトランジスタ8がターンオフされ、他の全てのスイッチング制御信号Conaz、Conbprz、Condprzは、ローレベルを維持するので、センスアンプ40は、PMOSトランジスタ4、5及びNMOSトランジスタ11、12、21からなるノーマル差動増幅器(normal differential amplifier)の形態を形成する。この際、差動増幅器はオフセット電圧が補償された状態なので、差動増幅器の感度が大幅に向上し、小さい信号も素速く読み取る(検知する)ことができる。
<3.正帰還差動増幅(T3区間)>
T3区間では、スイッチング制御信号ConbprzがハイレベルになってNMOSトランジスタ9がターンオンされ、センスアンプ40の非反転入力端子としてのビット線Bitと非反転出力側のノードK2が連結され、他のスイッチング制御信号Conaz、Concz、Condprzはローレベルを維持し、センスアンプ40は、PMOSトランジスタ4、5及びNMOSトランジスタ11、12、21からなる正帰還(positive feedback)差動増幅器の形態を形成する。したがって、ビット線Bitに載せられたデータは、正帰還差動増幅器の作用によって強さの大きい信号に変換される。
<4.クロースカップルドラッチ型増幅(T4区間)>
T4区間では、スイッチング制御信号ConazがハイレベルになってPMOSトランジスタ6がターンオフされる一方、NMOSトランジスタ7及び23がターンオンされる。NMOSトランジスタ23がターンオンされるにつれて、NMOSトランジスタ21のゲートにはビット線プリチャージ電圧VBLPが供給される。スイッチング制御信号Conbprz及びCondprzがハイレベルになってNMOSトランジスタ9及び10がターンオンされ、スイッチング制御信号Conczはローレベルを維持してNMOSトランジスタ8をターンオフ状態に維持させるため、センスアンプ40は、クロスカップルドラッチの形態を形成する。したがって、以前の段階で増幅されたデータを素速くラッチする。
図12は、この発明の第2の形態に係るビット線センスアンプの詳細回路図である。図12は、図10とほぼ同一の方式を取っている。ただし、検知されたセル情報をラッチするNMOSトランジスタ15、16が、セルデータを読み取るNMOSトランジスタ7、8から分離されており、図10の構成よりは、多少複雑な構成を有する。トランジスタ1〜19は、図1と類似のビット線センスアンプを構成する素子であり、制御信号CMP、EQL、WL、RST、LTC、Sx、CSLは、ビット線センスアンプを構成する素子の制御に使用される。
各構成素子をより詳細に考察すると、NMOSトランジスタ1、2及び3は、ビット線対Bit、/BitをVBLPに等化及びプリチャージする素子である。PMOSトランジスタ13、14及びNMOSトランジスタ15、16は、ビット線センスアンプの基本クロスカップルドラッチを構成する素子である。NMOSトランジスタ7及び8は、ビット線データを直接読み取る素子である。NMOSトランジスタ21は、差動増幅器の共通電流供給源である。NMOSトランジスタ11及びPMOSトランジスタ12は、ビット線センスアンプを、初期には差動増幅器、その後にはクロスカップルドラッチの形態に切り換えるためのスイッチ素子である。NMOSトランジスタ5及び6は、ラッチされたデータをビット線とセル4にリストア(restore)するためのスイッチ素子である。NMOSトランジスタ10及び19は、それぞれオフセット補償段階で差動増幅器の入出力端子を短絡させ、差動増幅器の一入力端子に基準電圧を印加するためのスイッチ素子である。
図13を参照しながら、図12の動作を説明する。図13のT0区間は、センスアンプを駆動するための準備段階であって、半導体メモリ装置が読出し又は書込み動作を行う前に、等化制御信号EQLがハイレベルにイネーブルされてNMOSトランジスタ1、2及び3がターンオンされる。したがって、両ビット線Bitと/Bitが等化されて、プリチャージ電圧VBLPにプリチャージされる。この際、センスアンプ制御信号/Sxも同一の方法によってプリチャージ電圧VBLPにプリチャージされる。
図13のT1〜T4区間は、センスアンプ50がイネーブルされている区間である。各区間で、センスアンプ50は、スイッチング制御信号によって、T1区間にはオフセット除去(offset cancellation)区間である負帰還差動増幅器に、T2区間には読取り区間であるノーマル差動増幅器に、T3区間にはラッチング区間であるラッチ回路に、T4区間にはリストアリング区間である書込み回路に、それぞれ変形される。T5区間は、T0区間と同様の次の動作サイクルのビット線プリチャージ区間である。
<1.負帰還差動増幅(T1区間)>
T1区間において、等化制御信号EQZがロー状態になってセンスアンプ50がイネーブル状態になる。制御信号CMPがハイ状態になってNMOSトランジスタ19がターンオンされてビット線Bitに基準電圧VBLPが印加される。制御信号LTCがロー状態なので、PMOSトランジスタ12及び23がターンオン状態になってPMOSトランジスタ13、14及びNMOSトランジスタ7、8、21からなる差動増幅器が形成される。NMOSトランジスタ21は、MOSFET抵抗素子として動作するが、そのゲートはPMOSトランジスタ23及び12を介して差動増幅器の第1出力側であるノードK1と連結される。
また、制御信号CMPがハイレベルなので、NMOSトランジスタ10がターンオンされる。したがって、差動増幅器の第2出力側のノードK2が差動増幅器の反転入力端子であるNMOSトランジスタ7のゲートに連結される。したがって、差動増幅器は、負帰還差動増幅器として動作する。したがって、反転ビット線/BLの電位がセンスアンプ50のオフセット電圧を補償する電圧に調整される。
一方、工程のばらつきなどに起因した差動増幅器の出力電圧のばらつきは。NMOSトランジスタN21の負帰還作用によって大幅に減少し、オフセット補償後の残留オフセットは大きく減少する。
<2.ノーマル差動増幅(T2区間)>
T2区間では、制御信号CMPがローレベルになってNMOSトランジスタ10がターンオフされて差動増幅器の反転入力と第1出力側とが分離されてノーマル差動増幅器(normal differential amplifier)が形成される。制御信号WLがハイ状態にイネーブルされてセル4の情報が反転ビット線/Bitに載せられる。反転ビット線/Bitに載せられたデータは、オフセット補償が行われたノーマル差動増幅器型のセンスアンプ50によって読み取られ(検知され)増幅される。
<3.ラッチ(T3区間)>
T3区間では、制御信号LTCがハイレベルになってNMOSトランジスタ11がターンオンされ、PMOSトランジスタ13、14及びNMOSトランジスタ15、16からなるラッチが形成される。したがって、センスアンプ50は、クロスカップルドラッチの形態を有する。
<4.リストアリング(restoring)(T4区間)>
T4区間では、制御信号RSTがハイレベルになってNMOSトランジスタ5及び6がターンオンされる。したがって、増幅されたセルデータをさらにビット線とセルに書き換え(rewrite)する。
この発明は、実施例を中心として説明されたが、当分野で通常の知識を有する者であれば、このような実施例を用いて様々な形の変形及び変更が可能である。したがって、この発明は、これらの実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって限定される。
従来技術によるビット線センスアンプの一例の回路図である。 図1の回路の特性を改善した従来のビット線センスアンプの回路図である。 図2の回路の動作を説明するための動作タイミング波形図である。 図2の回路の動作を説明するための差動増幅器を示す回路図である。 図2の回路の動作を説明するための差動増幅器の作用を説明する回路図である。 差動増幅器の電圧利得と出力電圧レベルによるビット線残留オフセット値を説明するためのグラフである。 読出しの際にビット線に載せられる信号の成分を説明するためのグラフである。 従来の差動増幅器の回路図である。 図7のPMOSトランジスタの電流駆動能力の変化による出力電圧の変化を説明するためのグラフである。 この発明による差動増幅器の回路図である。 この発明の第1の形態に係るビット線センスアンプの詳細回路図である。 図10の回路の動作を説明するための動作タイミング波形図である。 この発明の第2の形態に係るビット線センスアンプの詳細回路図である。 図12の回路の動作を説明するための動作タイミング波形図である。
符号の説明
VDD … 電圧源
K1、a … 第1出力端
K2 … 第2出力端
4、M3 … 第1負荷
5、M4 … 第2負荷
K4 … 第1ノード
11、M1 … 第1トランジスタ
12、M2 … 第2トランジスタ
21、M6 … MOSFET抵抗

Claims (2)

  1. 半導体メモリのビット線対に載せられたデータを検知するためのセンスアンプを構成する、負帰還差動増幅器、ノーマル差動増幅器、正帰還差動増幅器及びクロスカップルドラッチの形態に順次変形させることのできる増幅回路と、
    前記増幅回路を負帰還差動増幅器、ノーマル差動増幅器、正帰還差動増幅器及びクロスカップルドラッチの形態に順次変形させるためのスイッチング手段と、
    前記増幅回路と共通電流源との間に接続され、前記増幅回路の各形態の出力電位に応じて抵抗が変化し、又は他の電源によって一定の抵抗を維持するトランジスタと
    を備えてなり、
    前記トランジスタは、NMOSトランジスタであり、前記センスアンプが前記いずれかの差動増幅器として動作するときには、その差動増幅器の出力電位に応じて抵抗が変化し、前記センスアンプが前記クロスカップルドラッチとして動作するときには、一定の抵抗を維持する
    ことを特徴とするビット線センスアンプ。
  2. 半導体メモリのビット線対に載せられたデータを検知するためのセンスアンプを構成する、制御信号に応じて負帰還差動増幅器、ノーマル差動増幅器、クロスカップルドラッチの形態に順次変形させることのできる増幅回路と、
    前記増幅回路を負帰還差動増幅器、ノーマル差動増幅器、クロスカップルドラッチの形態に順次変形させるための制御信号発生手段と、
    検知されたデータを前記ビット線対と前記半導体メモリの選択されたセルに書き換えるためのリストア手段と、
    前記増幅回路と共通電流源との間に接続され、前記増幅回路の各形態の出力電位に応じて抵抗が変化し、又は他の電源によって一定の抵抗を維持するトランジスタと
    を備えてなり、
    前記トランジスタは、NMOSトランジスタであり、前記センスアンプが前記いずれかの差動増幅器として動作するときには、その差動増幅器の出力電位に応じて抵抗が変化し、前記センスアンプが前記クロスカップルドラッチとして動作するときには、一定の抵抗を維持する
    ことを特徴とするビット線センスアンプ。
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